JP4767383B2 - Water surface preparation - Google Patents
Water surface preparation Download PDFInfo
- Publication number
- JP4767383B2 JP4767383B2 JP35033199A JP35033199A JP4767383B2 JP 4767383 B2 JP4767383 B2 JP 4767383B2 JP 35033199 A JP35033199 A JP 35033199A JP 35033199 A JP35033199 A JP 35033199A JP 4767383 B2 JP4767383 B2 JP 4767383B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- water
- soluble
- polyoxyethylene sorbitan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は水面施用製剤に関する。さらに詳しくは、本発明は、農薬活性成分の溶出がコントロールされた浮遊走行性が良好な水面施用農薬製剤及びその製造方法、並びに農薬活性成分の溶出がコントロールされた農薬原末組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】
農業用薬剤の散布に係わる製剤形態としては、これまで、粒剤、粉剤、水和剤、フロアブル剤、水溶剤、液剤、乳剤等が知られており、また最近では、錠剤(ジャンボ剤)、パック剤も開発されている。
【0003】
一方、農業分野においても、より一層の省力化、農薬使用に際しての環境面への配慮に伴う減農薬化の傾向等が高まり、農業用薬剤の製剤形態の改良が求められている。
【0004】
このような状況の下、近年、粒剤施用量の少量化(30kg/ha散布から10kg/ha散布へ)と機械散布および大型投げ込み用製剤の開発がなされている。大型投げ込み用製剤は水田に入らず畔から投げ込むことによって、農薬有効成分が水田水中に均一に分布するように意図された製剤である。具体的には、水溶性賦形剤や発泡剤を用いて、田面水への農薬有効成分の分散を容易にした100gまたは50gのタブレット、ボール、個装などが試験されている。
【0005】
しかし、これらは通常の粒剤と較べると、極端に局所施用されるので、実際には、農薬有効成分が田面水中に均一に分散するまでに長い時間を要したり、あるいは田面水全体に農薬有効成分がゆきわたらないことがある。その結果、効果が不均一になったり、薬害が発生したりする。
【0006】
このように施用の省力化のために提案された大型投げ込み用製剤は、農薬有効成分を田面水中に速やかにかつ均一に分布させることが困難であるという問題があり、その問題を解決することが求められている。
【0007】
これらの問題を解決するために、特開平5−155703号公報には、水面施用農薬製剤が提案されているが、この水面施用農薬製剤では、使用する界面活性剤によっては、十分に田面水上に広がらずに、散布した場所に沈んでしまうものがあり、また、嵩が大きくなり処理、流通等に問題となる可能性がある。
【0008】
また、浮遊走行性良好な水面施用農薬製剤においては、薬害、生物効果等の点で、農薬活性成分の溶出制御が問題となっている。そして、農薬活性成分には、水に比較的溶け易い水易溶性のものと比較的溶けにくい水難溶性のものがあり、これらの溶出をコントロールする方法として、水易溶性農薬活性成分の場合、例えば、特開平8−92007号公報では、該活性成分に融点もしくは軟化点が50℃以上かつ130℃未満の非水溶性物質又は難水溶性物質(例えば、マイクロクリスタルワックス)とホワイトカーボンを配合して農薬原末組成物とすることが提案されているが、溶出抑制が十分でなく、その改良が望まれている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、このような状況に鑑み、鋭意研究を重ねた結果、或る特定の形態の製剤を施用した場合、該製剤が田面水を良好に浮遊走行し、田面水全体に均一の農薬活性物質を分布させることができることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
本発明の水面施用製剤は、農薬活性成分の溶出コントロールを可能ならしめること、すなわち、水微溶性ないし水易溶性の農薬活性成分の場合には溶出抑制を行ない、また、水難溶性の農薬活性成分の場合には溶出促進を行なうものである。
【0011】
かくして、本発明は、見かけ比重が1未満であり且つ約500μm〜約1400μmの範囲内の粒径を有し、そしてあらかじめ水溶性高分子で被覆した焼成軽石の粒核に、水難溶性の農薬活性成分、ジアルキルスルホサクシネート塩及びそれ以外の界面活性剤からなる粉状組成物を、ポリオキシエチレンソルビタン(又はソルビトール)脂肪酸エステル及びそれ以外の油状の界面活性剤からなる混合物を用いて担持被覆せしめてなることを特徴とする農薬活性成分の溶出促進作用を有する浮遊走行性良好な水面施用農薬製剤を提供するものである。
【0012】
本発明は、さらに、見かけ比重が1未満であり且つ約500μm〜約1400μmの範囲内の粒径を有し、そしてあらかじめ水溶性高分子で被覆した焼成軽石の粒核に、水難溶性の農薬活性成分、ジアルキルスルホサクシネート塩及びそれ以外の界面活性剤からなる粉状組成物と、水微溶性ないし水易溶性の農薬活性成分、ワックス又はポリエチレン及び疎水性シリカからなる農薬原末組成物との混合組成物を、ポリオキシエチレンソルビタン(又はソルビトール)脂肪酸エステル及びそれ以外の油状の界面活性剤からなる混合物を用いて担持被覆せしめてなることを特徴とする浮遊走行性良好な水面施用混合農薬製剤を提供するものである。
【0013】
本発明の水面施用混合農薬製剤を構成する、水微溶性ないし水易溶性農薬活性成分、ワックス、及び疎水性シリカからなる農薬原末組成物は、従来の文献に未載の新規な組成物である。一方、水微溶性ないし水易溶性農薬活性成分、ポリエチレン及び疎水性シリカからなる農薬原末組成物は、本願出願人に係る特願平10−67659号出願の明細書に記載されている。これらの農薬原末組成物は、固形製剤の基本の構成成分として広く利用することができ、極めて有用なものである。
【0014】
上記後者の農薬原末組成物の場合、ポリエチレンに加えて、さらに流動パラフィンを含有することもでき、それによって、農薬活性成分が固体の場合、その溶融温度を下げることができ(90〜110℃)、熱に不安定な農薬活性成分を含有する原末組成物に対しても適用することができるようになり、かつ製剤コストを低減することができる。
【0015】
本発明の水面施用農薬製剤は、水田に施用した場合、該製剤はジアルキルスルホサクシネート塩、及びナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、リグニンスルホン酸塩等のその他の界面活性剤の溶解に伴って水面で色々な方向に走行し、その結果、粒子は極めて速く田面水に均一に分散し、そして、ポリオキシエチレンソルビタン(又はソルビトール)脂肪酸エステル及びそれ以外の油状の界面活性剤の分散、溶解により、溶出しにくい水難溶性の農薬活性成分の溶出が促進されると共に、該製剤の走行に伴って、農薬活性成分も田面水中に均一に分散される。
【0016】
また、本発明の水面施用混合農薬製剤は、水田に施用した場合に、上記作用に加え、水微溶性ないし水易溶性の農薬活性成分は、ワックス又はポリエチレン及び疎水性シリカによる溶出抑制作用を受けることにより、徐放効果による卓越した残効性を発揮すると共に、薬害発生の防止効果も現わすことができる。
【0017】
かように、本発明の水面施用農薬製剤及び水面施用混合農薬製剤によれば、農薬活性成分の溶出コントロールにより、溶出を早くしたい成分と遅くしたい成分のそれぞれを最適の溶出速度で放出することができる。
【0018】
さらに、該農薬原末組成物を用いて粒剤を調製することにより、溶出コントロールされた粒剤を得ることができる。
【0019】
以下、本発明の水面施用農薬製剤、水面施用混合農薬製剤、農薬原末組成物及びそれから成る農薬粒剤について更に詳細に説明する。なお、以下において、水面施用農薬製剤及び水面施用混合農薬製剤は「水面施用製剤」と総称することがある。
【0020】
本発明の水面施用製剤において担体として用いられる粒核は、あらかじめ水溶性高分子で被覆した焼成軽石であり、被覆前の焼成軽石は、見かけ比重が1未満、例えば0.7〜0.1の範囲内にあり且つ約500μm〜約1400μm、好ましくは約500μm〜約1000μmの範囲内の粒径を有することができる。このような粒径を有する粒核は、例えば、JIS規格の標準フルイを用い、上記粒径範囲の上限より大きい粒子及び下限より小さい粒子を取り除くことにより調製することができる。そのような焼成軽石の具体例としては、例えば、シラスバルーンを挙げることができる。
【0021】
本発明の水面施用製剤において使用される水溶性高分子として、例えば、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等が挙げられる。これらの中、特に、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース及びポリエチレングリコールが好適である。なお、これらの水溶性高分子は、それぞれ単独で使用することができ、あるいは2種以上組合わせて用いることもできる。
【0022】
水溶性高分子で被覆した焼成軽石は、水溶性高分子の水溶液を焼成軽石と混合し、それを乾燥することにより調製することができる。その際の水溶性高分子の使用量は、焼成軽石1重量部あたり、一般に約0.005〜約2重量部、好ましくは約0.01〜約0.5重量部の割合とすることができる。
【0023】
本発明の水面施用製剤において使用されるジアルキルスルホサクシネート塩及びそれ以外の界面活性剤は、空気−水界面張力を変化させ、粒剤が田面水上を走行すると同時に農薬活性成分を田面水中に速やかに放出させる作用を持つ。
【0024】
ジアルキルスルホサクシネート塩と組合わせて使用される他の界面活性剤としては、水に臨界ミセル濃度(cmc)で添加したときに、水の表面張力を30%以上減少させる能力をもつ物質が好ましく、例えば、アルキルスルホカルボン酸塩、リグニンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物、脂肪酸セッケン、スルホコハク酸アルキル二塩、アルキルスルホ酢酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルリン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアミノ酸塩、アルキルアミン塩、アセチレン・アルコール、アセチレン・グリコール、シリコーン系界面活性剤、第2級高級アルコールエトキシサルフェート、脂肪酸アルキロールアマイドの硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、アルキルアンモニウム塩、アルキルアリルスルホン酸塩、N−アシルメチルタウリン塩、フェノールスルホン酸塩縮合物、フェニルフェノールスルホン酸塩縮合物などを挙げることができる。これらは、常温で一般に固体粉末の形態として用いることが望ましい。これらの中、特に、リグニンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物、脂肪酸セッケン、スルホコハク酸アルキル二塩、アルキルスルホ酢酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、アセチレン・アルコール、アセチレン・グリコール、シリコーン系界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、フェノールスルホン酸塩縮合物、フェニルフェノールスルホン酸塩縮合物が好適である。これらの界面活性剤は、それぞれ単独で使用することができ、あるいは2種以上組合わせて用いることもできる。
【0025】
本発明の水面施用製剤において使用されるジアルキルスルホサクシネート塩とそれ以外の界面活性剤の混合割合は、ジアルキルスルホサクシネート塩1重量部に対して、一般には界面活性剤0.01〜10重量部、好ましくは0.1〜8重量部の範囲内とすることができる。
【0026】
本発明の水面施用製剤において、粒核に農薬活性成分を含む組成物を被覆担持させる際に用いられるものとして、ポリオキシエチレンソルビタン(又はソルビトール)脂肪酸エステルにおいて、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルとしては、例えば、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノパルミテート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタントリステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビタントリオレエート、ポリオキシエチレンソルビタンモノイソステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンジオレエート等が挙げられ、また、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルとしては、例えば、ポリオキシエチレンソルビトールヘキサステアレート、ポリオキシエチレンソルビトールテトラステアレート、ポリオキシエチレンソルビトールテトラオレエート、ポリオキシエチレンソルビトールモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビトールモノオレエート等が挙げられる。これらの中、特に、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタントリステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビタントリオレエート、ポリオキシエチレンソルビトールヘキサステアレート、及びポリオキシエチレンソルビトールテトラオレエートが好適である。これらのポリオキシエチレンソルビタン(又はソルビトール)脂肪酸エステルは、それぞれ単独で使用することができ、あるいは2種以上組合わせて用いることもできる。
【0027】
一方、上記ポリオキシエチレンソルビタン(又はソルビトール)脂肪酸エステルと組合わせて使用される他の油状の界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーベンジル(又はスチリル)フェニルエーテル、ポリオキシエチレンベンジル(又はスチリル)フェニルエーテル、ポリオキシエチレンアリルエーテル、ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアミンエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレンフェトステロール、ポリオキシエチレンラノリン、ソルビタン脂肪酸エステル、アルキルベンゼンスルホン酸カルシウム塩、ポリオキシエチレンラノリンアルコールエーテル、ポリオキシエチレンラノリンミツロウ誘導体、ポリオキシエチレンラノリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル等が挙げられる。これらの中、特に、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーベンジル(又はスチリル)フェニルエーテル、ポリオキシエチレンベンジル(又はスチリル)フェニルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、アルキルベンゼンスルホン酸カルシウム塩、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステルが好適である。上記の油状の界面活性剤は、それぞれ単独で用いることができあるいは2種以上組合わせて用いることもできる。
【0028】
本発明の水面施用製剤においては、農薬活性成分を含む組成物を粒核上に担持被覆させるために、上記の如きポリオキシエチレンソルビタン(又はソルビトール)脂肪酸エステル及びそれ以外の油状の界面活性剤からなる混合物を用いるが、該混合物には、さらに場合により、パラフィンワックス類、グリセリンエステル、動物油脂、ブタジエン、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリコールエーテル類等を加えることもできる。
【0029】
本発明の水面施用製剤において使用される水難溶性の農薬活性成分は、一般に、20℃で10ppm以下の水溶解度を有する物質であり、除草活性、殺虫活性、殺菌活性等の農薬としての活性を有する物質を挙げることができる。その具体例としては下記の化合物を例示することができるが、本発明で使用しうる水難溶性の農薬活性成分はこれらのみに限定されるものでない。
除草活性化合物:
2−ベンゾチアゾール−2−イルオキシ−N−メチルアセトアニリド(一般名:メフェナセット)、
1−(2−クロロフェニル)−4−(N−シクロヘキシル−N−エチルカルバモイル)−5(4H)−テトラゾリノン(一般名:フェントラザミド)、
1−(α,α−ジメチルベンジル)−3−(パラトリル)尿素(一般名:ダイムロン)、
N−[(2−クロロフェニル)メチル]−N′−(1−メチル−1−フェニルエチル)ウレア(一般名:クミルロン)、
(RS)−2−ブロモ−N−(α,α−ジメチルベンジル)−3,3−ジメチルブチルアミド(一般名:ブロモブチド)、
α−(2−ナフトキシ)プロピロンアニリド(一般名:ナプロアニリド)、
(RS)−2−(2,4−ジクロロ−m−トリルオキシ)プロピオンアニリド(一般名:クロメプロップ)、
2−クロロ−N−(3−メトキシ−2−テニル)−2′,6′−ジメチルアセトアニリド(一般名:テニルクロール)、
S−ベンジル−1,2−ジメチルプロピル(エチル)チオカーバメート(一般名:エスプロカルブ)、
O−3−tert−ブチルフェニル−6−メトキシ−2−ピリジル(メチル)チオカーバメート(一般名:ピリブチカルブ)、
n−ブチル(R)−2−[4(4−シアノ−2−フルオロフェノキシ)フェノキシ]プロピオネート(一般名:シハロポップ−ブチル)、
1−(ジエチルカルバモイル)−3−(2,4,6−トリメチルフェニルスルホニル)−1,2,4−トリアゾール(一般名:カフェンストロール)、
4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチル−5−ピラゾリル−p−トルエンスルホネート(一般名:ピラゾレート)、
2−[4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチルピラゾール−5−イルオキシ]アセトフェノン(一般名:ピラゾキシフェン)、
2−[4−(2,4−ジクロロ−m−トルオイル)−1,3−ジメチルピラゾール−5−イルオキシ]−4−メチルアセトフェノン(一般名:ベンゾフェナップ)、
メチル 2−[(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)オキシ]−6−[1−(メトキシイミノ)エチル]−ベンゾエート(一般名:ピリミノバックメチル)、
O−エチル−O−(3−メチル−6−ニトロフェニル)セコンダリーブチルホスホロアミドチオエート(一般名:ブタミホス)、
N−(2,3−ジクロロフェニル)−4−(エトキシメトキシ)−ベンズアミド(一般名:エトベンザニド)、
5−(2,4−ジクロロフェノキシ)−2−ニトロ安息香酸(一般名:ビフェノックス)、等。
殺虫活性化合物:
ジメチルジチオホスホリルフェニル酢酸エチル(一般名:フェントエート)、
O,O−ジエチル−O−(3−オキソ−2−フェニル−2H−ピリダジン−6−イル)ホスホロチオエート(一般名:ピリダフェンチオン)、
O,O−ジメチル−O−3,5,6−トリクロロ−2−ピリジルホスホロチオエート(一般名:クロルピリホスメチル)、
2−(4−エトキシフェニル)−2−メチルプロピル 3−フェノキシベンジル エーテル(一般名:エトフェンブロックス)、
(±)−5−アミノ−1−(2,6−ジクロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)−4−トリフルオロメチル−スルフィニルピラゾール−3−(カルボニトリル)(一般名:フィプロニル)、
2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ベンゾ[b]フラニル N−ジブチルアミノチオ−N−メチルカーバメート(一般名:カルボスルファン)、
エチル N−[2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾフラン−7−イルオキシカルボニル(メチル)アミノチオ]−N−イソプロピル−β−アラニナート(一般名:ベンフラカルブ)、
ブチル 2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾフラン−7−イル N,N′−ジメチル−N,N′−チオジカーバメート(一般名:フラチオカルブ)、
(R,S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル−2,2−ジクロロ−1−(4−エトキシフェニル)シクロプロパンカルボキシラート(一般名:シクロプロトリン)、
2−ターシャリ−ブチルイミノ−3−イソプロピル−5−フェニル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−1,3,5−チアジアジン−4−オン(一般名:ブプロフェジン)、
S,S′−2−ジメチルアミノトリメチレン ジ(ベンゼンチオスルホナート)(一般名:ベンスルタップ)、等。
殺菌活性化合物:
1−(4−クロロベンジル)−1−シクロペンテル−3−フェニル尿素(一般名:ペンシクロン)、
4,5,6,7−テトラクロロフタリド(一般名:フサライド)、
α,α,α−トリフルオロ−3′−イソプロポキシ−o−トルアニリド(一般名:フルトラニル)、
6−(3,5−ジクロロ−4−メチルフェニル)−3(2H)−ピリダジノン(一般名:ジクロメジン)、
(E)−メチル 2−[[6−(2−シアノフェノキシ)−4−ピリミジニル]オキシ]−α−(メトキシメチレン)ベンゼンアセテート(一般名:アゾキシストロビン)、
N−[2,6−ジブロモ−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−2−メチル−4−(トリフルオロメチル)−5−チアゾールカルボキサミド(一般名:チフルザミド)、
2,2−ジクロロ−N−[1−(4−クロロフェニル)エチル]−1−エチル−3−メチルシクロプロパンカルボキサミド(一般名:カルブロパミド)、
2−シアノ−N−[1−(2,4−ジクロロフェニル)エチル]−3,3−ジメチル−ブタンアミド(一般名:ジクロシメット)、
S−メチル 1,2,3−ベンゾチアジアゾール−7−カルボチオエート(一般名:アシベンゾラール−S−メチル)、等。
【0030】
本発明の水面施用製剤においては、上記の農薬活性成分をそれぞれ単独で使用することができあるいは2種以上組合わせて用いることもできる。
【0031】
本発明の水面施用製剤においては、さらに増量剤を配合することができ、用いうる増量剤は、水易溶性であればその種類は特に限定されず、具体的には、例えば、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、塩化カリウム、糖類、ポリエチレングリコール、デンプン等を挙げることができ、中でも、硫酸ナトリウムが好適である。かかる水易溶性増量剤を添加することにより、粒核の焼成軽石の量を減らすことができ、嵩体積の小さい製剤を得ることができる。
【0032】
本発明の水面施用農薬製剤において、前記粒核に担持せしめられる粉状組成物は、以上に述べた水難溶性の農薬活性成分、ジアルキルスルホサクシネート塩及びそれ以外の界面活性剤並びにその他の添加剤を混合し粉砕することによって調製することができ、その調製に際しては、それ自体既知の乾式粉砕方法を採用することができる。例えば、粉状組成物の各成分をピンミル、ハンマーミル、ジェットミル等に仕込み混合粉砕することにより、所望の粉状組成物を得ることができる。
【0033】
本発明の水面施用農薬製剤は、該製剤100重量部あたり、一般に、
水難溶性の農薬活性成分を約0.05重量部〜約50重量部、好ましくは約1重量部〜約30重量部;
ジアルキルスルホサクシネート及びそれ以外の界面活性剤を合計で約0.9重量部〜約25重量部、好ましくは約2重量部〜約15重量部;
ポリオキシエチレンソルビタン(又はソルビトール)脂肪酸エステルを約1重量部〜約50重量部、好ましくは約5重量部〜約40重量部;
それ以外の油状の界面活性剤を約1重量部〜約50重量部、好ましくは約5重量部〜約40重量部;
水溶性増量剤を0重量部〜約40重量部、好ましくは0重量部〜約25重量部;
水溶性高分子を約0.1重量部〜約30重量部、好ましくは約0.1重量部〜約25重量部;そして
焼成軽石を約10重量部〜約80重量部、好ましくは約30重量部〜約74重量部の割合で含有することができる。但し、この混合割合は一応の目安であり、必要に応じて、適宜変更することができる。
【0034】
一方、本発明の水面施用混合農薬製剤には、前記粉状組成物と共に、水微溶性ないし水易溶性の農薬活性成分、ワックス又はポリエチレン及び疎水性シリカからなる農薬原末組成物が配合される。
【0035】
該農薬原末組成物において使用されるワックスとしては、例えば、天然ワックス類であるキャンデリラワックス、カルナウバワックス、ライスワックス、木ロウ、みつロウ、オゾケライト、セレシン;石油ワックス類であるパラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ペトロラタム;合成ワックス類である硬化ひまし油、12−ヒドロキシステアリン酸脂肪酸アミド、多価アルコール脂肪酸エステル、等が挙げられ、これらの中、特に、カルナバロウ、マイクロクリスタリンワックス、木ロウ及びパラフィンワックスが好適である。これらのワックスは、それぞれ単独で使用することができ、あるいは2種以上組合わせて用いることもできる。
【0036】
該ワックスの農薬原末組成物における含有量は、通常約1〜約50重量%、好ましくは約2〜約45重量%の範囲内とすることができる。
【0037】
上記の農薬原末組成物においては、ワックスの代りにポリエチレンも用いることができ、該ポリエチレンとしては低分子量のポリエチレンが好ましく、その分子量は一般に1,000〜15,000、好ましくは1,300〜7,000の範囲内にあることが望ましい。該ポリエチレンの農薬原末組成物における含有量は、通常約1〜約50重量%、好ましくは約2〜約45重量%の範囲内とすることができる。なお、場合により、ポリエチレンにパラフィンワックス類を加えることもできる。また、ポリエチレンの一部又は全部をポリプロピレンと置換することもできる。
【0038】
本発明における農薬原末組成物には、固体希釈剤として、水分吸着が少なく且つシラノール基密度が低い特性を有する疎水性シリカが配合される。該疎水性シリカの農薬原末組成物における含有量は、通常約30〜約80重量%、好ましくは約35〜約75重量%の範囲内とすることができる。農薬原末組成物は、更に、固体希釈剤として、約2〜約20重量%のタルク及び/又は約2〜約20重量%のホワイトカーボンを含有してもよい。
【0039】
上記の農薬原末組成物において、ポリエチレンを使用する場合、ポリエチレン及び疎水性シリカに加えて、場合によりさらに、流動パラフィンを添加することができる。流動パラフィンは、比較的軽質の潤滑油留分、たとえばスピンドル油留分を硫酸洗浄によって高度に精製した炭化水素油であり、無色無臭で揮発性が低く、主としてアルキルナフタレン類からなり、白油(ホワイトオイル)ともいう。該流動パラフィンの農薬原末組成物における含有量は、通常約5〜約40重量%、好ましくは約10〜約30重量%の範囲内とすることができる。
【0040】
他方、上記の農薬原末組成物に用いられる水微溶性ないし水易溶性の農薬活性成分は、20℃における水溶解度が10ppmより大きく、好ましくは13ppm以上の物質であり、除草活性、殺虫活性、殺菌活性等を有する物質を挙げることができ、その具体例として、下記の化合物を例示することができる。しかし、本発明における水微溶性ないし水易溶性の農薬活性成分はこれらのみに限定されるものでない。
除草活性化合物:
メチル α−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルカルバモイルスルファモイル)−o−トルアート(一般名:ベンスルフロンメチル)、
エチル 5−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルカルバモイルスルファモイル)−1−メチルピラゾール−4−カルボキシラート(一般名:ピラゾスルフロンエチル)、
1−(2−クロロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イルスルホニル)−3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)尿素(一般名:イマゾスルフロン)、
メチル 3−(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イルカルバモイルスルファモイル)−2−チノアート(一般名:チフェンスルクロンメチル)、
メチル 2−[3−(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)ウレイドスルホニル]ベンゾアート(一般名:メトスルフロンメチル)、
1−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)−3−(3−トリフルオロメチル−2−ピリジルスルホニル)尿素(一般名:フラザスルフロン)、
3−クロロ−5−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルカルバモイルスルファモイル)−1−メチルピラゾール−4−カルボキシリック アシッド(一般名:ハロスルフロン)、
1−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−3−[2−(2−メトキシエトキシ)フェニルスルホニル]ウレア(一般名:シノスルフロン)、
1−(2−クロロフェニルスルホニル)−3−(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)ウレア(一般名:クロルスルフロン)、
1−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)−3−[1−メチル−4−(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)−ピラゾール−5−イルスルホニル]ウレア(一般名:アジムスルフロン)、
1−[(o−(シクロプロピルカルボニル)フェニルスルファモイル−3−(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)ウレア(一般名:シクロスルファムロン)、
2,4−ジクロロフェノキシ酢酸(一般名:2,4−D)、
2−メチル−4−クロロフェノキシ酢酸(一般名:MCPB)、
2−メチルチオ−4,6−ビス(エチルアミノ)−s−トリアジン(一般名:ジメトリン)、
2−メチルチオ−4−エチルアミノ−6−(1,2−ジメチルプロピルアミノ)−s−トリアジン(一般名:ジメタメトリン)、
S−(4−クロロベンジル)−N,N−ジエチルチオカーバメート(一般名:ベンチオカーブ)、
S−1−メチル−1−フェニルエチル ピペリジン−1−カルボチオアート(一般名:ジメピペレート)、
S−エチルヘキサヒドロ−1H−アゼピン−1−カーボチオエート(一般名:モリネート)、
2−クロロ−2′,6′−ジエチル−N−(ブトキシメチル)アセトアニリド(一般名:ブタクロール)、
2−クロロ−2′,6′−ジエチル−N−(2−プロポキシエチル)アセトアニリド(一般名:プレチラクロール)、
S−(2−メチル−1−ピペリジル−カルボニルメチル)−O,O−ジ−n−プロピルジチオホスフェート(一般名:ピペロホス)、
O,O−ジイソプロピル−2−(ベンゼンスルホンアミド)エチルジチオホスフェート(一般名:ベンスライド)、
2,3−ジヒドロ−3,3−ジメチルベンゾフラン−5−イル エタンスルホナート(一般名:ベンフレセート)、
3−イソプロピル−2,1,3−ベンゾ−チアジアジノン−(4)−2,2−ジオキシド(一般名:ベンタゾン)、
2−アミノ−3−クロロ−1,4−ナフトキノン(一般名:ACN)、等。
殺虫活性化合物:
1−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−N−ニトロイミダゾリジン−2−イリデンアミン(一般名:イミダクロブリド)、
(E)−N−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−N−エチル−N′−メチル−2−ニトロビニリデンジアミン(一般名:ニテンピラム)、
3−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−2−シアノイミノチアゾリジン(一般名:チアクロブリド)、
2−セコンダリ−ブチルフェニル−N−メチルカーバメート(一般名:BPMC)、
2−イソプロピルフェニル−N−メチルカーバメート(一般名:イソプロカルブ)、
1−ナフチル−N−メチルカーバメート(一般名:カルバリル)、
O,O−ジメチル−O−(3−メチル−4−ニトロフェニル)チオホスフェート(一般名:フェンチオン)、
O,O−ジエチル−S−2−(エチルチオ)エチルホスホロジチオエート(一般名:エチルチオメトン)、
(2−イソプロピル−4−メチルピリミジルジル−6)−ジエチルチオホスフェート(一般名:ダイアジノン)、
O,O−ジプロピル−O−4−メチルチオフェニルホスフェート(一般名:プロパホス)、
2−クロロ−1−(2,4−ジクロロフェニル)ビニルジメチルホスフェート(一般名:ジメチルビンホス)、等。
殺菌活性化合物:
1−(4−クロロフェノキシ)−3,3−ジメチル−1−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−ブタノン(一般名:トリアジメホン)、
ジイソプロピル 1,3−ジチオラン−2−イリデン−マロネート(一般名:イソプロチオラン)、
5−クロロ−N−(1,3−ジヒドロ−1,1,3−トリメチル−4−イソベンゾフラニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(一般名:フラメトピル)、
3−アリルオキシ−1,2−ベンゾイソチアゾール−1,1−ジオキシド(一般名:プロベナゾール)、
1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン(一般名:ピロキロン)、等。
【0041】
本発明における農薬原末組成物は、上記の如き農薬活性成分をそれぞれ単独で含むことができあるいは2種以上組合わせて含有することもできる。
【0042】
該水微溶性ないし水易溶性の農薬活性成分の農薬原末組成物における含有量は、特に限定されるものではないが、一般には約1〜約40重量%、好ましくは約5〜約35重量%の範囲内とすることができる。
【0043】
本発明における農薬原末組成物は、前記のとおり、ワックス又はポリエチレン及び疎水性シリカによる農薬活性成分の溶出抑制の性質を有するので、比較的水に溶け易い農薬活性成分のみならず、溶出抑制を所望する比較的水に溶け難い農薬活性成分に対しても、この農薬原末組成物の技術を広く適用することができる。
【0044】
そのような農薬活性成分の例としては、上記例示の水微溶性ないし水易溶性の農薬活性成分のほかに、例えば、フィプロニル、アゾキシストロビン、チフルザミド等の水難溶性の農薬活性成分を例示することができる。
【0045】
本発明の水面施用混合農薬製剤における農薬原末組成物は、以上に述べた水微溶性ないし水易溶性の農薬活性成分、ワックス又はポリエチレン及び疎水性シリカを混合し、この混合物をヘンシュルミキサー、レディーゲミキサー、パグミキサー等の装置中で加熱状態(通常130℃以下)で均一に混合し、室温になるまで撹拌(混合)を続けることにより調製することができる。室温に戻す方法としては、送風等により強制冷却する方法、自然冷却等を例示することができるが、これらに限定されるものではない。
【0046】
本発明の水面施用混合農薬製剤は、例えば、前記の水難溶性の農薬活性成分を含有する粉状組成物と、上記の如くして調製される農薬原末組成物との混合組成物を、前述した如き、見かけ比重が1未満であり且つ約500μm〜約1400μmの範囲内の粒径を有し、そしてあらかじめ水溶性高分子で被覆した焼成軽石の粒核に、ポリオキシエチレンソルビタン(又はソルビトール)脂肪酸エステル及び油状の界面活性剤からなる混合物を用いて担持被覆せしめることによって製造することができる。
【0047】
本発明の水面施用農薬混合製剤は、該製剤100重量部あたり、一般に、
水難溶性の農薬活性成分を約7重量部〜約12重量部、好ましくは約7.4重量部〜約11重量部;
ジアルキルスルホサクシネート塩及びそれ以外の界面活性剤を合計で約0.9重量部〜約25重量部、好ましくは約2重量部〜約15重量部;
水微溶性ないし水易溶性の農薬活性成分を約0.5重量部〜約4重量部、好ましくは約0.52重量部〜約3.5重量部;
ワックスを用いる場合、該ワックスを約0.5重量部〜約12重量部、好ましくは約1.0重量部〜約11重量部;
ポリエチレンを用いる場合、該ポリエチレンを約0.09重量部〜約12重量部、好ましくは約0.1重量部〜約11重量部;
疎水性シリカを約1重量部〜約8重量部、好ましくは約1.5重量部〜約7重量部;
ポリオキシエチレンソルビタン(又はソルビトール)脂肪酸エステルを約1重量部〜約50重量部、好ましくは約5重量部〜約40重量部;
それ以外の油状の界面活性剤を約1重量部〜約50重量部、好ましくは約5重量部〜約40重量部;
水溶性高分子を約0.1重量部〜約30重量部、好ましくは約0.1重量部〜約25重量部;
水易溶性増量剤を約0重量部〜約10重量部、好ましくは約0重量部〜約9重量部;そして
焼成軽石を約30重量部〜約65重量部、好ましくは約35重量部〜約60重量部
の割合で含有することができる。但し、上記の混合割合は一応の目安であり、必要に応じて適宜変更することができる。
【0048】
また、本発明の水面施用農薬混合製剤は、農薬原末組成物においてポリエチレンを使用する場合、流動パラフィンをさらに配合することができ、その場合、流動パラフィンを約5重量部〜約30重量部、好ましくは約6重量部〜約28重量部の割合で含有することができる。
【0049】
本発明の水面施用製剤は、散布の効率を高めるために、場合により、該製剤を1包装あたり約10〜約200g、好ましくは約25〜約60gの単位で水溶性フィルムに包装した固体製剤にすることができる。該水溶性フィルムには、必要に応じ、気体を通過させることのできる通気穴を設けることができる。また、水溶性フィルムの袋に切れ目を入れて使用することもできる。この切れ目は、1つの袋に通常6〜12ケ所、好ましくは7〜10ケ所設けることができ、縦、横、斜め等いずれでもよいが、特に横が好ましい。切れ目は、例えば、幅0.1〜0.5mm、長さ2〜5mmとすることができる(図4参照)。
【0050】
包装材料である水溶性フィルムの構成材料の例としては、水溶性高分子である水溶性ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、デキストリン、澱粉、ヒドロキシエチルセルロースなどを挙げることができる。
【0051】
また、本発明の水面施用製剤は、例えば、約10〜約200gの単位で、一定の型に入れて、加温または/および圧縮し、大型の成形製剤にすることもできる。その形状としては球状、円盤状、円柱状、直方体、立方体等が可能であるが、これらに限定されるものではない。その成形に際しては、結合剤として下記のものを使用することができるが、これらに限定されるものではない:ポリエチレングリコール、糖類、天然ガム、ポリビニルアルコール、天然もしくは合成ゴム、天然もしくは変性セルロースなど。
【0052】
本発明の水面施用農薬製剤は、例えば、前述の見かけ比重が1未満であり且つ約500μm〜約1400μmの範囲内の粒径を有し、そしてあらかじめ水溶性高分子で被覆した焼成軽石の粒核を、ポリオキシエチレンソルビタン(又はソルビトール)脂肪酸エステル及びそれ以外の油状の界面活性剤の混合物で被覆し、そして該被覆粒核表面に、水難溶性の農薬活性成分、ジアルキルスルホサクシネート塩及びそれ以外の界面活性剤からなる粉状組成物を担持被覆させることにより製造することができる。
【0053】
また、水難溶性の農薬活性成分と、水微溶性ないし水易溶性の農薬活性成分の両者を含む水面施用混合農薬製剤は、例えば、前述の水微溶性ないし水易溶性の農薬活性成分、ワックス又はポリエチレン及び疎水性シリカから成る農薬原末組成物を上記粉状組成物に加えて混合物となし、その混合物を上記と同様にしてポリオキシエチレンソルビタン(又はソルビトール)脂肪酸エステル及びそれ以外の油状の界面活性剤の混合物で被覆された粒核表面に担持被覆させることにより製造することができる。
【0054】
より具体的には、例えば、粒核として前述した如き焼成軽石とポリビニルアルコール水溶液を混合し、乾燥させ、ポリビニルアルコールで被覆した焼成軽石を得る。該焼成軽石を標準篩1400μm及び500μmの目開きに準じた篩で粒径を調整する。粒径が調整された該焼成軽石をパンコーターに移し、パンコーターを運転しながら、ポリオキシエチレンソルビタン(又はソルビトール)脂肪酸エステルとそれ以外の油状の界面活性剤の混合物の所定量を該焼成軽石に滴下し、十分に被覆する。次いで、予め調製された水難溶性の農薬活性成分、ジアルキルスルホサクシネート塩及びそれ以外の界面活性剤、そして場合によりさらに、水易溶性増量剤を添加した粉状組成物を徐々に加え、該粉状組成物が粒状担体表面にほぼ均一にコーティングされるまで十分にパンコーターを作動させることにより、目的の水面施用農薬製剤を製造することができる。
【0055】
また、水難溶性の農薬活性成分と、水微溶性ないし水易溶性の農薬活性成分の両者を含む水面施用混合農薬製剤の場合には、水微溶性ないし水易溶性の農薬活性成分、ワックス又はポリエチレン及び疎水性シリカから成る農薬原末組成物を上記粉状組成物に加えて混合物となした後に、上記と同様に操作して製造することができる。
【0056】
本発明の水面施用製剤を製造するに際して、農薬活性成分が液状である場合には、該農薬活性成分を予めホワイトカーボン、タルク、珪藻土、クレー等の担体に吸着させてから、ジアルキルスルホサクシネート塩及びそれ以外の界面活性剤と混合し粉状組成物とすることもできる。
【0057】
本発明の水面施用製剤を実際に使用する場合、該製剤は、適当な振出口を付けた箱、瓶、袋等から直接水田中に振込み処理することができる。また、水溶性フィルムに包装した固体製剤に加工した場合には、水田10アール当たり、2〜40個、好ましくは5〜20個を投下することにより十分な作用効果を発揮させることができる。いずれの場合も、投下間隔は、均一である必要はなく、ランダムな間隔での投下により所望の効果を現わすことが可能である。
【0058】
本発明の水面施用混合農薬製剤に用いられる農薬原末組成物は、更に、各種の製剤形態のための原末組成物として利用することができる。その製剤形態としては、例えば、粉剤、錠剤、粒剤、種子用被覆剤等を挙げることができ、通常は粒剤(粒径0.3〜1.7mm)が好ましい。これらの製剤は、それ自体既知の方法で製造することができる。その方法は、例えば、農薬原末組成物を固体希釈剤又は担体、必要に応じて界面活性剤を用いて混合することによって行なわれる。
【0059】
粒剤の製造方法としては、例えば、押し出し造粒法、コーティング法、転動造粒法、圧縮造粒法、流動造粒法、撹拌造粒法等を挙げることができる。好ましくは、押し出し造粒法及びコーティング法を挙げることができる。押し出し造粒用の固体希釈剤としては、例えば、土壌天然鉱物(例えば、カオリン、クレー、タルク、チョーク、アタパルガイド、モンモリロナイト又は珪藻土等)、合成鉱物(例えば、高分散二酸化ケイ素、アルミナ、ケイ酸塩等)などを挙げることができる。コーティング造粒用の固体担体としては、例えば、粉砕且つ分別された岩石(例えば、珪砂、方解石、大理石、軽石、海泡石、白雲石等)、無機及び有機物粉からの合成粒、有機物質(例えば、おがくず、ココやしの実のから、とうもろこしの穂軸そしてタバコの茎等)の細粒体などを挙げることができる。
【0060】
更に、粒剤には、その性能、製造効率を向上させるための添加剤として、非イオン及び陰イオン界面活性剤[例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸アルコールエーテル(例えば、アルキルアリールポリグリコールエーテル、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アリールスルホン酸塩等)など]、リグニンスルホン酸、アルキルベンゼンスルホン酸、ジアルキルスルホクシネート塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテルスルホネート塩、アルブミン加水分解生成物等を配合することができる。糊料も製剤(粒剤)に使用することができる。糊料としては、例えば、カルボキシメチルセルロース、デキストリン、デキストリン変性物、天然及び合成ポリマー(例えば、アラビアゴム、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセテート等)などを挙げることができる。着色剤を使用することもでき、用いうる着色剤としては、無機顔料(例えば、酸化鉄、酸化チタン、プルシアンブルー)及びアリザリン染料、アゾ染料又は金属フタロシアニン染料のような有機染料を挙げることができる。該製剤は、一般には、前記農薬原末組成物を0.5〜50重量%、好ましくは1〜45重量%の範囲内で含有することができる。
【0061】
【実施例】
次に、本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。なお、シラスバルーンとしては、シラスバルーン(商品名:ネオライト興産社製)をJIS標準篩500μm及び1400μmに準じた目開きの篩で整粒したものを用いた。
【0062】
製剤例1
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 2.00重量部
リグニンスルホン酸ナトリウム塩 4.00重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0063】
あらかじめポリビニルアルコール(3.60重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(69.00重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(9.80重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0064】
この農薬製剤40gを厚さ40μmの水溶性PVA(ポリビニルアルコール)フィルムの袋(10×10cm)に入れ、ヒートシールで封印し、固形農薬製剤を得る。
【0065】
製剤例2
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 4.50重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 8.00重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0066】
あらかじめポリエチレングリコール(6.40重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(57.50重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(12.00重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0067】
製剤例3
メフェナセット(85%)原末 31.80重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 3.00重量部
リグニンスルホン酸ナトリウム塩 1.00重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0068】
あらかじめポリビニルアルコール(0.80重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(41.10重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビタントリオレエート(22.30重量部)の混合液を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0069】
製剤例4
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 5.00重量部
リグニンスルホン酸ナトリウム塩 2.00重量部
アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム塩 3.00重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0070】
あらかじめポリビニルピロリドン(3.30重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(63.80重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(7.90重量部)とポリオキシアルキレンアルキルエーテル(3.40重量部)の混合液を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0071】
製剤例5
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 2.50重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 0.50重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0072】
あらかじめポリビニルアルコール(3.90重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(73.40重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビトールテトラオレエート(8.10重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0073】
この農薬製剤40gを厚さ40μmの水溶性PVA(ポリビニルアルコール)フィルムの袋(10×10cm)に入れ、ヒートシールで封印し、固形農薬製剤を得る。
【0074】
製剤例6
メフェナセット(85%)原末 31.80重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 2.00重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 1.00重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0075】
あらかじめポリビニルアルコール(0.90重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(45.00重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビトールテトラオレエート(19.30重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0076】
この農薬製剤50gを厚さ40μmの水溶性PVA(ポリビニルアルコール)フィルムの袋(10×10cm)に入れ、ヒートシールで封印し、固形農薬製剤を得る。
【0077】
製剤例7(ベンスルフロンメチル(25%)のポリエチレン原末組成物の調製)低分子量ポリエチレン(6.00重量部)を流動パラフィン(24.00重量部)と共に約100℃で溶融する。溶融物にベンスルフロンメチル原体(25.00重量部)を入れ、混合する。ほぼ均一になったら、疎水性シリカ(41.00重量部)およびタルク(4.00重量部)を徐々に加える。加え終わったら、約100℃で30分混合し、その後、混合しながら室温まで冷却する。冷却後、エアミルで粉砕する。
【0078】
製剤例8
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 2.50重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 0.50重量部
ベンスルフロンメチル(25%)のポリエチレン原末組成物 5.50重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0079】
あらかじめポリビニルアルコール(3.50重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(68.30重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(8.10重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0080】
この農薬製剤40gを厚さ40μmの水溶性PVA(ポリビニルアルコール)フィルムの袋(10×10cm)に入れ、ヒートシールで封印し、固形農薬製剤を得る。
【0081】
製剤例9
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 5.00重量部
リグニンスルホン酸ナトリウム塩 8.00重量部
ベンスルフロンメチル(25%)のポリエチレン原末組成物 5.50重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0082】
あらかじめポリビニルアルコール(1.10重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(52.10重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビタントリオレエート(16.70重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0083】
製剤例10(ベンスルフロンメチル(25%)のカルナバロウ原末組成物の調製)
カルナバロウ(40.00重量部)を約100℃で溶融する。溶融物にベンスルフロンメチル原体(25.00重量部)を入れ、混合する。ほぼ均一になったら、疎水性シリカ(31.00重量部)およびタルク(4.00重量部)を徐々に加える。加え終わったら、約100℃で30分混合し、その後、混合しながら室温まで冷却する。冷却後、エアミルで粉砕する。
【0084】
製剤例11
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 2.60重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 0.60重量部
ベンスルフロンメチル(25%)のカルナバロウ原末組成物 5.50重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0085】
あらかじめポリビニルアルコール(3.40重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(65.00重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(7.90重量部)とポリエチレングリコール(3.40重量部)の混合液を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0086】
この農薬製剤40gを厚さ40μmの水溶性PVA(ポリビニルアルコール)フィルムの袋(10×10cm)に入れ、ヒートシールで封印し、固形農薬製剤を得る。
【0087】
製剤例12
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 2.00重量部
ポリエーテル変性シリコーン 2.00重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 3.00重量部
ベンスルフロンメチル(25%)のカルナバロウ原末組成物 5.50重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0088】
あらかじめポリビニルピロリドン(5.00重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(57.50重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビトールテトラオレエート(13.40重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0089】
この農薬製剤40gを厚さ45μmの水溶性PVA(ポリビニルアルコール)フィルムの袋(10×10cm)に入れ、ヒートシールで封印し、固形農薬製剤を得る。
【0090】
製剤例13
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 2.60重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 0.60重量部
ベンスルフロンメチル(25%)のポリエチレン原末組成物 5.50重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0091】
あらかじめポリビニルアルコール(3.40重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(65.00重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビトールテトラオレエート(11.30重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0092】
この農薬製剤40gを厚さ40μmの水溶性PVA(ポリビニルアルコール)フィルムの袋(10×10cm)に入れ、ヒートシールで封印し、固形農薬製剤を得る。
【0093】
製剤例14
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 3.00重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 2.00重量部
ベンスルフロンメチル(25%)のポリエチレン原末組成物 5.50重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0094】
あらかじめポリエチレングリコール(6.30重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(56.90重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレントリスチリルフェニルエーテル(11.00重量部)とポリオキシアルキレンアルキルエーテル(3.70重量部)の混合液を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0095】
製剤例15
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 2.00重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 4.00重量部
ベンスルフロンメチル(25%)のポリエチレン原末組成物 5.50重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0096】
あらかじめカルボキシメチルセルロース(1.30重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(62.80重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(12.80重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0097】
製剤例16
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 2.00重量部
リグニンスルホン酸ナトリウム塩 4.00重量部
ベンスルフロンメチル(25%)のポリエチレン原末組成物 5.50重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0098】
あらかじめポリビニルアルコール(3.20重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(60.90重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビトールテトラオレエート(12.80重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0099】
製剤例17
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 1.00重量部
リグニンスルホン酸ナトリウム塩 6.00重量部
ベンスルフロンメチル(25%)のポリエチレン原末組成物 5.50重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0100】
あらかじめポリビニルアルコール(6.30重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(57.60重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビタントリオレエート(12.00重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0101】
この農薬製剤40gを厚さ40μmの水溶性PVA(ポリビニルアルコール)フィルムの袋(10×10cm)に入れ、ヒートシールで封印し、固形農薬製剤を得る。
【0102】
製剤例18
メフェナセット(85%)原末 31.80重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 2.50重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 2.50重量部
ベンスルフロンメチル(25%)のポリエチレン原末組成物 5.50重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0103】
あらかじめポリビニルアルコール(0.70重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(36.00重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビトールテトラオレエート(21.00重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0104】
この農薬製剤40gを厚さ40μmの水溶性PVA(ポリビニルアルコール)フィルムの袋(10×10cm)に入れ、ヒートシールで封印し、固形農薬製剤を得る。
【0105】
製剤例19
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 2.50重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 1.50重量部
ベンスルフロンメチル(25%)のポリエチレン原末組成物 5.50重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0106】
あらかじめポリビニルアルコール(3.40重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(63.80重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(11.70重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0107】
製剤例20(ベンスルフロンメチル(25%)のマイクロクリスタリンワックス原末組成物の調製)
マイクロクリスタリンワックス(35.00重量部)を約100℃で溶融する。溶融物にベンスルフロンメチル原体(25.00重量部)を入れ、混合する。ほぼ均一になったら、疎水性シリカ(35.00重量部)およびタルク(5.00重量部)を徐々に加える。加え終わったら、約100℃で30分混合し、その後、混合しながら室温まで冷却する。冷却後、エアミルで粉砕する。
【0108】
製剤例21
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 2.60重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 0.60重量部
ベンスルフロンメチル(25%)の
マイクロクリスタリンワックス原末組成物 5.50重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0109】
あらかじめポリビニルアルコール(6.80重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(61.60重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビトールテトラオレエート(11.30重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0110】
製剤例22
フェントラザミド(70%)原末 4.30重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 3.00重量部
アセチレンジオール 2.00重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 4.00重量部
ベンスルフロンメチル(25%)の
マイクロクリスタリンワックス原末組成物 5.50重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0111】
あらかじめポリビニルアルコール(2.10重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(68.70重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレントリスチリルフェニルエーテル(10.40重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0112】
製剤例23
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 2.00重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 2.00重量部
硫酸アンモニウム 4.00重量部
ベンスルフロンメチル(25%)のポリエチレン原末組成物 5.50重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0113】
あらかじめポリエチレングリコール(3.00重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(58.20重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(9.60重量部)とポリオキシアルキレンアルキルエーテル(4.10重量部)の混合液を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0114】
製剤例24
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 2.00重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 4.00重量部
ベンスルフロンメチル(25%)のポリエチレン原末組成物 5.50重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0115】
あらかじめポリビニルアルコール(3.20重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(60.90重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー(8.90重量部)とプロピレングリコール(3.90重量部)の混合液を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0116】
この農薬製剤40gを厚さ40μmの水溶性PVA(ポリビニルアルコール)フィルムの袋(10×10cm)に入れ、ヒートシールで封印し、固形農薬製剤を得る。
【0117】
製剤例25
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 2.50重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 1.00重量部
ベンスルフロンメチル(25%)のポリエチレン原末組成物 5.50重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0118】
あらかじめポリビニルアルコール(3.40重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(64.60重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビトールトリステアレート(11.40重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0119】
製剤例26
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 3.00重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 0.60重量部
ベンスルフロンメチル(25%)のポリエチレン原末組成物 5.50重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0120】
あらかじめポリビニルアルコール(4.00重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(63.80重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(11.50重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0121】
製剤例27(イマゾスルフロン(25%)のポリエチレン原末組成物の調製)
低分子量ポリエチレン(6.00重量部)を流動パラフィン(24.00重量部)と共に約100℃で溶融する。溶融物にイマゾスルフロン原体(25.00重量部)を入れ、混合する。ほぼ均一になったら、疎水性シリカ(45.00重量部)を徐々に加える。加え終わったら、約100℃で30分混合し、その後、混合しながら室温まで冷却する。冷却後、エアミルで粉砕する。
【0122】
製剤例28
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 3.00重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 1.00重量部
イマゾスルフロン(25%)のポリエチレン原末組成物 13.00重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調整する。
【0123】
あらかじめポリビニルアルコール(2.80重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(53.60重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレントリスチリルフェニルエーテル(15.00重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0124】
製剤例29
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 5.00重量部
リグニンスルホン酸ナトリウム塩 2.00重量部
イマゾスルフロン(25%)のポリエチレン原末組成物 13.00重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調整する。
【0125】
あらかじめカルボキシメチルセルロース(1.05重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(51.35重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビトールテトラオレエート(16.00重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0126】
製剤例30
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 5.00重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 0.50重量部
イマゾスルフロン(25%)のポリエチレン原末組成物 13.00重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調整する。
【0127】
あらかじめポリビニルアルコール(2.60重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(50.30重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレントリスチリルフェニルエーテル(17.00重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0128】
この農薬製剤40gを厚さ40μmの水溶性PVA(ポリビニルアルコール)フィルムの袋(10×10cm)に入れ、ヒートシールで封印し、固形農薬製剤を得る。
【0129】
製剤例31(イマゾスルフロン(25%)のマイクロクリスタリンワックス原末組成物の調製)
マイクロクリスタリンワックス(30.00重量部)を約100℃で溶融する。溶融物にイマゾスルフロン原体(25.00重量部)を入れ、混合する。ほぼ均一になったら、疎水性シリカ(45.00重量部)を徐々に加える。加え終わったら、約100℃で30分混合し、その後、混合しながら室温まで冷却する。冷却後、エアミルで粉砕する。
【0130】
製剤例32
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 2.00重量部
ポリエーテル変性シリコーン 2.00重量部
リグニンスルホン酸ナトリウム塩 3.00重量部
イマゾスルフロン(25%)のマイクロクリスタリン
ワックス原末 13.00重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調整する。
【0131】
あらかじめポリビニルアルコール(2.50重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(47.90重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレントリスチリルフェニルエーテル(16.20重量部)とポリエチレングリコール(1.80重量部)の混合液を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0132】
製剤例33
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 5.00重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 0.60重量部
イマゾスルフロン(25%)のマイクロクリスタリン
ワックス原末 13.00重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調整する。
【0133】
あらかじめポリビニルアルコール(2.70重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(50.60重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(16.50重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0134】
この農薬製剤40gを厚さ40μmの水溶性PVA(ポリビニルアルコール)フィルムの袋(10×10cm)に入れ、ヒートシールで封印し、固形農薬製剤を得る。
【0135】
製剤例34
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 5.00重量部
リグニンスルホン酸ナトリウム塩 4.00重量部
イマゾスルフロン(25%)のマイクロクリスタリン
ワックス原末 13.00重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調整する。
【0136】
あらかじめカルボキシメチルセルロース(1.00重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(48.40重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビトールテトラオレエート(17.00重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0137】
製剤例35
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 4.00重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 3.00重量部
イマゾスルフロン(25%)のマイクロクリスタリン
ワックス原末 13.00重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調整する。
【0138】
あらかじめカルボキシメチルセルロース(1.50重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(50.90重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(12.80重量部)とポリオキシアルキレンアルキルエーテル(3.20重量部)の混合液を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0139】
比較製剤例1
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
リグニンスルホン酸ナトリウム塩 2.00重量部
ベンスルフロンメチル(25%)のポリエチレン原末組成物 5.50重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0140】
あらかじめポリビニルアルコール(3.50重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(66.80重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(10.60重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0141】
この農薬製剤40gを厚さ40μmの水溶性PVA(ポリビニルアルコール)フィルムの袋(10×10cm)に入れ、ヒートシールで封印し、固形農薬製剤を得る。
【0142】
比較製剤例2
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 0.50重量部
ベンスルフロンメチル(25%)のポリエチレン原末組成物 5.50重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0143】
あらかじめポリビニルアルコール(3.40重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(69.20重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(9.80重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0144】
比較製剤例3
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 0.50重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 0.50重量部
ベンスルフロンメチル(10%)の原末組成物* 13.80重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0145】
パンコーターに整粒したシラスバルーン(51.60重量部)を投入し、ポリオキシエチレンソルビトールテトラオレエート(22.00重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0146】
この農薬製剤40gを厚さ40μmの水溶性PVA(ポリビニルアルコール)フィルムの袋(10×10cm)に入れ、ヒートシールで封印し、固形農薬製剤を得る。
*上記および下記のベンスルフロンメチル(10%)の原末組成物は、
ベンスルフロンメチル原体 10.00重量部
ホワイトカーボン 10.00重量部
炭酸カルシウム 80.00重量部
の各成分を混合し、エアミルで粉砕して得られる。
【0147】
比較製剤例4
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 1.00重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 0.50重量部
ベンスルフロンメチル(10%)の原末組成物* 13.80重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0148】
パンコーターに整粒したシラスバルーン(50.70重量部)を投入し、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(22.40重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0149】
この農薬製剤40gを厚さ40μmの水溶性PVA(ポリビニルアルコール)フィルムの袋(10×10cm)に入れ、ヒートシールで封印し、固形農薬製剤を得る。
【0150】
比較製剤例5
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
リグニンスルホン酸ナトリウム塩 4.00重量部
イマゾスルフロン(25%)のポリエチレン原末組成物 13.00重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調整する。
【0151】
あらかじめポリビニルアルコール(2.80重量部)で表面を被覆し、整粒したシラスバルーン(54.10重量部)をパンコーターに投入し、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(14.50重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0152】
この農薬製剤40gを厚さ40μmの水溶性PVA(ポリビニルアルコール)フィルムの袋(10×10cm)に入れ、ヒートシールで封印し、固形農薬製剤を得る。
【0153】
比較製剤例6
フェントラザミド(70%)原末 11.60重量部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 0.50重量部
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩 0.50重量部
イマゾスルフロン(20%)の原末組成物* 16.20重量部
をよく混合した後、粉砕し粉状組成物を調製する。
【0154】
パンコーターに整粒したシラスバルーン(56.20重量部)を投入し、ポリオキシエチレンソルビトールテトラオレエート(15.00重量部)を滴下し、充分に混合する。上記粉状組成物を少しずつパンコーターに加え、この粉状組成物がシラスバルーン上に均一にコーティングされるまで、パンコーターを作動させることにより、目的の農薬製剤を調製する。
【0155】
この農薬製剤40gを厚さ40μmの水溶性PVA(ポリビニルアルコール)フィルムの袋(10×10cm)に入れ、ヒートシールで封印し、固形農薬製剤を得る。
*上記および下記のイマゾスルフロン(20%)の原末組成物は、
イマゾスルフロン原体 20.00重量部
ホワイトカーボン 10.00重量部
炭酸カルシウム 70.00重量部
の各成分を混合し、エアミルで粉砕して得られる。
【0156】
本発明による水面施用製剤は、PVAフィルムに包装し、水田中に直接投下することができる。本製剤は、投下後、PVAが速やかに溶け、内容物が田面水上に拡展し、有効成分を水田に均一に分散させることができ、田面水上に浮遊する粒子には有効成分が残らない。有効成分の水田中での均一な分布および粒核からの有効成分の剥離を確かめるために、下記の方法で拡展性・剥離性試験を行った。
【0157】
試験例1(拡展性・剥離性の試験)
ビニールシートで製作した縦5m、横10mのプールに、直接約9cm、深さ約1.8cmのペトリ皿を図1に示すように配置し、水深約5cmとなるように水を入れた。次に、製剤例1によって調製したPVAフィルムの袋(10cm×10cm)に包装した40gの製剤をプールの水面上に静かに投下した。1時間後、浮遊している粒を目開き425μmのステンレス製網ですくい取り、ろ紙上で乾燥後、HPLC法により農薬有効成分(フェントラザミド)の含有量を測定した。
【0158】
また、同時にペトリ皿を静かに取り出し、ペトリ皿上の水をメスフラスコに集め、さらにペトリ皿をアセトニトリルで洗浄して洗液をメスフラスコに集めた。メスフラスコを定容した後、HPLC法により各ペトリ皿上の農薬有効成分(フェントラザミド)の含有量を測定した。
【0159】
製剤例11、16、19、24及び30並びに比較製剤例1、3及び5の製剤についても試験例1と同時にして、浮遊粒中およびペトリ皿上の農薬有効成分(フェントラザミド)の有効量を測定した。それらの結果を下記第1表に示す。
【0160】
【表1】
【0161】
比較例1、3及び5の製剤における平均有効成分の重量はそれぞれ約90μg、110μgおよび約110μgであるのに対して、製剤例1、11、16、19、24及び30の製剤は有効成分の重量はいずれも約150μg以上であり、溶出が促進されていることがわかる。
【0162】
さらに、浮遊粒子中の有効成分量は、比較例1、3及び5の製剤では約20%であり、有効成分が浮遊粒子中に残存していることを示した。これに対し、製剤例1、11、16、19、24及び30の製剤は約2%であり、有効成分が浮遊粒子中から剥離し、浮遊粒子中にほとんど残存していないことがわかる。
【0163】
試験例2(模擬水田での拡展性試験)
図2に示すように、縦10m、横10mのビニールシートで作製した模擬水田(プール)に水深約5cmとなるように水を入れた。次に、製剤例8に準じて調製したPVAフィルムの袋に包装した40gの製剤をプールに投下した。図2に示される地点での粒剤到達時間を測定し、また、図2に示される地点から一定量の水を経時的に採取し、農薬有効成分(フェントラザミド、ベンスルフロンメチル、イマゾスルフロン)の各濃度を測定し、拡展状況を調査した。
【0164】
製剤例13、21、24及び29並びに比較製剤例1及び4の製剤についても同様にして試験を行った。各製剤の粒剤到達時間を第2表に、農薬有効成分(フェントラザミド、ベンスルフロンメチル、イマゾスルフロン)の測定結果をそれぞれ第3、4及び5表に示す。
【0165】
【表2】
【0166】
第2表に示すごとく、製剤8、13、21、24及び29における粒剤到達時間はいずれも2分30秒前後であり、浮遊粒剤が速やかに水面を走行し分散することがわかる。これに対して、比較例1、4及び5は粒剤到達時間がいずれも3分30秒以上であり、浮遊粒剤の分散が不充分である。
【0167】
【表3】
【0168】
【表4】
【0169】
【表5】
【0170】
【表6】
【0171】
【表7】
【0172】
【表8】
【0173】
第3、4及び5表に示すごとく、製剤8、13、21、24及び29におけるフェントラザミドの水中濃度は投薬後速やかに所定濃度に達した。さらに、採取場所における有効成分(フェントラザミド・ベンスルフロンメチル、イマゾスルフロン)の水中濃度に大きな差がないことから、有効成分が均一に分布していることがわかる。
【0174】
試験例3(溶出試験)
ポット(16×25×10cm)に土を5cm入れ、水深3cmとなるように水を張った。製剤例8、16、25及び33並びに比較製剤例3及び6の各製剤を20mg量り取り、各ポットに投じた。投入の0.17、0.29、1、2及び3日後に水の一部を採取し、HPLC法により農薬有効成分量(フェントラザミド、ベンスルフロンメチル、イマゾスルフロン)を測定した。その結果をそれぞれ第6、7及び8表に示す。
【0175】
【表9】
【0176】
【表10】
【0177】
【表11】
【0178】
第6表に示すごとく、フェントラザミドの溶出は、比較製剤例3及び6の場合、経過日数1日後で約0.3ppmであるのに対して、製剤例8、16、25及び33では、製剤投薬直後からきわめて速くフェントラザミドが溶出し、0.5ppm以上に達していることがわかる。
【0179】
また、第7表に示すごとく、ベンスルフロンメチルの溶出は、比較製剤例3の場合、投薬直後から0.08ppm以上に達し、速やかに溶出しているのに対し、製剤例8、16及び25の場合、ベンスルフロンメチルは投薬後から徐々に溶出し、経過日数1日後でも0.05ppm程度であり、溶出抑制することができたことがわかる。
【0180】
さらに、第8表に示すごとく、イマゾスルフロンの溶出は、比較製剤例6の場合、投薬直後から0.2ppm以上に達し、速やかに溶出した。これに対し、製剤例33の場合、イマゾスルフロンは投薬後から徐々に溶出し、経過日数1日後でも0.1ppm程度であり、溶出抑制することができたことがわかる。
【0181】
試験例4(水田雑草に対する除草効果および移植水稲に対する薬害性)
雑草(タイヌビエ、タマガヤツリ、ホタルイ、コナギ及び広葉雑草)が自然発生する水田を代掻き整地し、100m2(10m×10m)に区切った。水稲(品種:日本晴、2.5葉期、草丈15cm)を3本1株として移植し水深約4cmを保った。雑草が発生しタイヌビエが1.5葉期になったときに、製剤例13によって調製した水溶性PVAフィルムの袋に包装した40gの製剤を投入した。投入後の剤の分散の状況を目測により調査した。
【0182】
投入場所は、区画片隅の50cm×50cmの地点である(図3参照)。
【0183】
除草効果および移植水稲に対する薬害性は投入2週間後及び3週間後に調査した。
【0184】
評価の基準は100を完全枯殺、0を効果無とした。除草効果90以上を実用可能とし、また、薬害性は10以下の場合に実用可能とした。
【0185】
製剤例19、製剤例33、比較製剤例2、比較製剤例3及び比較製剤例6の製剤についても同様に試験を行った。
【0186】
これらの結果を第9〜11表に示す。
【0187】
【表12】
【0188】
【表13】
【0189】
【表14】
【0190】
【発明の効果】
以上の試験例の結果から明らかなように、本発明の水面施用製剤の田面水中での拡展性は非常に良好であるので、施用時に必ずしも田面水に均一に投下する必要はなく、畦の近傍への施用によっても田面全体に均一に農薬活性物質を分散させることが可能である。更に、本発明の水面施用製剤は、農薬活性成分の溶出コントロールを可能ならしめること、すなわち、水微溶性ないし水易溶性の農薬活性成分の場合には、溶出抑制を、また水難溶性の農薬活性成分の場合には、溶出促進をすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】試験例1で使用する、拡展性・剥離性の試験におけるペトリ皿の配置及び製剤投下場所を示す図である。
【図2】試験例2で使用する、模擬水田での拡展性試験における製剤投下地点及び試料採取地点、粒剤到達観察地点を示す図である。
【図3】試験例4で使用する、水田雑草に対する除草効果および移植水稲に対する薬害性の試験における水田への試験薬剤(製剤)投下地点を示す図である。
【図4】本発明の水面施用製剤を包装するための切れ目の入った水溶性フィルムの袋の切れ目の状態を示す図である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a water surface preparation. More specifically, the present invention relates to a water surface applied agricultural chemical formulation with controlled floating elution of an agricultural chemical active ingredient and good floating running property, a method for producing the same, and an agricultural chemical bulk composition with controlled dissolution of the agricultural chemical active ingredient.
[0002]
[Prior art and problems]
So far, formulation forms related to the application of agricultural chemicals include granules, powders, wettable powders, flowables, aqueous solvents, liquids, emulsions, etc., and recently, tablets (jumbo), Packing agents have also been developed.
[0003]
On the other hand, in the agricultural field, further labor savings and a tendency of reducing pesticides accompanying the consideration of the environment when using pesticides are increasing, and there is a need to improve the formulation of agricultural chemicals.
[0004]
Under such circumstances, in recent years, the dosage of granule has been reduced (from 30 kg / ha spraying to 10 kg / ha spraying), machine spraying and development of large throwing formulations. The large throwing formulation is a formulation intended to distribute the agricultural chemical active ingredient uniformly in the paddy water by throwing from the shore without entering the paddy field. Specifically, 100 g or 50 g tablets, balls, individual packaging, etc., in which the agrochemical active ingredient is easily dispersed in the water using a water-soluble excipient or a foaming agent, are being tested.
[0005]
However, since these are applied topically as compared with ordinary granules, in fact, it takes a long time for the active ingredients of the pesticide to be uniformly dispersed in the surface water, or the entire surface The active ingredient may not go away. As a result, the effect becomes non-uniform and phytotoxicity occurs.
[0006]
Thus, the large throw-in formulation proposed for labor saving of application has the problem that it is difficult to distribute the agricultural chemical active ingredient promptly and uniformly in the surface water, which can solve the problem. It has been demanded.
[0007]
In order to solve these problems, Japanese Patent Application Laid-Open No. 5-155703 proposes a water surface application pesticide formulation. In this water surface application pesticide formulation, depending on the surfactant used, the surface water may be sufficiently contained. Some do not spread and sink to the sprayed place, and the bulk becomes large, which may cause problems in processing, distribution, and the like.
[0008]
In addition, in a surface-applied agricultural chemical formulation with good floating travelability, elution control of agricultural chemical active ingredients is a problem in terms of phytotoxicity and biological effects. In addition, the agricultural chemical active ingredients include those that are relatively easily soluble in water and those that are relatively difficult to dissolve in water. As a method for controlling the elution of these, In JP-A-8-92007, the active ingredient is mixed with a water-insoluble substance or a hardly water-soluble substance (for example, microcrystal wax) having a melting point or softening point of 50 ° C. or higher and lower than 130 ° C. and white carbon. Although it has been proposed to use a raw material composition for agricultural chemicals, suppression of elution is not sufficient, and improvement thereof is desired.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In view of such circumstances, the present inventors have conducted extensive research, and as a result, when a specific form of the preparation is applied, the preparation floats well in the surface water and is uniform throughout the surface water. The present inventors have found that a pesticide active substance can be distributed and have completed the present invention.
[0010]
The water surface preparation of the present invention makes it possible to control the dissolution of an agrochemical active ingredient, that is, in the case of an agrochemical active ingredient that is slightly soluble in water or easily soluble in water, it suppresses the elution, and is also a poorly water-soluble agrochemical active ingredient. In this case, elution is promoted.
[0011]
Thus, the present invention has a water-insoluble pesticidal activity on the nuclei of calcined pumice having an apparent specific gravity of less than 1 and a particle size in the range of about 500 μm to about 1400 μm and previously coated with a water-soluble polymer. A powdery composition comprising an ingredient, dialkylsulfosuccinate salt and other surfactant is supported and coated with a mixture comprising polyoxyethylene sorbitan (or sorbitol) fatty acid ester and other oily surfactant. It is an object of the present invention to provide a pesticide preparation for water surface application having an action of promoting the dissolution of an active ingredient of an agrochemical and having good floating running characteristics.
[0012]
The present invention further provides a poorly water-soluble pesticidal activity on the granule core of calcined pumice having an apparent specific gravity of less than 1 and a particle size in the range of about 500 μm to about 1400 μm and previously coated with a water-soluble polymer. A powdery composition comprising an ingredient, a dialkylsulfosuccinate salt and other surfactants, and an agrochemical bulk composition comprising a water-soluble or readily water-soluble agrochemical active ingredient, wax or polyethylene and hydrophobic silica A mixed agricultural chemical preparation for surface application with good floating running characteristics, characterized in that the mixed composition is supported and coated with a mixture of polyoxyethylene sorbitan (or sorbitol) fatty acid ester and other oily surfactant. Is to provide.
[0013]
The pesticide bulk powder composition comprising the water-soluble or easily water-soluble pesticide active ingredient, the wax, and the hydrophobic silica constituting the water surface application mixed pesticide preparation of the present invention is a novel composition not described in the conventional literature. is there. On the other hand, an agrochemical bulk composition comprising a water-soluble or readily water-soluble agrochemical active ingredient, polyethylene and hydrophobic silica is described in the specification of Japanese Patent Application No. 10-67659 filed by the present applicant. These agrochemical bulk powder compositions can be widely used as basic components of solid preparations and are extremely useful.
[0014]
In the case of the latter agrochemical bulk composition, in addition to polyethylene, liquid paraffin can be further contained, whereby when the agrochemical active ingredient is a solid, its melting temperature can be lowered (90 to 110 ° C.). ), It can be applied to a bulk powder composition containing an agrochemical active ingredient which is unstable to heat, and the cost of the preparation can be reduced.
[0015]
When applied to a paddy field, the pesticide preparation for water surface application of the present invention is prepared by dissolving the dialkylsulfosuccinate salt, and other surfactants such as naphthalene sulfonic acid formalin condensate salt and lignin sulfonate. As a result, the particles are dispersed very quickly and uniformly in the surface water, and by the dispersion and dissolution of polyoxyethylene sorbitan (or sorbitol) fatty acid ester and other oily surfactants, The elution of the poorly water-soluble pesticidal active ingredient which is difficult to elute is promoted, and the pesticidal active ingredient is also uniformly dispersed in the surface water as the preparation is run.
[0016]
In addition to the above-mentioned action, the water-applied mixed agricultural chemical formulation of the present invention, when applied to paddy fields, has a water-insoluble or readily water-soluble agricultural chemical active ingredient that has an elution-inhibiting action by wax or polyethylene and hydrophobic silica. As a result, an excellent residual effect due to the sustained release effect can be exhibited and an effect of preventing the occurrence of phytotoxicity can be exhibited.
[0017]
Thus, according to the water surface application agricultural chemical formulation and the water surface application mixed agricultural chemical formulation of the present invention, it is possible to release each of the component to be accelerated and the component to be delayed at an optimal dissolution rate by controlling the elution of the agricultural chemical active ingredient. it can.
[0018]
Further, by preparing a granule using the agrochemical bulk powder composition, a granule with controlled elution can be obtained.
[0019]
Hereinafter, the water surface application agricultural chemical formulation, the water surface application mixed agricultural chemical formulation, the agricultural chemical bulk powder composition, and the agricultural chemical granules composed thereof will be described in more detail. In the following, the water surface application pesticide preparation and the water surface application mixed pesticide preparation may be collectively referred to as “water surface application preparation”.
[0020]
The grain nuclei used as a carrier in the preparation for water surface application of the present invention are calcined pumice previously coated with a water-soluble polymer, and the calcined pumice before coating has an apparent specific gravity of less than 1, for example, 0.7 to 0.1. It may have a particle size within the range and within the range of about 500 μm to about 1400 μm, preferably about 500 μm to about 1000 μm. Grain nuclei having such a particle size can be prepared, for example, by removing particles larger than the upper limit and particles smaller than the lower limit using the standard sieve of JIS standard. As a specific example of such a calcined pumice, for example, a shirasu balloon can be mentioned.
[0021]
Examples of the water-soluble polymer used in the water surface preparation of the present invention include polyvinyl alcohol, carboxymethyl cellulose, polyvinyl pyrrolidone, polyethylene glycol, methyl cellulose, ethyl cellulose, hydroxymethyl cellulose, and hydroxyethyl cellulose. Among these, polyvinyl alcohol, carboxymethyl cellulose, and polyethylene glycol are particularly preferable. These water-soluble polymers can be used alone or in combination of two or more.
[0022]
The calcined pumice coated with the water-soluble polymer can be prepared by mixing an aqueous solution of the water-soluble polymer with the calcined pumice and drying it. In this case, the amount of the water-soluble polymer used can be generally about 0.005 to about 2 parts by weight, preferably about 0.01 to about 0.5 parts by weight per 1 part by weight of the calcined pumice. .
[0023]
The dialkylsulfosuccinate salt and other surfactants used in the water surface preparation of the present invention change the air-water interfacial tension, and at the same time the agrochemical runs on the surface water, the pesticidal active ingredient is quickly put into the surface water. Has the effect of releasing.
[0024]
Other surfactants used in combination with dialkylsulfosuccinate salts are preferably substances that have the ability to reduce the surface tension of water by 30% or more when added to water at a critical micelle concentration (cmc). For example, alkyl sulfocarboxylate, lignin sulfonate, alkyl benzene sulfonate, alkyl naphthalene sulfonate, naphthalene sulfonate formalin condensate, fatty acid soap, sulfosuccinic acid alkyl di-salt, alkyl sulfoacetate, alkyl sulfate Alkyl phosphate, alkyl sulfonate, alkyl amino acid salt, alkyl amine salt, acetylene alcohol, acetylene glycol, silicone surfactant, secondary higher alcohol ethoxy sulfate, fatty acid alkylol amide sulfate ester salt, Polio Siethylene alkyl ether, polyoxyethylene alkyl ether phosphate, glycerin fatty acid ester, sorbitan fatty acid ester, alkyl ammonium salt, alkyl allyl sulfonate, N-acyl methyl taurate, phenol sulfonate condensate, phenyl phenol sulfonic acid Examples thereof include a salt condensate. These are generally desirably used in the form of solid powder at room temperature. Among these, lignin sulfonate, alkyl benzene sulfonate, alkyl naphthalene sulfonate, naphthalene sulfonate formalin condensate, fatty acid soap, sulfosuccinic acid alkyl di-salt, alkyl sulfoacetate, alkyl sulfate, alkyl sulfone Acid salts, acetylene / alcohols, acetylene / glycols, silicone surfactants, polyoxyethylene alkyl ethers, phenol sulfonate condensates, and phenyl phenol sulfonate condensates are preferred. These surfactants can be used alone or in combination of two or more.
[0025]
The mixing ratio of the dialkyl sulfosuccinate salt and the other surfactant used in the water surface preparation of the present invention is generally 0.01 to 10% by weight of the surfactant with respect to 1 part by weight of the dialkyl sulfosuccinate salt. Parts, preferably in the range of 0.1 to 8 parts by weight.
[0026]
In the water surface preparation of the present invention, the polyoxyethylene sorbitan (or sorbitol) fatty acid ester is used when the composition containing an agrochemical active ingredient is coated and supported on the grain core. As the polyoxyethylene sorbitan fatty acid ester, For example, polyoxyethylene sorbitan monolaurate, polyoxyethylene sorbitan monopalmitate, polyoxyethylene sorbitan monostearate, polyoxyethylene sorbitan tristearate, polyoxyethylene sorbitan monooleate, polyoxyethylene sorbitan trioleate, polyoxyethylene sorbitan monooleate Examples include oxyethylene sorbitan monoisostearate, polyoxyethylene sorbitan dioleate, and polyoxyethylene sorbitol fatty acid esters. Such as polyoxyethylene sorbitol hexastearate, polyoxyethylene sorbitol tetrastearate, polyoxyethylene sorbitol tetraoleate, polyoxyethylene sorbitol monolaurate, polyoxyethylene sorbitol monooleate, and the like. Among these, in particular, polyoxyethylene sorbitan monostearate, polyoxyethylene sorbitan tristearate, polyoxyethylene sorbitan monooleate, polyoxyethylene sorbitan trioleate, polyoxyethylene sorbitol hexastearate, and polyoxyethylene sorbitol Tetraoleate is preferred. These polyoxyethylene sorbitan (or sorbitol) fatty acid esters can be used alone or in combination of two or more.
[0027]
On the other hand, as other oily surfactants used in combination with the above polyoxyethylene sorbitan (or sorbitol) fatty acid ester, for example, polyoxyethylene polyoxypropylene alkyl ether, polyoxyethylene polyoxypropylene alkylphenyl ether , Polyoxyethylene polyoxypropylene block polymer, polyoxyethylene polyoxypropylene block polymer benzyl (or styryl) phenyl ether, polyoxyethylene benzyl (or styryl) phenyl ether, polyoxyethylene allyl ether, polyoxyethylene allyl phenyl ether, Polyoxyethylene alkylamine ether, polyoxyethylene alkyl ether, polyoxyethylene alkyl ester, polyoxyethylene Len alkyl phenyl ether, polyoxyethylene alkyl phenyl ether formaldehyde condensate, polyoxyethylene glycerin fatty acid ester, polyoxyethylene castor oil, polyoxyethylene fetosterol, polyoxyethylene lanolin, sorbitan fatty acid ester, calcium alkylbenzene sulfonate, poly Oxyethylene lanolin alcohol ether, polyoxyethylene lanolin beeswax derivative, polyoxyethylene lanolin fatty acid ester, polyoxyethylene hydrogenated castor oil, polyoxyethylene fatty acid amide, polyoxyethylene fatty acid ester, propylene glycol fatty acid ester, polyethylene glycol fatty acid ester, poly Glycerin fatty acid ester, polyoxyethylene alkyl allyl ester Ether, polyoxyalkylene alkyl ether and the like. Among these, in particular, polyoxyethylene polyoxypropylene alkyl ether, polyoxyethylene polyoxypropylene phenyl ether, polyoxyethylene polyoxypropylene block polymer, polyoxyethylene polyoxypropylene block polymer benzyl (or styryl) phenyl ether, poly Oxyethylene benzyl (or styryl) phenyl ether, polyoxyethylene hydrogenated castor oil, polyoxyalkylene alkyl ether, calcium alkylbenzene sulfonate, sorbitan fatty acid ester, and polyethylene glycol fatty acid ester are preferred. The oily surfactants described above can be used alone or in combination of two or more.
[0028]
In the water surface preparation of the present invention, in order to carry and carry the composition containing the agrochemical active ingredient on the grain core, from the polyoxyethylene sorbitan (or sorbitol) fatty acid ester and other oily surfactants as described above. In some cases, paraffin waxes, glycerin esters, animal fats and oils, butadiene, polyoxyalkylene alkyl ethers, polyethylene glycol, propylene glycol, glycol ethers and the like can be further added to the mixture.
[0029]
The poorly water-soluble pesticidal active ingredient used in the water surface application preparation of the present invention is generally a substance having a water solubility of 10 ppm or less at 20 ° C., and has activity as an agrochemical such as herbicidal activity, insecticidal activity, and bactericidal activity. Mention may be made of substances. Specific examples thereof include the following compounds, but the poorly water-soluble agricultural chemical active ingredients that can be used in the present invention are not limited to these.
Herbicidal active compounds:
2-benzothiazol-2-yloxy-N-methylacetanilide (generic name: mefenacet),
1- (2-chlorophenyl) -4- (N-cyclohexyl-N-ethylcarbamoyl) -5 (4H) -tetrazolinone (generic name: phentolazamide),
1- (α, α-dimethylbenzyl) -3- (paratolyl) urea (generic name: Daimlon),
N-[(2-chlorophenyl) methyl] -N ′-(1-methyl-1-phenylethyl) urea (generic name: cumyluron),
(RS) -2-bromo-N- (α, α-dimethylbenzyl) -3,3-dimethylbutyramide (generic name: bromobutide),
α- (2-naphthoxy) propionylanilide (generic name: naproanilide),
(RS) -2- (2,4-dichloro-m-tolyloxy) propionanilide (generic name: chromeprop)
2-chloro-N- (3-methoxy-2-enyl) -2 ', 6'-dimethylacetanilide (generic name: tenyl chlor),
S-benzyl-1,2-dimethylpropyl (ethyl) thiocarbamate (generic name: Esprocarb),
O-3-tert-butylphenyl-6-methoxy-2-pyridyl (methyl) thiocarbamate (generic name: pyributycarb),
n-butyl (R) -2- [4 (4-cyano-2-fluorophenoxy) phenoxy] propionate (generic name: cihalopop-butyl),
1- (diethylcarbamoyl) -3- (2,4,6-trimethylphenylsulfonyl) -1,2,4-triazole (generic name: caffefentrol),
4- (2,4-dichlorobenzoyl) -1,3-dimethyl-5-pyrazolyl-p-toluenesulfonate (generic name: pyrazolate),
2- [4- (2,4-dichlorobenzoyl) -1,3-dimethylpyrazol-5-yloxy] acetophenone (generic name: pyrazoxifene),
2- [4- (2,4-dichloro-m-toluoyl) -1,3-dimethylpyrazol-5-yloxy] -4-methylacetophenone (generic name: benzophenap),
Methyl 2-[(4,6-dimethoxy-2-pyrimidinyl) oxy] -6- [1- (methoxyimino) ethyl] -benzoate (generic name: pyriminobacmethyl),
O-ethyl-O- (3-methyl-6-nitrophenyl) secondary butyl phosphoramidothioate (generic name: butamifos),
N- (2,3-dichlorophenyl) -4- (ethoxymethoxy) -benzamide (generic name: ettobenzanide),
5- (2,4-dichlorophenoxy) -2-nitrobenzoic acid (generic name: biphenox), etc.
Insecticidal compounds:
Ethyl dimethyldithiophosphorylphenylacetate (generic name: phentoate),
O, O-diethyl-O- (3-oxo-2-phenyl-2H-pyridazin-6-yl) phosphorothioate (generic name: pyridafenthione),
O, O-dimethyl-O-3,5,6-trichloro-2-pyridyl phosphorothioate (generic name: chlorpyrifosmethyl),
2- (4-ethoxyphenyl) -2-methylpropyl 3-phenoxybenzyl ether (generic name: etofenblox),
(±) -5-amino-1- (2,6-dichloro-α, α, α-trifluoro-p-tolyl) -4-trifluoromethyl-sulfinylpyrazole-3- (carbonitrile) (generic name: Fipronil),
2,3-dihydro-2,2-dimethyl-7-benzo [b] furanyl N-dibutylaminothio-N-methylcarbamate (generic name: carbosulfan),
Ethyl N- [2,3-dihydro-2,2-dimethylbenzofuran-7-yloxycarbonyl (methyl) aminothio] -N-isopropyl-β-alaninate (generic name: benfuracarb),
(R, S) -α-cyano-3-phenoxybenzyl-2,2-dichloro-1- (4-ethoxyphenyl) cyclopropanecarboxylate (generic name: cycloprotorin),
2-tert-butylimino-3-isopropyl-5-phenyl-3,4,5,6-tetrahydro-2H-1,3,5-thiadiazin-4-one (generic name: buprofezin),
S, S′-2-dimethylaminotrimethylene di (benzenethiosulfonate) (generic name: bensultap), etc.
Bactericidal active compound:
1- (4-chlorobenzyl) -1-cyclopenter-3-phenylurea (generic name: pencyclon),
4,5,6,7-tetrachlorophthalide (generic name: fusalide),
α, α, α-trifluoro-3′-isopropoxy-o-toluanilide (generic name: flutolanil),
6- (3,5-dichloro-4-methylphenyl) -3 (2H) -pyridazinone (generic name: dichromedin),
(E) -methyl 2-[[6- (2-cyanophenoxy) -4-pyrimidinyl] oxy] -α- (methoxymethylene) benzeneacetate (generic name: azoxystrobin),
N- [2,6-dibromo-4- (trifluoromethoxy) phenyl] -2-methyl-4- (trifluoromethyl) -5-thiazolecarboxamide (generic name: tifluzamide),
2,2-dichloro-N- [1- (4-chlorophenyl) ethyl] -1-ethyl-3-methylcyclopropanecarboxamide (generic name: carbopamide),
2-cyano-N- [1- (2,4-dichlorophenyl) ethyl] -3,3-dimethyl-butanamide (generic name: diclocimet),
S-
[0030]
In the water surface preparation of the present invention, the above pesticidal active ingredients can be used alone or in combination of two or more.
[0031]
In the preparation for water surface application of the present invention, an extender can be further blended, and the extender that can be used is not particularly limited as long as it is readily soluble in water, and specifically, for example, sodium sulfate, sulfuric acid Potassium, potassium chloride, saccharides, polyethylene glycol, starch and the like can be mentioned, among which sodium sulfate is preferred. By adding such a readily water-soluble extender, the amount of calcined pumice of the grain core can be reduced, and a preparation with a small bulk volume can be obtained.
[0032]
In the pesticide preparation for water surface application according to the present invention, the powdery composition carried on the grain core is composed of the above-mentioned poorly water-soluble pesticide active ingredient, dialkyl sulfosuccinate salt and other surfactants and other additives. Can be prepared by mixing and pulverizing, and a dry pulverization method known per se can be employed for the preparation. For example, a desired powdery composition can be obtained by charging each component of the powdery composition into a pin mill, hammer mill, jet mill or the like and mixing and pulverizing them.
[0033]
The water surface application agrochemical formulation of the present invention generally per 100 parts by weight of the formulation,
About 0.05 part by weight to about 50 parts by weight, preferably about 1 part by weight to about 30 parts by weight,
A total of about 0.9 to about 25 parts by weight, preferably about 2 to about 15 parts by weight of dialkyl sulfosuccinate and other surfactants;
About 1 part by weight to about 50 parts by weight, preferably about 5 parts by weight to about 40 parts by weight of a polyoxyethylene sorbitan (or sorbitol) fatty acid ester;
About 1 to about 50 parts by weight of other oily surfactants, preferably about 5 to about 40 parts by weight;
0 to about 40 parts by weight, preferably 0 to about 25 parts by weight of a water soluble extender;
About 0.1 to about 30 parts by weight of water-soluble polymer, preferably about 0.1 to about 25 parts by weight; and
The calcined pumice may be contained in a proportion of about 10 parts by weight to about 80 parts by weight, preferably about 30 parts by weight to about 74 parts by weight. However, this mixing ratio is only a guide and can be changed as needed.
[0034]
On the other hand, the mixed agricultural chemical preparation for water surface application according to the present invention is mixed with the powdery composition together with an agrochemical bulk composition composed of a water-soluble or easily water-soluble agrochemical active ingredient, wax or polyethylene and hydrophobic silica. .
[0035]
Examples of the wax used in the agrochemical bulk powder composition include natural waxes such as candelilla wax, carnauba wax, rice wax, wood wax, beeswax, ozokerite, ceresin; paraffin waxes that are petroleum waxes, Microcrystalline wax, petrolatum; hardened castor oil which is a synthetic wax, 12-hydroxystearic acid fatty acid amide, polyhydric alcohol fatty acid ester, etc., among these, carnauba wax, microcrystalline wax, wood wax and paraffin wax Is preferred. These waxes can be used alone or in combination of two or more.
[0036]
The content of the wax in the bulk agricultural chemical composition can be generally in the range of about 1 to about 50% by weight, preferably about 2 to about 45% by weight.
[0037]
In the above agrochemical bulk powder composition, polyethylene can also be used instead of wax, and as the polyethylene, low molecular weight polyethylene is preferable, and its molecular weight is generally 1,000 to 15,000, preferably 1,300 to It is desirable to be within the range of 7,000. The content of the polyethylene in the agricultural chemical bulk composition can be generally in the range of about 1 to about 50% by weight, preferably about 2 to about 45% by weight. In some cases, paraffin waxes may be added to polyethylene. Moreover, a part or all of polyethylene can also be substituted with polypropylene.
[0038]
The agrochemical bulk powder composition of the present invention is blended with a hydrophobic silica having a characteristic of low moisture adsorption and low silanol group density as a solid diluent. The content of the hydrophobic silica in the agrochemical bulk powder composition can be generally in the range of about 30 to about 80% by weight, preferably about 35 to about 75% by weight. The bulk agricultural chemical composition may further contain about 2 to about 20% by weight talc and / or about 2 to about 20% by weight white carbon as a solid diluent.
[0039]
In the above agricultural chemical bulk powder composition, when polyethylene is used, in addition to polyethylene and hydrophobic silica, liquid paraffin can be further added in some cases. Liquid paraffin is a hydrocarbon oil obtained by highly purifying a relatively light lubricating oil fraction, such as a spindle oil fraction, by washing with sulfuric acid. It is colorless and odorless, has low volatility, is mainly composed of alkylnaphthalenes, and contains white oil ( White oil). The content of the liquid paraffin in the bulk agricultural chemical composition can be generally in the range of about 5 to about 40% by weight, preferably about 10 to about 30% by weight.
[0040]
On the other hand, the water-soluble or easily water-soluble pesticidal active ingredient used in the above agricultural chemical bulk powder composition is a substance having water solubility at 20 ° C. of more than 10 ppm, preferably 13 ppm or more, herbicidal activity, insecticidal activity, The substance which has bactericidal activity etc. can be mentioned, The following compound can be illustrated as the specific example. However, the water-soluble or easily water-soluble agrochemical active ingredient in the present invention is not limited to these.
Herbicidal active compounds:
Methyl α- (4,6-dimethoxypyrimidin-2-ylcarbamoylsulfamoyl) -o-toluate (generic name: bensulfuronmethyl),
Ethyl 5- (4,6-dimethoxypyrimidin-2-ylcarbamoylsulfamoyl) -1-methylpyrazole-4-carboxylate (generic name: pyrazosulfuronethyl),
1- (2-chloroimidazo [1,2-a] pyridin-3-ylsulfonyl) -3- (4,6-dimethoxypyrimidin-2-yl) urea (generic name: imazosulfuron),
Methyl 3- (4-methoxy-6-methyl-1,3,5-triazin-2-ylcarbamoylsulfamoyl) -2-tinoate (generic name: thifensulfuronmethyl),
Methyl 2- [3- (4-methoxy-6-methyl-1,3,5-triazin-2-yl) ureidosulfonyl] benzoate (generic name: metsulfuronmethyl),
1- (4,6-dimethoxypyrimidin-2-yl) -3- (3-trifluoromethyl-2-pyridylsulfonyl) urea (generic name: frazasulfuron),
3-chloro-5- (4,6-dimethoxypyrimidin-2-ylcarbamoylsulfamoyl) -1-methylpyrazole-4-carboxylic acid (generic name: halosulfuron),
1- (4,6-dimethoxy-1,3,5-triazin-2-yl) -3- [2- (2-methoxyethoxy) phenylsulfonyl] urea (generic name: synosulfuron),
1- (2-chlorophenylsulfonyl) -3- (4-methoxy-6-methyl-1,3,5-triazin-2-yl) urea (generic name: chlorsulfuron),
1- (4,6-Dimethoxypyrimidin-2-yl) -3- [1-methyl-4- (2-methyl-2H-tetrazol-5-yl) -pyrazol-5-ylsulfonyl] urea (generic name: Azimusulfuron),
1-[(o- (cyclopropylcarbonyl) phenylsulfamoyl-3- (4,6-dimethoxy-2-pyrimidinyl) urea (generic name: cyclosulfamuron),
2,4-dichlorophenoxyacetic acid (generic name: 2,4-D),
2-methyl-4-chlorophenoxyacetic acid (generic name: MCPB),
2-methylthio-4,6-bis (ethylamino) -s-triazine (generic name: dimethrin),
2-methylthio-4-ethylamino-6- (1,2-dimethylpropylamino) -s-triazine (generic name: dimetamethrin),
S- (4-Chlorobenzyl) -N, N-diethylthiocarbamate (generic name: bencho curve),
S-1-methyl-1-phenylethyl piperidine-1-carbothioate (generic name: dimethylpiperate),
S-ethylhexahydro-1H-azepine-1-carbothioate (generic name: molinate),
2-chloro-2 ', 6'-diethyl-N- (butoxymethyl) acetanilide (generic name: butachlor),
2-chloro-2 ', 6'-diethyl-N- (2-propoxyethyl) acetanilide (generic name: pretilachlor),
S- (2-methyl-1-piperidyl-carbonylmethyl) -O, O-di-n-propyldithiophosphate (generic name: piperophos),
O, O-diisopropyl-2- (benzenesulfonamido) ethyldithiophosphate (generic name: Benslide),
2,3-dihydro-3,3-dimethylbenzofuran-5-yl ethanesulfonate (generic name: benfrate)
3-isopropyl-2,1,3-benzo-thiadiazinone- (4) -2,2-dioxide (generic name: bentazone),
2-amino-3-chloro-1,4-naphthoquinone (generic name: ACN), etc.
Insecticidal compounds:
1- (6-chloro-3-pyridylmethyl) -N-nitroimidazolidin-2-ylideneamine (generic name: imidaclobrid),
(E) -N- (6-chloro-3-pyridylmethyl) -N-ethyl-N'-methyl-2-nitrovinylidenediamine (generic name: nitenpyram),
3- (6-chloro-3-pyridylmethyl) -2-cyanoiminothiazolidine (generic name: thiaclobrid),
2-secondary-butylphenyl-N-methylcarbamate (generic name: BPMC),
2-isopropylphenyl-N-methylcarbamate (generic name: isoprocarb),
1-naphthyl-N-methylcarbamate (generic name: carbaryl),
O, O-dimethyl-O- (3-methyl-4-nitrophenyl) thiophosphate (generic name: fenthion),
O, O-diethyl-S-2- (ethylthio) ethyl phosphorodithioate (generic name: ethylthiomethone),
(2-isopropyl-4-methylpyrimidyl-6) -diethylthiophosphate (generic name: diazinon),
O, O-dipropyl-O-4-methylthiophenyl phosphate (generic name: propaphos),
2-chloro-1- (2,4-dichlorophenyl) vinyldimethylphosphate (generic name: dimethylvinphos), etc.
Bactericidal active compound:
1- (4-chlorophenoxy) -3,3-dimethyl-1- (1,2,4-triazol-1-yl) -2-butanone (generic name: triazimephone),
Diisopropyl 1,3-dithiolane-2-ylidene-malonate (generic name: isoprothiolane),
5-chloro-N- (1,3-dihydro-1,1,3-trimethyl-4-isobenzofuranyl) -1,3-dimethyl-1H-pyrazole-4-carboxamide (generic name: furametopyl),
3-allyloxy-1,2-benzisothiazole-1,1-dioxide (generic name: probenazole),
1,2,5,6-tetrahydropyrrolo [3,2,1-ij] quinolin-4-one (generic name: pyroxylone), etc.
[0041]
The agrochemical bulk powder composition in the present invention may contain the agrochemical active ingredients as described above alone or in combination of two or more.
[0042]
The content of the water-soluble or readily water-soluble pesticidal active ingredient in the bulk agricultural chemical composition is not particularly limited, but is generally about 1 to about 40% by weight, preferably about 5 to about 35% by weight. %.
[0043]
As described above, since the agrochemical bulk powder composition in the present invention has the property of inhibiting the dissolution of agrochemical active ingredients by wax or polyethylene and hydrophobic silica, not only the agrochemical active ingredients that are relatively soluble in water but also the suppression of elution. The technology of the agrochemical bulk powder composition can be widely applied to desired agrochemical active ingredients that are relatively insoluble in water.
[0044]
Examples of such pesticidal active ingredients include, in addition to the above water-soluble or easily water-soluble pesticidal active ingredients, for example, poorly water-soluble pesticidal active ingredients such as fipronil, azoxystrobin, and tifluzamide. be able to.
[0045]
The raw agricultural chemical composition in the mixed agricultural chemical preparation for water surface application according to the present invention comprises mixing the above-mentioned slightly water-soluble or easily water-soluble agricultural active ingredient, wax or polyethylene and hydrophobic silica, and mixing this mixture with a Henshur mixer, It can be prepared by mixing uniformly in a heated state (usually 130 ° C. or lower) in an apparatus such as a Readyge mixer or a pug mixer and continuing stirring (mixing) until it reaches room temperature. Examples of the method of returning to room temperature include a method of forced cooling by blowing air, natural cooling, and the like, but are not limited thereto.
[0046]
The water surface application mixed agricultural chemical formulation of the present invention is, for example, a mixed composition of the powdery composition containing the poorly water-soluble agricultural chemical active ingredient and the agricultural chemical bulk powder composition prepared as described above. As described above, polyoxyethylene sorbitan (or sorbitol) is added to the core of the calcined pumice having an apparent specific gravity of less than 1 and having a particle size in the range of about 500 μm to about 1400 μm and previously coated with a water-soluble polymer. It can be produced by carrying out a support coating using a mixture of a fatty acid ester and an oily surfactant.
[0047]
The water surface application pesticide mixed preparation of the present invention is generally per 100 parts by weight of the preparation,
About 7 parts by weight to about 12 parts by weight, preferably about 7.4 parts by weight to about 11 parts by weight of a poorly water-soluble pesticidal active ingredient;
A total of about 0.9 to about 25 parts by weight, preferably about 2 to about 15 parts by weight of dialkyl sulfosuccinate salt and other surfactants;
About 0.5 to about 4 parts by weight, preferably about 0.52 to about 3.5 parts by weight of a slightly water-soluble or readily water-soluble pesticidal active ingredient;
If a wax is used, the wax is about 0.5 to about 12 parts by weight, preferably about 1.0 to about 11 parts by weight;
If polyethylene is used, the polyethylene is about 0.09 to about 12 parts by weight, preferably about 0.1 to about 11 parts by weight;
About 1 to about 8 parts by weight of hydrophobic silica, preferably about 1.5 to about 7 parts by weight;
About 1 part by weight to about 50 parts by weight, preferably about 5 parts by weight to about 40 parts by weight of a polyoxyethylene sorbitan (or sorbitol) fatty acid ester;
About 1 to about 50 parts by weight of other oily surfactants, preferably about 5 to about 40 parts by weight;
About 0.1 to about 30 parts by weight of water-soluble polymer, preferably about 0.1 to about 25 parts by weight;
About 0 to about 10 parts by weight of a readily water-soluble extender, preferably about 0 to about 9 parts by weight; and
About 30 parts by weight to about 65 parts by weight of calcined pumice, preferably about 35 parts by weight to about 60 parts by weight
It can contain in the ratio. However, the above-mentioned mixing ratio is only a guide and can be changed as needed.
[0048]
In addition, the water surface pesticide mixed preparation of the present invention can further contain liquid paraffin when polyethylene is used in the agricultural chemical bulk composition, in which case the liquid paraffin is about 5 parts by weight to about 30 parts by weight, Preferably, it can be contained at a ratio of about 6 parts by weight to about 28 parts by weight.
[0049]
In order to increase the efficiency of spraying, the water surface preparation of the present invention is optionally made into a solid preparation packaged in a water-soluble film in units of about 10 to about 200 g, preferably about 25 to about 60 g per package. can do. If necessary, the water-soluble film can be provided with a vent hole that allows gas to pass therethrough. In addition, a water-soluble film bag can be used with a cut. These cuts can be usually provided in 6 to 12 places, preferably 7 to 10 places in one bag, and any length, width, diagonal, etc. may be used, but the width is particularly preferred. The cut can be, for example, 0.1 to 0.5 mm wide and 2 to 5 mm long (see FIG. 4).
[0050]
Examples of the constituent material of the water-soluble film that is a packaging material include water-soluble polymers such as water-soluble polyvinyl alcohol, carboxymethyl cellulose, dextrin, starch, and hydroxyethyl cellulose.
[0051]
Moreover, the water surface preparation of this invention can also be put into a fixed type | mold by the unit of about 10 to about 200g, for example, can be heated or / and compressed, and can also be made into a large molded formulation. The shape may be spherical, disk-shaped, cylindrical, rectangular parallelepiped, cube, or the like, but is not limited thereto. In the molding, the following binders can be used, but are not limited thereto: polyethylene glycol, saccharides, natural gum, polyvinyl alcohol, natural or synthetic rubber, natural or modified cellulose, and the like.
[0052]
The agrochemical formulation for water surface application of the present invention has, for example, the above-mentioned apparent specific gravity of less than 1 and a particle size in the range of about 500 μm to about 1400 μm, and a granulated nucleus of calcined pumice previously coated with a water-soluble polymer Is coated with a mixture of polyoxyethylene sorbitan (or sorbitol) fatty acid ester and other oily surfactant, and the surface of the coated grain core is poorly water-soluble pesticidal active ingredient, dialkyl sulfosuccinate salt and others It can manufacture by carrying | supporting the powdery composition which consists of this surfactant.
[0053]
Further, the water surface application mixed pesticide preparation containing both the poorly water-soluble pesticide active ingredient and the slightly water-soluble or easily water-soluble pesticide active ingredient is, for example, the above-mentioned slightly water-soluble or easily water-soluble pesticide active ingredient, wax or A pesticide bulk powder composition comprising polyethylene and hydrophobic silica is added to the powdery composition to form a mixture, and the mixture is subjected to polyoxyethylene sorbitan (or sorbitol) fatty acid ester and other oily interface in the same manner as described above. It can be produced by carrying a support coating on the surface of a grain core coated with a mixture of active agents.
[0054]
More specifically, for example, calcined pumice as described above as a nucleus and a polyvinyl alcohol aqueous solution are mixed and dried to obtain calcined pumice coated with polyvinyl alcohol. The particle size of the calcined pumice is adjusted with a sieve according to a standard sieve having openings of 1400 μm and 500 μm. The calcined pumice with the adjusted particle size is transferred to a pan coater, and a predetermined amount of a mixture of polyoxyethylene sorbitan (or sorbitol) fatty acid ester and other oily surfactant is transferred to the pan coater while the pan coater is operated. Drip onto and cover well. Then, a powdery composition to which a previously prepared poorly water-soluble pesticidal active ingredient, dialkylsulfosuccinate salt and other surfactants, and optionally a water-soluble extender are added, is gradually added, and the powder is added. By sufficiently operating the pan coater until the granular composition is almost uniformly coated on the surface of the granular carrier, the target water surface application pesticide preparation can be produced.
[0055]
In addition, in the case of a mixed surface pesticide preparation containing both a poorly water-soluble pesticide active ingredient and a slightly water-soluble or readily water-soluble pesticide active ingredient, a water slightly soluble or easily water-soluble pesticide active ingredient, wax or polyethylene And a pesticide bulk powder composition comprising hydrophobic silica and a powdery composition to make a mixture, and then can be produced by operating in the same manner as described above.
[0056]
In producing the water surface preparation of the present invention, when the pesticidal active ingredient is liquid, the pesticidal active ingredient is previously adsorbed on a carrier such as white carbon, talc, diatomaceous earth, clay, and then dialkyl sulfosuccinate salt. And it can also be mixed with other surfactants to make a powdery composition.
[0057]
When the water surface preparation of the present invention is actually used, the preparation can be directly transferred into a paddy field from a box, a bottle, a bag or the like with an appropriate outlet. Moreover, when it processes into the solid formulation packaged in the water-soluble film, sufficient effect can be exhibited by dropping 2-40 pieces, Preferably 5-20 pieces per 10 are of paddy fields. In any case, the drop intervals need not be uniform, and a desired effect can be obtained by dropping at random intervals.
[0058]
The pesticide bulk powder composition used in the water surface application mixed pesticide formulation of the present invention can be further used as a bulk powder composition for various pharmaceutical forms. Examples of the dosage form include powders, tablets, granules, seed coatings and the like, and usually granules (particle size 0.3 to 1.7 mm) are preferable. These preparations can be produced by a method known per se. The method is carried out, for example, by mixing the bulk agricultural chemical composition with a solid diluent or carrier, and optionally a surfactant.
[0059]
Examples of the granule production method include an extrusion granulation method, a coating method, a rolling granulation method, a compression granulation method, a fluidized granulation method, and a stirring granulation method. Preferably, an extrusion granulation method and a coating method can be mentioned. Examples of the solid diluent for extrusion granulation include, for example, soil natural minerals (for example, kaolin, clay, talc, chalk, attapul guide, montmorillonite or diatomaceous earth), synthetic minerals (for example, highly dispersed silicon dioxide, alumina, silicate) Etc.). Examples of the solid carrier for coating granulation include, for example, crushed and separated rocks (for example, silica sand, calcite, marble, pumice, gypsum, dolomite, etc.), synthetic grains from inorganic and organic powders, organic substances ( For example, sawdust, coconut fruit, corn cobs, tobacco stems, and the like).
[0060]
Further, the granules include non-ionic and anionic surfactants [for example, polyoxyethylene fatty acid esters, polyoxyethylene fatty acid alcohol ethers (for example, alkylaryl poly- acrylates) as additives for improving the performance and production efficiency. Glycol ethers, alkyl sulfonates, alkyl sulfates, aryl sulfonates, etc.)], lignin sulfonic acid, alkylbenzene sulfonic acid, dialkyl sulphosuccinate salt, polyoxyalkylene alkyl phenyl ether sulphonate salt, albumin hydrolysis product, etc. Can be blended. Paste can also be used in the formulation (granule). Examples of the paste include carboxymethyl cellulose, dextrin, dextrin-modified product, natural and synthetic polymers (for example, gum arabic, polyvinyl alcohol, polyvinyl acetate, etc.). Colorants can also be used, and examples of colorants that can be used include inorganic pigments (eg, iron oxide, titanium oxide, Prussian blue) and organic dyes such as alizarin dyes, azo dyes or metal phthalocyanine dyes. . The preparation can generally contain the agrochemical bulk powder composition in the range of 0.5 to 50% by weight, preferably 1 to 45% by weight.
[0061]
【Example】
EXAMPLES Next, although an Example demonstrates this invention further more concretely, this invention is not limited only to these Examples. As the shirasu balloon, a shirasu balloon (trade name: manufactured by Neolite Kosan Co., Ltd.) that was sized with a sieve having an opening according to JIS standard sieves 500 μm and 1400 μm was used.
[0062]
Formulation Example 1
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 2.00 parts by weight
Lignin sulfonic acid sodium salt 4.00 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0063]
Shirasu balloon (69.00 parts by weight), the surface of which was coated with polyvinyl alcohol (3.60 parts by weight) in advance and then sized, was put into a pan coater, and polyoxyethylene sorbitan monooleate (9.80 parts by weight) was added. Add dropwise and mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0064]
40 g of this agricultural chemical formulation is placed in a 40 μm thick water-soluble PVA (polyvinyl alcohol) film bag (10 × 10 cm) and sealed with heat seal to obtain a solid agricultural chemical formulation.
[0065]
Formulation Example 2
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 4.50 parts by weight
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 8.00 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0066]
Shirasu balloon (57.50 parts by weight), the surface of which has been coated with polyethylene glycol (6.40 parts by weight) in advance, and put into a pan coater, are charged with polyoxyethylene sorbitan monooleate (12.00 parts by weight). Add dropwise and mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0067]
Formulation Example 3
Mefenacet (85%) raw powder 31.80 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 3.00 parts by weight
Lignin sulfonic acid sodium salt 1.00 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0068]
Shirasu balloon (41.10 parts by weight), which has been coated with polyvinyl alcohol (0.80 parts by weight) in advance and sized, is put into a pan coater and mixed with polyoxyethylene sorbitan trioleate (22.30 parts by weight). Add the solution dropwise and mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0069]
Formulation Example 4
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 5.00 parts by weight
Lignin sulfonic acid sodium salt 2.00 parts by weight
Alkylnaphthalenesulfonic acid sodium salt 3.00 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0070]
A shirasu balloon (63.80 parts by weight) whose surface was previously coated with polyvinylpyrrolidone (3.30 parts by weight) and sized was put into a pan coater, and polyoxyethylene sorbitan monolaurate (7.90 parts by weight) A mixed solution of polyoxyalkylene alkyl ether (3.40 parts by weight) is dropped and mixed thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0071]
Formulation Example 5
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 2.50 parts by weight
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 0.50 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0072]
Shirasu balloon (73.40 parts by weight), which was previously coated with polyvinyl alcohol (3.90 parts by weight) and sized, was put into a pan coater, and polyoxyethylene sorbitol tetraoleate (8.10 parts by weight) was added. Add dropwise and mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0073]
40 g of this agricultural chemical formulation is placed in a 40 μm thick water-soluble PVA (polyvinyl alcohol) film bag (10 × 10 cm) and sealed with heat seal to obtain a solid agricultural chemical formulation.
[0074]
Formulation Example 6
Mefenacet (85%) raw powder 31.80 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 2.00 parts by weight
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 1.00 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0075]
Shirasu balloon (45.00 parts by weight) coated with polyvinyl alcohol (0.90 parts by weight) in advance and sized, was put into a pan coater, and polyoxyethylene sorbitol tetraoleate (19.30 parts by weight) was added. Add dropwise and mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0076]
50 g of this agricultural chemical formulation is put into a 40 μm thick water-soluble PVA (polyvinyl alcohol) film bag (10 × 10 cm) and sealed with heat seal to obtain a solid agricultural chemical formulation.
[0077]
Formulation Example 7(Preparation of polyethylene bulk composition of bensulfuron methyl (25%)) Low molecular weight polyethylene (6.00 parts by weight) is melted with liquid paraffin (24.00 parts by weight) at about 100 ° C. Bensulfuron methyl base (25.00 parts by weight) is added to the melt and mixed. When almost uniform, add hydrophobic silica (41.00 parts by weight) and talc (4.00 parts by weight) gradually. When the addition is complete, mix at about 100 ° C. for 30 minutes, then cool to room temperature with mixing. After cooling, pulverize with an air mill.
[0078]
Formulation Example 8
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 2.50 parts by weight
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 0.50 parts by weight
Polyethylene bulk composition of bensulfuron methyl (25%) 5.50 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0079]
Shirasu balloon (68.30 parts by weight), the surface of which has been coated with polyvinyl alcohol (3.50 parts by weight) in advance, and put into a pan coater, are charged with polyoxyethylene sorbitan monooleate (8.10 parts by weight). Add dropwise and mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0080]
40 g of this agricultural chemical formulation is placed in a 40 μm thick water-soluble PVA (polyvinyl alcohol) film bag (10 × 10 cm) and sealed with heat seal to obtain a solid agricultural chemical formulation.
[0081]
Formulation Example 9
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 5.00 parts by weight
Lignin sulfonic acid sodium salt 8.00 parts by weight
Polyethylene bulk composition of bensulfuron methyl (25%) 5.50 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0082]
Shirasu balloon (52.10 parts by weight), the surface of which has been coated with polyvinyl alcohol (1.10 parts by weight) in advance, is placed in a pan coater, and polyoxyethylene sorbitan trioleate (16.70 parts by weight) is added dropwise. And mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0083]
Formulation Example 10(Preparation of carnauba raw bulk composition of bensulfuron methyl (25%))
Carnauba wax (40.00 parts by weight) is melted at about 100 ° C. Bensulfuron methyl base (25.00 parts by weight) is added to the melt and mixed. When almost uniform, add hydrophobic silica (31.00 parts by weight) and talc (4.00 parts by weight) gradually. When the addition is complete, mix at about 100 ° C. for 30 minutes, then cool to room temperature with mixing. After cooling, pulverize with an air mill.
[0084]
Formulation Example 11
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 2.60 parts by weight
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 0.60 parts by weight
Carnauba raw bulk composition of bensulfuron methyl (25%) 5.50 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0085]
Shirasu balloon (65.00 parts by weight), the surface of which was previously coated with polyvinyl alcohol (3.40 parts by weight) and sized, was put into a pan coater, and polyoxyethylene sorbitan monooleate (7.90 parts by weight) and A mixed solution of polyethylene glycol (3.40 parts by weight) is dropped and mixed thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0086]
40 g of this agricultural chemical formulation is placed in a 40 μm thick water-soluble PVA (polyvinyl alcohol) film bag (10 × 10 cm) and sealed with heat seal to obtain a solid agricultural chemical formulation.
[0087]
Formulation Example 12
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 2.00 parts by weight
2.00 parts by weight of polyether-modified silicone
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 3.00 parts by weight
Carnauba raw bulk composition of bensulfuron methyl (25%) 5.50 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0088]
A shirasu balloon (57.50 parts by weight) whose surface was previously coated with polyvinylpyrrolidone (5.00 parts by weight) and sized was put into a pan coater, and polyoxyethylene sorbitol tetraoleate (13.40 parts by weight) was added. Add dropwise and mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0089]
40 g of this agricultural chemical formulation is put into a bag (10 × 10 cm) of a water-soluble PVA (polyvinyl alcohol) film having a thickness of 45 μm and sealed with heat seal to obtain a solid agricultural chemical formulation.
[0090]
Formulation Example 13
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 2.60 parts by weight
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 0.60 parts by weight
Polyethylene bulk composition of bensulfuron methyl (25%) 5.50 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0091]
Shirasu balloon (65.00 parts by weight), the surface of which was coated with polyvinyl alcohol (3.40 parts by weight) in advance and sized, was put into a pan coater, and polyoxyethylene sorbitol tetraoleate (11.30 parts by weight) was added. Add dropwise and mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0092]
40 g of this agricultural chemical formulation is placed in a 40 μm thick water-soluble PVA (polyvinyl alcohol) film bag (10 × 10 cm) and sealed with heat seal to obtain a solid agricultural chemical formulation.
[0093]
Formulation Example 14
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 3.00 parts by weight
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 2.00 parts by weight
Polyethylene bulk composition of bensulfuron methyl (25%) 5.50 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0094]
A shirasu balloon (56.90 parts by weight) whose surface was previously coated with polyethylene glycol (6.30 parts by weight) and then sized was put into a pan coater, and polyoxyethylene tristyryl phenyl ether (11.00 parts by weight) and A mixed solution of polyoxyalkylene alkyl ether (3.70 parts by weight) is dropped and mixed thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0095]
Formulation Example 15
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 2.00 parts by weight
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 4.00 parts by weight
Polyethylene bulk composition of bensulfuron methyl (25%) 5.50 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0096]
Shirasu balloon (62.80 parts by weight), the surface of which has been coated with carboxymethylcellulose (1.30 parts by weight) in advance, is placed in a pan coater, and polyoxyethylene hydrogenated castor oil (12.80 parts by weight) is added dropwise. And mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0097]
Formulation Example 16
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 2.00 parts by weight
Lignin sulfonic acid sodium salt 4.00 parts by weight
Polyethylene bulk composition of bensulfuron methyl (25%) 5.50 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0098]
Shirasu balloon (60.90 parts by weight) whose surface was previously coated with polyvinyl alcohol (3.20 parts by weight) and sized was put into a pan coater, and polyoxyethylene sorbitol tetraoleate (12.80 parts by weight) was added. Add dropwise and mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0099]
Formulation Example 17
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 1.00 parts by weight
Lignin sulfonic acid sodium salt 6.00 parts by weight
Polyethylene bulk composition of bensulfuron methyl (25%) 5.50 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0100]
Shirasu balloon (57.60 parts by weight) coated with polyvinyl alcohol (6.30 parts by weight) and sized in advance is put into a pan coater, and polyoxyethylene sorbitan trioleate (12.00 parts by weight) is added dropwise. And mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0101]
40 g of this agricultural chemical formulation is placed in a 40 μm thick water-soluble PVA (polyvinyl alcohol) film bag (10 × 10 cm) and sealed with heat seal to obtain a solid agricultural chemical formulation.
[0102]
Formulation Example 18
Mefenacet (85%) raw powder 31.80 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 2.50 parts by weight
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 2.50 parts by weight
Polyethylene bulk composition of bensulfuron methyl (25%) 5.50 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0103]
Shirasu balloon (36.00 parts by weight), the surface of which has been coated with polyvinyl alcohol (0.70 parts by weight) in advance, and put into a pan coater, are charged with polyoxyethylene sorbitol tetraoleate (21.00 parts by weight). Add dropwise and mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0104]
40 g of this agricultural chemical formulation is placed in a 40 μm thick water-soluble PVA (polyvinyl alcohol) film bag (10 × 10 cm) and sealed with heat seal to obtain a solid agricultural chemical formulation.
[0105]
Formulation Example 19
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 2.50 parts by weight
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 1.50 parts by weight
Polyethylene bulk composition of bensulfuron methyl (25%) 5.50 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0106]
Shirasu balloon (63.80 parts by weight), the surface of which is coated with polyvinyl alcohol (3.40 parts by weight) in advance and then sized, is put into a pan coater, and polyoxyethylene sorbitan monooleate (11.70 parts by weight) is added. Add dropwise and mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0107]
Formulation Example 20(Preparation of bensulfuron methyl (25%) microcrystalline wax bulk composition)
Microcrystalline wax (35.00 parts by weight) is melted at about 100 ° C. Bensulfuron methyl base (25.00 parts by weight) is added to the melt and mixed. When almost uniform, add hydrophobic silica (35.00 parts by weight) and talc (5.00 parts by weight) gradually. When the addition is complete, mix at about 100 ° C. for 30 minutes, then cool to room temperature with mixing. After cooling, pulverize with an air mill.
[0108]
Formulation Example 21
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 2.60 parts by weight
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 0.60 parts by weight
Bensulfuron methyl (25%)
Microcrystalline wax bulk powder composition 5.50 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0109]
Shirasu balloon (61.60 parts by weight), the surface of which has been coated with polyvinyl alcohol (6.80 parts by weight) in advance, and put into a pan coater, are charged with polyoxyethylene sorbitol tetraoleate (11.30 parts by weight). Add dropwise and mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0110]
Formulation Example 22
Fentrazamide (70%) bulk powder 4.30 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 3.00 parts by weight
Acetylene range oar 2.00 parts by weight
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 4.00 parts by weight
Bensulfuron methyl (25%)
Microcrystalline wax bulk powder composition 5.50 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0111]
A shirasu balloon (68.70 parts by weight) whose surface was previously coated with polyvinyl alcohol (2.10 parts by weight) and then sized was put into a pan coater, and polyoxyethylene tristyryl phenyl ether (10.40 parts by weight) was added. Add dropwise and mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0112]
Formulation Example 23
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 2.00 parts by weight
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 2.00 parts by weight
4.00 parts by weight of ammonium sulfate
Polyethylene bulk composition of bensulfuron methyl (25%) 5.50 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0113]
A shirasu balloon (58.20 parts by weight) whose surface was coated with polyethylene glycol (3.00 parts by weight) in advance and sized was put into a pan coater, and polyoxyethylene sorbitan monooleate (9.60 parts by weight) and A mixed solution of polyoxyalkylene alkyl ether (4.10 parts by weight) is dropped and mixed thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0114]
Formulation Example 24
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 2.00 parts by weight
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 4.00 parts by weight
Polyethylene bulk composition of bensulfuron methyl (25%) 5.50 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0115]
A shirasu balloon (60.90 parts by weight) whose surface was previously coated with polyvinyl alcohol (3.20 parts by weight) and sized was put into a pan coater, and a polyoxyethylene polyoxypropylene block polymer (8.90 parts by weight) And a mixed solution of propylene glycol (3.90 parts by weight) are added dropwise and mixed thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0116]
40 g of this agricultural chemical formulation is placed in a 40 μm thick water-soluble PVA (polyvinyl alcohol) film bag (10 × 10 cm) and sealed with heat seal to obtain a solid agricultural chemical formulation.
[0117]
Formulation Example 25
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 2.50 parts by weight
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 1.00 parts by weight
Polyethylene bulk composition of bensulfuron methyl (25%) 5.50 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0118]
A shirasu balloon (64.60 parts by weight) whose surface was previously coated with polyvinyl alcohol (3.40 parts by weight) and then sized was put into a pan coater, and polyoxyethylene sorbitol tristearate (11.40 parts by weight) was added. Add dropwise and mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0119]
Formulation Example 26
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 3.00 parts by weight
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 0.60 parts by weight
Polyethylene bulk composition of bensulfuron methyl (25%) 5.50 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0120]
Shirasu balloon (63.80 parts by weight) whose surface is coated with polyvinyl alcohol (4.00 parts by weight) in advance and sized is put into a pan coater, and polyoxyethylene alkyl ether (11.50 parts by weight) is dropped. Mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0121]
Formulation Example 27(Preparation of polyethylene bulk composition of imazosulfuron (25%))
Low molecular weight polyethylene (6.00 parts by weight) is melted at about 100 ° C. with liquid paraffin (24.00 parts by weight). The imazosulfuron raw material (25.00 parts by weight) is added to the melt and mixed. When almost uniform, add hydrophobic silica (45.00 parts by weight) gradually. When the addition is complete, mix at about 100 ° C. for 30 minutes, then cool to room temperature with mixing. After cooling, pulverize with an air mill.
[0122]
Formulation Example 28
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 3.00 parts by weight
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 1.00 parts by weight
Imazosulfuron (25%) polyethylene bulk composition 13.00 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0123]
Shirasu balloon (53.60 parts by weight) whose surface was previously coated with polyvinyl alcohol (2.80 parts by weight) and sized was put into a pan coater, and polyoxyethylene tristyryl phenyl ether (15.00 parts by weight) was added. Add dropwise and mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0124]
Formulation Example 29
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 5.00 parts by weight
Lignin sulfonic acid sodium salt 2.00 parts by weight
Imazosulfuron (25%) polyethylene bulk composition 13.00 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0125]
A shirasu balloon (51.35 parts by weight) whose surface was previously coated with carboxymethylcellulose (1.05 parts by weight) and sized was put into a pan coater, and polyoxyethylene sorbitol tetraoleate (16.0 parts by weight) was added. Add dropwise and mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0126]
Formulation Example 30
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 5.00 parts by weight
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 0.50 parts by weight
Imazosulfuron (25%) polyethylene bulk composition 13.00 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0127]
Shirasu balloon (50.30 parts by weight) whose surface was coated with polyvinyl alcohol (2.60 parts by weight) in advance and sized was put into a pan coater, and polyoxyethylene tristyryl phenyl ether (17.0 parts by weight) was added. Add dropwise and mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0128]
40 g of this agricultural chemical formulation is placed in a 40 μm thick water-soluble PVA (polyvinyl alcohol) film bag (10 × 10 cm) and sealed with heat seal to obtain a solid agricultural chemical formulation.
[0129]
Formulation Example 31(Preparation of a microcrystalline wax bulk composition of imazosulfuron (25%))
Microcrystalline wax (30.00 parts by weight) is melted at about 100 ° C. The imazosulfuron raw material (25.00 parts by weight) is added to the melt and mixed. When almost uniform, add hydrophobic silica (45.00 parts by weight) gradually. When the addition is complete, mix at about 100 ° C. for 30 minutes, then cool to room temperature with mixing. After cooling, pulverize with an air mill.
[0130]
Formulation Example 32
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 2.00 parts by weight
2.00 parts by weight of polyether-modified silicone
Lignin sulfonic acid sodium salt 3.00 parts by weight
Imazosulfuron (25%) microcrystalline
Raw wax 13.0 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0131]
A shirasu balloon (47.90 parts by weight) whose surface was coated with polyvinyl alcohol (2.50 parts by weight) in advance and sized was put into a pan coater, and polyoxyethylene tristyryl phenyl ether (16.20 parts by weight) and A mixed solution of polyethylene glycol (1.80 parts by weight) is dropped and mixed thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0132]
Formulation Example 33
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 5.00 parts by weight
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 0.60 parts by weight
Imazosulfuron (25%) microcrystalline
Raw wax 13.0 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0133]
Shirasu balloon (50.60 parts by weight), the surface of which has been coated with polyvinyl alcohol (2.70 parts by weight) in advance, and put into a pan coater, are charged with polyoxyethylene sorbitan monooleate (16.50 parts by weight). Add dropwise and mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0134]
40 g of this agricultural chemical formulation is placed in a 40 μm thick water-soluble PVA (polyvinyl alcohol) film bag (10 × 10 cm) and sealed with heat seal to obtain a solid agricultural chemical formulation.
[0135]
Formulation Example 34
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 5.00 parts by weight
Lignin sulfonic acid sodium salt 4.00 parts by weight
Imazosulfuron (25%) microcrystalline
Raw wax 13.0 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0136]
A shirasu balloon (48.40 parts by weight) whose surface was previously coated with carboxymethylcellulose (1.00 parts by weight) and sized was put into a pan coater, and polyoxyethylene sorbitol tetraoleate (17.0 parts by weight) was added. Add dropwise and mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0137]
Formulation Example 35
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 4.00 parts by weight
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 3.00 parts by weight
Imazosulfuron (25%) microcrystalline
Raw wax 13.0 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0138]
A shirasu balloon (50.90 parts by weight) whose surface was previously coated with carboxymethylcellulose (1.50 parts by weight) and granulated was put into a pan coater, and polyoxyethylene sorbitan monooleate (12.80 parts by weight) A mixed solution of polyoxyalkylene alkyl ether (3.20 parts by weight) is dropped and mixed thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0139]
Comparative Formulation Example 1
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Lignin sulfonic acid sodium salt 2.00 parts by weight
Polyethylene bulk composition of bensulfuron methyl (25%) 5.50 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0140]
Shirasu balloon (66.80 parts by weight), the surface of which was coated with polyvinyl alcohol (3.50 parts by weight) in advance and then sized, was put into a pan coater, and polyoxyethylene sorbitan monooleate (10.60 parts by weight) was added. Add dropwise and mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0141]
40 g of this agricultural chemical formulation is placed in a 40 μm thick water-soluble PVA (polyvinyl alcohol) film bag (10 × 10 cm) and sealed with heat seal to obtain a solid agricultural chemical formulation.
[0142]
Comparative formulation example 2
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 0.50 parts by weight
Polyethylene bulk composition of bensulfuron methyl (25%) 5.50 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0143]
Shirasu balloon (69.20 parts by weight), the surface of which has been coated with polyvinyl alcohol (3.40 parts by weight) in advance and then sized, is put into a pan coater, and polyoxyethylene sorbitan monooleate (9.80 parts by weight) is added. Add dropwise and mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0144]
Comparative formulation example 3
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 0.50 parts by weight
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 0.50 parts by weight
Bulk composition of Bensulfuron methyl (10%) * 13.80 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0145]
A shirasu balloon (51.60 parts by weight) that has been sized is put into a pan coater, and polyoxyethylene sorbitol tetraoleate (22.00 parts by weight) is added dropwise and mixed thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0146]
40 g of this agricultural chemical formulation is placed in a 40 μm thick water-soluble PVA (polyvinyl alcohol) film bag (10 × 10 cm) and sealed with heat seal to obtain a solid agricultural chemical formulation.
* The bulk composition of bensulfuron methyl (10%) above and below is
Bensulfuron methyl drug substance 10.00 parts by weight
10.0 parts by weight of white carbon
Calcium carbonate 80.00 parts by weight
These components are mixed and pulverized with an air mill.
[0147]
Comparative Formulation Example 4
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 1.00 parts by weight
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 0.50 parts by weight
Bulk composition of Bensulfuron methyl (10%) * 13.80 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0148]
A shirasu balloon (50.70 parts by weight) that has been sized is put into a pan coater, and polyoxyethylene sorbitan monooleate (22.40 parts by weight) is added dropwise and mixed well. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0149]
40 g of this agricultural chemical formulation is placed in a 40 μm thick water-soluble PVA (polyvinyl alcohol) film bag (10 × 10 cm) and sealed with heat seal to obtain a solid agricultural chemical formulation.
[0150]
Comparative Formulation Example 5
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Lignin sulfonic acid sodium salt 4.00 parts by weight
Imazosulfuron (25%) polyethylene bulk composition 13.00 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0151]
Shirasu balloon (54.10 parts by weight), the surface of which has been coated with polyvinyl alcohol (2.80 parts by weight) in advance, and put into a pan coater, are charged with polyoxyethylene sorbitan monooleate (14.50 parts by weight). Add dropwise and mix thoroughly. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0152]
40 g of this agricultural chemical formulation is placed in a 40 μm thick water-soluble PVA (polyvinyl alcohol) film bag (10 × 10 cm) and sealed with heat seal to obtain a solid agricultural chemical formulation.
[0153]
Comparative Formulation Example 6
Fentrazamide (70%) bulk powder 11.60 parts by weight
Dioctyl sulfosuccinate sodium salt 0.50 parts by weight
Naphthalenesulfonic acid formalin condensate sodium salt 0.50 parts by weight
Bulk composition of imazosulfuron (20%) * 16.20 parts by weight
Are mixed well, and then pulverized to prepare a powdery composition.
[0154]
A shirasu balloon (56.20 parts by weight) is put into a pan coater, and polyoxyethylene sorbitol tetraoleate (15.00 parts by weight) is added dropwise and mixed well. The above-mentioned powdery composition is added to the pan coater little by little, and the target agricultural chemical formulation is prepared by operating the pan coater until the powdery composition is uniformly coated on the shirasu balloon.
[0155]
40 g of this agricultural chemical formulation is placed in a 40 μm thick water-soluble PVA (polyvinyl alcohol) film bag (10 × 10 cm) and sealed with heat seal to obtain a solid agricultural chemical formulation.
* The bulk composition of imazosulfuron (20%) above and below is
Imazosulfuron active ingredient 20.00 parts by weight
10.0 parts by weight of white carbon
70.00 parts by weight of calcium carbonate
These components are mixed and pulverized with an air mill.
[0156]
The water surface preparation according to the present invention can be packaged in a PVA film and dropped directly into a paddy field. In this preparation, after dropping, the PVA dissolves quickly, the contents spread on the paddy water, the active ingredient can be uniformly dispersed in the paddy field, and the active ingredient does not remain in the particles floating on the paddy water. In order to confirm the uniform distribution of the active ingredient in the paddy field and the peeling of the active ingredient from the grain nuclei, the expansibility / peelability test was conducted by the following method.
[0157]
Test example 1(Extensibility / peelability test)
A petri dish having a length of about 9 cm and a depth of about 1.8 cm was directly placed in a 5 m long and 10 m wide pool made of a vinyl sheet as shown in FIG. 1, and water was poured so that the water depth was about 5 cm. Next, 40 g of the formulation packaged in a PVA film bag (10 cm × 10 cm) prepared according to Formulation Example 1 was gently dropped onto the water surface of the pool. After 1 hour, the floating particles were scooped with a stainless steel mesh having an opening of 425 μm, dried on a filter paper, and then the content of an agrochemical active ingredient (fentrazamide) was measured by HPLC.
[0158]
At the same time, the Petri dish was gently removed, the water on the Petri dish was collected in a volumetric flask, and the petri dish was further washed with acetonitrile to collect the washings in the volumetric flask. After measuring the volume of the volumetric flask, the content of the pesticidal active ingredient (fentrazamide) on each Petri dish was measured by HPLC.
[0159]
For the preparations of Formulation Examples 11, 16, 19, 24 and 30 and Comparative Formulation Examples 1, 3 and 5, the effective amount of the pesticidal active ingredient (fentrazamide) in the floating particles and on the Petri dish is also the same as Test Example 1. It was measured. The results are shown in Table 1 below.
[0160]
[Table 1]
[0161]
The weights of the average active ingredients in the preparations of Comparative Examples 1, 3, and 5 are about 90 μg, 110 μg, and about 110 μg, respectively, while the preparations of Preparation Examples 1, 11, 16, 19, 24, and 30 are active ingredients. The weight is about 150 μg or more, indicating that elution is promoted.
[0162]
Furthermore, the amount of the active ingredient in the suspended particles was about 20% in the preparations of Comparative Examples 1, 3, and 5, indicating that the active ingredients remained in the suspended particles. On the other hand, the preparations of Preparation Examples 1, 11, 16, 19, 24 and 30 are about 2%, and it can be seen that the active ingredient peels from the suspended particles and hardly remains in the suspended particles.
[0163]
Test example 2(Extensibility test in simulated paddy field)
As shown in FIG. 2, water was poured into a simulated paddy field (pool) made of a vinyl sheet having a length of 10 m and a width of 10 m to a depth of about 5 cm. Next, 40 g of the preparation packaged in a PVA film bag prepared according to Preparation Example 8 was dropped into the pool. The granule arrival time at the point shown in FIG. 2 is measured, and a certain amount of water is collected over time from the point shown in FIG. 2, and each of the agricultural chemical active ingredients (fentrazamide, bensulfuron methyl, imazosulfuron) The concentration was measured and the state of expansion was investigated.
[0164]
The preparations of Formulation Examples 13, 21, 24 and 29 and Comparative Formulation Examples 1 and 4 were similarly tested. Table 2 shows the granule arrival time of each preparation, and Tables 3, 4 and 5 show the measurement results of the agricultural chemical active ingredients (fentrazamide, bensulfuron methyl, imazosulfuron), respectively.
[0165]
[Table 2]
[0166]
As shown in Table 2, the granule arrival times in the
[0167]
[Table 3]
[0168]
[Table 4]
[0169]
[Table 5]
[0170]
[Table 6]
[0171]
[Table 7]
[0172]
[Table 8]
[0173]
As shown in Tables 3, 4 and 5, the concentration of fentrazamide in water in
[0174]
Test example 3(Dissolution test)
5 cm of soil was put in a pot (16 × 25 × 10 cm), and water was added to a depth of 3 cm. 20 mg of each formulation of Formulation Examples 8, 16, 25 and 33 and Comparative Formulation Examples 3 and 6 was weighed and poured into each pot. A portion of water was collected after 0.17, 0.29, 1, 2 and 3 days after the input, and the amount of active agricultural chemicals (fentrazamide, bensulfuron methyl, imazosulfuron) was measured by HPLC method. The results are shown in Tables 6, 7 and 8, respectively.
[0175]
[Table 9]
[0176]
[Table 10]
[0177]
[Table 11]
[0178]
As shown in Table 6, the dissolution of fentolazamide was about 0.3 ppm after 1 day in the case of Comparative Formulation Examples 3 and 6, whereas in Formulation Examples 8, 16, 25 and 33, the dosage of the formulation It can be seen that fentolazamide elutes very quickly immediately after reaching 0.5 ppm or more.
[0179]
In addition, as shown in Table 7, in the case of Comparative Formulation Example 3, elution of bensulfuron methyl reached 0.08 ppm or more immediately after the administration, and it was rapidly eluted, whereas formulation examples 8, 16 and 25 were dissolved. In this case, bensulfuron methyl was gradually eluted after administration, and was about 0.05 ppm even after 1 day, indicating that the dissolution could be suppressed.
[0180]
Furthermore, as shown in Table 8, the dissolution of imazosulfuron reached 0.2 ppm or more immediately after dosing in the case of Comparative Formulation Example 6, and quickly eluted. On the other hand, in the case of Formulation Example 33, imazosulfuron was gradually eluted after the administration, and was about 0.1 ppm even after 1 day, indicating that the dissolution could be suppressed.
[0181]
Test example 4(Weeding effect on paddy weeds and phytotoxicity on transplanted rice)
100m of ground weeded paddy fields where weeds (Tainubie, Tamagayatsu, Firefly, Koigi and Broadleaf weeds) naturally occur2It was divided into (10 m × 10 m). Paddy rice (variety: Nihonbare, 2.5 leaf stage, plant height 15 cm) was transplanted as 3 strains, and the water depth was maintained at about 4 cm. When weeds emerged and the Tainubier reached 1.5 leaf stage, 40 g of the preparation packaged in a water-soluble PVA film bag prepared according to Preparation Example 13 was added. The state of dispersion of the agent after the addition was investigated by visual inspection.
[0182]
The charging place is a 50 cm × 50 cm point at the corner of the compartment (see FIG. 3).
[0183]
The herbicidal effect and phytotoxicity to transplanted rice were investigated 2 weeks and 3 weeks after the introduction.
[0184]
The evaluation criteria were 100 for complete killing and 0 for no effect. A herbicidal effect of 90 or more was made practical, and when the phytotoxicity was 10 or less, it was made practical.
[0185]
The same tests were conducted for the preparations of Preparation Example 19, Preparation Example 33, Comparative Preparation Example 2, Comparative Preparation Example 3 and Comparative Preparation Example 6.
[0186]
These results are shown in Tables 9-11.
[0187]
[Table 12]
[0188]
[Table 13]
[0189]
[Table 14]
[0190]
【The invention's effect】
As is apparent from the results of the above test examples, the spreadability of the water surface preparation of the present invention in the surface water is very good, so it is not always necessary to drop it uniformly in the surface water during application. It is possible to disperse the pesticidal active substance uniformly over the entire surface of the rice field by application to the vicinity. Furthermore, the water surface preparation of the present invention enables the control of dissolution of agricultural chemical active ingredients, that is, in the case of a slightly water-soluble or easily water-soluble agricultural chemical active ingredient, it suppresses dissolution, and hardly water-soluble agricultural chemical activity. In the case of a component, it is possible to promote elution.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing the arrangement of petri dishes and the place where a preparation is dropped in a spreadability / peelability test used in Test Example 1. FIG.
FIG. 2 is a diagram showing a preparation dropping point, a sampling point, and a granule arrival observation point in an expansibility test in a simulated paddy field used in Test Example 2.
FIG. 3 is a graph showing the test drug (formulation) drop-off point in paddy fields in the herbicidal effect on paddy weeds and the phytotoxicity of transplanted paddy rice used in Test Example 4;
FIG. 4 is a view showing a state of a cut of a bag of a water-soluble film having a cut for packaging the water surface preparation of the present invention.
Claims (11)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35033199A JP4767383B2 (en) | 1999-03-03 | 1999-12-09 | Water surface preparation |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999055630 | 1999-03-03 | ||
JP5563099 | 1999-03-03 | ||
JP11-55630 | 1999-03-03 | ||
JP35033199A JP4767383B2 (en) | 1999-03-03 | 1999-12-09 | Water surface preparation |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000144767A Division JP4754047B2 (en) | 1999-03-03 | 2000-05-17 | Water surface preparation |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000319107A JP2000319107A (en) | 2000-11-21 |
JP4767383B2 true JP4767383B2 (en) | 2011-09-07 |
Family
ID=26396525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35033199A Expired - Fee Related JP4767383B2 (en) | 1999-03-03 | 1999-12-09 | Water surface preparation |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4767383B2 (en) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5059255B2 (en) * | 2000-11-21 | 2012-10-24 | クミアイ化学工業株式会社 | Agrochemical composition, method for producing the same, and method for spraying the same |
GB0101992D0 (en) * | 2001-01-25 | 2001-03-14 | Syngenta Participations Ag | Pesticidal formulation |
JP2003095832A (en) * | 2001-09-20 | 2003-04-03 | Bayer Cropscience Kk | Weed, disease and noxious insect-controlling agent for paddy field |
CN104782620B (en) * | 2013-02-22 | 2018-04-27 | 住友化学株式会社 | Waterbourne granular insecticide, and the packed agrochemical formulations containing it |
JP2015231987A (en) * | 2014-05-15 | 2015-12-24 | 日本化薬株式会社 | Coated granular agrochemical composition and production method thereof |
WO2023187829A1 (en) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | Upl Limited | An agrochemical composition |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5865203A (en) * | 1981-10-12 | 1983-04-18 | Mikasa Kagaku Kogyo Kk | Composition containing physioligically active substance that floats on water surface |
JP3778968B2 (en) * | 1994-08-04 | 2006-05-24 | 三共アグロ株式会社 | Water-floating spreadable non-disintegrating granules |
JPH0892007A (en) * | 1994-09-22 | 1996-04-09 | Nippon Bayeragrochem Kk | Agricultural chemical composition controlled in elution |
JPH09183701A (en) * | 1995-05-12 | 1997-07-15 | Nippon Bayeragrochem Kk | Water surface-applying agricultural chemical formulation having excellent floatable property |
JPH1033014A (en) * | 1996-07-24 | 1998-02-10 | Hokko Chem Ind Co Ltd | Labor-saving control of insect pest in paddy field |
JPH10182303A (en) * | 1996-11-08 | 1998-07-07 | Nippon Bayeragrochem Kk | Highly flowable agrochemical composition for water application |
JPH10265302A (en) * | 1997-03-27 | 1998-10-06 | Nissan Chem Ind Ltd | Granular agrochemical for submerged application |
-
1999
- 1999-12-09 JP JP35033199A patent/JP4767383B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000319107A (en) | 2000-11-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0480679A1 (en) | Pesticidal composition | |
US4933000A (en) | Herbicidal compound concentrate | |
JP3781457B2 (en) | Water-floating pesticide granules with controlled disintegration and dispersibility on the water surface and their carriers | |
JP3778968B2 (en) | Water-floating spreadable non-disintegrating granules | |
CN101980600A (en) | Solid formulation of low melting active compound | |
JP2000351701A (en) | Agrochemical solid preparation floatable on water surface | |
JP4767383B2 (en) | Water surface preparation | |
JPH09295903A (en) | Granular agrochemical composition and its application | |
US5833733A (en) | Agrochemical formulations for water surface application | |
JP4988110B2 (en) | Uniformly diffusible granular pesticide preparation and its application method | |
JPH11315004A (en) | Formulation for water surface application | |
JPH0892007A (en) | Agricultural chemical composition controlled in elution | |
JP4824215B2 (en) | Dispersion method of granular agricultural chemical composition and granular agricultural chemical mixture | |
JP4754047B2 (en) | Water surface preparation | |
JPH09183701A (en) | Water surface-applying agricultural chemical formulation having excellent floatable property | |
JPH10109905A (en) | Granular herbicide composition for rice paddies and its scattering method | |
JP5285074B2 (en) | Granule wettable powder | |
JP2000302602A (en) | Water surface floating granular agrochemical formulation, its production and spraying thereof | |
JP3535429B2 (en) | Pesticide composition for water application | |
JP2766973B2 (en) | Floating casts | |
JP4577919B2 (en) | Double coated pesticide granules | |
JP2000119108A (en) | Herbicide-containing agrochemical granule for application on water surface | |
JPH10182303A (en) | Highly flowable agrochemical composition for water application | |
JP2000319103A (en) | Granular agrochemical preparation floatable on water surface and its production | |
JP4410322B2 (en) | Anhydrous sodium sulfate-containing granular composition and process for producing the same |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061101 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20080219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100209 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100408 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110419 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110509 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110607 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110615 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4767383 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |