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JP4827641B2 - 駐車場 - Google Patents

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JP4827641B2 JP2006199215A JP2006199215A JP4827641B2 JP 4827641 B2 JP4827641 B2 JP 4827641B2 JP 2006199215 A JP2006199215 A JP 2006199215A JP 2006199215 A JP2006199215 A JP 2006199215A JP 4827641 B2 JP4827641 B2 JP 4827641B2
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Description

本発明は、駐車場において、車両が入庫される入庫室または車両が出庫される出庫室で左右両タイヤが通る移動経路から外れようとするタイヤを検知する検出手段に関するものである。
例えば下記特許文献1に示す従来の立体駐車場においては、左右両側に櫛歯状載置部を有するターンテーブルが車両入出庫室の床に設けられ、左右両側にある支持腕部に櫛歯状の載置部を取着した昇降台がこの車両入出庫室を含む昇降室で昇降可能に設けられている。この昇降台がターンテーブルに並んだ移換状態では、このターンテーブルの左右両櫛歯状載置部とその左右両櫛歯状載置部に面する左右両床縁部との間にこの昇降台の左右両支持腕部が入り込んで昇降台の左右両櫛歯状載置部とターンテーブルの左右両櫛歯状載置部とが互いに噛み合う。
特開2003−301622号公報 特開平1−121468号公報 特開平2−248580号公報
前記昇降台の左右両櫛歯状載置部とターンテーブルの左右両櫛歯状載置部とが互いに噛み合った噛合部を含む左右両タイヤ移動経路において、車両の入出庫方向に沿う外側縁部や内側縁部から外側へタイヤが外れることを防止するため、例えば上記特許文献2や特許文献3に示す従来の立体駐車場では、その外側縁部や内側縁部でタイヤが当る段差部が設けられている。例えば下記特許文献1に示す従来の立体駐車場においては、昇降台がターンテーブルに並んだ移換状態で、前記左右両床縁部の上面と昇降台の左右両支持腕部の上面との間や、前記昇降台の左右両支持腕部の上面と昇降台の左右両櫛歯状載置部の上面との間に、いずれも、大きな段差部が生じている。その段差部も左右両タイヤ移動経路の外側縁部から外側へタイヤが外れることを防止し得るが、そのような段差部があると、車両に対し人が乗降する際に通る通路面において、人が不用意に段差部でけつまずいて転び易くなったり、車椅子を車両に対し接近離間させる際にその車輪が段差部に当たって車椅子を移動させにくくなったりするなどの問題があった。
この発明は、上記段差部をほぼなくすことにより車両に対する人の乗降や車椅子の接近離間を円滑に行うことができるようにしてバリアフリー化を促進する場合でも、タイヤ移動経路からタイヤが外れることを防止することを目的としている。
後記実施形態の図面(図1〜6)の符号を援用して本発明を説明する。
請求項1の発明にかかる駐車場は、下記のように構成されている。
この駐車場において、車両2が入庫される入庫室1の床Fまたは車両2が出庫される出庫室1の床Fにはその床F上に載置された車両2の左右両タイヤ2aの位置に対応する左右両側に櫛歯状の載置部8を有する移換台7を設け、この車両2の左右両タイヤ2aの位置に対応する左右両側にある支持腕部30に櫛歯状の載置部31を取着した昇降台12がこの移換台7に並んだ移換状態Pで、この移換台7の左右両櫛歯状載置部8とその左右両櫛歯状載置部8に面する左右両床縁部36との間にこの昇降台12の左右両支持腕部30が入り込んで昇降台12の左右両櫛歯状載置部31と移換台7の左右両櫛歯状載置部8とが互いに噛み合う。なお、床Fは、入庫室1や出庫室1において、床台39等ばかりでなく、地面等をも含む広い意味で使用する。この昇降台12の左右両櫛歯状載置部31と移換台7の左右両櫛歯状載置部8とが互いに噛み合った噛合部42を含む左右両タイヤ移動経路43は、車両2の入庫方向Xまたは車両2の出庫方向Xに沿う外側縁部43aと内側縁部43bとを有している。
前記左右両タイヤ移動経路43の内側縁部43b間で床Fの移換台7に設けた中間台29には、弾性体49を有する支点部47で支持され、この支点部47の弾性体49により上方へ付勢されて上動位置で停止する可動体46を設けている。前記中間台29の支点部47と移換台7の左右両櫛歯状載置部8との間に設けた内側検出手段48,59は、タイヤ移動経路43の内側縁部43bをタイヤ2aが横切った際に、前記可動体46の左右両縁部に設けたタイヤ接触部53のうち一方がタイヤ2aにより下方へ押されて、この可動体46が前記弾性体49の弾性力に抗して上動位置から下動しながら支点部47を中心に傾動して、そのタイヤ2aを検知する電気的接点48または力センサを備えている。
請求項1の発明では、内側検出手段における電気的接点48または力センサからのタイヤ検知信号に基づき、タイヤ移動経路43から外れようとするタイヤ2aを可動体46により容易に検知することができる。また、車両2の入出庫に支障を来たすことなく床Fに電気的接点48または力センサを簡単に取り付けることができる。
請求項1の発明を前提とする請求項2の発明において、前記タイヤ移動経路43の外側縁部43aをタイヤ2aが横切った際にそのタイヤ2aを検知する外側検出手段45,59を備えている。請求項2の発明では、外側検出手段45,59からのタイヤ検知信号に基づき、タイヤ移動経路43から外れようとするタイヤ2aを検知することができる。
次に、請求項以外の技術的思想について実施形態の図面の符号を援用して説明する。
請求項2の発明を前提とする第3の発明において、前記外側検出手段は、移換台7を含む床Fに取り付けた光電スイッチ45を備え、タイヤ移動経路43の外側縁部43aをタイヤ2aが横切った際にこの光電スイッチ45における光線Lを遮断するものである。第3の発明では、光電スイッチ45を利用してタイヤ2aを容易に検知することができる。
第3の発明を前提とする第4の発明において、前記光電スイッチ45は、タイヤ移動経路43の外側縁部43aから車両2の入庫方向Xまたは車両2の出庫方向Xの両側に延ばした延長線上で、前記噛合部42から外れた床F(例えば入出台40及び奥台41)に取り付けられている。ちなみに、この光電スイッチ45の光線Lは、噛合部42において各櫛歯32の上面34a及び各櫛歯26の上面28aから上方へ離れた高さSを通る。第4の発明では、車両2の入出庫に支障を来たすことなく床Fに光電スイッチ45を簡単に取り付けることができるとともに、その光電スイッチ45を利用してタイヤ2aを容易に検知することができる。
請求項1または請求項2の発明、または第3の発明または第4の発明を前提とする第5の発明において、前記検出手段45,48,59からのタイヤ検知信号に基づき、タイヤ移動経路43からタイヤ2aが外れるおそれがあることを車両2の運転者に知らせる認知手段56,57,58,59を設けた。第5の発明では、タイヤ2aの入出庫位置の異常を運転者に注意喚起して運転者がその注意喚起に基づきタイヤ2aを異常位置から正常位置に戻すことができる。
請求項1または請求項2の発明、または第3〜5の発明のうちいずれかの発明を前提とする第6の発明において、前記左右両床縁部36の上面36aと昇降台12の左右両支持腕部30の上面30a、または、前記左右両床縁部36の上面36aと昇降台12の左右両支持腕部30の上面30aと昇降台12の左右両櫛歯状載置部31の上面34a、または、前記左右両床縁部36の上面36aと昇降台12の左右両支持腕部30の上面30aと昇降台12の左右両櫛歯状載置部31の上面34aと移換台7の左右両櫛歯状載置部8の上面28a、または、前記昇降台12の左右両支持腕部30の上面30aと昇降台12の左右両櫛歯状載置部31の上面34a、または、前記昇降台12の左右両支持腕部30の上面30aと昇降台12の左右両櫛歯状載置部31の上面34aと移換台7の左右両櫛歯状載置部8の上面28aとを互いに同一平面H上に設定している。ちなみに、「互いに同一平面H上に設定」については、これらの上面36a,30a,34a,28a間の段差寸法Gを0mmにすることが理想的であるが、製作誤差や昇降台12の振れなどを考慮すると、若干の段差部が生じることもあり、例えば、0mm以上10mm以下の段差寸法Gの範囲、好ましくは0mm以上5mm以下の段差寸法Gの範囲程度は、効果を発揮し得ると考えて許容されることを意味している。
第6の発明では、少なくとも車両2に対し人が乗降する際に通る通路面(例えばこれらの櫛歯状載置部8,31において前後方向Xの全範囲)において、左右両床縁部36の上面36aと昇降台12の左右両支持腕部30の上面30aとの間、または、昇降台12の左右両支持腕部30の上面30aと昇降台12の左右両櫛歯状載置部31の上面34aとの間には、段差部が生じない。そのため、人が不用意に段差部でけつまずいて転んだり車椅子37の車輪37aが段差部に当たって車椅子2を移動させにくくなったりすることはなくなる。従って、車両入庫室1の床Fまたは車両出庫室1の床Fで、車両2に対する人の乗降や車椅子37の接近離間を円滑に行って、バリアフリー化を促進することができる。
本発明は、駐車場において、車両入庫室1の床Fまたは車両出庫室1の床Fで、車両2に対する人の乗降や車椅子37の接近離間を円滑に行うことができるようにしてバリアフリー化を促進する場合でも、検出手段45,48,59からのタイヤ検知信号に基づき、タイヤ移動経路43からタイヤ2aが外れることを防止することができる。さらに、タイヤ移動経路43の外側縁部43aや内側縁部43bでタイヤ2aが当る段差部があれば、バリアフリー化による効果は後退するものの、タイヤ移動経路43からタイヤ2aが外れることをより一層防止することができる。
以下、本発明の一実施形態にかかる立体駐車場について図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、地上1階の入出庫室1(入庫室及び出庫室)には車両2が入出庫口3を通って前後方向Xへ入出することができる。この入出庫室1の中央室1aから搬送路としての昇降室4が地上1階から最上階にわたり上下方向Zへ延びている。地上2階から最上階にわたる昇降室4の左右方向Yの両側には格納室5が並設されている。この入出庫室1の床Fで中央室1aには、図2,3,5に示すように、左右両側に櫛歯状の載置部8を有する移換台としてのターンテーブル7を備えたターン機構6(後で詳述)が設けられている。この各格納室5では櫛歯状の格納台9が設けられている。昇降リフト10においては、四隅部で立設された各レール11で櫛歯状の昇降台12が昇降可能に支持されているとともに、このレール11ごとにこの昇降台12が各昇降ワイヤ13により吊下され、この各昇降ワイヤ13が昇降されて昇降台12が各レール11に沿って昇降する。入出庫室1で前記ターンテーブル7に載置された車両2は、ターンテーブル7から昇降台12へ移換され、その後、所定階へ上昇し、昇降台12から格納台9へ移換され、格納台9とともに格納室5へ入庫される。所定階で格納室5から昇降室4へ格納台9とともに移送された車両2は、格納台9から昇降台12へ移換され、その後、入出庫室1へ下降し、昇降台12からターンテーブル7へ移換され、ターンテーブル7で180度方向転換された後、入出庫室1から出庫される。
次に、前記入出庫室1の床Fに設置されたターン機構6を詳述する。
図1及び図2に示すように、入出庫室1の床Fは、中央室1aに設けられた設置穴14を挟む左右両側の床台39と、その設置穴14に設置された前記ターン機構6のターンテーブル7と、中央室1aでそのターンテーブル7を挟む前側の入出台40及び後側の奥台41と備えている。この左右両床台39上にはじゅうたんが被せられている。
図3及び図5に示すように、この設置穴14の前後両側において、固定台15の左右両側には雄ねじ軸16が上下方向Zへ延びるように取着され、この固定台15の下方で可動台17の左右両側に取着された雌ねじ体18がこの左右両雄ねじ軸16に螺合されている。この前後両固定台15の上方でこの前後両可動台17に支持台19が一体的に載設されている。この前後両固定台15に取り付けられた電動モータ(図示せず)によりこの雄ねじ軸16が回転すると、前後両支持台19が前後両可動台17とともに上下動して図3に示す下動位置Dと図5に示す上動位置Uとを取る。下動位置Dにある前後両支持台19が前後両固定台15に対しそれらの左右両当接部20a,20bで互いに当接して前後両支持台19の停止位置を雌雄ねじ機構により調節し得る左右両ストッパ20が設けられている。
前記前後両支持台19上には前記ターンテーブル7が載設されて前後両支持台19間で回転中心21aを有する支軸21(回動中心部)により支持され、昇降台12の昇降方向(上下方向Z)に対し直交する水平面に沿って回動し得る。このターンテーブル7の下側でこの支軸21を挟む前後両側にはそれぞれ一組の案内輪群22が前後両支持台19上に支持された状態で設けられている。この前後両案内輪群22は、ターンテーブル7に支持された駆動部としての電動モータ23と、この電動モータ23により回転する駆動車輪24と、この駆動車輪24以外の各従動車輪25とを含む。この駆動車輪24は電動モータ23により強制回転されるが、この各従動車輪25はターンテーブル7の下側に支持されて強制回転されずに自由回転する。なお、前後両案内輪群22のうち一方の案内輪群22の駆動車輪24と他方の案内輪群22の駆動車輪24とは互いに180度の点対称位置関係にならないように回動方向Rで互いにずらして配設されている。このターンテーブル7の左右両櫛歯状載置部8では、多数の櫛歯26が前後方向Xへ並設されている。この各櫛歯26においては、図4に示すように、台歯27上に可撓ゴム製の蓋板28が取着されている。このターンテーブル7上で左右両櫛歯状載置部8間には中間台29が前後方向Xの全体にわたり設けられている。
前記昇降台12においては、図2に示すように、左右両側で前後方向Xへ延びる支持腕部30に櫛歯状の載置部31が左右方向Yで相対向して設けられている。この左右両櫛歯状載置部31では、多数の櫛歯32が前後方向Xへ並設されている。この櫛歯32においては、図4に示すように、台歯33上に載置部材34が取着されている。下降位置にある昇降台12の左右両支持腕部30が前後両固定台15に対しそれらの左右両当接部35a,35bで互いに当接して左右両支持腕部30の停止位置を雌雄ねじ機構により調節し得る左右両ストッパ35が設けられている。
図2及び図3に示すように、前記支持台19の下動位置Dで昇降台12が入出庫室1まで下降してターンテーブル7に並んだ移換状態Pにおいては、ターンテーブル7の左右両櫛歯状載置部8とその左右両櫛歯状載置部8に面する床Fの左右両床台39の床縁部36との間に昇降台12の左右両支持腕部30が入り込み、昇降台12の左右両櫛歯状載置部31の各櫛歯32とターンテーブル7の左右両櫛歯状載置部8の各櫛歯26とが互いに噛み合う。その際、図4に示すように、左右両床縁部36の上面36aと、昇降台12の左右両支持腕部30の上面30aと、昇降台12の左右両櫛歯状載置部31における各櫛歯32の載置部材34の上面34aと、ターンテーブル7の左右両櫛歯状載置部8における各櫛歯26の蓋板28の上面28aとは、互いに同一平面H上に設定される。また、昇降台12の左右両櫛歯状載置部31の各櫛歯32とターンテーブル7の左右両櫛歯状載置部8の各櫛歯26との間に生じる隙間は蓋板28により塞がれる。このような移換状態Pで車両2の左右両タイヤ2aはこれらの櫛歯状載置部8,31上に載る。前述した上面36a,30a,34a,28a間に段差部がなくバリアフリー化されているため、例えば、車椅子37の車輪37aを車両2に対し円滑に接近離間させることができる。
図5に示すように、前記支持台19の上動位置Uでターンテーブル7は回動可能状態Qとなる。その回動可能状態Qでは、左右両床縁部36の上面36aと、昇降台12の左右両支持腕部30の上面30aと、前後両支持台19の上面19aとが、互いに同一平面H上に設定され、ターンテーブル7の左右両櫛歯状載置部8で各櫛歯26の蓋板28の上面28aがその同一平面Hの上方へ外れる。そのため、ターンテーブル7が回転して180度方向転換される際、その前後両案内輪群22は、これらの上面36a,30a,19a(案内路)と、床Fの床台39で左右両床縁部36の上面36aに連続して設けられた円弧状の案内面38(案内路)を通って移動する。
前述したように昇降台12が入出庫室1まで下降してターンテーブル7に並んだ移換状態Pにおいては、図2及び図4に示すように、昇降台12の左右両櫛歯状載置部31とターンテーブル7の左右両櫛歯状載置部8とが互いに噛み合った噛合部42を含む左右両タイヤ移動経路43が生じる。この左右両タイヤ移動経路43は、昇降台12の左右両櫛歯状載置部31で各櫛歯32の基端部間を前後方向Xへ互いに結ぶ外側縁部43aと、ターンテーブル7の左右両櫛歯状載置部8で各櫛歯26の基端部間を前後方向Xへ互いに結ぶ内側縁部43bとにより左右方向Yで区画される。
この左右両タイヤ移動経路43の外側縁部43aから前後方向Xの両側に延ばした延長線上で、噛合部42から外れた床Fの入出台40及び奥台41のうち、入出台40上には保護カバー44により覆われた外側検出手段としての光電スイッチ45の投光器45aが取り付けられているとともに、奥台41には保護カバー44により覆われた光電スイッチ45の受光器45bが取り付けられている。図4(a)に示すように、この投光器45aと受光器45bとを結ぶ光線Lは、噛合部42において各櫛歯32の上面34a及び各櫛歯26の上面28aから上方へ20〜30mm程度の高さSを通る。
前記ターンテーブル7の中間台29においては、図2及び図6(a)に示すように、平坦な板状に形成された複数の可動体46が前後方向Xへ並設されているとともに、各可動体46の中央部付近の下側に前後両支点部47が左右一対設けられ、この各可動体46の下側で左右一対の前後両支点部47と左右両櫛歯状載置部8との間に内側検出手段としての電気的接点48が前後方向Xへ延びるように設けられている。この各支点部47においては、可動体46の下側に弾性体としての圧縮コイルばね49が支持され、この可動体46は、その圧縮コイルばね49の弾性力により上方へ付勢されて上動位置で頭部50に当接して停止するとともに、その弾性力に抗して上動位置から若干下動し得る。この各電気的接点48においては、ゴム筒51内に常開接点52が設けられ、各支点部47における可動体46の上動位置でこのゴム筒51と可動体46との間に僅かな隙間が生じている。この各可動体46の左右両縁部には左右両櫛歯状載置部8の各櫛歯26の基端部の上方でタイヤ接触部53がその基端部の上面28aへ向けて斜め下向きに屈曲されている。この各可動体46の下側でこの左右両タイヤ接触部53と左右両電気的接点48との間にはゴムからなるストッパ板54が設けられ、各支点部47における可動体46の上動位置でこのストッパ板54と可動体46との間に僅かな隙間が生じている。この可動体46において左右両タイヤ接触部53のうち一方のタイヤ接触部53が下方へ押されると、可動体46が各支点部47で下動しながら傾動してストッパ板54に当接するまでに電気的接点48を押して常開接点52を閉じる。
前記入出庫室1の中央室1aにおいては、図1に示すように、入出庫口3に対する反対側にミラー55が設けられている。そのほか、この入出庫室1の中央室1aには表示画面56とスピーカ57とブザー58とが設けられている。
図2に示すように、昇降台12がターンテーブル7に並んだ移換状態Pにおいて、車両2が入出庫口3から入出台40を通って左右両タイヤ移動経路43の噛合部42に載せられて入庫されたり、その噛合部42に載せられた車両2が入出台40を通って入出庫口3から出庫されたりする際、図4(a)に示すようにその車両2のタイヤ2aが光電スイッチ45の光線Lを横切って遮断すると、図6(b)に示すように光電スイッチ45からの検知信号が外側検出手段としてのコントローラ59に送られる。また、その車両2のタイヤ2aが可動体46のタイヤ接触部53を横切って押さえると、電気的接点48が閉じて電気的接点48からの検知信号が内側検出手段としてのコントローラ59に送られる。それらの検知信号に基づきコントローラ59は、ブザー58を鳴動させるとともに、タイヤ2aがタイヤ移動経路43から外れた旨を表示画面56に表示したりスピーカ57によりアナウンスしたりして、タイヤ2aの入出庫位置の異常を運転者に注意喚起する。運転者がその注意喚起に基づきタイヤ2aを異常位置から正常位置に戻すと、コントローラ59はそのブザー58の鳴動や表示画面56の表示やスピーカ57のアナウンスを解除する。
次に、前記実施形態以外にも下記のように構成してもよい。
* 図示しないが、移換台としては、180度方向転換する前記ターンテーブル7以外に、入出庫室1で方向転換することができない櫛歯状固定台を採用したり、地下に格納できるようにするために入出庫室1の中央室1aに出入りすることができるターンテーブルを採用したりしてもよい。また、90度方向転換するターンテーブルを採用してもよく、その場合には、特開平10−325258号公報と同様に、昇降台において櫛歯状載置部を分離可能にし、その昇降台の櫛歯状載置部を円板状ターンテーブルの櫛歯状載置部と噛み合わせた状態で、その円板状ターンテーブルを回動させる。
* 内側検出手段としては電気的接点48に代えて力センサを採用することができる。
* 外側検出手段としては、床縁部36の上面36aや昇降台12の支持腕部30の上面30aに電気的接点や力センサを取り付けることができる。
* 前記ターンテーブル7の案内輪群22を省略し、支軸21でのみターンテーブル7を回動可能に支持する。
* 前記実施形態では、左右両床縁部36の上面36aと昇降台12の左右両支持腕部30の上面30aと昇降台12の左右両櫛歯状載置部31の上面34aとターンテーブル7の左右両櫛歯状載置部8の上面28aとのうち、すべての上面36a,30a,34a,28aが同一平面H上にある。そのほか、それらのうちの一部、すなわち、この上面36aと上面30aのみ、または、この上面36aと上面30aと上面34aのみ、または、この上面30aと上面34aのみ、または、この上面30aと上面34aと上面28aのみをそれぞれ同一平面H上に設定する場合も、段差部を少なくすることができる。
本実施形態にかかる立体駐車場を正面側から見て概略的に示す縦断面図である。 上記立体駐車場の入出庫室を平面側から見て概略的に示す横断面図である。 上記入出庫室のターン機構において移換状態を正面側から見て概略的に示す部分断面図である。 (a)は上記ターン機構を図2のA―A線で切断した状態を概略的に示す部分断面図であり、(b)は(a)のB―B線で切断した状態を概略的に示す部分断面図である。 上記入出庫室のターン機構において回動可能状態を正面側から見て概略的に示す部分断面図である。 (a)は図4(a)の部分拡大断面図であり、(b)はタイヤの検知に関する電気ブロック図である。
符号の説明
1…入出庫室、2…車両、2a…タイヤ、6…ターン機構、7…移換台としてのターンテーブル、8…ターンテーブルの櫛歯状載置部、12…昇降台、29…ターンテーブルの中間台、30…支持腕部、31…昇降台の櫛歯状載置部、36…床縁部、42…噛合部、43…タイヤ移動経路、43a…外側縁部、43b…内側縁部、45…外側検出手段としての光電スイッチ、46…中間台の可動体、47…支点部、48…内側検出手段としての電気的接点、49…弾性体としての圧縮コイルばね、53…タイヤ接触部、59…外側検出手段及び内側検出手段としてのコントローラ、F…床、X…車両の入出庫方向、P…移換状態。

Claims (2)

  1. 車両が入庫される入庫室の床または車両が出庫される出庫室の床にはその床上に載置された車両の左右両タイヤ位置に対応する左右両側に櫛歯状の載置部を有する移換台を設け、この車両の左右両タイヤ位置に対応する左右両側にある支持腕部に櫛歯状の載置部を取着した昇降台がこの移換台に並んだ移換状態で、この移換台の左右両櫛歯状載置部とその左右両櫛歯状載置部に面する左右両床縁部との間にこの昇降台の左右両支持腕部が入り込んで昇降台の左右両櫛歯状載置部と移換台の左右両櫛歯状載置部とが互いに噛み合う駐車場において、
    この昇降台の左右両櫛歯状載置部と移換台の左右両櫛歯状載置部とが互いに噛み合った噛合部を含む左右両タイヤ移動経路は、車両の入庫方向または車両の出庫方向に沿う外側縁部と内側縁部とを有し、
    前記左右両タイヤ移動経路の内側縁部間で床の移換台に設けた中間台には、弾性体を有する支点部で支持され、この支点部の弾性体により上方へ付勢されて上動位置で停止する可動体を設け、
    前記中間台の支点部と移換台の左右両櫛歯状載置部との間に設けた内側検出手段は、タイヤ移動経路の内側縁部をタイヤが横切った際に、前記可動体の左右両縁部に設けたタイヤ接触部のうち一方がタイヤにより下方へ押されて、この可動体が前記弾性体の弾性力に抗して上動位置から下動しながら支点部を中心に傾動して、そのタイヤを検知する電気的接点または力センサを備えている
    ことを特徴とする駐車場。
  2. 前記タイヤ移動経路の外側縁部をタイヤが横切った際にそのタイヤを検知する外側検出手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の駐車場。
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