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JP4840970B2 - 通信装置と通信装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

通信装置と通信装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信装置と通信装置の制御方法及びプログラムに関する。
無線LANを用いた通信を行なうためには、通信を行なう機器間で、ネットワーク識別子であるSSID(Service Set ID)や暗号鍵、認証方式、認証鍵などの無線LAN通信パラメータ(以下、通信パラメータ)の設定が必要となる。従来より、ユーザにとって煩雑な通信パラメータの設定を簡易化する技術が提案されている。例えば、アクセスポイントとステーションとの間での通信パラメータを、アクセスポイントからステーションに自動で転送して設定する方法等も実際に製品として実現されている。
また、無線通信を用いて通信パラメータ(暗号鍵)を設定する技術が特許文献1に記載されている。
また特許文献2には、通信パラメータ設定用の暗号化方法(WEPや共有鍵)を用いて通信パラメータを暗号化して機器に送信し、その通信パラメータを受信した機器では、その通信パラメータを復号して設定する技術が記載されている。
これら特許文献1及び2に記載の通信パラメータの設定方法では、運用中(通信中)の機器との間で通信パラメータの設定を行う場合、設定対象機器の特定と通信パラメータの漏洩防止の観点から、一度運用を中断して通信パラメータを設定する必要がある。
これに対し特許文献3には、運用中の機器に対して、運用を中断することなく通信パラメータを設定する方法が記載されている。これによれば、通信パラメータ設定用のデフォルトの通信パラメータを用いて、ネットワークに新規参入する端末に運用中の通信パラメータを設定することが記載されている。
特開2004−215232 特開2003−218875 特開2003−338821
上述の従来技術では、通信パラメータの転送の際、デフォルトの通信パラメータを用いて転送を行なっている。このため、悪意のある第三者(機器)に、その送信された通信パラメータが傍受される可能性がある。また、通信パラメータを設定するために、運用中の通信パラメータからデフォルトの通信パラメータに変更するため、通信中の機器において、この通信パラメータの変更処理が必要になってしまう。
本発明の目的は、上述の従来技術の問題点を解決することにある。
本発明の特徴は、新規参入する通信装置における通信パラメータの設定方法を容易にすることにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る通信装置は以下のような構成を備える。即ち、
通信装置であって、
前記通信装置との通信パラメータの設定処理の対象となる他の通信装置を検出する検出手段と、
記検出手段により検出された前記他の通信装置に対して、前記他の通信装置通信パラメータの設定処理を行う相手装置を識別するためのパスワード情報を含む所定の信号を送信する送信手段と、
前記所定の信号に対して応答した前記他の通信装置と、前記パスワード情報に基づく通信パラメータの設定処理を行う設定手段とを有し、
記検出手段により、通信パラメータの設定処理の対象となる他の通信装置を複数台検出した場合、前記設定手段は、前記所定の信号に対して応答した1台の他の通信装置との前記パスワード情報に基づく通信パラメータの設定処理に成功すると、当該1台の他の通信装置とは異なる他の通信装置とは前記パスワード情報に基づく通信パラメータの設定処理を行わないようにし、
前記検出手段により検出された第1の他の通信装置と前記パスワード情報に基づく通信パラメータの設定処理に成功していない場合、前記検出手段により検出され、当該第1の他の通信装置とは異なる第2の他の通信装置と前記パスワード情報に基づく通信パラメータの設定処理を行うことを特徴とする。
また上記目的を達成するために本発明の一態様に係る通信装置の制御方法は以下のような工程を備える。即ち、
通信装置の制御方法であって、
前記通信装置との通信パラメータの設定処理の対象となる他の通信装置を検出する検出工程と、
記検工程により検出された前記他の通信装置に対して、前記他の通信装置通信パラメータの設定処理を行う相手装置を識別するためのパスワード情報を含む所定の信号を送信する送信工程と、
前記所定の信号に対して応答した前記他の通信装置と、前記パスワード情報に基づく通信パラメータの設定処理を行う設定工程とを有し、
記検出工程において、通信パラメータの設定処理の対象となる他の通信装置を複数台検出した場合、前記設定工程は、前記所定の信号に対して応答した1台の他の通信装置との前記パスワード情報に基づく通信パラメータの設定処理に成功すると、当該1台の他の通信装置とは異なる他の通信装置とは前記パスワード情報に基づく通信パラメータの設定処理を行わないようにし、
前記検出工程で検出された第1の他の通信装置と前記パスワード情報に基づく通信パラメータの設定処理に成功していない場合、前記検出工程で検出され、当該第1の他の通信装置とは異なる第2の他の通信装置と前記パスワード情報に基づく通信パラメータの設定処理を行うことを特徴とする。
尚、この課題を解決するための手段は、本願発明の特徴の全てを列挙しているものではなく、特許請求の範囲に記載された他の請求項及びそれら特徴群の組み合わせも発明になり得る。
本発明によれば、パスワードに基づく設定処理に成功する装置と成功しない装置とを検出した場合であっても、パスワードに基づく設定処理が成功する1台の装置とのみ、通信パラメータの設定処理を行うことができる。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る無線通信システムの概略図である。
この無線通信システムは、IEEE802.11に準拠した無線LAN通信を行うアクセスポイント104、無線端末101、無線端末107を有している。アクセスポイント104は無線通信部105を有し、無線LANに収容されている。ボタン106は、通信パラメータの自動設定の開始を指示するためのボタンで、このボタン106が押下されると、アクセスポイント104による通信パラメータの自動設定が開始される。無線端末101は無線通信部102を有し、ボタン103が押下されると、無線端末101による通信パラメータの自動設定処理を開始する。同様に無線端末107は無線通信部108を有し、ボタン109が押下されると、無線端末107による通信パラメータの自動設定処理が開始される。
ここでアクセスポイント104は、第一通信パラメータ111で第一無線ネットワーク110を形成している。また無線端末107は、この第一通信パラメータ111を通信パラメータとして設定し、アクセスポイント104と通信中である。即ち、無線端末107は、アクセスポイント104によって第一無線ネットワーク110に登録済みの機器と判断される。
一方、無線端末101は、第一無線ネットワーク110への新規参入端末である。即ち無線端末101は、アクセスポイント104によって第一無線ネットワーク110に未登録の機器であると判断される。また、アクセスポイント104と無線端末101ともに登録要求用の暗号鍵を秘密鍵、公開鍵としてそれぞれ所持している。
図2は、本実施の形態1に係る無線端末101の構成を示すブロック図である。
制御部(CPU)201は、この無線端末101の動作全体を制御している。無線通信処理部202は、無線LANとの間での通信制御を行なっている。電源部203はこの無線端末101の電力を供給している。RAM204は各種データを一時的に記憶するのに使用される。ROM205は、制御部201で実行されるプログラム(制御命令)や各種データ等を記憶している。アンテナ206及びアンテナ制御部207は、前述した無線通信部102を構成している。ボタン103は、前述した通信パラメータの設定開始を指示するボタンで、通信パラメータの自動設定処理を起動するのに使用される。表示部209は液晶等の表示部を有し、オペレータへのメッセージ等を表示するのに使用される。操作部210は、各種キーやボタン等を有し、オペレータにより操作される。通信インターフェース(I/F)部211は、無線以外の通信インタフェース部で、例えばUSBやIEEE1394等が考えられる。リアルタイムクロック212は、現在時刻を計時して制御部201に通知する。タイマ213は、制御部201の指示に従って時間を計時し、指示された時間を計時すると、割り込み等で制御部201に通知する。
尚、無線端末107も無線端末101と同様の構成であるためその説明を省略する。
図3は、本実施の形態1に係るアクセスポイント104の構成を示すブロック図である。
制御部301は、このアクセスポイント104の動作全体を制御している。無線通信処理部302は、無線LANを介した通信制御を行なう。電源部303は、このアクセスポイント104への電力を供給している。RAM304は各種データを一時的に記憶するのに使用される。ROM305は、制御部301で実行されるプログラム(制御命令)や各種データ等を記憶している。ボタン106は、前述した通信パラメータの設定開始を指示するボタンであり、このボタン106が押下されると通信パラメータの設定処理が起動される。アンテナ制御部307及びアンテナ308は、前述した無線通信部105を構成している。表示部309は液晶等の表示部を有し、オペレータへのメッセージ等を表示するのに使用される。操作部310は、各種キーやボタン等を有し、オペレータにより操作される。通信インターフェース(I/F)部311は、無線以外の通信インタフェース部で、例えばUSBやIEEE1394等が考えられる。リアルタイムクロック312は、現在時刻を計時して制御部301に通知する。タイマ313は、制御部301の指示に従って時間を計時し、その指示された時間を計時すると、割り込み等で制御部301に通知する。登録端末管理部314はアクセスポイント104に登録されている機器情報を記憶、管理する。
尚、これ以降の他の実施の形態に係る無線端末及びアクセスポイントも、これら図2及び図3と同様の構成を有するものとする。
図4は、本実施の形態1に係る第一通信パラメータ111の具体例を説明する図である。第一通信パラメータ111では、ネットワーク識別子としてのSSID(Service Set ID)は、ABCである。暗号方式としては、WEP(Wired Equivalent Privacy)が用いられている。また、暗号鍵として、zxfgmtqlcが用いられ、鍵長は128bitである。さらに、認証方式としては、Open認証を用いている。
本実施の形態1では、アクセスポイント104と無線端末101、無線端末107はともに、自機器のリアルタイムクロックを用いて時刻(絶対時刻)を計時している。本実施の形態1では、通信パラメータが設定される通信機器を特定するために、その通信パラメータの設定を開始した絶対時刻を、その設定対象機器を特定するための識別情報として用いる。ここで識別情報の値が一致するか、或は予め設定された閾値内であれば、その対象機器の判定が成功したとみなす。即ち、設定機器を特定するために無線端末101とアクセスポイント104は通信パラメータの設定を同時に開始することで通信パラメータの設定対象機器を特定している。
次に、本実施の形態1に係る通信パラメータ設定方法について説明する。本実施の形態1では、アクセスポイント104は、無線端末107と通信用の暗号鍵(第一通信パラメータ111に含まれる)を用いて通信中であり、無線ネットワーク110のSSIDとしてSSID=ABCを含んだビーコンを定期的に送信している。また、このビーコンを送信した時刻をタイムスタンプとしてビーコン内に含んで送信している。
以下、本実施の形態のフローを説明する。
図5は、本実施の形態1に係る無線端末101におけるビーコン受信処理を説明するフローチャートである。この処理を実行するプログラムはROM20に記憶されており、制御部201の制御の下に実行される。
アクセスポイント104は、リアルタイムクロック312から通知される時刻をタイムスタンプとして含んだビーコン901(図11)を送信している。これにより無線端末101は、ステップS501で、アクセスポイント104からビーコン901を受信するとステップS502に進み、そのビーコン901に含まれるタイムスタンプから、自端末のリアルタイムクロック212の時刻を合わせる。これによってアクセスポイント104のリアルタイムクロック312と、無線端末101のリアルタイムクロック212との同期をとることができる。
図6及び図7は、本実施の形態1に係る無線端末101における通信パラメータの設定処理を説明するフローチャートである。この処理を実行するプログラムはROM20に記憶されており、制御部201の制御の下に実行される。
また図8は、本実施の形態1に係るアクセスポイント104における通信パラメータの設定処理を説明するフローチャートである。この処理を実行するプログラムはROM30に記憶されており、制御部301の制御の下に実行される。
図9及び図10は、図8に示すアクセスポイント104における判定処理におけるフレーム受信処理の一部を説明するフローチャートである。
図11は、本実施の形態1に係る無線端末101及びアクセスポイント104との間の通信パラメータ設定のシーケンスを説明する図である。
以下、これらの図を参照して本実施の形態に係る処理を説明する。
無線端末101のユーザは、通信パラメータの設定を開始するために、ボタン103を押下して通信パラメータ設定開始を指示する。これにより無線端末101は、ステップS601で、そのボタン103が押下された時刻をリアルタイムクロック212より読み取り、無線端末101側の設定識別情報としてRAM204に記憶する。そしてステップS602で、ビーコンのスキャンを開始する。なお、無線端末101は、図11に示すようにボタン103が押下された時点では既にアクセスポイント104からのビーコンを受信できている。即ち、アクセスポイント104のリアルタイムクロック312と、無線端末101のリアルタイムクロック212との同期が取れている状態である。
図8のフローチャートは、アクセスポイント104のユーザが、通信パラメータの設定を開始するためにボタン106を押下して通信パラメータの設定開始を指示することにより開始される。これによりステップS801で、アクセスポイント104は、そのボタン106が押下された時刻をリアルタイムクロック312より読み取り、アクセスポイント104側の設定識別情報としてRAM304に記憶する。
図6のステップS602で、無線端末101が、アクセスポイント104が送信しているビーコン1101(図11)を受信すると、そのビーコン1101に含まれる「SSID=ABC」を検知する。このSSIDを検知した後、ステップS603で、無線端末101によりマネージメント或は制御フレーム送信処理が行なわれる。この処理は、IEEE802.11に準拠した処理である。ここでは例えば、プローブ要求の送信といったことが行なわれる。
図7は、このプローブ要求の送信処理を説明するフローチャートである。
本実施の形態1では、ステップS611で、プローブ要求902を送信する。このプローブ要求は、検知した「SSID=ABC」を含んでアクセスポイント104へ送信される。
これによりアクセスポイント104は、無線端末101からプローブ要求1102(図11)を受信すると、ステップS802でメッセージを受信したと判断し、次にステップS803で、そのメッセージがデータフレームかどうかを判定する。ここでプローブ要求1102は制御フレームであるためステップS805に進んで、データフレーム以外のフレーム受信処理が行なわれる。
このフレーム受信処理は、マネジメントフレーム或は制御フレームの内容に従った処理を行うものであり、IEEE802.11に準拠した処理がなされる(図9、図10)。
この処理の一部としてプローブ処理があり、受信したプローブ要求1102に従った処理がなされる。
図9は、このプローブ処理を説明するフローチャートである。
アクセスポイント104は、ステップS901で、プローブ要求を受信するとステップS902に進む。ステップS902では、受信したプローブ要求1102に含まれるSSIDと、アクセスポイント104が構築している第一無線ネットワーク110の「SSID=ABC」とを比較する。この比較の結果、SSIDが正しい(一致した)と判断するとステップS903に進み、プローブ応答1103を無線端末101へ送信する。一方、ステップS902で、SSIDが正しくない(一致しない)と判断するとステップS904に進み、そのフレームを破棄して処理を終了する。
無線端末101は、図7のステップS612で、このプローブ応答1103を受信すると、アクセスポイント104に対して無線リンクを張るためにステップS604で、SSIDを含むアソシエーション要求1104をアクセスポイント104に送信する。
これによりアクセスポイント104は、無線端末101からアソシエーション要求1104を受信するとステップS802でメッセージを受信したと判断し、ステップS803で、そのメッセージがデータフレームかどうかを判定する。ここでアソシエーション要求1104は制御フレームであるためステップS805に進み、データフレーム以外のフレーム受信処理が行なわれる。
この処理の一部としてアソシエーション処理があり、ここでは受信したアソシエーション要求1104に対する処理がなされる。
図10は、このアソシエーション処理を説明するフローチャートである。
アクセスポイント104は、ステップS905で、このアソシエーション要求1104を受信するとステップS906に進む。ステップS906では、受信したアソシエーション要求1104に含まれるSSIDと、アクセスポイント104が構築している第一無線ネットワーク110の「SSID=ABC」とを比較する。この比較の結果、SSIDが正しい(一致した)と判断するとステップS907に進み、アソシエーション応答1105を無線端末101へ送信する。一方、ステップS906で、SSIDが正しくない(一致しない)と判断するとステップS908に進み、そのフレームを破棄して処理を終了する。
これにより無線端末101は、図6のステップS605で、アソシエーション応答1105を受信する、こうして、無線端末101とアクセスポイント104の間で無線リンクが張られたことになる。
無線端末101は、アソシエーション応答1105の受信を受けて、無線端末101側の設定識別情報(開始時刻)を含んだ登録要求メッセージ1106をアクセスポイント10に送信する。この登録要求メッセージ1106は、ステップS606で、登録要求用の暗号鍵(公開鍵)で暗号化されて、ステップS607でアクセスポイント104に送信される。
これによりアクセスポイント104では、無線端末101から登録要求メッセージ1106を受信する。これによりステップS802で、メッセージを受信したと判断する。そしてステップS803で、そのメッセージがデータフレームかどうかを判定する。ここで、登録要求メッセージ1106はデータフレームであるためステップS804に進み、メッセージ送信元が第一無線ネットワーク110に登録済みの機器であるかどうかを判定する。この判定は、登録端末管理部314により行われる。具体的には、登録端末管理部314に記憶済みの機器であるかどうかを判定する。
一方、無線端末101は、登録要求メッセージ110を送信した時点では、第一無線ネットワーク110に対して未登録である。よって、アクセスポイント104は、この無線端末101が未登録の機器であると判断する。よってステップS807に進み、アクセスポイント104は、未登録の機器と判断された無線端末101からのメッセージを登録要求用の暗号鍵(秘密鍵)で復号できるか試みる。ここで登録要求用の暗号鍵で復号できなかった場合には、不正なメッセージと判断してステップS814に進み、無線リンクを切断する。
一方、ステップS807で復号に成功した場合はステップS808に進み、アクセスポイント104は、そのメッセージが登録要求メッセージ1106かどうかを判定する。この登録要求メッセージ1106かどうかの判定の結果、登録要求メッセージでないと判断した場合はステップS814に進み、不正なメッセージと判断して無線リンクを切断する。一方、ステップS808で、登録要求メッセージ1106であると判断した場合はステップS809に進み、アクセスポイント104は、アクセスポイント104側の設定識別情報と、登録要求内に含まれる無線端末101側の設定識別情報とを比較する。この結果、設定識別情報の値が一致するか、或は定義された閾値内であった場合は判定成功とみなしてステップS810に進む。ここでアクセスポイント104は、通信パラメータの設定に用いる通信パラメータ設定用の暗号鍵を含んだ登録受付メッセージ1107を登録要求用の暗号鍵(秘密鍵)で暗号化し、ステップS811で無線端末101へ送信する。一方ステップS809で判定に失敗した場合はステップS814に進み、無線リンクを切断する。
本実施の形態1の場合、設定識別情報は設定開始時刻であるので、アクセスポイント104の設定開始時刻と、無線端末101の設定開始時刻との差が、例えば5秒以内等のように、ある一定の範囲内であれば設定識別情報による判定を成功とする。
こうして無線端末101は、ステップS608で登録受付メッセージ1107を受信するとステップS609に進み、登録要求用の暗号鍵(公開鍵)で登録受付メッセージ1107を復号する。そしてステップS610で、登録受付メッセージ1107に含まれる通信パラメータ設定用の暗号鍵を用いて、アクセスポイント104と通信パラメータ設定シーケンス1108を開始する。このとき図8のステップS812においても、アクセスポイント104と無線端末101との間で通信パラメータ設定シーケンス1108が行なわる。この通信パラメータ設定シーケンス1108では、アクセスポイント104は無線ネットワーク110内の通信で用いられている通信用の暗号鍵を含む第一通信パラメータ111を通信パラメータ設定用の暗号鍵で暗号化し、無線端末101に送信する。無線端末101では、受信した第一通信パラメータ111を通信パラメータ設定用の暗号鍵で復号し、取得した第一通信パラメータ111を設定する。こうして、この通信パラメータ設定シーケンス1108が終了すると、アクセスポイント104は、図8のステップS813で、無線端末101を第一無線ネットワーク110に登録済みの機器として登録端末管理部314に登録する。また、通信パラメータの設定が完了した無線端末101は第一無線ネットワーク110内の機器とデータ通信が可能になる。
またアクセスポイント104において、無線端末107から送信されるメッセージ(データフレーム)を受信すると、ステップS804で、無線端末107が第一無線ネットワーク110に登録済みかどうかが判定される。ここで無線端末107は登録端末管理部314に登録済みであるので、無線端末107用の暗号鍵及び暗号方式(第一通信パラメータ111に含まれる)を用いてメッセージを復号する(ステップS806)。アクセスポイント104から無線端末107へのメッセージの送信も、登録されている無線端末107用の暗号鍵及び暗号方式(第一通信パラメータ111に含まれる)を用いて暗号化を行ない送信する。また、登録後の無線端末101においても、無線端末107と同様に第一通信パラメータ111を用いた暗号通信ができるようになる。
このように本実施の形態1によれば、通信パラメータの設定を行なう機器が他機器と通信中の場合でも、他機器との通信を中断することなく通信パラメータの設定を行なうことができる。また、通信パラメータの設定を行なう機器同士で、通信パラメータの設定を同時もしくはほぼ同時に開始することで、設定対象機器を特定できるという効果がある。
<実施の形態2>
次に本発明の実施の形態2について説明する。この実施の形態2では、通信パラメータの設定を行なう無線端末が複数のアクセスポイントの通信範囲に存在している状態での通信パラメータの設定に関する。本実施の形態2は前述の実施の形態1と同様に、通信パラメータ設定の開始時刻を設定対象機器特定のための設定識別情報として用いる。
図12は、本実施の形態2に係る無線通信システムを説明するブロック図である。このシステムは、IEEE802.11に準拠した無線LAN通信を行うアクセスポイント104、アクセスポイント1001、無線端末101、無線端末107、無線端末1004を含んでいる。ここで前述の実施の形態1の構成と共通する部分は同じ記号で示している。
アクセスポイント1001は、無線通信部1002に無線LANを有し、通信パラメータの自動設定の開始を指示するボタン1003が押下されることにより、通信パラメータの自動設定を開始する。無線端末1004は、無線通信部1005を有し、ボタン1006が押下されると、通信パラメータの自動設定処理を開始する。
ここでアクセスポイント104は、第一通信パラメータ111で第一無線ネットワーク110を形成している。そして無線端末107は、第一通信パラメータ111を通信パラメータとして設定し、アクセスポイント104と通信中である。即ち、無線端末107はアクセスポイント104の登録端末管理部314に登録済みの機器であり、アクセスポイント104によって無線ネットワーク110に登録済みの機器であると判断されている。
またアクセスポイント1001は、第ニ通信パラメータ1008で第ニ無線ネットワーク1007を形成している。そして無線端末1004は、第二通信パラメータ1008を通信パラメータとして設定し、アクセスポイント1001と通信中である。即ち、無線端末1004は、アクセスポイント1001の登録端末管理部314に登録済みの機器であり、アクセスポイント1001によって無線ネットワーク1007に登録済みの機器であると判断されている。
無線端末101は、第一無線ネットワーク110及び第二無線ネットワーク1007の両方の通信範囲が重なる場所に存在しており、第一無線ネットワーク110及び第二無線ネットワーク1007において新規参入端末である。即ち、無線端末101は、アクセスポイント104及びアクセスポイント1001の登録端末管理部314に未登録の機器である。
また、アクセスポイント104、アクセスポイント1001は、登録要求用の暗号鍵として秘密鍵を所持し、無線端末101、無線端末107、無線端末1003は、登録要求用の暗号鍵として公開鍵を所持している。ここで無線端末101は、アクセスポイント104と通信パラメータの設定を行なうものとする。尚、この実施の形態2に係る無線端末及びアクセスポイントの構成は、前述の図2及び図3に示すブロック図と同じ構成を有している。アクセスポイント104、アクセスポイント1001、無線端末101、無線端末107及び無線端末1004はいずれも、自機器のリアルタイムクロックを用いて時刻(絶対時刻)の計時を行なっている。また無線端末101、無線端末107、無線端末1004はそれぞれ時刻同期テーブルを所持する。
図13(A)(B)はそれぞれ、第一通信パラメータ111及び第二通信パラメータ1008のパラメータテーブルを説明する図である。
図14は、無線端末101、アクセスポイント104、アクセスポイント1001の各リアルタイムクロックによって計時される現在時刻の一例を示している。このように無線端末101、アクセスポイント104、アクセスポイント1001のそれぞれで計時されている現在時刻は少しずつ異なっている。
図15は、本実施の形態2に係る無線端末101が所持する時刻同期テーブルの一例を説明する図である。この時刻同期テーブルは、RAM204に記憶されている。
この時刻同期テーブルには、無線ネットワークを構築している機器情報、無線ネットワークのSSID、無線ネットワークを構築している機器と自機器との時刻の差分が格納される。この差分は該当するアクセスポイントからのビーコンを受信する度に算出され、更新される。図15の例では、無線端末101において計時されている時刻と、アクセスポイント104の計時時刻との差分が+13秒、アクセスポイント1001との差分が−20秒にそれぞれ設定されている。
次に本実施の形態2に係る通信パラメータ設定方法を図16〜図19のフローチャートを参照して説明する。
図16は、実施の形態2に係る無線端末101におけるビーコン受信処理を説明するフローチャートである。
図17は、実施の形態2に係る無線端末101における通信パラメータ設定処理を説明するフローチャートである。
尚ここで、アクセスポイント104における通信パラメータ設定処理は、前述の図8のフローチャートと同様の処理であるため、その説明を省略する。
図18は、実施の形態2に係るアクセスポイント1001における通信処理を説明するためのフローチャートである。
更に、図19は、本実施の形態2に係る無線端末101、アクセスポイント104及び、アクセスポイント1001間の通信パラメータ設定シーケンスを説明する図である。
この実施の形態2では、前述の実施の形態1と同様に、通信パラメータを設定する対象機器を特定するために無線端末101とアクセスポイント104は通信パラメータの設定開始を同時に行なう。
アクセスポイント104は、無線端末107と通信用の暗号鍵(第一通信パラメータ111に含まれる)を用いて通信中であり、第一無線ネットワーク110のSSIDとして「SSID=ABC」を含んだビーコン1902(図19)を定期的に送信している。また、ビーコン1902を送信した時刻をタイムスタンプとしてビーコン1902内に含んで送信を行なう。同様にアクセスポイント1001は、無線端末1004と通信用の暗号鍵(第二通信パラメータ1008に含まれる)を用いて通信中である。アクセスポイント1001は、第二無線ネットワーク1007のSSIDとして「SSID=DEF」を含んだビーコン1901(図19)を定期的に送信している。また、ビーコン1901を送信した時刻をタイムスタンプとしてビーコン1901内に含んで送信を行なう。
以下、本実施の形態2に係る処理を詳しく説明する。
図16において、ステップS1601で、無線端末101はアクセスポイント104からビーコン1902を受信するとステップS1602に進む。ステップS1602では、ビーコン1902内に含まれるタイムスタンプから、自機器に設定されているリアルタイムクロック212との値を比較して、その差分を算出する。そしてステップS1603で、その差分と、ビーコン1902内に含まれる「SSID=ABC」とを時刻同期テーブルに格納する。
一方、ステップS1601で、無線端末101がアクセスポイント1001からビーコン1901を受信するとステップS1602に進む。ステップS1602では、ビーコン1901に含まれるタイムスタンプと、自機器に設定されているリアルタイムクロック212との値を比較して、その差分を算出する。そしてステップS1603に進み、その差分と、ビーコン1901に含まれる「SSID=DEF」とを時刻同期テーブルに格納する。こうして無線端末101におけるビーコンの受信処理が終了する。なお、上記情報は、ビーコン1901、1902を送信したアクセスポイント104、1001のアドレス(MACアドレス等)と対応付けて格納し、アクセスポイント毎の情報として管理する。
無線端末101のユーザは、次に通信パラメータの設定を開始するために、通信パラメータ設定開始ボタン103を押下する。これにより図17に示すフローチャートが開始される。まずステップS1701で、無線端末101は通信パラメータ設定開始ボタン103が押下された時刻をリアルタイムクロック212より読み取り、この処理を開始した時刻を記憶する。そしてステップS1702で、ビーコンのスキャンを開始する。
一方、アクセスポイント104のユーザは、通信パラメータの設定を開始するために、通信パラメータ設定開始ボタン106を押下する。これにより前述の図8のフローチャートで示す処理が開始される。アクセスポイント104は、ステップS801で、その通信パラメータ設定開始ボタン106が押下された時刻をリアルタイムクロック312より読み取り、アクセスポイント104の設定識別情報としてRAM304に記憶する。
無線端末101は、ステップS1702でアクセスポイント104が送信しているビーコン1902を受信すると、そのビーコン1902に含まれるSSIDを検知する。そして、ステップS1703に進み、図16で説明したビーコン受信処理を実行する。このビーコン受信処理後、ステップS1705で、無線端末101はアクセスポイント104に対して、検知したSSIDを含めたアソシエーション要求1906を送信する。なお、本説明では、プローブ要求を送信するマネージメント/制御フレームの送信処理は行わないが、実施の形態1のように行ってもよい。
これによりアクセスポイント104は、図10のステップS905で、無線端末101からアソシエーション要求1906を受信すると、前述の実施の形態1と同様に、アソシエーション応答1907を無線端末101に送信する(ステップS907)。
これにより無線端末101は、ステップS1706でアソシエーション応答1907を受信してステップS1707に進む。このステップS1707では、アソシエーション応答送信元(アクセスポイント104)の第一無線ネットワーク110の「SSID=ABC」に対応した時刻同期テーブル内の差分値と、記憶した開始時刻とを加算して設定識別情報を生成する。こうして設定識別情報を生成した後、この設定識別情報を含んだ第一登録要求メッセージ1908を登録要求用の暗号鍵(公開鍵)で暗号化する。そしてステップS1708に進み、その登録要求メッセージ1908をアクセスポイント104へ送信する。
これによりアクセスポイント104では、未登録の無線端末101からのメッセージが復号できたので、図8のステップS808で、受信メッセージが登録要求メッセージかどうかを判定する。ここでは、登録要求メッセージ1908であるので、ステップS809で、受信した設定識別情報に基づいて設定対象機器を判定する。この判定では、アクセスポイント104側の設定識別情報と、登録要求内に含まれる無線端末101側の設定識別情報とを比較する。この結果、設定識別情報の値が一致するか、或は定義された閾値内であった場合は判定成功とみなしてステップS810に進む。ステップS810では、アクセスポイント104は、通信パラメータの設定に用いる通信パラメータ設定用の暗号鍵を含んだ登録受付メッセージ1909を登録要求用の暗号鍵(秘密鍵)で暗号化する。そしてステップS811で、通信パラメータ設定用の暗号鍵を含んだ登録受付メッセージ1909を無線端末101に送信する。無線端末101では、ステップS1709で登録受け付けメッセージを受信すると、ステップS1710で登録要求用の暗号鍵(公開鍵)で復号し、通信パラメータ設定用の暗号鍵を取得する。その後、ステップS812、ステップS1711で、アクセスポイント104と無線端末101との間で通信パラメータ設定シーケンス1910が行なわる。この通信パラメータ設定シーケンス1910により、第一通信パラメータ111がアクセスポイント104により通信パラメータ設定用の暗号鍵で暗号化され、無線端末101に送信される。無線端末101では、受信した第一通信パラメータを通信パラメータ設定用の暗号鍵で復号し、第一通信パラメータ111を設定する。これにより、無線端末101は第一無線ネットワーク110内の機器と通信可能となる。
同様に、アクセスポイント1001と無線端末101との通信において、無線端末101がアクセスポイント1001が送信しているビーコン1901を受信すると、ステップS1703で、図16で説明したビーコン受信処理を行なう。このビーコン受信処理の後、ステップS1705で、アクセスポイント1001に対して、アソシエーション要求1903を送信する。
このアクセスポイント1001による処理を図18を用いて説明する。アクセスポイント1001はアソシエーション要求1903を受信すると、ステップS1801で通信パラメータ設定開始ボタン1003が押下されたかどうかを判定する。アクセスポイント1001では通信パラメータ設定開始ボタン1003が押下されていない。そのため、通信パラメータの設定処理は開始されず、受信したメッセージを通常の通信処理で処理する。よって、ステップS1803で、無線端末101からアソシエーション要求1903を受信すると、アソシエーション応答1904を無線端末101に送信する通常通信処理を実行する。
これにより無線端末101は、そのアソシエーション応答1904を受信して(S1706)ステップS1707に進む。ここでは、そのアソシエーション応答の送信元(アクセスポイント1001)の第二無線ネットワーク1007の「SSID=DEF」に対応した時刻同期テーブルの差分値と、記憶した開始時刻とを加算して設定識別情報を生成する。こうして設定識別情報を生成した後、その設定識別情報を含んだ第二登録要求メッセージ1905を登録要求用の暗号鍵(公開鍵)で暗号化し、アクセスポイント1001へ送信する(ステップS1708)。
これによりアクセスポイント1001は、無線端末101からの第二登録要求メッセージ1905を受信すると、メッセージを受信したと判断して通常通信処理を行なう。しかし、このメッセージ(第二登録要求メッセージ1905)は登録用の暗号鍵によって暗号化されており、通常通信処理では復号はできない。その結果、不正なメッセージであると判断され、その受信したメッセージの破棄乃至、無線端末101との無線リンクの切断といった処理が行なわれる(ステップS1803)。
この間、アクセスポイント104において無線端末107から送信されるメッセージ(データフレーム)は、そのメッセージを受信した際、ステップS804で、第一無線ネットワーク110に登録済みかどうかが判定される。ここでは登録済みであると判定するためステップS806に進み、無線端末107用の暗号鍵及び暗号方式(第一通信パラメータ111に含まれる)を用いて、メッセージを復号する。
尚、アクセスポイント104から無線端末107へのメッセージの送信も、登録されている無線端末107用の暗号鍵及び暗号方式(第一通信パラメータ111に含まれる)を用いて暗号化を行ない送信する。
また、アクセスポイント1001及び無線端末1004に関しても、図18のフローに示す通常の通信処理(ステップS1803)により、アクセスポイント1001と無線端末1004との間の通信は保持される。
本実施の形態2では、無線端末101はボタン103の押下から通信パラメータの設定の終了までに、複数の異なったSSIDのビーコンを受信した場合、検知したSSIDを含むビーコンを送信する全アクセスポイントに登録要求メッセージの送信を試みた。しかし、いずれかのアクセスポイントと通信パラメータ設定シーケンスを実行し、通信パラメータが設定できた場合には、他のアクセスポイントに対しては登録要求メッセージを送信しないようにしてもよい。
本実施の形態2によれば、アクセスポイント毎に同期を取るため、アクセスポイントが複数あった場合でも、設定識別情報である開始時刻のずれをほぼなくすことができるという効果がある。
<実施の形態3>
本実施の形態3では、前述の実施の形態1において、通信パラメータの設定開始から登録要求メッセージ送信或は登録要求メッセージを受信するまでの時間を、無線端末、アクセスポイントのタイマ213及びタイマ313を用いて計時する。そして、各々の計時された時間を設定識別情報として用いることを特徴とする。この設定識別情報の値同士が一致するか、或はその差分が予め設定された閾値以下であれば、設定対象機器として判定できたとみなす。この場合も、設定機器を特定するために無線端末101とアクセスポイント104は通信パラメータの設定開始を同時に行なう。
次に本実施の形態3に係る通信パラメータの設定方法について図20〜図22を参照して説明する。
図20は、本実施の形態3に係る無線端末101における通信パラメータの設定処理を説明するフローチャートである。
図21は、本実施の形態3に係るアクセスポイント104における通信パラメータ設定処理を説明するフローチャートである。尚、この図21に示すデータフレーム以外のフレーム受信処理では、その一部として図9及び図10に記載される処理を行なう。
図22は、実施の形態3に係る無線端末101及びアクセスポイント104との間の通信パラメータ設定のシーケンスを説明する図である。
尚、この実施の形態3では、実施の形態1と同様に、アクセスポイント104は無線端末107と第一通信パラメータ111を用いて通信中であり、第一無線ネットワーク110のSSIDとして「SSID=ABC」を含んだビーコンを定期的に送信している。
以下、本実施の形態3に係る処理を説明する。
無線端末101のユーザは、通信パラメータの設定を開始するために、通信パラメータ設定開始ボタン103を押下する。これにより図20のフローチャートで示す処理が実行される。ステップS2001で、無線端末101は通信パラメータ設定開始ボタン103が押下されるとタイマ213を起動して計時を開始し、ステップS2002で、ビーコンのスキャンを開始する。
一方、アクセスポイント104のユーザは、通信パラメータの設定を開始するために、通信パラメータ設定開始ボタン106を押下する。これにより図21に示すフローチャートが開始される。まずステップS2101で、アクセスポイント104は通信パラメータ設定開始ボタン106が押下されると、タイマ313を起動して計時を開始する。
ステップS2002で、無線端末104が、アクセスポイント104が送信しているビーコン2201を受信すると、そのビーコン2201に含まれる「SSID=ABC」を検知する。このSSIDを検知した後、無線端末101は、ステップS2004で、アクセスポイント104に対して「SSID=ABC」を含んだアソシエーション要求2202を送信する。なお、本説明では、プローブ要求を送信するマネージメント/制御フレームの送信処理は行わないが、実施の形態1のように行ってもよい。
アクセスポイント104は、ステップS905(図10)で、無線端末101からアソシエーション要求2202を受信すると、前述の実施の形態1と同様にして、アソシエーション応答2203を無線端末101に送信する(ステップS907)。
これにより無線端末101は、ステップS2005で、このアソシエーション応答2203を受信する。次にステップS2006に進み、起動しているタイマ213から計時値を読み取り、その計時した時間を無線端末101側の設定識別情報とする。そして設定識別情報を含んだ登録要求メッセージ1104を登録要求用の暗号鍵(公開鍵)で暗号化する。こうして暗号化した登録要求メッセージをアクセスポイント104に送信する(ステップS2007)。
アクセスポイント104では、無線端末101から登録要求メッセージ2204を受信すると、ステップS2102でメッセージを受信したと判断する。次にステップS2103で、その受信したメッセージがデータフレームかどうかを判定する。ここで、登録要求メッセージ2204はデータフレームであるためステップS2104に進み、アクセスポイント104は、登録端末管理部314によりメッセージ送信元の機器が無線ネットワーク110に登録済みの機器であるかどうかを判定する。この場合は未登録と判定してステップS2107に進む。ステップS2107では、受信したメッセージを登録要求用の暗号鍵(秘密鍵)で復号し、ステップS2108で、そのメッセージが登録要求メッセージかどうかを判定する。ここで登録要求メッセージであると判定するとステップS2109に進み、アクセスポイント104はタイマ313で計時した値を読み取る。そして、通信パラメータ設定開始から登録要求メッセージ2204の受信までの計時時間をアクセスポイント104側の設定識別情報として設定する。次にステップS2110で、アクセスポイント104は、アクセスポイント104側の設定識別情報と、登録要求メッセージ2204に含まれる無線端末101側の設定識別情報とを比較して、設定対象機器の判定に成功したかどうかを判定する。本実施の形態3では、それぞれの設定識別情報の値の差が、例えば5秒以内等のように、ある一定の範囲内であれば設定識別情報による判定を成功とする。こうして判定成功となるとステップS2111に進み、アクセスポイント104は、通信パラメータの設定に用いる通信パラメータ設定用の暗号鍵を含んだ登録受付メッセージ2205を登録要求用の暗号鍵(秘密鍵)で暗号化する。そしてステップS2112で、その暗号化した登録受付けメッセージを無線端末101へ送信する。
こうして無線端末101は、ステップS2008で、この登録受付メッセージ2205を受信するとステップS2009に進み、登録要求用の暗号鍵で登録受付メッセージ2205を復号する。そして、この登録受付メッセージ2205に含まれる通信パラメータ設定用の暗号鍵を用いて、ステップS2010で、アクセスポイント104と通信パラメータ設定シーケンス2206を開始する。また、アクセスポイント104でも、ステップS2113で通信パラメータ設定シーケンス2206を開始する。
これ以降、無線端末101とアクセスポイント104との間で、実施の形態1と同様の処理により、無線端末101に通信パラメータ111が設定され、アクセスポイント104の登録端末管理部314には無線端末101が登録される(ステップS2114)。このようにして無線端末101は無線ネットワーク110内の機器とデータ通信が可能になる。この間、アクセスポイント104と無線端末107間の通信は、前述の実施の形態1と同様に維持される。また、ステップS2115では、無線リンクを切断する。
また本実施の形態3において、アクセスポイントが複数あった場合、即ち異なる複数のSSIDのビーコンを検知した場合は、検知したSSIDを含むビーコンを送信する全てのアクセスポイントに対して登録要求メッセージを送信する。もしくは、通信パラメータを設定できるまで、検知したSSIDを含むビーコンを送信するアクセスポイントに対して登録要求メッセージを送信する。
このように本実施の形態3によれば、アクセスポイントと無線端末間で、前述の実施の形態1乃至2のように、時刻の同期を取らなくても、通信パラメータの設定対象機器を特定できるという効果がある。
<実施の形態4>
本実施の形態4は、設定対象機器の判定に用いられる設定識別情報を、パスワード等の認証情報としたことを特徴とする。なお、本説明におけるパスワードには、PIN(Personal Identification Number)コード等の機器やユーザを特定するための固有な情報が含まれる。
以下、本実施の形態4では、パスワードを設定識別情報に用いる場合を示す。パスワードはアクセスポイントに予め設定されているものとし、無線端末側でパスワードの入力を行なうものとする。尚、この実施の形態4は、前述の実施の形態1と同様に、無線通信システムはアクセスポイント104、無線端末101、無線端末107を含んでいる。また、本実施の形態4に係る無線端末及びアクセスポイントの構成は、前述の図2及び図3に示すブロック図と同じ構成をとる。
次に本実施の形態4に係る通信パラメータ設定方法を図23〜図25を参照して説明する。
図23は、本実施の形態4に係る無線端末101の通信パラメータの設定処理を説明するフローチャートである。
図24は、本実施の形態4に係るアクセスポイント104による通信パラメータの設定処理を説明するフローチャートである。
図25は、本実施の形態4に係る無線端末101及びアクセスポイント104との間の通信パラメータ設定のシーケンスを説明する図である。
以下、本実施の形態4に係る処理を説明する。
無線端末101のユーザは、通信パラメータの設定を開始するために、通信パラメータ設定開始ボタン103を押下する。これにより図23に示すフローチャートが開始される。無線端末101は通信パラメータ設定開始ボタン103が押下されると、ステップS2301で、パスワードの入力画面を表示部209に表示する。次にステップS2302で、ユーザによりパスワードが入力されると、そのパスワードを無線端末101側の設定識別情報として記憶してステップS203に進む。ここではビーコンのスキャンを開始する。そしてこれ以降、無線端末101における処理は、登録要求メッセージに入れる設定識別情報がステップS2302で記憶したパスワードであること以外は前述の実施の形態1と同様であるため説明は省略する。
本実施の形態4では、アクセスポイント104は、通信パラメータの設定開始のために、通信パラメータ設定開始ボタン106が押下されなくてもよい。そして常時、図24に示すフローチャートが実行される。
アクセスポイント104は、無線端末101とアソシエーション処理による無線リンクの確立後、無線端末101からの登録要求メッセージ2506を受信するとステップS2401からステップS2402に進む。ステップS2402では、受信したメッセージがデータフレームかどうかを判定する。受信したメッセージがデータフレームで、且つメッセージの送信元が登録端末管理部314に登録されていないとステップS2403からステップS2406に進み、受信メッセージが登録要求用の暗号鍵により復号できたかどうかを判定する。そして復号できるとステップS2407で、復号したメッセージが登録要求メッセージか否かのを判定する。この登録要求メッセージか否かの判定の結果、登録要求メッセージであると判断するとステップS2408に進む。ここでは、登録要求メッセージ2506に含まれる無線端末101側の設定識別情報、即ちパスワードと、アクセスポイント104に予め設定されているパスワードとを比較する。この比較の結果、パスワードが一致すると、設定対処機器の判定が成功したとみなしてステップS2409に進む。ステップS2409では、通信パラメータの設定に用いる通信パラメータ設定用の暗号鍵を含んだ登録受付メッセージ2507を登録要求用の暗号鍵(秘密鍵)で暗号化する。そしてステップS2410で、その暗号化した登録受付けメッセージを無線端末101へ送信する。以降、アクセスポイント104における処理は、前述の実施の形態1と同様の処理が行なわれるため、説明は省略する。
無線端末101とアクセスポイント104との間での通信パラメータ設定シーケンス2508により、無線端末101に第一通信パラメータ111が設定される。よって、無線端末101は無線ネットワーク110内の機器とデータ通信が可能になる。この間、アクセスポイント104と無線端末107間の通信は、前述の実施の形態1と同様に維持される。
またアクセスポイントが複数ある場合は、検知したSSIDを含むビーコンを送信する全てのアクセスポイントに対して登録要求メッセージを送信する。もしくは、通信パラメータを設定できるまで、検知したSSIDを含むビーコンを送信するアクセスポイントに対して登録要求メッセージを送信する。
以上説明したように本実施の形態4によれば、パスワードにより、通信パラメータの設定対象機器かどうかを判定するため、通信パラメータの設定を設定対象機器で同時に開始する必要はなく、無線端末側のみが開始すればよいという効果がある。
なお、アクセスポイントへのパスワードの設定は、通信パラメータ設定開始時に行なってもよい。この場合、アクセスポイント側でも通信パラメータ設定開始ボタン106を押下することでパスワードの入力画面を表示部309に表示し、操作部310の操作によりパスワード入力を行うようにすればよい。このようにすることにより、アクセスポイントにパスワードが予め設定されていない場合でも上述の通信パラメータの設定処理を行うことができる。
<実施の形態5>
前述の実施の形態1〜4において、通信パラメータの設定を行なう無線端末におけるビーコンのスキャンは、通信パラメータ設定開始前に行なってもよい。
<実施の形態6>
実施の形態6では、本実施の形態1〜5で説明したアクセスポイントから無線端末へデータを送信する際に、アクセスポイントは送信先無線端末が登録済みかどうかを判定する。そして、その無線端末が未登録の機器であった場合、送信電力を最低限の電力まで絞ってデータを送信する。
図26は、本実施の形態6に係るアクセスポイントにおけるデータ送信処理を説明するフローチャートである。
データ送信の際には、まずステップS2601で、メッセージの送信先が登録済みかどうかを判定する。送信先が登録済みである場合はステップS2602に進み、送信電力を通常の電力で送信する。一方、送信先が未登録の機器である場合はステップS2603に進み、送信電力を通常の電力よりも小さくし送信処理を行う。なお、図26では、一例として、送信電力を最低限に絞っている。
このように未登録の機器へのデータ送信における送信電力を絞ることにより、通信パラメータの設定情報を通信する際に、データの盗聴等の危険性を低くすることができるという効果がある。
<実施の形態7>
前述の実施の形態1〜6において、登録要求用に用いる暗号鍵は公開鍵でなく、予め無線端末101及びアクセスポイント104が所持する共通鍵を用いた暗号・復号方式であっても良い。
<実施の形態8>
前述の実施の形態1〜7において、登録要求用に用いる暗号鍵を用いなくても良い。これにより登録要求用の暗号鍵を持たない機器との間でも通信パラメータ設定を行なうことができるという効果がある。
<実施の形態9>
実施の形態1〜8において、通信パラメータに含まれる暗号方式には、暗号方式なしの場合も含まれる。
<実施の形態10>
実施の形態1〜9において、通信パラメータ設定シーケンスで、新規参入端末に送信される通信パラメータ内の暗号方式は、通信中の暗号方式でなく機器毎に異なる暗号方式であってもよい。このように機器毎に暗号方式を変更できることにより、通信中の通信パラメータの盗聴や改ざんといった危険性を低くすることができる。また、新規参入端末が、通信中の通信パラメータの暗号方式に未対応の場合でも、通信パラメータの設定が可能になるという効果がある。
<実施の形態11>
実施の形態1〜10において、アクセスポイントと無線端末における通信パラメータの設定において言及したが、図27に示すようにアクセスポイントを介さない無線端末同士の通信における通信パラメータの設定においても本発明は適用される。
図27は、本発明の実施の形態11に係る無線通信システムの構成を示す図である。ここでは前述の実施の形態と共通する部分は同じ記号で示し、それらの説明を省略する。
無線ネットワーク110では、無線端末107と無線端末2701とが、アクセスポイントを介することなく直接無線による通信を行っている(アドホックシステム)。無線端末2701は無線通信部2702を有し、ボタン2703が押下されると、無線端末2701による通信パラメータの自動設定処理を開始する。ただし、実施の形態4のようにパスワードを利用する場合には、ボタン2703の押下は必要ない。一方、無線端末101は、無線ネットワーク110への新規参入端末である。即ち無線端末101は、無線端末107と無線端末2701により未登録の機器であると判断される。また、無線端末107、無線端末2701、無線端末101はともに登録要求用の暗号鍵を秘密鍵、公開鍵としてそれぞれ所持している。
それ以外の構成は前述の実施の形態1で、アクセスポイント104を無線端末2701に置き換えると同様に説明できるため、その説明を省略する。この場合、無線端末2701には、登録端末管理部を有することになる。
<実施の形態12>
実施形態1〜10において、登録端末管理部は図28に示すように、アクセスポイント内ではなく、ネットワークで接続されてもよい。アクセスポイント2601は、ネットワークを介して登録端末管理部2602を参照することにより、メッセージを送信した無線端末が登録済かどうかの判断を行う。このように構成することにより、アクセスポイント2601内に登録端末管理部2602を設置する必要がない。また、複数のアクセスポイントで登録端末管理部2602に登録されている情報を共有することができる。
以上のように上記各実施の形態における説明によれば、新規参入する通信装置に通信パラメータを容易に設定できる。また、既に通信中の機器の通信を継続したまま、新規参入の機器に通信パラメータを設定できる。
また、通信パラメータ設定対象機器には、通信パラメータ設定処理で使用する暗号鍵を通知し、この暗号鍵を用いて通信パラメータ設定処理を行うので、安全に通信パラメータの設定を行える。また、該暗号鍵の通知も暗号化して通知するので、安全性を更に向上することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムを読み出して実行することによっても達成され得る。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、様々なものが使用できる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などである。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページからハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。その場合、ダウンロードされるのは、本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルであってもよい。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布する形態としても良い。その場合、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムが実行可能な形式でコンピュータにインストールされるようにする。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される形態以外の形態でも実現可能である。例えば、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
更に、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれるようにしてもよい。この場合、その後で、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施の形態1に係る無線通信システムの概略図である。 本実施の形態1に係る無線端末の構成を示すブロック図である。 本実施の形態1に係るアクセスポイントの構成を示すブロック図である。 本実施の形態1に係る第一通信パラメータの具体例を説明する図である。 本実施の形態1に係る無線端末におけるビーコン受信処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態1に係る無線端末における通信パラメータの設定処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態1に係るアクセスポイントにおける通信パラメータの設定処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態1に係るアクセスポイントにおける判定処理におけるフレーム受信処理の一部を説明するフローチャートである。 本実施の形態1に係る無線端末及びアクセスポイントとの間の通信パラメータ設定のシーケンスを説明する図である。 本実施の形態2に係る無線通信システムを説明するブロック図である。 実施の形態2に係る第一通信パラメータ(A)及び第二通信パラメータ(B)のパラメータテーブルを説明する図である。 実施の形態2に係る無線端末、アクセスポイント、アクセスポイントの各リアルタイムクロックによって計時される現在時刻の一例を示している。 本実施の形態2に係る無線端末が所持する時刻同期テーブルの一例を説明する図である。 実施の形態2に係る無線端末におけるビーコン受信処理を説明するフローチャートである。 実施の形態2に係る無線端末における通信パラメータ設定処理を説明するフローチャートである。 実施の形態2に係るアクセスポイントにおける通信処理を説明するためのフローチャートである。 本実施の形態2に係る無線端末、アクセスポイント104及びアクセスポイント1001間の通信パラメータ設定シーケンスを説明する図である。 本実施の形態3に係る無線端末における通信パラメータの設定処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態3に係るアクセスポイントにおける通信パラメータの設定処理を説明するフローチャートである。 実施の形態3に係る無線端末及びアクセスポイントとの間の通信パラメータ設定のシーケンスを説明する図である。 本実施の形態4に係る無線端末の通信パラメータの設定処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態4に係るアクセスポイントによる通信パラメータの設定処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態4に係る無線端末及びアクセスポイントとの間の通信パラメータ設定のシーケンスを説明する図である。 本実施の形態6に係るアクセスポイントにおけるデータ送信処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態11に係る無線通信システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態12に係る無線通信システムの構成を示す図である。

Claims (5)

  1. 通信装置であって、
    前記通信装置との通信パラメータの設定処理の対象となる他の通信装置を検出する検出手段と、
    記検出手段により検出された前記他の通信装置に対して、前記他の通信装置通信パラメータの設定処理を行う相手装置を識別するためのパスワード情報を含む所定の信号を送信する送信手段と、
    前記所定の信号に対して応答した前記他の通信装置と、前記パスワード情報に基づく通信パラメータの設定処理を行う設定手段とを有し、
    記検出手段により、通信パラメータの設定処理の対象となる他の通信装置を複数台検出した場合、前記設定手段は、前記所定の信号に対して応答した1台の他の通信装置との前記パスワード情報に基づく通信パラメータの設定処理に成功すると、当該1台の他の通信装置とは異なる他の通信装置とは前記パスワード情報に基づく通信パラメータの設定処理を行わないようにし、
    前記検出手段により検出された第1の他の通信装置と前記パスワード情報に基づく通信パラメータの設定処理に成功していない場合、前記検出手段により検出され、当該第1の他の通信装置とは異なる第2の他の通信装置と前記パスワード情報に基づく通信パラメータの設定処理を行うことを特徴とする通信装置。
  2. 前記送信手段は、前記所定の信号に対して応答した1台の他の通信装置と通信パラメータの設定処理に成功した後には、当該1台の他の通信装置とは異なる他の通信装置に対する前記所定の信号の送信を停止することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記所定の信号は、暗号化されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 通信装置の制御方法であって、
    前記通信装置との通信パラメータの設定処理の対象となる他の通信装置を検出する検出工程と、
    記検工程により検出された前記他の通信装置に対して、前記他の通信装置通信パラメータの設定処理を行う相手装置を識別するためのパスワード情報を含む所定の信号を送信する送信工程と、
    前記所定の信号に対して応答した前記他の通信装置と、前記パスワード情報に基づく通信パラメータの設定処理を行う設定工程とを有し、
    記検出工程において、通信パラメータの設定処理の対象となる他の通信装置を複数台検出した場合、前記設定工程は、前記所定の信号に対して応答した1台の他の通信装置との前記パスワード情報に基づく通信パラメータの設定処理に成功すると、当該1台の他の通信装置とは異なる他の通信装置とは前記パスワード情報に基づく通信パラメータの設定処理を行わないようにし、
    前記検出工程で検出された第1の他の通信装置と前記パスワード情報に基づく通信パラメータの設定処理に成功していない場合、前記検出工程で検出され、当該第1の他の通信装置とは異なる第2の他の通信装置と前記パスワード情報に基づく通信パラメータの設定処理を行うことを特徴とする制御方法。
  5. コンピュータを、請求項1乃至のいずれか1項に記載の通信装置として動作させるためのプログラム。
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