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JP5073578B2 - 端子連続体及び端子製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、端子連続体及び端子製造方法に関する。
従来、自動車の電気系統のコネクタ等に用いられる端子の製造方法として、連鎖状端子材料を先端から一定長さ分だけ切断し、この切断片を端子とする端子製造方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この端子製造方法は、棒状素材の長手方向の複数の分断予定位置にジョイント凹部をそれぞれ形成して連鎖状端子材料を作製し、この連鎖状端子材料を端子製造装置にセットし、最も先端側に位置するジョイント凹部の基端側を固定ロータで保持し、そのジョイント凹部の先端側を回転ロータで保持し、回転ロータを回転させて連鎖状端子材料を捻じ切ることで先端側の切断片を端子とするものである。
特開2008−34325号公報
しかし、両端部が異形状である端子の場合、この両端部が異形状である端子を連続体として従来の端子製造方法により端子を製造すると、捻じ切りによる分断時に応力不均衡等により力が分散してバリが発生しやすくなり、電気的なショートあるいは接続不良等を招くおそれがある。
本発明の目的は、両端部が異形状の端子をバリ等の発生がほとんど無く製造することが可能な端子連続体及び端子製造方法を提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、以下の端子連続体及び端子製造方法を提供する。
[1]切断予定位置を中心とした対称形状の第1の凹み部と、切断予定位置を中心とした対称形状であって長手方向の長さが前記第1の凹み部と異なる第2の凹み部を、棒状素材の前記長手方向の複数の切断予定位置に交互に形成したことを特徴とする端子連続体。
[2]切断予定位置を中心とした対称形状の第1の凹み部と、切断予定位置を中心とした対称形状であって長手方向の長さが前記第1の凹み部と異なる第2の凹み部を、棒状素材の前記長手方向の複数の切断予定位置に交互に形成する工程と、
前記第1及び第2の凹み部の両側を相対的に捻ることにより前記棒状素材を前記切断予定位置で切断する工程とを含むことを特徴とする端子製造方法。
本発明によれば、両端部が異形状の端子をバリ等の発生がほとんど無く製造することが可能となる。
図1乃至図3は、本発明の実施の形態に係る端子の製造工程の一例を示す図である。以下、図面を参照して端子の製造方法を説明する。
(1)端子連続体の作製
図1(a)は、端子連続体の正面図、図1(b)は、図1(a)のA部詳細図、図1(c)は、図1(a)のB部詳細図、図1(d)は、図1(b)のC−C線に沿う断面図、図1(e)は、図1(c)のD−D線に沿う断面図である。
まず、銅合金等の金属材料からなる棒状素材の長手方向の複数の切断予定位置に、長手方向の長さL,Lの異なる第1及び第2の凹み部2A,2Bを交互に等間隔で形成して図1(a)に示す端子連続体1を作製する。なお、棒状素材は、本実施の形態では、断面正四角形のものを用いるが、五角形、六角形等の多角形のものでもよく、断面丸形のものでもよい。
第1及び第2の凹み部2A,2B間は、端子本体3となる。第1の凹み部2Aは、図1(b)に示すように、細径部21を介して左右対称な第1のテーパ部20Aからなり、第2の凹み部2Bは、図1(c)に示すように、細径部21を介して左右対称な第2のテーパ部20Bからなる。テーパ部20A,20Bは、本実施の形態では、四角錐状を有するが、左右対称な形状であれば、四角錐状に限られず、円錐状等でもよい。また、第1の凹み部2Aの深さと第2の凹み部2Bの深さは、同一であるが、異なっていてもよい。このような形状の凹み部2A,2Bは、例えば、冷間鍛造により形成することができる。
(2)端子の作製
図2(a)は、図1に示す端子連続体を切断装置にセットした状態を示す図、図2(b)は、図2(a)のE部詳細図、図2(c)は、図2(b)のF−F線に沿う断面図である。
切断装置100は、リール状に巻回された端子連続体1を送り出すリール部110と、端子連続体1の先端部を保持する固定部120及び回転部130と、切断された端子10を収容する収容部140とを備える。
固定部120は、一辺が端子本体3の一辺よりも若干長い正四角形の貫通孔120aを有する。
回転部130は、一辺が端子本体3の一辺よりも若干長い正四角形の貫通孔130aを有し、図示しないモータによって所定の角度回転するように構成されている。
以上のように構成された切断装置100のリール部110に、図1に示す端子連続体1をリール状に巻回してセットする。端子連続体1の先端は、図2(b)に示すように、固定部120及び回転部130の貫通孔120a,130aに挿通させる。
回転部130をモータにより所定の角度(例えば、180度)回転させると、第1の凹み部2Aで捩れが生じ、せん断によって先端側が固定側から切断されて収容部140に落下する。
引き続き、リール部110から端子連続体1を送り出し、前述したのと同様に、端子連続体1の先端を固定部120及び回転部130の貫通孔120a,130aに挿通させ、回転部130を回転させて端子連続体1の先端側を切断して収容部140に落下させる。これらの動作を繰り返すことにより、端子10を連続的に製造する。
図3は、端子連続体1の先端側が切断されて形成された端子10の正面図である。端子10は、断面正四角形の棒状の端子本体3と、端子本体3の一方の端部に設けられた第1のテーパ部20Aと、端子本体3の他方の端部に設けられた第2のテーバ部20Bとからなる。
図4は、端子10の適用例を示す図である。図3に示す端子10を中央部で直角に折曲し、第1のテーパ部20A側をコネクタケース12に組み込んで相手コネクタに接続されるコネクタ部(オス側コネクタ)を形成する。このコネクタ部は、第2のテーパ部20B側を基板11の穴11aに挿入され、ハンダ付けによりコネクタケース12が基板11上に実装される。なお、端子10は、折曲せずにストレート形状とすることもできる。
(実施の形態の効果)
本実施の形態によれば、左右対称の凹み部2A,2Bを捩じることにより切断するが、分断部分が左右対称の形状に形成されているので応力等の不均衡が少なく、力の分散が緩和されるのでバリ等の発生がほとんど無く、両端部が異形状の端子を製造することができる。これにより、本実施の形態により製造された端子を使用しても、電気的なショートあるいは接続不良等の発生を抑制できる。
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱あるいは変更しない範囲内で種々の変形が可能である。
図1(a)は、端子連続体の正面図、図1(b)は、図1(a)のA部詳細図、図1(c)は、図1(a)のB部詳細図、図1(d)は、図1(b)のC−C線に沿う断面図、図1(e)は、図1(c)のD−D線に沿う断面図である。 図2(a)は、図1に示す端子連続体を切断装置にセットした状態を示す図、図2(b)は、図2(a)のE部詳細図、図2(c)は、図2(b)のF−F線に沿う断面図である。 図3は、端子連続体の先端側が切断されて形成された端子の正面図である。 図4は、端子の適用例を示す図である。
符号の説明
1 端子連続体、2A 第1の凹み部、2B 第2の凹み部、3 端子本体、10 端子、11 基板、11a 穴、12 コネクタケース、20A 第1のテーパ部、20B 第2のテーパ部、21 細径部、100 切断装置、110 リール部、120 固定部、120a 貫通孔、130 回転部、130a 貫通孔、140 収容部

Claims (2)

  1. 切断予定位置を中心とした対称形状の第1の凹み部と、切断予定位置を中心とした対称形状であって長手方向の長さが前記第1の凹み部と異なる第2の凹み部を、棒状素材の前記長手方向の複数の切断予定位置に交互に形成したことを特徴とする端子連続体。
  2. 切断予定位置を中心とした対称形状の第1の凹み部と、切断予定位置を中心とした対称形状であって長手方向の長さが前記第1の凹み部と異なる第2の凹み部を、棒状素材の前記長手方向の複数の切断予定位置に交互に形成する工程と、
    前記第1及び第2の凹み部の両側を相対的に捻ることにより前記棒状素材を前記切断予定位置で切断する工程とを含むことを特徴とする端子製造方法。
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