JP4742158B2 - タイヤ空気圧低下検出装置及び方法、並びにタイヤの空気圧低下検出プログラム - Google Patents
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Description
DEL={(F1+F4)/2-(F2+F3)/2}/{(F1+F2+F3+F4)/4}×100(%)
を用いている。ここで、F1〜F4は、それぞれ左前輪タイヤ、右前輪タイヤ、左後輪タイヤ及び右後輪タイヤの回転角速度である。
そこで、このような前輪2輪タイヤ又は後輪2輪タイヤの同時減圧を判定するために種々の方法が提案されている。例えば、特許文献2では、車両の前輪2輪の回転情報と後輪2輪の回転情報とを比較し、得られる比較値と所定の閾値との関係に基づいて、前記前輪2輪タイヤ又は後輪2輪タイヤの同時減圧を判定している。
車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出手段と、
この回転速度検出手段により得られる回転速度情報から、車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出手段と、
車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出手段と、
正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化手段と、
この初期化手段により求めた前記関係を記憶する記憶手段と、
前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記記憶手段に記憶されている前記関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較手段と、
この比較手段による比較結果に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定手段と
を備えており、
前記初期化手段は、複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎に前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値を算出する手段を備えており、
前記比較手段は、前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクが含まれるホイールトルク領域における前記回転車輪速度比の平均値とを比較するように構成されていることを特徴としている。
また、前記初期化手段を、複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎に前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値を算出する手段を備えたものとし、
前記比較手段は、前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクが含まれるホイールトルク領域における前記回転車輪速度比の平均値とを比較するように構成している。これにより、あるホイールトルクが含まれるホイールトルク領域における前記回転車輪速度比の平均値と、前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比との比較により、同軸2輪の減圧を検出することができる。回帰直線を用いる場合、特異なデータが存在すると、このデータによりすべてのホイールトルク領域に影響が及ぶが、複数の領域毎の回転車輪速度比の平均値を用いると、特異なデータが存在しても当該データが含まれる領域だけが悪影響を受け、他の領域は悪影響を受けなくてすむという利点がある。
車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出手段と、
この回転速度検出手段により得られる回転速度情報から、車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出手段と、
車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出手段と、
正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化手段と、
この初期化手段により求めた前記関係を記憶する記憶手段と、
前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記記憶手段に記憶されている前記関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較手段と、
この比較手段による比較結果に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定手段と
を備えており、
前記初期化手段は、複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎にホイールトルクの平均値と、前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値とを算出する手段、及び、各領域の平均値を結ぶ基準直線を求める手段を備えており、
前記比較手段は、前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記基準直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較するように構成されていることを特徴としている。
本発明の第2の観点に係る検出装置では、前記初期化手段を、複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎にホイールトルクの平均値と、前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値とを算出する手段、及び、各領域の平均値を結ぶ基準直線を求める手段を備えたものとし、
前記比較手段を、前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記基準直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較するように構成している。これにより、基準直線を利用して、あるホイールトルクにおける回転車輪速度比を求めることができ、この回転車輪速度比と、前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比との比較により、同軸2輪の減圧を検出することができる。回帰直線を用いる場合、特異なデータが存在すると、このデータによりすべてのホイールトルク領域に影響が及ぶが、複数の領域毎の回転車輪速度比の平均値を結ぶ基準直線を用いると、特異なデータが存在しても当該データが含まれる領域だけが悪影響を受け、他の領域は悪影響を受けなくてすむという利点がある。
車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出手段と、
この回転速度検出手段により得られる回転速度情報から、所定の複数の速度領域毎に車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出手段と、
車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出手段と、
前記速度領域毎に正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化手段と、
この初期化手段により求めた前記関係を記憶する記憶手段と、
前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記記憶手段に記憶されている前記関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較手段と、
この比較手段による比較結果に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定手段と
を備えており、
前記初期化手段は、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎に前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値を算出する手段を備えており、
前記比較手段は、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクが含まれるホイールトルク領域における前記回転車輪速度比の平均値とを比較するように構成されていることを特徴としている。
また、前記初期化手段を、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎に前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値を算出する手段を備えたものとし、前記比較手段を、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクが含まれるホイールトルク領域における前記回転車輪速度比の平均値とを比較するように構成している。これにより、速度領域毎に予め求めておいた、あるホイールトルクが含まれるホイールトルク領域における前記回転車輪速度比の平均値と、前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比との比較により、同軸2輪の減圧を検出することができる。
車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出手段と、
この回転速度検出手段により得られる回転速度情報から、所定の複数の速度領域毎に車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出手段と、
車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出手段と、
前記速度領域毎に正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化手段と、
この初期化手段により求めた前記関係を記憶する記憶手段と、
前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記記憶手段に記憶されている前記関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較手段と、
この比較手段による比較結果に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定手段と
を備えており、
前記初期化手段は、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎にホイールトルクの平均値と、前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値とを算出する手段、及び、各領域の平均値を結ぶ基準直線を求める手段を備えており、
前記比較手段は、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記基準直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較するように構成されていることを特徴としている。
本発明の第4の観点に係る検出装置では、前記初期化手段を、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎にホイールトルクの平均値と、前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値とを算出する手段、及び、各領域の平均値を結ぶ基準直線を求める手段を備えたものとし、
前記比較手段を、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記基準直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較するように構成している。これにより、速度領域毎に予め求めておいた基準直線を利用して、あるホイールトルクにおける回転車輪速度比を求めることができ、この回転車輪速度比と、前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比との比較により、同軸2輪の減圧を検出することができる。
車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出工程、
回転速度検出工程で得られる回転速度情報から、車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出工程と、
車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出工程と、
正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化工程と、
この初期化工程で求めた前記関係を記憶する記憶工程と、
前記回転車輪速度比と、前記ホイールトルクと前記記憶されている関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較工程と、
この比較工程における比較結果に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定工程と
を含んでおり、
前記初期化工程は、複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎に前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値を算出する平均値算出工程を含んでおり、
前記比較工程において、前記回転車輪速度比算出工程で算出された回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出工程で算出されたホイールトルクが含まれるホイールトルク領域における前記回転車輪速度比の平均値とを比較することを特徴としている。
車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出工程、
回転速度検出工程で得られる回転速度情報から、車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出工程と、
車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出工程と、
正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化工程と、
この初期化工程で求めた前記関係を記憶する記憶工程と、
前記回転車輪速度比と、前記ホイールトルクと前記記憶されている関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較工程と、
この比較工程における比較結果に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定工程と
を含んでおり、
前記初期化工程を、複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎にホイールトルクの平均値と、前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値とを算出する平均値算出工程、及び、各領域の平均値を結ぶ基準直線を求める工程を含んだものとし、
前記比較工程において、前記回転車輪速度比算出工程で算出された回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出工程で算出されたホイールトルクと前記基準直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較することを特徴としている。
車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出工程、
回転速度検出工程で得られる回転速度情報から、所定の複数の速度領域毎に車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出工程と、
車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出工程と、
前記速度領域毎に正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化工程と、
この初期化工程で求めた前記関係を記憶する記憶工程と、
前記速度領域毎に前記回転車輪速度比と、前記ホイールトルクと前記記憶されている関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較工程と、
この比較工程における比較結果に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定工程と
を含んでおり、
前記初期化工程は、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎に前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値を算出する平均値算出工程を含んでおり、
前記比較工程において、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出工程で算出された回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出工程で算出されたホイールトルクが含まれるホイールトルク領域における前記回転車輪速度比の平均値とを比較することを特徴としている。
車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出工程、
回転速度検出工程で得られる回転速度情報から、所定の複数の速度領域毎に車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出工程と、
車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出工程と、
前記速度領域毎に正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化工程と、
この初期化工程で求めた前記関係を記憶する記憶工程と、
前記速度領域毎に前記回転車輪速度比と、前記ホイールトルクと前記記憶されている関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較工程と、
この比較工程における比較結果に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定工程と
を含んでおり、
前記初期化工程を、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎にホイールトルクの平均値と、前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値とを算出する平均値算出工程、及び、各領域の平均値を結ぶ基準直線を求める工程を含んだものとし、
前記比較工程において、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出工程で算出された回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出工程で算出されたホイールトルクと前記基準直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較することを特徴としている。
前記初期化手段は、複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎に前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値を算出する手段を備えており、
前記比較手段は、前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクが含まれるホイールトルク領域における前記回転車輪速度比の平均値とを比較するように構成されていることを特徴としている。
前記初期化手段を、複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎にホイールトルクの平均値と、前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値とを算出する手段、及び、各領域の平均値を結ぶ基準直線を求める手段を備えたものとし、
前記比較手段を、前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記基準直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較するように構成することを特徴としている。
前記初期化手段は、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎に前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値を算出する手段を備えており、
前記比較手段は、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクが含まれるホイールトルク領域における前記回転車輪速度比の平均値とを比較するように構成されていることを特徴としている。
前記初期化手段を、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎にホイールトルクの平均値と、前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値とを算出する手段、及び、各領域の平均値を結ぶ基準直線を求める手段を備えたものとし、
前記比較手段を、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記基準直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較するように構成することを特徴としている。
図1に示されるように、本発明の第1実施形態に係る検出装置は、4輪車両に備えられた4つのタイヤの左前輪(FL)、右前輪(FR)、左後輪(RL)及び右後輪(RR)の回転速度を検出するため、各タイヤに関連して設けられた通常の車輪速度検出手段(回転速度検出手段)1を備えている。
DEL={(FL+FR)/(RL+RR)-1}×100(%)・・・・・・(1)
として求められる。ここで、FL、FR、RL及びRRは、それぞれ左前輪タイヤ、右前輪タイヤ、左後輪タイヤ及び右後輪タイヤの回転車輪速度である。なお、DELを求める式は式(1)に限定されるものではなく、例えば
DEL={(FL+FR)/2−(RL+RR)/2}/{(FL+FR+RL+RR)/4}×100(%)・・・・・・(2)
により求めることができる。
WT=(T×R)/駆動輪の回転数/駆動輪の数・・・・・・(3)
この式(3)のうち、(R/駆動輪の回転数)は、ギア比又はシフトポジション(車の変速ギアのL、2、3・・・のことであり、オートマチック車であれば、どのギアで走行中なのかが分かる。そして、それぞれのギア比を記憶手段に予め記憶させておけば、シフトポジションだけで(R/駆動輪の回転数)を知ることができる)から算出することができる。
ホイールトルクと、前輪と後輪の回転速度比との関係は、車両に装着されているタイヤが同じであり、前輪のタイヤと後輪のタイヤに掛かる荷重の差が小さい場合には、図3に示されるように、車両の速度に関係なくほぼ1本の直線上に乗ってくる。したがって、正常内圧時に行われる初期化工程において、このような1本の直線(回帰直線)を求め、この直線を記憶させておけば、当該直線からの差に基づいて前輪2輪又は後輪2輪の同時減圧を判定することができる。
つぎに本発明の検出方法の実施例を説明するが、本発明はもとよりかかる実施例にのみ限定されるものではない。
FF車を用いて走行実験を行った。タイヤのサイズは205/60R16であり、ドライバーを含めて2名が乗車した。走行条件は、正常内圧時においては、ホイールトルクの値がばらついて有効な回帰直線を求めることができるように、一般道で速度を変えながら走行した。ついで、前輪2輪(左前輪(FL)及び右前輪(FR))とも30%減圧させて、一定の速度で走行させた。
実施例1と同じくFF車を用いて走行実験を行った。タイヤのサイズは205/60R16であるが、前輪と後輪とでタイヤの種類を変えた。また、ドライバーを含めて2名が乗車した。走行条件は、正常内圧時においては、ホイールトルクの値がばらついて有効な回帰直線を求めることができるように、一般道で速度を変えながら走行した。その際、速度領域毎に回帰直線を求めるために、低速(〜100km/h)、中速(100〜150km/h)、高速(150〜200km/h)の3つの領域を走行させた。
ついで、前輪2輪(左前輪(FL)及び右前輪(FR))とも30%減圧させて、一定の速度で走行させた。
2 制御ユニット
2a インターフェース
2b CPU
2c ROM
2d RAM
3 表示器
4 初期化ボタン
5 警報器
Claims (12)
- 車両に装着したタイヤの空気圧低下を検出する装置であって、
車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出手段と、
この回転速度検出手段により得られる回転速度情報から、車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出手段と、
車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出手段と、
正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化手段と、
この初期化手段により求めた前記関係を記憶する記憶手段と、
前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記記憶手段に記憶されている前記関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較手段と、
この比較手段による比較結果に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定手段と
を備えており、
前記初期化手段は、複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎に前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値を算出する手段を備えており、
前記比較手段は、前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクが含まれるホイールトルク領域における前記回転車輪速度比の平均値とを比較するように構成されていることを特徴とするタイヤ空気圧低下検出装置。 - 車両に装着したタイヤの空気圧低下を検出する装置であって、
車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出手段と、
この回転速度検出手段により得られる回転速度情報から、車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出手段と、
車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出手段と、
正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化手段と、
この初期化手段により求めた前記関係を記憶する記憶手段と、
前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記記憶手段に記憶されている前記関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較手段と、
この比較手段による比較結果に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定手段と
を備えており、
前記初期化手段は、複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎にホイールトルクの平均値と、前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値とを算出する手段、及び、各領域の平均値を結ぶ基準直線を求める手段を備えており、
前記比較手段は、前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記基準直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較するように構成されていることを特徴とするタイヤ空気圧低下検出装置。 - 車両に装着したタイヤの空気圧低下を検出する装置であって、
車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出手段と、
この回転速度検出手段により得られる回転速度情報から、所定の複数の速度領域毎に車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出手段と、
車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出手段と、
前記速度領域毎に正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化手段と、
この初期化手段により求めた前記関係を記憶する記憶手段と、
前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記記憶手段に記憶されている前記関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較手段と、
この比較手段による比較結果に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定手段と
を備えており、
前記初期化手段は、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎に前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値を算出する手段を備えており、
前記比較手段は、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクが含まれるホイールトルク領域における前記回転車輪速度比の平均値とを比較するように構成されていることを特徴とするタイヤ空気圧低下検出装置。 - 車両に装着したタイヤの空気圧低下を検出する装置であって、
車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出手段と、
この回転速度検出手段により得られる回転速度情報から、所定の複数の速度領域毎に車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出手段と、
車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出手段と、
前記速度領域毎に正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化手段と、
この初期化手段により求めた前記関係を記憶する記憶手段と、
前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記記憶手段に記憶されている前記関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較手段と、
この比較手段による比較結果に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定手段と
を備えており、
前記初期化手段は、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎にホイールトルクの平均値と、前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値とを算出する手段、及び、各領域の平均値を結ぶ基準直線を求める手段を備えており、
前記比較手段は、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記基準直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較するように構成されていることを特徴とするタイヤ空気圧低下検出装置。 - 車両に装着したタイヤの空気圧低下を検出する方法であって、
車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出工程、
回転速度検出工程で得られる回転速度情報から、車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出工程と、
車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出工程と、
正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化工程と、
この初期化工程で求めた前記関係を記憶する記憶工程と、
前記回転車輪速度比と、前記ホイールトルクと前記記憶されている関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較工程と、
この比較工程における比較結果に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定工程と
を含んでおり、
前記初期化工程は、複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎に前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値を算出する平均値算出工程を含んでおり、
前記比較工程において、前記回転車輪速度比算出工程で算出された回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出工程で算出されたホイールトルクが含まれるホイールトルク領域における前記回転車輪速度比の平均値とを比較することを特徴とするタイヤ空気圧低下検出方法。 - 車両に装着したタイヤの空気圧低下を検出する方法であって、
車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出工程、
回転速度検出工程で得られる回転速度情報から、車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出工程と、
車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出工程と、
正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化工程と、
この初期化工程で求めた前記関係を記憶する記憶工程と、
前記回転車輪速度比と、前記ホイールトルクと前記記憶されている関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較工程と、
この比較工程における比較結果に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定工程と
を含んでおり、
前記初期化工程は、複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎にホイールトルクの平均値と、前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値とを算出する平均値算出工程、及び、各領域の平均値を結ぶ基準直線を求める工程を含んでおり、
前記比較工程において、前記回転車輪速度比算出工程で算出された回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出工程で算出されたホイールトルクと前記基準直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較することを特徴とするタイヤ空気圧低下検出方法。 - 車両に装着したタイヤの空気圧低下を検出する方法であって、
車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出工程、
回転速度検出工程で得られる回転速度情報から、所定の複数の速度領域毎に車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出工程と、
車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出工程と、
前記速度領域毎に正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化工程と、
この初期化工程で求めた前記関係を記憶する記憶工程と、
前記速度領域毎に前記回転車輪速度比と、前記ホイールトルクと前記記憶されている関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較工程と、
この比較工程における比較結果に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定工程と
を含んでおり、
前記初期化工程は、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎に前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値を算出する平均値算出工程を含んでおり、
前記比較工程において、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出工程で算出された回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出工程で算出されたホイールトルクが含まれるホイールトルク領域における前記回転車輪速度比の平均値とを比較することを特徴とするタイヤ空気圧低下検出方法。 - 車両に装着したタイヤの空気圧低下を検出する方法であって、
車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出工程、
回転速度検出工程で得られる回転速度情報から、所定の複数の速度領域毎に車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出工程と、
車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出工程と、
前記速度領域毎に正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化工程と、
この初期化工程で求めた前記関係を記憶する記憶工程と、
前記速度領域毎に前記回転車輪速度比と、前記ホイールトルクと前記記憶されている関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較工程と、
この比較工程における比較結果に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定工程と
を含んでおり、
前記初期化工程は、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎にホイールトルクの平均値と、前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値とを算出する平均値算出工程、及び、各領域の平均値を結ぶ基準直線を求める工程を含んでおり、
前記比較工程において、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出工程で算出された回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出工程で算出されたホイールトルクと前記基準直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較することを特徴とするタイヤ空気圧低下検出方法。 - 車両に装着したタイヤの空気圧低下を検出するためにコンピュータを、車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出手段により得られる回転速度情報から、車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出手段、車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出手段、正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化手段、前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記により求めた前記関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較手段、及びこの比較手段による比較結果に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定手段として機能させ、
前記初期化手段は、複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎に前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値を算出する手段を備えており、
前記比較手段は、前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクが含まれるホイールトルク領域における前記回転車輪速度比の平均値とを比較するように構成されていることを特徴とするタイヤの空気圧低下検出プログラム。 - 車両に装着したタイヤの空気圧低下を検出するためにコンピュータを、車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出手段により得られる回転速度情報から、車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出手段、車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出手段、正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化手段、前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記により求めた前記関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較手段、及びこの比較手段による比較結果に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定手段として機能させ、
前記初期化手段は、複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎にホイールトルクの平均値と、前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値とを算出する手段、及び、各領域の平均値を結ぶ基準直線を求める手段を備えており、
前記比較手段は、前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記基準直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較するように構成されていることを特徴とするタイヤの空気圧低下検出プログラム。 - 車両に装着したタイヤの空気圧低下を検出するためにコンピュータを、車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出手段により得られる回転速度情報から、所定の複数の速度領域毎に車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出手段、車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出手段、前記速度領域毎に正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化手段、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記により求めた前記関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較手段、及びこの比較手段による比較結果に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定手段として機能させ、
前記初期化手段は、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎に前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値を算出する手段を備えており、
前記比較手段は、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクが含まれるホイールトルク領域における前記回転車輪速度比の平均値とを比較するように構成されていることを特徴とするタイヤの空気圧低下検出プログラム。 - 車両に装着したタイヤの空気圧低下を検出するためにコンピュータを、車両の各輪のタイヤの回転速度を定期的に検出する回転速度検出手段により得られる回転速度情報から、所定の複数の速度領域毎に車両の前輪と後輪の回転車輪速度比を求める回転車輪速度比算出手段、車両のホイールトルクを求めるホイールトルク算出手段、前記速度領域毎に正常内圧時における、ホイールトルクと、前輪と後輪の回転車輪速度比との関係を求める初期化手段、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記により求めた前記関係とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較する比較手段、及びこの比較手段による比較結果に基づいてタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定する判定手段として機能させ、
前記初期化手段は、前記速度領域毎に複数のホイールトルク領域を設定し、正常内圧時に、ホイールトルク領域毎にホイールトルクの平均値と、前輪と後輪の回転車輪速度比の平均値とを算出する手段、及び、各領域の平均値を結ぶ基準直線を求める手段を備えており、
前記比較手段は、前記速度領域毎に前記回転車輪速度比算出手段により得られる回転車輪速度比と、前記ホイールトルク算出手段により得られるホイールトルクと前記基準直線とから得られる正常内圧時における回転車輪速度比とを比較するように構成されていることを特徴とする空気圧低下検出プログラム。
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