JP5194039B2 - イントラ予測装置、符号化器、復号器、及びプログラム - Google Patents
イントラ予測装置、符号化器、復号器、及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5194039B2 JP5194039B2 JP2010036478A JP2010036478A JP5194039B2 JP 5194039 B2 JP5194039 B2 JP 5194039B2 JP 2010036478 A JP2010036478 A JP 2010036478A JP 2010036478 A JP2010036478 A JP 2010036478A JP 5194039 B2 JP5194039 B2 JP 5194039B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- prediction
- vector
- unit
- image
- block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Description
本発明によるイントラ予測装置は、交流成分も含め、復号済み画像との連続性を損なわないで、雑音成分の影響の少ない予測を行う。そのために、隣接画素だけでなく、一定の領域に含まれる復号済み画素を活用し、DCTやFFT(Fast Fourier Transform)などの直交変換を用いる。そして、復号済み画像の変換係数の推定値を導出することにより予測画像を生成する。多数の参照画素を用い、かつ低周波成分を重視した予測を行うため、雑音の影響を軽減することができる。
このように、変換基底が直交していない場合には、変換係数は同時に求めるのではなく、連続近似によって順次求める必要がある。
ただし、非直交の変換基底を用いているため、c1以上の係数を導出した後、再び低次の成分が出る場合もある。
図6は、本発明によるイントラ予測装置1の動作を示すフローチャートである。まず、ステップS101にて、処理ブロック生成部11により、処理ブロックを生成する。
図7は、本発明による実施例1のイントラ予測装置を備える符号化器2の構成図である。符号器2は、従来のMPEG4 AVC/H.264方式の符号器(図9参照)におけるイントラ予測部に代えて、本発明による実施例1のイントラ予測装置1を備える。イントラ予測装置1は、逆量子化部36及び逆直交変換部37を経て既符号化ブロックを復号した画像を参照画像保持部12に入力し、生成した予測画像を、切替えスイッチ38を介して減算部32及び加算部42に出力する。パラメータ伝送部23は、設定したパラメータを可変長符号化部35に出力する。なお、上述したように、固定のパラメータを使用する場合には、イントラ予測装置1にてパラメータ伝送部23を備える必要はない。
11 処理ブロック生成部
12 参照画像保持部
13 直交変換基底提供部
14 直交変換基底分解部
15 副変換基底保持部
16 主変換基底保持部
17 主変換基底補正部
18 補正主変換基底保持部
19 内積演算部
20 予測画像生成部
21 参照画像補正部
22 繰り返し設定部
23 パラメータ伝送部
24 パラメータ受信部
2 符号化器
3 復号器
Claims (8)
- 予測ブロックに隣接する復号済みの参照ブロックの参照画像から、予測ブロックの予測画像を生成するイントラ予測装置であって、
参照ブロックと予測ブロックからなる処理ブロックを生成する処理ブロック生成手段と、
前記処理ブロックの全領域に対応した直交変換基底ベクトルを前記参照ブロックの形状に合わせて抽出した第1の変換基底ベクトルと、該直交変換基底ベクトルを前記予測ブロックの形状に合わせて抽出した第2の変換基底ベクトルとを生成する変換基底生成手段と、
前記第1の変換基底ベクトルのうちの所定次数分の変換基底ベクトルに対し、該所定次数分の変換基底ベクトルに対応した変換係数列を重みとする重み付け線形和演算を行うことにより、前記参照画像をベクトルで近似する参照画像近似手段と、
前記第2の変換基底ベクトルのうちの所定次数分の変換基底ベクトルに対し、前記近似に用いた変換係数列を重みとする重み付け線形和演算を行うことにより、予測画像を生成する予測画像生成手段と、
を備えることを特徴とするイントラ予測装置。 - 前記参照画像近似手段は、前記第1の変換基底ベクトルに対してノルムを補正した第3の変換基底ベクトルを用いて前記変換係数列を求めることを特徴とする、請求項1に記載のイントラ予測装置。
- 前記第3の変換基底ベクトルは、前記第1の変換基底ベクトルに対して、該ベクトルのノルムの二乗で除算してノルムを補正したベクトルであることを特徴とする、請求項2に記載のイントラ予測装置。
- 前記参照画像近似手段は、前記第3の変換基底ベクトルのうち低い次数の変換基底ベクトルから順に、該変換基底ベクトルと参照画像のベクトルとの内積演算を行うことにより該変換基底ベクトルに対する変換係数を求めるとともに、
該変換係数と前記第1の変換基底ベクトルのうち該次数の変換基底ベクトルとを乗算したベクトルを該参照画像のベクトルから減じたベクトルを新たな参照画像のベクトルとして次の次数の変換係数を求め、
該変換係数を求める処理を所定回数繰り返すことにより、前記変換係数列を決定することを特徴とする、請求項2又は3のいずれか一項に記載のイントラ予測装置。 - 前記参照ブロック及び前記予測ブロックの構成の情報と、前記所定次数の情報とからなるパラメータを予め複数用意し、該複数のパラメータを用いて複数の予測画像を生成し、該複数の予測画像から1つの予測画像を選択し、選択した予測画像の生成に用いたパラメータを伝送するパラメータ伝送手段を更に備えることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のイントラ予測装置。
- 請求項1から5のいずれか一項に記載のイントラ予測装置を備えることを特徴とする符号化器。
- 請求項1から4のいずれか一項に記載のイントラ予測装置を備えることを特徴とする復号器。
- 予測ブロックに隣接する復号済みの参照ブロックの画像から、予測ブロックの予測画像を生成するイントラ予測装置として機能するコンピュータに、
(a)参照ブロックと予測ブロックからなる処理ブロックを生成するステップと、
(b)前記処理ブロックの全領域に対応した直交変換基底ベクトルを前記参照ブロックの形状に合わせて抽出した第1の変換基底ベクトルと、該直交変換基底ベクトルを前記予測ブロックの形状に合わせて抽出した第2の変換基底ベクトルとを生成するステップと、
(c)前記第1の変換基底ベクトルのうちの所定次数分の変換基底ベクトルに対し、該所定次数分の変換基底ベクトルに対応した変換係数列を重みとする重み付け線形和演算を行うことにより、前記参照画像をベクトルで近似するステップと、
(d)前記第2の変換基底ベクトルのうちの所定次数分の変換基底ベクトルに対し、前記近似に用いた変換係数列を重みとする重み付け線形和演算を行うことにより、予測画像を生成するステップと、
を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010036478A JP5194039B2 (ja) | 2010-02-22 | 2010-02-22 | イントラ予測装置、符号化器、復号器、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010036478A JP5194039B2 (ja) | 2010-02-22 | 2010-02-22 | イントラ予測装置、符号化器、復号器、及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011172185A JP2011172185A (ja) | 2011-09-01 |
JP5194039B2 true JP5194039B2 (ja) | 2013-05-08 |
Family
ID=44685802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010036478A Expired - Fee Related JP5194039B2 (ja) | 2010-02-22 | 2010-02-22 | イントラ予測装置、符号化器、復号器、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5194039B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3907724B2 (ja) * | 1995-12-14 | 2007-04-18 | 日本放送協会 | 画像符号化装置 |
JP3933749B2 (ja) * | 1997-05-29 | 2007-06-20 | 日本放送協会 | 画像符号化装置および画像復号化装置 |
JP2005167655A (ja) * | 2003-12-03 | 2005-06-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 変換符号化方法および変換復号化方法 |
-
2010
- 2010-02-22 JP JP2010036478A patent/JP5194039B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011172185A (ja) | 2011-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2530318C2 (ru) | Способ выполнения локализованного многогипотезного прогнозирования во время видеокодирования элемента кодирования и соответствующее устройство | |
AU2015213340B2 (en) | Video decoder, video encoder, video decoding method, and video encoding method | |
JP5277257B2 (ja) | 動画像復号化方法および動画像符号化方法 | |
KR100856411B1 (ko) | 조도 보상 방법 및 그 장치와 그 방법을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록매체 | |
JP5321426B2 (ja) | 画像符号化装置、画像復号化装置、画像符号化方法、及び画像復号化方法 | |
JP5421757B2 (ja) | 画像符号化装置 | |
JP2006140758A (ja) | 動画像符号化方法、動画像符号化装置および動画像符号化プログラム | |
JP2013509063A (ja) | 画像シーケンスのブロックを符号化する方法およびこのブロックを再構成する方法 | |
WO2011013253A1 (ja) | 幾何変換動き補償予測を用いる予測信号生成装置、動画像符号化装置及び動画像復号化装置 | |
JP2012517132A (ja) | 画像の系列を表すストリームを復号化する方法、画像の系列を符号化する方法及び符号化データ構造 | |
US9094687B2 (en) | Video encoder and video decoder | |
JP2012178660A (ja) | 動画像符号化装置及び動画像符号化方法 | |
JP2017069866A (ja) | 動画像符号化装置、動画像符号化方法及び動画像符号化用コンピュータプログラム | |
JP2014027600A (ja) | 動画像復号装置及びプログラム、並びに、動画像符号化システム | |
CN103096064B (zh) | 编码和重构像素块的方法以及相应设备 | |
KR101187580B1 (ko) | 조도 보상 방법 및 그 장치와 이를 이용한 동영상 부호화방법 및 그 장치 | |
JP5174062B2 (ja) | イントラ予測装置、符号化器、復号器、及びプログラム | |
JP5194039B2 (ja) | イントラ予測装置、符号化器、復号器、及びプログラム | |
JP2013121044A (ja) | 画像符号化装置及び画像符号化方法 | |
JP5281597B2 (ja) | 動きベクトル予測方法,動きベクトル予測装置および動きベクトル予測プログラム | |
JP5202558B2 (ja) | イントラ予測装置、符号化器、復号器及びプログラム | |
CN105338365A (zh) | 视频编码方法和视频编码装置 | |
JP5509048B2 (ja) | イントラ予測装置、符号化器、復号器、及びプログラム | |
JP5533885B2 (ja) | 動画像符号化装置および動画像復号装置 | |
JP5542636B2 (ja) | イントラ予測装置、符号化器、復号器、及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120321 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130204 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5194039 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160208 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |