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JP4828555B2 - ノード装置および帯域制御方法 - Google Patents

ノード装置および帯域制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、端末間でネットワークを介してデータを送受信するシステムにおけるフロー制御に関する。
一般的に、パソコンなどの端末の間では、インターネットなどのコンピュータネットワークを介した通信が行われる。この通信によってファイル等のデータが転送される。この種のデータ転送システムでは、トランスポート層のプロトコルとして、標準的なトランスポートプロトコルであるTCP(Transmission Control Protocol)が用いられることが多い。
また、データ転送においては、大容量のデータを高速に転送することが要求されることがある。これに対しては、TCPのウィンドウサイズを一定に制御することでスループットを向上させる検討がなされている(例えば、非特許文献1参照。)。
"エッジルータにおけるTCPフローレート制御方式の検討",電子情報通信学会総合大会,2007年3月
TCPでは、ウィンドウサイズをパケット廃棄に従って自律的に変化させる帯域制御が行われる。しかし、保証された帯域以上のトラヒックがネットワークに流入するのを防ぐためにネットワークの入り口で流入制限を行っている帯域保証ネットワークでのデータ転送においては、スループットが鋸歯状になり、保証された帯域を十分に活用できないという課題があった。
ここで、上述したTCPプロトコルに変更を加えることにより、保証された帯域に合わせて一定のスループットでデータを送信する技術や広告ウィンドウサイズを一定に制御する技術には、上述した課題に対する対策がある。
しかし、TCPには、データ送信時において最大セグメントサイズ(以下、MSSと称する)以下のデータを送信しないというNagleアルゴリズムやデータ受信時において複数のデータに対してまとめて1つのACKを返すという遅延ACKアルゴリズムが搭載されている。
そのために、Nagleアルゴリズムや遅延ACKアルゴリズムによる遅延が発生し、“計測した往復伝搬遅延時間(以下、RTTと称する)ごとに書き換えたウィンドウサイズ分のデータが送受信完了”という上記技術の大前提が崩れ、書き換えるウィンドウサイズの大きさによってはスループットが極端に低下してしまうという問題がある。
また、広告ウィンドウサイズを一定に制御する技術では、TCPオプション中にスケーリングオプションが有効になっている場合、スケーリングオプション内のスケーリングファクター(以下、SFと称する)に従ってビットシフトが行われるために、書き換えるウィンドウサイズの大きさによっては、ビットシフトによる丸め誤差の影響によりスループットが極端に低下してしまうという問題がある。
そこで、本発明の目的は、帯域保証ネットワークでのデータ転送において、RTTや保証帯域の大きさに依存することなく、保証した帯域を効率よく利用して高いスループットを保つことができるノード装置および帯域制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明のノード装置は、
データ送信端末からデータ受信端末へデータを送信できる帯域が保証された帯域保証ネットワークにおいて前記データ送信端末と前記データ受信端末との間に配置されるノード装置であって、
前記データ送信端末と前記データ受信端末との間における伝播遅延時間を算出する伝播遅延時間算出部と、
前記帯域保証ネットワークにおいて前記データ送信端末から前記データ受信端末へのサービス対象フローに割り当てられた保証帯域と、前記伝播遅延時間算出部にて算出された伝播遅延時間とに基づいて、前記サービス対象フローのデータが前記保証帯域以内の帯域となるウィンドウサイズを算出するウィンドウサイズ算出部と、
前記ウィンドウサイズ算出部にて算出されたウィンドウサイズを、前記データ送信端末の帯域制御に使用させるために前記データ送信端末に通知するウィンドウサイズ書き込み部と、
前記ウィンドウサイズ算出部にて算出されたウィンドウサイズに従って、前記サービス対象フローのSYNパケット内のオプションの書き換えを行うオプション制御部と、を有することを特徴とする。
上記のように構成された本発明においては、SYNパケット(SYN、SYN/ACKパケットの総称)内のオプションであるMSSとSFを制御する。これらのオプションはデータ送信端末とデータ受信端末との間のRTTと保証帯域とを基に算出したウィンドウサイズ(以下、BGWNDと称する)に従って制御される。
以下に処理手順を示す。
Step1:BGWNDの算出
ノード装置が、計測したRTTと保証帯域とを基にBGWNDを算出する。
Step2:SYN、SYN/ACKパケット内のオプションの書き換え
ノード装置が、算出したBGWNDを基にMSSとSFを算出し、算出した値でSYN、SYN/ACKパケット中に存在するMSSとSFの書き換えを行う。
本発明は、ノード装置がSYN、SYN/ACKパケット内のオプションを制御するのみなので、データ送信端末はそれを基に既存の動作をするだけとなり、データ送信端末のプロトコルに本発明に特有の機能を加えることなくスループットを改善することができる。
以上説明したように本発明によれば、TCPを用いた帯域保証サービス運用時にデータ送信端末のTCPプロトコルスタックの変更を必要とすることなく、Nagleアルゴリズムや遅延ACKにより発生する遅延の影響やスケーリングオプションによる広告ウィンドウの丸め誤差の影響によるスループット低下を改善し、保証帯域内で安定的にスループットを制御できるので、保証帯域を効率よく利用することが可能となる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
一般的なTCPでは、広告ウィンドウと輻輳ウィンドウという2つのウィンドウが定義される。広告ウィンドウのサイズは、受信側で受信バッファの状態に依存して決定される。また、輻輳ウィンドウのサイズは、データ送信側でパケット廃棄の状況に応じて決定される。フロー制御に用いるウィンドウサイズには、広告ウィンドウサイズと輻輳ウィンドウサイズのうちいずれか小さい方が選択される。このウィンドウサイズは、ACKが到着した時に更新される。
本実施形態では、データの送信側となるデータ送信端末と、データの受信側となるデータ受信端末との間は、帯域保証ネットワークによって帯域が保証される構成となっている。従って、保証帯域以下でデータを送出している限りパケットの廃棄が生じないことが想定される。それゆえ、データが保証帯域以下で送出されるように広告ウィンドウサイズを調節すればパケットの廃棄を防ぐことができる。パケットの廃棄が生じなければ輻輳ウィンドウサイズが小さくならないので、常に広告ウィンドウサイズがTCPウィンドウサイズに採用されることになる。その結果、スループットが鋸歯状に変動しなくなり保証帯域の効率的な利用が可能となる。
そこで、本実施形態では、データ送信端末とデータ受信端末との間で、ノード装置となるエッジノードがデータ送信側とデータ受信側との間における伝播遅延時間と、帯域保証ネットワークによる保証帯域とから、データが保証帯域以内で送出されるようなウィンドウサイズを算出し、データ受信端末からデータ送信端末へのACKパケットに記載される広告ウィンドウサイズを、算出したウィンドウサイズの値に書き換える。
これにより、データ送信端末からデータ受信端末へ送信するデータのレートを保証帯域内で安定的に制御できるので、保証帯域を効率よく利用することができる。
また、BGWNDに従って、SYN、SYN/ACK中に存在するMSSとSFの書き換えを行うことで、Nagleアルゴリズムや遅延ACKにより発生する遅延の影響やスケーリングオプションによる広告ウィンドウの丸め誤差の影響によるスループット低下を改善し、保証帯域内で安定的にスループットを制御できるので、保証帯域を効率よく利用することが可能となる。
以下、本実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態のノード装置を用いたデータ送信システムの構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、本実施形態におけるデータ送信システムは、データ送信端末14と、データ受信端末15と、ノード装置であるエッジノード11,12と、帯域管理サーバ(RACS)13と、を有している。
データ送信端末14は、エッジノード11に接続され、データ受信端末15は、エッジノード12に接続されている。エッジノード11とエッジノード12は、帯域保証ネットワーク16上でデータを送受信することができる。これにより、データ送信端末14からのデータが、エッジノード11とエッジノード12を介してデータ受信端末15へ転送される。
帯域管理サーバ13は、帯域保証ネットワーク16の全リンクの帯域情報を集中的に管理する装置である。帯域情報には、リンクに割り当てられた保証帯域の情報が含まれている。帯域管理サーバ13は、管理している各リンクの帯域情報をエッジノード11,12に通知する。帯域管理サーバ13による帯域管理によって、データ送信端末14からデータ受信端末15へのリンクは、帯域保証ネットワーク16での保証帯域が確保される。その結果、データ送信端末14が保証帯域以下でデータを送出する限り帯域保証ネットワーク16内でのパケット廃棄は発生しない。また、エッジノード11は、データ送信端末14とデータ受信端末15との間の往復伝搬遅延時間17を計測する。
図2は、図1に示したエッジノード11の構成を示すブロック図である。
図2を参照すると、エッジノード11は、データ受信部21と、フロー識別・振り分け部22と、伝搬遅延時間算出部23と、データ送信部24と、帯域情報保持部25と、フロー情報保持部26と、ウィンドウサイズ算出部27と、広告ウィンドウサイズ書き込み部28と、オプション制御部29と、を有している。
データ受信部21は、データパケットやACKパケットなどのパケットを受信し、フロー識別・振り分け部22に送る。
フロー識別・振り分け部22は、帯域情報保持部25に帯域情報とともに保持されているユーザ情報を基に、帯域を保証したデータ転送のサービスの対象となるフロー(サービス対象フロー)と、帯域を保証したデータ転送のサービスの対象とならないフロー(サービス非対象フロー)とを識別する。さらに、フロー識別・振り分け部22は、サービス対象フローのACKパケットをルート22aを通して広告ウィンドウサイズ書き込み部28へ振り分け、また、サービス非対象フローのパケットおよびサービス対象フローのデータパケットをルート22cを通してデータ送信部24へ振り分け、また、サービス対象フローのSYN、SYN/ACKパケットをルート22bを通してオプション制御部29へ振り分ける。
伝搬遅延時間算出部23は、データ送信端末14とエッジノード11の間と、エッジノード11とデータ受信端末15の間の往復伝播遅延時間をそれぞれ計測する。
帯域情報保持部25は、帯域管理サーバ13から通知されたサービス対象ユーザの帯域情報とユーザ情報(宛先・送信元IPアドレス、宛先・送信元ポート番号)とを対応付けて保持する。帯域情報には、リンクに割り当てられた保証帯域の情報が含まれている。リンクは、ユーザ情報により識別することができる。
フロー情報保持部26は、フロー識別・振り分け部22で識別されるサービス対象フローのコネクション情報と、伝搬遅延時間算出部23で算出された往復伝播遅延時間とを対応付けて保持する。
ウィンドウサイズ算出部27は、フロー情報保持部26に保持されているデータ送信端末14とデータ受信端末15との間の往復伝搬遅延時間17と、帯域情報保持部25に保持されている帯域情報の保証帯域とを用いて、データの送出帯域が保証帯域以内となるようなウィンドウサイズ(BGWND)を算出する。
広告ウィンドウサイズ書き込み部28は、データ受信端末15からデータ送信端末14へのACKパケットのウィンドウフィールドに、ウィンドウサイズ算出部27で算出されたウィンドウサイズの値を書き込み、そのACKパケットをデータ送信部24に送る。なお、そのACKパケットは最終的にはデータ送信端末14へと転送され、そのACKパケットのウィンドウフィールドに書き込まれたウィンドウサイズの値は、データ送信端末14での帯域制御に使用される。
データ送信部24は、フロー識別・振り分け部22からのパケットと、広告ウィンドウサイズ書き込み部28からのパケットとを、帯域保証ネットワーク16を介してエッジノード12もしくはデータ送信端末14へ送信する。
オプション制御部29は、フロー識別・振り分け部22から転送されたSYN、SYN/ACKパケットに対して、ウィンドウサイズ算出部27から通知されたBGWNDに従ってMSSとスケーリングオプションを制御する。
ここで、フロー識別・振り分け部22によるパケット振り分けについて詳細に説明する。
図3は、図2に示したフロー識別・振り分け部22によるパケット振り分けを説明するための図である。
データ送信端末14とデータ受信端末15との間でコネクションが確立されると、データの転送が開始される。フロー識別・振り分け部22は、データ受信端末15からのACKパケットを受信すると、サービス対象フローのACKパケットであるか否か判定をする。サービス対象フローのACKパケットであれば、フロー識別・振り分け部22は、そのACKパケットを、ルート22aを通して広告ウィンドウサイズ書き込み部28に送る。また、データ送信端末14からのSYNパケットやデータ受信端末15からのSYN/ACKパケットを受信すると、フロー識別・振り分け部22は、そのSYNパケットやSYN/ACKパケットを、ルート22bを通してオプション制御部29に送る。また、サービス非加入ユーザパケットやデータパケットを受信すると、フロー識別・振り分け部22は、そのサービス非加入ユーザパケットやデータパケットを、ルート22cを通してデータ送信部24に送る。
図4は、図2に示したエッジノード11において、往復伝播遅延時間を計測する時のブロック間の信号のやりとりを示すシーケンス図である。以下では、データ送信端末14とエッジノード11間の伝播遅延時間が小さいとして、エッジノード11とデータ受信端末15間の往復伝播遅延時間が往復伝搬遅延時間17であるとする。
図4を参照すると、データ送信端末14側のエッジノード11において、フロー識別・振り分け部22は、データ送信端末14からのSYNパケットを観測すると(ステップ101)、サービス対象フローのユーザ情報と共に、往復伝搬遅延時間17の計測開始要求を伝搬遅延時間算出部23に送る(ステップ102)。これにより、伝搬遅延時間算出部23は往復伝搬遅延時間17の計測を開始する。
また、フロー識別・振り分け部22は、上記SYNパケットに対するデータ受信端末15からのSYN/ACKパケットを観測すると(ステップ103)、上記ユーザ情報と共に、往復伝搬遅延時間17の計測終了要求を伝搬遅延時間算出部23に送る(ステップ104)。これにより、伝搬遅延時間算出部23は往復伝搬遅延時間17の計測を終了する。
その後、往復伝搬遅延時間17の計測を終えた伝搬遅延時間算出部23は、計測した往復伝搬遅延時間17を上記ユーザ情報と共に、往復伝搬遅延時間17の報告としてフロー情報保持部26に通知する(ステップ105)。
図5は、図2に示したエッジノード11において、ウィンドウサイズを算出する時のブロック間の信号のやりとりを示すシーケンス図である。
図5を参照すると、フロー情報保持部26は、伝搬遅延時間算出部23からの往復伝播遅延時間17の報告を受信すると(ステップ201)、ウィンドウサイズ算出部27に対して、データ送信端末14とデータ受信端末15との間の往復伝搬遅延時間17とユーザ情報と共に、帯域保証ウィンドウ計算要求を通知する(ステップ202)。
帯域保証ウィンドウ計算要求を受けたウィンドウサイズ算出部27は、上記ユーザ情報を基にして、帯域情報保持部25に対して、上記ユーザ情報に対応する保証帯域を要求する(ステップ203)。
帯域情報保持部25は、ウィンドウサイズ算出部27からの保証帯域値要求に応じて、保証帯域を返送する(ステップ204)。
データ送信端末14とデータ受信端末15との間の往復伝搬遅延時間17と保証帯域を受信したウィンドウサイズ算出部27は、それらの値を元に、データ送信端末14が保証帯域以内でデータを送出するようなウィンドウサイズを算出する(ステップ205)。このとき、保証帯域と一致するレートでデータが送出されるようなウィンドウサイズが好適である。
ウィンドウサイズは、例えば式(1)により求めることができる。
Figure 0004828555
図6は、図2に示したエッジノード11において、広告ウィンドウ書き込み時とMSS、SF書き込み時のブロック間の信号のやりとりを示すシーケンス図である。
図6を参照すると、まず、ウィンドウサイズ算出部27は、サービス対象フローのウィンドウサイズを算出する(ステップ301)。続いて、ウィンドウサイズ算出部27は、算出したウィンドウサイズと、そのサービス対象フローのユーザ情報とを、広告ウィンドウサイズ書き込み部28に通知する(ステップ302)。広告ウィンドウサイズ書き込み部28は、ウィンドウサイズ算出部27から通知されたウィンドウサイズの値を、フロー識別・振り分け部22からのACKパケットのウィンドウフィールドに書き込む(ステップ303)。広告ウィンドウサイズ書き込み部28で広告ウィンドウサイズが書き込まれたACKパケットはデータ送信部24に送られる。
続いて、ウィンドウサイズ算出部27は、算出したウィンドウサイズと、上記ユーザ情報とを、オプション制御部29に通知する(ステップ304)。オプション制御部29は上記ユーザ情報をもとに、制御対象となるデータ受信端末15からのSYN/ACKパケットを特定し、そのSYN/ACKパケット中のオプション内のMSSとSFの書き換えを行う(ステップ305)。
上記ウィンドウサイズを基に算出されるMSSは、例えば、式(2)においてnが最小となる際の整数として求めることができる。また、SFは、例えば、式(3)を満たす最小の整数として求めることができる。
Figure 0004828555
Figure 0004828555
なお、図6では、データ受信端末15からのSYN/ACKパケットを制御対象としているが、データ送信端末14からのSYNパケットを制御対象とする場合のMSSとSFの書き換え方法も、上記と同様である。
本発明の一実施形態のノード装置を用いたデータ送信システムの構成を示すブロック図である。 図1に示したエッジノードの構成を示すブロック図である。 図2に示したフロー識別・振り分け部によるパケット振り分けを説明するための図である。 図2に示したエッジノードにおいて、往復伝搬遅延時間を計測する時のブロック間の信号のやりとりを示すシーケンス図である。 図2に示したエッジノードにおいて、ウィンドウサイズを算出する時のブロック間の信号のやりとりを示すシーケンス図である。 図2に示したエッジノードにおいて、広告ウィンドウ書き換え時とオプション制御時のブロック間の信号のやりとりを示すシーケンス図である。
符号の説明
11,12 エッジノード
13 帯域管理サーバ
14 データ送信端末
15 データ受信端末
16 帯域保証ネットワーク
17 往復伝搬遅延時間
21 データ受信部
22 フロー識別・振り分け部
23 伝搬遅延時間算出部
24 データ送信部
25 帯域情報保持部
26 フロー情報保持部
27 ウィンドウサイズ算出部
28 広告ウィンドウサイズ書き込み部
29 オプション制御部

Claims (6)

  1. データ送信端末からデータ受信端末へデータを送信できる帯域が保証された帯域保証ネットワークにおいて前記データ送信端末と前記データ受信端末との間に配置されるノード装置であって、
    前記データ送信端末と前記データ受信端末との間における伝播遅延時間を算出する伝播遅延時間算出部と、
    前記帯域保証ネットワークにおいて前記データ送信端末から前記データ受信端末へのサービス対象フローに割り当てられた保証帯域と、前記伝播遅延時間算出部にて算出された伝播遅延時間とに基づいて、前記サービス対象フローのデータが前記保証帯域以内の帯域となるウィンドウサイズを算出するウィンドウサイズ算出部と、
    前記ウィンドウサイズ算出部にて算出されたウィンドウサイズを、前記データ送信端末の帯域制御に使用させるために前記データ送信端末に通知するウィンドウサイズ書き込み部と、
    前記ウィンドウサイズ算出部にて算出されたウィンドウサイズに従って、前記サービス対象フローのSYNパケット内のオプションの書き換えを行うオプション制御部と、を有することを特徴とするノード装置。
  2. 前記オプション制御部は、前記ウィンドウサイズ算出部にて算出されたウィンドウサイズに従って、前記サービス対象フローのSYNパケット内の最大セグメントサイズの書き換えを行うことを特徴とする、請求項1に記載のノード装置。
  3. 前記オプション制御部は、前記ウィンドウサイズ算出部にて算出されたウィンドウサイズに従って、前記サービス対象フローのSYNパケット内のスケーリングオプションの書き換えを行うことを特徴とする、請求項1に記載のノード装置。
  4. データ送信端末からデータ受信端末へデータを送信できる帯域が保証された帯域保証ネットワークにおいて前記データ送信端末から前記データ受信端末へのデータ送信の帯域を制御する帯域制御方法であって、
    前記データ送信端末と前記データ受信端末との間における伝播遅延時間を算出するステップと、
    前記帯域保証ネットワークにおいて前記データ送信端末から前記データ受信端末へのサービス対象フローに割り当てられた保証帯域と、前記算出された伝播遅延時間とに基づいて、前記サービス対象フローのデータが前記保証帯域以内の帯域となるウィンドウサイズを算出するステップと、
    前記算出されたウィンドウサイズを、前記データ送信端末の帯域制御に使用させるために前記データ送信端末に通知するステップと、
    前記算出されたウィンドウサイズに従って、前記サービス対象フローのSYNパケット内のオプションの書き換えを行うステップと、を有することを特徴とする帯域制御方法。
  5. 前記オプションの書き換えを行うステップでは、
    前記算出されたウィンドウサイズに従って、前記サービス対象フローのSYNパケット内の最大セグメントサイズの書き換えを行うことを特徴とする、請求項4に記載の帯域制御方法。
  6. 前記オプションの書き換えを行うステップでは、
    前記算出されたウィンドウサイズに従って、前記サービス対象フローのSYNパケット内のスケーリングオプションの書き換えを行うことを特徴とする、請求項4に記載の帯域制御方法。
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