JP4964329B2 - タイヤ空気圧低下検出装置及び方法、並びにタイヤの空気圧低下検出プログラム - Google Patents
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Description
DEL´={(F1+F4)/2-(F2+F3)/2}/{(F1+F2+F3+F4)/4}×100(%)
を用いている。ここで、F1〜F4は、それぞれ左前輪タイヤ、右前輪タイヤ、左後輪タイヤ及び右後輪タイヤの回転角速度である。
車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出手段と、
この回転速度検出手段により得られる回転速度情報から、所定の複数の速度領域毎に車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出手段と、
車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出手段と、
前記速度領域毎に正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化手段と、
この初期化手段により求めた前記関係を記憶する記憶手段と、
前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記記憶手段に記憶されている前記関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較手段と、
この比較手段による比較結果を前後方向加速度で補正し、この補正後の値に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定手段と
を備えたことを特徴としている。
さらに、比較手段による比較結果を前後方向加速度で補正し、この補正後の値に基づいてタイヤ空気圧の低下を判定するので、前後方向加速度の違いによる判定精度のばらつきを解消し、未警報(減圧時)や誤報(正常内圧時)の可能性を一層少なくすることができる。
前記比較手段を、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記回帰直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較するように構成することができる。この場合、速度領域毎に求めておいた回帰直線を利用して、あるホイールトルクにおける回転車輪速度比を求めることができ、この回転車輪速度比と、前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比との比較により、同軸2輪の減圧を検出することができる。
前記比較手段を、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクが含まれるホイールトルク領域における前記回転車輪速度比の平均値とを比較するように構成することができる。この場合、速度領域毎に予め求めておいた、あるホイールトルクが含まれるホイールトルク領域における前記回転車輪速度比の平均値と、前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比との比較により、同軸2輪の減圧を検出することができる。
前記比較手段を、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記基準直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較するように構成することができる。この場合、速度領域毎に予め求めておいた基準直線を利用して、あるホイールトルクにおける回転車輪速度比を求めることができ、この回転車輪速度比と、前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比との比較により、同軸2輪の減圧を検出することができる。
車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出工程、
回転速度検出工程で得られる回転速度情報から、所定の複数の速度領域毎に車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出工程と、
車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出工程と、
前記速度領域毎に正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化工程と、
この初期化工程で求めた前記関係を記憶する記憶工程と、
前記速度領域毎に前記回転車輪速度比と、前記ホイールトルクと前記記憶されている関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較工程と、
この比較手工程における比較結果を前後方向加速度で補正し、この補正後の値に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定工程と
を含むことを特徴としている。
さらに、比較手段による比較結果を前後方向加速度で補正し、この補正後の値に基づいてタイヤ空気圧の低下を判定するので、前後方向加速度の違いによる判定精度のばらつきを解消し、未警報(減圧時)や誤報(正常内圧時)の可能性を一層少なくすることができる。
前記比較工程において、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出工程で算出された回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出工程で算出されたホイールトルクと前記回帰直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較することができる。
前記比較工程において、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出工程で算出された回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出工程で算出されたホイールトルクが含まれるホイールトルク領域における前記回転車輪速度比の平均値とを比較することができる。
前記比較工程において、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出工程で算出された回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出工程で算出されたホイールトルクと前記基準直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較することができる。
前記比較手段を、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記回帰直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較するように構成することができる。
前記比較手段を、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクが含まれるホイールトルク領域における前記回転車輪速度比の平均値とを比較するように構成することができる。
前記比較手段を、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記基準直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較するように構成することができる。
DEL={(FL+FR)/(RL+RR)-1}×100(%)・・・・・・(1)
として求められる。ここで、FL、FR、RL及びRRは、それぞれ左前輪タイヤ、右前輪タイヤ、左後輪タイヤ及び右後輪タイヤの回転車輪速度である。なお、DELを求める式は式(1)に限定されるものではなく、例えば
DEL={(FL+FR)/2−(RL+RR)/2}/{(FL+FR+RL+RR)/4}×100(%)・・・・・・(2)
により求めることができる。
WT=(T×R)/駆動輪の回転数/駆動輪の数・・・・・・(3)
この式(3)のうち、(R/駆動輪の回転数)は、ギア比又はシフトポジション(車の変速ギアのL、2、3・・・のことであり、オートマチック車であれば、どのギアで走行中なのかが分かる。そして、それぞれのギア比を記憶手段に予め記憶させておけば、シフトポジションだけで(R/駆動輪の回転数)を知ることができる)から算出することができる。
また、太い破線Aは低速域で得られたデータに基づいて求めた、当該低速域のホイールトルク領域(トルク領域1−1、トルク領域1−2、トルク領域1−3)毎の平均値をそれぞれ通る平均線であり、太い実線Bは中速域で得られたデータに基づいて求めた、当該中速域のホイールトルク領域(トルク領域2−1、トルク領域2−2、トルク領域2−3)毎の平均値をそれぞれ通る平均線であり、太い一点鎖線Cは高速域で得られたデータに基づいて求めた、当該高速域のホイールトルク領域(トルク領域3−1、トルク領域3−2、トルク領域3−3)毎の平均値をそれぞれ通る平均線である。また、DELdは前輪を2輪とも30%減圧させたときの或る速度における前輪と後輪の回転速度比である。
ついで、ホイールトルク補正後の前輪と後輪の回転速度比を前後方向加速度で補正すると、図8に示されるように、ほぼ1本の直線になる。図8では、前後方向加速度による補正後の前輪と後輪の回転速度比(補正後の値)とホイールトルクをプロットしている。補正後の値は、以下の式(4)により求めることができる。
補正後の値=ホイールトルク補正後の前輪と後輪の回転速度比−補正係数×前後方向加速度 ・・・・・・(4)
つぎに本発明の検出方法の実施例を説明するが、本発明はもとよりかかる実施例にのみ限定されるものではない。
図10は、図9に示される回帰直線によって補正した前輪と後輪の回転速度比(ホイールトルク補正後の前輪と後輪の回転速度比)と、ホイールトルクとの関係を示す図である。すなわち、或るホイールトルクに対し、前記回帰直線との差ないし変位をホイールトルク補正後の前輪と後輪の回転速度比とし、この回転速度比とホイールトルクとの関係を示している。
2 制御ユニット
2a インターフェース
2b CPU
2c ROM
2d RAM
3 表示器
4 初期化ボタン
5 警報器
Claims (21)
- 車両に装着したタイヤの空気圧低下を検出する装置であって、
車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出手段と、
この回転速度検出手段により得られる回転速度情報から、所定の複数の速度領域毎に車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出手段と、
車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出手段と、
前記速度領域毎に正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化手段と、
この初期化手段により求めた前記関係を記憶する記憶手段と、
前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記記憶手段に記憶されている前記関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較手段と、
この比較手段による比較結果を前後方向加速度で補正し、この補正後の値に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定手段と
を備えたことを特徴とするタイヤ空気圧低下検出装置。 - 前記初期化手段は、前記速度領域毎に正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を回帰直線により求める手段を備えており、
前記比較手段は、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記回帰直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較するように構成されている、請求項1に記載のタイヤ空気圧低下検出装置。 - 前記初期化手段は、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎に前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値を算出する手段を備えており、
前記比較手段は、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクが含まれるホイールトルク領域における前記回転車輪速度比の平均値とを比較するように構成されている、請求項1に記載のタイヤ空気圧低下検出装置。 - 前記初期化手段は、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎にホイールトルクの平均値と、前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値とを算出する手段、及び、各領域の平均値を結ぶ基準直線を求める手段を備えており、
前記比較手段は、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記基準直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較するように構成されている、請求項1に記載のタイヤ空気圧低下検出装置。 - 前記初期化手段は、前記速度領域毎に正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を回帰直線により求める手段を備えており、回帰直線導出後、前後方向加速度と回帰直線からの変位とから前後方向加速度での補正量を求めるように構成されている、請求項1に記載のタイヤ空気圧低下検出装置。
- 前記初期化手段は、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎に前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値を算出する手段を備えており、平均値導出後、前後方向加速度と平均値からの変位とから前後方向加速度での補正量を求めるように構成されている、請求項1に記載のタイヤ空気圧低下検出装置。
- 前記初期化手段は、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎にホイールトルクの平均値と、前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値とを算出する手段、及び、各領域の平均値を結ぶ基準直線を求める手段を備えており、基準直線導出後、前後方向加速度と基準直線からの変位とから前後方向加速度での補正量を求めるように構成されている、請求項1に記載のタイヤ空気圧低下検出装置。
- 車両に装着したタイヤの空気圧低下を検出する方法であって、
車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出工程、
回転速度検出工程で得られる回転速度情報から、所定の複数の速度領域毎に車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出工程と、
車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出工程と、
前記速度領域毎に正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化工程と、
この初期化工程で求めた前記関係を記憶する記憶工程と、
前記速度領域毎に前記回転車輪速度比と、前記ホイールトルクと前記記憶されている関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較工程と、
この比較手工程における比較結果を前後方向加速度で補正し、この補正後の値に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定工程と
を含むことを特徴とするタイヤ空気圧低下検出方法。 - 前記初期化工程は、前記速度領域毎に正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を回帰直線により求める工程を含んでおり、
前記比較工程において、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出工程で算出された回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出工程で算出されたホイールトルクと前記回帰直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する、請求項8に記載のタイヤ空気圧低下検出方法。 - 前記初期化工程は、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎に前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値を算出する平均値算出工程を含んでおり、
前記比較工程において、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出工程で算出された回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出工程で算出されたホイールトルクが含まれるホイールトルク領域における前記回転車輪速度比の平均値とを比較する、請求項8に記載のタイヤ空気圧低下検出方法。 - 前記初期化工程は、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎にホイールトルクの平均値と、前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値とを算出する平均値算出工程、及び、各領域の平均値を結ぶ基準直線を求める工程を含んでおり、
前記比較工程において、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出工程で算出された回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出工程で算出されたホイールトルクと前記基準直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する、請求項8に記載のタイヤ空気圧低下検出方法。 - 前記初期化工程は、前記速度領域毎に正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を回帰直線により求める工程を含んでおり、回帰直線導出後、前後方向加速度と回帰直線からの変位とから前後方向加速度での補正量を求める、請求項8に記載のタイヤ空気圧低下検出方法。
- 前記初期化工程は、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎に前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値を算出する工程を含んでおり、平均値導出後、前後方向加速度と平均値からの変位とから前後方向加速度での補正量を求める、請求項8に記載のタイヤ空気圧低下検出方法。
- 前記初期化工程は、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎にホイールトルクの平均値と、前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値とを算出する工程、及び、各領域の平均値を結ぶ基準直線を求める工程を含んでおり、基準直線導出後、前後方向加速度と基準直線からの変位とから前後方向加速度での補正量を求める、請求項8に記載のタイヤ空気圧低下検出方法。
- 車両に装着したタイヤの空気圧低下を検出するためにコンピュータを、車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出手段により得られる回転速度情報から、所定の複数の速度領域毎に車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出手段、車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出手段、前記速度領域毎に正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化手段、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記により求めた前記関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較手段、及びこの比較手段による比較結果を前後方向加速度で補正し、この補正後の値に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定手段として機能させることを特徴とするタイヤの空気圧低下検出プログラム。
- 前記初期化手段は、前記速度領域毎に正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を回帰直線により求める手段を備えており、
前記比較手段は、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記回帰直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較するように構成されている、請求項15に記載のタイヤの空気圧低下検出プログラム。 - 前記初期化手段は、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎に前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値を算出する手段を備えており、
前記比較手段は、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクが含まれるホイールトルク領域における前記回転車輪速度比の平均値とを比較するように構成されている、請求項15に記載のタイヤの空気圧低下検出プログラム。 - 前記初期化手段は、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎にホイールトルクの平均値と、前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値とを算出する手段、及び、各領域の平均値を結ぶ基準直線を求める手段を備えており、
前記比較手段は、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記基準直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較するように構成されている、請求項15に記載のタイヤの空気圧低下検出プログラム。 - 前記初期化手段は、前記速度領域毎に正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を回帰直線により求める手段を備えており、回帰直線導出後、前後方向加速度と回帰直線からの変位とから前後方向加速度での補正量を求めるように構成されている、請求項15に記載のタイヤの空気圧低下検出プログラム。
- 前記初期化手段は、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎に前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値を算出する手段を備えており、平均値導出後、前後方向加速度と平均値からの変位とから前後方向加速度での補正量を求めるように構成されている、請求項15に記載のタイヤの空気圧低下検出プログラム。
- 前記初期化手段は、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎にホイールトルクの平均値と、前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値とを算出する手段、及び、各領域の平均値を結ぶ基準直線を求める手段を備えており、基準直線導出後、前後方向加速度と基準直線からの変位とから前後方向加速度での補正量を求めるように構成されている、請求項15に記載のタイヤの空気圧低下検出プログラム。
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