JP4528678B2 - エッチングリードフレームの製造方法およびこれに用いる切断装置 - Google Patents
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Description
このようにエッチングリードフレームを製造する工程では、帯状体に形成されたリードフレームの配置に若干のばらつきがあることが避けられない。この結果、リードフレーム12が形成された帯状体10をいくら正確にピッチ送りして切り出ししても、リードフレーム12の形成精度にばらつきが生じることになる。
すなわち、金属帯状体にエッチング加工を施してリードフレームが連設された帯状体を形成する工程と、前記帯状体からリードフレームを個片に切り出しする工程を有するエッチングリードフレームの製造方法において、前記リードフレームを切り出しする工程に、前記リードフレームの送り方向の前端側と後端側における前記帯状体との連結部を各々切断する第1の切断ユニットと第2の切断ユニットとを、中間に前記帯状体の1または2以上のピッチ送り分の空きスペースをあけて配置するとともに、前記第1と第2の切断ユニットの一方の切断ユニットについては、前記帯状体の搬送方向に位置固定し、他方の切断ユニットについては前記帯状体の搬送方向に可動に設け、前記帯状体をピッチ送りする際に、前記一方の切断ユニットによる前記リードフレームの切断位置に位置合わせするよう送り制御して、当該切断ユニットにより前記リードフレームと帯状体との一方の連結部を切断し、当該帯状体が停止した状態で、前記他方の切断ユニットによる切断位置を検知する操作を行い、当該切断ユニットを切断位置に位置決めして、前記リードフレームと帯状体との他方の連結部を切断することを特徴とする。
なお、第1または第2の切断ユニットによる切断位置を検知する方法としては、帯状体にアライメントマークを設ける方法、帯状体に形成されたリードフレームのパターンを画像解析する方法等によることができる。
また、前記第1と第2の切断ユニットには、切断位置を前記帯状体に形成されたリードフレームとθ方向で位置合わせするための角度調節機構が設けられていることにより、金属帯状体にリードフレームのパターンを露光した際の位置ずれを補正して、さらに正確にリードフレームを切り出しすることができる。
図1は、金属帯状体にエッチングを施して、所定パターンのリードフレーム12が連続的に形成された長尺の帯状体10から、個片の短冊状にリードフレーム12を切り出しする切断装置の全体構成を示す。
帯状体10の送り方向の前方位置には帯状体10をリードフレーム12の配置間隔にしたがってピッチ送りする送りローラ20が設けられ、送り方向の後方位置には送りローラ20との間で、帯状体10を張るようにして支持するテンションローラ22が設けられている。
第1の切断ユニット30および第2の切断ユニット32、第1の位置決めセンサ34および第2の位置決めセンサ36、送りローラ20およびテンションローラ22は、これらの駆動を制御する制御部60に接続されている。
帯状体10にはリードフレーム12が長手方向に一列状に連設して設けられ、隣接するリードフレーム12間には帯状体10を幅方向に横切る配置にステー11が設けられ、ステー11から前後に枝分かれした形態にブリッジ部13、14が設けられている。リードフレーム12は前端部と後退部でブリッジ部13、14に連結され、ブリッジ部13、14およびステー11を介して帯状体10に支持される。
まず、第1の切断ユニット30と第2の切断ユニット32について、θ方向の位置合わせを行う。この位置合わせは、金属帯状体にリードフレーム12のパターンを露光する際の露光方向がθ方向で正規位置から位置ずれすると、帯状体10においてはリードフレーム12とブリッジ部13、14のθ方向の位置ずれとしてあらわれることから、この位置ずれを第1の切断ユニット30と第2の切断ユニット32で補正して、リードフレーム12を正確に切り出しできるようにするためのものである。
図2に示す第1の切断ユニット30に設けた角度調節機構55では、ダイヤルゲージ58を見ながら調節ねじ57を操作して角度調節する。第2の切断ユニット32についても同様にして位置合わせする。
図4(a)は、まず送りローラ20を駆動して帯状体10を前送りし、第2の切断ユニット32に設けられた第2の位置決めセンサ36によってリードフレームAに設けられた第2のアライメントマーク16を検出した状態を示す。
第2の位置決めセンサ36が第2のアライメントマーク16を検知すると、制御部60により送りローラ20が停止され、これとともに帯状体10の送り操作が停止される。
第2のアライメントマーク16はリードフレーム12の後端側に設けられており、第2のアライメントマーク16とブリッジ部14との切断位置が近接していることもブリッジ部14の切断位置の誤差を小さくする効果がある。
なお、本実施形態では、一方向へ第1の位置決めセンサ34を移動させて第1のアライメントマーク15を検知するように制御するから、第1の位置決めセンサ34を移動開始する始点は、移動経路途中で必ず第1のアライメントマーク15が位置するように、余裕をみて前方側から移動させるようにする。
12 リードフレーム
13、14 ブリッジ部
15 第1のアライメントマーク
16 第2のアライメントマーク
20 送りローラ
22 テンションローラ
30 第1の切断ユニット
30a 本体
32 第2の切断ユニット
34 第1の位置決めセンサ
36 第2の位置決めセンサ
50 位置合わせ機構
55 角度調節機構
57 調節ねじ
58 ダイヤルゲージ
60 制御部
Claims (5)
- 金属帯状体にエッチング加工を施してリードフレームが連設された帯状体を形成する工程と、前記帯状体からリードフレームを個片に切り出しする工程を有するエッチングリードフレームの製造方法において、
前記リードフレームを切り出しする工程に、前記リードフレームの送り方向の前端側と後端側における前記帯状体との連結部を各々切断する第1の切断ユニットと第2の切断ユニットとを、中間に前記帯状体の1または2以上のピッチ送り分の空きスペースをあけて配置するとともに、前記第1と第2の切断ユニットの一方の切断ユニットについては、前記帯状体の搬送方向に位置固定し、他方の切断ユニットについては前記帯状体の搬送方向に可動に設け、
前記帯状体をピッチ送りする際に、前記一方の切断ユニットによる前記リードフレームの切断位置に位置合わせするよう送り制御して、当該切断ユニットにより前記リードフレームと帯状体との一方の連結部を切断し、
当該帯状体が停止した状態で、前記他方の切断ユニットによる切断位置を検知する操作を行い、当該切断ユニットを切断位置に位置決めして、前記リードフレームと帯状体との他方の連結部を切断することを特徴とするエッチングリードフレームの製造方法。 - 前記リードフレームの送り方向の前端側と後端側に、第1のアライメントマークと第2のアライメントマークとを各々設け、
前記第1の切断ユニットと前記第2の切断ユニットとに、前記第1のアライメントマークと前記第2のアライメントマークを各々検知する第1の位置決めセンサと第2の位置決めセンサとを設け、
前記帯状体をピッチ送りする際に、前記第1と第2の位置決めセンサの一方により前記第1と第2のアライメントマークの一方を検知した時点で帯状体の送り操作を停止させ、前記第1と第2の切断ユニットの一方により前記リードフレームと帯状体との一方の連結部を切断し、
当該帯状体が停止した状態で、前記他方の位置決めセンサにより前記他方のアライメントマークを検知する操作を行い、前記他方の切断ユニットにより前記リードフレームと帯状体との他方の連結部を切断することを特徴とする請求項1記載のリードフレームの製造方法。 - 請求項1記載のリードフレームの製造方法において、前記帯状体から個片にリードフレームを切り出しする切断装置であって、
前記リードフレームの送り方向の前端側の連結部を切断する前記第1の切断ユニットおよび当該第1の切断ユニットによる切断位置を検知する第1の位置決めセンサと、
前記リードフレームの送り方向の後端側の連結部を切断する前記第2の切断ユニットおよび当該第2の切断ユニットによる切断位置を検知する第2の位置決めセンサと、
前記第1と第2の位置決めセンサの一方により前記第1と第2の切断ユニットの一方による切断位置を検知した時点で前記帯状体の送り操作を停止させ、一方の切断ユニットを駆動して前記一方の連結部を切断し、前記第1と第2の位置決めセンサの他方をスイープ移動させて前記第1と第2の切断ユニットの他方による切断位置を検知し、当該検知位置に他方の切断ユニットを位置合わせするとともに、他方の切断ユニットを駆動して前記他方の連結部を切断すべく制御する制御部とを備えていることを特徴とするエッチングリードフレームの切断装置。 - 前記第1の位置決めセンサは、前記リードフレームの送り方向の前端側に設けられた第1のアライメントマークを検知して前記第1の切断ユニットの切断位置を規定すべく設けられ、
前記第2の位置決めセンサは、前記リードフレームの送り方向の後端側に設けられた第2のアライメントマークを検知して前記第2の切断ユニットの切断位置を規定すべく設けられていることを特徴とする請求項3記載のエッチングリードフレームの切断装置。 - 前記第1と第2の切断ユニットには、切断位置を前記帯状体に形成されたリードフレームとθ方向で位置合わせするための角度調節機構が設けられていることを特徴とする請求項3または4記載のエッチングリードフレームの切断装置。
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