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JP5422044B2 - 医療用ハンドピース - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1のプレアンブルに基づくクランプ(拘束)手段を備えた医療用の、特に、歯科医療用のハンドピースに関する。
このようなクランプ手段を備えたハンドピースは、例えば、米国特許出願US 2009/0220911 A1より既知である。該クランプ手段は、工具を二つの異なる取付深さで支持できるように構成されており、工具の該クランプ手段(即ち、ハンドピース)から突出している部分の長さを可変としている。そのため該クランプ手段は、互いから距離を置いて縦軸方向に配置された独立した部位を有している:即ち、クランプ手段の上部末端に配置され、工具に回転トルクを伝達し、工具をクランプ手段に支持し、中心を出す縦長の部分、並びに、クランプ手段内において、工具を軸方向に固定するためのスプリング・クリップにより形成された半径方向に弾性を有する部分を有している。
該クランプ手段の欠点は、特に、工具が、クランプ手段から、より突出している位置にある場合に、トルク伝達用のシャフトの非常に短い部分のみが、固定されているため、工具が、十分に支持・芯だし(センタリング)されていない(例えば、US 2009/0220911 A1の図11参照)ことである。即ち、特に高回転の場合、工具がスムーズに回転しない、或いは、振動する恐れがある。
米国特許出願US 2009/0220911 A1
よって、本発明の課題は、工具を二箇所の異なる差込深さにおいて装着でき、且、該工具が、特により突出した位置において、クランプ手段に十分に支持され、センタリングされることを可能にできるよう構成されたクランプ手段を備えた医療用、特に歯科医療用のハンドピースを提供することである。
上記課題を解決するために以下を包含する医療用、特に歯科医療用ハンドピースが提案される:治療用工具を取り付けるための駆動可能な中空シャフトを備えた工具保持/脱着手段、ただし、該中空シャフトは、中軸に沿っており、工具取付開口部を有している;第一支持ユニット、並びに、該第一支持ユニットから独立し、該第一支持ユニットに対して中軸方向に間隔を置いて配置される第二支持ユニット、ただし、双方の支持ユニットは、該中空シャフトに装着された治療用工具を軸方向に固定し、回転トルクを該治療用工具へ伝達する;更に、双方の支持ユニットは、少なくともそれぞれ、形状エレメント、および、この穿孔の内側を少なくともひとつの形状エレメントがつきぬけて中空シャフトの内部に突き出すよう支持できる中空シャフトの外壁を貫通する穿孔、更に、該形状エレメントと相互作用し該中空シャフトに対して相対的に可動、且、該中空シャフトを取り巻くロック・スリーブ、並びに、該ロック・スリーブと相互作用する該ロック・スリーブを動かす、或いは、スライドさせるための操作エレメントを有している。
ハンドピースのこのような構成、特に、双方の独立し間隔を置いて配置される、形状エレメントと中空シャフト内の穿孔を備えた支持ユニットによって、中空シャフトを、その全長において、治療工具の支持およびセンタリングに用いることができる。
双方の独立し間隔を置いて配置される支持ユニットは、基本的には、同様に構成されている。
ハンドピースと言う用語には、直線的な、或いは、ピストル状のハンドピース、歯科医療の業界では、頻繁にエルボー・ピースとも呼ばれる湾曲したハンドピース、或いは、ハンドグリップ、特に、例えば、脱着自在なグリップ部分と接続可能なハンドピースのヘッド部分も包含される。更にハンドピースと言う用語には、特に交換自在、乃至、充電可能なエネルギー源を装備しているワイヤレス・ハンドピースだけでなく、電源供給ケーブルおよびそれに接続されている制御ユニット、操作ユニットおよび/あるいは供給ユニットを含むハンドピースも包含される。
治療用工具の支持および芯だしを更に改善するために、好ましい実施形態では、中空シャフトは、中空シリンダー状の、好ましくは一体構成の、内径が基本的にその全長において一定なシャフトとして実施されている。
工具保持/脱着手段の操作を非常に快適かつ容易にするため、他の実施例では、ロック・スリーブは、その内部に、第一支持ユニットに属する第一凹部と第二支持ユニットに属する第二凹部を有しており、少なくとも第一支持ユニットの形状エレメントが、該第一凹部に、少なくとも第二支持ユニットの形状エレメントが、該第二凹部にそれぞれサポートされるように構成されている。
ある好ましい実施形態では、該第一凹部は、工具装着開口部に近い側に位置するショルダーと、工具装着開口部から遠い側に位置するショルダーを、そして、該第二凹部は、工具装着開口部に近い側に位置するショルダーと、工具装着開口部から遠い側に位置するショルダーを有しているが、工具装着開口部に近い側に位置する双方の凹部のショルダーの間隔は、第一支持ユニットの形状エレメントの中点と第二支持ユニットの形状エレメントの中点との間隔よりも長い。この対策により、治療用工具が、中空シャフトに取り付けられている、あるいは、いない、また、該治療用工具が、どの程度の深さに差し込まれているかに影響されることなく、形状エレメントが、常に十分に、それが帰属する中空シャフトの穿孔内、あるいは付近に固定されることを確実にできる。
他の好ましい実施例によれば、第一凹部は、工具装着開口部から第二凹部よりもより遠い位置に配置されており、第一凹部の(中空シャフトに差し込まれる)直径は、第二凹部の直径よりも小さく実施されている。この対策により、第一凹部の該少なくともひとつの形状エレメントが、第二凹部の該少なくともひとつの形状エレメントよりも更に中空シャフト内に突き出すため、第一凹部の該少なくともひとつの形状エレメントは、治療用工具が中空シャフトに完全に差し込まれている場合、該治療用工具の軸方向のストッパーとしても機能する。
更なる好ましい実施例によれば、中央軸に対して双方の凹部の軸方向の高さが異なっているが、工具装着開口部からより離れた場所に配置されている第一凹部の軸方向の高さが、工具装着開口部により近い場所に配置されている第二凹部の軸方向の高さよりも低く設定されていることが好ましい。
他の実施例では、該中空シャフトとロック・スリーブは、その操作エレメント側の末端に開口部を有し、ロック・スリーブと操作エレメントのコンタクトを形成できる支持スリーブに、囲まれている。尚、ロック・スリーブの延長部は、支持スリーブの開口部に突き出している。また、ロック・スリーブの延長部が、操作エレメント側に球状の末端を有し、操作エレメントに対して、略「点」となるコンタクトが形成されることが特に好ましい。この略点状のコンタクトにより、操作エレメントへの熱の伝達やそれに伴う、操作エレメントが肌と接触した際の、火傷の危険性を有意に抑えることができる。
ある実施例では、支持スリーブに、中空シャフトを駆動回転させるための駆動エレメントが設けられる。該駆動エレメントは、例えば、歯車、ピニオン、圧搾空気で駆動できるタービン、或いは、偏心伝動装置として実施されることができる。
ある実施例では、ロック・スリーブには、中空シャフト外側に設けられているショルダー、又は、支持スリーブの内側に設けられているショルダーに支えられるスプリング・エレメントによって予め圧力がかけられており、非常に場所を節約できる工具保持/脱着手段の構成が達成できる。
更なる実施例では、支持ユニットの少なくともひとつの形状エレメントは球状に形成されている、或いは、中空シャフトの中軸側に球状の末端を有している。該少なくともひとつの形状エレメントは、例えば、球、半球、楕円体、或いは、球状の末端を有するシリンダーとして実施できる。
中空シャフト内での均一で確実な工具の弾力による支持を得るため、ある実施例では、支持ユニットごとに複数の形状エレメントが設けられ、中空シャフトの周りに、特に好ましくは均一に配置される。尚、第一支持ユニットと第二支持ユニットは、それぞれ、三つ乃至六つの形状エレメントを有していることが好ましい。各々の三つの形状エレメントは、トルクが小さい圧搾ガスで駆動されるハンドピースで好ましく用いられる。大きなトルクを伝えるように設計されていることの多いメカニカルなハンドピースでは、この理由からも、治療用工具が中空シャフトにより強く固定されることが有利であるため、支持ユニットにつき三つ以上の形状エレメント、特に好ましくは六つの形状エレメントが設けられる。
ある実施例によれば、該ハンドピースは、選択的に、第一支持ユニットの、或いは、第二支持ユニットの少なくとも一つの形状エレメントの一方とのみ接触する唯一の接続エレメントが設けられた、処置部分とシャフト部分からなる治療用工具を有するが、該接続エレメントは、最も処置部分から遠い位置のシャフト部分の末端に設けられている。これにより、好ましいことに、本発明に係る工具保持/脱着手段でも、従来の他のクランプ手段、特に、ラジアル方向にクランプをかけ、治療用工具を抑えるクランプ・ブレースを有する力によって支持するタイプのクランプ手段においても該治療用工具を使用できるようになる。尚、該治療用工具は、取外し自在にハンドピースに接続可能である。
接続エレメントから処置部分の方向に伸びる、シャフト部分の中空シャフトに取り付けられる部分が、一定の外径を有していることは、治療用工具の支持と芯出しがより改善されることから特に好ましい。
以下本発明を、好ましい実施形態と図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、工具用の第一および第二支持ユニットを装備した工具保持/脱着手段を有するメカニカルに駆動される医療用ハンドピースの第一例を示している。 図2は、工具用の第一および第二支持ユニットを装備した工具保持/脱着手段を有する流体によって駆動される医療用ハンドピースの第二例を示している。 図3A〜3Cは、図1の工具保持/脱着手段および、異なる深さに取り付けられた治療用工具を示している。図3Dは、治療用工具が取り付けられていない図1の工具保持/脱着手段を示している。
図1と図2は、駆動方法の異なる二通りの医療用、特に歯科医療用のハンドピース1, 1‘を示している:該ハンドピース1は、メカニカルに駆動されるハンドピースとして実施されており、その治療用工具4を取り付けるための中空シャフト3は、メカニカルの駆動系を介して、駆動運動、好ましくは回転運動されることができる。該メカニカルな駆動系は、少なくとも一本の、一端に、歯車、或いは、ピニオン25として形成され、中空シャフト3と接続されている駆動エレメント24と噛み合う歯車30を有する、少なくとも一本の駆動軸29を包含している。該駆動軸29は、直接的、或いは、間接的に、駆動軸29、歯車30および駆動エレメント24を介して中空シャフト3へ伝達できる駆動運動を発生させるモーターによる駆動源と接続されている、或いは、接続可能である。
該ハンドピース1‘は、流体、特に、圧搾ガスによって駆動可能なハンドピースとして実施されており、その治療用工具4を取り付けるための中空シャフト3は、タービン26として形成されている駆動エレメント24と接続されている。該タービン26には、流体が作用し、これが中空シャフト3とともに作動する。
当然のことながら、駆動エレメント24は、他の構成、例えば、偏心伝動装置の一部、或いは、振動を伝達するシャフト、或いは、ノコギリの様な前後動を伝達する駆動エレメントとして実施されていてもよい。
以下、双方のハンドピース1, 1‘、並びに、双方のハンドピース1, 1‘において基本的に同一な部品について説明する:
ハンドピース1, 1‘は、所謂、エルボー・ピースとして構成されており、その外部スリーブ33は、グリップ部分31とヘッド部分32を有している。該外部スリーブ33は、一体構造、或いは、複合体として構成されることができる。ヘッド部分32内、或いは、その付近には、工具保持/脱着手段2、駆動エレメント24、並びに、液体、或いは、液体・圧搾空気・混合物を放出するための手段34が備え付けられている。
工具保持/脱着手段2は、ヘッド部分32を中軸5に沿って貫通している中空シャフト3を包含している。中軸5は、グリップ部31に対して横向き、特にグリップ部31に対して略直角に伸びている。中空シャフト3が、ハンドピース1, 1‘内に回転自在に支持されている場合、該中軸5が、中空シャフト3の回転軸でもあることが好ましい。中軸3には、ドリル、ノコギリ、或いは、ヤスリなど治療用工具4が、取外し可能に取り付けられる。中空シャフト3は、中空シリンダー状の一体構造のシャフト3‘として構成されており、その内径は、基本的に、その全長において一定である。また、中空シャフト3は、その末端に、外側スリーブ33の開口部の部分で終了する、或いは、それに差し込まれる工具装着開口部6を有している。この双方の開口部を通し、治療用工具4を中空シャフト3、即ち、ハンドピース1, 1‘のヘッド部分32に取外し可能に挿入、そして、ここから再び引き抜くことが可能である。
中空シャフト3には、支持スリーブ16が、例えば、カシメる、及び/或いは、溶接する、及び/或いは、接着して回転しないように接続されている。支持スリーブ16には、一つの、或いは、複数のベアリング、例えば、ころがり軸受、好ましくは、二つのボール・ベアリング35, 36が装着されており、支持スリーブ16と支持スリーブ16に直接、乃至、間接的に接続されている部品、特に、中空シャフト3と後に詳しく説明されるロック・スリーブ14が、外部スリーブ33に対して可動、特に回転自在になっている。
中空シャフト3には、工具保持/脱着手段2の部品として、第一支持ユニット7と第二支持ユニット8が設けられているが、双方の支持ユニット7, 8はそれぞれ、中空シャフト3に挿入された治療用工具4を、中空シャフト3内において軸方向に固定し、駆動エレメント24から伝達されたトルクを治療用工具4に伝達できるように構成されている。好ましくは、双方の支持ユニット7, 8はそれぞれ、もう一方の支持ユニット7, 8に依存せず、治療用工具4を軸方向に固定し、トルクを伝達できるように構成されている。更に、双方の支持ユニット7, 8はそれぞれ、治療用工具4の軸方向の固定およびトルクの伝達をそれぞれが個々に実施できるように構成されている、即ち、支持ユニット7, 8それぞれが、治療用工具4を軸方向に固定し、治療用工具4に、基本的に、もう一方の支持ユニット7, 8の助けを借りることなくトルクを伝達できるように構成されている。これは、特に、図3Bからも明らかなように、ここでは、治療用工具4の軸方向の固定およびトルクの伝達は、第二支持ユニット8によってのみ実施されている。図3Aでも同様であり、第一支持ユニット7が、治療用工具4を軸方向に固定し、トルクを伝達している。治療用工具4の軸方向の固定とは、治療用工具4が、勝手に、或いは、意図せず中軸に沿って、中空シャフト3から外れないように、中空シャフト3に差し込まれる、或いは、固定されている状態を意味する。
双方の支持ユニット7, 8各々は、それぞれ少なくとも一つの、好ましくは、複数の形状エレメント9, 10、並びに、一つの、好ましくは、複数の中空シャフト3の外壁11を貫通する、この内部に、該形状エレメント9, 10が、受け入れられるようになっている穿孔12, 13を有しているが、該エレメントは、該穿孔12, 13を貫通し、中空シャフト3内に突き出している。尚、該形状エレメント9, 10は、球状に形成されていることが好ましい。また該穿孔12, 13は、特にシリンダー状に形成された中空シャフト3の外壁11を貫通する(中軸5に対して)横向きのドリル穴として実施されていることが好ましい。該穿孔12, 13は、形状エレメント9, 10の一部が中空シャフト3の内部に張り出すが、形状エレメント9, 10全体は、穿孔12, 13を通過して中空シャフト3内には、通過できないように形成されている。これは例えば、穿孔12, 13を中軸5の方向に先細りに、或いは、穿孔12, 13の(中軸5に対して平行である)直径を中軸5側においてすこし小さくすることにより実施可能である。よって、穿孔12, 13の直径は、穿孔12, 13の中軸に向いている側において、形状エレメント9, 10の直径よりも小さくなっている。逆に、ロック・スリーブ14の側の穿孔12, 13の開口部の穿孔12, 13の直径は、形状エレメント9, 10の直径と同じ、或いは、それより大きめになっている。
図1のメカニカルに駆動されるハンドピース1では、支持ユニット7, 8ごとに、六つの形状エレメント9, 10と六つの穿孔12, 13が、設けられている。図2の流体に駆動されるハンドピース1‘では、支持ユニット7, 8ごとに、三つの形状エレメント9, 10と三つの穿孔12, 13が、設けられている。
中空シャフト3と支持スリーブ16の間、特に、中空シャフト3と支持スリーブ16の間のリング状の間隔に、ロック・スリーブ14が好ましく配置される。好ましくは、これもシリンダー状に形成されているロック・スリーブ14は、中空シャフト3を取り囲み、中空シャフト3に対して可動、好ましくは、中軸5に沿って摺動自在である。ロック・スリーブ14は、スプリング・エレメント27、特に好ましくは、スパイラルスプリングにより、工具装着開口部6から離れる、或いは、治療用工具4を中空シャフト3から取り外すための操作エレメント15の方向に予め押されている。尚、該スプリング・エレメント27は、中空シャフト3の外側にあるショルダー28の一つに支持されている(図3B参照)。ショルダー28に続く、中空シャフト3の外壁の壁厚は、双方の支持ユニット7, 8の部分よりも厚くなっている。尚、壁厚が分厚くなっているこの部分において中空シャフト3は、支持スリーブ16と直接接続されている。
ロック・スリーブ14は、その中軸5に向く内側に、第一支持ユニット7の領域に配置されている、及び/或いは、第一支持ユニット7に帰属している一つの第一凹部17を有している。該ロック・スリーブ14は、更に、第二支持ユニット8の領域に配置されている、及び/或いは、第二支持ユニット8に帰属している一つの第二凹部18を有している。よって、該凹部17, 18は、第一支持ユニット7の少なくとも一つの形状エレメント9が、第一凹部17に、そして、第二支持ユニット8の少なくとも一つの形状エレメント10が、第一凹部18にはまるように配置され、その大きさが定められている。凹部17, 18の深さは、形状エレメント9, 10が少なくとも部分的に入り込み、該形状エレメント9, 10が中空シャフト3内には突き出さない、或いは、少ししか突き出さないような深さに設定されている。形状エレメント9, 10が、凹部17, 18に入っておらず、凹部17, 18に続くロック・スリーブ14の内壁部分38A, 38Bに接触している間は、形状エレメント9, 10は、中空シャフト3内に入り込んで、或いは、中空シャフト3内へ突き出している。尚、該凹部17, 18は、ロック・スリーブ14の内側に沿ったリング溝、或いは、円弧状の溝として実施されていることが好ましい。
双方の凹部17, 18はそれぞれ、工具装着開口部6により近い位置に配置されているショルダー19, 21と、工具装着開口部6からより遠い位置に配置されているショルダー20, 22を有している(図3Aと3C参照)。双方の凹部17, 18の工具装着開口部6により近い位置に配置されている双方のショルダー19, 21の間隔は、第一支持ユニット7の少なくとも一つの形状エレメント9の中点と第二支持ユニット8の少なくとも一つの形状エレメント10の中点との間隔よりも大きい。双方のショルダー19, 21の間隔と双方の形状ユニット9, 10の中点の間隔の差は、例えば、0.3〜1.0mm、好ましくは、0.4〜0.5mmである。尚、双方のショルダー19, 21の間隔は、例えば、2.0〜4.0mmであり、双方の形状ユニット9, 10の中点の間隔は、例えば、1.5〜3.5mmである。
第二凹部18よりも工具装着開口部6からより遠い位置に配置されている第一凹部17の(中軸5対して横向きの)直径D17は、第二凹部18の(中軸5対して横向きの)直径D18よりも小さい。そして、該直径D17の方が小さいため、形状エレメント9は、中軸5により接近する、或いは、中空シャフト3の内部により張り出す。これにより第一凹部17の一つの、或いは、複数の形状エレメント9が、治療用工具4に対する、即ち、治療用工具4のシャフト部分4Bの末端部に対する軸方向のストッパーとしても作用する(図3A参照)。双方の直径D17, D18の差は、約0.25〜0.05mmの範囲が好ましく、特に、約0.1mmが好ましい。第一凹部17の該直径D17は、例えば、2.3〜2.6mm、好ましくは2.5mmである。第二凹部18の該直径D18は、例えば、2.4〜2.7mm、好ましくは2.6mmである。
双方の凹部17, 18では、更に、中軸5に対して軸方向の高さH17, H18が異なっている。好ましくは、工具装着開口部6からより遠い位置に配置されている第一凹部17の高さH17が、工具装着開口部6により近い位置に配置されている第二凹部18の高さH18よりも低い。尚、双方の凹部17, 18の高さH17, H18は、例えば、0.5〜1.5 mmであり、双方の高さH17, H18の差は、例えば、0.2〜0.5 mmである。
ロック・スリーブ14は、操作エレメント15に向いている側の末端に、支持スリーブ16の開口部23に突き出している延長部24を有している(特に、図3D参照)。該延長部24は、ロック・スリーブ14の一部として形成されている、或いは、独立した部品、例えば、球、半球として形成され延長部24に、例えば、押し込まれている、或いは、回転自在に取り付けられた球状の末端25を有している。球状の末端25は、特に好ましくは、主として操作エレメント15との接触が点状になるようにするためのものであり、これを介してユーザーは、ロック・スリーブ14をずらし、治療用工具4を中空シャフト3内に固定する、及び/或いは、そこから取り外すことができる。
例えば、プレス・キャップ、或いは、プレス・カバーとして形成されている操作エレメント15は、スプリング・エレメント37、特に好ましくは、スパイラルスプリングによって予め押されており(図1参照)、特に中空シャフト3に対して相対的にロック・スリーブ14と支持スリーブ16の方向に摺動できるように、ハンドピース1, 1‘のヘッド部分32に設けられている。操作エレメント15が、スプリング・エレメント37の弾力に対抗してロック・スリーブ14の方向に摺動されると、ロック・スリーブ14の球状の末端25が、ロック・スリーブ14に当たるとともに、これを、スプリング・エレメント27の弾力の反対方向にずらす。該操作エレメント15から手が離されると、双方のスプリング・エレメント27, 37が、ロック・スリーブ14並びに操作エレメント15を自動的に図1に示す位置に戻す。操作エレメント15は、その内側に球状末端25に対向した位置にあり、該球状末端25と接触することのできる延長部分を有していることが好ましい。
ハンドピース1, 1‘と接続可能であり、工具保持/脱着手段2に挿入できる治療用工具4の好ましい形態は、例えば、図2に示されている:該治療用工具4は、処置部分4Aとシャフト部分4Bを有している。該処置部分4Aは、処置される箇所にマテリアルや組織を取り除くために接触し、そのため、刃(ブレード)や切断手段が設けられている。該シャフト部分4Bは、ハンドピース1, 1‘との接続に用いられる。シャフト部分4Bの少なくとも少なくとも一部分は、シリンダー状に形成されていることが好ましい。該シャフト部分4Bには、第一支持ユニット7ないし第二支持ユニット8の少なくとも一つの形状エレメント9, 10と選択的に接触する唯一の接続エレメント4Cが設けられている。該接続エレメント4Cは、シャフト部分4Bの、処置部分4Aから最も離れた場所にある略末端に位置されることが好ましい。該接続エレメント4Cは、少なくとも一つの形状エレメント9, 10に作用する、例えば、支持手段、溝、凹部、リング状の溝、くぼみなどを包含している。尚該接続エレメント4Cは、シャフト部分4Bをリング状、ないし、半円状に取り囲んでいる、及び/或いは、くぼみ(セグメント)を有している。唯一の接続エレメント4Cに続く、処置部分4Aの方向に伸び、中空シャフト3に挿入可能なシャフト部分4Bの一部は、基本的に一定の外径を有している。
図3A〜3Dは、工具保持/脱着手段2であるクランプ手段2Aを示している。図3Aは、ハンドピース1, 1‘、要するに、工具保持/脱着手段2からあまり出ていない、即ち、引き込まれた位置ある治療用工具4を示している。治療用工具4の軸方向の固定およびトルク伝達は、第一凹部17とロック・スリーブ14の第一凹部17に続く内壁部分38B(図3B参照)より、第一支持ユニットに属する形状エレメント9が、治療用工具4の接続エレメント4Cに作用する領域である中空シャフト3の内部空間に突き出している第一支持ユニット7によって実施される。第二支持ユニット8の形状エレメント10は、少なくとも一部分第二凹部18に取り込まれ、治療用工具4のシャフト部分4Bとは接触していない、或いは、特に好ましくは一点においてのみ、即ち、非常に僅かな接触しかしていない。更には、第二凹部18の工具装着開口部6により近い位置に配置されているショルダー21は、形状エレメント10がショルダー21のストッパーとして作用し、ロック・スリーブ14の操作エレメント15の方向への動きが制限されるように、形状エレメント10に接触している。第二凹部18の高さH18は、ロック・スリーブ14が、その操作エレメント15を向いている側において支持スリーブ16に接触することなく、ショルダー21が、形状エレメント10に、当たって止まり、ロック・スリーブ14と支持スリーブ16との間に小さな空間39が残る、或いは、ロック・スリーブ14の延長部分24が、その最大長、開口部23から突き出さないように、設定されている。
図3Bは、ハンドピース1, 1‘、要するに、工具保持/脱着手段2から出ている、即ち、前に突き出している位置ある治療用工具4を示している。該治療用工具4の軸方向の固定およびトルク伝達は、第二凹部18とロック・スリーブ14の第二凹部18に続く内壁部分38Aより、第一支持ユニットに属する形状エレメント10が、治療用工具4の接続エレメント4Cに作用する領域である中空シャフト3の内部空間に突き出している第一支持ユニット8によって実施される。第一支持ユニット7の形状エレメント9は、凹部18に続くロック・スリーブ14の内壁部分38Bを介しても中空シャフト3の、この部分は、空になっている、即ち、治療用工具4のシャフト部分4Bのどの部分もそこには存在しない内部空間に到達できる。この位置においてロック・スリーブ14は、その操作エレメント15に向いている側において、支持スリーブ16の内側と接触し、ロック・スリーブ14の延長部分24は、その物理的に可能な最長の長さで、開口部23から突出している。
図3Cは、治療用工具4が、工具保持/脱着手段2に差し込まれる、或いは、引き出される時の状態を示している。操作エレメント15を使い、ロック・スリーブ14は、スプリング・エレメント27の弾力に反して、支持スリーブ16内に、或いは、工具装着開口部6の方向に摺動される。双方の支持ユニット7, 8の形状エレメント9, 10は、ロック・スリーブ14の対応する凹部17, 18内に少なくとも一部が入り込み、治療用工具4のシャフト部分4Bとは、接触していない、或いは、ほとんど接触しておらず、特に、治療用工具4の接続エレメント4Cには作用しておらず、治療用工具4のシャフト部分4Bは、中空シャフト3内を、さほどの抵抗も無しに摺動することができる状態にある。
図3Aと3Bからは特に、ハンドピース1, 1‘、乃至、工具保持/脱着手段2は、即ち、支持ユニット7, 8とロック・スリーブ14は、治療用工具4は、中空シャフト3内の異なる深さに固定できる、ただし、差込深さ(即ち、治療用工具4の中空シャフト3内での位置、或いは、ハンドピース1, 1‘から出ている治療用工具4の部分の長さ)は、支持ユニット7, 8によって予め定まっている、或いは、定義されるように構成されていることが明らかである。更には、ハンドピース1, 1‘、乃至、工具保持/脱着手段2は、即ち、支持ユニット7, 8とロック・スリーブ14は、治療用工具4の軸方向の固定およびトルクの伝達が、双方の支持ユニット7, 8を介してのみ、実施される、即ち、それぞれ、基本的にもう一方の双方の支持ユニット7, 8の作用無しに、双方の支持ユニット7, 8のいずれか一方のみにより、治療用工具4が軸方向に固定され、トルクが治療用工具4に伝達されるように構成されていることも明らかである。
本発明は、記述された実施例に制限されるものではなく、本発明の原理、概念的な機能原理を応用乃至包含するすべての実施形態を包含している。更に、記載されている全ての特徴および記述された全ての実施形態は、互いに組み合わせて使用可能である。例えば、工具保持/脱着手段2に二つ以上の支持ユニット7, 8を設け、治療用工具4を中空シャフト3の二箇所以上の異なる深さに固定できるようにすることも可能である。更には、ロック・スリーブ14とスプリング・エレメント27を、力学的に反対に向け、ロック・スリーブ14が、工具装着開口部6の方向へ、乃至、操作エレメント15から離れる方向に予めクランプがかけられていてもよい。

Claims (15)

  1. 治療用工具(4)を取り付けるための駆動可能な中空シャフト(3)を備えた工具保持/脱着手段(2)、但し、該中空シャフト(3)は、中軸(5)に沿って伸びており、工具装着開口部(6)を有している、医療用の、特に歯科医療用のハンドピース(1, 1’)であって、
    − 第一支持ユニット(7)、並びに、該第一支持ユニット(7)から独立し、該第一支持ユニット(7)に対して中軸方向(5)に間隔を置いて配置される第二支持ユニット(8)、ただし、それぞれの支持ユニット(7, 8)は、該中空シャフト(3)に装着された治療用工具(4)を軸方向に固定し、且つ回転トルクを該治療用工具(4)へ伝達するものであって、治療用工具(4)を異なる深さに固定できる、但し、双方の支持ユニット(7, 8)は、少なくともそれぞれ、形状エレメント(9, 10)、並びに、穿孔(12, 13)の内側を少なくともひとつの形状エレメント(9, 10)がつきぬけて中空シャフト(3)の内部に突き出すように支持できる、中空シャフト(3)の外壁(11)を貫通する穿孔(12, 13)、
    − 該形状エレメント(9, 10)と相互作用し該中空シャフト(3)に対して相対的に可動、且、該中空シャフト(3)を取り巻くロック・スリーブ(14)、並びに、
    − 該ロック・スリーブ(14)と相互作用する該ロック・スリーブ(14)を動かす、或いは、スライドさせるための操作エレメント(15)を有している
    ことを特徴とする医療用の、特に歯科医療用のハンドピース(1, 1’)。
  2. 中空シャフト(3)が、中空シリンダー状の一体構造のシャフト(3‘)として構成されており、その内径が、基本的に、その全長において一定である
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療用の、特に歯科医療用のハンドピース(1, 1’)。
  3. ロック・スリーブ(14)が、その内部に、第一支持ユニット(7)に属する第一凹部(17)と第二支持ユニット(8)に属する第二凹部(18)を有しており、少なくとも第一支持ユニット(7)の形状エレメント(9)が、該第一凹部(17)に、少なくとも第二支持ユニット(8)の形状エレメント(10)が、該第二凹部(18)にそれぞれサポートされるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の医療用の、特に歯科医療用のハンドピース(1, 1’)。
  4. 該第一凹部(17)が、工具装着開口部(6)に近い側に位置するショルダー(19)と、工具装着開口部(6)から遠い側に位置するショルダー(20)を、そして、該第二凹部(18)は、工具装着開口部(6)に近い側に位置するショルダー(21)と、工具装着開口部(6)から遠い側に位置するショルダー(22)を有しているが、工具装着開口部(6)に近い側に位置する双方の凹部(17, 18)のショルダー(19, 21)の間隔は、第一支持ユニット(7)の形状エレメント(9)の中点と第二支持ユニット(8)の形状エレメント(10)の中点との間隔よりも長い
    ことを特徴とする請求項3に記載の医療用の、特に歯科医療用のハンドピース(1, 1’)。
  5. 第一凹部(17)は、第二凹部(18)よりも工具装着開口部(6)からより遠い位置に配置されるが、該第一凹部(17)の直径(D17)が、第二凹部(18)の直径(D18)よりも小さい
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の医療用の、特に歯科医療用のハンドピース(1, 1’)。
  6. 中央軸(5)に対して双方の凹部(17, 18)の軸方向の高さ(H17, H18)が異なっているが、工具装着開口部(6)からより離れた場所に配置されている第一凹部(17)の軸方向の高さ(H17)が、工具装着開口部(6)により近い場所に配置されている第二凹部(18)の軸方向の高さ(H18)よりも低く設定されている
    ことを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に記載の医療用の、特に歯科医療用のハンドピース(1, 1’)。
  7. 該中空シャフト(3)とロック・スリーブ(14)が、その操作エレメント(15)側の末端に開口部(23)を有し、ロック・スリーブ(14)と操作エレメント(15)のコンタクトを形成できる支持スリーブ(16)に、囲まれている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の医療用の、特に歯科医療用のハンドピース(1, 1’)。
  8. ロック・スリーブ(14)の延長部(24)が、支持スリーブ(16)の開口部(23)に突き出していることを特徴とする請求項7に記載の医療用の、特に歯科医療用のハンドピース(1, 1’)。
  9. ロック・スリーブ(14)の延長部(24)が、操作エレメント(15)側に球状の末端(25)を有し、操作エレメント(15)に対して、略点となるコンタクトが形成される
    ことを特徴とする請求項8に記載の医療用の、特に歯科医療用のハンドピース(1, 1’)。
  10. 支持スリーブ(16)に、中空シャフト(3)を駆動回転させるための駆動エレメント(24, 25, 26)が設けられている
    ことを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載の医療用の、特に歯科医療用のハンドピース(1, 1’)。
  11. 該ロック・スリーブ(14)に、中空シャフト(3)の外側に設けられているショルダー(27)、又は、ベアリング・スリーブ(16)の内側に設けられているショルダー(28)に支えられているスプリング・エレメントによって予めクランプがかけられている
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の医療用の、特に歯科医療用のハンドピース(1, 1’)。
  12. 支持ユニット(7, 8)の少なくともひとつの形状エレメント(9, 10)が、球状に形成されている、或いは、中空シャフト(3)の中軸(5)側に球状の末端を有している
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の医療用の、特に歯科医療用のハンドピース(1, 1’)。
  13. 第一支持ユニット(7)と第二支持ユニット(8)が、それぞれ、三つ乃至六つの形状エレメント(9, 10)を有している
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の医療用の、特に歯科医療用のハンドピース(1, 1’)。
  14. 治療用工具(4)は、処置部分(4A)と、選択的に、第一支持ユニット(7)の、或いは、第二支持ユニット(8)の少なくとも一つの形状エレメント(9, 10)の一方とのみ接触する唯一の接続エレメント(4C)が設けられたシャフト部分(4B)を有しているが、該接続エレメント(4C)は、処置部分(4A)から最も遠い位置のシャフト部分(4B)の末端に設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の医療用の、特に歯科医療用のハンドピース(1, 1’)。
  15. 唯一の接続エレメント(4C)に続く、処置部分(4A)の方向に伸び、中空シャフト(3)に挿入可能なシャフト部分(4B)の一部は、基本的に一定の外径を有している
    ことを特徴とする請求項14に記載の医療用の、特に歯科医療用のハンドピース(1, 1’)。
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