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JP4830171B2 - モールド支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、転写装置に用いられる雄型(モールド)を支持するためのモールド支持構造に関し、光硬化性樹脂に押付けることによって基板上の樹脂面に凹凸ナノスケールの凹凸パターンを転写する転写装置のモールドの支持に適用して好適である。
半導体集積回路の高密度化、高速化に伴い、集積回路のパターン線幅が縮小され、製造に関して高性能化が求められている。微細なパターンの型が形成可能な装置として、ナノインプリント装置が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。ナノインプリント装置は、液状の光硬化性樹脂(UV硬化性樹脂)を凹凸パターンが形成されたモールドと基板で挟み、紫外線光を照射することで樹脂を硬化させてナノスケールのパターンを転写する装置である。
ナノインプリント装置では、モールドが基板に押付けられる際、モールドの凹凸面と基板が密着しないと凹凸面がUV硬化性樹脂に転写されない。このため、モールドの凹凸面と基板のUV硬化性樹脂塗布面との平行度合いを正確に調整することが重要である。従来のナノインプリント装置では、機械的な調整機構を備え、モールドが支持される支持台と基板が支持される支持面との位置関係を所望の状態に調整している。
しかし、一般的に支持台に対してモールドはリジットに固定された状態になっているため、モールドが支持される支持台と基板の支持面(装置側)との調整になり、モールドの取り付け誤差、モールドの凹凸面やUV硬化性樹脂の状態等の現物の誤差を反映しての調整はできない。モールドの凹凸面とUV硬化性樹脂の当たり具合を見ながら機械的な調整機構により調整を行うことも可能であるが、時間と手間がかかり、自動化を行うにはコストもかかってしまう。
特開2005−101201号公報
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、支持部材に対して任意の状態にモールドを支持することができるモールド支持構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に係る本発明のモールド支持構造は、筒状支持体の内周面に円盤状のモールドを支持するに際し、モールドの支持部における筒状支持体の内周面にリング状の支持部材を備え、モールド支持部材のリングの内周縁にモールドを載置し、モールドの支持部材への載置部は、支持部材の内周縁に載せられる状態の傾斜面部とされ、締め付け力を得る固定リングが筒状支持体の内周面に備えられ、固定リングに締め付け力を働かせることにより固定リングを介して支持部材が筒状支持体に取り付けられることを特徴とする。
請求項1に係る本発明では、傾斜面部を介して支持部材にモールドが載せられることで、相手部材との平行度合いに合わせてモールドが移動して平行度合いを保持することができる。また、固定リングを緩めることで、筒状支持体の位置の調整を行い、固定リングを締め付けることで筒状支持体の位置を固定することができ、広い調整範囲でモールドの平行度合いを保持することができる。
また、本発明の請求項2に係る本発明のモールド支持構造は、請求項1に記載のモールド支持構造において、固定リングは周方向からねじにより締め付けられることで締め付け力が得られることを特徴とする。
請求項2に係る本発明では、ねじの操作で固定リングの緩め及び締め付け操作を簡単に行うことができる。
また、本発明の請求項3に係るモールド支持構造は、請求項1もしくは請求項2に記載のモールド支持構造において、支持部材には内周縁にモールドが載置されるリング状の支持枠が固定され、モールドの傾斜面部が支持枠の内周縁に載置されることを特徴とする。
請求項3に係る本発明では、支持枠を用いてモールドを支持部材に載置することができる。
また、本発明の請求項4に係るモールド支持構造は、請求項1〜3のいずれかに記載のモールド支持構造において、モールドには、基板上の光硬化性樹脂に転写される凹凸パターンが形成されていることを特徴とする。
請求項4に係る本発明では、凹凸パターンの転写を行う転写装置に適用することができる。
本発明のモールド支持構造によるモールド支持方法は、底面に凹凸パターンが形成された円盤状のモールドを、凹凸パターン面に交差する面を載置面として支持部に載置し、モールドを支持部に押さえつけて支持することを特徴とする。
これにより、凹凸パターン面に交差する面を載置面とすることで、相手部材との平行度合いに合わせてモールドが移動して平行度合いを保持することができる。
本発明のモールド支持構造は、支持部材に対して任意の状態にモールドを支持することができるモールド支持構造となり、相手部材との平行度合いに合わせてモールドを所定状態に移動させて保持することができる。
以下図面に基づいて本発明の実施形態例を説明する。本実施形態例は、紫外線硬化樹脂をモールドとシリコンの基板で挟み、紫外線を照射することでナノスケールのパターンを転写するナノインプリント装置を転写装置として適用し、この転写装置にモールドを支持する構造の例を示してある。そして、本実施形態例で形成した樹脂のパターンをマスクとして、高アスペクト比シリコンナノ構造体を作製する技術に適用される。
図1〜図8に基づいて第1実施形態例を説明する。
図1には本発明の一実施形態例に係るモールド支持構造を適用した転写装置としてのナノインプリント装置の分解斜視、図2にはナノインプリント装置の外観、図3にはナノインプリント装置の断面、図4〜図6にはモールド支持部材の外観、図7にはモールドの外観、図8にはナノ構造体の作製工程を示してある。
図1〜図3に基づいてナノインプリント装置を説明する。
図に示すように、基台1には円柱状の載置台2が備えられ、載置台2のフランジ部2aが基台1に固定されている。載置台2の上面(円柱の上端面)にはシリコン製の基板3が載置され、基板3には光硬化性樹脂(UV硬化性樹脂)が、例えば、スピンコートにより塗布されている。基台1と載置台2とにわたり吸着流路4が形成され、吸着流路4の先端は載置台2の上面(基板3の載置面)に開口している。吸着流路4には図示しない真空装置が接続され、真空装置により吸着流路4を所定の真空状態にすることで、載置台2の上面に基板3が吸着される。
基台1の載置台2の周囲には3本の支柱6が立設され、支柱6にはモールド支持部材としてのトッププレート7が昇降自在に支持される。即ち、トッププレート7は中心がくり抜かれた円盤状のフランジ部8を備え、フランジ部8の内周縁に円筒部9が一体に設けられている。フランジ部8には支柱6に挿通される挿通穴10が支柱6に対応して形成され、挿通穴10にはガイドベアリング19が設けられている。フランジ部8の挿通穴10に支柱6を挿通させることにより、トッププレート7が支柱6に案内されて基台1に対して昇降する。
トッププレート7の円筒部9の筒面の内周面は円柱状の載置台2の周面に嵌合自在とされ、円筒部9の上端部近傍には支持部11を介して透明なモールド12が支持されている。モールド12の下面、即ち、基板3に対向する面には凹凸パターンが形成されている。円筒部9の上端部には窓フランジ13が固定され、窓フランジ13にはモールド12を支持部11側に押圧する押え部材としての石英ガラス板14が固定されている。
円柱状の載置台2の周面には周溝15が形成され、周溝15には弾性部材としてのOリング16(シール材)が嵌合している。円筒部9の筒面の内周面は、Oリング16を介して弾性変形の範囲で移動が許容されて円柱状の載置台2の周面に嵌合している。つまり、周溝15及びOリング16により移動許容手段が構成され、転写面に直交する面(交差する面)を基準に基板3のUV硬化性樹脂面とモールド12の凹凸パターン面が平行状態になるようにされる。
尚、シール材としてはOリング16に限定されず、弾性体製のリップシールリング等のシール材を適用することも可能である。また、載置台2の形状は円柱状に限定されず、断面を台形状にして上面に連続して上面に交差する角度の面を有する載置台とすることも可能である。この場合、トッププレート7の円筒部9の形状も台形状の載置台に嵌合する円錐状の筒部材が採用される。
また、基台1と載置台2とにわたり減圧流路17が形成され、減圧流路17の先端は載置台2の円柱面の周溝15の上側に開口している。減圧流路17には図示しない真空装置が接続され、真空装置により減圧流路17を所定の真空状態にすることで、Oリング16で密閉された基板3のUV硬化性樹脂の面とモールド12の凹凸パターンで囲まれる空間の雰囲気が所定の減圧状態にされる。つまり、基板3のUV硬化性樹脂の面とモールド12の凹凸パターンの間が減圧されることで、モールド12に転写方向(UV硬化性樹脂が塗布された基板3側)への押付け力が働く。
一方、トッププレート7のフランジ部8の外周縁には雄ねじ21が形成され、フランジ部8の外方にはねじ部材としてのねじ筒22が配置されている。ねじ筒22の内周には雌ねじ23が形成され、雌ねじ23はフランジ部8の雄ねじ21に螺合している。そして、ねじ筒22の下面は帯状円形に配置されたニードル24を介して基台1の上面に回転自在に保持されている。ねじ筒22の回転によりフランジ部8、即ち、円筒部9が円柱状の載置台2に嵌合して昇降(移動)が規制される。円筒部9は、雄ねじ21と雌ねじ23のバックラッシによる昇降の範囲でOリング16の弾性変形により移動が許容される。
尚、ねじ筒22には目盛22aが設けられ、ねじ筒22の回転量を目盛22aで把握することにより円筒部9の昇降量を定量的に把握することができる。
図3〜図7に基づいて本発明の一実施形態例に係るモールド12の支持構造を説明する。図4(a)にはモールドを組み付けた状態の断面視、図4(b)にはモールドを組み付けた状態の底面視、図5(a)には支持リングの断面視、図5(b)には支持リングの底面視、図6(a)には支持プレートの断面視、図6(b)には支持プレートの底面視、図7(a)にはモールドの側面視、図7(b)にはモールドの底面視を示してある。
図3に示すように、モールド12は支持部11によりトッププレート7の円筒部9に保持されている。支持部11が備えられる部位の円筒部9の内周には内周溝26が形成され、内周溝26には固定リングとしての押えリング27が嵌合している。支持部11(リング材31)は周縁部が押えリング27の内周に押えられて円筒部9に保持される。円筒部9には押えリング27を押付ける押付けねじ28が、例えば、周方向に3個設けられ、押付けねじ28を締め付けることにより押えリング27に所望の締め付け力を周方向から均等に生じさせ、所定の状態で支持部11を円筒部9に固定することができる。
尚、上述した実施形態例では、押えリング27を3個の押付けねじ28で周方向から均等に締め付けることにより支持部11(リング材31)を円筒部9に固定する構成としたが、押えリング27に代えてすり割り状のリングを配置し、一つの押付けねじによりリングに締め付け力を生じさせたり、複数分割にしたリング片をそれぞれ押付けねじにより締め付けて締め付け力を生じさせる構成を適用することも可能である。また、押付けねじによらず、楔構造の固定手段や弾性力により固定力を得る手段等を用いて支持部11(リング材31)を円筒部9に固定することも可能である。
支持部11は、図5に示した筒状の支持部材としてのリング材31の下面に図6に示したリング盤状の支持枠32が固定されることにより構成される。リング材31及び支持枠32は、例えば、アルミ製で、支持枠32にはモールド12が載置される爪部32aが8個形成されている。図7に示すように、モールド12は上面が円形をなし、下面側に支持枠32の爪部32aに当接する傾斜面部12aが周方向に8箇所形成されている。即ち、モールド12は、図7に示すように、上面が円形で底面が八角形となる傾斜面部12aを備えた形状とされ、傾斜面部12aが支持枠32の爪部32aに載置される(図4参照)。モールド12の底面には凹凸パターンが形成されている。
尚、支持部11及びモールド12の構造は図示例に限定されず、漸次径が小さくなる上面及び下面を備えた形状の部分円錐状のモールドを適用し、円錐面(傾斜面部)をリング材31の内周上縁に載置する構造とすることも可能である。
図3に示すように、トッププレート7の円筒部9の上端にはリング状の窓フランジ13が固定され、窓フランジ13には円盤状の石英ガラス板14が接着固定されている。窓フランジ13が円筒部9の上端に固定されることにより、石英ガラス板14がモールド12の上面に面接触してモールド12が支持部11の支持枠32に押圧される(押え部材)。
モールド12を支持部11に装着する手順の一例を説明する。
トッププレート7の円筒部9に支持部11を固定する。即ち、支持枠32が固定されたリング材31を押えリング27の内周側にセットし、押付けねじ28により押えリング27を締め付けて支持部11を円筒部9に固定する。円筒部9の上端の窓フランジ13を外してモールド12を挿入し、傾斜面部12aを支持枠32の爪部32aに載置する。窓フランジ13を円筒部9の上端に固定することにより、石英ガラス板14をモールド12の上面に面接触させてモールド12を支持枠32に押圧する。この時、石英ガラス板14とモールド12の上面のクリアランスの範囲でモールド12の傾斜面部12aが支持枠32に対して摺動する。
基台1の載置台2の上に基準となる基板3をセットする。この時、基板3の上面にはUV硬化性樹脂が所定の状態で塗布されたものと同一状態とされる(例えば、樹脂と同類のシート等が供えられている)。トッププレート7の円筒部9を載置台2に嵌合し、ねじ筒22を回転させることによりトッププレート7を下降させてモールド12の凹凸パターンを基板3に当接させる。この時、基板3の表面(例えば、所定のシート面)とモールド12の凹凸パターンが平行を保つように石英ガラス板14とモールド12の上面のクリアランスの範囲でモールド12の傾斜面部12aが支持枠32に対して摺動し(移動し)、基板3に対してモールド12の所定の姿勢が得られる。クリアランスの範囲で平行が保たれない場合、押付けねじ28を緩めて押えリング27によるリング材31の拘束を解くことにより、リング材31の姿勢が変化し、基板3に対してモールド12の所定の姿勢が得られる。この状態で、再度、押付けねじ28を締め付けて押えリング27によりリング材31を固定する。
上述した本発明のモールド支持構造とすることにより、石英ガラス板14とモールド12の上面のクリアランスの範囲でモールド12の傾斜面部12aが支持枠32に対して摺動し、基板3に対してモールド12の所定の姿勢を得ることができる。また、クリアランスの範囲でモールド12の所定の姿勢を得ることができない場合であっても、押えリング27によるリング材31の拘束を解くことによりリング材31の姿勢を変化させることができ、リング材31の姿勢を変化させることでモールド12の所定の姿勢を確実に得ることができる。
図3に示すように、石英ガラス板14の上側にはライト36が配置され、ライト36は光ファイバ37を介して光源38から紫外光が送られる。ライト36からの紫外光は石英ガラス板14及びモールド12を通して基板3のUV硬化性樹脂に照射される。
上述したナノインプリント装置の作用を説明する。
例えば、スピンコートによりUV硬化性樹脂が塗布された基板3を載置台2に載置し、吸着流路4を介して真空引きすることにより基板3を載置台2の上面に吸着する。Oリング16を介して、載置台2の周面にトッププレート7の円筒部9を嵌合させた状態でねじ筒22を回転させることにより、モールド12が保持されたトッププレート7が下降してモールド12の凹凸パターンが基板3のUV硬化性樹脂面に当接する。当接の状態は石英ガラス板14及び透明なモールド12を通して目視確認することができる。
モールド12の凹凸パターン面と基板3のUV硬化性樹脂面との当接状態に応じて、雄ねじ21と雌ねじ23のバックラッシによる昇降の範囲でOリング16の弾性変形により円筒部9が移動して誤差が吸収され、基板3のUV硬化性樹脂面とモールド12の凹凸パターン面が平行状態になるように調整される。
このため、転写面に直交する面(交差する面)を基準に基板3のUV硬化性樹脂面とモールド12の凹凸パターン面が平行状態になるようにされ、特別な機械的な調整機構を用いることなく、モールド12の凹凸パターン面やUV硬化性樹脂面の状態に応じ現物の誤差が反映された状態で、モールド12の凹凸パターン面とUV硬化性樹脂面とが平行状態に調整される。
この状態で、もしくは、必要に応じてねじ筒22を回転させてねじ筒22の回転量を目盛22aで把握しながら所望の位置までトッププレート7を下降させ、図示しない真空装置により減圧流路17を所定の真空状態にする。これにより、モールド12が所定の圧力で加圧されると同時に、Oリング16で密閉された基板3のUV硬化性樹脂の面とモールド12の凹凸パターンで囲まれる空間の雰囲気が所定の減圧状態にされ、モールド12に転写方向(UV硬化性樹脂が塗布された基板3側)への押付け力が働く。
減圧によりモールド12の凹凸パターンとUV硬化性樹脂とが接触する際の気泡の混入が防止され、モールド12の凹凸パターン面とUV硬化性樹脂面が平行に接触して密着し、UV硬化性樹脂がモールド12の凹凸パターン面の凹部に充填された状態になりモールド12の凹凸パターンがUV硬化性樹脂に転写される。凹凸パターンが転写された状態で、光ファイバ37及びライト36を介して光源38からの紫外光を基板3の表面に照射することで、凹凸パターンが転写されたUV硬化性樹脂が硬化して基板3上に所望の凹凸パターンが形成された状態になる。
上述したナノインプリント装置を用いることにより、大掛かりな調整機構を備えることなく、トッププレート7の円筒部9を円柱状の載置台2に嵌合させることで、モールド12の凹凸パターン面やUV硬化性樹脂面の状態に応じ現物の誤差が反映された状態で、即ち、微調整された状態で、モールド12の凹凸パターン面とUV硬化性樹脂面とが平行状態に調整される。このため、装置を大掛かりにすることなく基板3上に所望の凹凸パターンを精度良く形成することが可能になる。また、転写方向の押付け力を真空引きにより得ているので、転写時の気泡の混入やコンタミの発生を防止することができる。
図8を参照してナノ構造体の作製状況を説明する。
図8(a)に示すように、モールド12の凹凸パターンが基板3のUV硬化性樹脂41に押付けられ、凹凸パターンが転写される。紫外光が照射されてUV硬化性樹脂41が硬化し、モールド12を基板3から引き離すことで、図8(b)に示すように、基板3上に凹凸パターン41aが形成される。この時、モールド12の凸部で押された部分に残膜41bが残るため、残膜41bをドライエッチング(Oエッチング)により除去する。
図8(c)に示すように、残膜41bが除去されることにより、基板3の表面に樹脂のマスク41cが形成された状態になり、所望のエッチングガスによるドライエッチングによりマスク41c以外の部分の基板3をエッチングし、例えば、高アスペクト比のホール44(貫通孔)を形成してシリコン構造体を得る。最後に、Oエッチングによりマスク41cを除去する。
これにより、ナノインプリント装置を用いてナノオーダーの凹凸パターン(ホールパターン)を作製し、高アスペクト比のシリコンナノ構造体を得ることができる。本実施形態例のナノインプリント装置を用いることにより、気泡の混入がなく高い平行度で密着性良く転写を行うことができるため、精度の高い凹凸パターンを転写することが可能になる。この結果、残膜41bを薄くしてOエッチングにより除去した後も樹脂の凹凸パターンを維持することができ、短時間で高アスペクト比のシリコンナノ構造体を得ることができる。
図9に基づいて第2実施形態例を説明する。
図9には本発明の一実施形態例に係るモールド支持構造を適用した第2実施形態例のナノインプリント装置の断面を示してある。尚、モールド支持構造の構成は第1実施形態例のナノインプリント装置と同一であり、図3に示した部材と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略してある。
第2実施形態例のナノインプリント装置は、図3に示した第1実施形態例の装置に対して、トッププレート7に錘が載置できる構造となっている。その他の構成は第1実施形態例と同一である。
即ち、基台1には支柱45が立設され、支柱45にはトッププレート7が昇降自在に支持される。支柱45はトッププレート7の挿通穴10の上部に十分に突出する部位を有する長さとされ、トッププレート7の上部に突出した部位の支柱45には錘46の挿通穴47が挿通されている。錘46は中心がくり抜かれた円盤状とされ、石英ガラス板14の上面に載置されるようになっている。錘46の上面には光透過穴48を有する円盤状の錘49が載せられ、更に、錘49の上面には光透過穴50を有する円盤状の錘51が載せられている。
第2実施形態例のナノインプリント装置では、第1実施形態例のナノインプリント装置と同様にトッププレート7の円筒部9を円柱状の載置台2に嵌合させてねじ筒22の回転によりトッププレート7を下降させることで、モールド12の凹凸パターン面やUV硬化性樹脂面の状態に応じ現物の誤差が反映された状態で、モールド12の凹凸パターン面とUV硬化性樹脂面とが平行状態に調整される。そして、真空引き及び錘46、49、51によりトッププレート7を加圧して転写時の押し圧力を得ている。このため、装置を大掛かりにすることなく基板3上に所望の凹凸パターンを確実に、しかも、精度良く形成することが可能になる。
尚、所望の加圧力を得るために少なくとも一つの錘46を用いることができる。また、錘46、49、51により十分な加圧力を得ることができる場合、真空引きによる押付け力を得る構成(減圧流路)を省略することも可能である。
図10に基づいて第3実施形態例を説明する。
図10には本発明の一実施形態例に係るモールド支持構造を適用した第3実施形態例のナノインプリント装置の断面を示してある。尚、モールド支持構造の構成は第1実施形態例、第2実施形態例のナノインプリント装置と同一であり、図3、図9に示した部材と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略してある。
第3実施形態例のナノインプリント装置は、図9に示した第2実施形態例の装置に対して、ねじ筒22が設けられておらず、トッププレート7を手動及び錘46、49、51を用いて載置台2に嵌合させる構成となっている。その他の構成は第2実施形態例と同一である。尚、図10には図9に示した支柱45は省略してある。
即ち、基台1には図示しない支柱(図9の支柱45参照)が立設され、支柱にはトッププレート7が昇降自在に支持される。トッププレート7のフランジ部8の外周縁には、第1実施形態例、第2実施形態例の雄ねじ21は形成されていない。
第3実施形態例のナノインプリント装置では、第1実施形態例、第2実施形態例のナノインプリント装置と同様にトッププレート7の円筒部9を円柱状の載置台2に嵌合させて所定の高さまで手動によりトッププレート7を下降させることで、モールド12の凹凸パターン面やUV硬化性樹脂面の状態に応じ現物の誤差が反映された状態で、モールド12の凹凸パターン面とUV硬化性樹脂面とが平行状態に調整される。そして、真空引き及び錘46、49、51によりトッププレート7を加圧して転写時の押し圧力を得ている。このため、装置を大掛かりにすることなく基板3上に所望の凹凸パターンを確実に、しかも、精度良く形成することが可能になる。
尚、所望の加圧力を得るために少なくとも一つの錘46を用いることができる。また、錘46、49、51により十分な加圧力を得ることができる場合、真空引きによる押付け力を得る構成(減圧流路)を省略することも可能である。また、錘46、49、51を設けずに真空引きによる押付け力だけで転写を行うことも可能である。
図11に基づいて第4実施形態例を説明する。
図11には本発明の一実施形態例に係るモールド支持構造を適用した第4実施形態例のナノインプリント装置の断面を示してある。尚、モールド支持構造の構成は第1実施形態例、第2実施形態例、第3実施形態例のナノインプリント装置と同一であり、図3、図9、図10に示した部材と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略してある。
図に示すように、基台61には載置台62が備えられ、載置台62の上面にはシリコン製の基板3が載置され、基板3には光硬化性樹脂(UV硬化性樹脂)が、例えば、スピンコートにより塗布されている。基台1と載置台2とにわたり図示しない吸着流路が形成され、吸着流路の先端は載置台62の上面(基板3の載置面)に開口している。吸着流路を所定の真空状態にすることで、載置台62の上面に基板3が吸着される。
基台61の載置台62には支柱63が立設され、支柱63には筒状支持体としての支持盤64が昇降自在に支持される。即ち、支持盤64は中心がくり抜かれた円盤状とされ、支持盤64には支柱63に挿通される挿通穴65が支柱63に対応して形成され、挿通穴65にはガイドベアリング66が設けられている。支持盤64の挿通穴65に支柱63を挿通させることにより支持盤64が支柱63に案内されて基台61に対して昇降する。
そして、モールド12がリング材31、支持枠32に載置され、押えリング27によりリング材31、支持枠32が支持盤64に固定されている。モールド12の上面は押え部材としての錘68が配されている。基台61には第2支柱67が立設され、支柱67には錘68が昇降自在に支持されている。錘68には第2支柱67に挿通される挿通穴69が第2支柱67に対応して形成され、挿通穴69にはガイドベアリング70が設けられている。錘68の挿通穴69に第2支柱67を挿通させることにより錘68が第2支柱67に案内されて基台61に対して昇降する。錘68の下面がモールド12の上面に当接してモールド12を支持枠32の内周縁に押圧している。
第4実施形態例のナノインプリント装置では、凹凸パターン面が所望の状態で固定されたモールド12を基板3のUV硬化性樹脂面に押し当てることができる。このため、装置を大掛かりにすることなく基板3上に所望の凹凸パターンを確実に、しかも、精度良く形成することが可能になる。
上述した実施形態例では、モールドとして石英を例に挙げて説明したが、紫外線に対して透明なプラスチックやサファイアを使用することが可能である。また、基板としてシリコン製の基板を例に挙げて説明したが、GaAs基板、InAs基板、GaN基板、金属基板、ガラス基板、石英基板、サファイア基板、プラスチック基板等を使用することが可能である。また、用途の適用例としてナノ構造体を例に挙げて説明したが、半導体加工、光学部材、パタードメディア、MEMS、マイクロ流路等の用途として適用することが可能である。
本発明は、例えば、転写装置に用いられる雄型(モールド)を支持するためのモールド支持構造の産業分野で利用することができる。
本発明の一実施形態例に係るモールド支持構造を適用した第1実施形態例のナノインプリント装置の分解斜視図である。 ナノインプリント装置の外観図である。 ナノインプリント装置の断面図である。 モールド支持部材の外観図である。 モールド支持部材の外観図である。 モールド支持部材の外観図である。 モールドの外観図である。 ナノ構造体の作製工程説明図である。 本発明の一実施形態例に係るモールド支持構造を適用した第2実施形態例のナノインプリント装置の断面図である。 本発明の一実施形態例に係るモールド支持構造を適用した第3実施形態例のナノインプリント装置の断面図である。 本発明の一実施形態例に係るモールド支持構造を適用した第4実施形態例のナノインプリント装置の断面図である。
符号の説明
1、61 基台
2、62 載置台
3 基板
4 吸着流路
6、45、63 支柱
7 トッププレート
8 フランジ部
9 円筒部
10、47、65 挿通穴
11 支持部
12 モールド
13 窓フランジ
14 石英ガラス板
15 周溝
16 Oリング
17 減圧流路
19 ニードル
21 雄ねじ
22 ねじ筒
23 雌ねじ
26 内周溝
27 押えリング
28 押付けねじ
31 リング材
32 支持枠
36 ライト
37 光ファイバ
38 光源
41 UV硬化性樹脂
46、49、51 錘
48、50 光透過穴
64 支持盤

Claims (4)

  1. 筒状支持体の内周面に円盤状のモールドを支持するに際し、
    モールドの支持部における筒状支持体の内周面にリング状の支持部材を備え、
    モールド支持部材のリングの内周縁にモールドを載置し、
    モールドの支持部材への載置部は、支持部材の内周縁に載せられる状態の傾斜面部とされ
    締め付け力を得る固定リングが筒状支持体の内周面に備えられ、
    固定リングに締め付け力を働かせることにより固定リングを介して支持部材が筒状支持体に取り付けられる
    ことを特徴とするモールド支持構造。
  2. 請求項1に記載のモールド支持構造において、
    固定リングは周方向からねじにより締め付けられることで締め付け力が得られる
    ことを特徴とするモールド支持構造。
  3. 請求項1もしくは請求項2に記載のモールド支持構造において、
    支持部材には内周縁にモールドが載置されるリング状の支持枠が固定され、
    モールドの傾斜面部が支持枠の内周縁に載置される
    ことを特徴とするモールド支持構造。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のモールド支持構造において、
    モールドには、基板上の光硬化性樹脂に転写される凹凸パターンが形成されている
    ことを特徴とするモールド支持構造。
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