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JP4821664B2 - ワイヤハーネス用プロテクタ - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤハーネス用プロテクタに関し、特に、長手方向に分割された小部位を結合して組み立てる連結タイプのプロテクタにおいて、結合部の強度向上を図るものである。
近年、自動車に配索するワイヤハーネスは大型化および複雑化しており、その電線量も増加の一途であるが、車両内におけるワイヤハーネスの配索スペースにも制限があるため、ワイヤハーネスは車体パネルに沿った狭いスペースに正確かつ高密度に配索することが求められていると共に、ワイヤハーネスが外部干渉材と接触しないように保護するため、樹脂成形品からなるプロテクタを設けてワイヤハーネスに外装している場合が多い。
前記樹脂成形品からなるプロテクタは、複雑な屈曲形状で、一度に金型成形できない場合には、分割して別体として成形し、これら分割したプロテクタ同士を連結して一つのプロテクタに組み立てている。
図8は、前記連結タイプのプロテクタの一例を示し、互いに樋形状のプロテクタ1A、1Bの結合構造において、プロテクタ1Aの底壁2上に、プロテクタ1Bの底壁3の先端部を挿入保持する保持底片4を設け、プロテクタ1Aの両側壁5に、プロテクタ1Bの両側壁6の先端部を挿入保持する保持側片7を設け、プロテクタ1Bの底壁3と両側壁6をプロテクタ1Aの底壁2と両側壁5の内面側に重合させるとともに、プロテクタ1Bの底壁3と両側壁6の先端部をプロテクタ1Aの前記保持底片4と保持側片7にそれぞれ挿入保持させている。かつ、プロテクタ1Bの底壁3の下面より突設した係合突起8を、プロテクタ1Aの底壁2の上面に凹設した係合凹部9に嵌合させて、プロテクタ1Aとプロテクタ1Bとを結合している。(特開平10−84613号参照)
特開平10−84613号公報
しかしながら、前記連結タイプのプロテクタは、構造上、結合部位の強度が弱く、縦方向や横方向の荷重を受けると変形しやすく、変形すると他の車両部品と干渉して互いを損傷が発生する恐れがあり、連結部の強度向上が望まれている。
本発明は前記問題に鑑みてなされたもので、ワイヤハーネス用プロテクタにおいて、結合部位の強度を高め、変形を防止することを課題としている。
前記課題を解決するために、本発明は、別体の樹脂成形品からなり、底壁および互いに平行に形成された両側壁からなる断面コ字形状の第1プロテクタ本体と第2プロテクタ本体とを、長さ方向の一端側に形成した結合部同士を嵌合して結合しており、
前記第1プロテクタ本体の前記結合部は、該第1プロテクタ本体の両側壁と底壁と同一面で連続する互いに平行な両側壁と底壁とからなる断面コ字形状の内側壁と、該内側壁の底壁外面より両隅部をへて両側壁外面にかけてカバー部を備えた2重壁とし、該カバー部は前記本体の先端開口に達する位置まで突設させて、該2重壁の結合側の先端までを開口させていると共に、前記内側壁の底壁または両側壁の一部に貫通孔を設けている一方、
前記第2プロテクタ本体の前記結合部は、前記第1プロテクタ本体の前記内側壁と前記カバー部との間に形成された隙間に、前記先端の開口から挿入して内嵌する底壁および両側壁を備え、該両側壁は第2プロテクタ本体の両側壁と同一面で連続すると共に、前記底壁は第2プロテクタ本体の底壁より段状に低くし、かつ、前記底壁または両側壁より前記貫通孔に内嵌係止する突起を備え、
第1、第2プロテクタ本体の結合部は、第2プロテクタ本体の前記結合部を第1プロテクタ本体の前記2重壁の結合部の前記内側壁と前記カバー部とで内外両面から挟んだ三重壁構造の結合部とし、かつ、第1、第2プロテクタ本体の底壁が段差無しで連続していることを特徴とするワイヤハーネス用プロテクタを提供している。
前記構成のプロテクタの結合部位は、第2プロテクタ本体の結合部の内面側に第1プロテクタ本体の前記内側壁が重なるだけでなく、外面側には前記カバー部が重ね、第2プロテクタを第1プロテクタの内側壁とカバー部とで内外両面から挟んだ三重壁構造となる。特に、底壁から両側壁にかけて屈曲する両隅部は、結合部位に縦方向や横方向の荷重がかかったときに最も応力が集中する部位であるため、この両隅部が三重壁構造となることにより、従来の二重壁構造に比して、結合部位全体の縦横両方向の荷重に対する強度を効果的に高めることができ、耐変形性を飛躍的に高めることができる。
かつ、前記のように、第1プロテクタ本体の内側壁とカバー部との間に第2プロテクタ本体を挟みこむことにより、上下および左右方向(両側壁の方向)において第1、第2プロテクタが位置決めされると共に、第1プロテクタ本体の貫通穴に第2プロテクタ本体の突起を挿入しているため、第1プロテクタ本体から第2プロテクタ本体が離反する方向に移動することも阻止できる。即ち、第1、第2プロテクタの一方にロック穴、他方にロック爪を設けてロック結合しなくとも、第1、第2プロテクタは上下、左右及び前後方向(左右方向と直交する連結方向)の三次元方向で位置決め固定することができる。
なお、第1プロテクタ本体に貫通穴を設け、第2プロテクタ本体に貫通穴に嵌合する突起を設けているが、逆として、第1プロテクタ本体に突起を設け、第2プロテクタ本体に貫通穴を設けてもよいが、第2プロテクタ本体の結合部を第1プロテクタ本体の係合部に挿入する際に、第1プロテクタ本体側に貫通穴を設けた方が挿入しやすくなる。
前記第1、第2プロテクタ本体はそれぞれ蓋を備え、各蓋の一端側に幅方向の両側に上壁より垂下させたロック部を備え、
前記第2プロテクタ本体または第1プロテクタ本体のいずれか一方の結合部の両側壁の上側外面に2個の被ロック部が並設され、
前記第1、第2プロテクタ本体の結合部同士が結合された状態で、前記被ロック部に前記第1プロテクタの蓋と第2プロテクタの蓋に設けた前記ロック部をロック結合している。
なお、第1プロテクタ本体と蓋および第2プロテクタ本体と蓋とは、夫々結合部以外の箇所でロック結合している。
このように、第2プロテクタ本体又は第1プロテクタ本体のいずれか一方に、両方の蓋の被ロック部を設け、第1、第2プロテクタの両方の蓋のロック部とロック結合している。即ち、第1プロテクタ本体と第2プロテクタ本体とは蓋を介してロック結合しているため、より連結強度を高めることができる。
前記第1プロテクタ本体の結合部に設けるカバー部は、内側壁の底壁の全面を覆うと共に、両側壁の下側部を覆う位置に設けた断面コ字形状でも良いし、前記底壁と両側壁とに挟まれた両隅部を覆う左右一対の断面L字形状でもよい。
即ち、第1プロテクタの内側壁の底壁とカバー部の間と、内側壁の両側壁とカバー部との間に、第2プロテクタ本体の底壁と両側壁を挟むことができれば、カバー部の長さや大きさは限定されない。
また、前記カバー部は先端側開口と反対側の内端が前記本体の底壁および両側壁から突出し、該突出端を屈折して前記内側壁の底壁および両側壁と前記隙間をあけて平行として前記先端側開口へと延在させている。
該構成とすると、第1プロテクタ本体に設けるカバー部と内側壁の底壁および両側壁の挟まれた空間を一定幅に保持でき、該幅を第2プロテクタ本体の底壁および両側壁の厚さと略同一とすると、ガタつき無く嵌合でき連結部の強度を高めることができる。
また、前記第1プロテクタ本体側の結合部の貫通孔と第2プロテクタ本体の結合部の突起は、互いに当接する位置であれば底壁に設けても良いし、両側壁のいずれか一方に設けてもよいが、嵌合作業上から底壁に設けることが好ましい。
また、貫通穴と突起との嵌合部は1カ所で良いが、複数箇所に設けてもよい。
前記第1プロテクタと第2プロテクタとは前記結合部を介して屈曲して連結される場合に最も好適に用いられるが、プロテクタが大型化した場合、屈曲部にかぎらず直線部においてもプロテクタを第1、第2プロテクタに分割し、前記結合部を設けて結合してもよい。さらに、プロテクタは第1、第2プロテクタの組み合わせに限定されず、屈曲部が多い場合が大型長尺化する場合には、第3、第4…と多分割し、これら各分割端を前記結合部で結合することが好ましい。
上述したように、本発明によれば、分割プロテクタの結合部において、一方側の第1プロテクタの底壁及び両側壁に2重壁を設け、他方側の第2プロテクタを二重壁に間に挿入することにより、第2プロテクタ本体の内外両面を第1プロテクタの内側壁とカバー部とで挟んで三重壁構造としている。該構造とすると、特に、最も応力が集中しやすい前記両隅部の強度が、この三重壁構造によって従来の結合構造よりも格段に増大するため、結合部位の変形を効果的に防止することができる。
さらに、前記のように、底壁と両側壁とを積層して連結すると共に、第1プロテクタに設けた貫通穴に第2プロテクタの突起を嵌合するため、第1、第2プロテクタが離反方向に移動することも阻止でき、三次元方向で分割した第1、第2プロテクタを結合することができる。
また、第1、第2プロテクタ本体に蓋を被せ、これらの蓋に設けたロック部を一方のプロテクタ本体に設けた被ロック部にロック結合することで、第1プロテクタ本体は蓋を介して第2プロテクタ本体とも連結し、結合部位の連結をより強固とすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図4に、本発明の第1実施形態にかかるワイヤハーネス用プロテクタ10を示す。プロテクタ10は、車両の車体パネルに沿って配索されるワイヤハーネス(図示せず)に外装するものであり、図1に示すように、ワイヤハーネスの配索経路に沿って屈曲形状としている。
前記プロテクタ10は別体の樹脂成形品からなる第1プロテクタ10−1と第2プロテクタ10−2とを結合部位Aを介して屈曲形状に連結して一体化している。
第1プロテクタ10−1は第1プロテクタ本体12と、その上面開口を閉鎖する第1蓋15を備えている。第2プロテクタ10−2は第2プロテクタ本体13と、その上面開口を閉鎖する第2蓋16を備えている。
前記第1プロテクタ本体12と第2プロテクタ本体13は、図2に示すように、長さ方向の一端側に結合部17、18を形成し、該結合部17、18を互いに嵌合して図1に示す結合部位Aを形成している。
前記第1プロテクタ本体12の結合部17は、図2(A)〜(C)に示すように、隙間21をあけて互いに平行に形成された内側壁19とカバー部20とからなり、先端側に開口22を設けている。
前記内側壁19は、第1プロテクタ本体12の底壁12aおよび両側壁12bと面一で連続する底壁19aおよび両側壁19bを備えた断面コ字形状よりなる。
前記カバー部20は、前記内側壁19の底壁19aの全面を覆う底壁20aと、該内側壁19の両側壁19bの下側部を覆う両側壁20bを備えた断面コ字形状よりなる。
詳しくは、前記カバー部20の底壁20aは、図2(C)に示すように、前記開口22側先端と反対側の内端20cを、第1プロテクタ本体12の底壁12aの屈曲部の外面側から突出させ、内側壁19の底壁19aと平行に隙間21をあけて開口22側先端まで延在している。
また、カバー部20の両側壁20bは、図2(B)に示すように、前記開口22側先端と反対側の内端20dを、本体12の両側壁12bの外面側から突出させ、その突出端を屈折して隙間21を形成しながら開口22側先端まで内側壁19の両側壁19bと平行に延在している。
前記第1プロテクタ本体12の内側壁19の底壁19aには、第2プロテクタ本体13の後述の突起26を内嵌する貫通孔23を穿設している。
前記第2プロテクタ本体13の結合部18は、図2(A)〜(C)に示すように、前記第1プロテクタ本体12の結合部17の隙間21に挿入されて内嵌する底壁18aおよび両側壁18bを備えた断面コ字形状よりなる。前記両側壁18bは、第2プロテクタ本体13の両側壁13bと面一で連続しているが、前記底壁18aは、第2プロテクタ本体13の底壁13aとの間に段差25を設け、一段低く形成している。
前記段差25は、第1プロテクタ12の内側壁19の底壁19aの厚みと同一寸法とし、第1、第2プロテクタ本体12、13の結合状態において、図3(D)に示すように、第一プロテクタ12の底壁12aから第2プロテクタ本体13の底壁13aにかけてが段差無く連続するようにしている。
前記結合部18の底壁18aの上面には、前記第1プロテクタ本体12の内側壁19の貫通孔23に内嵌する突起26を突設している。
前記結合部18の両側壁18bの上側部の外面には、図3(A)に示すように、前記第1蓋15および第2蓋16の後述のロック部30、32を挿入係止する2個の被ロック部27a、27bを並設している。
前記第1プロテクタ本体12の上面開口を覆う前記第1蓋15の上壁15aの長さ方向の一端側には、図3(A)に示すように、幅方向両側より垂下させて、ロック部30を下方に突設している。
また、図1に示すように、前記上壁15aの幅方向両側には、長さ方向に所要間隔をあけて複数のロック部31を下方に突設している。
前記第2プロテクタ本体13の上面開口を覆う第2蓋16の上壁16aの長さ方向一端側には、図3(A)に示すように、幅方向両側より垂下させて、ロック部32を下方に突設している。
また、図1に示すように、上壁16aの幅方向両側には、長さ方向に所要間隔をあけて複数のロック部33を下方に突設している。
前記第1プロテクタ本体12の両側壁12bの外面側には、図1に示すように、前記第1蓋15のロック部31を挿入係止する被ロック部28を所要間隔をあけて複数個所に設けている。
同様に、第2プロテクタ本体13の両側壁13bの外面側には、前記第2蓋16のロック部33を挿入係止する被ロック部29を所要間隔をあけて複数個所に設けている。
次に、前記構成のプロテクタ10の組み立て手順を説明する。
まず、図2(A)に示すように、第2プロテクタ本体13の結合部18を第1プロテクタ本体12の結合部17の開口22から隙間21に挿入する。
図3(A)〜(D)に示すように、第2プロテクタ本体13の結合部18を第1プロテクタ本体12の内側壁19とカバー部20との間に内嵌させると共に、第2プロテクタ本体13の突起26を第1プロテクタ本体12の貫通孔23に内嵌して、結合部位Aを介して連結された本体部11を形成する。
ついで、図3(A)および図4(A)(B)に示すように、前記本体部11の上面に、第1蓋15および第2蓋16を被せてロック結合する。
このとき、第1蓋15は、第1プロテクタ本体12の上面に被せ、図1に示すように、ロック部31を第1プロテクタ本体12の被ロック部28に挿入係止すると共に、図3(A)に示すように結合部位Aに被さるロック部30を第2プロテクタ本体13の被ロック部27aに挿入係止する。また、第2蓋16は、第2プロテクタ本体13の上面に被せ、図1に示すように、ロック部33を第2プロテクタ本体13の被ロック部29に挿入係止すると共に、図3(A)に示すように結合部位Aに被さるロック部32を第2プロテクタ本体13の被ロック部27bに挿入係止する。
前記構成のプロテクタ10の結合部位Aは、図3(A)〜(D)に示すように、第2プロテクタ本体13の結合部18が第1プロテクタ本体12の内側壁19とカバー部20とに挟まれて、断面コ字形状の三重壁を形成する。特に、図3(C)に示すように、荷重時に最も応力が集中しやすい両隅部B、Bが前記三重壁構造となっていることにより、強度が格段に向上し、プロテクタ10の縦方向および横方向からの荷重に対する耐変形性を効果的に高めることができる。
また、第1蓋15と第2蓋16のロック部30、32が結合部位Aに形成された第2プロテクタ本体13の両側壁18bの被ロック部27a、27bにそれぞれロック結合される。即ち、結合部位Aは、図4(A)〜(C)に示すように、第1、第2蓋15、16の両方を第2プロテクタ本体13にロック結合するため、第1プロテクタ本体12は第1蓋15を介して第2プロテクタ本体13と結合し、結合部位Aの結合強度を高めることができる。
図5は、前記第1実施形態の変形例を示し、第1蓋15、第2蓋16の端部に突設したロック部30、32を係止する被告ロック部27a、27bを、第1プロテクタ本体12の結合部17に形成している。
詳しくは、図5(A)(B)に示すように、第1プロテクタ本体12のカバー部20の両側壁20bを、内側壁19の両側壁19bの全面を覆うように上端まで延在し、その上側部に、前記被告ロック部27a、27bを突設している。
図6および図7は、本発明の第2実施形態を示す。
本実施形態では、第1プロテクタ本体12の結合部17の内側壁19の両隅部B、Bを覆う位置に、左右一対のカバー部20、20を形成している。
具体的には、図6(A)(B)に示すように、第1プロテクタ本体12の内側壁19の底壁19aの両側部から両側壁19bの下側部にかけて覆う位置に、隙間21をあけて、底壁20aと両側壁20bを備えた断面L形状のカバー部20、20を形成している。
本実施形態においては、カバー部20、20が第1実施形態よりも小さくなり、三重壁構造となる部分が前記第1実施形態よりも減少するが、図7に示すように、応力が集中しやすい前記両隅部B、Bでは、第2プロテクタ本体13の結合部18が第1プロテクタ本体12の前記内側壁19とカバー部20、20とに挟まれて三重壁構造となるため、材料コストを抑えながら効果的な強度向上を図ることができる。
本発明の第一実施形態に係るプロテクタの要部斜視図である。 結合前の第1プロテクタ本体と第2プロテクタ本体の結合部を示し、(A)は斜視図、(B)は平面図、(C)は(B)のC−C線断面図である。 結合状態の第1プロテクタ本体と第2プロテクタ本体の結合部を示し、(A)は斜視図、(B)は本体部の平面図、(C)は(B)のC−C線断面図、(D)は(B)のD−D線断面図である。 図3に示す本体部に蓋をロック結合した状態を示し、(A)は斜視図、(B)は側面図、(C)は(B)のC−C線断面図である。 第1実施形態の変形例の要部を示し、(A)は斜視図、(B)は(A)のB−B線断面図である。 本発明の第2実施形態に係る第1プロテクタ本体と第2プロテクタ本体の結合部を示し、(A)は結合前の状態を示す斜視図、(B)は結合状態を示す斜視図である。 図6(B)のVII−VII線断面図である。 従来例を示す図面である。
符号の説明
10 プロテクタ
12 第1プロテクタ本体
13 第2プロテクタ本体
17 第1プロテクタ本体の結合部
18 第2プロテクタ本体の結合部
19 内側壁
20 カバー部
A 結合部位
B 両隅部

Claims (4)

  1. 別体の樹脂成形品からなり、底壁および互いに平行に形成された両側壁からなる断面コ字形状の第1プロテクタ本体と第2プロテクタ本体とを、長さ方向の一端側に形成した結合部同士を嵌合して結合しており、
    前記第1プロテクタ本体の前記結合部は、該第1プロテクタ本体の両側壁と底壁と同一面で連続する互いに平行な両側壁と底壁とからなる断面コ字形状の内側壁と、該内側壁の底壁外面より両隅部をへて両側壁外面にかけてカバー部を備えた2重壁とし、該カバー部は前記本体の先端開口に達する位置まで突設させて、該2重壁の結合側の先端までを開口させていると共に、前記内側壁の底壁または両側壁の一部に貫通孔を設けている一方、
    前記第2プロテクタ本体の前記結合部は、前記第1プロテクタ本体の前記内側壁と前記カバー部との間に形成された隙間に、前記先端の開口から挿入して内嵌する底壁および両側壁を備え、該両側壁は第2プロテクタ本体の両側壁と同一面で連続すると共に、前記底壁は第2プロテクタ本体の底壁より段状に低くし、かつ、前記底壁または両側壁より前記貫通孔に内嵌係止する突起を備え、
    第1、第2プロテクタ本体の結合部は、第2プロテクタ本体の前記結合部を第1プロテクタ本体の前記2重壁の結合部の前記内側壁と前記カバー部とで内外両面から挟んだ三重壁構造の結合部とし、かつ、第1、第2プロテクタ本体の底壁が段差無しで連続していることを特徴とするワイヤハーネス用プロテクタ。
  2. 前記第1、第2プロテクタ本体はそれぞれ蓋を備え、各蓋の一端側に幅方向の両側に上壁より垂下させたロック部を備え、
    前記第2プロテクタ本体または第1プロテクタ本体のいずれか一方の結合部の両側壁の上側外面に2個の被ロック部が並設され、
    前記第1、第2プロテクタ本体の結合部同士が結合された状態で、前記被ロック部に前記第1プロテクタの蓋と第2プロテクタの蓋に設けた前記ロック部をロック結合している請求項1に記載のワイヤハーネス用プロテクタ。
  3. 前記第1プロテクタ本体の結合部に設けるカバー部は、前記内側壁の底壁の全面を覆うと共に両側壁の下側部を覆う位置に設けた断面コ字形状、あるいは前記内側壁の底壁と両側壁とに挟まれた両隅部を覆う左右一対の断面L字形状であり、
    前記カバー部は先端開口と反対側の内端が前記内側壁の底壁および両側壁から突出し、該突出端を屈折して前記内側壁の底壁および両側壁と前記隙間をあけて平行として前記先端側開口へと延在させており、かつ、
    前記第1プロテクタ本体側の結合部の貫通孔と第2プロテクタ本体の結合部の突起は底壁に設けている請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネス用プロテクタ。
  4. 前記第1プロテクタと第2プロテクタとは前記結合部を介して屈曲して連結されるものである請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネス用プロテクタ。
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