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JP4899332B2 - バッテリーターミナル - Google Patents

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Description

本発明は、バッテリーターミナルに関する。
近年、自動車のバッテリーの周辺には他の機器等が混み合った状態で配される傾向にあり、バッテリーターミナルをバッテリーポストに接続するに際し、締め付け作業用のスペースを十分に確保し難いという事情がある。
そこで、上方の広いスペースを利用して締め付け作業が可能となるように、いわゆる縦締め式のバッテリーターミナルが提案されている。
例えば、特許文献1及び特許文献2に記載のものは、バッテリーポストを取り囲むように環状に回曲して形成された取付本体と、取付本体の両端から対向状に延出する一対の係合片と、両係合片に組み付けられて取付本体を縮径方向に変形する締付部材と、締付部材に締付力を付与するボルトとナットとを備えて構成される。
特開2003−151651公報 実開平6−54205号公報
上記したバッテリーターミナルは、ボルトとナットとを螺合する際の操作力によって締付部材を介して取付本体を縮径変形させ、これによりバッテリーポストを締め付けるようになっているから、過大な操作力が必要とされて、締め付けトルクのロスが大きいという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、締め付けトルクのロスを低減することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、バッテリーポストを取り囲むように回曲する弧状の電極保持部と、前記電極保持部の基端側の一端から外向きに延出するベース部と、前記電極保持部を嵌め込む締め輪部を有するとともに、この締め輪部の一端から外向きに延出して前記ベース部上に間隔をあけて配されたアーム部を有する締付部とを備え、前記アーム部を固定部材によって前記ベース部側に押し込むことにより、前記締付部のうち前記アーム部とは反対側に位置する前記締め輪部の他端をてこ支点として、前記アーム部を前記ベース部側へ傾動させるとともに、前記アーム部と前記締め輪部の他端との間に配された前記締め輪部の内縁を、前記電極保持部の外周面に沿って前記ベース部側へ変位させ、この変位動作に伴って前記電極保持部を縮径変形させる構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記電極保持部には、この電極保持部周方向に延びるスリットが形成されており、このスリットを挟んで前記ベース部とは反対側の領域に、前記締め輪部が係合可能となっているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記アーム部には、前記ベース部と当接することで、前記アーム部がそれ以上傾動するのを阻止する過度締付防止片が形成されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1または請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記ベース部上には載置部が載設されており、この載置部上には支持部が立ち上げ形成されており、この支持部の立ち上げ端に対して前記締め輪部の他端が一体的に連結されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
アーム部を固定部材で押し込むことにより、締め輪部の他端をてこ支点としてアーム部をベース部側へ傾動させるとともにアーム部と締め輪部の他端との間に配された締め輪部の内縁を電極保持部の外周面に沿ってベース部側へ変位させ、この変位動作に伴って電極保持部を縮径変形させるようにしたから、固定部材とアーム部との係合位置を力点、締め輪部の内縁と電極保持部の外周面との係合位置を作用点とするてこを構成することになり、低い操作力でもってバッテリーポストを締め付けることができ、締付トルクのロスの低減を図ることができる。
<請求項2の発明>
電極保持部にはこの電極保持部周方向に延びるスリットが形成されているから、スリットを挟んでベース部とは反対側の領域が撓み変形し易くなり、より一層低い操作力でバッテリーポストを締め付けることができる。
<請求項3の発明>
アーム部に過度締付防止片が形成されているから、固定部材による過度の締め付けを防止できる。
<請求項4の発明>
載置部が支持部に立ち上げられ、支持部の立ち上げ端に締め輪部の他端が一体的に連結されているから、てこ支点が遊動することなく位置決めされ、アーム部の傾倒動作の安定化を図ることができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図6によって説明する。本実施形態のバッテリーターミナル10は、導電性の金属板材によって形成され、バッテリーポストPに取り付けられる電極保持部11と、電極保持部11の前端11A(本発明における「一端」に相当)から前方(図4の左方に相当)に延出するベース部20と、電極保持部11に被せ付けられてこの電極保持部11を締め付け可能な締付部30とを備える。電極保持部11とベース部20とは一体に成形され、締付部30はこれらとは別部品として構成される。
バッテリーポストPは、自動車等に搭載されるバッテリーに突設された電極であって、主に鉛を素材として上端側へ向けて次第に径の小さくなったテーパ状の円柱形に形成されている。
電極保持部11は、図1に示すように、バッテリーポストPの外周面に沿って回曲する弧状をなし、ベース部20が配設される側となる前面側には上下方向の全域に亘って開口部12が形成されている。電極保持部11の上下方向略中央部には、この電極保持部11周方向に延びるスリット13が形成されており、このスリット13は、その一端が開口部12の両側縁に開口し、開口部12を挟んで左右一対が対称に配されている。したがって、電極保持部11におけるスリット13を挟んだ上側領域(本発明における「スリットを挟んでベース部側とは反対側の領域」に相当)は、下側領域よりも内外に撓み変形し易い構造となっている。
電極保持部11の後端11B(本発明における「他端」に相当)の外面上端部には、後方へ向けて突出する抜け止め突部15が形成されている。抜け止め突部15は、方形ブロック状をなし、電極保持部11の板厚と略同一の突出寸法をもって構成されている。この抜け止め突部15には、後述する締付部30の受け部33が嵌入可能とされる。
ベース部20は、前後方向を開放させた箱形をなし、電極保持部11の前面下端部から前方へ突出して形成されている。詳しくは、ベース部20は、電極保持部11の開口部12の両側縁下端部に連結されて上下方向に切り立つよう対向に配された両側板21と、両側板21の下端から内側に直角曲げされてその端縁22A同士を離間させた左右一対の下板22と、両側板21の上端から内側に直角曲げされてその端縁23A同士を前後方向に沿って突き合わせた左右一対の上板23とからなる。
上板23の突き合わせ縁23Aはベース部20の幅方向略中央部に配されており、ここに各端縁23Aに開口する半円弧部23Bが合致することにより、ボルト26の軸部26Bの根元部分を挿通可能な略円形のボルト挿通孔25が形成される。また、図5に示すように、ベース部20の内側はボルト26の頭部26Aを収容してボルト26を起立状態で支持するための支持空間24となっている。したがって、ボルト26は、その頭部26Aが上板23と下板22との間に挟持された状態で支持空間内24に固定され、かつ、その軸部26Bがボルト挿通孔25から上方へ向けて突出した状態で配置される。
締付部30は、全体として概ね前方後円形状をなし、上方から電極保持部11に被せ付けられる略環状の締め輪部31と、締め輪部31の前端から前方へ延出してベース部20上に対向に配される略方形板状のアーム部32とから構成される。
アーム部32の略中央部には、ベース部20側から突出するボルト26の軸部26Bを遊嵌状態で貫通させるボルト通し孔34が形成されている。ボルト26の軸部26Bの先端部分は、図2に示すように、ボルト通し孔34から上方に突出しており、この先端部分にナット27が螺合し、さらにナット27の座面27Aがアーム部32の上面におけるボルト通し孔34の孔縁部に係合するようになっている。
アーム部32の前端下面略中央部には、ボルト26にナット27が過度締めされるのを防止するための過度締付防止片35が延出して形成されている。過度締付防止片35は、図4に示すように、アーム部32が略水平姿勢をとるときに、アーム部32の前端下面略中央部から垂下される垂直部35Aと、その下端から後方へ向けて延出する水平部35Bとからなり、この水平部35Bと垂直部35Aとにより全体として略Lの字をなしている。
締め輪部31は、その内径寸法が電極保持部11の先端側11Cの外径寸法と基端側11Eの外径寸法との間の大きさに設定されており、電極保持部11の上下方向途中位置に嵌着可能となっている。また、締め輪部31には、図2に示すように、その最後端位置から周方向に少しずれた位置に、受け部33が形成されている。受け部33は、図3に示すように、外向きに膨出する略門型枠状をなし、その内側に抜け止め突部15を嵌入したあと周方向にずらされることで、その隣接領域33Aに抜け止め突部15を係止させるようになっている。受け部33の隣接領域33Aと抜け止め突部15とが締付部30の抜け方向で掛止し合うことにより、締付部30の電極保持部11からの抜け出しが防止される。
ここで、アーム部32に対してナット27の押圧力が作用していないときには、受け部33の隣接領域33Aと抜け止め突部15とが掛止し合うとともに、これと同じ高さ位置にアーム部32が略水平な姿勢で連なるようになっている(図4を参照)。一方、アーム部32に対してナット27の押圧力が作用したときには、受け部33の隣接領域33Aと抜け止め突部15とが掛止し合う位置36をてこ支点としてアーム部32が下方へ傾倒するようになっている(図6を参照)。そして、アーム部32の傾倒動作に連れ立って締め輪部31の内縁31Aが下方へ変位することになり、この変位動作に伴って電極保持部11が開口部12の幅寸法を狭めるように縮径変形され、もってバッテリーターミナル10がバッテリーポストPを締め付けるようになっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。まず、展開状態にあるベース部20に対し、下板22の上面中央部22Bにボルト26の頭部26Aを載せてボルト26を起立させ、その状態で両側板21を立て上げたあとその立ち上げ端を内向きに折り曲げて上板23を形成し、その曲げ動作に伴って形成されるボルト挿通孔25の内側にボルト26の軸部26Bの根元部分を嵌め入れる。
続いて、アーム部32を上方に持ち上げた状態で受け部33に抜け止め突部15を嵌入させ、その状態で締め輪部31を周方向にずらして抜け止め突部15に受け部33の隣接領域33Aを掛止させ、さらにアーム部32を引き下げて略水平姿勢となし、ボルト通し孔34にボルト26の軸部26Bの先端部分を嵌め入れる。こうして締付部30を初期位置にセットしたら、今度はボルト通し孔34から突出するボルト26の軸部26Bの先端部分にナット27を緩くねじ込み、その状態でバッテリーポストPに対する組み付け現場に移送する(図2及び図3を参照)。
組み付け現場においては、バッテリーポストPに電極保持部11を上方から被せ付け、次いでボルト26に対してナット27を深くねじ込むようにする。すると、ナット27の座面27Aがアーム部32の上面32Aを押圧してアーム部32が下方へ傾動し、これに伴って締め輪部31の内縁31Aが電極保持部11の外周面に沿って下方へ変位する。このとき、締め輪部31の内縁31Aが、受け部33の隣接領域33Aと抜け止め突部15との係合位置36をてこ支点とする回動軌跡を描きながら電極保持部11の外周面を摺動することになり、これにより電極保持部11が次第に縮径変形してバッテリーポストPに対する締め付け力を高めて行く。そして、ボルト26に対してナット27が正規深さでねじ込まれると、アーム部32が、左下がりの所定角度をもって傾斜するとともに、電極保持部11が適度な締め付け力をもってバッテリーポストPに取り付けられる(図6を参照)。この場合に、ナット27を過度にねじ込もうとしても、過度締付防止片35がベース部20と当接してそれ以上のねじ込み動作を阻止するから、ナット27による過度の締め付けを防止できる。
このように本実施形態によれば、ナット27によってアーム部32を押し込むことにより、受け部33の隣接領域33Aと抜け止め突部15との係合位置36をてこ支点としてアーム部32を下方へ傾動させるとともに、このてこ支点とアーム部32との間に配された締め輪部31の内縁31Aを電極保持部11の外周面に沿って下方へ変位させ、この変位動作に伴って電極保持部11を縮径変形させるから、ナット27とアーム部32との係合位置37を力点、締め輪部31の内縁31Aと電極保持部11の外周面との係合位置38を作用点とするてこを構成することになり、低い操作力をもってバッテリーポストPを締め付けることができ、締付トルクのロスの低減を図ることができる。
また、電極保持部11には、この電極保持部11周方向に延びるスリット13が形成されているから、スリット13を挟んだ上側領域が撓み変形し易くなり、この上側領域に係合される締め輪部31に過大な締め付け力が必要とされない。その結果、一層低い操作力でバッテリーポストPを締め付けることができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図7ないし図13によって説明する。実施形態2では、締付部30を含みつつ一体成形された締付ユニット40が備わる点で実施形態1とは異なる。その他は、実施形態1と共通する部分が多いので、同じ構造部位には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
実施形態2の電極保持部11の開口部12は、図8に示すように、ベース部20の配設位置から周方向に位置ずれした電極保持部11の一側面11Cに配置され、その両側縁にはスリット13の一端が臨んでいる。また、実施形態2のベース部20は、略方形板状をなし、その略中央部に形成されたボルト挿通孔25の孔壁には雌ねじが切られている。さらに、実施形態2には、抜け止め突部15に相当するものが設けられていない。
締付ユニット40は、図9に示すように、締付部30と載置部41と両者を連結する支持部45とからなる。締付部30の形態は、締め輪部31に受け部33が形成されていない点を除き、実施形態1と略同一である。また、載置部41は、ベース部20上に載置されるものであって、電極保持部11の基端側11Eを嵌入可能な略環状の取付部42と、取付部42の基端側の前面から前方へ突出する略方形板状の載置本体部43とを備え、取付部42が締め輪部31と対向する位置に配置され、載置本体部43がアーム部32と対向する位置に配置されている。
取付部42の内径寸法は、電極保持部11の基端側11Eの外径寸法と対応して締め輪部31の内径寸法よりも大きく設定される一方、取付部42の外径寸法は、締め輪部31の外径寸法と略同一とされる。載置本体部43の略中央部にはねじ孔44が形成されており、載置部41がベース部20上に載置されたときには、ねじ孔44が上記したボルト挿通孔25と連通して両孔の孔壁に形成された両雌ねじが連続するようになっている。
支持部45は、図9に示すように、締付部30と載置部41のそれぞれの後端位置に連結されており、締付部30と載置部41との間を電極保持部11の高さ寸法よりも小さい一定間隔に保持可能となっている。支持部45は、締付部30の締め輪部31及び載置部41の取付部42の円弧に沿って湾曲する形態とされ、その内外面が取付部42の内外面に略面一で連なって略鉛直に起立している。また、支持部45は、アーム部32が傾動したときにも、その起立状態を保つことが可能な剛性を有している。
次に、実施形態2の作用効果を説明する。まず、図7に示すように、取付部42に電極保持部11を嵌め込むとともにねじ孔44にボルト挿通孔25を整合させつつ締付ユニット40をベース部20上に載せる。続いて、下方からボルト26の軸部26Bをボルト挿通孔25からねじ孔44にかけてねじ込み、ボルト26をベース部20及び締付ユニット40に取り付ける。ボルト26の頭部26Aがベース部20の下面20Aに当接する位置に至ると、図10に示すように、ボルト26の軸部26Bの先端部分はアーム部32のボルト通し孔34を貫通して上方に突出する。
その後、図12に示すように、ボルト26の軸部26Bの先端部分にナット27を緩くねじ込み、その状態でバッテリーポストPに対する組み付け現場に移送する。あとは、実施形態1と同様に、ナット27のねじ込み操作に基づいてアーム部32を傾動させるとともに、締め輪部31の内縁で電極保持部11を縮径変形させ、もってバッテリーポストPを締め付けるようにする(図13を参照)。この場合に、支持部45と締め輪部31との連結位置46が不動のてこ支点となっているから、組み付け作業中にてこ支点が定位置に保たれることになり、アーム部32の傾倒動作の安定化を図ることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、ボルトの軸部をベース部上に起立させ、上方からナットをねじ込むようにしていたが、本発明においては、ナットをベース部上に固定して上方からボルトをねじ込むようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、電極保持部が上端側へ向かって縮径する弧状をなしていたが、本発明においては、電極保持部が上下方向に同一径をもって弧状をなしていてもよい。
(3)上記実施形態では、アーム部に過度締付防止片が形成されていたが、本発明においては、アーム部に過度締付防止片が形成されていなくてもよい。
(4)実施形態2では、載置部が締付部と対応する形態で構成されていたが、本発明においては、載置部が締付部とは異形の形態で構成されていてもよい。要は、載置部がベース部上に載置可能な形態であればよい。
実施形態1のバッテリーターミナルの分解斜視図 ナットをねじ込む前のバッテリーターミナルの斜視図 ナットをねじ込んだ後のバッテリーターミナルの斜視図 その側面図 その断面図 締め付け状態のバッテリーターミナルの側面図 実施形態2においてボルトをねじ込む前のバッテリーターミナルの斜視図 締付ユニットを組み付ける前のバッテリーターミナルの斜視図 その支持部を破断した斜視図 ナットをねじ込む前のバッテリーターミナルの斜視図 ナットをねじ込んだ後のバッテリーターミナルの斜視図 その側面図 締め付け状態のバッテリーターミナルの側面図
符号の説明
10…バッテリーターミナル
11…電極保持部
13…スリット
15…抜け止め突部
20…ベース部
26…ボルト
27…ナット
30…締付部
31…締め輪部
32…アーム部
33A…受け部の隣接領域
35…過度締付防止片

Claims (4)

  1. バッテリーポストを取り囲むように回曲する弧状の電極保持部と、
    前記電極保持部の基端側の一端から外向きに延出するベース部と、
    前記電極保持部を嵌め込む締め輪部を有するとともに、この締め輪部の一端から外向きに延出して前記ベース部上に間隔をあけて配されたアーム部を有する締付部とを備え、
    前記アーム部を固定部材によって前記ベース部側に押し込むことにより、前記締付部のうち前記アーム部とは反対側に位置する前記締め輪部の他端をてこ支点として、前記アーム部を前記ベース部側へ傾動させるとともに、前記アーム部と前記締め輪部の他端との間に配された前記締め輪部の内縁を、前記電極保持部の外周面に沿って前記ベース部側へ変位させ、この変位動作に伴って前記電極保持部を縮径変形させる構成としたことを特徴とするバッテリーターミナル。
  2. 前記電極保持部には、この電極保持部周方向に延びるスリットが形成されており、このスリットを挟んで前記ベース部とは反対側の領域に、前記締め輪部が係合可能となっていることを特徴とする請求項1に記載のバッテリーターミナル。
  3. 前記アーム部には、前記ベース部と当接することで、前記アーム部がそれ以上傾動するのを阻止する過度締付防止片が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバッテリーターミナル。
  4. 前記ベース部上には載置部が載設されており、この載置部上には支持部が立ち上げ形成されており、この支持部の立ち上げ端に対して前記締め輪部の他端が一体的に連結されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のバッテリーターミナル。
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