JP4720897B2 - Node device, optical network, and route calculation method - Google Patents
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Description
本発明はノード装置、光ネットワーク及び経路計算方法に関し、特に光スイッチと電気スイッチを含むノードのインターフェースの属性を決定する方法に関する。 The present invention relates to a node device, an optical network, and a route calculation method, and more particularly, to a method for determining interface attributes of a node including an optical switch and an electrical switch.
ネットワークは、スイッチング機能を有するノードとノード間を接続しデータの伝送路となるリンクで構成される。図16は光ネットワークの構成例を示す図である。図16の光ネットワークには、ノード110〜115が存在し、ノード110−ノード111間、ノード111−ノード112間、ノード110−ノード113間、ノード111−ノード114間、ノード112−ノード115間、ノード113−ノード114間、ノード114−ノード115間に、それぞれ双方向のリンクが設定されている。また、リンクの両端でノードの接続点はインターフェースであり、図16では黒丸で示している。各インターフェースには識別子(ID)が割り当てられ、このIDによりネットワーク内で一意にインターフェースを特定することができる。
The network is composed of nodes having switching functions and links serving as data transmission paths connecting the nodes. FIG. 16 is a diagram illustrating a configuration example of an optical network. In the optical network of FIG. 16, there are
図16のような光ネットワークで、ノード110からノード112までそれぞれ1Gb/sと10Gb/sのパスを設定しようとした場合、要求された帯域を満足する経路を探すために、各インターフェースが処理できる帯域を把握する必要がある。図16の例では、ノード110、112〜115の処理可能な帯域は10Gb/s、ノード111は1Gb/sとしている。このため、ノード111内のインターフェースとノード111に接続されているリンクのインターフェースの処理可能な帯域は1Gb/sとなる。
When an attempt is made to set 1 Gb / s and 10 Gb / s paths from the
すなわち、ノード110のインターフェースI1、O1、ノード111のインターフェースI1〜I3、O1〜O3、ノード112のインターフェースI1、O1、ノード114のインターフェースI1、O1の帯域は1Gb/sであり、ノード110のインターフェースI2、O2、ノード112のインターフェースI2、O2、ノード113のインターフェースI1、I2、O1、O2、ノード114のインターフェースI2、I3、O2、O3、ノード115のインターフェースI1、I2、O1、O2の帯域は10Gb/sである。
That is, the bandwidth of the interfaces I1 and O1 of the
各ノードの帯域を把握することで、1Gb/sのパスはノード110からノード111を経由してノード112へ到達する最短経路が選択され、10Gb/sのパスはノード111が帯域不足で通れないため、迂回しノード110から、ノード113、ノード114、ノード115を経由してノード112へ到着する経路を選択することができる。このようにルーティングでは、帯域のようなインターフェースが有する属性を把握することが必要である。
By grasping the bandwidth of each node, the shortest route to reach the
インターフェースが有する属性としては、帯域の他にも、プロトコル、スイッチング能力(Switching Capability)、メトリック等がある。 The attributes of the interface include a protocol, a switching capability, a metric, and the like in addition to the bandwidth.
このようなインターフェースが有する属性の決定方法は、図17に示すようにノード1が電気スイッチ10で構成される従来の光ネットワークでは、電気スイッチ10の属性をそのまま電気スイッチ10のインターフェースI1〜I3、O1〜O3の属性として利用していた。
As shown in FIG. 17, in the conventional optical network in which the
その理由は、電気スイッチでは光信号を電気信号に変換するために処理できる帯域やプロトコルが限定され、インターフェースの属性もスイッチの属性をそのまま割り当てれば一意に決定していたためである。図17では、ノード1は電気スイッチ10で構成されているため、各インターフェースの属性の一つであるスイッチング能力はPSC(Packet Switching Capability)に一意に決定する。PSCはスイッチングをパケット単位で行うことを表している。また、図17に示す制御装置30は電気スイッチ10と隣接ノードの制御装置と接続され、隣接ノードとの間でのインタフェース属性の交換や電気スイッチ10の制御を行う。
The reason is that in an electrical switch, the band and protocol that can be processed to convert an optical signal into an electrical signal are limited, and the interface attribute is uniquely determined by assigning the switch attribute as it is. In FIG. 17, since the
しかし、光ネットワークでの信号速度が高速になると、高速信号に対応するための電気スイッチが高価になり、信号速度に無依存でスイッチング可能な光スイッチの方が安価になる可能性がある。そこで、図18に示すように、電気スイッチ10と光スイッチ20を組み合わせてノード2を構成し、電気的な処理が不要な光信号を光スイッチ20のみで処理することで、高価な電気スイッチの規模を縮小するようなノード構成が提案されている。
However, when the signal speed in the optical network becomes high, an electrical switch for dealing with a high-speed signal becomes expensive, and an optical switch that can be switched independently of the signal speed may be cheaper. Therefore, as shown in FIG. 18, the
図18のノード2のように電気スイッチ10と光スイッチ20で構成されるノードでは、ノード2内での光スイッチ20の接続状態によってノード2のインターフェース属性が一意に決定しないという問題がある。例えば、光スイッチ20のインターフェースI5とポートO4が接続されている状態では、インターフェースI5の属性の一つであるスイッチング能力はパケットを処理するPSCとなる。しかし、インターフェースI5とインターフェースO5が接続された状態では、インターフェースI5のスイッチング能力はLSC(Lambda Switching Capability)となる。なお、LSCはスイッチングを波長単位で行うことを表している。
A node configured by the
従来、このようにノード内のスイッチ接続状況によりインターフェースの属性が異なる問題に対しては、例えば特許文献1に示されるように、1つのインターフェースのスイッチング能力を「PSC+LSC」のように複数の値を組み合わせて表記している。また、特許文献1に記載された技術によると、ノード内のデバイスが未使用であるか使用中であるかの使用状態からインターフェースの属性を判断していた。
Conventionally, for the problem that the interface attributes differ depending on the switch connection status in the node as described above, for example, as disclosed in
この公報に記載された技術について、図18と図19を用いて説明する。インターフェースの属性としてはスイッチング能力を例に考える。図18において、ノード2のインターフェースI1、I2、O1、O2は電気スイッチ10の属性から一意にPSCに決定される。一方、光スイッチ20のインターフェースI5、I6、O5、O6は、光スイッチ20の接続状態によりPSCもLSCもとりうる。そこで、インターフェースI5、I6、O5、O6にはPSCとLSCの両方(「PSC+LSC」と表記)を与える。
The technique described in this publication will be described with reference to FIGS. As an attribute of the interface, consider switching capability as an example. In FIG. 18, the interfaces I 1,
図18のノード2に光パスP3が設定された状態が図19に示されている。光パスP3はノード2内で光スイッチ20と電気スイッチ10を通過している。このパスP3によりノード2内では光スイッチ20に接続している電気スイッチ10のポートI3、O3が全て使用中となるので、インターフェースI6、O6の属性はPSCとなることができず、LSCのみと判断される。
FIG. 19 shows a state in which the optical path P3 is set in the
なお、ノード2のインターフェースの属性は制御部30を介して光ネットワーク内の他のノードに広告され、当該他のノードもそれぞれ自ノードのインターフェースの属性を広告する。
Note that the attribute of the interface of the
また、従来の経路計算方法では、非特許文献1に示されるように各リンクの未予約帯域を管理している。パスを設定する際には、未予約帯域が設定しようとするパスの帯域以上であるリンクだけを用いて経路を計算する。これにより、要求された帯域のパスを設定することができる。
Further, in the conventional route calculation method, as shown in
図20は光ネットワークにおけるノードの別の構成例を示す図である。図20において、ノード3は、電気スイッチ40と、光スイッチ60及び70と、これらスイッチを制御する制御部30とから構成されている。光スイッチ60と光スイッチ70は電気スイッチ40を介して接続されている。
FIG. 20 is a diagram illustrating another configuration example of the nodes in the optical network. In FIG. 20, the
図20に示すノード3のように複数の光スイッチが電気スイッチを介して接続されている場合、「PSC+LSC」と記述されたインターフェース同士であってもLSCのスイッチング能力で接続できない場合があり、そのためにネットワーク資源を有効に利用することができないという問題がある。
When a plurality of optical switches are connected via electrical switches as in the
図20において、光スイッチ60、70のインターフェースI1、I2、I9、I10、O1、O2、O9、O10は、光スイッチの接続状態によりPSCもLSCも可能であるため、特許文献1に記載の技術ではスイッチング能力は「PSC+LSC」となり、制御部30の図示せぬデータベースに格納される各インターフェースの属性は例えば図22のようになる。図22のスイッチング能力欄のように、複数の値をとりうるインターフェースにはその組み合わせが記述されることになる。
In FIG. 20, since the interfaces I1, I2, I9, I10, O1, O2, O9, and O10 of the
図20のパスP4のように同一光スイッチのみを通過するパスは「LSC」で接続可能であるが、パスP5のように光スイッチ60と光スイッチ70のインターフェースI2、O9を接続する場合には、ノード3内で電気スイッチ40を必ず通る必要があるため、実際のスイッチング能力は「PSC」となってしまう。
A path that passes only through the same optical switch as in path P4 in FIG. 20 can be connected by “LSC”. However, when the interfaces I2 and O9 of
図20に示すノード構成を光ネットワークに使用する際の問題点を図21を参照して説明する。図21の光ネットワークはノード501〜505から構成され、ノード501、503〜505のノード構成は図19に示すノード2と同様であり、ノード502の構成は図20に示すノード3と同様である。
Problems in using the node configuration shown in FIG. 20 for an optical network will be described with reference to FIG. The optical network in FIG. 21 includes
光ネットワークにおいて、光信号は伝送距離が長くなるとパワーが低下したり、波形が崩れたりして信号品質が劣化してしまう。そこで、光ネットワークではデータを長距離伝送する場合には、途中で光信号を電気信号に変換して信号品質を再生してから再度電気を光信号に変換して伝送を行う。このとき使用する再生中継器は電気デバイスであり、高速信号に対応するものは高価になるため、再生中継器の利用回数を削減するように経路設定等は行われる。光信号の再生中継は、電気スイッチにおいて光信号を電気に変換し、再度光信号に変換する際にも行われる。図21の光ネットワークでは、光信号のまま伝送可能なホップ数が2ホップであるとする。 In an optical network, when the transmission distance of an optical signal becomes long, the power is lowered or the waveform is broken, so that the signal quality is deteriorated. Therefore, when data is transmitted over a long distance in an optical network, an optical signal is converted into an electric signal on the way to reproduce the signal quality, and then electricity is converted into an optical signal again for transmission. Since the regenerative repeater used at this time is an electrical device, and the one corresponding to the high-speed signal is expensive, route setting or the like is performed so as to reduce the number of uses of the regenerative repeater. The optical signal regenerative relay is also performed when an optical switch converts an optical signal into electricity and converts it again into an optical signal. In the optical network of FIG. 21, it is assumed that the number of hops that can be transmitted as an optical signal is two hops.
ノード501からノード505へパスP6を設定する。パスP6はノード501、502、504、505という経路が選択されている。ノード502のインターフェースI1とインターフェースO9は共にスイッチング能力が「PSC+LSC」とネットワーク全体に広告されているために、ネットワーク全体としては、インターフェースI1とインターフェースO9は「LSC」で接続されるように見える。パスP6はノード501とノード502間、ノード502とノード504間で2ホップをLSC、つまり光信号、で通過することになるので、ノード504において再生中継を行うことが必要と判断されてノード504のインターフェースI5、O5を「PSC」として利用することになる。
A path P6 is set from the
しかし、ノード502の内部では電気スイッチ512を通過しており、再生中継が行われる。実際にはノード502の電気スイッチ512で再生中継が行われるので、ノード504において無駄に電気スイッチ514を使用していることになる。
However, the
図20と図21を参照して以上説明したように、特許文献1に記載の技術では、複数の光スイッチが電気スイッチを介して接続されている場合、「PSC+LSC」と記述されたインターフェース同士であってもLSCのスイッチング能力で接続できない場合があり、そのためにネットワーク資源を有効に利用することができない。
As described above with reference to FIG. 20 and FIG. 21, in the technique described in
また、特許文献1に記載の技術では、「PSC+LSC」のように複数の値の組み合わせを新たな属性値として定義している。複数の値の組み合わせが多い場合、それらの全組み合わせに対して属性値を決めておく必要があり、属性値が多くなってしまう。例えば、帯域を表す属性値が10Mb/s、1Gb/s、10Gb/s等で10種類存在したとすると、ノードによってはスイッチの接続状況により、これら全てをとりうる可能性がある。このとき10種類の値の全組み合わせ1024通りの属性値を準備しておく必要があり、属性値が多く処理が面倒になる。
In the technique described in
また、従来の経路計算方法では、非特許文献1に示されるように各リンクの未予約帯域を管理している。パスを設定する際には、未予約帯域が設定しようとするパスの帯域以上であるリンクだけを用いて経路を計算する。しかし、光スイッチを含むノードの場合、この従来の方法では各リンクが要求されたパスを収容できるか正しく判断できないことがある。
Further, in the conventional route calculation method, as shown in
このようにパス収容を正しく判断できない例を、図23を参照して説明する。なお、図23は従来の経路計算方法の問題点を説明するための光ネットワークの構成例を示す図である。図23に示されるように、ノード1001〜1004がリンク901〜903により接続され光ネットワークが構成されている。ノード1001は、光スイッチ501と、クライアント装置801と、制御装置701と、波長合分波器600とから構成されている。他のノード1002〜1004も同様に光スイッチと、クライアント装置と、制御装置と、波長合分波器とから構成されている。なお、p0〜p15は、ノード1001〜1004の光スイッチ501〜504各々のインターフェースを示す。制御装置701は、リンク901の未予約帯域の初期状態を、例として40Gbpsとして管理している。
An example in which path accommodation cannot be correctly determined will be described with reference to FIG. FIG. 23 is a diagram showing a configuration example of an optical network for explaining the problems of the conventional route calculation method. As shown in FIG. 23,
例えば、クライアント801からクライアント803への帯域が10Gbpsである波長パスの設定が制御装置701に要求されると、制御装置701は未予約帯域が10Gbps以上であるリンクのみを用いて経路を探索し、パスP21が選択される。パスP21設定後のリンク901の未予約帯域は30Gbpsとなる。同様にして、帯域がそれぞれ10Gbpsである波長パスP22、P23が設定されると、リンク901の未予約帯域は10Gbpsとなる。
For example, when the
ここで、クライアント801からクライアント802へ帯域2.5Gbpsの波長パスが要求されると、パスP24が設定される。パスP24設定後、未予約帯域を管理する従来方法では、10Gbpsから2.5Gbpsを割り当てた残りとして未予約帯域7.5Gbpsが広告されてしまう。しかし、実際にはこのリンク901に7.5Gbps以下である波長パスを設定しようとしても、光スイッチ501のリンク901に接続されたインターフェースp8〜p11は既に使用されており、使用可能なインターフェースが無いため、パスを設定することができない。
Here, when a wavelength path with a bandwidth of 2.5 Gbps is requested from the
本発明の目的は、各リンクが設定要求されたパスを収容できるか正しく判断することができるノード装置、光ネットワーク及び経路計算方法を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a node device, an optical network, and a route calculation method that can correctly determine whether each link can accommodate a path for which a setting is requested.
本発明によるノード装置は、入力信号を波長単位で交換処理可能な光スイッチと、パス設定要求を受け、自ノード装置と自ノード装置に隣接するノード装置との間を接続するリンクに関連するインターフェースのうちの未予約インターフェース数と、前記インターフェース各々が処理可能な最大帯域とを用いて前記リンクの未予約帯域を算出して他のノード装置に広告する広告手段と、を含むことを特徴とする。 The node device according to the present invention is an interface related to an optical switch capable of exchanging input signals in units of wavelengths and a link that receives a path setting request and connects between the node device and the node device adjacent to the node device. Advertising means for calculating the unreserved bandwidth of the link using the number of unreserved interfaces and the maximum bandwidth that each of the interfaces can process and advertising to other node devices. .
本発明による光ネットワークは、上記のノード装置を含むことを特徴とする。 An optical network according to the present invention includes the above node device.
本発明による経路計算方法は、パス設定要求を受けるステップと、入力信号を波長単位で交換処理可能な光スイッチを含むノード装置と前記ノード装置に隣接するノード装置との間を接続するリンクに関連するインターフェースのうちの未予約インターフェース数と、前記インターフェース各々が処理可能な最大帯域とを用いて前記リンクの未予約帯域を算出して他のノード装置に広告するステップと、を含むことを特徴とする。 The path calculation method according to the present invention relates to a step of receiving a path setting request, and a link connecting a node device including an optical switch capable of exchanging input signals in units of wavelengths and a node device adjacent to the node device. And calculating the unreserved bandwidth of the link by using the number of unreserved interfaces among the interfaces to be used and the maximum bandwidth that can be processed by each of the interfaces, and advertising to other node devices. To do.
本発明によれば、ノード装置において、自ノードの入力インターフェースと出力インターフェースとを結ぶ自ノード内の経路を検索し、検索された経路毎にその経路上に存在するデバイスの属性を満足する属性を入力インターフェース及び出力インターフェースの属性とすることによって、ネットワーク資源を有効に利用することができるという効果が得られる。 According to the present invention, the node device searches for a route in the own node connecting the input interface and the output interface of the own node, and for each searched route, an attribute satisfying an attribute of a device existing on the route is obtained. By setting the attributes of the input interface and the output interface, it is possible to effectively use network resources.
さらに本発明によれば、光ネットワークにおいて、未予約インターフェース数とインターフェースが処理可能な最大帯域との積に基づいた経路計算を行うことによって、各リンクにおけるパス収容の可否を正しく判断することができるという効果が得られる。 Furthermore, according to the present invention, in the optical network, it is possible to correctly determine whether or not a path can be accommodated in each link by performing route calculation based on the product of the number of unreserved interfaces and the maximum bandwidth that can be processed by the interface. The effect is obtained.
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
図1は本発明の実施例によるノードの構成を示す図である。図1において、本発明の実施例によるノード4は、光スイッチ60及び70と、電気スイッチ40と、制御装置400とから構成されている。
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of a node according to an embodiment of the present invention. In FIG. 1, the
光スイッチ60、70は、ポートから入力された光信号を光のままスイッチングする。このためプロトコルに無依存でスイッチング可能である。電気スイッチ40は、ポートから入力された光信号を一度電気信号へ変換し、スイッチングを行う。光信号を電気信号に変換し、電気信号として処理するために電気スイッチ40では処理できるプロトコルが限定される。また、光―電気―光変換を行うため、光信号の再生も同時に行える。
The optical switches 60 and 70 switch the optical signal input from the port as light. Therefore, switching is possible without depending on the protocol. The
制御装置400は、ノード4内部のスイッチの制御を行う。図1では示されていないが、ノード4内に、送信器や受信器、誤った光出力を防止するためのシャッターが存在する場合には、これらの制御も行う。
The
制御装置400は、ノード4を構成する各スイッチの特性を予め記録したスイッチ特性データベース(DB)401と、ノード4内部におけるスイッチを含む各デバイス間の接続関係を予め記録した内部リンクDB402と、スイッチ特性DB401と内部リンクDB402に記録されている情報から自ノード内のインターフェースの属性を決定するインターフェース(IF)属性決定部403と、IF属性決定部403により決定されたインターフェースの属性を記録するIF属性DB404と、IF属性DB404の情報を光ネットワークの他のノードに広告するフラッディング部405と、IF属性DB404の情報を利用して要求されたパスに対して経路計算を行う経路計算部406と、経路計算部406により計算された経路を基にノード4内部の各スイッチを制御するスイッチ制御部407とから構成される。
The
図2は図1の光スイッチ60についてのスイッチ特性DB401の例を示す図である。スイッチ内のポートが入出力の方向を除いて同じ属性を有するときにこの例を用いることができる。スイッチIDは各スイッチを識別するために利用され、同一スイッチIDのポート間ではスイッチ接続可能であることを表す。入力ポート数、出力ポート数はそれぞれ、スイッチ可能なポート数を表す。なお、ここでは、ポートとインターフェースを区別することなく、両者をまとめてポートと称している。
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of the switch
スイッチング能力はこのスイッチでのスイッチング粒度を表し、「LSC」は波長単位での交換処理、「PSC」はパケット単位での交換処理が可能であることを表す。帯域は、このスイッチが処理可能な最大帯域を表す。プロトコルは、このスイッチで処理可能なプロトコルを表し、図2において「ALL」と記入されているのは光スイッチはプロトコルに関係なく波長粒度でのスイッチングが可能であることを表している。処理できるプロトコルが、例えばIPv4(Internet Protocol Version 4)のみであれば、プロトコル欄は「IPv4」と記入される。損失、波長分散、偏波モード分散は光スイッチ特有の属性で、これらの値は光信号品質の劣化を判断する際に利用できる。それぞれ、光信号がこのスイッチを通過することにより追加される値が記入されている。 The switching capability represents the switching granularity in this switch, “LSC” represents switching processing in units of wavelengths, and “PSC” represents switching processing in units of packets. The bandwidth represents the maximum bandwidth that can be processed by this switch. The protocol represents a protocol that can be processed by this switch, and “ALL” in FIG. 2 indicates that the optical switch can be switched at the wavelength granularity regardless of the protocol. If the protocol that can be processed is, for example, only IPv4 (Internet Protocol Version 4), “IPv4” is entered in the protocol column. Loss, chromatic dispersion, and polarization mode dispersion are attributes unique to an optical switch, and these values can be used to determine degradation of optical signal quality. Each is filled with a value added by passing the optical signal through this switch.
図8は図1の電気スイッチ40についてのスイッチ特性DB401の例を示す図である。電気スイッチであるため、スイッチング能力が「PSC」であり、帯域も光スイッチより低い1Gb/sとしている。
FIG. 8 is a diagram illustrating an example of the switch
図3は図1の光スイッチ60についてのスイッチ特性DB401の別の例を示す図である。この例では、属性はスイッチのポートごとに記入される。ポートIDにより、各ポートが識別され、ポートごとに異なる属性を有する場合にも対応できる。図3に示した属性の内容は、図2で説明した属性の内容と同じである。なお、スイッチ特性DB401に記録される光スイッチ70の特性も図2、図3と同様である。
FIG. 3 is a diagram showing another example of the switch
図4は図1の内部リンクDB402の例を示す図である。出力側はポートがスイッチの出力ポートであるものを表し、入力側はポートがスイッチの入力ポートであるものを表し、その間がノード内でリンクとして接続されていることを示している。図4には、図1のノード4において、スイッチ60のポートO3とスイッチ40のI4間、スイッチ40のポートO4とスイッチ60のポートI3間、スイッチ40のポートO7とスイッチ70のI8間、スイッチ70のポートO8とスイッチ40のポートI7間がそれぞれリンクで接続されていることが示されている。
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of the
図3、4に示したデータベースの内容は制御部に管理者が入力することもできるし、ファイルやネットワークを利用して入力することもできる。また、各スイッチが記憶装置を有していて、この記憶装置に各スイッチの特性を記憶しておき、ノードが構成されると制御線を通じて記憶装置の記憶内容が制御部に入力されるようにしてもよい。 The contents of the database shown in FIGS. 3 and 4 can be input to the control unit by an administrator, or can be input using a file or a network. In addition, each switch has a storage device, and the characteristics of each switch are stored in this storage device. When a node is configured, the storage contents of the storage device are input to the control unit through the control line. May be.
図5は図1のIF属性決定部403により決定されるノード4のインターフェースの属性を記録したIF属性DB404の例を示す図である。従来例の図22との違いは、サブスイッチIDを追加し、インターフェースIDとサブスイッチIDの組み合わせに対して与える属性を一種類に制限したことである。従来例では、同一ノードのインターフェース間でスイッチング可能と判断していたが、本実施例では、図5に示すノードIDとサブスイッチIDが同じ入出力インタフェース間のみスイッチング可能と判断される。このサブスイッチIDを含めた属性の決定は図6及び図7に示す動作フローに従って行われる。
FIG. 5 is a diagram showing an example of the
図6及び図7は図1のIF属性決定部403の動作を示すフローチャートであり、図6はノード内の情報からインターフェース属性を決定するフローチャートであり、図7はノード内でのサブスイッチIDを決定するフローチャートである。
6 and 7 are flowcharts showing the operation of the IF
以下、図6及び図7を参照してインターフェース属性を決定する処理手順について説明する。 Hereinafter, a processing procedure for determining an interface attribute will be described with reference to FIGS. 6 and 7.
はじめに、ノード内におけるインターフェース属性を決定する開始命令が入力されると、インターフェース属性決定部403はノード内のインターフェースの属性を決定する手順を開始し、その後サブスイッチIDの割り当てを行う。この開始命令を発行する方法には、管理者がコマンドで入力、管理者が制御用ネットワークを介して命令、ノードが起動すると自動的に開始、という方法がある。
First, when a start command for determining an interface attribute in a node is input, the interface
まず、インターフェース属性決定部403は、スイッチ特性DB401に記憶されている図3及び図8に示すようなノード内の各スイッチの特性データと、内部リンクDB402に記憶されている図4に示すような内部リンクデータを取得する(ステップS140)。インターフェース属性決定部403は、スイッチ特性DB401に記憶されているポートで、内部リンクDB402にも記憶されているものを、内部接続に利用されているポートとし、内部リンクDB402に記憶されていないものを、隣接ノードに接続可能なインターフェースとして区別する(ステップS141)。
First, the interface
次に、インターフェース属性決定部403は、取得したスイッチ特性データと内部リンクデータから各インターフェースが取りうる属性の検索を行う(ステップS142〜S149)。
Next, the interface
インターフェース属性決定部403は、ノード内でIF属性の決定手順を受けていない入力インターフェースが存在するか検索する(ステップS142)。まだ、属性が未定のインターフェースが存在する場合は、その中から一つのインターフェースを選択する。例えば図3に示すスイッチ特性DB401において、図4に示す内部リンクDB402に記憶されていないポート(すなわち、インターフェース)の中からインターフェースI1が選択されたとして以下の説明を行う。この選択の方法は、どのような方法でも良く、例えばIDの昇順、降順がある。
The interface
インターフェース属性決定部403は、選択された入力インターフェースI1に対して、インターフェース属性決定手順フロー内で経路検索を行っていない出力インターフェースが存在するか検索する(ステップS144)。インターフェースI1に対しては、出力インターフェースO1、O2、O5、O6、O9、O10が経路検索していない出力インターフェースにあたる。
The interface
インターフェース属性決定部403は、出力インターフェースO1、O2、O5、O6、O9、O10の中から一つを選択する。選択順の決定方法は限定されないが、例えばIDの昇順や降順がある。ここでは、まずインターフェースO1を選択するものとする。そして、インターフェース属性決定部403は入力インターフェースI1と選択された出力インターフェースO1をつなぐ経路を検索する(ステップS145)。インターフェースI1とO1をつなぐ経路として、第一に、光スイッチ60内でインターフェースI1とO1を直接つなぐ経路が考えられる。
The interface
インターフェース属性決定部403はまだ、この経路についてのインターフェースI1、O1の属性を決定していないので(ステップS146)、スイッチ特性DB401の情報を基にこれを決定する(ステップS147)。この経路上に存在するデバイスは光スイッチ60のみであるので、図10に示すスイッチ特性DB401内の光スイッチ60の特性がそのままインターフェースI1、O1の属性として決定され(ステップS147)、決定された属性がIF属性DB404に記録される(ステップS148、S149)。
Since the interface
インターフェースI1とO1をつなぐ経路として、インターフェースI1からポートO3、I4、O4、I3を介してインターフェースO1に到達する経路も存在し、インターフェース属性決定部403はまだ、この経路についてのインターフェースI1、O1の属性を決定していないので(ステップS146)、スイッチ特性DB401の情報を基にこれを決定する(ステップS147)。この経路上には光スイッチ60と電気スイッチ40が存在するため、これら2つのスイッチを共に通過できる特性を選択する。すなわち、インターフェース属性決定部403は、この経路上に存在するインターフェースI1、O1及びポートO3、I4、O4、I3の属性を図3及び8から取得し、これら属性を満足する値を、新たにインターフェースI1及びO1の属性として決定する(ステップS147)。この経路は一度電気スイッチ40を経由するので、スイッチング能力は「PSC」となり、帯域は小さい値に合わせる必要があり「1Gb/s」となる。プロトコルは電気スイッチ40が処理可能な「IPv4」のみとなる。このようにして決定されたインターフェースI1、O1の属性もIF属性DB404に記録される(ステップS148、S149)。
As a path connecting the interfaces I1 and O1, there is a path that reaches the interface O1 from the interface I1 via the ports O3, I4, O4, and I3, and the interface
インターフェースI1とO1を結ぶ全ての経路について属性が決定されたならば、ステップS144に戻る。そして、インターフェースI1とノード4内の全ての出力インターフェースの各々との間で既に経路探索が行われているならば(ステップS144)、ステップS142に戻る。 If the attributes have been determined for all routes connecting the interfaces I1 and O1, the process returns to step S144. If a route search has already been performed between the interface I1 and each of all output interfaces in the node 4 (step S144), the process returns to step S142.
なお、インターフェースI1とO10をつなぐ経路については光スイッチ60、70と電気スイッチ60を通過できる値をインターフェースI1とO10の属性としてとる。この経路についてのインターフェースI1、O10の属性も電気スイッチ40の特性に制限され、スイッチング能力は「PSC」、帯域は「1Gb/s」、プロトコルは「IPv4」となる。なお、ここで示した例では経路上のデバイスとして、光スイッチと電気スイッチのみであったが、スイッチ以外にも、例えば、合波器、分波器、シャッター、送信器、受信器があってもよく、この場合にはそれらのポートの属性も満足するよう属性の決定が行われる。
For the path connecting the interfaces I1 and O10, a value that can pass through the
このように、図6に示したフローチャートのステップS142〜S149の処理を全てのインターフェースに対して行うことで、図9に示すようにサブスイッチIDが割り当てられていない状態のIF属性DBが作成できる。 As described above, by performing the processing of steps S142 to S149 in the flowchart shown in FIG. 6 for all interfaces, an IF attribute DB in which no sub switch ID is assigned can be created as shown in FIG. .
このように、経路上のデバイスが共通して利用できる値を属性の値として利用するものに波長もある。属性が波長の場合の属性の決定方法を図12を用いて説明する。図12では、ノード300は光スイッチ301〜303から構成されている。なお、図12には示されていないが、ノード300は、図1の制御部400と同様の制御部を持っている。選択された経路は、光スイッチ301のインターフェースI1、O1、光スイッチ302のインターフェースI1、O1、光スイッチ303のインターフェースI1、O1である。各インターフェースで処理可能な波長は、光スイッチ301のインターフェースI1、O1は波長λ1、波長λ2、波長λ3、光スイッチ302のインターフェースI1、O1は波長λ2、波長λ3、波長λ4、光スイッチ303のインターフェースI1、O1は波長λ3、波長λ4、波長λ5である。この場合、ノード300の制御部のIF属性決定部は、すべてのインターフェースで共通して処理可能な波長である波長λ3をインターフェース属性値と決定する。
As described above, there is also a wavelength in which a value that can be commonly used by devices on a path is used as an attribute value. A method for determining an attribute when the attribute is a wavelength will be described with reference to FIG. In FIG. 12, the
損失、波長分散、偏波モード分散(PMD)は各インターフェースの値を加算した値をインターフェースの値として使用する。属性が損失、波長分散、偏波モード分散の場合の属性の決定方法を損失を例に図13を用いて説明する。図13において、光スイッチ301〜303から構成されるノード300内の選択された経路は、光スイッチ301のインターフェースI1、O1、光スイッチ302のインターフェースI1、O1、光スイッチ303のインターフェースI1、O1である。各インターフェースの損失は、光スイッチ301のインターフェースI1、O1は2dB、光スイッチ302のインターフェースI1、O1は3dB、光スイッチ303のインターフェースI1、O1は4dBである。ノード300の制御部のIF属性決定部は、これらの損失値を経路に沿ってすべて加算した9dBをインターフェース属性値と決定する。波長分散、偏波モード分散も同様な計算方法により、インターフェース属性値を決定する。
Loss, chromatic dispersion, and polarization mode dispersion (PMD) use values obtained by adding the values of each interface as interface values. A method for determining an attribute when the attribute is loss, chromatic dispersion, or polarization mode dispersion will be described with reference to FIG. 13 taking loss as an example. In FIG. 13, the selected paths in the
損失は、光スイッチの入力ポートから出力ポートへ通過する際に損失が発生するので、スイッチの入力または出力の片方にのみ損失値を与えもう一方の値を0とするようにしてもよい、入力と出力それぞれにスイッチの損失の半分の値を与えるようにしてもよい。 Since loss occurs when passing from the input port to the output port of the optical switch, a loss value may be given to only one of the input or output of the switch, and the other value may be set to 0. A half value of the switch loss may be given to each of the outputs.
電気スイッチが経路の途中に存在する場合は、電気スイッチにより再生中継がおこなわれるため、電気スイッチのポートで損失を0にリセットして計算を行う。 If the electrical switch is in the middle of the path, regenerative relaying is performed by the electrical switch, so the calculation is performed with the loss reset to 0 at the port of the electrical switch.
属性として、デバイスが処理可能な最大帯域または未予約帯域(属性決定時には光ネットワーク上にパスは設定されていないので、この未予約帯域は最大帯域に相当する)を用いる場合には、自ノード内の検索された経路上に存在するデバイスそれぞれの処理可能な最大帯域のうちの最小値をインターフェース属性として決定する。また、属性として、デバイスが処理可能な最小帯域(デバイスによっては例えば処理可能な最大帯域が10Gbpsであっても0.5Gbpsというような値には対応できず1Gbpsから対応できる場合があり、この場合には1Gbpsが最小帯域である)を用いる場合には、自ノード内の検索された経路上に存在するデバイスそれぞれの処理可能な最小帯域のうちの最大値をインターフェース属性として決定する。 When using the maximum bandwidth or unreserved bandwidth that can be processed by the device as an attribute (the path is not set on the optical network when the attribute is determined, this unreserved bandwidth corresponds to the maximum bandwidth). The minimum value of the maximum bandwidth that can be processed by each device existing on the searched route is determined as an interface attribute. In addition, as an attribute, the minimum bandwidth that can be processed by the device (for example, even if the maximum bandwidth that can be processed is 10 Gbps, a value such as 0.5 Gbps cannot be supported, and there is a case where 1 Gbps can be supported. 1 Gbps is the minimum bandwidth), the maximum value among the minimum bandwidths that can be processed by each device existing on the searched path in the own node is determined as the interface attribute.
図6に示した処理手順に従って図1のノード4内の各経路ごとにインターフェース属性を決定した後、続いて図7に示すサブスイッチIDの割り当てフローを行う。まず、IF属性決定部403は、同一スイッチ内のインターフェースに対して、属性ごとにサブスイッチIDを割り当てる(ステップS151)。光スイッチ60のインターフェースI1、I2、O1、O2各々は、図9に示すようにスイッチング能力「LSC」を含む属性と「PSC」を含む属性とを持っているので、それぞれに対してサブスイッチID「60」、「65」を割り当てる。光スイッチ70についても同様に、各インターフェースに対してサブスイッチID「70」、「75」を割り当てる。電気スイッチ40については、全てのインターフェースがPSCであるので、全てのインターフェースに対してサブスイッチIDとして「40」を割り当てる。この結果、図10に示すようにIF属性DB404に仮のサブスイッチIDが記入される。
After determining the interface attribute for each route in the
次に、IF属性決定部403は内部リンクDB402を参照して、隣接スイッチ間で同一属性のインターフェースが存在するか調べる(ステップS152)。図4に示される内部リンクDB402を参照すると、光スイッチ60と電気スイッチ40が接続されていることが分かる。図10において光スイッチ60と電気スイッチ40には、PSCのインターフェースが存在するため、IF属性決定部403はこれらのサブスイッチIDを統合する(ステップS153)。ここでは、値が小さいものを採用して光スイッチ60と電気スイッチ40内のPSCのインターフェースに対するサブスイッチIDを「40」とする。
Next, the IF
電気スイッチ40と光スイッチ70も隣接しているので(ステップS154)、ステップS152に戻り、電気スイッチ40と光スイッチ70にも同じPSCの属性をもつインターフェースがあるため(ステップS152)、これらもサブスイッチIDの値を「40」に統合する(ステップS153)。
Since the
全てのスイッチ間に対してサブスイッチID統合(ステップS152、S153)を終えるとサブスイッチIDの割り当てフローも終了となり、図5に示すようなIF属性DBが完成する。 When sub-switch ID integration (steps S152 and S153) is completed for all switches, the sub-switch ID assignment flow is also completed, and an IF attribute DB as shown in FIG. 5 is completed.
以上述べた制御装置400の機能は、それぞれ異なるデバイスで実現することもできるし、同一デバイスに集約することも可能である。
The functions of the
以上説明したように、ノード4のスイッチ特性DB401と内部リンクDB402から得られるデータを基にノード4の各インターフェースの属性を決定することができる。しかし、実際にネットワークを制御しようとすると、自ノードのインターフェースの情報だけでなく、リンクの接続先である隣接インターフェースの属性と共通して利用できる属性をリンク属性としてインターフェースに持たせる必要がある。
As described above, the attribute of each interface of the
図14は本発明の実施例によるノード装置から構成される光ネットワークの例を示す図である。図14に示す光ネットワークは、ノード201、202、203、204及び205を含んで構成される。ノード201は、電気スイッチ211と、光スイッチ221と、制御装置231とを含み、ノード202は、電気スイッチ212と、光スイッチ222、223と、制御装置232とを含む。ノード203は、電気スイッチ213と、光スイッチ224と、制御装置233とを含み、ノード204は、電気スイッチ214と、光スイッチ225と、制御装置234とを含み、ノード205は、電気スイッチ215と、光スイッチ226と、制御装置235とを含む。制御装置231〜235は図1の制御装置400と同様の構成を持ち、ノード202は図1のノード4に相当する。
FIG. 14 is a diagram illustrating an example of an optical network including node devices according to an embodiment of the present invention. The optical network shown in FIG. 14 includes
図14の光ネットワークでは、ノード202のインターフェースO1は、ノード203のインターフェースI5に接続されており、両インターフェースとも「PSC」と「LSC」に対応できるので、これらを両インターフェース間のリンク属性とする。一般的には、ノード間は数十kmと離れて設置されており、リンクとインターフェースの接続ミスが生じる場合もあり、接続先インターフェースが簡単には特定できない。
In the optical network of FIG. 14, the interface O1 of the
そこで、隣接ノード間で接続しているインターフェースを特定し、リンク両端でインターフェース属性を交換するために、IETF(Internet Enginering Task Force)で提案されているLMP(Link Management Protocol)を利用する。LMPに関しては、J.Lang,“Link Management Protocol(LMP)”,draft−ietf−ccamp−lmp−06に記述されている。 Therefore, in order to identify an interface connected between adjacent nodes and exchange interface attributes at both ends of the link, an LMP (Link Management Protocol) proposed by the IETF (Internet Engineering Task Force) is used. For LMP, see J.H. Lang, “Link Management Protocol (LMP)”, draft-ietf-ccamp-lmp-06.
図11は、例として図14のノード202とノード203間でLMPを利用してリンク両端で属性を交換するシーケンスを示している。図11には、ノード202とノード203間のリンクに関連するインターフェースO1、O2、I5、I6のみ示しており、ノード202、203のその他のインターフェースについて省略している。
FIG. 11 shows a sequence of exchanging attributes at both ends of the link using LMP between the
インターフェース属性の交換には、LMPのIETF draftで提案されているLinkSummaryメッセージとLinkSummaryAckメッセージ、LinkSummaryNackメッセージが利用できる。 For exchanging interface attributes, a Link Summary message, a Link Summary Ack message, and a Link Summary Nack message proposed in the IETF draft of LMP can be used.
まず、ノード202からLinkSummaryメッセージにインターフェースO1の属性を記入して送信する。LinkSummaryメッセージを受信したノード203は、受信したLinkSummaryメッセージ内に記述されているインターフェース属性がノード202のインターフェースO1を接続先とするノード203のインターフェースI5の属性と一致するか確認する。入出力の方向のみが異なり、他の属性値が一致するようであれば、リンク両端のインターフェースO1、I5で同じ属性を有するため、ノード203からノード202宛てにLinkSummaryAckメッセージを送信し、ノード203はノード203のインターフェースI5の属性をインターフェースO1、I5間のリンク属性として決定する。ノード202も、LinkSummryAckメッセージを受信すると、リンク両端で属性が一致したことを確認できるためにノード202のインターフェースO1の属性をインターフェースO1、I5間のリンク属性として決定する。
First, the attribute of the interface O1 is entered in the Link Summary message from the
ノード203がLinkSummaryメッセージを受信した際に、受信したLinkSummaryメッセージ内に記述されているインターフェース属性が、ノード203のインターフェースI5の属性と一致しない場合には、ノード203はノード202宛てにLinkSummaryNackメッセージを送信する。LinkSummaryNackメッセージの内容は、受信したLinkSummaryメッセージ内に記述された属性とノード203のインターフェースI5の属性の両方を満足する属性値とする。この両インターフェースが満足する属性の決定方法は図6のステップS147の手法と同じ手法で判断する。こうして両インターフェースの属性を満足する属性が得られると、LinkSummaryNackメッセージとしてノード202宛てに送信される。もし、リンク両端のインターフェースの属性を同時に満足する属性が無い場合には、LinkSummryNackメッセージ内のエラーコードでこれを通知し、この両インターフェースは「使用不可」とする。両インターフェースを満足する属性が存在する場合は、LinkSummaryNackメッセージを送信したノード203も受信したノード202もインターフェースO1、I5間のリンク属性としてこの属性を採用する。
When the
なお、ノード202、203は、決定されたリンク属性を自ノード内の図示せぬリンク属性DBに記録する。
The
図14に示す光ネットワーク内の各ノードのIF属性決定部が図6及び7に示すフローに従って図5に示すようなIF属性DBを作成することにより、光ネットワークでノード201からノード205までパスP8を設定する際、ノード202においてインターフェースI1とO9はLSCではサブスイッチIDが異なるため接続できず、PSCでの接続となることがわかる(図5参照)。このため、ノード202において再生中継が行われることがわかるため、パスP8はノード204で電気スイッチ214を通過せずにすみ、ネットワーク資源を有効に利用することができるようになる。なお、図14の光ネットワークにおいても図21の光ネットワークと同様に、光信号のまま伝送可能なホップ数を2ホップとしている。
The IF attribute determination unit of each node in the optical network shown in FIG. 14 creates an IF attribute DB as shown in FIG. 5 in accordance with the flow shown in FIGS. 6 and 7, so that the path P8 from the
このように、本発明の実施例では、ノード内の入出力インターフェースを結ぶ経路ごとに入出力インターフェースの属性を決定するようにしているので、経路ごとの属性情報から入出力インターフェースが異なる種類のスイッチを介して接続されるか否か判断することができ、よって、ネットワーク資源を有効に利用することができる。 As described above, in the embodiment of the present invention, since the attributes of the input / output interface are determined for each route connecting the input / output interfaces in the node, the types of switches having different input / output interfaces from the attribute information for each route. It is possible to determine whether or not the connection is made through the network, and thus network resources can be used effectively.
また、ノード内において同一属性を有し互いに接続可能なインターフェースをグループ化し各グループを識別するための識別子(サブスイッチID)を付与するようにしているので、サブスイッチIDを参照して同一グループに属する入出力インターフェースは接続可能と判断できる。 In addition, since interfaces that have the same attribute within a node and can be connected to each other are grouped and an identifier (sub switch ID) for identifying each group is assigned, the same group is referred to by referring to the sub switch ID. It can be determined that the input / output interface to which it belongs can be connected.
なお、図6及び7に示した各フローチャートに従った制御装置400の処理動作は、予めROM等の記憶媒体に格納されたプログラムを、CPU(制御部)となるコンピュータに読み取らせて実行せしめることにより、実現できることは勿論である。
The processing operation of the
図15は本発明の他の実施例によるIF属性DBの例を示す図である。図15では、図5と異なり、同一インターフェースが複数の属性を有する場合には、属性ごとに異なるインターフェースIDを与えている。また、物理的なインターフェースに対しては物理的インターフェースIDを与えて、同一インターフェースであることが識別できるようになっている。 FIG. 15 is a diagram showing an example of an IF attribute DB according to another embodiment of the present invention. In FIG. 15, unlike FIG. 5, when the same interface has a plurality of attributes, a different interface ID is given for each attribute. A physical interface ID is given to a physical interface so that the same interface can be identified.
このように属性ごとにインターフェースIDを与えることで、各インターフェースIDは一つの属性しか有さず、「PSC+LSC」のように複数の値の組み合わせに対して属性値を準備する必要が無くなり、準備する属性値の削減につながり、属性値の種類が多い場合に比べネットワーク制御処理負荷を削減することができる。 By providing an interface ID for each attribute in this way, each interface ID has only one attribute, and there is no need to prepare an attribute value for a combination of multiple values such as “PSC + LSC”. This leads to a reduction in attribute values, and the network control processing load can be reduced compared to the case where there are many types of attribute values.
図14に示す光ネットワーク内の各ノードのIF属性決定部が図5または図15に示すIF属性DBを作成することにより、光ネットワークでノード201からノード205までパスP8を設定する際、パスP8上の各ノードの制御装置はフラッディング部405を用いて、自ノード内のパスP8上のインターフェースが使用中であることを他のノードに広告する。例えば、図1のノード4に相当するノード202のインターフェースI1は、図5や図15に示すように2つの属性を持っており、これらのうちパスP8に対してはスイッチング能力「PSC」を含む属性が利用されており、スイッチング能力「LSC」を含む属性は利用されていない。
When the IF attribute determination unit of each node in the optical network shown in FIG. 14 creates the IF attribute DB shown in FIG. 5 or FIG. 15, when setting the path P8 from the
そこで、ノード202の制御装置232は、パスP8設定時に、そのパス上のインターフェースI1の選択された属性に加えて、インターフェースI1の選択されなかった属性についても使用中であることを広告する。また、パスP8を削除する際には、ノード202の制御装置232は、インターフェースI1の2つの属性とも未使用であることを広告する。例えば、使用中を表すためにインターフェースの各属性の帯域を「帯域=0」として、未使用を表すために帯域を「帯域=インターフェースが処理可能な最大帯域」として広告する方法がある。これにより、物理的に同一のインターフェースの残りの属性が新たなパスのために使用されることを防ぐことができる。
Therefore, when setting the path P8, the
次に、本発明の別の実施例について図面を参照して説明する。本発明の別の実施例による光ネットワークの構成は図23に示した構成と同様であるので、図23を用いて説明する。 Next, another embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. The configuration of the optical network according to another embodiment of the present invention is the same as the configuration shown in FIG. 23, and will be described with reference to FIG.
本実施例では、制御装置701は、隣接ノード1002との間のリンク901に接続されている光スイッチ501の「未予約インターフェース数と各インターフェースが処理可能な最大ビットレート(最大帯域)との積」を「擬似未予約帯域」として管理する。ここではこの最大帯域を10Gbpsとして説明する。この擬似未予約帯域を、制御装置701は、OSPF(Open Shortest Path First)等のルーティングプロトコルを用いて制御装置間を接続している制御チャネル経由で他の全ての制御装置に広告する。同様に、他の制御装置702〜704もそれぞれが管理するリンクの未予約インターフェース数から擬似未予約帯域を計算し、計算された値を他の全ての制御装置に広告する。その結果、全ての制御装置701〜704は、全てのリンク901〜903の擬似未予約帯域を持つことになる。初期状態では、全てのリンク901〜903の未予約インターフェース数が4となっているので、擬似未予約帯域は40Gbpsとなっている。
In this embodiment, the
波長パスを設定する際、従来のGMPLS(Generarized Multiprotocol Label Switchig)では、未予約帯域が以下の式1を満たすリンクのみを用いて経路計算を行っている。
(未予約帯域) ≧ (要求された波長パスの帯域) ・・・ (式1)
本実施例で用いる擬似未予約帯域も、「インターフェースが処理可能な最大帯域」を利用して計算することで、予約可能な帯域の最大値を表すことになる。このため、式1における未予約帯域を本実施例の擬似未予約帯域に置き換えることで、現在のGMPLSの経路計算アルゴリズムに変更を加えることなく経路を計算することができる。
In setting the wavelength path, in the conventional GMPLS (Generalized Multiprotocol Label Switch), the path calculation is performed using only the link in which the unreserved bandwidth satisfies
(Unreserved bandwidth) ≧ (bandwidth of requested wavelength path) (Equation 1)
The pseudo unreserved bandwidth used in this embodiment also represents the maximum value of the bandwidth that can be reserved by calculating using the “maximum bandwidth that can be processed by the interface”. Therefore, by replacing the unreserved bandwidth in
例えば、クライアント801からクライアント803への帯域が10Gbpsである波長パスの設定が制御装置701に要求されると、制御装置701は擬似未予約帯域が10Gbps以上であるリンクのみを用いた最短経路を計算し、得られた経路に沿ってパスを設定するためのシグナリングメッセージを送出する。このシグナリングの過程で、制御装置701は、波長パスP21に光スイッチ501のインターフェースp4とp8を割り当てる。その結果、リンク901の未予約インターフェース数は3となり、擬似未予約帯域は30Gbpsとなる。制御装置701は、変更後のリンク901の擬似未予約帯域を直ちに他の制御装置に広告する。同様にして、帯域がそれぞれ10Gbps、2.5Gbpsである波長パスP22、P23が設定されると、リンク901の未予約インターフェース数は1となり、擬似未予約帯域は10Gbpsとなる。
For example, when the
ここで、クライアント801からクライアント802へ帯域2.5Gbpsの波長パスが要求されると、パスP24が設定される。パスP24設定後、未予約帯域を管理する従来方法では、10Gbpsから2.5Gbpsを割り当てた残りとして未予約帯域7.5Gbpsが広告されてしまう。しかし、実際にはこのリンクに7.5Gbps以下である波長パスを設定しようとしても、使用可能なインターフェースが無いため、パスを設定することができない。本実施例による方法では、パスP24設定後に未予約インターフェース数が0となるため、広告する擬似未予約帯域も0となり、この時点でリンク901にこれ以上パスが設定できないことを他の制御装置に広告することができる。これは、本実施例で利用した未予約インターフェース数がビットレートに依らないためである。
Here, when a wavelength path with a bandwidth of 2.5 Gbps is requested from the
4 ノード装置
40 電気スイッチ
60、70 光スイッチ
400 制御装置
401 スイッチ特性DB
402 内部リンクDB
403 IF属性決定部
404 IF属性DB
405 フラッディング部
406 経路計算部
407 スイッチ制御部
4 node equipment
40
402 Internal link DB
403 IF
405
Claims (7)
パス設定要求を受け、自ノード装置と自ノード装置に隣接するノード装置との間を接続するリンクに関連するインターフェースのうちの未予約インターフェース数と、前記インターフェース各々が処理可能な最大帯域とを用いて前記リンクの未予約帯域を算出して他のノード装置に広告する広告手段と、
を含むことを特徴とするノード装置。 An optical switch that can exchange input signals in units of wavelengths;
In response to a path setting request, the number of unreserved interfaces among the interfaces related to the link connecting the node device and the node device adjacent to the node device, and the maximum bandwidth that each of the interfaces can process are used. Advertising means for calculating the unreserved bandwidth of the link and advertising to other node devices;
A node device comprising:
入力信号を波長単位で交換処理可能な光スイッチを含むノード装置と前記ノード装置に隣接するノード装置との間を接続するリンクに関連するインターフェースのうちの未予約インターフェース数と、前記インターフェース各々が処理可能な最大帯域とを用いて前記リンクの未予約帯域を算出して他のノード装置に広告するステップと、The number of unreserved interfaces among the interfaces related to the link connecting the node device including the optical switch that can exchange the input signal in units of wavelengths and the node device adjacent to the node device, and each of the interfaces processes Calculating the unreserved bandwidth of the link using the maximum possible bandwidth and advertising to other node devices;
を含むことを特徴とする経路計算方法。A route calculation method comprising:
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