JP4894113B2 - Axle bearing device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体に車輪を支持するための車軸用軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車軸用軸受装置の基本的構成は、車両アウタ側の外周に径方向外向きに延びるブレーキディスクロータを取り付けるためのフランジを備えるハブ軸と、ハブ軸に対して抜け止めされる形でその外周に外嵌装着されかつ前記ハブ軸を車体に対して回転自在に支持する複列転がり軸受と、前記フランジの車両アウタ側の面に対して外嵌装着されるブレーキディスクロータを有する。
【0003】
ところで、通常、車輪のホイール部分に設けられるボルト取付孔の数や、当該ボルト取付孔の中心円径PCDは、自動車の車種や製造メーカの違いによってそれぞれ異なる。
【0004】
したがって、従来の車軸用軸受装置では、ブレーキディスクロータはハブ軸のフランジに直接取り付けられる構造となっているため、自動車の車種や製造メーカの違いによって異なる車輪の取付孔にそれぞれ対応したフランジを有するハブ軸を複数製作しなければならない。
【0005】
また、このフランジは、ブレーキディスクロータを安定姿勢に保持するのに十分な外形寸法を確保する必要があるため、前記ハブ軸のフランジの外径を可及的に大きくしている。このため、最大外径部分となるフランジと最小外径部分との偏差が大きくなっており、ハブ軸を鍛造にて製作する場合の工程数が増加する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例では、ブレーキディスクロータはハブ軸のフランジに直接取り付けられる構造となっているため、自動車の車種や製造メーカの違いによって異なる複数種類のハブ軸を、別々の生産ラインで製作しなければならず、製造コスト・保管コスト等が高くつくことが指摘される。
【0007】
また、ハブ軸のフランジ部の外径を大きくする必要があるため、このフランジと最小外径部分との偏差が大きくなってしまい、ハブ軸を鍛造にて製作する場合に多くの工程を繰り返さなければならず、製造コストの高騰を余儀なくされている。
【0008】
このような事情に鑑み、本発明は、車軸用軸受装置において、使用対象毎に必要な種類のアタッチメントをハブ軸に対して選択的に取り付けでき、かつハブ軸の製造工程を減らすことができる構造を採用した。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の車軸用軸受装置は、請求項1に示すように、車両アウタ側の外周に径方向外向きでその車両アウタ側の面の全面が挟持用の当接面となる凸部が最大外径部分として設けられたハブ軸と、ハブ軸の外周において前記凸部よりも車両インナ側の領域に外装されかつ前記ハブ軸を車体に対して回転自在に支持する複列転がり軸受と、前記ハブ軸の外周において前記凸部よりも車両アウタ側の領域に対して車両アウタ側の面にブレーキディスクロータを保持した状態で外嵌装着されるアタッチメントと、前記ハブ軸の車両アウタ側に取り付けられて前記アタッチメントを前記凸部とで軸心方向から挟持固定する締結部材とを備え、前記アタッチメントが、ブレーキディスクロータを安定姿勢に保持する外径寸法に設定された環状板からなり、前記環状板の前記凸部より外径側位置で円周数カ所にブレーキディスクロータおよび車輪取付用の複数のボルトが軸心方向に貫通された状態で取り付けられて、前記ボルトにより前記アタッチメントの車両アウタ側の面にブレーキディスクロータが一体回転可能に保持され、前記凸部の外径寸法は、前記アタッチメントの中心孔よりも僅かに大きい程度に制限されている。
【0010】
本発明の第2の車軸用軸受装置は、請求項2に示すように、上記第1において、前記締結部材が、ナットとされ、前記ハブ軸の車両アウタ側に設けられるねじ軸部に対して螺合される。
【0011】
本発明の第3の車軸用軸受装置は、請求項3に示すように、上記第1または2において、前記ハブ軸の外周において前記凸部よりも車両アウタ側領域に、前記アタッチメントの中心孔が嵌合される芯出し用の円筒面が設けられている。
【0012】
本発明の第4の車軸用軸受装置は、請求項4に示すように、上記第1から3のいずれかにおいて、前記ハブ軸の外周において前記凸部よりも車両アウタ側領域に、前記ブレーキディスクロータの中心孔が嵌合される芯出し用の円筒部が設けられている。
【0013】
本発明の第5の車軸用軸受装置は、請求項5に示すように、上記第1から4のいずれかにおいて、前記アタッチメントの内径側の円周数カ所に、それぞれ軸心方向に沿って突出する状態に切り起こされた切り起こし片が設けられており、この各切り起こし片の外径面が、前記ブレーキディスクロータの中心孔を外接させるよう湾曲形状とされている。
【0014】
要するに、本発明では、ブレーキディスクロータおよび車輪をハブ軸に対して直接取り付ける構造とせず、アタッチメントを介して取り付ける構造としているので、使用対象に応じて必要な種類のアタッチメントをハブ軸に対して選択的に取り付けることが可能となり、主要構成部品(ハブ軸や複列転がり軸受など)の共通化を図ることができて、汎用性を高めることができる。また、ハブ軸にブレーキディスクロータの取付フランジを設けなくていいので、ハブ軸の最大外径と最小外径との偏差を可及的に小さく設定することができ、ハブ軸を鍛造にて製作するときの工程を減らすことが可能となる。
【0015】
また、上記第2の構成は、上記第1の構成において、締結部材としてナットを用いる構造に限定したものである。
【0016】
また、上記第3の構成では、ハブ軸に対してアタッチメントを単純に組み付けるだけで、簡単にハブ軸に対して同軸状に芯出しした状態にすることができる。
【0017】
また、上記第4の構成では、ハブ軸に対してブレーキディスクロータを単純に組み付けるだけで、簡単にハブ軸に対して同軸状に芯出しした状態にすることができる。
【0018】
また、上記第5の構成では、アタッチメントに切り起こし片を設けるという簡単な加工のみで、ブレーキディスクロータの芯出しを行うことができるので、好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の詳細を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0020】
図1から図3は、本発明の一実施形態を示している。図1は、本発明の実施形態1に係る車軸用軸受装置の断面図、図2は、図1の分解断面図、図3は、図1の分解斜視図である。
【0021】
図例の車軸用軸受装置は、中実のハブ軸1と、転がり軸受の一例としての複列転がり軸受2を備えており、ハブ軸1の車両アウタ側に対して、ディスクブレーキ装置のブレーキディスクロータ3が、アタッチメント4を介して取り付けられる。
【0022】
ハブ軸1には、その車両インナ側に軸方向に沿う円筒部11が、また、車両アウタ側にねじ軸部12が、さらに、軸心方向中間に径方向外向きに延びるフランジ13が、それぞれ設けられている。このフランジ13は、請求項1に記載の凸部に相当する。
【0023】
複列転がり軸受2は、二列の軌道溝を有する単一の外輪21と、二列で配設される転動体としての複数の玉22と、二つの冠形保持器23と、一列の軌道溝を有する内輪24を備えており、上記ハブ軸1においてフランジ13よりも車両インナ側に設けられた拡径部19の外周部を内輪軌道面とする構成になっている。外輪21の外周面の軸方向中間には径方向外向きのフランジ25が設けられており、このフランジ25が、車体の一部であるナックル5に対してボルト6で取り付けられる。
【0024】
この実施形態では、ハブ軸1を鍛造にて製作するときに、工程数を減らすことを目的として、ハブ軸1の外周にブレーキディスクロータ3の姿勢を安定化させるために設けていたフランジ13の外径を可及的に小さくし、その代わりに、ブレーキディスクロータ3の姿勢を安定化させるためのアタッチメント4を用いるようにしている。
【0025】
上記アタッチメント4は、その中心部にハブ軸1に対して挿通するための中心孔41を有する環状板であり、その円周数カ所には、厚み方向に貫通するボルト取付孔44が設けられている。このボルト取付孔44には、ブレーキディスクロータ3および車輪7を固定するためのボルト72が回り止めされた状態で挿入されている。
【0026】
ところで、通常、車輪7のホイール部分に設けられるボルト取付孔の数や、当該ボルト取付孔の中心円径PCDは、自動車の車種や製造メーカの違いによってそれぞれ異なる。そのため、車軸用軸受装置の使用対象となる自動車の車種やメーカ毎に複数種類のアタッチメント4をそれぞれ用意し、これらの中から必要な種類のアタッチメント4を選択して、ハブ軸1に対して着脱可能に取り付けできるようにするのが好ましい。このように、ブレーキディスクロータ3や車輪7をハブ軸1に直接取り付けずにアタッチメント4を介して取り付けるようにすれば、自動車の車種やメーカ毎に仕様の異なる複数の車軸用軸受装置を、別々の生産ラインで製作する必要がなく、汎用性を高めることができる。
【0027】
ところで、アタッチメント4は、前述のように、ブレーキディスクロータ3の姿勢を安定化させる必要があるため、例えば、JIS規格のSC材、SPC材等の高強度な材料で製作するのが好ましく、またその外径寸法は、ディスクロータ3のハット内径部にルーズに嵌合できる寸法に設定するのが好ましい。
【0028】
ハブ軸1は、その最小外径と最大外径の比を例えば2.2以下に抑えることで、このハブ軸1を鍛造にて製作するときの工程数を少なくすることが可能となり、コスト削減につながる。
【0029】
また、このハブ軸1に設けたフランジ13の最大外径は、アタッチメント4の中心孔よりも僅かに大きい程度に制限されていて、かつ前記外輪21の外径と同じか、それよりも小さく設定するのが好ましい。
【0030】
次に、前記各構成要素の組み付け形態について説明する。
【0031】
まず、ハブ軸1に対して、複列転がり軸受2を組み付けた後、ハブ軸1における自由端側の円筒部分(図1の二点鎖線参照)を、ローリングかしめ等により径方向外向きに屈曲して内輪24の車両インナ側所定部位に対してかしめつけることにより、複列転がり軸受2に対して所要の予圧が付与される。このかしめ部には、符号16を付してある。
【0032】
そして、前記フランジ13に対して、車両アウタ側から、ボルト72を取り付けたアタッチメント4をあてがう。このとき、このアタッチメント4の内径部41を、ハブ軸1においてフランジ13の車両アウタ側に設けた円筒部14の外周面に対して外嵌させることにより、アタッチメント4の芯出しを行う。この部分の嵌合しめしろは、中間ばめとする。
【0033】
引き続き、アタッチメント4に対して車両アウタ側からブレーキディスクロータ3をあてがう。このとき、このブレーキディスクロータ3の内径部31を、ハブ軸1の円筒部15の外周面に対して外嵌させることにより、ブレーキディスクロータ3の芯出しを行う。この部分の嵌合しめしろは、しまりばめとし、正確な芯出しを行えるようにする。
【0034】
この後、ハブ軸1の車両アウタ側に設けられたねじ軸部12に平座ナット51を螺合することにより、フランジ13と平座ナット51とでアタッチメント4およびブレーキディスクロータ3を挟み、前記アタッチメント4およびブレーキディスクロータ3をハブ軸1に対して固定する。
【0035】
その後、前記ブレーキディスクロータ3に対して、車両アウタ側より、車輪7があてがわれて、ボルト72に対して図示しないナットを螺合することにより取り付けられる。この車輪7の芯出しは、前記座付きボルト51の座部52の外周面と、車輪7の内径部71との嵌合により行うことができる。
【0036】
以上、説明したように、本実施形態の車軸用軸受装置によれば、ハブ軸1の外周にブレーキディスクロータ3の姿勢を安定化させるために設けていたフランジ13の外径を可及的に小さくし、その代わりに、ブレーキディスクロータ3の姿勢を安定化させるためのアタッチメント4を用いるようにしているので、ハブ軸1を鍛造にて製作するときに、工程数を減らすことができ、ハブ軸1の製造コストを低減することができる。
【0037】
しかも、ブレーキディスクロータ3や車輪7をハブ軸1に直接取り付けずにアタッチメント4を介して取り付けるようにしているので、アタッチメント4を車軸用軸受装置の使用対象となる自動車の車種やメーカ毎に複数種類用意しておき、これらの中から必要な種類のアタッチメント4を選択して、ハブ軸1に対して着脱可能に取り付けできるようになり、自動車の車種やメーカ毎に仕様の異なる複数の車軸用軸受装置を、別々の生産ラインで製作する必要がなくなり、汎用性を高めることができる。
【0038】
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形や応用が可能である。
【0039】
(1)上記実施形態1では、複列転がり軸受2の車両アウタ側の内輪をハブ軸に兼用させる例を挙げたが、図4に示す実施形態2のように、ハブ軸1を内輪として兼用させないで、複列転がり軸受2の車両アウタ側にも専用の内輪28を備えた構成としたものも本発明に含む。また、このような形式の複列転がり軸受2において、図5に示す実施形態3のように、転動体を玉22に代えて、円錐ころ22Aとすることもできる。
【0040】
(2)上記実施形態1では、車軸用軸受装置として、従動輪に用いるタイプを例に挙げたが、それに代えて、図6に示す実施形態4のような、駆動輪に用いるタイプの車軸用軸受装置にも本発明を適用することができる。図示例の車軸用軸受装置では、ハブ軸1が中空とされている点が図1に示した構造と相違している。このハブ軸1の中空部分に、図示しないが、等速ジョイントを介してアクスルシャフトが挿入され、結合される。
【0041】
(3)上記実施形態1で示したアタッチメント4については、図7に示す実施形態5のように、内径部の円周数カ所に切り込みを入れ、これら切り込みから車両アウタ側の軸方向に沿う形で90°折り曲げてできる複数の切り起こし片42を設けるようにしてもよい。この各切り起こし片42の外径面を湾曲形状とし、前記ブレーキディスクロータ3の内径部31をしまりばめにて外接嵌合させるようにすれば、このブレーキディスクロータ3の芯出しを行うことができて、好ましい。
【0042】
(4)上記実施形態1において、図8に示す実施形態6のように、前記アタッチメント4およびブレーキディスクロータ3をハブ軸1に取り付けたままでも、車軸用軸受装置をナックル5に対して取り付けたり取り外したりできるような工夫をする。すなわち、前記アタッチメント4において、円周数ヶ所に設けられるボルト取付孔44の各間で、かつ、外輪21のボルト取付孔26個々に対応する位置に切り欠き部45を設け、さらに、前記ブレーキディスクロータ3において円周数ヶ所に設けられるボルト取付孔33の各間で、かつ、外輪21のボルト取付孔26個々に対応する位置に工具挿通孔34を設ける。これら切り欠き部45および工具挿通孔34は、外輪21をナックル5に取り付けるためのボルト6を操作する工具9を非接触に通過させるのに十分な大きさに設定される。これにより、アタッチメント4およびブレーキディスクロータ3をハブ軸1に取り付けたままでも、工具9を用いて、外輪21を車体の一部であるナックル5に対して取り付けるためのボルト6を車両アウタ側から操作し、軸受装置本体の取り付け、取り外しができるようになる。
【0043】
(5)上記実施形態1では、ハブ軸1に対する内輪24の抜け止めを、かしめにより行っているが、これに代えて、図9ないし図11に示す実施形態7のように、プレート53を用いることができる。この場合、ハブ軸1の車両インナ側の自由端側外周面において円周4カ所に径方向外向きの凸部17を設ける。一方、プレート53は、その中心部に前記ハブ軸1の車両インナ側自由端を挿通するための中心孔54を有する環状板とし、この中心孔54の内径部には、上記ハブ軸1上の凸部17を挿通するための切り欠き部55を設ける。そして、ハブ軸1の自由端側に、プレート53を嵌挿し、内輪24の車両インナ側端面29にあてがった状態でこのプレート53を周方向に45°回転させる。この端面29と、前記凸部17の車両アウタ側端面18との間隔は、前記プレート53の厚さと同じに設定する。このような形態では、平座ナット51を締め付けることにより、複列転がり軸受2に対して所要の予圧を付与することができる。もちろん、前記凸部17および切り欠き部55の数は、4つに限定されない。
【0044】
(6)上記実施形態1では、フランジ13は円周方向に連続した形状としたが、円周方向不連続、つまり円周等間隔に間欠的に凸部を設けるようにしたものも、本発明に含む。
【0045】
【発明の効果】
請求項1から5の発明に係る車軸用軸受装置は、ブレーキディスクロータや車輪をハブ軸に直接取り付けずにアタッチメントを介して取り付けるようにしているので、自動車の車種やメーカ毎に異なる車輪の取付ねじ孔の数や中心円径PCDに応じて複数種類のアタッチメントを用意しておき、これらの中から必要な種類のアタッチメントを選択して、ハブ軸に対して着脱可能に取り付けできるようになり、主要構成部品(ハブ軸や複列転がり軸受など)の共通化を図ることができて、汎用性を高めることができる。しかも、自動車の車種やメーカ毎に相違する複数のハブ軸を、別々の生産ラインで製作する必要がなくなるため、ハブ軸の製造コスト・保管コスト等を削減できる。
【0046】
また、ハブ軸の最大外径部である凸部の突出寸法が最小外径部に対して可及的に小さく設定されているので、ハブ軸を鍛造にて製作するときに、工程数を減らすことができ、ハブ軸の製造コストを低減することができる。
【0047】
特に、請求項2の発明では、アタッチメントとブレーキディスクロータをハブ軸上に設けた凸部とで軸心方向からハブ軸の車両アウタ側に設けたねじ軸部に対して螺合されるナットを用いて狭持固定する構造を採用しているため、ナット螺合という比較的簡素な締結手段にて、ハブ軸に対して前記アタッチメントとブレーキディスクロータの取付を確実に行うことができる。
【0048】
また、請求項3の発明では、ハブ軸に対してアタッチメントを単純に組み付けるだけで、簡単にハブ軸に対して同軸状に芯出しした状態にすることができるため、前記アタッチメントの取付作業の簡素化が図れ、好ましい。
【0049】
また、請求項4の発明では、ハブ軸に対してブレーキディスクロータを単純に組み付けるだけで、簡単にハブ軸に対して同軸状に芯出しした状態にすることができるため、前記ブレーキディスクロータの取付作業の簡素化が図れ、好ましい。
【0050】
また、請求項5の発明では、アタッチメントに切り起こし片を設けるという簡単な加工のみで、ブレーキディスクロータの芯出しを行うことができるので、好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る車軸用軸受装置の断面図
【図2】図1の分解断面図
【図3】図1の分解斜視図
【図4】本発明の実施形態2に係る車軸用軸受装置の断面図
【図5】本発明の実施形態3に係る車軸用軸受装置の断面図
【図6】本発明の実施形態4に係る車軸用軸受装置の断面図
【図7】本発明の実施形態5に係る車軸用軸受装置の分解斜視図
【図8】本発明の実施形態6に係る車軸用軸受装置の分解斜視図
【図9】本発明の実施形態7に係る車軸用軸受装置の断面図
【図10】図9の要部を示す分解斜視図
【図11】図10のプレートを組み付けた状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 ハブ軸
2 複列転がり軸受
3 ブレーキディスクロータ
4 アタッチメント
7 車輪[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an axle bearing device for supporting a wheel on a vehicle body.
[0002]
[Prior art]
The basic configuration of a conventional axle bearing device includes a hub shaft provided with a flange for attaching a brake disk rotor extending radially outward on the outer periphery of the vehicle outer side, and a hub shaft that is prevented from coming off from the hub shaft. A double-row rolling bearing that is externally fitted on the outer periphery and rotatably supports the hub shaft with respect to the vehicle body; and a brake disc rotor that is fitted on the outer surface of the flange.
[0003]
By the way, normally, the number of bolt mounting holes provided in the wheel portion of the wheel and the center circle diameter PCD of the bolt mounting holes differ depending on the type of automobile and the manufacturer.
[0004]
Therefore, in the conventional axle bearing device, the brake disc rotor has a structure that can be directly attached to the flange of the hub axle. Therefore, the brake disc rotor has flanges corresponding to different wheel attachment holes depending on the type of automobile and manufacturer. Multiple hub axles must be manufactured.
[0005]
In addition, since this flange needs to secure a sufficient external dimension to hold the brake disc rotor in a stable posture, the outer diameter of the flange of the hub shaft is made as large as possible. For this reason, the deviation between the flange serving as the maximum outer diameter portion and the minimum outer diameter portion is large, and the number of processes when the hub shaft is manufactured by forging increases.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the above conventional example, the brake disc rotor has a structure that can be directly attached to the flange of the hub shaft. Therefore, different types of hub shafts must be manufactured on different production lines depending on the type of automobile and manufacturer. In other words, it is pointed out that manufacturing costs and storage costs are expensive.
[0007]
In addition, since it is necessary to increase the outer diameter of the flange portion of the hub shaft, the deviation between the flange and the minimum outer diameter portion increases, and many processes must be repeated when the hub shaft is manufactured by forging. Inevitably, manufacturing costs are inevitable.
[0008]
In view of such circumstances, the present invention provides a structure capable of selectively attaching an attachment of a necessary type for each object to be used to a hub shaft and reducing the manufacturing process of the hub shaft in an axle bearing device. It was adopted.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
According to a first axle bearing device of the present invention, as shown in
[0010]
According to a second axle bearing device of the present invention, as shown in
[0011]
According to a third axle bearing device of the present invention, as shown in
[0012]
According to a fourth axle bearing device of the present invention, in any one of the first to third aspects described above, the brake disk may be disposed on a vehicle outer side region of the outer periphery of the hub shaft rather than the convex portion. A centering cylindrical portion into which the center hole of the rotor is fitted is provided.
[0013]
According to a fifth axle bearing device of the present invention, as shown in
[0014]
In short, in the present invention, the brake disc rotor and the wheel are not directly attached to the hub axle, but are attached via the attachment, so the necessary type of attachment is selected for the hub axle according to the object of use. It is possible to attach the main components (such as a hub shaft and a double-row rolling bearing) in common, and versatility can be improved. In addition, since it is not necessary to provide a brake disc rotor mounting flange on the hub axle, the deviation between the maximum outer diameter and the minimum outer diameter of the hub axle can be set as small as possible, and the hub axle is manufactured by forging. This makes it possible to reduce the number of processes.
[0015]
The second configuration is limited to a structure using a nut as a fastening member in the first configuration.
[0016]
Moreover, in the said 3rd structure, it can be set as the state centered coaxially with respect to the hub axis | shaft simply by assembling | attaching an attachment simply with respect to a hub axis | shaft.
[0017]
In the fourth configuration, the brake disk rotor can be simply centered coaxially with the hub shaft by simply assembling the brake disc rotor with the hub shaft.
[0018]
Further, the fifth configuration is preferable because the brake disk rotor can be centered only by a simple process of providing a cut and raised piece on the attachment.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, details of the present invention will be described based on embodiments shown in the drawings.
[0020]
1 to 3 show an embodiment of the present invention. 1 is a cross-sectional view of an axle bearing device according to
[0021]
The axle bearing device of the example includes a
[0022]
The
[0023]
The double
[0024]
In this embodiment, when the
[0025]
The
[0026]
By the way, normally, the number of bolt mounting holes provided in the wheel portion of the
[0027]
By the way, since the
[0028]
By reducing the ratio of the minimum outer diameter and the maximum outer diameter to, for example, 2.2 or less, the
[0029]
Further, the maximum outer diameter of the
[0030]
Next, an assembly form of each component will be described.
[0031]
First, after assembling the double-
[0032]
Then, the
[0033]
Subsequently, the
[0034]
Thereafter, a
[0035]
Thereafter, the
[0036]
As described above, according to the axle bearing device of the present embodiment, the outer diameter of the
[0037]
In addition, since the
[0038]
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, A various deformation | transformation and application are possible.
[0039]
(1) In the first embodiment, the example in which the inner ring on the vehicle outer side of the double
[0040]
(2) In the first embodiment, the type used for the driven wheel is given as an example of the bearing device for the axle, but instead, for the type of axle used for the drive wheel as in the fourth embodiment shown in FIG. The present invention can also be applied to a bearing device. The axle bearing device of the illustrated example is different from the structure shown in FIG. 1 in that the
[0041]
(3) As for the
[0042]
(4) In the first embodiment, the axle bearing device can be attached to the
[0043]
(5) In the first embodiment, the
[0044]
(6) In
[0045]
【Effect of the invention】
In the bearing device for an axle according to the first to fifth aspects of the present invention, the brake disc rotor and the wheel are not attached directly to the hub axle but attached via an attachment. Depending on the number of screw holes and the center circle diameter PCD, multiple types of attachments are prepared. From these, you can select the required types of attachments and attach them detachably to the hub axle. Main components (hub shafts, double row rolling bearings, etc.) can be shared, and versatility can be improved. In addition, since it is not necessary to manufacture a plurality of hub shafts that differ depending on the vehicle type or manufacturer of the vehicle on separate production lines, it is possible to reduce the manufacturing cost and storage cost of the hub shaft.
[0046]
In addition, since the protruding dimension of the convex portion, which is the maximum outer diameter portion of the hub shaft, is set as small as possible with respect to the minimum outer diameter portion, the number of processes is reduced when the hub shaft is manufactured by forging. Therefore, the manufacturing cost of the hub shaft can be reduced.
[0047]
In particular, according to the second aspect of the present invention, the nut screwed to the screw shaft portion provided on the vehicle outer side of the hub shaft from the axial direction between the attachment and the convex portion provided with the brake disk rotor on the hub shaft is provided. Since the structure of using and pinching is employed, the attachment and the brake disc rotor can be securely attached to the hub shaft by a relatively simple fastening means called nut screwing.
[0048]
According to the third aspect of the present invention, since the attachment can be easily centered coaxially with the hub shaft by simply assembling the attachment to the hub shaft, the attachment work of the attachment is simplified. This is preferable.
[0049]
In the invention of
[0050]
Further, the invention of
[Brief description of the drawings]
1 is a cross-sectional view of an axle bearing device according to
1
Claims (5)
ハブ軸の外周において前記凸部よりも車両インナ側の領域に外装されかつ前記ハブ軸を車体に対して回転自在に支持する複列転がり軸受と、
前記ハブ軸の外周において前記凸部よりも車両アウタ側の領域に対して車両アウタ側の面にブレーキディスクロータを保持した状態で外嵌装着されるアタッチメントと、
前記ハブ軸の車両アウタ側に取り付けられて前記アタッチメントを前記凸部とで軸心方向から挟持固定する締結部材とを備え、
前記アタッチメントが、ブレーキディスクロータを安定姿勢に保持する外径寸法に設定された環状板からなり、前記環状板の前記凸部より外径側位置で円周数カ所にブレーキディスクロータおよび車輪取付用の複数のボルトが軸心方向に貫通された状態で取り付けられて、前記ボルトにより前記アタッチメントの車両アウタ側の面にブレーキディスクロータが一体回転可能に保持され、
前記凸部の外径寸法は、前記アタッチメントの中心孔よりも僅かに大きい程度に制限されていることを特徴とする車軸用軸受装置。A hub shaft provided with a convex portion as a maximum outer diameter portion on the outer periphery of the vehicle outer side that is radially outward and the entire surface of the vehicle outer side is a contact surface for clamping ;
A double-row rolling bearing which is externally mounted on the outer periphery of the hub shaft in a region closer to the vehicle inner side than the convex portion and supports the hub shaft rotatably with respect to the vehicle body;
An outer fitting attachment mounted in a state in which the brake disc rotor to the surface of the vehicle outer side relative to the vehicle outer side area than the convex portion in the outer periphery and hold the hub shaft,
A fastening member that is attached to the vehicle outer side of the hub axle and clamps and fixes the attachment with the convex portion from an axial direction;
The attachment comprises an annular plate set to an outer diameter dimension that holds the brake disc rotor in a stable posture, and the brake disc rotor and wheels are mounted at several circumferential positions on the outer diameter side of the convex portion of the annular plate . A plurality of bolts are attached in a state of being penetrated in the axial direction, and the brake disc rotor is held by the bolts on the surface of the attachment on the vehicle outer side so as to be integrally rotatable.
The outer diameter dimension of the convex portion, a bearing apparatus for an axle and wherein the restricted to slightly larger Iruko than the center hole of the attachment.
前記締結部材が、ナットとされ、前記ハブ軸の車両アウタ側に設けられるねじ軸部に対して螺合されることを特徴とする車軸用軸受装置。The axle bearing device according to claim 1,
The axle bearing device, wherein the fastening member is a nut and is screwed to a screw shaft portion provided on a vehicle outer side of the hub shaft.
前記ハブ軸の外周において前記凸部よりも車両アウタ側領域に、前記アタッチメントの中心孔が嵌合される芯出し用の円筒面が設けられていることを特徴とする車軸用軸受装置。The axle bearing device according to claim 1 or 2,
An axle bearing device, characterized in that a centering cylindrical surface into which a center hole of the attachment is fitted is provided in a vehicle outer side region of the outer periphery of the hub shaft from the convex portion.
前記ハブ軸の外周において前記凸部よりも車両アウタ側領域に、前記ブレーキディスクロータの中心孔が嵌合される芯出し用の円筒部が設けられていることを特徴とする車軸用軸受装置。The axle bearing device according to any one of claims 1 to 3,
An axle bearing device, wherein a centering cylindrical portion into which a center hole of the brake disc rotor is fitted is provided in a vehicle outer side region of the outer periphery of the hub shaft from the convex portion.
前記アタッチメントの内径側の円周数カ所に、それぞれ軸心方向に沿って突出する状態に切り起こされた切り起こし片が設けられており、この各切り起こし片の外径面が、前記ブレーキディスクロータの中心孔を外接させるよう湾曲形状とされていることを特徴とする車軸用軸受装置。The axle bearing device according to any one of claims 1 to 4,
Cut and raised pieces that are cut and raised so as to protrude along the axial direction are provided at several positions on the inner diameter side of the attachment, and the outer diameter surface of each cut and raised piece is the brake disk rotor. An axle bearing device having a curved shape so as to circumscribe the center hole of the shaft.
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