JP4978399B2 - 車両用操舵装置 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の車両用操舵装置は、舵輪の操舵角と転舵輪の舵角との間の伝達比(舵角比)を第1電動モータの出力により可変する舵角比可変装置(VGRS)と、転舵輪の転舵を第1電動モータとは別の第2電動モータの出力によりアシストする電動パワーステアリング装置(EPS)とを備える。
そして、第1電動モータおよび第2電動モータは1つのモジュールをなす。
そして、シャフト側検出手段は、ステアリングシャフトの外周面に設けられた雄ネジと螺合する雌ネジが設けられ、回転規制されてステアリングシャフトの回転に伴い軸方向に上下動するシャフト側ナット状部材を有し、シャフト側ナット状部材の上下動に対して相対的に不動のシャフト対応固定位置と、シャフト側ナット状部材との間の軸方向距離に応じて、ステアリングシャフトの回転角を検出する。
請求項2に記載の車両用操舵装置によれば、シャフト側検出手段は、シャフト側ナット状部材に組み付けられたシャフト側磁石と、シャフト対応固定位置に配されて、シャフト側磁石により形成される磁界の磁束密度を検出するシャフト側磁界検出手段とを有し、シャフト側ナット状部材の上下動に伴う磁束密度の変化を、シャフト側磁界検出手段により検出することでステアリングシャフトの回転角を検出する。
この手段は、シャフト側検出手段および回転部材側検出手段の一形態を示すものである。
そして、第1電動モータおよび第2電動モータは1つのモジュールをなす。
そして、シャフト側検出手段は、ステアリングシャフトの外周面に設けられた雄ネジと螺合する雌ネジが設けられ、回転規制されてステアリングシャフトの回転に伴い軸方向に上下動するシャフト側ナット状部材を有し、シャフト側ナット状部材の上下動に対して相対的に不動のシャフト対応固定位置と、シャフト側ナット状部材との間の軸方向距離に応じて、ステアリングシャフトの回転角を検出する。
実施例1の車両用操舵装置1を図面に基づいて説明する。
車両用操舵装置1は、図1に示すように、舵輪2の操舵角と転舵輪(図示せず)の舵角との間の伝達比(舵角比)を第1電動モータ3の出力により可変する舵角比可変装置(VGRS)4と、転舵輪の転舵を第1電動モータ3とは別の第2電動モータ5の出力によりアシストする電動パワーステアリング装置(EPS)6とを備える。
なお、第1電動モータ3の出力軸は、図1、図2に示すようにウォーム23をなしている。
なお、第2電動モータ5の出力軸は、図1、図2に示すようにウォーム81をなしており、第1電動モータ3のウォーム23と略同一径である。また、第2電動モータ5は、第1電動モータ3と同一形状かつ同一定格である。
そして、第1、第2電動モータ3、5を組み付けたECUハウジング107を、第1、第2回転部材13、72等を収容する筐体106に装着することで、モジュール104が構成される。
実施例1の車両用操舵装置1によれば、VGRS4の第1電動モータ3とEPS6の第2電動モータ5とは1つのモジュール104をなす。
このように、第1、第2電動モータ3、5を1つのモジュール104とすることで、第1、第2電動モータ3、5を近接配置できるので、第1、第2電動モータ3、5を個別に離して車両内に配する場合よりも、車両用操舵装置1の搭載性を高めることができる。
これにより、第1、第2電動モータ3、5や第1、第2回転部材13、72を車両内に配する前に、予め、ウォーム23とウォームホイール27との噛合わせ、およびウォーム81とウォームホイール85との噛合わせを調整することができる。このため、噛合わせ調整の煩雑さを緩和して作業工数を減らすことができる。
これにより、モジュール104に組み込むモータ機種を1つに統一できるので、モジュール104のコストを下げることができる。
これにより、ウォーム23、81およびウォームホイール27、85を、各々、1つの品種に統一できるので、モジュール104のコストを下げることができる。
これにより、ECUハウジング107を、第1、第2ECU15、74の個別に分離して設けることなく1つにまとめることができる。このため、モジュール104のコストを下げることができる。
これにより、回転角検出手段14およびトルク検出手段73を、車両内に配する前に予め調整しておくことができる。このため、回転角検出手段14およびトルク検出手段73の調整の煩雑さを緩和することができる。
同様に、回転部材側検出手段31は、回転規制されて第1回転部材13の回転に伴い軸方向に上下動する回転部材側ナット状部材49を有し、回転部材側ナット状部材49の上下動に対して相対的に不動の回転部材対応固定位置と、回転部材側ナット状部材49との間の軸方向距離に応じて、第1回転部材13の回転角を検出する。
実施例1の車両用操舵装置1によれば、第1、第2電動モータ3、5、第1、第2回転部材13、72、第1、第2ECU15、74、回転角検出手段14およびトルク検出手段73が1つのモジュール104に組み込まれていたが、第1、第2電動モータ3、5以外の機器をモジュール104に組み込むか否かは、車両における車両用操舵装置1以外の他の装置や機器等の搭載状況等に応じて決めることができる。例えば、第1、第2電動モータ3、5および第1、第2ECU15、74のみをモジュール104に組み込んでもよく、第1、第2電動モータ3、5および第1、第2回転部材13、72のみをモジュール104に組み込んでもよい。
2 舵輪
3 第1電動モータ
4 VGRS(舵角比可変装置)
5 第2電動モータ
6 EPS(電動パワーステアリング装置)
12 ステアリングシャフト
13 第1回転部材(回転部材)
14 回転角検出手段
30 シャフト側検出手段
31 回転部材側検出手段
33 シャフト側磁石
34 シャフト側磁界検出手段
36 シャフト側ナット状部材
39 雄ネジ
40 雌ネジ
46 回転部材側磁石
47 回転部材側磁界検出手段
49 回転部材側ナット状部材
52 雄ネジ
53 雌ネジ
104 モジュール
Claims (2)
- 舵輪の操舵角と転舵輪の舵角との間の伝達比を第1電動モータの出力により可変する舵角比可変装置と、
前記転舵輪の転舵を前記第1電動モータとは別の第2電動モータの出力によりアシストする電動パワーステアリング装置とを備える車両用操舵装置において、
前記舵角比可変装置は、
前記舵輪と一体に設けられ、前記舵輪に付与される操舵力により回転するステアリングシャフトと、
このステアリングシャフトに対して回動自在に組み込まれ、前記第1電動モータの出力により回転駆動されるとともに前記転舵輪と機械的に連結されて、前記第1電動モータの出力を前記転舵輪に伝達できる回転部材と、
前記ステアリングシャフトと前記回転部材との相対回転角を検出する回転角検出手段とを有し、
前記第1電動モータおよび前記第2電動モータは1つのモジュールをなし、
前記回転角検出手段は、前記ステアリングシャフトの回転角を検出するシャフト側検出手段、および前記回転部材の回転角を検出する回転部材側検出手段を具備していて、前記シャフト側検出手段および前記回転部材側検出手段が前記ステアリングシャフトに対して同一側に配置されており、
前記シャフト側検出手段は、
前記ステアリングシャフトの外周面に設けられた雄ネジと螺合する雌ネジが設けられ、回転規制されて前記ステアリングシャフトの回転に伴い軸方向に上下動するシャフト側ナット状部材を有し、
このシャフト側ナット状部材の上下動に対して相対的に不動のシャフト対応固定位置と、前記シャフト側ナット状部材との間の軸方向距離に応じて、前記ステアリングシャフトの回転角を検出し、
前記回転部材側検出手段は、
前記回転部材の外周面に設けられた雄ネジと螺合する雌ネジが設けられ、回転規制されて前記回転部材の回転に伴い軸方向に上下動する回転部材側ナット状部材を有し、
この回転部材側ナット状部材の上下動に対して相対的に不動の回転部材対応固定位置と、前記回転部材側ナット状部材との間の軸方向距離に応じて、前記回転部材の回転角を検出することを特徴とする車両用操舵装置。 - 請求項1に記載の車両用操舵装置において、
前記シャフト側検出手段は、
前記シャフト側ナット状部材に組み付けられたシャフト側磁石と、前記シャフト対応固定位置に配されて、前記シャフト側磁石により形成される磁界の磁束密度を検出するシャフト側磁界検出手段とを有し、
前記シャフト側ナット状部材の上下動に伴う磁束密度の変化を、前記シャフト側磁界検出手段により検出することで前記ステアリングシャフトの回転角を検出し、
前記回転部材側検出手段は、
前記回転部材側ナット状部材に組み付けられた回転部材側磁石と、前記回転部材対応固定位置に配されて、前記回転部材側磁石により形成される磁界の磁束密度を検出する回転部材側磁界検出手段とを有し、
前記回転部材側ナット状部材の上下動に伴う磁束密度の変化を、前記回転部材側磁界検出手段により検出することで前記回転部材の回転角を検出することを特徴とする車両用操舵装置。
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