JP5334526B2 - ポルフィラジン色素、これを含有するインク組成物及び着色体 - Google Patents
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Description
[例えば、Cu−Pc−(SO3Na)m(SO2NH2)n ; m+n=1〜4の混合物]。
[例えば、Cu−Pc−(CO2H)m(CONR1R2)n ; m+n=0〜4の数]。
[例えば、Cu−Pc−(SO3H)m(SO2NR1R2)n ; m+n=0〜4の数、且つ、m≠0]
[例えば、Cu−Pc−(SO3H)l(SO2NH2)m(SO2NR1R2)n ; l+m+n=0〜4の数]。
[例えば、Cu−Pc−(SO2NR1R2)n ; n=1〜5の数]。
[置換基の置換位置を制御したフタロシアニン化合物、β−位に置換基が導入されたフタロシアニン系色素]。
1)
下記式(1)で表されるポルフィラジン色素又はその塩、
環A乃至Dは、それぞれ独立にポルフィラジン環に縮環したベンゼン環又は6員環の含窒素複素芳香環を表し、含窒素複素芳香環の個数は平均値で0.00を超えて3.00以下であり、残りはベンゼン環であり、
Eはアルキレンを表し、
Xは、少なくとも1つのスルホ基、カルボキシ基又はリン酸基を置換基として有するナフチルアミノ基であり、
該ナフチルアミノ基は、さらにスルホ基、カルボキシ基、リン酸基、スルファモイル基、カルバモイル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アミノ基、モノ又はジアルキルアミノ基、モノ又はジアリールアミノ基、アセチルアミノ基、ウレイド基、アルキル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、アルキルスルホニル基及びアルキルチオ基より成る群から選択される1種又は2種以上の置換基で置換されてもよく、
bは平均値で0.00以上3.90未満であり、
cは平均値で0.10以上4.00未満であり、
且つb及びcの和は、平均値で1.00以上4.00未満である。]、
環A乃至Dで表される6員環の含窒素複素芳香環が、ピリジン環又はピラジン環である上記1)に記載のポルフィラジン色素又はその塩、
3)
下記式(3)で表されるポルフィラジン化合物と、下記式(4)で表される有機アミンとを、アンモニア存在下で反応させて得られる上記1)又は2)に記載のポルフィラジン色素又はその塩、
EがC2−C4アルキレンであり、
Xが、スルホ基、カルボキシ基又はリン酸基を置換基として有するナフチルアミノ基であり、
該置換ナフチルアミノ基が、スルホ基、カルボキシ基、リン酸基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アセチルアミノ基、ウレイド基、ニトロ基及び塩素原子より成る群から選択される1種又は2種以上の置換基を、さらに0乃至3有しても良い置換ナフチルアミノ基である、上記1)又は2)に記載のポルフィラジン色素又はその塩、
5)
Eが直鎖C2−C4アルキレンであり、
Xがスルホ置換ナフチルアミノ基又はカルボキシ置換ナフチルアミノ基であり、
該置換ナフチルアミノ基は、スルホ基、カルボキシ基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、ニトロ基及び塩素原子より成る群から選択される1種又は2種以上の置換基を、さらに0乃至2有しても良い置換ナフチルアミノ基である、上記4)に記載のポルフィラジン色素又はその塩、
6)
環A乃至Dにおける含窒素複素芳香環が、それぞれ独立に2位及び3位で、又は3位及び4位で縮環したピリジン環、又は2位及び3位で縮環したピラジン環であり、
Eがエチレン又はプロピレンであり、
Xがスルホ置換ナフチルアミノ基又はカルボキシ置換ナフチルアミノ基であり、
該置換ナフチルアミノ基がスルホ基、カルボキシ基、ヒドロキシ基、メトキシ基、ニトロ基及び塩素原子よりなる群から選択される1種又は2種以上の置換基を、さらに0乃至2有しても良い置換ナフチルアミノ基である、
上記1)又は2)に記載のポルフィラジン色素又はその塩、
7)
環A乃至Dにおける含窒素複素芳香環が、それぞれ独立に2位及び3位で、又は3位及び4位で縮環したピリジン環であり、
Eがエチレン又はプロピレンであり、
Xがスルホ置換ナフチルアミノ基であり、さらに0乃至2のスルホ基を置換基として有する上記1)に記載のポルフィラジン色素又はその塩、
8)
上記1)乃至7)のいずれか一項に記載のポルフィラジン色素又はその塩を、色素として含有することを特徴とするインク組成物、
9)
さらに有機溶剤を含有する上記8)に記載のインク組成物、
10)
インクジェット記録用である上記9)に記載のインク組成物、
11)
上記8)乃至10)のいずれか一項に記載のインク組成物をインクとして用い、該インクのインク滴を記録信号に応じて吐出させて、被記録材に記録を行うインクジェット記録方法、
12)
被記録材が情報伝達用シートである上記11)に記載のインクジェット記録方法、
13)
情報伝達用シートが表面処理されたシートであって、該シートが支持体上に白色無機顔料粒子を含有するインク受容層を有するシートである上記12)に記載のインクジェット記録方法、
14)
上記8)乃至10)のいずれか一項に記載のインク組成物を含有する容器、
15)
上記14)に記載の容器が装填されたインクジェットプリンタ、
16)
上記8)乃至10)のいずれか一項に記載のインク組成物で着色された着色体
に関する。
従って、本発明のポルフィラジン色素を用いたシアンインクはインクジェット記録用インクとして極めて有用である。
具体例としてはエチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレン、へキシレン、ヘプチレン、オクチレン、ノニレン、デシレン、ウンデシレン、ドデシレン等の直鎖のもの;2−メチルエチレン等の分岐鎖のもの;シクロプロピレンジイル、1,2−又は1,3−シクロペンチレンジイル、1,2−、1,3−又は1,4−等の各シクロへキシレンに代表される環状のもの;等が挙げられる。好ましいものはエチレン、プロピレン又はブチレンであり、より好ましくはエチレン又はプロピレン、更に好ましくはエチレンである。
該置換ナフチルアミノ基は、さらにスルホ基、カルボキシ基、リン酸基、スルファモイル基、カルバモイル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アミノ基、モノ又はジアルキルアミノ基、モノ又はジアリールアミノ基、アセチルアミノ基、ウレイド基、アルキル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、アルキルスルホニル基及びアルキルチオ基より成る20基の群から選択される1種又は2種以上、好ましくは1種乃至3種、より好ましくは1種又は2種、更に好ましくは1種の置換基で置換されてもよい。この20基の群から選択される置換基の数は、通常0乃至3、好ましくは0乃至2である。
具体例としては、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、n−ブトキシ、n−ペントキシ、n−ヘキシロキシ等の直鎖のもの;イソプロポキシ、イソブトキシ、t−ブトキシ、イソペントキシ、イソヘキシロキシ等の分岐鎖のもの;シクロプロポキシ、シクロペントキシ、シクロヘキシロキシ等の環状のもの;等が挙げられる。
具体例としては、6−スルホ−1−ナフチルアミノ等の、さらにスルホ基を有しない(さらにスルホ基を0有する)もの;1,5−ジスルホ−2−ナフチルアミノ、3,6−ジスルホ−1−ナフチルアミノ、3,8−ジスルホ−1−ナフチルアミノ、4,8−ジスルホ−1−ナフチルアミノ、4,8−ジスルホ−2−ナフチルアミノ、5,7−ジスルホ−2−ナフチルアミノ、6,8−ジスルホ−2−ナフチルアミノ等の、さらに1つのスルホ基を置換基として有するもの;3,6,8−トリスルホ−1−ナフチルアミノ、3,6,8−トリスルホ−2−ナフチルアミノ、4,6,8−トリスルホ−2−ナフチルアミノ等の、さらに2つのスルホ基を置換基として有するもの;等が挙げられる。
好ましくは、環A乃至Dにおける含窒素複素芳香環が0.20以上2.00以下、ベンゼン環が2.00以上3.80以下のとき、bが0.00以上3.20以下であり、cが0.60以上2.00以下、b及びcの和は、2.00以上3.80以下である。
より好ましくは、環A乃至Dにおける含窒素複素芳香環が0.50以上1.75以下、ベンゼン環が2.25以上3.50以下のとき、bが0.45以上2.70以下であり、cが0.80以上1.80以下、b及びcの和は、2.25以上3.50以下である。
更に好ましくは、環A乃至Dにおける含窒素複素芳香環が0.75以上1.50以下、ベンゼン環が2.50以上3.25以下のとき、bが0.90以上2.25以下であり、cが1.00以上1.60以下、b及びcの和は、2.50以上3.25以下である。
bが大きくなるにつれて、耐オゾン性は向上する傾向にあるが、ブロンジング性は生じやすくなる傾向にあり、耐オゾン性とブロンジング性を考慮しながら、b、cの数を適宜調節し、バランスの良い比率を選択すれば良い。
なお、b及びcでそれぞれの置換数を表される非置換スルファモイル基及び置換スルファモイル基はいずれも、環A乃至Dがベンゼン環である場合に、該ベンゼン環上に置換する基であり、環A乃至Dが6員環の含窒素複素芳香環である場合には置換しない。
なお、本明細書においては、b、c及び、b及びcの和は、いずれも小数点以下3桁目を四捨五入して、2桁目までを記載する。
無機金属としてはアルカリ金属やアルカリ土類金属が挙げられる。アルカリ金属の例としては、リチウム、ナトリウム、カリウム等が挙げられる。アルカリ土類金属としては、例えばカルシウム、マグネシウム等が挙げられる。
有機塩基としては、特に有機アミンが挙げられ、例えばメチルアミン、エチルアミン等の炭素数1から3の低級アルキルアミン類、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン等のモノ、ジ又はトリ(C1−C4アルカノール)アミン類が挙げられる。
これらの中でも特に好ましい塩としてはナトリウム、カリウム、リチウム等のアルカリ金属塩、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン等のモノ、ジ又はトリ(炭素数1から4の低級アルカノール)アミンのオニウム塩、及びアンモニウム塩が挙げられる。
下記の例は、本発明の色素を具体的に説明するために代表的な色素を示すものであり、下記の例に限定されるものではない。
また、環A乃至Dの含窒素複素芳香環がピリジン環の場合には後記するように窒素原子の位置異性体等が存在し、色素合成の際には異性体の混合物として得られる。これら異性体は単離が困難であり、また分析による異性体の特定も困難である。このため通常混合物のまま使用する。本発明の色素は、このような混合物をも含むものである。本明細書においては、これらの異性体等を区別することなく、構造式で表示する場合は、便宜的に代表的な一つの構造式を記載する。なお、表中のb及びcの数については、煩雑さを避けるため、小数点以下2桁目を四捨五入して1桁目までを記載した。
公知のシアン色素と配合して使用する場合、配合する色素としてはフタロシアニン系色素が好ましい。
本発明の前記式(1)で表される色素は、前記式(3)で表されるポルフィラジン化合物と、前記式(4)で表される有機アミンとを、アンモニア存在下で反応させることにより得ることができる。
前記式(3)で表されるポルフィラジン化合物は、いずれも公知の方法又はそれに準じて、下記式(6)で表される化合物を合成した後、これをクロロスルホニル化することにより得ることができる。
式(3)で表されるポルフィラジン化合物の別合成方法としては、予めスルホ基を有するスルホフタル酸とキノリン酸等の含窒素複素芳香環ジカルボン酸誘導体とを縮合閉環させる事により、スルホ基を有するポルフィラジン化合物を合成し、その後、該化合物中のスルホ基を塩化チオニル等の適当な塩素化剤でクロロスルホニル基へと変換することにより、目的とする式(3)で表されるポルフィラジン化合物を得る事もできる。この場合、合成原料であるスルホフタル酸のスルホ基の置換位置が3位のものと4位のものとを選択することにより、式(3)で表されるポルフィラジン化合物上に導入されるスルホ基の置換位置を制御することができる。即ち、3−スルホフタル酸を用いれば下記式(10)における「α」位に、又、4−スルホフタル酸を用いれば同様に「β」位に、それぞれ選択的にスルホ基を導入することができる。なお本明細書においては特に断りの無い限り、「ポルフィラジン環のα位」又は「ポルフィラジン環のβ位」との用語は、下記式(10)における相当する位置を意味する。
例えば、Xに対応するナフチルアミン類0.95〜1.1モルと、2,4,6−トリクロロ−S−トリアジン(シアヌルクロライド)1モルとを水中で、おおよそpH3〜7、5〜40℃、2〜12時間の条件下に反応させて、1次縮合物を得る。
次いで、1次縮合物の反応液に、水酸化ナトリウム等のアルカリ金属の水酸化物を加え、おおよそpH4〜10、5〜80℃、0.5〜12時間の条件下に反応させることにより2次縮合物を得る。次いで、得られた2次縮合物1モルと、Eに対応するアルキレンジアミン類1〜50モルとを、おおよそpH9〜12、5〜90℃、0.5〜8時間の条件下に反応させることにより、前記式(4)で表される有機アミンが得られる。各縮合の際のpH調整には通常、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物、炭酸ナトリウムや炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩等が用いられる。なお、縮合の順序はシアヌルクロライドと縮合する各種化合物の反応性に応じ適宜決めるのが良く、上記の順序に限定されない。
通常は上記理論値の1〜3モル、好ましくは1〜2モル程度である。
しかしながら質量分析において無置換スルファモイル基とスルホ基とを識別することは困難であり、本発明においては式(4)で表される有機アミンと反応したもの以外の式(3)におけるクロロスルホニル基については全て無置換スルファモイル基へと変換されたものとして記載する。
このインクがインクジェット用インクの場合、それに含有される本発明のポルフィラジン色素は、Cl-及びSO4 2-等の陰イオンの含有量は少ないものが好ましく、その含有量の目安は該色素の総質量中において、Cl-及びSO4 2-の総含有量として5質量%以下、好ましくは3質量%以下、更に好ましくは1質量%以下であり、インク中においてはインクの総質量に対して1質量%以下である。下限は検出機器の検出限界以下、即ち0%で良い。
Cl-及びSO4 2-の少ない本発明のポルフィラジン色素を製造するには、例えば逆浸透膜による通常の方法、又は本発明のポルフィラジン色素の乾燥品あるいはウェットケーキを、含水アルコール中で撹拌する等の方法で脱塩処理すればよい。
後者の場合、用いるアルコールは、C1−C4アルコール、好ましくはC1−C3アルコール、更に好ましくはメタノール、エタノール、n−プロパノール又は2−プロパノールである。脱塩を行いたい色素を含有する含水アルコールを、その沸点近くまで加熱後、冷却して脱塩する方法も採用しうる。
含水アルコール中で脱塩処理された本発明のポルフィラジン色素は、常法により、濾過分離及び乾燥することにより、乾燥状態の色素を得ることもできる。
該色素中のCl-及びSO4 2-の含有量は、例えばイオンクロマトグラフィーで測定される。
ただし本発明のポルフィラジンはイオン結合や配位結合等により、中心金属を有し、銅錯体を形成しているため、この中心金属は不純物に含めない。
上記の不純物含有量の目安は例えば、該ポルフィラジン色素の乾燥精製品中に、亜鉛、鉄等の重金属、カルシウム等の各イオン、及びシリカ等について、各々500ppm以下程度が好ましく、下限は分析機器の検出限界以下、即ち0ppmで良い。
重金属等のイオン含有量は、イオンクロマトグラフィー、原子吸光法又はICP(Inductively Coupled Plasma)発光分析法にて測定することができる。
このインク組成物はさらに必要に応じて、水溶性有機溶剤を、本発明の効果を害しない範囲内において含有してもよい。水溶性有機溶剤は、染料溶解剤、乾燥防止剤(湿潤剤)、粘度調整剤、浸透促進剤、表面張力調整剤、消泡剤等としての機能を有する場合もあり、本発明のインク組成物中に含有する方が好ましい。
その他インク調製剤として、例えば、防腐防黴剤、pH調整剤、キレート試薬、防錆剤、紫外線吸収剤、粘度調整剤、染料溶解剤、褪色防止剤、乳化安定剤、表面張力調整剤、消泡剤、分散剤、分散安定剤等を必要に応じて加えても良い。
水溶性有機溶剤は0〜60質量%、好ましくは10〜50質量%を、インク調製剤は0〜20質量%、好ましくは0〜15質量%を、それぞれインクの総質量に対して用いるのが良い。残部は水である。
これらは、単独もしくは混合して用いられる。
有機ハロゲン系化合物としては、例えばペンタクロロフェノールナトリウムが挙げられ、ピリジンオキシド系化合物としては、例えば2−ピリジンチオール−1−オキサイドナトリウムが挙げられ、イソチアゾリン系化合物としては、例えば1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンマグネシウムクロライド、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンカルシウムクロライド、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンカルシウムクロライド等が挙げられる。
その他の防腐防黴剤としてソルビン酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、及び酢酸ナトリウム等や、アベシア社製、商品名プロクセルGXL(S)、プロクセルXL−2(S)等が挙げられる。
アニオン界面活性剤としてはアルキルスルホカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、N−アシルアミノ酸及びその塩、N−アシルメチルタウリン塩、アルキル硫酸塩ポリオキシアルキルエーテル硫酸塩、アルキル硫酸塩ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、ロジン酸石鹸、ヒマシ油硫酸エステル塩、ラウリルアルコール硫酸エステル塩、アルキルフェノール型燐酸エステル、アルキル型燐酸エステル、アルキルアリールスルホン酸塩、ジエチルスルホ琥珀酸塩、ジエチルヘキルシルスルホ琥珀酸塩、ジオクチルスルホ琥珀酸塩等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては2−ビニルピリジン誘導体、ポリ4−ビニルピリジン誘導体等がある。
両性界面活性剤としてはラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ポリオクチルポリアミノエチルグリシンその他イミダゾリン誘導体等がある。
ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンドデシルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等のエーテル系;ポリオキシエチレンオレイン酸エステル、ポリオキシエチレンジステアリン酸エステル、ソルビタンラウレート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンセスキオレエート、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポリオキシエチレンステアレート等のエステル系;2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオール、3,6−ジメチル−4−オクチン−3,6−ジオール、3,5−ジメチル−1−ヘキシン−3−オール等のアセチレンアルコール系(例えば、日信化学社製サーフィノール104、82、465、オルフィンSTG等)等が挙げられる。
ポリマーラテックスを被記録材に付与する時期については、着色剤を付与する前であっても、後であっても、また同時であってもよい。
したがってポリマーラテックスを含有する被記録材に本発明のインク組成物で記録してもよいし、該インク組成物中にポリマーラテックスを含有してもよい。又は該インク組成物によって被記録材へ記録を行う前又は後に、ポリマーラテックスを単独の液状物として被記録材に適用しても良い。
情報伝達用シートとしては、表面処理されたもの、具体的には紙、合成紙、フィルム等の基材にインク受容層を設けたものが好ましい。インク受容層は、例えば上記基材にカチオン系ポリマーを含浸あるいは塗工すること;多孔質シリカ、アルミナゾルや特殊セラミックス等のインク中の色素を吸収し得る無機微粒子をポリビニルアルコールやポリビニルピロリドン等の親水性ポリマーと共に上記基材表面に塗工すること;等により設けられる。
このようなインク受容層を設けた情報伝達用シートは通常インクジェット専用紙(フィルム)、光沢紙(フィルム)等と呼ばれる。この中でも、オゾンガス等の空気中の酸化作用を持つガスに対して影響を受けやすいとされているのが、多孔質シリカ、アルミナゾルや特殊セラミックス等のインク中の色素を吸収し得る無機微粒子を基材表面に塗工しているタイプのインクジェット専用紙である。
市販品として入手できる上記専用紙の代表的な例を挙げると、キヤノン(株)製、商品名 プロフェッショナルフォトペーパー、光沢ゴールド、光沢プロフェッショナル;セイコーエプソン(株)製、商品名 写真用紙クリスピア(高光沢)、写真用紙(光沢)、フォトマット紙;日本ヒューレット・パッカード(株)製、商品名 アドバンスフォト用紙(光沢);ブラザー(株)製、商品名 プレミアムプラスグロッシィフォトペーパー;等がある。なお、普通紙も当然利用でき、具体的にはキヤノン(株)製、商品名 PBペーパーGF500;セイコーエプソン(株)製、商品名 両面上質普通紙;等があるが、これらに限られるものではない。
インクジェットプリンタとしては、例えば機械的振動を利用したピエゾ方式のプリンタ;加熱により生ずる泡を利用したバブルジェット(登録商標)方式のプリンタ等が挙げられる。
濃淡それぞれのシアンインクを使用し、これに加えて耐オゾン性及び耐光性、耐水性に優れた他のイエロー、マゼンタ、その他必要に応じてグリーン、レッド、オレンジ、ブルー等のインクと併用することにより、さらに広い可視領域の色調を表現することもできる。
(1)下記式(6)における環A乃至Dのうち1.00が2位及び3位で縮環したピリジン環、残り3.00がベンゼン環で表される化合物の合成
λmax:601nm(水溶液中)
(1)下記式(13)で表される有機アミン[上記式(4)におけるXが4,8−ジスルホ−2−ナフチルアミノ、Eがエチレンである有機アミン]の合成
エチレンジアミン60部中に氷60部を加え、さらに上記のようにして得たウェットケーキの全量82.1部を加えた。この間、反応液に氷を加えて発熱を抑え、10℃以下を保持して反応した。反応液を室温で一晩攪拌した後、濃塩酸を用いてpH1.0に調整した。この際も氷を加えて液温を10〜15℃に保持した。このとき液量は700部であった。反応液に塩化ナトリウム140部を加え、30分撹拌し固体を析出させた。析出固体を濾過分離し、ウェットケーキ51.2部を得た。得られたウェットケーキをビーカーに入れ水220部を加え、10%水酸化ナトリウム水溶液でpH9.5として溶解させた。このとき液量は500部であった。この溶液を濃塩酸でpH1.0に調整し、塩化ナトリウム100部を加え、30分撹拌し固体を析出させた。析出固体を濾過分離し、ウェットケーキ57.8部を得た。得られたウェットケーキをビーカーに入れメタノール210部、水90部を加え50℃で1時間攪拌した後、析出固体を濾過分離し、ウェットケーキ41.2部を得た。得られたウェットケーキを乾燥させ、目的とする有機アミンの白色粉末19.2部(HPLC純度:89.3%)を得た。
λmax:605nm(水溶液中)
(1)下記式(15)で表される有機アミン[式(4)におけるXが4,8−ジスルホ−1−ナフチルアミノ、Eがエチレンである有機アミン]の合成
λmax:601nm(水溶液中)
(1)下記式(17)で表される化合物の合成
λmax=603nm(水溶液中)
λmax:598nm(水溶液中)
以下に比較用の色素の合成方法を記載する。
(1)下記式(20)で表される比較用有機アミンの合成
λmax:602.7nm(水溶液中)
(1)下記式(22)で表される比較用有機アミンの合成
λmax:601nm(水溶液中)
下記表2に記載の各成分を混合溶解し、0.45μmのメンブランフィルター(アドバンテック社製)で濾過する事により評価試験用のインクを調製した。インクの調製における「水」は、イオン交換水を使用した。又、インクのpHが8〜10、総量が100部になるように水、水酸化ナトリウム(pH調整剤)を加えた。実施例1で得た色素を用いたインクの調製を実施例5、同様に、実施例2乃至4で得た色素を用いたインクの調製をそれぞれ実施例6乃至8とする。また実施例で得た色素の代わりに、合成例1又は2で得た比較用色素を用いる以外は実施例5乃至8と同様にして比較用インクを調製した。このインクの調製をそれぞれ比較例1(合成例1で得た比較用色素を使用)及び2(合成例2で得た比較用色素を使用)とする。
上記各実施例で得た色素 5.0部
グリセリン 5.0部
尿素 5.0部
N−メチル−2−ピロリドン 4.0部
イソプロピルアルコール 3.0部
ブチルカルビトール 2.0部
タウリン 0.3部
エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム 0.1部
界面活性剤[日信化学(株)社製、商品名 サーフィノール104PG50]
0.1部
水+水酸化ナトリウム水溶液 75.5部
計 100.0部
インクジェットプリンタ(キヤノン社製、商品名:PIXUS ip4100)を用いて、光沢紙Aとしてセイコーエプソン社製写真用紙クリスピア(高光沢)、光沢紙Bとしてブラザー社製写真用紙プレミアムプラスグロッシィフォトペーパーにインクジェット記録を行った。
インクジェット記録の際は、100%、85%、70%、55%、40%、25%濃度の6段階の階調が得られるように画像パターンを作り、ハーフトーンの記録物を得て、これを試験片とした。耐オゾン性試験の際には、55%と40%の階調部で測定を行ない、色素残存率を求めた。
また、反射濃度は測色システム(SpectroEye、GretagMacbeth社製)を用いて測色した。測色は、濃度基準にDIN、視野角2°、光源D65の条件で行なった。
記録画像の各種試験方法及び試験結果の評価方法を以下に記載する。
1.耐オゾン性試験(A)
試験片を、オゾンウェザーメーター(スガ試験機社製 型式OMS−H)を用い、オゾン濃度40ppm、槽内温度24℃、湿度60%RHで8時間放置した。試験後に55%の階調部で測定を行ない、色素残存率を(試験後の反射濃度/試験前の反射濃度)×100(%)で計算して求め、4段階で評価した。試験前の各試験片の平均反射濃度は1.09であった。
◎:残存率80%以上
○:残存率80%未満、70%以上
△:残存率70%未満、60%以上
×:残存率60%未満
色素残存率はその数値が高いほど良い。結果を下記表3に示す。
試験片を、オゾンウェザーメーター(スガ試験機社製 型式OMS−H)を用い、オゾン濃度40ppm、槽内温度24℃、湿度60%RHで8時間放置した。試験後に40%の階調部で測定を行ない、色素残存率を(試験後の反射濃度/試験前の反射濃度)×100(%)で計算して求め、4段階で評価した。試験前の各試験片の平均反射濃度は0.57であった。
◎:残存率80%以上
○:残存率80%未満、70%以上
△:残存率70%未満、60%以上
×:残存率60%未満
色素残存率はその数値が高いほど良い。結果を下記表4に示す。
試験片における100%の階調部について上記測色システムを用いてシアン色の反射濃度Dc値を測定した。これを4段階で評価した。
◎:Dc値が2.45以上
○:Dc値が2.30以上2.45未満
△:Dc値が2.20以上2.30未満
×:Dc値が2.20未満
Dc値は大きい数値の方が、より印字濃度が高い(濃い)ことを意味し、優れる。結果を下記表5に示す。
オゾン試験結果(A)
光沢紙A 光沢紙B
実施例5 ◎ ○
実施例6 ○ ○
実施例7 ○ ○
実施例8 ○ ○
比較例1 △ ×
比較例2 △ △
オゾン試験結果(B)
光沢紙A 光沢紙B
実施例5 ◎ ○
実施例6 ○ ○
実施例7 ○ ○
実施例8 ○ ○
比較例1 △ △
比較例2 △ △
Dc値の評価結果
光沢紙A 光沢紙B
実施例5 ○ ○
実施例6 ○ ◎
実施例7 ○ ◎
実施例8 ◎ ◎
比較例1 × △
比較例2 × ○
また、表5より明らかなように、各実施例のインクで得られる記録物の反射濃度は極めて高く、いずれの比較例よりも優れていることが明らかであり、特に光沢紙Aにおいてその差が顕著である。
Claims (14)
- 下記式(1)で表されるポルフィラジン色素の混合物又はそれらの塩、
- 環A乃至Dで表される6員環の含窒素複素芳香環が、ピリジン環又はピラジン環である請求項1に記載のポルフィラジン色素の混合物又はそれらの塩。
- EがC2−C4アルキレンであり、Xが、スルホ基、カルボキシ基又はリン酸基を置換基として有するナフチルアミノ基であり、該置換ナフチルアミノ基が、スルホ基、カルボキシ基、及びリン酸基より成る群から選択される1種又は2種の置換基を、さらに1乃至2有しても良い置換ナフチルアミノ基である、請求項1に記載のポルフィラジン色素の混合物又はそれらの塩。
- 環A乃至Dにおける含窒素複素芳香環が、それぞれ独立に2位及び3位で、又は3位及び4位で縮環したピリジン環、又は2位及び3位で縮環したピラジン環であり、Eがエチレン又はプロピレンであり、Xがスルホ置換ナフチルアミノ基又はカルボキシ置換ナフチルアミノ基であり、該置換ナフチルアミノ基がスルホ基、及びカルボキシ基よりなる群から選択される1種又は2種の置換基を、さらに1乃至2有しても良い置換ナフチルアミノ基である、請求項1又は2に記載のポルフィラジン色素の混合物又はそれらの塩。
- 環A乃至Dにおける含窒素複素芳香環が、それぞれ独立に2位及び3位で、又は3位及び4位で縮環したピリジン環であり、Eがエチレン又はプロピレンであり、Xがスルホ置換ナフチルアミノ基であり、さらに1乃至2のスルホ基を置換基として有する請求項1に記載のポルフィラジン色素の混合物又はそれらの塩。
- 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のポルフィラジン色素の混合物又はそれらの塩を、色素として含有することを特徴とするインク組成物。
- さらに有機溶剤を含有する請求項6に記載のインク組成物。
- インクジェット記録用である請求項7に記載のインク組成物。
- 請求項6乃至8のいずれか一項に記載のインク組成物をインクとして用い、該インクのインク滴を記録信号に応じて吐出させて、被記録材に記録を行うインクジェット記録方法。
- 被記録材が情報伝達用シートである請求項9に記載のインクジェット記録方法。
- 情報伝達用シートが表面処理されたシートであって、該シートが支持体上に白色無機顔料粒子を含有するインク受容層を有するシートである請求項10に記載のインクジェット記録方法。
- 請求項6乃至8のいずれか一項に記載のインク組成物を含有する容器。
- 請求項12に記載の容器が装填されたインクジェットプリンタ。
- 請求項6乃至8のいずれか一項に記載のインク組成物で着色された着色体。
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