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JP5125981B2 - 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、表示制御装置、表示制御方法及びプログラムに関する。特に、医師の診察記録や検査結果等の診療情報を電子的に表示する表示制御装置、表示制御方法及びプログラムに関する。
近年、医療現場等で、医師の診察記録等を表示部に表示させる表示制御装置が用いられるようになってきた。例えば、医療機関において、医師の診察記録や検査結果等の診療情報を電子データとしてデータベースに記録しておき、診察時にこれらの情報を表示制御装置の制御によって表示部に表示させる。
しかしながら、患者の診療情報は、医師の診察記録、検査や治療の処方箋、検査の結果、看護師や理学療法士等の観察記録、治療計画、実施記録など多種多様な文書や画像を含んでいる。そこで、表示部の表示領域を複数の子画面に分割して、各子画面に情報をそれぞれ表示する技術が提案されている。また、複数のウィンドウを表示した表示画面の空き領域を検出して、常時表示させたい情報を表示させる技術も知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−30296号公報
しかしながら、表示部の表示領域に表示した複数の子画面を選択して閉じるときに、他の子画面の表示状態を考慮せずに選択した子画面を閉じると、他の子画面のレイアウトが変わってしまうことがある。このため、他の子画面に表示していた情報の比率が変わってしまい、表示情報が見にくくなるという問題が生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、表示部に表示した複数の子画面を選択的に削除するときに、削除されない他の子画面の表示状態が良好となるように制御することができる表示制御装置、表示制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために本明細書開示の表示制御装置は、入力デバイスによる操作者の操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、表示部に表示された複数の子画面のうち、削除する子画面の指定を前記操作入力受付手段で受け付けると、該削除する子画面の表示領域を区分けする分割線を検出し、該削除する子画面に隣接する子画面のうち該検出した分割線に対応する表示領域を有する子画面を検出し、該検出した子画面の表示領域を前記削除する子画面の表示領域に拡大表示する表示制御手段とを備えるものである。
また、本明細書開示の表示制御方法は、入力デバイスによる操作者の操作入力を受け付けるステップと、表示部に表示された複数の子画面のうち、削除する子画面の指定を受け付けると、該削除する子画面の表示領域を区分けする分割線を検出するステップと、前記削除する子画面に隣接する子画面のうち該検出した分割線に対応する表示領域を有する子画面を検出するステップと、前記検出した子画面の表示領域を前記削除する子画面の表示領域に拡大表示するステップと、を有している。
また、本明細書開示のプログラムは、コンピュータに、入力デバイスによる操作者の操作入力を受け付ける処理と、表示部に表示された複数の子画面のうち、削除する子画面の指定を受け付けると、該削除する子画面の表示領域を区分けする分割線を検出する処理と、前記削除する子画面に隣接する子画面のうち該検出した分割線に対応する表示領域を有する子画面を検出する処理と、前記検出した子画面の表示領域を前記削除する子画面の表示領域に拡大表示する処理とを実行させることを特徴とする
本明細書に開示の表示制御装置、表示制御方法及びプログラムによれば、表示部に表示された複数の子画面を選択的に削除するときに、削除されない他の子画面の表示状態が良好となるように制御することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例を説明する。
まず、図1に示すシステム図を参照しながら本実施例について説明する。本実施例は、医師や看護師の使用する複数のクライアント端末10a,10b,・・・,10n(nは任意の自然数)と、電子カルテの管理を行う電子カルテ管理サーバ20とがネットワーク50に接続されている。なお、複数のクライアント端末10a,10b,・・・,10nは同等の機能を有しているので、以下の説明では、クライアント端末10aを例に説明する。また、クライアント端末10a,10b,・・・,10nを総称して呼ぶときにはクライアント端末10と表記する。
電子カルテ管理サーバ20は、制御部27と、データベース25とを有している。制御部27は、CPU(Central Processing Unit)21と、ROM(Read Only Memory)22と、RAM(Random Access Memory)23と、通信インターフェース24とを有している。電子カルテ管理サーバ20は、CPU21によって装置全体が制御される。CPU21には、バス26を介してROM22、RAM23、通信インターフェース24、データベース25が接続される。
通信インターフェース24は、クライアント端末10との通信を制御する。通信インターフェース24には、例えばNIC(Network Interface Card)などを用いることができる。
ROM22には、CPU21に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムが格納される。CPU21は、ROM22に格納されたプログラムを読み込んで、読み込んだプログラムに従った演算を行う。なお、CPU21などのハードウェアと、ROM22などに格納されたソフトウェアの協働によって実現される電子カルテ管理サーバ20の機能ブロックについては図3を参照しながら後ほど説明する。
RAM23は、CPU21の作業用メモリとして使用され、CPU21による演算に必要な各種データが格納される。
データベース25には、各患者の診療レコードが電子的に記録される。診療レコードには、例えは、患者を識別する識別情報と、患者の診療情報と、診療情報の作成日時を特定する日時情報と、診療情報の診療種別とが含まれる。また、診療情報の診療種別には、各患者の検体検査結果、画像検査結果、放射線画像、プログレスノート(診療経過を記録するノート)、一般撮影検査結果、オーダ(病理検査、細菌検査、内視鏡検査、処方などの発注)、病状や処置内容を記録したカルテなどが含まれる。
次に、図2を参照しながらクライアント端末10aについて説明する。
クライアント端末10aは、制御部30と、モニタ39と、キーボード40と、マウス41とを有している。また、制御部30は、CPU31と、ROM32と、RAM33と、グラフィックインターフェース35と、入力インターフェース36と、通信インターフェース37とを有している。これらの機能部は、バス38で接続されている。
クライアント端末10aもCPU31によって装置全体が制御される。また、クライアント端末10a側にもROM32、RAM33等のメモリが設けられている。CPU31などのハードウェアと、ROM32などに格納されたソフトウェアの協働によって実現されるクライアント端末10aの機能ブロックについては図4を参照しながら後ほど説明する。
RAM33には、通信インターフェース37を介して電子カルテ管理サーバ20から取得した診療情報が一時的に保存される。クライアント端末10aは、取得した診療情報の処理を終了するときには、RAM33に一時的に保存した診療情報を消去する。また、クライアント端末10aの利用者によって診療情報に変更が加えられると、変更された診療情報が電子カルテ管理サーバ20に送信され、電子カルテ管理サーバ20に保存された診療情報が更新される。
グラフィックインターフェース35は、モニタ39に文書や画像を表示するためのインターフェースとして機能する。
入力インターフェース36は、入力デバイスとしてのキーボード40やマウス41とのインターフェースとして機能する。
通信インターフェース37は、ネットワーク50を介して電子カルテ管理サーバ20との通信を行うためのインターフェースとして機能する。クライアント端末10aの通信インターフェース37にも、例えばNICなどを用いることができる。
図3には、制御部27においてCPU21などのハードウェアとROM22などに格納されたソフトウェアとの協働によって実現される電子カルテ管理サーバ20の機能ブロック図を示す。
受信・認証手段272は、クライアント端末10からのアクセス要求を受け付けて、一般的な認証手続による利用者認証を行う。
また、受信・認証手段272は、クライアント端末10からのデータ取得要求を受信して、受信したデータ取得要求をデータベース検索手段273に通知する。
また、受信・認証手段272は、クライアント端末10から診療情報の変更要求を受信して、受信した診療情報の変更要求を履歴管理手段271に通知する。
履歴管理手段271は、診療情報の変更要求を受信・認証手段272から取得して、データベース25に記憶された診療情報の変更(書き換え)を行う。
データベース検索手段273は、データ取得要求を受信・認証手段272から取得して、データ取得要求に含まれる検索条件でデータベース25を検索する。検索の結果、該当する診療情報が検出されると、検出した診療情報を送信手段274に送信する。
送信手段274は、データベース25を検索して得られた診療情報を取得要求のあったクライアント端末10に送信する。
次に、図4を参照しながら、制御部30においてCPU31などのハードウェアとROM32などに格納されたソフトウェアの協働によって実現されるソフトウェア処理部300について説明する。ソフトウェア処理部300は、表示情報検索受付手段301と、診療レコード取得手段302と、表示画面管理手段303と、表示制御手段304とを有している。
表示情報検索受付手段301は、キーボード40、マウス41等の入力デバイスからの操作入力を入力インターフェース36を介して受け付ける。表示情報検索受付手段301で受け付けられる情報には、モニタ39に表示させる診療情報を指定する指定情報が含まれる。表示情報検索受付手段301で受け付けた指定情報は、診療レコード取得手段302に出力される。
診療レコード取得手段302は、表示情報検索受付手段301から指定情報を取得すると、取得した指定情報を含むデータの取得要求を通信インターフェース37を介して電子カルテ管理サーバ20に送信する。また、情報の取得を要求した診療情報が電子カルテ管理サーバ20から送信されてくると、診療レコード取得手段302はこの診療情報を受信して表示制御手段304に転送する。
表示画面管理手段303は、表示制御手段304によって各子画面に表示している表示情報や、子画面の表示領域などの情報をRAM33に記録して管理する。また、表示制御手段304からの要求により、RAM33から要求のあった情報を取り出して、表示制御手段304に出力する。
例えば、表示画面管理手段304は、モニタ39の表示領域に複数表示される子画面の情報(例えば、表示領域上での表示座標)を管理する。モニタ39の表示領域は、複数の子画面に分割され、分割された各子画面にそれぞれ診療情報が表示される。また、表示画面管理手段303は、複数の子画面と、複数の子画面に表示する診療情報との対応関係を管理する。また、表示画面管理手段303は、複数の子画面の表示領域上での表示位置から各子画面の画面順位を判定する。例えば、座標値が最も左側で最も上側に表示された子画面の画面順位を最も高く設定し、最も右側で最も下側に表示された子画面の画面順位を最も低く設定する。各子画面の画面順位の情報や、各子画面に表示する診療種別の情報は、表示画面管理手段303から表示制御手段304に通知される。
表示制御手段304は、診療レコード取得手段302の取得した診療情報をグラフィックインターフェース35を介してモニタ39に表示させる。
また、表示制御手段304は、各子画面に表示する診療種別の情報を表示画面管理手段303から取得する。そして、表示制御手段304は、取得した情報に従って各子画面に該当する診療情報を表示させる。
電子カルテ管理サーバ20は、クライアント端末10からのアクセス要求を受け付けると、受信・認証手段272で利用者認証を行ってログイン処理を行う。利用者認証が正常に終了すると、電子カルテ管理サーバ20は、クライアント端末10に患者を特定するための識別情報(ID)の入力を要求する。各患者には、患者を識別する識別情報が割り当てられており、この識別情報が入力されることで患者の過去の診療情報を検索してクライアント端末10に表示させることができる。
患者の識別情報が入力されると、電子カルテ管理サーバ20は、クライアント端末10に診療情報の一覧ページを表示させる。診療情報の一覧ページの一例を図5に示す。診療情報の一覧ページには、例えば、該当患者が、過去に診療を受けたことがあれば、過去に作成されたカルテ情報を検索して表示するか否かを表すアイコンが表示される。また、該当患者が検体検査や画像検査を行っていれば、検査結果を検索して表示するか否かを表すアイコンが表示される。また、医師が患者の状態を把握するために検査依頼や、看護師への医療提供の指示があればオーダを表すアイコンが表示される。
アイコンが選択されると、データベース検索手段273で該当患者の診療情報が検索され、検索結果がクライアント端末10のモニタ39に表示される。図6には、診療情報を表示したクライアント端末10のモニタ39の表示例を示す。モニタ39の表示領域は、複数の子画面に分割され、分割された各子画面にカルテや検査結果等の診療情報がそれぞれ表示される。各子画面には、診療情報を表示するビューア(以下、子ビューアと呼ぶ)が設定されており、この子ビューアによって電子カルテ管理サーバ20から取得した診療情報が対応する子画面に表示される。なお、子画面のサイズ(すなわち、子ビューアの表示サイズ)は、医師や看護師等の操作者からの操作入力によって任意に設定することが可能である。
また、各子画面101、102、103に表示される診療情報は、図6に示すようにへッダ部120とボディ部130とを有している。ヘッダ部120には、例えば、表示している情報の属性情報や終了ボタンが表示される。ボディ部130には、カルテの記録内容や、検査の結果など実際のデータが表示される。
次に、図7、図8を参照しながらクライアント端末10のRAM33に記録されるデータテーブルについて説明する。
クライアント端末10の表示画面管理手段303は、操作者によって設定された画面のレイアウト情報をRAM33に記録する。図7(A)には、データの種別が分割線の場合のレイアウトテーブルを示す。
分割線とは、子画面と子画面を分割する線分を示している。図8には、第2子画面102と第3子画面103とを分割する水平方向の分割線311と、第1子画面101と、第2子画面102及び第3子画面103とを分割する垂直方向の分割線312とを示す。なお、分割線の数や配置の方向は、操作者によって任意に設定及び変更することができる。
データの種別が分割線の場合、レイアウトテーブルには、レイアウト番号と、種別と、配備番号と、分割線の向きと、X軸とY軸とのいずれか一方の座標での始点座標及び終点座標と、他方の座標での座標情報とが記録される。レイアウト番号とは、設定された各レイアウトを識別する番号である。種別とは、データの種類が分割線であるのか、子ビューアであるのかを識別する情報である。
配備番号とは、レイアウト番号が示すレイアウトにおいて配備される分割線を識別する情報である。例えば、図7(A)に示すレイアウトテーブルでは、レイアウト番号「0001」のレイアウトにおいて、配備番号「1」と「2」の2本の分割線が配備されることが示される。また、分割線の向きとは、分割線を水平方向(X軸方向)に配置するのか、垂直方向(Y軸方向)に配置するのかを表す情報である。
X軸とY軸とのいずれか一方の座標での始点座標及び終点座標とは、例えば分割線を水平方向に配置する場合には、X軸方向の始点座標と終点座標とを示す。また、分割線を水平方向に配置する場合の他方の座標での座標値とは、Y軸方向の座標値を示す。
また、分割線を垂直方向に配置する場合、X軸とY軸とのいずれか一方の座標での始点座標及び終点座標は、Y軸方向の始点座標と終点座標とを示す。また、分割線を垂直方向に配置する場合の他方の座標での座標値とは、X軸方向の座標値を示す。
また、図7(B)には、データの種別が子ビューアである場合にレイアウトテーブルに記録される情報を示す。
データの種別が子ビューアの場合、レイアウトテーブルには子ビューアのレイアウト番号と、種別と、配備番号と、ビューア種別と、表示条件と、検索条件と、子ビューアが表示情報を表示する子画面の表示領域を示す座標値とが記録される。
ビューア種別とは、子ビューアに表示されるデータの種別を示す。例えば、画像、カルテ、検査結果などの種別がある。
表示条件とは、子ビューアに表示するデータの表示形式を示す。例えば、HTML(HyperText Markup Language)画像、一覧表示、画像表示などの表示形式がある。
検索条件とは、子ビューアに表示するデータをデータベース25から検索する検索条件を表す。例えば、放射線画像、検査オーダ、看護記録、CT(Computerized Tomography)画像などが検索条件として使用される。
子画面の表示領域の座標値とは、子画面の表示領域の4隅の座標を示す座標値である。
例えば、図7(B)に示す例では、レイアウト番号「0001」のレイアウトにおいて、配備番号が「1」、「2」、「3」の3つの子ビューアに情報が表示される。また、配備番号「1」の子ビューアには放射線画像が表示され、配備番号「2」の子ビューアにはプログレスノートがHTML形式で表示され、配備番号「3」の子ビューアには一般検査の検査結果が一覧表示される。
次に、図9を参照しながら操作者の操作履歴を保存する操作履歴テーブルにつて説明する。なお、この操作履歴テーブルも表示画面管理手段303によってRAM33に生成される。
操作履歴テーブルには、操作履歴番号と、操作名と、処理番号と、種別と、配備番号とが記録される。その他に、データの種別が分割線の場合には、分割線の向きと、変更後の分割線の位置を示す座標情報(一方の座標軸上での始点座標及び終点座標と、他方の座標軸上の座標情報)とが記録される。 なお、操作履歴テーブルの操作履歴番号は、最新の操作履歴の番号を「1」として、以下、操作の入力時刻の新しい順に番号がふられる。すなわち、新しい操作が入力されると、この操作を操作履歴番号「1」として操作履歴テーブルに記録する。また、操作履歴番号が「1」番であった操作履歴は、操作履歴番号「2」に保存される。以下、同様にして、操作の入力時刻が新しい順に番号が付けられる。
具体例を挙げて操作履歴テーブルの保存情報を説明する。
まずは、図10(A),(B)を参照しながら、分割線の水平方向の移動を例に説明する。図10(A)、(B)には、分割線311を、垂直方向(Y軸方向)に移動した例を示す。なお、図10(A)には移動前の分割線311の表示位置を表し、図10(B)には移動後の分割線311の表示位置を表す。
図10(A)に示す水平方向の分割線311をY軸方向の座標が「100」大きくなる方向に移動させる指示が入力されたとする。この場合、図9に示す操作履歴番号「1」の情報が操作履歴テーブルに記録される。すなわち、操作名として「分割線を移動した」が記録され、処理番号として「1」が記録され、分割線311を示す配備番号「1」が記録される。また、分割線311の向きとして「水平方向」が記録され、X軸方向の始点座標として「300」、X軸方向の終点座標として「600」が記録される。また、移動後の分割線311のY軸方向の座標値として、移動前の「400」に「100」を加算した「500」が記録される。
図11(A)、(B)には、子画面の表示を削除し、削除した子画面の領域に、他の子画面の表示領域を拡張させる場合を例示する。図11(A)、(B)を参照しながら図9に示す操作履歴テーブルの保存情報を説明する。なお、図11(A)が子画面cを削除する前のモニタ39の表示状態を示し、図11(B)が子画面cを削除した後のモニタ39の表示状態を示す。
例えば、子画面cを消去する場合、子画面bと子画面cとを分割する分割線311を消去したことが操作履歴テーブルに記録される。すなわち、消去前の分割線311の座標値が操作履歴テーブルに記録される。具体的には、図9に示す操作履歴番号「2」の情報であって、操作名として「分割線を消去した」が記録され、処理番号として「2」が記録され、分割線311の配備番号として「1」が記録される。また、削除する前の分割線311の向きとして「水平方向」が記録され、分割線311のY軸方向の始点座標として「300」、Y軸方向の終点座標として「600」が記録される(図9参照)。なお、子画面cの消去に伴って、子画面cに情報を表示する子ビューアの情報もレイアウトテーブルから消去される。
本実施例は、モニタ39の表示画面に複数の子画面を表示している状態で、子画面を削除する操作が入力されると、設定された削除する子画面に隣接する子画面の表示情報を削除する子画面の表示領域に拡大させて表示する。
また、表示情報を拡大表示させる子画面の選択を、隣接する子画面の表示状態や、隣接する子画面の削除する子画面に対する配置位置によって設定する。
図12〜図14を参照しながら具体的に説明する。図12(A)に示す表示例は、子画面として、子画面a,b,c,d,eの5つの子画面を表示している。また、これらの子画面a,b,c,d,eを分割する分割線として、分割線201、202、203、204の4つの分割線を示している。
例えば、図12(A)に示す子画面bを削除する操作がマウス41によって入力されたとする。子画面bは、分割線201、202、203で区分けされた表示領域である。なお、図12〜図14では、分割線の位置を分かりやすく表示するため、分割線を太線で強調表示している。
まず、表示制御手段304は、分割線201、202、203のうち、一方の側が削除される子画面bにだけ接している分割線を検出する。表示制御手段304は、表示画面管理手段303からレイアウトテーブルの情報を取得して、該当する分割線を検出する。
分割線201は、分割線201の左側で子画面a,b,cに接し、分割線201の右側で子画面d,eに接している。分割線202は、分割線202の上側で子画面aに接し、分割線202の下側で子画面bに接している。また、分割線203は、分割線203の上側で子画面bに接し、分割線203の下側で子画面cに接している。従って、図12(A)に示す例では、分割線202と203とが、これらの分割線202、203の一方の側に子画面bが接する分割線となる。
一方の側で削除対象の子画面bにだけ接する分割線202、203を検出すると、表示制御手段304は、検出した分割線202、203の他方の側に接する子画面の表示状態を判定する。すなわち、表示制御手段304は、検出した分割線202、203の他方の側に接する子画面にスクロールバー220とスライダ221とが表示され、子画面の表示情報がスライダ表示されているか否かを判定する。図12(A)に示す例では、子画面aは、表示情報がスライダ表示され、子画面cは、表示情報がスライダ表示されていない。従って、子画面cは、現在の子画面cの表示サイズですべての情報を表示可能であり、子画面aは、現在の子画面aの表示サイズでは、すべての情報を一度に表示できないと判定できる。そこで、表示制御手段304は、削除対象の子画面bを削除したときに子画面bの領域に表示領域を拡大させる子画面を子画面aに設定する。図12(B)は、子画面bに表示情報を表示していた子ビューアと、分割線202とを削除し、子画面aの表示領域を子画面bの表示領域に拡大させた表示例を示す。なお、各子画面にスクロールバー220とスライダ221とを表示させているか否かの情報も表示画面管理手段303によって管理されている。
また、子画面a,cの表示状態だけからでは、削除する分割線を決定することができなかった場合、表示制御手段304は、予め設定された子画面の配置の優先度に従って子画面bの領域に表示領域を拡大させる子画面を選択する。例えば、子画面aと子画面cとの両方にスクロールバー220が表示されていた場合や、子画面aと子画面cとの両方にスクロールバー220が表示されていなかった場合には、子画面a,cの表示状態から削除する分割線を決定することができない。そこで、表示制御手段304は、設定された優先度に従って子画面bの領域に表示領域を拡大させる子画面を選択する。
子画面の配置の優先度の一例として、削除対象の子画面よりも上側に位置する子画面の優先度を、削除対象の子画面よりも下側に位置する子画面のよりも高くする。同様に、削除対象の子画面よりも左側に位置する子画面の優先度を、削除対象の子画面よりも右側に位置する子画面の優先度よりも高くする。
このように本実施例は、子画面を削除する操作が入力されると、選択された子画面に隣接する子画面の表示状態を考慮して、表示領域を拡張させる子画面を選択する。従って、子画面を削除したときに、削除に伴って表示領域を拡大させる子画面の表示情報を良好な状態とすることができる。具体的には、スクロール表示で表示していた子画面の表示領域を拡大することで、この子画面の表示情報の視認性を向上させることができる。従って、利用者の利便性を高めることができる。
また、一方の側に削除する子画面だけが接する分割線の他方の側に接する子画面を選択して、表示領域を拡張させる子画面の候補とするので、子画面の候補の選択が容易となる。
次に、図13を参照しながら説明する。図13(A)は子画面削除前の表示状態を示し、図13(B)は子画面削除後の表示状態を示す。図13に示す例は、子画面cを削除した例を示す。
図13(A)に示す表示例では、削除対象の子画面cに接する分割線は、分割線206と、分割線207の2つである。このうち、分割線206に接する子画面aには、スクロールバー220やスライダ221が表示されている。さらに、子画面a,bは、削除対象の子画面cよりも上側に位置する。従って、分割線206が削除対象の分割線となる。また、分割線206を削除することになるので、子画面cの領域に表示領域を拡大させる子画面が子画面aと子画面bとなる。図13(B)に、子画面cを削除した後のモニタ39の表示画面を示す。なお、図13に示す例では、子画面aはスライダ表示で表示情報が表示されているが、子画面bは、スライダ表示はされていない。このため、図13(A)に示す子画面bの表示領域250が、図13(B)に示すように子画面cの削除後も同一表示サイズで表示される。子画面bの表示領域250よりも下側は、空白領域となる。なお、子画面bの表示情報を縦横の比率を変えずに拡大表示することができるのであれば拡大表示させて、空白領域ができるだけできないようにしてもよい。
次に、図14を参照しながら説明する。図14(A)は子画面削除前の表示状態を示し、図14(B)は子画面削除後の表示状態を示す。なお、図14に示す例は、子画面a,b,cを削除した例であり、子画面a,b,cを一括して削除する例を示している。
例えば、ユーザは、モニタ39の表示を見ながら、マウス41で削除する子画面のヘッダ部120をクリックする。表示制御手段304は、子画面のヘッダ部120がクリックされると、クリックされた子画面のヘッダ部120の表示色をクリックされる前の表示色から変更する。図14(A)に示す例では、子画面a,b,cのヘッダ部120がクリックされ、子画面a,b,cのヘッダ部120の表示色が変更された状態を示す。
子画面a,b,cが選択された状態で、選択された子画面a,b,cのいずれかの削除ボタンがクリックされると、表示制御手段304は、選択された子画面a,b,cの削除処理を実行する。選択された子画面a,b,cに一方の側で接する分割線は分割線210であるので、分割線210が削除対象の分割線となる。また、削除される子画面の表示領域に拡大表示される子画面は、子画面d,eとなる。図14(B)に、分割線210を削除し、子画面a,b,cの子ビューアを削除し、子画面a,b,cの表示領域に、子画面d,eの表示領域を拡大させた表示例を示す。
このように本実施例は、複数の子画面を選択して、選択した子画面を一括して削除することができるので、表示画面のレイアウトが変更される回数を低減することができる。すなわち、子画面a,子画面b,子画面cの順番で子画面を削除していくと、画面のレイアウトが3回変更されることになるが、子画面a,b,cを一括して削除することで、レイアウトの変更回数を1回にすることできる。
次に、図15に示すフローチャートを参照しながら表示制御手段304の処理手順を説明する。なお、この処理手順は、複数の子画面のうちの1つを選択し、選択した子画面を削除する場合の表示制御手段304の処理手順である。
表示制御手段304は、例えば、マウス41等の入力デバイスで削除する子画面が選択されると、削除対象の子画面に接する分割線の情報(分割線の表示座標情報)を表示画面管理手段303から取得する(ステップS1)。次に、表示制御手段304は、取得した分割線の情報を用いて、分割線の一方の側に削除対象の子画面だけが接している分割線を選択する(ステップS2)。表示制御手段304は、表示画面管理手段303から取得したレイアウトテーブルの情報も参照して、分割線の一方の側に削除対象の子画面だけが接している分割線を選択する。
例えば、図12に示す子画面aを削除対象の子画面とした場合、分割線201のように、分割線201の一方の側で、削除対象の子画面aの他の子画面b,cにも接している分割線は選択の対象外となる。なお、以下では、選択した分割線を削除候補分割線と呼ぶ。
削除候補分割線が選択されると、表示制御手段304は、削除候補分割線の他方の側に接している子画面を検出し、検出した子画面の情報(表示領域の座標)をRAM33に記録する(ステップS3)。このとき、削除候補分割線の他方の側に接している子画面は複数であってもよい。なお、以下では、削除候補分割線の他方の側に接する子画面を拡張候補子画面(群)(拡張する候補の子画面が1つの場合と複数ある場合とを含む)と呼ぶ。
次に、表示制御手段304は、ステップS2で選択した削除候補分割線の本数を判定する(ステップS3)。選択した削除候補分割線の数が1つであった場合には(ステップS4/YES)、表示制御手段304は、削除対象の子画面に設定された子ビューアを削除すると共に、削除候補分割線を削除分割線として削除する(ステップS5)。そして、表示制御手段304は、拡張候補子画面(群)の表示領域を、削除した子画面の表示領域に拡張する(ステップS5)。
例えば、図12に示す子画面bを削除し、削除した領域に子画面aの表示領域を拡張する場合には、拡張する子画面aのY座標値を、削除した子画面bのY座標値に置き換える。同様に、図14に示す子画面a,b,cを削除し、削除した領域に子画面d,eの表示領域を拡張する場合には、拡張する子画面d,eのX座標値を、削除した子画面a,b,cのX座標値に置き換える。
また、ステップS4で選択した削除公報分割線の本数が、複数本であった場合(ステップS4/NO)、表示制御手段304は、拡張候補子画面(群)の中に表示情報をスクロール表示している子画面が存在するか否かを判定する(ステップS6)。すなわち、表示制御手段304は、各削除候補分割線毎に、この分割線に接する拡張子画面(群)の中にスクロールバー220を表示した拡張候補子画面(群)が存在するか否かを判定する。
スクロールバー220を表示した拡張候補子画面(群)が存在しない場合(ステップS6/NO)、表示制御手段304は、予め設定された優先度に従って、削除対象の子画面の領域に表示領域を拡張させる子画面(群)と、削除する分割線とを選択する(ステップS9)。
本実施例では、削除対象の子画面よりも上側に位置する子画面の優先度が、削除対象の子画面よりも下側に位置する子画面の優先度よりも高い。また、削除対象の子画面よりも左側に位置する子画面の優先度が、削除対象の子画面よりも右側に位置する子画面の優先度よりも高い。
表示情報をスクロール表示した拡張候補子画面(群)が存在する場合(ステップS6/YES)、表示制御手段304はステップS7の処理に移行する。ステップS7では、表示制御手段304は、スクロールバー220を表示した拡張候補子画面(群)が複数存在し、これらの拡張候補子画面(群)が異なる分割線に接する拡張候補子画面(群)であるか否かを判定する(ステップS7)。ステップS7の判定が肯定判定(ステップS7/YES)の場合、表示制御手段304は、予め設定された優先度に従って削除する分割線と、拡張する子画面(群)を選択する(ステップS9)。
表示制御手段304は、拡張候補子画面の中から優先度が最も高い子画面(群)を選択し、選択した子画面(群)を拡張する子画面(群)に設定する。また、表示制御手段304は、この拡張する子画面(群)に接する分割線を削除する分割線に設定する。
また、ステップS7の判定が否定判定の場合、表示制御手段304は、スクロールバー220を表示した子画面と、この子画面が接する分割線に接する他の子画面があればこの子画面とを拡張する子画面(群)に設定する。また、表示制御手段304は、この拡張する子画面(群)に接する分割線を削除する分割線に設定する(ステップ8)。
拡張する子画面(群)と、削除する分割線とを設定すると(ステップS8)、表示制御手段304は、削除対象の子画面に設定した子ビューアと、削除に設定された分割線とを削除する。そして、表示制御手段304は、拡張する子画面(群)の表示領域を、削除した子画面の表示領域に拡張させる(ステップS10)。
次に、図16に示すフローチャートを参照しながら、複数の子画面を選択して削除する場合の表示制御手段304の処理手順を説明する。
表示制御手段304は、マウス41等の入力デバイスで削除する子画面が選択されると(ステップS11)、選択された子画面の数は複数であるか否かを判定する(ステップS12)。ステップS12の判定結果が否定判定の場合には、図15に示すフローに従って処理を行う。
また、ステップS12の判定結果が肯定判定の場合には、選択された複数の削除対象の子画面の情報(表示位置情報)と、これらの子画面に接する分割線の情報(分割線の表示座標情報)を表示画面管理手段303から取得する(ステップS13)。
次に、表示制御手段304は、複数選択された削除対象の子画面のうちの1つを処理対象の子画面に設定する(ステップS14)。そして、表示制御手段304は、処理対象の子画面の削除に伴って、この処理対象の子画面の領域に表示領域を拡張する子画面(群)と、削除する分割線とを選択する(ステップS15)。なお、この処理の詳細は、図15に示すフローのS1〜S9で詳細に説明しているので説明を省略する。
次に、表示制御手段304は、処理対象の子画面の情報と、この子画面の削除に伴って削除される分割線の情報と、処理対象の子画面の領域に表示領域を拡張させる拡張子画面(群)の情報とを表示画面管理手段303に出力し、RAM33に保存させる(ステップS16)。
次に、表示制御手段304は、マウス等の入力デバイスで選択された複数の削除対象の子画面のうち、処理対象の子画面に選択されていない子画面が存在するか否かを判定する(ステップS17)。ステップS17が肯定判定の場合には、表示制御手段304は、この子画面を処理対象の子画面としてステップS14からの処理を再度行う。また、ステップS17の判定結果が否定判定の場合には、表示制御手段304は、全ての削除対象の子画面に設定された子ビューアと、削除対象の子画面の削除に伴って削除される分割線とを削除する(ステップS18)。そして、表示制御手段304は、削除した子画面の表示領域に、選択された拡張子画面(群)の表示領域を拡大させる(ステップS18)。なお、全ての子ビューア及び分割線の削除と、全ての拡張子画面(群)の表示領域の拡大とは一括して行われる。
上述した実施例は本発明の好適な実施例である。但しこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。例えば、上述した実施例では、クライアント端末10と電子カルテ管理サーバ20とは同一のネットワーク内に配置されている。これ以外に、診療レコードをASP(アプリケーションサービスプロバイダ)の提供するサーバに登録しておき、このサーバから診療情報を取得して表示させるものであってもよい。
また、上述した実施例では、表示情報として診療情報を例に説明したが、表示制御装置が表示する表示情報は診療情報に限定される訳ではない。例えば、会議資料に関するデータ等であってもよい。
また、上述した実施例では、表示情報をスクロール表示した子画面を選択して、選択した子画面の表示領域を消去する子画面の領域に拡大させていた。これ以外に、例えば、検査の結果等を表す画像を表示している子画面を優先的に選択して、選択した子画面の表示領域を削除した子画面の表示領域に拡張させてもよい。
システム構成を示す図である。 クライアント端末の構成を示す図である。 電子カルテ管理サーバの制御部に実現される機能ブロックを示す図である。 クライアント端末の制御部に実現される機能ブロックを示す図である。 クライアント端末に表示される診療情報一覧の画面例を示す図である。 表示画面を分割して複数の子画面を表示した画面例を示す図である。 レイアウトテーブルの構成を示す図であり、(A)は分割線のレイアウトを示し、(B)は子ビューアのレイアウトを示す図である。 分割線の配置の一例を示す図である。 操作履歴テーブルの構成を示す図である。 水平方向の分割線の移動を説明するための図であり、(A)は移動前の状態を示し、(B)は移動後の状態を示す図である。 子画面を削除する操作を説明するための図であり、(A)は削除する前の表示状態を示し、(B)は削除した後の表示状態を示す図である。 水平方向の分割線を削除して子画面を削除する操作を説明するための図であり、(A)は削除する前の表示状態を示し、(B)は削除した後の表示状態を示す図である。 削除する分割線に接する子画面が2つある場合の子画面の削除操作を説明するための図であり、(A)は削除する前の表示状態を示し、(B)は削除した後の表示状態を示す図である。 複数の子画面を一括して選択し、削除する操作を説明するための図であり、(A)は削除する前の表示状態を示し、(B)は削除した後の表示状態を示す図である。 複数表示された子画面の一つを選択して削除する場合の表示制御手段の処理手順を示すフローチャートである。 複数の子画面を選択して削除する場合の表示制御手段の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10a,・・・・,10n クライアント端末
20 電子カルテ管理サーバ
21、31 CPU
22、32 ROM
23 33 RAM
24、37 通信インターフェース
25 データベース
27、30 制御部
35 グラフィックインターフェス
36 入力インターフェース
39 モニタ
39 キーボード
40 マウス
120 ヘッダ部
130 ボディ部

Claims (6)

  1. 入力デバイスによる操作者の操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、
    表示部に表示された複数の子画面のうち、削除する子画面の指定を前記操作入力受付手段で受け付けると、該削除する子画面の表示領域を区分けする分割線を検出し、該削除する子画面に隣接する子画面のうち該検出した分割線に対応する表示領域を有する子画面を検出し、該検出した子画面の表示領域を前記削除する子画面の表示領域に拡大表示する表示制御手段と、
    を有することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記削除する子画面に隣接する子画面のうち、表示情報をスクロール表示した子画面を選択し、該表示情報をスクロール表示した子画面のスクロール方向に表示領域を拡大表示することを特徴とする請求項記載の表示制御装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記削除する子画面の表示領域を区分けする分割線のうち、一方の側が前記削除する子画面に接し、かつ他方の側が表示情報をスクロール表示し子画面に接する分割線を検出し、該検出した分割線の前記他方の側に接する子画面の表示領域を拡大表示することを特徴とする請求項記載の表示制御装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記削除する子画面が複数選択されると、各削除する子画面の表示領域に表示領域を拡大表示させる子画面を選択し、選択した子画面の表示領域を、該当する削除する子画面の表示領域に一括して拡大表示させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の表示制御装置。
  5. 入力デバイスによる操作者の操作入力を受け付けるステップと、
    表示部に表示された複数の子画面のうち、削除する子画面の指定を受け付けると、該削除する子画面の表示領域を区分けする分割線を検出するステップと、
    前記削除する子画面に隣接する子画面のうち該検出した分割線に対応する表示領域を有する子画面を検出するステップと、
    前記検出した子画面の表示領域を前記削除する子画面の表示領域に拡大表示するステップと、
    を有することを特徴とする表示制御方法。
  6. コンピュータに、
    入力デバイスによる操作者の操作入力を受け付ける処理と、
    表示部に表示された複数の子画面のうち、削除する子画面の指定を受け付けると、該削除する子画面の表示領域を区分けする分割線を検出する処理と、
    前記削除する子画面に隣接する子画面のうち該検出した分割線に対応する表示領域を有する子画面を検出する処理と、
    前記検出した子画面の表示領域を前記削除する子画面の表示領域に拡大表示する処理と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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