JP5235477B2 - 超音波による画像形成方法及び超音波装置 - Google Patents
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Description
のいずれか一方で収差補正を行い、他方で画像化を行う方法について言及されている。
イドローブの少ないビームの評価は定量的には困難であった。これは上記特許文献4,5に述べられている収差補正を行う際にも同様であるが、上記特許文献では収差の評価およびその周波数に関しては注意が払われていなかった。
前記対象物に第1の超音波を送信した際に前記対象物から反射される第1の反射波を受信し第1の受信信号に変換する第1の工程と、
前記第1の受信信号に基づいて収差補正値を求める第2の工程と、
前記収差補正値を用いて生成した送信信号に基づいて第2の超音波を前記対象物に送信
した際に、前記対象物から反射される第2の反射波を受信し、第2の受信信号に変換する第3の工程と、
前記収差補正値と前記第2の受信信号とから画像を形成する第4の工程と、
を含み、
前記第2の超音波の中心周波数は、0.5MHz以上、20MHz以下であり、
前記第1の超音波の中心周波数は、前記第2の超音波の中心周波数の3/16以上、9/20以下であることを特徴とするものである。
前記対象物に少なくとも中心周波数の異なる第1の超音波と第2の超音波とを含む超音波を送信した際に前記対象物から反射される反射波を受信し受信信号に変換する第1の工程と、
前記受信信号を、前記第1の超音波の反射波に対応する第1の受信信号と、前記第2の超音波の反射波に対応する第2の受信信号とに分離する第2の工程と、
前記分離した第1の受信信号に基づいて収差補正値を求める第3の工程と、
前記収差補正値と前記第2の受信信号とから画像を形成する第4の工程と、
を含み、
前記第2の超音波の中心周波数は、0.5MHz以上、20MHz以下であり、
前記第1の超音波の中心周波数は、前記第2の超音波の中心周波数の3/16以上、9/20以下であることを特徴とするものである。
前記対象物に第1の超音波を送信した際に前記対象物から反射される第1の反射波を受信し第1の受信信号に変換する第1の工程と、
前記第1の受信信号に基づいて収差補正値を求める第2の工程と、
前記収差補正値に基づいて補正した第2の超音波を前記対象物に送信した際に前記対象物から反射される第2の反射波を受信し第2の受信信号に変換する第3の工程と、
前記収差補正値と前記第2の受信信号とから画像を形成する第4の工程と、
を含み、
前記第2の超音波の中心周波数は、前記第1の超音波の中心周波数よりも高いことを特徴とするものである。
て画像を形成する画像形成方法であって、
前記対象物に少なくとも中心周波数の異なる第1の超音波と第2の超音波とを含む超音波を送信した際に前記対象物から反射される反射波を受信し受信信号に変換する第1の工程と、
前記受信信号を、前記第1の超音波の反射波に対応する第1の受信信号と、前記第2の超音波の反射波に対応する第2の受信信号とに分離する第2の工程と、
前記分離した第1の受信信号に基づいて収差補正値を求める第3の工程と、
前記収差補正値と前記第2の受信信号とから画像を形成する第4の工程と、
を含み、
前記第2の超音波の中心周波数は、前記第1の超音波の中心周波数よりも高いことを特徴とするものである。
また、本発明は、対象物に超音波を送信し、該対象物から反射される反射波を受信して対象物内の画像を形成する超音波装置であって、
前記対象物に第1の超音波を送信して前記対象物から反射される第1の反射波を受信し、第1の受信信号に変換する探触子と、
前記第1の受信信号を用いて収差補正値を求める演算回路と、
画像を形成する画像処理装置と、
を有し、
前記探触子は、前記収差補正値を用いて生成された送信信号に基づいて前記対象物に第2の超音波を送信し、前記対象物から反射される第2の反射波を受信して第2の受信信号に変換し、
前記画像処理回路は、前記収差補正値と前記第2の受信信号とを用いて画像を形成し、
前記探触子が送信する前記第2の超音波の中心周波数は、0.5MHz以上、20MHz以下であり、前記第1の超音波の中心周波数は、前記第2の超音波の中心周波数の3/16以上、9/20以下であることを特徴とするものである。
また、本発明は、対象物に超音波を送信し、該対象物から反射される反射波を受信して対象物内の画像を形成する超音波装置であって、
前記対象物に少なくとも中心周波数の異なる第1の超音波と第2の超音波とを含む超音波を送信し、前記対象物から反射される反射波を受信して受信信号に変換する探触子と、
前記受信信号を、前記第1の超音波の反射波に対応する第1の受信信号と、前記第2の超音波の反射波に対応する第2の受信信号とに分離するフィルタと、
前記分離した第1の受信信号に基づいて収差補正値を求める演算回路と、
前記収差補正値と前記第2の受信信号とから画像を形成する画像処理装置と、
を、有し、
前記探触子が送信する前記第2の超音波の中心周波数は、0.5MHz以上、20MHz以下であり、前記第1の超音波の中心周波数は、前記第2の超音波の中心周波数の3/16以上、9/20以下であることを特徴とするものである。
また、本発明は、対象物に超音波を送信し、該対象物から反射される反射波を受信して対象物内の画像を形成する超音波装置であって、
前記対象物に第1の超音波を送信して前記対象物から反射される第1の反射波を受信し、第1の受信信号に変換する探触子と、
前記第1の受信信号を用いて収差補正値を求める演算回路と、
画像を形成する画像処理装置と、
を有し、
前記探触子は、前記収差補正値を用いて生成された送信信号に基づいて前記対象物に第2の超音波を送信し、前記対象物から反射される第2の反射波を受信して第2の受信信号に変換し、
前記画像処理回路は、前記収差補正値と前記第2の受信信号とを用いて画像を形成し、
前記探触子が送信する前記第2の超音波の中心周波数は、前記第1の超音波の中心周波数より高いことを特徴とするものである。
また、本発明は、対象物に超音波を送信し、該対象物から反射される反射波を受信して対象物内の画像を形成する超音波装置であって、
前記対象物に少なくとも中心周波数の異なる第1の超音波と第2の超音波とを含む超音波を送信し、前記対象物から反射される反射波を受信して受信信号に変換する探触子と、
前記受信信号を、前記第1の超音波の反射波に対応する第1の受信信号と、前記第2の超音波の反射波に対応する第2の受信信号とに分離するフィルタと、
前記分離した第1の受信信号に基づいて収差補正値を求める演算回路と、
前記収差補正値と前記第2の受信信号とから画像を形成する画像処理装置と、
を、有し、
前記探触子が送信する前記第2の超音波の中心周波数は、前記第1の超音波の中心周波数より高いことを特徴とするものである。
いても良い。そして画像形成に用いる超音波(第2の超音波)の中心周波数は、最後に使用した前記第1の超音波の中心周波数よりも高いことが補正値の精度を向上する上で好ましい。これは周波数が高いほど分解能が高いことが理由と考えられる。
くなるという問題点がある。そこで以下に説明するように評価関数を決定することによって最適な補正を行うことも可能である。図2は1.33MHz、1MHz、0.8MHzのそれぞれの送信周波数で収差補正値を求めたときの、4MHzでの送信ビームパターンである。図2において横軸はx座標、縦軸は送信ビーム電力を示す。1MHzで収差補正したビームパターンは主ビーム幅、サイドローブレベルの点で他の2つより優れているが、周辺部におけるサイドローブの電力のため、閾値を−15dB、−20dBとしたとき1.33MHzと比較し等価半値幅が広くなっていると考えられる。このように、等価半値幅を用いた場合には最適な第一の周波数の選択が困難な場合がある。そこで等価半値幅だけでは評価が不十分な場合には以下のような関数を選択することもできる。つまりサイドローブは形成位置にかかわらずその電力が問題となるため、サイドローブの評価には形成位置に関係するパラメータが不要である。そのため、主ビーム領域とそれ以外で重み関数として異なる関数を用い、特に主ビーム領域(メインローブともいう)以外では位置の関数を含まないようc=0とする。図3、4は重み関数をa=2,c=0とし、bをそれぞれ1または10としたときの、図2に示した各送信ビームパターンの評価値である。いずれの評価関数を用いた場合でも第一の周波数を1MHzに選択でき、等価半値幅を用いる場合と比較し改善が認められる。このように、主ビーム領域と主ビーム領域以外で異なる重み関数を用い、主ビーム領域以外では位置の関数を含まない、という評価関数を選択することもビームパターンの評価には有効である。
以上説明したように広帯域超音波信号を用いる場合であっても、第1の超音波と第2の超音波の周波数(中心周波数)の関係は、第1の超音波と第2の超音波とを独立に用いた場合と同じである。
超音波装置の一例として、本実施形態では医用超音波診断装置の例を示すが、医用超音波診断装置に限らず超音波を用いたその他装置にも同様に適用できる。以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明するが、本発明はこれらの記載によって何ら限定されるものではない。
(第一の超音波送受信)
図5は本発明の実施例1の超音波装置のブロック図である。図において、1は超音波装置全体の制御を行うためのシステム制御部、2は送信超音波を発生する送信信号発生部である。送信信号発生部2はシステム制御部1より送信トリガを入力される。そして各素子に配置された送信遅延回路3に設定される遅延の後、送信パルス変調、電力増幅が行われ各素子の送信信号が探触子4へ送波される。探触子4は電気信号と超音波の変換を行う超音波探触子で、素子はn個の長方形に配列されている。
そして位相差演算回路8によって素子間の超音波信号の位相差が演算される。具体的には得られた各素子の信号に対して送受信ビームの焦点、ビーム方向に対する遅延量補正を行い、残りの位相誤差を隣接素子間に対して相互相関を取ることによって素子間の相対位相誤差を求める。その後、全ての相対位相誤差の平均からの位相ずれ量が求められる。そして、位相ずれ量は遅延量に換算され、収差補正値(遅延量誤差を補正する量)として、システム制御部1に記憶される。
次に上に述べた超音波送受信と同様の送受信処理を行う。ただしこの際の送信周波数は第一回目の送受信より高くする。位相差演算回路8の動作は行わない。超音波の送信に際しては、先のシステム制御部1に記憶された収差補正値9が送信遅延回路3に入力される。また、送信遅延回路3には焦点、ビーム方向に対する遅延量も加算入力される。それらの遅延の後、送信パルス変調、電力増幅が行われ各素子の送信信号が探触子4へ送波される。
次に受信遅延回路10に信号が入力される。受信遅延回路10には焦点、ビーム方向、及び第一回目の送受信によってシステム制御部1に記憶された収差補正値11が加算入力されており、各素子からの信号に対して適正な遅延が与えられる。
そして、遅延が与えられた各素子の信号に対して直交検波器12によって検波が行われ、信号処理、画像処理回路13によってI信号、Q信号の相乗平均及び輝度信号への変換が行われた後、画像表示部14に画像出力される。
に本発明は、診断装置以外の超音波探傷装置等超音波の集束が必要な装置にも適用可能である。
と第2の超音波の中心周波数との関係は、上記関係を満たせばよい。即ち、画像形成に利用する第2の超音波の中心周波数は、収差補正で最後に使用した第1の超音波の中心周波数よりも高いか同じであれば良い。
実施例1においては2回の超音波送受信によって収差補正を行う例を示したが、本実施例においては1回の超音波送受信によって収差補正を行う例を示す。図9は実施例2の超音波装置のブロック図である。超音波の送信、受信の処理は実施例1と同様であるが、実施例2では、広帯域の超音波を送信する点と、受信後の超音波信号を第1のフィルタ17、第2のフィルタ18にて弁別する点が実施例1と異なる。
実施例1及び2においては収差補正プロセスは1回であるが、本実施例では複数回行う場合の例を示す。図10は本実施例を説明する収差補正の手順である。本実施例にて使用する超音波システムは実施例1と同様、図5に示されている。
2 送信信号発生部
3 送信遅延回路
4 超音波探触子
5 初段アンプ
6 アナログ−デジタル変換器
8 位相差演算回路
9、11 システム制御部に記憶された遅延補正量
10 受信遅延回路
12 直交検波器
13 信号処理、画像処理回路
14 画像表示部
15 実施例1(第1の超音波:1MHz、第2の超音波:4MHz)の送信ビームの指向性
16 比較例(第1の超音波:4MHz、第2の超音波:4MHz)の送信ビームの指向性
17 第1のフィルタ
18 第2のフィルタ
Claims (16)
- 対象物に超音波を送信した際に該対象物から反射される反射波を用いて画像を形成する画像形成方法であって、
前記対象物に第1の超音波を送信した際に前記対象物から反射される第1の反射波を受信し第1の受信信号に変換する第1の工程と、
前記第1の受信信号に基づいて収差補正値を求める第2の工程と、
前記収差補正値を用いて生成した送信信号に基づいて第2の超音波を前記対象物に送信した際に、前記対象物から反射される第2の反射波を受信し、第2の受信信号に変換する第3の工程と、
前記収差補正値と前記第2の受信信号とから画像を形成する第4の工程と、
を含み、
前記第2の超音波の中心周波数は、0.5MHz以上、20MHz以下であり、
前記第1の超音波の中心周波数は、前記第2の超音波の中心周波数の3/16以上、9/20以下であることを特徴とする画像形成方法。 - 前記第4の工程において使用する前記収差補正値は、前記第2の工程で求めた収差補正値を前記第2の受信信号を用いてさらに補正した収差補正値であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
- 前記第3の工程の前に、前記第1の工程と前記第2の工程とを複数回繰り返すことによって前記収差補正値を求める工程を含み、
当該繰り返し工程において、2回目以降に使用する前記第1の超音波は、直前の前記第2の工程で求めた収差補正値を用いて補正したものであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成方法。 - 前記第1の工程と前記第2の工程とを複数回繰り返す際に、前記第1の超音波の中心周波数を工程ごとに変化させ、
前記第2の超音波の中心周波数は、最後に使用した前記第1の超音波の中心周波数よりも高いことを特徴とする請求項3に記載の画像形成方法。 - 前記式(2)のa、b、cがa=2、b>0、c=0のうち少なくとも1つを満たすことを特徴とする請求項6に記載の画像形成方法。
- 対象物に超音波を送信した際に該対象物から反射される反射波を用いて画像を形成する画像形成方法であって、
前記対象物に少なくとも中心周波数の異なる第1の超音波と第2の超音波とを含む超音波を送信した際に前記対象物から反射される反射波を受信し受信信号に変換する第1の工程と、
前記受信信号を、前記第1の超音波の反射波に対応する第1の受信信号と、前記第2の超音波の反射波に対応する第2の受信信号とに分離する第2の工程と、
前記分離した第1の受信信号に基づいて収差補正値を求める第3の工程と、
前記収差補正値と前記第2の受信信号とから画像を形成する第4の工程と、
を含み、
前記第2の超音波の中心周波数は、0.5MHz以上、20MHz以下であり、
前記第1の超音波の中心周波数は、前記第2の超音波の中心周波数の3/16以上、9/20以下であることを特徴とする画像形成方法。 - 前記第1の工程において、中心周波数の異なる3以上の超音波を含む超音波を用い、
前記第2の工程において、前記3以上の超音波のそれぞれの周波数に対応する通過域をもつ複数のフィルタを用いて前記対象物からの反射波に対応する受信信号を3以上の受信信号に分離し、
前記第3の工程において、前記第3の工程で分離した3以上の受信信号のうち複数の受信信号を前記第1の信号として用い、
前記第4の工程において、前記第3の工程で分離した3以上の受信信号のうち最も高い周波数の受信信号を前記第2の受信信号として用いることを特徴とする請求項9に記載の画像形成方法。 - 対象物に超音波を送信した際に該対象物から反射される反射波を用いて画像を形成する画像形成方法であって、
前記対象物に第1の超音波を送信した際に前記対象物から反射される第1の反射波を受信し第1の受信信号に変換する第1の工程と、
前記第1の受信信号に基づいて収差補正値を求める第2の工程と、
前記収差補正値に基づいて補正した第2の超音波を前記対象物に送信した際に前記対象物から反射される第2の反射波を受信し第2の受信信号に変換する第3の工程と、
前記収差補正値と前記第2の受信信号とから画像を形成する第4の工程と、
を含み、
前記第2の超音波の中心周波数は、前記第1の超音波の中心周波数よりも高いことを特徴とする画像形成方法。 - 対象物に超音波を送信した際に該対象物から反射される反射波を用いて画像を形成する画像形成方法であって、
前記対象物に少なくとも中心周波数の異なる第1の超音波と第2の超音波とを含む超音波を送信した際に前記対象物から反射される反射波を受信し受信信号に変換する第1の工程と、
前記受信信号を、前記第1の超音波の反射波に対応する第1の受信信号と、前記第2の超音波の反射波に対応する第2の受信信号とに分離する第2の工程と、
前記分離した第1の受信信号に基づいて収差補正値を求める第3の工程と、
前記収差補正値と前記第2の受信信号とから画像を形成する第4の工程と、
を含み、
前記第2の超音波の中心周波数は、前記第1の超音波の中心周波数よりも高いことを特徴とする画像形成方法。 - 対象物に超音波を送信し、該対象物から反射される反射波を受信して対象物内の画像を形成する超音波装置であって、
前記対象物に第1の超音波を送信して前記対象物から反射される第1の反射波を受信し、第1の受信信号に変換する探触子と、
前記第1の受信信号を用いて収差補正値を求める演算回路と、
画像を形成する画像処理装置と、
を有し、
前記探触子は、前記収差補正値を用いて生成された送信信号に基づいて前記対象物に第2の超音波を送信し、前記対象物から反射される第2の反射波を受信して第2の受信信号に変換し、
前記画像処理回路は、前記収差補正値と前記第2の受信信号とを用いて画像を形成し、
前記探触子が送信する前記第2の超音波の中心周波数は、0.5MHz以上、20MHz以下であり、前記第1の超音波の中心周波数は、前記第2の超音波の中心周波数の3/16以上、9/20以下であることを特徴とする超音波装置。 - 対象物に超音波を送信し、該対象物から反射される反射波を受信して対象物内の画像を形成する超音波装置であって、
前記対象物に少なくとも中心周波数の異なる第1の超音波と第2の超音波とを含む超音波を送信し、前記対象物から反射される反射波を受信して受信信号に変換する探触子と、
前記受信信号を、前記第1の超音波の反射波に対応する第1の受信信号と、前記第2の超音波の反射波に対応する第2の受信信号とに分離するフィルタと、
前記分離した第1の受信信号に基づいて収差補正値を求める演算回路と、
前記収差補正値と前記第2の受信信号とから画像を形成する画像処理装置と、
を、有し、
前記探触子が送信する前記第2の超音波の中心周波数は、0.5MHz以上、20MHz以下であり、前記第1の超音波の中心周波数は、前記第2の超音波の中心周波数の3/16以上、9/20以下であることを特徴とする超音波装置。 - 対象物に超音波を送信し、該対象物から反射される反射波を受信して対象物内の画像を形成する超音波装置であって、
前記対象物に第1の超音波を送信して前記対象物から反射される第1の反射波を受信し、第1の受信信号に変換する探触子と、
前記第1の受信信号を用いて収差補正値を求める演算回路と、
画像を形成する画像処理装置と、
を有し、
前記探触子は、前記収差補正値を用いて生成された送信信号に基づいて前記対象物に第2の超音波を送信し、前記対象物から反射される第2の反射波を受信して第2の受信信号に変換し、
前記画像処理回路は、前記収差補正値と前記第2の受信信号とを用いて画像を形成し、
前記探触子が送信する前記第2の超音波の中心周波数は、前記第1の超音波の中心周波数より高いことを特徴とする超音波装置。 - 対象物に超音波を送信し、該対象物から反射される反射波を受信して対象物内の画像を形成する超音波装置であって、
前記対象物に少なくとも中心周波数の異なる第1の超音波と第2の超音波とを含む超音波を送信し、前記対象物から反射される反射波を受信して受信信号に変換する探触子と、
前記受信信号を、前記第1の超音波の反射波に対応する第1の受信信号と、前記第2の超音波の反射波に対応する第2の受信信号とに分離するフィルタと、
前記分離した第1の受信信号に基づいて収差補正値を求める演算回路と、
前記収差補正値と前記第2の受信信号とから画像を形成する画像処理装置と、
を、有し、
前記探触子が送信する前記第2の超音波の中心周波数は、前記第1の超音波の中心周波数より高いことを特徴とする超音波装置。
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