JP4829735B2 - Aerosol container injection device - Google Patents
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Description
本発明はエアゾール容器の噴射装置に関する。 The present invention relates to an aerosol container injection apparatus.
エアゾール容器の多くは、エアゾールバルブのステムに噴射部材を結合し、使用者が噴射部材を押下することでステムを介してバルブを開き、エアゾール容器の内容物を噴射部材の流路から噴射する。 In many of the aerosol containers, an injection member is coupled to the stem of the aerosol valve. When the user presses the injection member, the valve is opened through the stem, and the contents of the aerosol container are injected from the flow path of the injection member.
他方、特許文献1に記載のエアゾール容器では、エアゾール容器にベース部材を固定し、ベース部材に設けた下向き案内周溝に保護部材の外周の突起を係合し、保護部材を回転操作することで該保護部材の突起をベース部材の下向き案内周溝に倣わせることにより、保護部材を回転かつ下降させ、この保護部材により噴射部材を押下させることとしている。
特許文献1に記載のエアゾール容器の噴射装置には以下の問題点がある。
(1)使用者が保護部材を回転だけでなく下降させる必要があり、エアゾール容器をつかんだ片手の指先で保護部材を操作するとき等における操作性が悪い。
The aerosol container injection device described in Patent Document 1 has the following problems.
(1) The user needs to lower the protective member as well as rotate it, and the operability when operating the protective member with the fingertip of one hand holding the aerosol container is poor.
(2)保護部材の突起とベース部材の案内周溝の係合を、周方向の1ヵ所で行なうだけであり、保護部材をがたなく円滑に回転かつ下降させることの操作性が悪い。 (2) Engagement of the projection of the protective member and the guide circumferential groove of the base member is performed only at one place in the circumferential direction, and the operability of smoothly rotating and lowering the protective member without any shame is poor.
(3)保護部材に設ける操作部がエアゾール容器から離れた保護部材の上端側に設けられており、エアゾール容器をつかんだ片手の指先が操作部に届きにくく、エアゾール容器をつかんだ後で操作部を操作するためにエアゾール容器を持ちかえる必要があり、この点でも操作性が悪い。 (3) The operation part provided on the protection member is provided on the upper end side of the protection member away from the aerosol container, and the fingertip of one hand holding the aerosol container is difficult to reach the operation part, and the operation part after holding the aerosol container In order to operate, it is necessary to change the aerosol container.
本発明の課題は、エアゾール容器の噴射操作性を向上させることにある。 The subject of this invention is improving the injection operativity of an aerosol container.
本発明の他の課題は、エアゾール容器をつかんだとき持ちかえることなく容易に噴射操作できるようにすることにある。 Another object of the present invention is to make it possible to easily perform an injection operation without holding an aerosol container.
請求項1の発明は、エアゾールバルブのステムに結合される噴射部材を押下してエアゾール容器の内容物を噴射するエアゾール容器の噴射装置であって、エアゾール容器にベース部材を固定し、ベース部材に設けた回転ガイドに回転体を回転可能に支持し、噴射部材に設けた突出部を回転体に設けてある斜めガイドに係合するとともに、噴射部材をベース部材に設けた回り止め部に回り止めして押下方向にのみ移動可能にするようにしたものである。 The invention of claim 1 is an aerosol container injection device for injecting the contents of an aerosol container by depressing an injection member coupled to an aerosol valve stem, the base member being fixed to the aerosol container, The rotating body is rotatably supported by the provided rotation guide, the protrusion provided on the injection member is engaged with the oblique guide provided on the rotation body, and the injection member is prevented from rotating on the rotation prevention portion provided on the base member. Thus, it can be moved only in the pressing direction.
図1、図2の実施例1のエアゾール容器10は、内容物を封入した容器本体11の上端開口部にエアゾールバルブ20を設け、エアゾールバルブ20のステム21に結合した噴射部材30を有し、噴射部材30を押下して内容物を噴射可能にする。
The
エアゾール容器10の容器本体11としては、一重構造容器、二重構造容器、ピストン型容器等を採用できる。また、容器本体11としては、金属製容器、樹脂製容器、ガラス製容器等の耐圧性容器を採用できる。
As the
エアゾールバルブ20としては、特に限定されないが、容器本体11の上端開口部にシール部材を介してマウンティングカップ22を取付け、マウンティングカップ22の内部に噴射バルブを設けたものを採用できる。噴射バルブは、ハウジングと、ハウジングに設けられて連通孔を備えるステム21と、ステム21を外方へ付勢するスプリングと、ステム21の外周に嵌装されてハウジングとマウンティングカップ22に挟持されるステムラバーとから構成される。
Although it does not specifically limit as the
噴射部材30は、ステム21の連通孔に連通する噴射ノズル31を備える。噴射部材30の噴射ノズル31には、特に限定されないが、流路32Aを備えた櫛32を接続できる。
The
エアゾール容器10は、マウティングカップ22の外周に環状のベース部材40を固定する。ベース部材40は周方向に連続する凹溝(又は凸条)からなる回転ガイド41を外周に備える。また、ベース部材40は、上端面の一部から上方に突出し、上下方向に延びる長孔状の回り止めガイド42Aを備えた回り止め部42を有する。
The
エアゾール容器10は、ベース部材40の回転ガイド41に回転体50を回転可能(15度、30度等の360度を超えない回転角も含む)に支持する。回転体50は、特に限定されないが、有天カップ状をなし、下端開口部の内周に周方向に連続する凸条部(又は凹溝部)51を備え、この凸条部51をベース部材40の回転ガイド41に嵌合する。回転体50の凸条部51がベース部材40の回転ガイド41に嵌合されたとき、回転体50はステム21と噴射部材30の結合部を覆い、回転体50の天井部の中央孔を噴射部材30の噴射ノズル31が嵌通して上方に突出する。回転体50は周方向の少なくとも2ヵ所、好適には周方向に等間隔で配置される複数ヵ所で、ベース部材40の回転ガイド41に回転可能に支持されるのが良い。本発明の回転体50は周方向の全周に渡ってベース部材40の回転ガイド41に回転可能に支持される。
The
エアゾール容器10は、回転体50の凸条部51をベース部材40の回転ガイド41に嵌合させる組立て時に、噴射部材30の外周から直径方向に突出させた2本のアーム状突出部30A、30Bを回転体50の周壁の直径上の2ヵ所(1ヶ所でも可)に設けてある、回転体50の中心軸に対して一方向に斜交する孔状斜めガイド52A、52Bに係合するとともに、噴射部材30の一方の突出部30Aをベース部材40に設けた回り止め部42の回り止めガイド42Aに挿入する。斜めガイド52A、52Bは、回転体50の周方向に沿う一方向において、同一向きの斜め下向きをなす。噴射部材30の突出部30Aはベース部材40の回り止めガイド42Aにより回り止めされ、回り止めガイド42Aに沿う上下方向(押下方向)にのみ移動可能にされる。
The
回転体50は、エアゾール容器10の容器本体11の外周に沿って下方に延在する板片状の回転操作部60を備える。エアゾール容器10の容器本体11をつかんだ片手の指先で回転操作部60を押動することで、回転体50を回転操作できる。
The rotating
エアゾール容器10は以下の如くに使用される。
(1)使用者がエアゾール容器10の容器本体11を片手で握り、親指で回転操作部60を図1のA方向、即ち容器の周方向に押し、回転体50に回転力を付与する。
The
(1) A user holds the
(2)回転体50は原位置からベース部材40の回転ガイド41に案内されて回転する(図1のB方向)。
(2) The rotating
(3)回転体50の斜めガイド52A、52Bが噴射部材30の突出部30A、30Bを押圧し、この押圧力を受けた噴射部材30は、エアゾールバルブ20のスプリング力に抗して、上端位置からベース部材40の回り止め部42に沿って押下される。噴射部材30の突出部30A、30Bは回転体50の斜めガイド52A、52Bの上端側から下端側に押下げられる。
(3) The
(4)噴射部材30を結合したステム21が押下げられ、エアゾールバルブ20が開放されることにて噴射部材30の側に吐出される内容物が、噴射部材30に接続されている櫛32の流路32Aから吐出される。
(4) When the
(5)使用者が回転体50に付与した回転力が解除されると、エアゾールバルブ20のスプリング力により、噴射部材30がベース部材40の回り止め部42に沿って上端位置に戻り、噴射部材30の突出部30A、30Bが回転体50の斜めガイド52A、52Bを押戻し、回転体50を原位置に復帰させる。
(5) When the rotational force applied to the rotating
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(請求項1)
(a)エアゾール容器10は、回転体50を回転操作すると、回転体50の斜めガイド52A、52Bが噴射部材30に設けた突出部30A、30Bを押圧し、この押圧力を受けた噴射部材30は、ベース部材40の回り止め部42に回り止めされているから、該回り止め部42に沿って押下されるものとなる。使用者は回転体50を単に回転操作するだけで足り、下降操作する必要がないから、回転体50に加える操作性は良く、エアゾール容器10の噴射操作性を向上できる。エアゾール容器10をつかんだ片手の指先で回転体50を回転操作するとき等における操作性を向上できる。
According to the present embodiment, the following operational effects can be obtained.
(Claim 1)
(a) In the
(請求項2)
(b)回転体50を周方向の少なくとも2ヵ所で、ベース部材40の回転ガイド41に回転可能に支持した。従って、回転体50をがたなく円滑に回転させることができる。
(Claim 2)
(b) The rotating
(請求項3)
(c)回転体50が周方向に連続する凸条部(又は凹溝部)51を備え、この凸条部(又は凹溝部)51をベース部材40の凹溝(又は凸条)からなる回転ガイド41に嵌合するようにした。従って、回転体50をベース部材40の回転ガイド41に安定的に回転可能に支持できる。
(Claim 3)
(c) The
(請求項4)
(d)回転体50の操作部60をエアゾール容器10の外周に延在させた。従って、エアゾール容器10をつかんだ片手の指先が操作部60に容易に届き、エアゾール容器10を片手でつかんで持ちかえることなく容易に噴射操作できる。
(Claim 4)
(d) The
図3の実施例2のエアゾール容器110が実施例1のエアゾール容器10と異なる点は、回転体50の周壁に設けた一方向に斜交する斜めガイド52A(斜めガイド52Bも同じ)の上端部に、線対称的に逆方向に斜交する孔状斜めガイド53A(斜めガイド52Bに対する斜めガイド53B)の上端部を会合させたことにある。図3において、回転操作部60をA1方向に押動するときには、回転体50が原位置からB1方向に回転し、斜めガイド52Aが噴射部材30の突出部30Aを押圧し、噴射部材30を上端位置から押下する。回転操作部60をA2方向に押動するときには、回転体50が原位置からB2方向に回転し、斜めガイド53Aが噴射部材30の突出部30Aを押圧し、噴射部材30を上端位置から押下する。
The difference between the
尚、エアゾール容器10(110)にあっては、回転体50に設ける斜めガイド52A、52B(53A)の傾斜角度の設定替えにより、回転操作部60に加える回転操作角に対する噴射量の変化率を調整できる。
In the aerosol container 10 (110), the rate of change of the injection amount with respect to the rotational operation angle applied to the
10、110 エアゾール容器
20 エアゾールバルブ
21 ステム
30 噴射部材
30A、30B 突出部
40 ベース部材
41 回転ガイド
42 回り止め部
50 回転体
51 凸条部(又は凹溝部)
52A、52B、53A 斜めガイド
60 回転操作部
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10,110
52A, 52B, 53A
Claims (4)
エアゾール容器にベース部材を固定し、
ベース部材に設けた回転ガイドに回転体を回転可能に支持し、
噴射部材に設けた突出部を回転体に設けてある斜めガイドに係合するとともに、噴射部材をベース部材に設けた回り止め部に回り止めして押下方向にのみ移動可能にするエアゾール容器の噴射装置。 An aerosol container injection device that presses an injection member coupled to an aerosol valve stem to inject the contents of an aerosol container,
Fix the base member to the aerosol container,
A rotating body is rotatably supported by a rotation guide provided on the base member,
Injecting an aerosol container that engages a protrusion provided on the rotating member with an oblique guide provided on the rotating member, and prevents the injection member from rotating about a rotation preventing portion provided on the base member so as to be movable only in the pressing direction. apparatus.
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