Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP5206496B2 - 無線送信装置、無線受信装置および送信方法 - Google Patents

無線送信装置、無線受信装置および送信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5206496B2
JP5206496B2 JP2009045928A JP2009045928A JP5206496B2 JP 5206496 B2 JP5206496 B2 JP 5206496B2 JP 2009045928 A JP2009045928 A JP 2009045928A JP 2009045928 A JP2009045928 A JP 2009045928A JP 5206496 B2 JP5206496 B2 JP 5206496B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel
interleaving
data
output
bandwidth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009045928A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010200266A (ja
Inventor
裕 浅沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Mobile Communications Ltd
Original Assignee
Fujitsu Mobile Communications Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Mobile Communications Ltd filed Critical Fujitsu Mobile Communications Ltd
Priority to JP2009045928A priority Critical patent/JP5206496B2/ja
Publication of JP2010200266A publication Critical patent/JP2010200266A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5206496B2 publication Critical patent/JP5206496B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

この発明は、ネットワークに収容される無線基地局装置と移動無線端末装置との間の通信に関する。
セルラーなどの移動通信システムにおいて、さまざまな用途の端末に対応するために、端末の送受信能力を規定するさまざまなパラメータが存在する(例えば、非特許文献1参照)。その組み合わせによって端末カテゴリ(UE Category)が規定されている。端末カテゴリを規定する端末の能力(UE capability)は、最大の情報伝送速度などがあり、送信、受信についてそれぞれ規定されている。基地局は、複数の端末の異なる送信能力、受信能力に合わせて、端末との間で信号の送受信を行う。上記非特許文献1では、基地局は、異なるカテゴリの端末を同時に接続可能でなければならないことを示唆している。
近時、Rel-8 LTE端末の受信可能帯域幅であったシステム帯域を包含する広帯域を用いるLTE-Advancedシステムが検討されている。このように狭帯域を用いるRel-8 LTE端末を、広帯域を用いる新システムでも運用できるようにするためには、新システムの基地局は、Rel-8 LTE端末でも受信可能な信号を送信しなければならない。
またRel-8 LTE端末は、先行して運用が開始されるため、後の新システムの稼動に合わせて、Rel-8 LTE端末が受信する帯域を変更することは困難である。また、1つの基地局の無線ゾーン内に存在するRel-8 LTE端末と、広帯域を用いる端末の比率は動的に変化する。このため、情報伝送チャネルの割り当てを制御チャネルを通じて行うLTEシステムでは、制御チャネルの構成も工夫が必要である。
制御チャネルは、共用リソースで送信され、各端末が自端末向けの制御情報を、ブラインド判定により検出する。基地局から送信されるDownlink physical channelでは、制御チャネルPDCCH(Physical downlink control channel)と、PDSCH(Physical downlink shared channel)が多重化されている(例えば、非特許文献2乃至4参照)
端末は、PDCCHを受信し、自端末に宛てられたPDCCHより、自端末の情報伝送チャネルPDSCHの割当情報を検出し、このPDSCH割当情報に基づいて、PDSCHを受信する。PDCCHは、端末毎に異なるスクランブルがかかっており、各端末がそれぞれ固有のPDCCHのデコード処理を行い、正しく検出されたPDCCHを自端末に宛てられたPDCCHと判定する。これがブラインド判定と称されるものである。
制御チャネルの送信方法としては、Rel-8 LTE端末向けの制御情報と、広帯域端末向けの制御情報を別のリソースを用いて送信する方法が考えられるが、上述したように端末の存在比率が動的に変化するので、このような方法は、リソースの効率的な利用方法とは言えない。
一方、制御チャネルのリソースを共通にし、動的に配分を変えるようにすれば、リソースを効率的に利用できる。しかし、制御チャネルのリソースを共通にした場合に、広帯域端末に宛ての信号に対して施すインターリーブが、その効果を十分に発揮するような検討は行われていない。
3GPP(3rd Generation Partnership Project) TS 36.306 V8.2.0 (2008-05) 3GPP TS 36.211 V8.3.0 (2008-05) 6.8 Physical downlink control channel 3GPP TS 36.212 V8.3.0 (2008-05) 5.3.3 Downlink control information 3GPP TS 36.213 V8.3.0 (2008-05) 7 Physical downlink shared channel related procedures
従来では、狭帯域受信装置と広帯域受信装置に対して共通リソースで制御情報を送信する場合に、広帯域受信装置宛ての信号に対するインターリーブについての検討が十分に行われていないという問題があった。
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、狭帯域受信装置と広帯域受信装置に対して共通リソースで制御情報を送信する場合に、広帯域受信装置宛ての信号に対するインターリーブをその効果が十分に発揮されるように実施することが可能な無線送信装置、無線受信装置および送信方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明は、第1帯域幅の範囲のチャネルを用いて無線送信を行う第1方式と、第1帯域幅を包含する第2帯域幅の範囲のチャネルを用いて無線送信を行う第2方式とを用いて、無線受信装置にチャネル割当情報でチャネルの割り当てについて通知し、データ送信を行う無線送信装置において、第2方式を用いる複数の無線受信装置にそれぞれ通知する複数の第2チャネル割当情報をそれぞれ符号化する符号化手段と、この符号化手段でそれぞれ符号化された複数の第2チャネル割当情報を、それぞれビット単位でインターリーブする第1インターリーブ手段と、この第1インターリーブ手段の出力を多重化する第1多重化手段と、この多重化手段の出力を、予め設定した第1データサイズを単位として、第2帯域幅に応じたサイズの範囲でインターリーブする第2インターリーブ手段と、第1データサイズの自然数倍の第2データサイズを有し第1方式を用いる無線受信装置に通知する第1チャネル割当情報を、第2インターリーブ手段の出力の空き領域に多重化する第2多重化手段と、この第2多重化手段の出力を、第1帯域幅に応じたサイズの範囲でインターリーブする第3インターリーブ手段と、この第3インターリーブ手段の出力を無線送信する送信手段とを具備して構成するようにした。
以上述べたように、この発明では、符号化した第2チャネル割当情報をビット単位でインターリーブしたものを多重化し、この多重化したデータを第1データサイズを単位として、第2帯域幅に応じたサイズの範囲でインターリーブし、この結果の空き領域に第1方式を用いる無線受信装置に通知する第1チャネル割当情報を多重化して、第1帯域幅に応じたサイズの範囲でインターリーブし、これを送信するようにしている。
したがって、この発明によれば、第1方式の無線受信装置は、第1帯域幅に応じたサイズの範囲でデインターリーブを行えば、第1チャネル割当情報を得ることができ、また第2方式の無線受信装置についても、送信側と逆順でデインターリーブおよび分離、復号を行えば第2チャネル割当情報を得ることができる。
すなわち、狭帯域の第1方式の受信装置と広帯域の第2方式の受信装置に対して共通リソースで制御情報を送信する場合でも、第1チャネル割当情報を送信でき、また第2チャネル割当情報については、第2帯域幅に応じたサイズの範囲でインターリーブを行っているので、インターリーブ効果を十分に発揮可能な無線送信装置、無線受信装置および送信方法を提供できる。
この発明に係わる無線通信システムで用いる通信帯域を説明するための図。 図1に示したサブキャリアに割り当てるリソースブロックを説明するための図。 図2に示したリソースブロックに割り当てるチャネルを説明するための図。 この発明の実施形態に係わる無線通信システムの移動無線端末装置の構成を示す回路ブロック図。 この発明の実施形態に係わる無線通信システムの無線基地局装置の構成を示す回路ブロック図。 図5に示した無線基地局装置で行われるPDCCHデータに対するインターリーブ処理を説明するための図。 図6に示した処理で用いられるインターリーブの一例を示す図。 図6に示した処理で用いられるインターリーブの一例を示す図。 図5に示した無線基地局装置で行われるPDCCHデータに対するインターリーブ処理を説明するための図。
以下、図面を参照して、この発明の実施形態について説明する。
この発明に係わる無線通信システムとして、下り回線にOFDM方式を用いるセルラシステムを例に挙げて説明する。この無線通信システムは、移動無線端末装置と無線基地局装置を備え、無線基地局装置から送信し、移動無線装置で受信する下り回線においてOFDM方式による無線通信を行う。移動無線端末装置の種別には、Rel-8 LTEに準拠した種別xと、LTE-Advanced(以下、LTE-Aと略称する)に準拠した種別yの2種類がある。そして、無線基地局装置は、複数の種別xの移動無線端末装置および複数の種別yの移動無線端末装置に対して信号を送信する。
種別xの移動無線端末装置は、1コンポーネント(18.015MHz)を受信可能な最大帯域幅とし、一方、種別yの移動無線端末装置は、3つのコンポーネントを包含する60MHzを受信可能な最大帯域幅としている。そして、無線基地局装置は、両方の移動無線端末装置で受信可能な信号を送信する。なお、ここでは、種別yの移動無線端末装置の最大受信帯域幅として60MHzを例に挙げて説明するが、n×20MHzでもよい(nは、2以上の自然数)。
図1に示すように、1コンポーネントは、無線基地局装置によって、中心周波数にはDCサブキャリアが配置され、18.015MHz(サブキャリア数1201)の送信信号帯域が構成される。すなわち、サブキャリア間隔15kHzである。なお、無線基地局装置は、DCサブキャリアでは送信しない。また無線基地局装置は、図2に示すように、12サブキャリアからなる180kHz帯域幅で、1つのRB(Resource block)を形成する。したがって、1コンポーネントには、100個のRBを有する。なお、RBは、時間方向は14シンボルからなり、受信信号の基準とする既知信号であるリファレンス信号(Reference Signal)が挿入されている。
また、無線基地局装置の1つのチャネル帯域幅は20MHzであり、1コンポーネント18.015MHzとの差、すなわち1.985MHz(片側0.9925MHz)はガード帯域としている。ガード帯域は、無線基地局装置の送信フィルタ特性、移動無線端末装置の受信フィルタ特性など、理想的な特性が得ることが困難な要素部品の設計を考慮して、信号の伝送に使用しない。なお、システム記述では、DCサブキャリアの分を除いて、送信信号帯域幅18MHz、ガード帯域幅2MHz(片側1MHz)と示すことがある。
図3は、無線基地局装置が両種別x、yの移動無線端末装置に向けて送信する1サブフレームの伝送信号の構成であり、この図では、周波数方向にRBを並べて示している。無線基地局装置から両種別x、yの移動無線端末装置に伝送される信号には、制御情報を伝送する制御チャネル(PCFICH、PDCCH、PHICH)と伝送情報を伝送するデータチャネル(PDSCH)とがあり、それぞれ時分割に配分して伝送される。
前述したように種別xの移動無線端末装置は、1コンポーネントを受信可能であって、その中から1つ以上のRBがPDSCHの受信用として無線基地局装置から割り当てられる。すなわち、図3において、種別xの移動無線端末装置は、User B,C,D,Gに相当する。一方、種別yの移動無線端末装置は、3コンポーネントを同時に受信可能で、その中から1つ以上のRBがPDSCHの受信用として無線基地局装置から割り当てられる。なお、種別yの移動無線端末装置は、異なるコンポーネントに属する複数のRBをPDSCHの受信用とすることも可能である。すなわち、図3において、種別yの移動無線端末装置は、User A,E,Fに相当する。
両種別x、yの移動無線端末装置は、それぞれ自端末宛てのPDCCHを受信して、この情報に基づいて、自端末宛てのPDSCHがどのRBに割り当てられているかを特定し、この特定した自端末宛てのRB(PDSCH)だけを受信する。すなわち、無線基地局装置は、PDCCHに、どの移動無線端末装置にどのPDSCHを割り当てたかを示す割当情報を含める。
無線基地局装置は、各移動無線端末装置に宛てたPDCCHを、信号帯域全体にわたり、多重化して配置するが、その配置は移動無線端末装置毎に固定した位置でない。このため、各移動無線端末装置は、多重化されたPDCCHの中から、自端末宛てのPDCCHを探す(ブラインド検出する)必要がある。
種別xの移動無線端末装置は、1コンポーネントだけが利用可能なので、無線基地局装置は、種別xの移動無線端末装置が1コンポーネントについてブラインド検出すればよいように、1コンポーネント内に、種別xの移動無線端末装置宛てのPDCCHおよびPDSCHを配置する。一方、種別yの移動無線端末装置は、3コンポーネントを利用可能なので、無線基地局装置は、図3に示すように、PDCCHを広い帯域に分散して配置する。
このように分散配置すると、種別xの移動無線端末装置は、信号帯域全体について探索する必要があるが、周波数ダイバーシチ効果が増大し、PDCCHの受信品質を向上させることができる。
ところで、LTE-Aシステムは、Rel-8 LTEシステムの規格を拡張することにより実現される。反対に、種別xの移動無線端末装置は、LTE-A規格で拡張された帯域および拡張されたPDCCH構成を受信する機能はない。LTE-Aシステムの導入に伴い、種別xの移動無線端末装置が受信できるPDCCHの構成は、Rel-8 LTEから変更されない。したがって、LTE-A規格は、種別xの移動無線端末装置の受信に支障がないように拡張される必要がある。これは、PDCCHのインターリーブについても同様である。
種別xの移動無線端末装置と種別xの移動無線端末装置が通信に使用するリソースの比率は、時間により変動するので、無線基地局装置において、PDCCHをマッピングするリソースの配分を予め決めておくことはできず、種別xの移動無線端末装置と種別yの移動無線端末装置は、PDCCHのリソースを共用する必要がある。このため、両種別x、yの移動無線端末装置x、yは、それぞれ多数のPDCCHを受信して、CRCが一致するPDCCHを探すというブラインド判定により、自端末宛てのPDCCHを検出する。
また検出できるPDCCHは自端末宛てのものだけなので、種別xの移動無線端末装置は、LTE-A規格で送信されているPDCCH全体のサイズ、すなわち、PDCCHのリソース配分を知ることはできない。同様に、移動無線端末装置yは、Rel-8 LTE規格で送信されているPDCCH全体のサイズ、すなわち、PDCCHのリソース配分を知ることはできない。このため、種別xの移動無線端末装置と種別yの移動無線端末装置の受信処理は、PDCCHのリソース配分によらず、同じ処理が望ましい。すなわち、PDCCHのインターリーブは、種別xの移動無線端末装置の受信に支障がないように、LTE-A規格のPDCCH全体のサイズによらない既定のインターリーブであることが望ましい。
移動無線端末装置の構成について説明する。図4にその構成を示す。上述したように、種別xの移動無線端末装置と種別yの移動無線端末装置は、互いに受信に利用するコンポーネント数で相違し、受信に関わる構成が異なるだけなので、共に図4を用いて説明する。なお、受信系で相違する構成については、後に詳述する。
送信部101は、無線基地局装置に宛てた無線信号を生成し、この信号をデュプレクサ108を介しアンテナを通じて空間に放射する。
無線基地局装置から送信された無線信号は、アンテナで受信され、デュプレクサ108を通じて受信RF部109に出力される。受信された無線信号は、ダウンコンバータ及びアナログ−ディジタル変換器などを含む受信RF部109によってベースバンドディジタル信号に変換される。
高速フーリエ変換(FFT)部110は、上記ベースバンドディジタル信号を、高速フーリエ変換し、これにより時間領域の信号から周波数領域の信号、すなわちサブキャリア毎の信号に分割する。このようにしてサブキャリア毎に分割された信号は、周波数チャネル分離部111に出力される。なお、サブキャリアは、無線基地局装置において、所定数(例えば12)ずつリソースブロックとしてまとめられており、無線基地局装置は、このリソースブロックを1つの単位として、移動無線端末装置に割り当てを行う。
周波数チャネル分離部111は、制御部100からの指示されるチャネル帯域およびリソースブロックについて、そのリソースブロックに含まれるサブキャリアの信号を、リファレンス信号、制御チャネルの信号およびデータチャネルの信号にそれぞれ分離する。
また、チャネル帯域をどのようにリソースブロックに分割したか、言い換えれば、サブキャリアとリソースブロックの対応については、無線基地局装置から移動無線端末装置へ、チャネル帯域情報およびリソースブロック数が予め通知され、サブキャリアとリソースブロックの対応については、チャネル帯域情報およびリソースブロック数から一意に求められる。すなわち、移動無線端末装置は、無線基地局装置がチャネル帯域をどのようにリソースブロックに分割しているかを予め認識しており、それに準じた受信を行う。
上記信号のうち、リファレンス信号は、リファレンス信号デスクランブリング部112により、移動無線端末装置が受信しようとする信号を送信する無線基地局装置において用いられるスクランブルパターンと逆のデスクランブリングパターンによってデスクランブルされ、この結果は制御チャネル復調部114、データチャネル復調部116および受信品質測定部113に出力される。受信品質測定部113は、上記リファレンス信号に基づいて、Ncqi個のリソースブロックの受信品質をそれぞれ測定する。これらの測定結果は、制御部100に出力される。
制御チャネル復調部114は、周波数チャネル分離部111から出力される制御チャネルの信号を、リファレンス信号デスクランブリング部112でデスクランブリングされたリファレンス信号を用いてチャネル等化したのち復調する。
制御チャネル復号部115は、復調された制御チャネルからPCFICH、自端末宛てのPHICHを検出するとともに、復調された制御チャネルのPDCCH信号に対して、デインターリーブ、分離処理、誤り訂正復号、チャネルデコーディングなどの処理を実施して、自端末宛てのPDCCHをブラインド検出する。このようにして得られた制御チャネル(PCFICH、PHICH、PDCCH)のビット列は、制御部100に出力される。なお、制御チャネル復号部115におけるこれらの受信処理は、種別xの移動無線端末装置と種別yの移動無線端末装置とで異なる。その詳細については、後に詳述する。
制御部100は、当該移動無線端末装置の各部を統括して制御するものである。制御部100は、上記制御チャネルから取得したPDCCH情報に基づいて、当該移動無線端末装置に割り当てられたデータチャネル(チャネル帯域およびリソースブロック)を検出し、このデータチャネルを通じて無線基地局装置からデータを受信するように、受信系の各部(例えば、周波数チャネル分離部111)を制御する。また制御部100は、受信信号が当該移動無線端末装置宛ての信号であると判定した場合、この信号に含まれるシグナリング情報を抽出し、これからデータチャネル信号の復調に必要な情報と、データチャネル信号の復号に必要な情報を検出する。
データチャネル信号の復調に必要な情報は、データチャネル復調部116に出力され、一方、データチャネルの復号に必要な情報は、データチャネル復号部117に出力される。また、制御部100は、受信信号が当該移動無線端末装置宛ての信号でないと判定した場合は、データチャネル信号の復調および復号の処理は中止される。
データチャネル復調部116は、周波数チャネル分離部111から出力される各信号を、リファレンス信号デスクランブリング部112から出力されたリファレンス信号を用いてチャネル等化したのち、制御部100から指示される復調方式および出力される情報に基づいて復調する。
このようにして復調されたデータビット列は、データチャネル復号部117によって、デコードされ、当該移動無線端末装置宛ての下りデータビット列が得られる。ここでのデコードには、制御部100から出力される情報が用いられる。
なお、無線基地局装置からのデータ受信に先立って、当該移動無線端末装置の種別(x、y)および能力(UE capability)が、上り回線で、無線基地局装置に送信される。
無線基地局装置の構成について説明する。図5にその構成を示す。
制御部200は、当該無線基地局装置の各部を統括して制御するものであって、例えば、移動無線端末装置の対応規格(Rel-8 LTEあるいはLTE-A)の別(x、y)、各移動無線端末装置宛てのデータ量や優先度、移動無線端末装置の能力(UE capability)に基づいて、フレーム毎に、どの移動無線端末装置にどのチャネル帯域を割り当てて、どのパケットを通じて送信するかを決定するスケジューラ手段を備える。
リファレンス信号生成部201は、リファレンス信号の元となるビット列を生成し、これにスクランブリングコードをかけて変調部203に出力する。チャネルコーディング部202は、チャネルコーディング器2021〜202mを備える。
チャネルコーディング器2021〜202mは、データチャネルを通じて送信する伝送情報(下り送信データビット列)を、それぞれ制御部200から指示されたチャネルコーディングレートでチャネル符号化し、これによって得た下り送信データ信号を変調部203に出力する。なお、下り送信データビット列は、種別xの移動無線端末装置に宛てたデータと、種別xの移動無線端末装置に宛てたデータが存在する。
PDCCH信号生成部215は、制御部200が生成した、種別xの移動無線端末装置に宛てたPDCCHデータと、種別yの移動無線端末装置に宛てたPDCCHデータが与えられる。すなわち、LTE-Aシステムの端末に宛てたPDCCHデータと、Rel-8 LTEシステムの端末に宛てたPDCCHデータが与えられる。
そしてPDCCH信号生成部215は、LTE-Aシステムの端末に宛てたPDCCHデータに対して、チャネル符号化、多重化、インターリーブなどの処理を実施し、この処理の結果に、Rel-8 LTEシステムの端末に宛てたPDCCHデータを多重化して、所定のインターリーブを行い、PDCCH信号を得る。なお、PDCCH信号生成部215におけるPDCCH信号を得るための処理の詳細については、後に詳述する。
変調部203は、チャネルコーディング器2021〜202mにそれぞれ対応する変調器2031〜203mと、PDCCH信号生成部215に対応する変調器203xを備える。変調器2031〜203mおよび203xは、それぞれ、上記リファレンス信号、上記下り送信データ信号、PDCCH信号に対して、制御部200から指示された変調方式で、直交位相シフトキーイング(QPSK)のようなディジタル変調を施す。
物理リソース割当部204には、変調器2031〜203mおよび203xでディジタル変調された信号が入力されるとともに、制御部200で生成されたPCFICH信号、PHICHが入力される。そして、これらの信号を物理リソース割当部204は、制御部200から指示された所定のチャネル(制御チャネル、データチャネル)のサブキャリア(リソースブロック)にそれぞれ割り当てる。なお、ここでいう「信号をサブキャリアに割り当てる」とは、複素数値で表される信号に対して、対応するリソースブロック内のサブキャリアの時間軸上及び周波数軸上の位置を表すサブキャリアインデックスを付加することを意味する。
なお、当該無線基地局装置から送信されるチャネル帯域は、前述したRBに分割されており、各チャネル帯域に配置されたサブキャリアが、1つのRBとしてまとめられている。これは、無線基地局装置から移動無線端末装置へ予め通知されるチャネル帯域情報およびリソースブロック数から一意に求められるものであって、移動無線端末装置でも、RBの構成は認識されている。無線基地局装置においては、制御部200と物理リソース割当部204によって実現される。
高速逆フーリエ変換(IFFT)部205は、物理リソース割当部204から出力される周波数領域の信号を時間領域の信号に変換する。そして、この信号は、ディジタル−アナログ変換器、アップコンバータ及び電力増幅器などを含む送信RF部206によって無線(RF)信号に変換され、これをデュプレクサ207およびアンテナを通じて、移動無線端末装置に向け空間に放射される。
受信部208は、移動無線端末装置から送信される無線信号を受信する。
次に、無線基地局装置から移動無線端末装置に向けた無線信号(下り回線)で送信するPDCCH信号の生成処理について説明する。この生成処理は、PDCCH信号生成部215によってなされる。以下、その詳細について、図6を参照して説明する。なお、図6には、図面サイズの都合から、5つの種別yの移動無線端末装置に宛てた5つのPDCCHデータA1〜A5と、4つの種別xの移動無線端末装置xに宛てた4つのPDCCHデータL1〜L4とを示すが、実際には、より多く移動無線端末装置にそれぞれ対応するPDCCHデータが存在する。
まずPDCCH信号生成部215は、種別yの移動無線端末装置に宛てたPDCCHデータA1〜A5に対して、それぞれ誤り訂正符号化、CRCビットの付加、スクランブリングなどのチャネルコーディング処理を実施する(図6(a))。これにより、PDCCHデータA1〜A5のサイズおよび符号化率に応じて、CCE(Control Channel Elements)単位の自然数倍のデータサイズの符号化データがそれぞれ生成される(図6(b))。
次にPDCCH信号生成部215は、予め設定した規定のサイズになるように、上記符号化データを選択的に多重化して、複数の多重化データを得る(図6(c))。そして、これらの多重化データに対して、PDCCH信号生成部215は、上記規定のサイズで規定のパターンのビットインターリーブを施し(図6(d))、インターリーブされたデータを得る(図6(e))。
そしてPDCCH信号生成部215は、このようにビットインターリーブされたデータを1つに多重化する(図6(f))。つづいてPDCCH信号生成部215は、この多重化データをCCE単位に分け、上記PDCCH全体サイズでCCE単位の規定のパターンのインターリーブを施し(図6(g))、インターリーブされたデータを得る(図6(h))。
ここで、PDCCH全体サイズよりも、種別yの移動無線端末装置に宛てたPDCCHデータA1〜A5から得たデータの合計サイズの方が小さいため。CCE単位の自然数倍サイズの空き領域が生じる。
ここで、図7および図8に、PDCCH全体サイズのCCE単位のインターリーブパターンの例を示す。図7に示す例は、ブロックインターリーブである。この例では、各コンポーネントに対応するレジスタを横断するように書き込む。すなわち図の縦方向に、図6(f)のデータをCCE単位で書き込み、その後、各コンポーネントに対応するレジスタ毎に読み出す。すなわち、図の横方向に、データを読み出し、これにより図6(h)のデータを得る。
LTEでは、コンポーネント毎にPDCCHサイズが異なることもある。図8は、その例である。この場合も図7の場合と同様にして、縦方向に書き込み、横方向に読み出す。なお、図7や図8に例示したようなインターリーブパターンに限らず、インターリーブのパターンにはいろいろなものがあるが、CCE単位の入出力であれば、本発明に適用可能である。
次にPDCCH信号生成部215は、図6(h)のデータをRel-8 LTEで規定されるサイズ、すなわち各コンポーネント毎に分割し、上記空き領域に種別xの移動無線端末装置に宛てたPDCCHデータL1〜L4を装填して多重化する(図6(i))。ここで、PDCCHデータL1〜L4は、CCE単位の自然数倍のデータサイズを有する。
そして、PDCCH信号生成部215は、このようにして得られた多重化データをそれぞれRel-8 LTEで規定されるインターリーブサイズとパターンでインターリーブして(図6(j))、複数の各コンポーネント毎のPDCCH信号を得る。
図6(h)において、PDCCH信号生成部215は、各コンポーネントに対応する帯域幅のブロックの範囲内において、後ろ詰め(図面右方向)となるようにインターリーブを行うか、もしくはその範囲毎に、インターリーブしたデータを後ろに詰めると、前側(図面左方向)に、CCE単位の空き領域がまとめて生じやすくなる。
これに対してそれぞれの種別xの移動無線端末装置では、制御チャネル復号部115が、制御チャネル復調部114で復調された制御チャネルの信号から自端末宛てのPCFICH、PHICHを検出するとともに、復調された制御チャネルに含まれるPDCCH信号に対して、図6(j)に対応するデインターリーブを実施して、PDCCHデータに相当する各データ候補毎に、デスクランブリング、CRCビットを用いた誤り訂正復号を行い、自端末宛てのPDCCHデータをブラインド検出する。
一方、それぞれの種別yの移動無線端末装置では、制御チャネル復号部115が、制御チャネル復調部114で復調された制御チャネルの信号から自端末宛てのPCFICH、PHICHを検出するとともに、復調された制御チャネルに含まれるPDCCH信号に対して、図6(j)に対応するデインターリーブを実施し、その後、図6(g)に対応するデインターリーブを実施する。
そしてそれぞれの種別yの移動無線端末装置の制御チャネル復号部115は、多重化されたデータを規定のサイズに分離して、図6(d)に対応するデインターリーブを実施する。その後、PDCCHデータに相当する各データ候補毎に、デスクランブリング、CRCビットを用いた誤り訂正復号を行い、PDCCHデータA1〜A5それぞれを得る。このデータは、制御部100に出力される。
以上のように、上記構成の無線通信システムでは、無線基地局装置において、種別yの移動無線端末装置に宛てた複数のPDCCHデータについては、チャネルコーディングを行った後、ビットインターリーブを行い、そして、CCE単位のサイズでPDCCH全体サイズのインターリーブを行う。その後、CCE単位で生じる空き領域に、種別xの移動無線端末装置に宛てた複数のPDCCHデータを多重化し、各コンポーネントの帯域幅のインターリーブを実施するようにしている。また受信側である種別x、yの各移動無線端末装置では、上述したインターリーブとは逆の手順を実行して、PDCCHデータを検出する。
したがって、上記構成の無線通信システムによれば、種別xの移動無線端末装置に宛てたPDCCHデータについては、Rel-8 LTEで規定されるデインターリーブで検出することができ、また種別yの移動無線端末装置に宛てたPDCCHデータについては、PDCCH全体サイズのインターリーブが施されるので、その効果が十分に発揮される。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
その一例として例えば、上記実施の形態では、図6に示す例では、チャネルコーディング処理を施したデータを規定サイズに多重化してから、インターリーブを行うようにした。これに代わって例えば、上記多重化の前に、インターリーブを行うにしてもよい。以下、図9を参照して詳細に説明する。
まずPDCCH信号生成部215は、5つの種別yの移動無線端末装置に宛てたPDCCHデータA1〜A5に対して、それぞれ誤り訂正符号化、CRCビットの付加、スクランブリングなどのチャネルコーディング処理を実施する(図9(a))。これにより、PDCCHデータA1〜A5のサイズおよび符号化率に応じて、CCE(Control Channel Elements)単位の自然数倍のデータサイズの符号化データが複数生成される(図9(b))。
次にPDCCH信号生成部215は、上記チャネルコーディング処理を施したデータを、それぞれのサイズで規定のパターンのビットインターリーブを施し(図9(c))、インターリーブされたデータを得る(図9(d))。
そしてPDCCH信号生成部215は、インターリーブされた異なるサイズのデータを1つに多重化して、多重化データを得る(図9(e))。そして、PDCCH信号生成部215は、この多重化データをCCE単位に分け、上記PDCCH全体サイズでCCE単位の規定のパターンのインターリーブを施し(図9(f))、インターリーブされたデータを得る(図9(g))。
ここで、PDCCH全体サイズよりも、5つの種別yの移動無線端末装置に宛てたPDCCHデータA1〜A5から得たデータの合計サイズの方が小さいため、CCE単位の自然数倍サイズの空き領域が生じる。
また、図7や図8で説明したインターリーブパターンが適用できる。なお、図7や図8に例示したようなインターリーブパターンに限らず、インターリーブのパターンにはいろいろなものがあるが、CCE単位の入出力であれば、本発明に適用可能である。
次にPDCCH信号生成部215は、図9(g)のデータをRel-8 LTEで規定されるサイズ、すなわち各コンポーネント毎に分割し、上記空き領域に4つの種別xの移動無線端末装置xに宛てたPDCCHデータL1〜L4を装填して多重化する(図9(h))。ここで、PDCCHデータL1〜L4は、CCE単位の自然数倍のデータサイズを有する。
そして、PDCCH信号生成部215は、このようにして得られた多重化データをそれぞれRel-8 LTEで規定されるインターリーブサイズとパターンでインターリーブして(図9(i))、複数のPDCCH信号を得る。
図6(h)において、PDCCH信号生成部215は、各コンポーネントに対応する帯域幅のブロックの範囲内において、後ろ詰め(図面右方向)となるようにインターリーブを行うか、もしくはその範囲毎に、インターリーブしたデータを後ろに詰めると、前側(図面左方向)に、CCE単位の空き領域がまとめて生じやすくなる。
これに対して、各種別x、yの移動無線端末装置は、それぞれ制御チャネル復号部115が、上述した処理とは逆の順序でデインターリーブを行えばよい。
このような処理でも、種別xの移動無線端末装置に宛てたPDCCHデータについては、Rel-8 LTEで規定されるデインターリーブで検出することができ、また種別yの移動無線端末装置に宛てたPDCCHデータについては、PDCCH全体サイズのインターリーブが施されるので、その効果が十分に発揮される。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
100…制御部、101…送信部、108…デュプレクサ、109…受信RF部、110…FFT部、111…周波数チャネル分離部、112…リファレンス信号デスクランブリング部、113…受信品質測定部、114…制御チャネル復調部、115…制御チャネル復号部、116…データチャネル復調部、117…データチャネル復号部、200…制御部、201…リファレンス信号生成部、202…チャネルコーディング部、2021〜202m…チャネルコーディング器、203…変調部、2031〜203m,203x…変調器、204…物理リソース割当部、205…IFFT部、206…送信RF部、207…デュプレクサ、208…受信部、215…PDCCH信号生成部。

Claims (10)

  1. 第1帯域幅の範囲のチャネルを用いて無線送信を行う第1方式と、前記第1帯域幅を包含する第2帯域幅の範囲のチャネルを用いて無線送信を行う第2方式とを用いて、無線受信装置にチャネル割当情報でチャネルの割り当てについて通知し、データ送信を行う無線送信装置において、
    前記第2方式を用いる複数の無線受信装置にそれぞれ通知する複数の第2チャネル割当情報をそれぞれ符号化する符号化手段と、
    この符号化手段でそれぞれ符号化された複数の第2チャネル割当情報を、それぞれビット単位でインターリーブする第1インターリーブ手段と、
    この第1インターリーブ手段の出力を多重化する第1多重化手段と、
    この多重化手段の出力を、予め設定した第1データサイズを単位として、前記第2帯域幅に応じたサイズの範囲でインターリーブする第2インターリーブ手段と、
    前記第1データサイズの自然数倍の第2データサイズを有し前記第1方式を用いる無線受信装置に通知する第1チャネル割当情報を、前記第2インターリーブ手段の出力の空き領域に多重化する第2多重化手段と、
    この第2多重化手段の出力を、前記第1帯域幅に応じたサイズの範囲でインターリーブする第3インターリーブ手段と、
    この第3インターリーブ手段の出力を無線送信する送信手段とを具備することを特徴とする無線送信装置。
  2. さらに、前記符号化手段でそれぞれ符号化された複数の第2チャネル割当情報を選択的に用いて、前記データサイズの自然数倍の第3データサイズに多重化する第3多重化手段を備え、
    前記第1インターリーブ手段は、前記第3多重化手段で多重化された複数の前記第3データサイズのデータを、それぞれ前記第3データサイズの範囲でインターリーブすることを特徴とする請求項1に記載の無線送信装置。
  3. 前記第2インターリーブ手段は、前記第1帯域幅に応じたサイズに区切られた範囲毎に一方の端に詰めるインターリーブを行うことを特徴とする請求項1に記載の無線送信装置。
  4. 第1帯域幅の範囲のチャネルを用いて無線送信を行う第1方式と、前記第1帯域幅を包含する第2帯域幅の範囲のチャネルを用いて無線送信を行う第2方式とを用いた通信が可能で、チャネル割当情報でチャネルの割り当てについて通知する無線送信装置と前記第2方式を用いて通信する無線受信装置において、
    前記無線送信装置が送信する無線信号を受信する受信手段と、
    この受信手段の出力を前記第1帯域幅に応じたサイズの範囲でデインターリーブする第1デインターリーブ手段と、
    この第1デインターリーブ手段の出力から、予め設定した第1データサイズの自然数倍の第2データサイズを有し前記第1方式を用いる無線受信装置に通知する第1チャネル割当情報を除き、残るデータを前記第1データサイズを単位として、前記第2帯域幅に応じたサイズの範囲でデインターリーブする第2デインターリーブ手段と、
    この第2デインターリーブ手段の出力を所定のサイズの複数のデータに分離する分離手段と、
    この分離手段が出力する複数のデータを、それぞれビット単位でデインターリーブする第3デインターリーブ手段と、
    この第3デインターリーブ手段の出力を復号して、前記第2方式を用いる無線受信装置に宛てた第2チャネル割当情報を得る復号手段とを具備することを特徴とする無線受信装置。
  5. さらに、前記第3デインターリーブ手段の出力を、前記第2チャネル割当情報毎に分離する復号前分離手段を備え、
    前記復号手段は、前記復号前分離手段の出力を復号して、前記第2方式を用いる無線受信装置に宛てた第2チャネル割当情報を得ることを特徴とする請求項4に記載の無線受信装置。
  6. 第1帯域幅の範囲のチャネルを用いて無線送信を行う第1方式と、前記第1帯域幅を包含する第2帯域幅の範囲のチャネルを用いて無線送信を行う第2方式とを用いて、無線受信装置にチャネル割当情報でチャネルの割り当てについて通知する送信方法であって、
    前記第2方式を用いる複数の無線受信装置にそれぞれ通知する複数の第2チャネル割当情報をそれぞれ符号化する符号化工程と、
    この符号化工程でそれぞれ符号化された複数の第2チャネル割当情報を、それぞれビット単位でインターリーブする第1インターリーブ工程と、
    この第1インターリーブ工程の出力を多重化する第1多重化工程と、
    この多重化工程の出力を、予め設定した第1データサイズを単位として、前記第2帯域幅に応じたサイズの範囲でインターリーブする第2インターリーブ工程と、
    前記第1データサイズの自然数倍の第2データサイズを有し前記第1方式を用いる無線受信装置に通知する第1チャネル割当情報を、前記第2インターリーブ工程の出力の空き領域に多重化する第2多重化工程と、
    この第2多重化工程の出力を、前記第1帯域幅に応じたサイズの範囲でインターリーブする第3インターリーブ工程と、
    この第3インターリーブ工程の出力を無線送信する送信工程とを具備することを特徴とする送信方法。
  7. さらに、前記符号化工程でそれぞれ符号化された複数の第2チャネル割当情報を選択的に用いて、前記データサイズの自然数倍の第3データサイズに多重化する第3多重化工程を備え、
    前記第1インターリーブ工程は、前記第3多重化工程で多重化された複数の前記第3データサイズのデータを、それぞれ前記第3データサイズの範囲でインターリーブすることを特徴とする請求項6に記載の送信方法。
  8. 前記第2インターリーブ工程は、前記第1帯域幅に応じたサイズに区切られた範囲毎に一方の端に詰めるインターリーブを行うことを特徴とする請求項6に記載の送信方法。
  9. 第1帯域幅の範囲のチャネルを用いて無線送信を行う第1方式と、前記第1帯域幅を包含する第2帯域幅の範囲のチャネルを用いて無線送信を行う第2方式とを用いて、無線受信装置にチャネル割当情報でチャネルの割り当てについて通知する無線送信装置から前記チャネル割当情報を受信する受信方法であって、
    前記無線送信装置が送信する無線信号を受信する受信工程と、
    この受信工程の出力を前記第1帯域幅に応じたサイズの範囲でデインターリーブする第1デインターリーブ工程と、
    この第1デインターリーブ工程の出力から、予め設定した第1データサイズの自然数倍の第2データサイズを有し前記第1方式を用いる無線受信装置に通知する第1チャネル割当情報を除き、残るデータを前記第1データサイズを単位として、前記第2帯域幅に応じたサイズの範囲でデインターリーブする第2デインターリーブ工程と、
    この第2デインターリーブ工程の出力を所定のサイズの複数のデータに分離する分離工程と、
    この分離工程が出力する複数のデータを、それぞれビット単位でデインターリーブする第3デインターリーブ工程と、
    この第3デインターリーブ工程の出力を復号して、前記第2方式を用いる無線受信装置に宛てた第2チャネル割当情報を得る復号工程とを具備することを特徴とする受信方法。
  10. さらに、前記第3デインターリーブ工程の出力を、前記第2チャネル割当情報毎に分離する復号前分離工程を備え、
    前記復号工程は、前記復号前分離工程の出力を復号して、前記第2方式を用いる無線受信装置に宛てた第2チャネル割当情報を得ることを特徴とする請求項9に記載の受信方法。
JP2009045928A 2009-02-27 2009-02-27 無線送信装置、無線受信装置および送信方法 Expired - Fee Related JP5206496B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009045928A JP5206496B2 (ja) 2009-02-27 2009-02-27 無線送信装置、無線受信装置および送信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009045928A JP5206496B2 (ja) 2009-02-27 2009-02-27 無線送信装置、無線受信装置および送信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010200266A JP2010200266A (ja) 2010-09-09
JP5206496B2 true JP5206496B2 (ja) 2013-06-12

Family

ID=42824468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009045928A Expired - Fee Related JP5206496B2 (ja) 2009-02-27 2009-02-27 無線送信装置、無線受信装置および送信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5206496B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9247547B2 (en) * 2009-10-15 2016-01-26 Qualcomm Incorporated Downlink and uplink resource element mapping for carrier extension
CN103999388B (zh) * 2011-10-26 2017-10-03 Lg电子株式会社 在无线通信系统中分配控制信道的方法和设备
CN114128181A (zh) * 2019-07-18 2022-03-01 高通股份有限公司 用于无线通信的两阶段交织技术

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BRPI0810979A2 (pt) * 2007-04-27 2015-07-21 Lg Electronics Inc Método para transmissão de canal de controle em sistema de comunicação móvel
JP5215101B2 (ja) * 2008-07-08 2013-06-19 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線基地局装置及び移動端末装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010200266A (ja) 2010-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7039526B2 (ja) クロスキャリアスケジューリングのための物理ダウンリンク制御チャンネルの制御チャンネル要素の獲得
US11510201B2 (en) Methods and apparatus for flexible use of frequency bands
JP5152056B2 (ja) 無線送信装置、無線受信装置および無線通信方法
US9197385B2 (en) Systems and methods for demodulation reference signal selection
CN110430031B (zh) 适配用于控制信道元素的聚合等级的数量
JP5168015B2 (ja) 無線基地局装置および移動無線端末装置
US8077667B2 (en) Radio communication base station apparatus and radio communication method used for multi-carrier communication
KR102020005B1 (ko) 무선통신시스템에서 하향링크 제어 채널 전송을 위한 방법 및 장치
US8743815B2 (en) Method and base station for transmitting SA-preamble and method and user equipment for receiving SA-preamble
JP5466656B2 (ja) 無線通信システム、無線基地局、ユーザ端末及び通信制御方法
CA2694188C (en) Frequency diverse transmissions in a wireless communication system
KR102354217B1 (ko) 무선 통신 기지국 장치 및 제어 채널 배치 방법
WO2010050105A1 (ja) 無線通信システム、移動局装置および基地局装置
WO2012042889A1 (ja) 送信装置及び送信方法
WO2011021379A1 (ja) 無線通信基地局装置、無線通信端末装置、cce割当方法およびcceブラインド復号方法
WO2010071039A1 (ja) 無線通信システム、無線送信装置、無線受信装置、無線送信方法および無線受信方法
AU2016294269B2 (en) Method for receiving downlink by UE in wireless communication system and device therefor
JP2016036136A (ja) 送信装置及び送信方法
JP5083253B2 (ja) 無線送信装置、無線受信装置および送信方法
JP5131227B2 (ja) 無線送信装置、無線受信装置および送信方法
JP5206496B2 (ja) 無線送信装置、無線受信装置および送信方法
JP2013529046A (ja) 制御情報が複数のサブフレームに分配される制御チャネル構造
WO2010032378A1 (ja) 無線通信システム、受信装置、受信制御方法、及び受信制御プログラム
KR20120087773A (ko) 셀룰라 이동 통신 시스템의 기준 신호 생성 방법 및 장치
WO2010050102A1 (ja) 無線通信システム、受信装置、送信装置、受信制御方法、送信制御方法、受信制御プログラム、及び送信制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20101028

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130204

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees