JP5469992B2 - 塗布方法、及び塗布装置 - Google Patents
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Description
この構成によれば、液状体がノズルに供給されない状態でノズルが基板から離間するので、ノズルの液状体の吐出状態が良好に保持されたものとなる。
この構成によれば、ポンプの駆動停止後にバルブが閉じられるため、供給路内の圧力が上昇するのを防止することをできる。
この構成によれば、液状体をノズル内部に引き込む所謂サックバックを行った後、ポンプの駆動を停止させるので、ノズル先端に液状体が染み出すといったことが防止される。よって、液状体の吐出状態が良好に管理され、続けて他の基板に対する処理を行うことができる。
この構成によれば、バルブの開閉動作を行った場合に生じる内部容積変化量が抑えられる。よって、バルブ開閉に伴う液状体のノズル先端への染み出し量が抑えられ、ノズル管理工程の信頼性を向上できる。
このように基板の端部から10mm以下を所定領域に設定することでノズルの液状体の吐出状態を良好に保つことができる。
この構成によれば、ノズルの先端部の幅が0.3mm以下となっているので、先端部に保持される液状体の量が少なくなる。よって、上記ノズル管理工程においてノズル先端を安定化させるために必要とされる液状体の塗布距離を抑えることができる。
この構成によれば、液状体がノズルに供給されない状態でノズルが基板から離間するので、ノズルの液状体の吐出状態が良好に保持された状態となる。
この構成によれば、ポンプの駆動停止後にバルブが閉じられるため、供給路内の圧力が上昇するのを防止することをできる。
この構成によれば、液状体をノズル内部に引き込む所謂サックバックを行った後、ポンプの駆動を停止させるので、ノズル先端に液状体が染み出すといったことが防止される。よって、液状体の吐出状態が良好に管理され、続けて他の基板に対する処理を行うことができる。
この構成によれば、上記バルブの開閉動作を行った場合に生じる内部容積変化量が抑えられる。よって、バルブ開閉に伴う液状体のノズル先端への染み出し量が抑えられ、ノズル管理工程の信頼性を向上できる。
この構成によれば、ノズルの先端部の幅が0.3mm以下となっているので、先端部に保持される液状体の量が少なくなる。よって、上記ノズル管理工程においてノズル先端を安定化させるために必要とされる液状体の塗布距離を抑えることができる。
図1は本実施形態に係る塗布装置1の斜視図である。図1に示すように、本実施形態に係る塗布装置1は、例えば液晶パネルなどに用いられるガラス基板上にレジストを塗布する塗布装置であり、基板搬送部2と、塗布部3と、管理部4とを主要な構成要素としている。この塗布装置1は、基板搬送部2によって基板を浮上させて搬送しつつ塗布部3によって当該基板上にレジストが塗布されるようになっており、管理部4によって塗布部3の状態が管理されるようになっている。
まず、基板搬送部2の構成を説明する。
基板搬送部2は、図2、3に示されるように、基板搬入領域20と、塗布処理領域21と、基板搬出領域22と、搬送機構23と、これらを支持するフレーム部24とを有している。この基板搬送部2では、搬送機構23によって基板Sが基板搬入領域20、塗布処理領域21及び基板搬出領域22へと順に搬送されるようになっている。基板搬入領域20、塗布処理領域21及び基板搬出領域22は、基板搬送方向の上流側から下流側へこの順で配列されている。搬送機構23は、基板搬入領域20、塗布処理領域21及び基板搬出領域22の各部に跨るように当該各部の一側方に設けられている。
搬入側ステージ25は、フレーム部24上のY方向中央部に設けられており、例えばSUSなどからなる平面視で矩形の板状部材である。この搬入側ステージ25は、X方向が長手になっている。搬入側ステージ25には、エア噴出孔25aと、昇降ピン出没孔25bとがそれぞれ複数設けられている。これらエア噴出孔25a及び昇降ピン出没孔25bは、搬入側ステージ25を貫通するように設けられている。
処理ステージ27は、ステージ表面27cが例えば硬質アルマイトを主成分とする光吸収材料で覆われた平面視で矩形の板状部材であり、搬入側ステージ25に対して+X方向側に設けられている。処理ステージ27のうち光吸収材料で覆われた部分では、レーザ光などの光の反射が抑制されるようになっている。この処理ステージ27は、Y方向が長手になっている。処理ステージ27のY方向の寸法は、搬入側ステージ25のY方向の寸法とほぼ同一になっている。処理ステージ27には、ステージ表面27c上にエアを噴出する複数のエア噴出孔27aと、ステージ表面27c上のエアを吸引する複数のエア吸引孔27bとが設けられている。これらエア噴出孔27a及びエア吸引孔27bは、処理ステージ27を貫通するように設けられている。また、処理ステージ27の内部には、エア噴出孔27a及びエア吸引孔27bを通過する気体の圧力に抵抗を与えるための図示しない溝が複数設けられている。この複数の溝は、ステージ内部においてエア噴出孔27a及びエア吸引孔27bに接続されている。
これら搬送機161、162、163は、基板Sの搬送時においてはそれぞれが同期した状態でレール60c上を移動する。また、各搬送機161、162、163は、基板Sの非搬送時においては、レール60c上でそれぞれ独立に移動可能となっている。この構成によれば、搬送する基板Sの長さに応じて各搬送機161、162、163における基板Pの保持位置を任意に設定することができる。
次に、塗布部3の構成を説明する。塗布部3は、基板S上にレジストを塗布する部分であり、門型フレーム31とノズル32とを有している。
管理部4の構成を説明する。管理部4は、基板Sに吐出されるレジスト(液状体)の吐出量が一定になるようにノズル32を管理する部位であり、基板搬送部2のうち塗布部3に対して−X方向側に設けられている。この管理部4は、予備吐出機構41と、ディップ槽42と、ノズル洗浄装置43と、これらを収容する収容部44と、当該収容部を保持する保持部材45とを有している。
次に、本実施形態に係る塗布装置1の動作について説明する。
図7〜図9、図12は、塗布装置1の動作過程を示す断面図である。
本説明に係る動作では、基板Sを基板搬入領域20に搬入し、当該基板Sを浮上させて搬送しつつ塗布処理領域21でレジストを塗布し、当該レジストを塗布した基板Sを基板搬出領域22から搬出する。このとき、本実施形態では複数の基板Sに対してレジスト塗布を連続的に行うに際し、従来のような基板毎の塗布に先立ちノズル先端のコンディションを整えるための所謂プライミング処理を不要としている。以下、各部分における詳細な動作を説明する。なお、図7〜図9、図12中においては図示を簡略化するため、ノズル32及びステージ面70(搬入側ステージ25、処理ステージ27、搬出側ステージ28)のみを図示している。
図13に示すタイミングチャートは、図11に示したタイミングチャートにおいて搬送用ポンプ91がサックバックを行うようにしたものを表している。
メンテナンスを行うタイミングとしては、例えば最初の基板Sに対してレジストを塗布する際、或いは複数の基板Sへの連続塗布工程が終了した際等を例示できる。
Claims (9)
- 基板を浮上させて順次搬送しつつ、順次搬送される複数の前記基板に液状体を連続的に塗布する方法であって、
前記基板の搬送方向後方側の所定領域を用いて、前記液状体を吐出するノズルの前記液状体の吐出状態を管理する、ノズル管理工程を備え、
前記ノズル管理工程においては、前記ノズルに対して前記液状体を供給する供給路を開閉可能とするバルブを閉じた後、前記ノズルが前記基板から離間し、
前記バルブとして、内部容積変化量が0.3cc以下のものを用いることを特徴とする塗布方法。 - 前記ノズル管理工程においては、前記供給路内に前記液状体を移送するポンプの駆動を停止した後、前記バルブを閉じることを特徴とする請求項1に記載の塗布方法。
- 前記ノズル管理工程においては、前記ポンプの駆動を停止するに際し、前記液状体を前記供給路内に引き込んだ状態とすることを特徴とする請求項2に記載の塗布方法。
- 前記ノズル管理工程においては、前記基板の端部から10mm以下の領域を前記所定領域として設定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の塗布方法。
- 前記ノズルとして、前記液状体を吐出する開口部が形成された先端部の幅が0.3mm以下のものを用いることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の塗布方法。
- 基板を浮上させて搬送する基板搬送部と、当該基板搬送部によって搬送させつつ前記基板に液状体を塗布する塗布部とを備える塗布装置であって、
前記塗布部に設けられ、前記液状体を吐出するノズルと、
前記基板搬送部により順次搬送される複数の前記基板に対して前記ノズルから前記液状体を連続的に塗布する際に、前記基板における搬送方向後方側の所定領域を用いて前記ノズルにおける前記液状体の吐出状態を管理する管理制御部を備え、
前記管理制御部は、前記ノズルに前記液状体を供給するための供給路を開閉可能とするバルブを閉じた後、前記基板から前記ノズルを離間させ、
前記バルブは、内部容積変化が0.3cc以下であることを特徴とする塗布装置。 - 前記供給路内に前記液状体を移送し、且つ前記管理制御部によって駆動が制御されるポンプを有し、
前記管理制御部は、前記ポンプの駆動を停止した後、前記バルブを閉じることで前記供給路を閉塞することを特徴とする請求項6に記載の塗布装置。 - 前記管理制御部は、前記供給路内に前記液状体を引き込んだ後、駆動を停止させるように前記ポンプを制御することを特徴とする請求項7に記載の塗布装置。
- 前記ノズルは、前記液状体を吐出する開口部が形成された先端部の幅が0.3mm以下であることを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載の塗布装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009240588A JP5469992B2 (ja) | 2009-10-19 | 2009-10-19 | 塗布方法、及び塗布装置 |
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JP2009240588A JP5469992B2 (ja) | 2009-10-19 | 2009-10-19 | 塗布方法、及び塗布装置 |
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JP2011083748A JP2011083748A (ja) | 2011-04-28 |
JP5469992B2 true JP5469992B2 (ja) | 2014-04-16 |
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JP2009240588A Active JP5469992B2 (ja) | 2009-10-19 | 2009-10-19 | 塗布方法、及び塗布装置 |
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- 2009-10-19 JP JP2009240588A patent/JP5469992B2/ja active Active
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