JP4616822B2 - エンジンの燃料噴射装置及び運転方法 - Google Patents
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Description
図2(B)に示されるように、かかる従来の電子制御蓄圧式燃料噴射装置においては、ポンプカムリフトの途中で電磁弁を閉じて高圧燃料ポンプの吐出を開始し、ポンプカムリフトのトップ(最大リフト)で電磁弁を開いて、高圧燃料ポンプのプランジャ室(デッドボリューム)内に残存している高圧燃料を給油系(低圧燃料通路側)にスピル(排油)するように構成されている。
図5において、(A)では、ポンプカム4のカムリフトが0(ゼロ)(クランク角θ=θ0)で、プランジャ02が下死点にあって該プランジャ02の上縁が給,排油孔010aを開き、前記燃料供給系から送られた燃料をプランジャ室03に導入する。
(B)では、ポンプカム4のカムリフトが増加してプランジャ02の上縁が前記給,排油孔010aを閉じ(クランク角θ=θ1)、プランジャ02による燃料の圧送が始まり、プランジャ02により高圧に加圧された高圧燃料がコモンレールに圧送され、該コモンレールにて蓄圧される。
(C)では、プランジャ02上昇時のポンプカム04のトップ前位置(クランク角θ=θ21)で、プランジャ02のリード02aにより前記給,排油孔010aが開き始める状態で、プランジャ室03から給,排油孔010aへのスピルが始まる。
(D)では、プランジャ02のポンプカム04のトップ前位置からの下降時で、プランジャのリード02aにより前記給,排油孔010aが閉じる状態でクランク角θ=θ22)、プランジャ室03から給,排油孔010aへのスピルが終了する。
(E)では、プランジャ02の下降時に上縁が前記給,排油孔010aを開き始める(クランク角θ=θ3)、
(F)では、プランジャ2の下死点で(クランク角θ=θ0)、プランジャ2の上縁によって給,排油孔010aが開放された状態を保持される。
このため、図2(B)の給,排油通路燃料流速に示されるように、ポンプカムリフトのトップで電磁弁を開くことによって、高圧に加圧された状態にあるプランジャ室(デッドボリューム)内の残存高圧燃料が、該電磁弁の開弁と同時に低圧の給,排油通路に高流速でスピルすることとなる。
また、前記特許文献2(特開昭62−258160号公報)に開示されている従来技術においても、前記と同様な作用をなす。
かかるキャビテーションエロージョンは、高圧燃料ポンプが大容量で高圧になるほど発生傾向が高くなる。
等の問題を有している。
また、プランジャ室内の圧力が給,排油通路と同レベルあるいはそれ以下に下がってからプランジャ室と給,排油通路とが連通されるので、前記従来技術のような、電磁弁の開弁後におけるプランジャ室内の残存高圧燃料の給,排油通路への逆流に伴う給,排油通路の圧力脈動がなくなり、かかる圧力脈動による燃料洩れ等の不具合の発生を回避できる。
以上により、燃料噴射装置のエネルギー効率が向上する。
このように構成することによって、コモンレールの圧力つまり高圧燃料ポンプの吐出側の圧力が高いときは、電磁弁の開弁時期を遅らせることにより、プランジャ室内の圧力が給,排油通路と同レベルあるいはそれ以下になってから、常時電磁弁の開弁時のプランジャ室内の圧力を給,排油通路の圧力レベルを超えないようにして、プランジャ室内の高圧燃料のスピルを回避できる。もちろん、コモンレールセンサから推定するだけでなく、高圧燃料ポンプの吐出側圧力を直接センシングして電磁弁の開弁時期を制御しても良い。
即ち、前記プランジャに固定されて該プランジャを回転せしめるピニオンと、該ピニオンに噛み合って往復動することにより該ピニオンを回転せしめるラックと、該ラックを往復駆動せしめて前記ピニオンを介して前記プランジャを回転させ前記リード部の前記給,排油孔の開閉時期を変化させるラック駆動装置とを備えること。
これにより、高圧燃料ポンプの給,排油側部分や給,排油通路の構成部品のキャビテーションエロージョンの発生を防止でき、高圧燃料ポンプが大容量で高圧になっても高い耐久性を保持できる。
また、リード部により給,排油孔を閉じた状態を保持しながらプランジャが上死点から下降行程になるので、プランジャ室内の燃料圧力が作用しながらプランジャを下降させることとなって、高圧燃料ポンプの駆動エネルギーの一部を回収できる。さらにリード部による給、排油孔開放後のスピル作用がないので、給,排油孔開放後はプランジャ室から給,排油通路までの圧力レベルが同一レベルとなり、プランジャ室の燃料を供給する燃料供給ポンプを小型化できるとともに、前記従来技術よりも該燃料供給ポンプの駆動エネルギーを低減できる。
以上により、燃料噴射装置のエネルギー効率が向上する。
プランジャ室内の圧力が給,排油通路と同レベル、あるいはそれ以下に下がってからプランジャ室と給,排油通路とが連通されることとなって、従来技術のような、電磁弁の開弁に伴いプランジャ室内の残存高圧燃料が急激に且つ高速で給,排油通路に逆流するという高圧燃料のスピルの発生を回避できる。
従って、電磁弁の開弁あるいはリード部による給,排油孔の開孔に伴う該残存高圧燃料の給,排油通路への逆流時における流れの剥離や渦の形成を回避できて、これによる高圧燃料ポンプの給,排油側部分や給,排油通路の構成部品のキャビテーションエロージョンの発生を防止でき、高圧燃料ポンプが大容量で高圧になっても高い耐久性を保持できる。
さらに給、排油通路開放後のスピル作用がないので、プランジャ室から給,排油通路までの圧力レベルが同一レベルとなり、プランジャ室の燃料を供給する燃料供給ポンプを小型化できるとともに、前記従来技術よりも該燃料供給ポンプの駆動エネルギーを低減できる。以上により、燃料噴射装置のエネルギー効率が向上する。
図1において、符号20で示される高圧燃料ポンプは複数台(この例では2台)設置されている。各高圧燃料ポンプ20は、ポンプシリンダ20a内に往復摺動可能に嵌合されたプランジャ2をそなえており、該プランジャ2は前記各高圧燃料ポンプ20に対応してカム軸5に固定されたポンプカム4によって、ポンプシリンダ20a内を往復摺動せしめられてプランジャ室3内に供給された燃料を圧縮する。
前記各高圧燃料ポンプ20のプランジャ室3からの吐出管12はコモンレール7に接続されており、また該吐出管12のプランジャ室3出口側には、該プランジャ室3側からコモンレール7側に向かう燃料の流れのみを許容する逆止弁11が設置されている。
また、前記各高圧燃料ポンプ20から前記吐出管12を通して前記コモンレール7に送り込まれて、該コモンレール7に蓄圧された高圧燃料は、噴射管8を通してエンジンのシリンダ10毎に設けられた燃料噴射弁9に送られ、該燃料噴射弁9から各シリンダ10内に噴射される。該燃料噴射弁9の燃料噴射時期及び噴射量は後述するコントローラ100によって燃料制御弁21を制御することにより調整される。
そして、該コントローラ100においては、前記各検出信号に基づき、前記各高圧燃料ポンプ20の電磁弁1に開閉時期の制御信号を出力する。尚、前記コントローラ100は前記各検出信号に基づき前記燃料制御弁21を制御することにより、燃料噴射弁9の燃料噴射時期及び噴射量を調整する機能も有する。
そして、前記コントローラ100の指令信号により前記電磁弁1が閉じると、ポンプカム4のリフトによって前記プランジャ室3内の燃料は高圧に加圧されて(図1の右側の高圧燃料ポンプ20の状態)、逆止弁11、吐出管12を通してコモンレール7に圧送され、該コモンレール7に蓄圧される。
前記コモンレール7内に蓄圧された高圧燃料は、所定の噴射時期に燃料噴射弁9からシリンダ10内に噴射される。
本発明は、以上のように構成されたエンジンの燃料噴射装置における前記高圧燃料ポンプ20の制御に関するものである。
本発明の第1実施例においては、前記コントローラ100は、図2(A)に示されるように、高圧燃料ポンプ20のプランジャ2のポンプカム4による上昇行程において、クランク角θ1で前記電磁弁1を閉弁して前記コモンレール7への燃料の吐出を行なった後、該電磁弁1の閉弁状態を保持し、ポンプカム4のトップ(即ちプランジャ2の上死点)θ2からΔθを経た下降行程の一定時期のクランク角θ3に前記電磁弁1を開弁して前記プランジャ室3と給、排油通路つまり燃料供給管201とを連通させるようにタイミング制御をしている。
また、プランジャ室3内の圧力が前記給,排油通路と同レベルあるいはそれ以下に下がってからプランジャ室3と前記給,排油通路とが連通されるので、前記従来技術のような、電磁弁1の開弁後におけるプランジャ室3内の残存高圧燃料の給、排油通路への逆流に伴う該給、排油通路の圧力脈動がなくなり、かかる圧力脈動による燃料洩れ等の不具合の発生を回避できる。
このように構成すれば、コモンレール7の圧力つまり高圧燃料ポンプ20の吐出側の圧力が高いときは、電磁弁1の開弁時期を遅らせて、プランジャ室3内の圧力が給,排油通路と同レベルあるいはそれ以下になってから電磁弁1を開弁することにより、常時電磁弁1の開弁時のプランジャ室3内の圧力を給、排油通路の圧力レベルを超えないようにして、プランジャ室3内の高圧燃料のスピルを回避できる。
この第2実施例においては、前記第1実施例における電磁弁に代えて、高圧燃料ポンプに、リード部を改良して前記第1実施例と同様な機能を有するプランジャを設けている。
図3において、符号20で示される高圧燃料ポンプは複数台(この例では2台)設置されている。各高圧燃料ポンプ20は、ポンプシリンダ20a内に往復摺動可能に嵌合され後述するようなリード2aが形成されたプランジャ2をそなえており、該プランジャ2は前記各高圧燃料ポンプ20に対応してカム軸5に固定されたポンプカム4によって、ポンプシリンダ20a内を往復摺動せしめられてプランジャ室3内に供給された燃料を圧縮する。
前記各高圧燃料ポンプ20のプランジャ室3に接続されている吐出管12はコモンレール7に接続されており、また該吐出管12のプランジャ室3出口側には、該プランジャ室3側からコモンレール7側に向かう燃料の流れのみを許容する逆止弁11が設置されている。
また、前記各高圧燃料ポンプ20から前記吐出管12を通して前記コモンレール7に送り込まれて、該コモンレール7に蓄圧された高圧燃料は、噴射管8を通してエンジンのシリンダ10毎に設けられた燃料噴射弁9に送られ、該燃料噴射弁9から各シリンダ10内に噴射される。該燃料噴射弁9の燃料噴射時期及び噴射量は後述するコントローラ100によって燃料制御弁21を制御することにより調整される。
前記ラック51の一端部は、位置制御可能な電磁ソレノイド式のラック駆動装置50に連結され、該ラック駆動装置50により前記ラック51が位置制御されながら前記前記ピニオン52及びプランジャ2を回転させるようになっている。
そして、該コントローラ100においては、前記各検出信号に基づき、前記ラック駆動装置50を作動させ、前記ラック51の位置制御及びピニオン52を介しての前記プランジャ2のリフト2の位置制御を行なう。
尚、前記コントローラ100は前記各検出信号に基づき前記燃料制御弁21を制御することにより、燃料噴射弁9の燃料噴射時期及び噴射量を調整する機能も有する。
図4において、
(A)に示される、ポンプカム4のカムリフトが0(ゼロ)のときは(クランク角θ=θ0)は、前記プランジャ2が下死点にあって該プランジャ2のリード2aが前記給,排油孔10aを開き、前記燃料供給ポンプ18から燃料供給管201を通して給,排油孔10に送られた燃料をプランジャ室3に導入する。
(B)に示される、ポンプカム4のカムリフトが増加してプランジャ2のリード2aが前記給,排油孔10aを閉じると(クランク角θ=θ1)、プランジャ2による燃料の圧送が始まり、プランジャ2により高圧に加圧された高圧燃料は前記コモンレール7に圧送され、該コモンレール7にて蓄圧される。前記コモンレール7に蓄圧された高圧燃料は、所定の噴射時期に燃料噴射弁9からシリンダ10内に噴射される。
前記(C)のプランジャ2の上死点から該プランジャ2が下降する間は、前記プランジャ2のリード2aによって給,排油孔10aが閉じられた状態のままとなって(図4のクランク角Δθの期間)、(D)に示される給,排油孔10a開放位置で、前記リード2aによって給,排油孔10aが開かれる(クランク角θ=θ3)。
そして、(E)に示される、プランジャ2の下死点では(クランク角θ=θ0)、前記リード2aによって給,排油孔10aが開放された状態を保持される。
これにより、高圧燃料ポンプ20の給,排油側部分や前記給,排油通路の構成部品のキャビテーションエロージョンの発生を防止でき、高圧燃料ポンプ20が大容量で高圧になっても高い耐久性を保持できる。
また、前記プランジャのリード2aにより給,排油孔10aを閉じた状態を保持しながらプランジャ2が上死点から下降行程になるので、プランジャ室3内の燃料圧力が作用しながらプランジャ2を下降させることとなって、高圧燃料ポンプ20の駆動エネルギーの一部を回収できる。さらに前記リード2aによる給,排油孔10a開放後のスピル作用がないので、給,排油孔10a開放後はプランジャ室3から前記給,排油通路までの圧力レベルが同一レベルとなり、プランジャ室3の燃料を供給する燃料供給ポンプ18を小型化できるとともに、前記従来技術よりも該燃料供給ポンプ18の駆動エネルギーを低減できる。
1a 弁体
2 プランジャ
2a 上端面リード
2b 下リード
2c 油溝
3 プランジャ室
4 ポンプカム
5 カム軸
6 クランク軸
7 コモンレール
8 噴射管
9 燃料噴射弁
10 シリンダ
10a 給,排油孔
11 逆止弁
12 吐出管
14 コモンレール圧力センサ
15 クランク角センサ
16 負荷検出器
18 燃料供給ポンプ
20 高圧燃料ポンプ
50 ラック駆動装置
51 ラック
52 ピニオン
100 コントローラ
201 燃料供給管
Claims (4)
- 給油系からプランジャ室内に供給された燃料をポンプカムによって往復駆動されるプランジャで高圧に加圧し、電磁弁により吐出時期を制御されてコモンレールに圧送する複数の高圧燃料ポンプをそなえ、前記コモンレール内に蓄圧された高圧燃料を所定の噴射時期に燃料噴射弁からシリンダ内に噴射するように構成されたエンジンの燃料噴射装置において、
前記プランジャの前記ポンプカムによる上昇行程において前記電磁弁を閉弁して燃料の吐出を行なった後、該電磁弁の閉弁状態を保持し、前記プランジャの下降行程の一定時期に前記電磁弁を開弁して前記プランジャ室と給,排油通路とを連通させるコントローラをそなえ、
さらに、前記コモンレールの圧力を検出して前記コントローラに入力するコモンレール圧力センサをそなえ、前記コントローラは、前記コモンレール圧力センサからのコモンレール圧力の検出値に基づき該コモンレール圧力が高くなるに従い前記プランジャの下降行程における前記電磁弁の開弁時期を遅らせるように構成されたことを特徴とするエンジンの燃料噴射装置。 - 給油系からプランジャ室内に供給された燃料をポンプカムによって往復駆動されるプランジャで高圧に加圧し、電磁弁により吐出時期を制御されてコモンレールに圧送する複数の高圧燃料ポンプをそなえ、前記コモンレール内に蓄圧された高圧燃料を所定の噴射時期に燃料噴射弁からシリンダ内に噴射するように構成されたエンジンの運転方法であって、
前記プランジャの上昇行程において前記電磁弁を閉弁して燃料の吐出を行なった後、該電磁弁の閉弁状態を保持し、前記プランジャの下降行程の一定時期に前記電磁弁を開弁して前記プランジャ室と給,排油通路とを連通せしめるように前記高圧燃料ポンプを作動させ、さらに、前記コモンレール圧力センサからのコモンレール圧力の検出値に基づき該コモンレール圧力が高くなるに従い前記プランジャの下降行程における前記電磁弁の開弁時期を遅らせるように構成されたことを特徴とするエンジンの運転方法。 - 給油系からプランジャ室内に供給された燃料をポンプカムによって往復駆動されるプランジャで高圧に加圧し、コモンレールに圧送する高圧燃料ポンプをそなえ、前記コモンレール内に蓄圧された高圧燃料を所定の噴射時期に燃料噴射弁からシリンダ内に噴射するように構成されたエンジンの燃料噴射装置において、
前記高圧燃料ポンプのプランジャは、ポンプカムによる上昇行程において給,排油孔を閉じて燃料の吐出を行なった後、前記給,排油孔を閉じた状態を保持し、下降行程の一定時期に前記給,排油孔を開いて前記プランジャ室内と給,排油通路とを連通せしめるように形成されたリード部をそなえ、
さらに、前記コモンレールの圧力を検出して前記ラック駆動装置に入力するコモンレール圧力センサをそなえ、前記コモンレール圧力センサからのコモンレール圧力の検出値に基づき該コモンレール圧力が高くなるに従い前記プランジャの下降行程における前記リード部の給,排油孔の開孔時期を遅らせるように構成されたことを特徴とするエンジンの燃料噴射装置。 - 前記プランジャに固定されて該プランジャを回転せしめるピニオンと、該ピニオンに噛み合って往復動することにより該ピニオンを回転せしめるラックと、該ラックを往復駆動せしめて前記ピニオンを介して前記プランジャを回転させ前記リード部の前記給,排油孔の開閉時期を変化させるラック駆動装置とを備えたことを特徴とする請求項3記載のエンジンの燃料噴射装置。
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