JP4500770B2 - 搬送装置、電子部品ハンドリング装置および電子部品ハンドリング装置における搬送方法 - Google Patents
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Description
ハンドラにおいて、試験前のICデバイスは、一般的にカスタマトレイに収納された状態でストッカに格納されており、ローダ部にてカスタマトレイからテストトレイに積み替えられ、テストトレイに搭載された状態でテストヘッドに搬送され試験に供される。試験済のICデバイスは、テストヘッドから搬出された後、アンローダ部にてテストトレイから試験結果に応じた所定のカスタマトレイに積み替えられ、良品や不良品といったカテゴリに仕分けられてストッカに格納される。
図12に示すように、通常ストッカ201Pはハンドラ内に複数設けられており、所定の枚数のカスタマトレイKSTを積載している。なお、カスタマトレイKSTの積載枚数は不確定であり、状況によって異なる。このカスタマトレイKSTは、トレイ移送アーム205Pによって保持・移送され、トレイセットエレベータに引き渡された後、トレイセットエレベータが上昇移動することによりローダ部まで搬送される。
従来のハンドラにおいて、トレイ移送アーム205PはZ軸方向に大きく移動するための駆動手段は備えておらず、一方、各ストッカ201PはカスタマトレイKSTを昇降させることのできるエレベータ204Pを備えているとともに、カスタマトレイKSTがトレイ移送アーム205Pに保持される位置にセンサを有している。各ストッカ201Pは、エレベータ204PによってカスタマトレイKSTを上昇させるが、最上段のカスタマトレイKSTを上記センサで感知することにより、最上段のカスタマトレイKSTの高さを調節している。
しかしながら、上記のような構成においては、各ストッカ201P毎にエレベータ204Pおよびセンサを必要とするため、いきおいハンドラの構造が複雑になっていた。
そこで、図13に示すように、各ストッカ201Pからエレベータを廃し、トレイ移送アーム205PにZ軸方向に大きく移動するための駆動手段を設けることを考える。この場合、トレイ移送アーム205PのZ軸下方移動量を決定するために、各ストッカ201Pに積載されているカスタマトレイKSTの枚数(高さ)を知る必要がある。
そのカスタマトレイKSTの積載枚数(高さ)を知るために、(1)各ストッカ201PにおけるカスタマトレイKSTの積載枚数を手作業で入力する方法、(2)各ストッカ201Pにセンサを設置する方法、(3)所定のストッカ201Pに移動可能なセンサを設置する方法、(4)トレイ移送アーム205Pにセンサを設置する方法が挙げられる。
しかし、(1)の方法は、作業が煩雑であり入力ミスの可能性も高いという問題がある。また、(2)の方法では、従来のものよりセンサの数を減らすことはできず、(3)の方法では、センサが所定のストッカ201Pに移動するのに時間がかかってしまう。さらに、(4)の方法では、トレイ移送アーム205Pが移動中にセンサ信号を取り込む必要があるため、センサ信号の取り込み時間等の影響により高精度でカスタマトレイKSTの高さを知ることは困難であり、場合によっては、トレイ移送アーム205PがカスタマトレイKSTに届かないこと、あるいはトレイ移送アーム205PがカスタマトレイKSTに衝突し、それぞれが破損してしまうこともあり得る。
以上は、試験前のICデバイスを収納したカスタマトレイKSTを搬送する場合の問題であるが、試験済のICデバイスを収納したカスタマトレイKSTを所定のストッカに格納する場合においても、上記と同様の問題が生じる。
上記目的を達成するために、第1に本発明は、電子部品ハンドリング装置にて所定の対象物を保持し少なくともZ軸方向に移動させることのできる搬送装置であって、所定の対象物を保持・解放することのできる保持装置と、前記保持装置をZ軸方向に移動させることができ、かつ前記保持装置をZ軸下方向に移動させている途中で、当該移動動作を通常動作からトルク制限動作に切り替えることのできるZ軸駆動装置とを備えたことを特徴とする搬送装置を提供する(発明1)。
なお、本明細書における「通常動作」とは、トルク制限なしの動作をいい、トルク制限動作よりも高速移動が可能な動作である。また、本明細書における「トルク制限動作」とは、所定のトルクが印加されることにより移動を停止する設定下での動作をいい、一般的に通常動作よりも移動速度が低速となる。
上記発明(発明1)においては、保持装置自体がZ軸方向に移動可能であるため、対象物が複数位置に存在する場合であっても、それら各位置にZ軸駆動装置を設ける必要がない。また、保持装置の移動動作は通常動作からトルク制限動作に切り替え可能であるため、保持装置が対象物に到達する前にトルク制限動作に切り替えて、保持装置を保持対象物に、または保持装置が保持している対象物をその載置部位にトルク制限下で当接させれば、対象物の高さまたは対象物の載置高さを正確に知る必要がなく、保持装置が対象物に届かないこと、あるいは保持装置が対象物に衝突することを防止でき、さらには、トルク制限の必要のない位置における保持装置の移動速度を高速に維持することができる。したがって、上記発明(発明1)によれば、簡易な構造で、かつ短い動作時間で確実に対象物を保持・搬送することができる。
上記発明(発明1)において、前記Z軸駆動装置は、前記保持装置と、保持すべき対象物または対象物の載置部位との距離が所定の距離になったとき(保持装置が所定の位置以下になったときも含まれる。)に、通常動作からトルク制限動作に切り替えるのが好ましい(発明2)。
上記発明(発明2)においては、前記保持装置と、保持すべき対象物または対象物の載置部位との距離が所定の距離にあることを感知し得るセンサをさらに備えているのが好ましい(発明3)。前述した通り、保持装置の移動動作は通常動作からトルク制限動作に切り替え可能であるため、対象物の高さまたは対象物の載置高さを正確に知る必要がなく、したがって、上記センサは高精度なセンサである必要はない。
上記発明(発明1〜3)においては、前記Z軸駆動装置に所定のトルクが印加されたときに、前記Z軸駆動装置は前記保持装置の移動を停止し、前記保持装置は所定の対象物を保持または解放するのが好ましい(発明4)。
ただし、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、保持装置またはその保持対象物が所定の物に接触したことを感知して、保持装置の移動を停止したり、対象物の保持または解放を行ってもよい。
上記発明(発明4)においては、前記保持装置が保持対象物に当接すること、または前記保持装置が保持している対象物が当該対象物の載置部位に当接することにより、前記Z軸駆動装置に前記トルクが印加されるのが好ましい(発明5)。
上記発明(発明5)においては、保持装置を保持対象物に、または保持対象物をその載置部位に押し付けた状態で対象物の保持または解放を行うことができるため、対象物の高さまたは対象物の載置高さを決定し、その高さまで保持装置を移動させて対象物を保持または解放する場合と比較して、安定して対象物の保持または解放を行うことができる。
上記発明(発明1〜5)において、前記保持装置は、複数の電子部品を搭載し得るトレイを保持・解放することのできる装置であるのが好ましい(発明6)。
上記発明(発明6)において、前記保持装置は、前記トレイに係合可能なツメ部材を備えており、前記ツメ部材はZ軸回りに回転可能となっており、前記ツメ部材をZ軸回りに回転させることにより、前記トレイを保持または解放することができるのが好ましい(発明7)。
上記発明(発明1〜5)において、前記保持装置は、複数の電子部品を搭載し得る第1のトレイおよび前記第1のトレイに搭載された電子部品をカバーする第2のトレイの一方または両方のトレイを当該保持装置に保持して移動するのが好ましい(発明8)。
上記発明(発明8)において、前記保持装置は、前記トレイの複数箇所の端部で、当該トレイを保持または解放でき、かつ当該トレイを上下2段状態で保持し得る保持解放機構を備えるのが好ましい(発明9)。
上記発明(発明8,9)においては、第2のトレイによって、第1のトレイに搭載された電子部品が搬送中に第1のトレイから飛び出してしまうことを防止することができる。
第2に本発明は、電子部品の試験を行うために被試験電子部品を取り廻すことのできる電子部品ハンドリング装置であって、前記搬送装置(発明1〜9)を備えたことを特徴とする電子部品ハンドリング装置を提供する(発明10)。
第3に本発明は、所定の対象物を保持・解放することのできる保持装置と前記保持装置をZ軸方向に移動させることのできる保持装置と前記保持装置をZ軸方向に移動させることのできるZ軸駆動装置とを備えた電子部品ハンドリング装置において前記対象物を搬送する方法であって、前記保持装置を前記Z軸駆動装置により通常動作でZ軸下方向に移動させ、前記保持装置と、保持すべき対象物または対象物の載置部位との距離が所定の距離にあることを感知し、前記感知に基づいて、前記Z軸駆動装置の動作を通常動作からトルク制限動作に切り替えることを特徴とする電子部品ハンドリング装置における搬送方法を提供する(発明11)。
上記発明(発明11)においては、前記保持装置が保持対象物に当接し、または前記保持装置が保持している対象物が当該対象物の載置部位に当接して、前記Z軸駆動装置にトルクが印加されたことを感知し、前記感知に基づいて、前記Z軸駆動装置の動作を停止するとともに、前記保持装置に対し対象物保持動作または対象物解放動作を行わせるのが好ましい(発明12)。
図2は、図1に示すハンドラの斜視図である。
図3は、被試験ICデバイスの取り廻し方法を示すトレイのフローチャート図である。
図4は、同ハンドラのIC格納部の概略図である。
図5は、同ハンドラで用いられるカスタマトレイの斜視図である。
図6は、同ハンドラにおけるトレイ移送アームの正面図(a)および底面図(b)である。
図7は、図6に示すトレイ移送アームがカバートレイおよびカスタマトレイを保持した状態を示す正面図である。
図8は、同ハンドラにおけるトレイ移送アームおよびストッカに積載されたカスタマトレイの概略図である。
図9は、トレイ移送アームがカバートレイを保持する工程を示す説明図である。
図10は、トレイ移送アームがカスタマトレイを試験前ICストッカからトレイセットエレベータに移送する工程を示す説明図である。
図11は、トレイ移送アームがカスタマトレイをトレイセットエレベータから試験済ICストッカに移送する工程を示す説明図である。
図12は、従来のハンドラのIC格納部の概略図である。
図13は、従来のハンドラのIC格納部の変更例を示す概略図である。
まず、本実施形態に係る電子部品ハンドリング装置(以下「ハンドラ」という。)を備えたICデバイス試験装置の全体構成について説明する。図1に示すように、ICデバイス試験装置10は、ハンドラ1と、テストヘッド5と、試験用メイン装置6とを有する。ハンドラ1は、試験すべきICデバイス(電子部品の一例)をテストヘッド5に設けたソケットに順次搬送し、試験が終了したICデバイスをテスト結果に従って分類して所定のトレイに格納する動作を実行する。
テストヘッド5に設けたソケットは、ケーブル7を通じて試験用メイン装置6に電気的に接続してあり、ソケットに脱着可能に装着されたICデバイスを、ケーブル7を通じて試験用メイン装置6に接続し、試験用メイン装置6からの試験用電気信号によりICデバイスをテストする。
ハンドラ1の下部には、主としてハンドラ1を制御する制御装置が内蔵してあるが、一部に空間部分8が設けてある。この空間部分8に、テストヘッド5が交換自在に配置してあり、ハンドラ1に形成した貫通孔を通してICデバイスをテストヘッド5上のソケットに装着することが可能になっている。
このハンドラ1は、試験すべき電子部品としてのICデバイスを、常温、常温よりも高い温度状態(高温)または常温よりも低い温度状態(低温)で試験するための装置であり、ハンドラ1は、図2および図3に示すように、恒温槽101とテストチャンバ102と除熱槽103とで構成されるチャンバ100を有する。図1に示すテストヘッド5の上部は、テストチャンバ102の内部に挿入され、そこでICデバイス2の試験が行われるようになっている。
なお、図3は本実施形態のハンドラにおける試験用ICデバイスの取り廻し方法を理解するための図であって、実際には上下方向に並んで配置されている部材を平面的に示した部分もある。したがって、その機械的(三次元的)構造は、主として図2を参照して理解することができる。
図2および図3に示すように、本実施形態のハンドラ1は、これから試験を行うICデバイスを格納し、また試験済のICデバイスを分類して格納するIC格納部200と、IC格納部200から送られる被試験ICデバイスをチャンバ部100に送り込むローダ部300と、テストヘッドを含むチャンバ部100と、チャンバ部100で試験が行われた試験済のICデバイスを取り出して分類するアンローダ部400とから構成されている。ハンドラ1の内部では、ICデバイスは、テストトレイTSTに収納されて搬送される。
ハンドラ1にセットされる前のICデバイスは、図5に示すカスタマトレイKST内に多数収納してあり、その状態で、図2および図3に示すハンドラ1のIC格納部200へ供給され、そして、カスタマトレイKSTから、ハンドラ1内で搬送されるテストトレイTSTにICデバイスが載せ替えられる。ハンドラ1の内部では、図3に示すように、ICデバイスは、テストトレイTSTに載せられた状態で移動し、常温下で、または高温もしくは低温の温度ストレス下で、適切に動作するかどうか試験(検査)され、当該試験結果に応じて分類される。
ここで、ハンドラ1のIC格納部200、ローダ部300およびアンローダ部400に関連する部分について詳細に説明する。
図2に示すように、IC格納部200には、試験前のICデバイスを格納する試験前ICストッカ201と、試験の結果に応じて分類されたICデバイスを格納する試験済ICストッカ202とが設けてある。
図4に示すように、試験前ICストッカ201には、これから試験が行われる試験前ICデバイスが収納されたカスタマトレイKSTが積載され、試験済ICストッカ202には、試験を終えて分類された試験済ICデバイスが収納されたカスタマトレイKSTが積載される。なお、本実施形態におけるカスタマトレイKSTは、図5に示すように、10行×6列のICデバイス収納部を有するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図2〜図4に示すように、本実施形態では、試験前ストッカ201として、2個のストッカSTK−Bが設けてある。ストッカSTK−Bの隣には、試験済ICストッカ202として、アンローダ部400へ送られる空ストッカSTK−Eを2個設けてある。また、その隣には、試験済ICストッカ202として、8個のストッカSTK−1,STK−2,…,STK−8を設けてあり、試験結果に応じて最大8つの分類に仕分けして格納できるように構成してある。つまり、良品と不良品の別の外に、良品の中でも動作速度が高速のもの、中速のもの、低速のもの、あるいは不良の中でも再試験が必要なもの等に仕分けできるようになっている。
一方、図2に示すように、ローダ部300における装置基板105には、カスタマトレイKSTが装置基板105の上面に臨むように配置される一対の窓部306が三対開設してある。図4に示すように、それぞれの窓部306の下側には、カスタマトレイKSTを昇降させるためのトレイセットエレベータ307が設けられている。また、図2および図4に示すように、IC格納部200と装置基板105との間には、トレイ移送アーム205が設けられている。
トレイ移送アーム205は、Z軸方向およびX軸方向に移動可能となっており、原点からZ軸下方向に移動して試験前ICストッカ201に積載されているカスタマトレイKSTを保持し、Z軸上方向に移動して原点に戻った後、X軸方向に移動してそのカスタマトレイKSTを所定のトレイセットエレベータ307に引き渡す。トレイセットエレベータ307は、受け取ったカスタマトレイKSTを上昇させて、ローダ部300の窓部306に臨出させる。
そして、このローダ部300において、カスタマトレイKSTに積み込まれた被試験ICデバイスを、X−Y搬送装置304によって一旦プリサイサ(preciser)305に移送し、ここで被試験ICデバイスの相互の位置を修正したのち、さらにこのプリサイサ305に移送された被試験ICデバイスを再びX−Y搬送装置304を用いて、ローダ部300に停止しているテストトレイTSTに積み替える。
カスタマトレイKSTからテストトレイTSTへ被試験ICデバイスを積み替えるX−Y搬送装置304は、図2に示すように、装置基板105の上部に架設された2本のレール301と、この2本のレール301によってテストトレイTSTとカスタマトレイKSTとの間を往復する(この方向をY方向とする)ことができる可動アーム302と、この可動アーム302によって支持され、可動アーム302に沿ってX方向に移動できる可動ヘッド303とを備えている。
このX−Y搬送装置304の可動ヘッド303には、吸着パッドが下向に装着されており、この吸着パッドが空気を吸引しながら移動することで、カスタマトレイKSTから被試験ICデバイスを吸着し、その被試験ICデバイスをテストトレイTSTに積み替える。こうした吸着パッドは、可動ヘッド303に対して例えば8本程度装着されており、一度に8個の被試験ICデバイスをテストトレイTSTに積み替えることができる。
図2および図3に示すアンローダ部400にも、ローダ部300に設けられたX−Y搬送装置304と同一構造のX−Y搬送装置404,404が設けられ、このX−Y搬送装置404,404によって、アンローダ部400に運び出されたテストトレイTSTから試験済のICデバイスがカスタマトレイKSTに積み替えられる。
図2に示すように、アンローダ部400における装置基板105には、当該アンローダ部400へ運ばれたカスタマトレイKSTが装置基板105の上面に臨むように配置される一対の窓部406が二対開設してある。図4に示すように、それぞれの窓部406の下側には、カスタマトレイKSTを昇降させるためのトレイセットエレベータ407が設けられている。
トレイセットエレベータ407は、試験済の被試験ICデバイスが積み替えられて満杯になったカスタマトレイKST(満杯トレイ)を載せて下降する。図2および図4に示すトレイ移送アーム205は、下降したトレイセットエレベータ407から満杯トレイを受け取り、所定の試験済ICストッカ202上までX軸方向に移動した後、Z軸下方向に移動して試験済ICストッカ202にその満杯トレイを載置し、そしてZ軸上方向に移動して原点に戻る。このようにして、満杯トレイは試験済ICストッカ202に格納される。
図2および図4に示すように、本実施形態では、トレイ移送アーム205はX軸方向に2つ並設されている。各トレイ移送アーム205は、それぞれ独立してZ軸方向に移動可能となっているが、X軸方向には2つ並列した状態で移動する。
図6(a),(b)に示すように、トレイ移送アーム205は、カスタマトレイKSTを覆うことのできる大きさのアーム基板21と、アーム基板21下側の略四隅に設けられたツメ部材22と、アーム基板21下側の周縁部に設けられた6本のガイドピン23とを備えている。
ツメ部材22は、上段のツメ部材22aおよび下段のツメ部材22bの2段になっている。ツメ部材22a,22bは、Z軸回りに回転可能となっており、それぞれ周方向の一部にツメ221a,221bを備えている。なお、上段のツメ部材22aのツメ221aと下段のツメ部材22bのツメ221bとは、周方向に90°ずれて設けられている。
ツメ部材22a,22bは、Z軸回り閉方向に回転することにより、ツメ221a,221bがカスタマトレイKSTの縁部に係合してカスタマトレイKSTを保持することができ、また、Z軸回り開方向に回転することにより、カスタマトレイKSTの縁部に係合していたツメ221a,221bがカスタマトレイKSTの縁部から外れ、カスタマトレイKSTを解放することができる。
図7に示すように、上段のツメ部材22aは、カバートレイCTを保持するためのものであり、下段のツメ部材22bは、ICデバイスDを搭載したカスタマトレイKSTを保持するためのものである。なお、本実施形態におけるカバートレイCTは、ICデバイスDを搭載していないカスタマトレイKSTであり、ICデバイスDを搭載したカスタマトレイKSTの搬送中に、カスタマトレイKSTからICデバイスDが飛び出すことを防止するために、ICデバイスDを搭載したカスタマトレイKSTの上側に重ねて使用されるものである。
トレイ移送アーム205は、図示しないX軸駆動装置およびZ軸駆動装置によってX軸方向およびZ軸方向に移動可能となっている。このZ軸駆動装置は、トレイ移送アーム205をZ軸下方向に移動させている途中で、その移動動作を通常動作からトルク制限動作に切り替えることができるものである。かかるZ軸駆動装置としては、例えば、電子制御可能なサーボモータを利用した装置を用いることができる。
ここで、トレイ移送アーム205、ストッカ201,202およびトレイセットエレベータ307,407に関連するセンサについて、図8を参照して説明する。
図8に示すように、トレイ移送アーム205がZ軸方向上限(原点)に位置する状態で各トレイ移送アーム205の側部に隣接する位置には、トレイ移送アーム205(左側)が原点にあることを感知する原点センサS1およびトレイ移送アーム205(右側)が原点にあることを感知する原点センサS2が設けられている。
各トレイ移送アーム205のトレイ保持部上段(上段のツメ部材22aに囲まれる位置)には、トレイ保持部上段にカバートレイCTが存在することを感知するカバートレイチェックセンサS3が設けられており、各トレイ移送アーム205のトレイ保持部下段(下段のツメ部材22bに囲まれる位置)には、トレイ保持部下段にカスタマトレイKSTが存在することを感知するカスタマトレイチェックセンサS4が設けられている。
原点に位置しているトレイ移送アーム205とストッカ201,202との間には、ストッカ201,202に積載されたカスタマトレイKSTが上限まで達していることを感知するストッカ上限センサS5が設けられている。このストッカ上限センサS5が、ストッカ201,202に積載されたカスタマトレイKSTが上限まで達していることを感知した場合には、トレイ移送アーム205とカスタマトレイKSTとの衝突を防止するために、トレイ移送アーム205のZ軸下方向の移動はロックされる。
トレイ移送アーム205の下方所定の位置には、トレイ移送アーム205とともにZ軸方向に移動する距離確認センサS6が設けられている。この距離確認センサS6は、トレイ移送アーム205の下方所定の位置に存在する物体(カスタマトレイKST、トレイセットエレベータ307,407等)を感知し、トレイ移送アーム205と当該物体とが所定の距離にあることを確認する。トレイ移送アーム205がZ軸下方向に移動しているときに距離確認センサS6が反応すると、トレイ移送アーム205の移動動作(Z軸駆動装置の駆動状態)は、通常動作からトルク制限動作に切り替えられる。
トレイ移送アーム205の下方所定の位置であって、上記距離確認センサS6の下側には、トレイ移送アーム205とともにZ軸方向に移動するストッカ満杯センサS7が設けられている。このストッカ満杯センサS7は、ストッカ201,202がカスタマトレイKSTで満杯になったことを感知する。
ストッカ201,202の最下段には、ストッカ201,202にカスタマトレイKSTが載置されていることを感知するストッカトレイセンサS8が設けられている。
以上のセンサS1〜S8の種類は特に限定されるものではなく、例えば、反射式または透過式の光センサ等を適宜使用することができる。
次に、上記ハンドラ1において、試験前ICデバイスを搭載したカスタマトレイKSTを試験前ICストッカ201からトレイセットエレベータ307に移送する場合におけるトレイ移送アーム205の動作について、図9および図10を参照して説明する。なお、ここでは左側のトレイ移送アーム205の動作についてのみ説明するものとする。
トレイ移送アーム205は、ICデバイスを搭載したカスタマトレイKSTを保持する前に、あらかじめカバートレイCTを保持しておく必要があるため、最初にトレイ移送アーム205がカバートレイCTを保持する動作について説明する(図9)。なお、カバートレイCTは、試験前ICストッカ201に積載されたカスタマトレイKSTの最上段に位置しているものとする。
トレイ移送アーム205は、試験前ICストッカ201上における図8に示す位置(原点)から、Z軸下方向に通常動作で移動する。図9(a)に示すように、トレイ移送アーム205の移動に伴って距離確認センサS6がカバートレイCTの位置まで下降し、距離確認センサS6がカバートレイCTの存在を感知すると、トレイ移送アーム205の移動動作はトルク制限動作に切り替えられる。
トレイ移送アーム205は、トルク制限動作にてZ軸下方向に移動し、図9(b)に示すように、トレイ移送アーム205に設けられたカスタマトレイチェックセンサS4がカバートレイCTを感知すると、トレイ移送アーム205の移動動作が停止し、そしてツメ部材22が閉方向に回転してツメ部材22bのツメ221bがカバートレイCTの縁部に係合しカバートレイCTを保持する。
トレイ移送アーム205は、図9(c)に示すように、カバートレイCTをトレイ保持部下段で保持した状態でZ軸上方向に通常動作で移動し、原点まで戻る。次いで、トレイ移送アーム205は、図9(d)に示すように、トレイセットエレベータ307上に位置するまでX軸方向に移動した後、Z軸下方向にトルク制限動作で移動する。
図9(e)に示すように、トレイ移送アーム205の保持しているカバートレイCTがトレイセットエレベータ307に当接すると、Z軸駆動装置にトルクが印加され、そのトルク印加に基づいてトレイ移送アーム205の移動動作が一旦停止し、そしてカバートレイCTがトレイ移送アーム205のトレイ保持部上段に位置し得るようにツメ部材22が開方向に回転する。次いで、図9(f)に示すように、トレイ移送アーム205が一段下がり、その状態でツメ部材22が閉方向に回転してツメ部材22aのツメ221aがカバートレイCTの縁部に係合しカバートレイCTを保持する。
トレイ移送アーム205は、図9(g)に示すように、カバートレイCTをトレイ保持部上段で保持した状態でZ軸上方向に通常動作で移動し、原点まで戻る。
次に、カバートレイCTを保持したトレイ移送アーム205が、カスタマトレイKSTを試験前ICストッカ201からトレイセットエレベータ307に移送する動作について説明する(図10)。
カバートレイCTを保持したトレイ移送アーム205は、試験前ICストッカ201上における図8に示す位置(原点)から、Z軸下方向に通常動作で移動する。図10(a)に示すように、トレイ移送アーム205の移動に伴って距離確認センサS6がカバートレイCTの位置まで下降し、距離確認センサS6がカスタマトレイKSTの存在を感知すると、トレイ移送アーム205の移動動作はトルク制限動作に切り替えられる。
トレイ移送アーム205は、トルク制限動作にてZ軸下方向に移動し、図10(b)に示すように、トレイ移送アーム205の保持しているカバートレイCTがカスタマトレイKSTに当接すると、Z軸駆動装置にトルクが印加され、そのトルク印加に基づいてトレイ移送アーム205の移動動作が停止し、そしてツメ部材22が閉方向に回転してツメ部材22bのツメ221bがカスタマトレイKSTの縁部に係合しカスタマトレイKSTを保持する(図7参照)。
トレイ移送アーム205は、図10(c)に示すように、カスタマトレイKSTをトレイ保持部下段で保持した状態でZ軸上方向に通常動作で移動し、原点まで戻る。次いで、トレイ移送アーム205は、図10(d)に示すように、トレイセットエレベータ307上に位置するまでX軸方向に移動した後、Z軸下方向にトルク制限動作で移動する。
図10(e)に示すように、トレイ移送アーム205の保持しているカスタマトレイKSTがトレイセットエレベータ307に当接すると、Z軸駆動装置にトルクが印加され、そのトルク印加に基づいてトレイ移送アーム205の移動動作が停止し、そしてツメ部材22が開方向に回転してツメ部材22bのツメ221bがカスタマトレイKSTを解放する。
このようにしてカスタマトレイKSTをトレイセットエレベータ307上に載置した後、トレイ移送アーム205は、図10(f)に示すように、カバートレイCTのみをトレイ保持部上段で保持した状態でZ軸上方向に通常動作で移動し、原点まで戻る。
一方、上記ハンドラ1において、試験済ICデバイスを搭載したカスタマトレイKSTをトレイセットエレベータ407から試験済ICストッカ202に移送する場合におけるトレイ移送アーム205の動作について、図11を参照して説明する。
カバートレイCTを保持したトレイ移送アーム205は、図11(a)に示すように、トレイセットエレベータ407上に位置するまでX軸方向に移動した後、Z軸下方向にトルク制限動作で移動する。
図11(b)に示すように、トレイ移送アーム205の保持しているカバートレイCTがトレイセットエレベータ407上のカスタマトレイKSTに当接すると、Z軸駆動装置にトルクが印加され、そのトルク印加に基づいてトレイ移送アーム205の移動動作が一旦停止し、そしてツメ部材22が閉方向に回転してツメ部材22bのツメ221bがカスタマトレイKSTの縁部に係合しカスタマトレイKSTを保持する。
トレイ移送アーム205は、図11(c)に示すように、カスタマトレイKSTをトレイ保持部下段で保持した状態でZ軸上方向に通常動作で移動し、原点まで戻る。
カスタマトレイKSTを保持したトレイ移送アーム205は、所定の試験済ICストッカ202上に位置するまでX軸方向に移動した後、Z軸下方向に通常動作で移動する。図11(d)に示すように、トレイ移送アーム205の移動に伴って距離確認センサS6がカバートレイCTの位置まで下降し、距離確認センサS6が試験済ICストッカ202に積載された最上段のカスタマトレイKSTの存在を感知すると、トレイ移送アーム205の移動動作はトルク制限動作に切り替えられる。
トレイ移送アーム205は、トルク制限動作にてZ軸下方向に移動し、図11(e)に示すように、トレイ移送アーム205の保持しているカスタマトレイKSTが試験済ICストッカ202に積載された最上段のカスタマトレイKSTに当接すると、Z軸駆動装置にトルクが印加され、そのトルク印加に基づいてトレイ移送アーム205の移動動作が停止し、そしてツメ部材22が開方向に回転してツメ部材22bのツメ221bがカスタマトレイKSTを解放する。
このようにしてカスタマトレイKSTを試験済ICストッカ202に載置した後、トレイ移送アーム205は、図11(f)に示すように、カバートレイCTのみをトレイ保持部上段で保持した状態でZ軸上方向に通常動作で移動し、原点まで戻る。
上記のようにトレイ移送アーム205をZ軸方向に移動可能とし、トレイ移送アーム205に距離確認センサS6を設けた構成を有するハンドラ1においては、各ストッカ201,202にエレベータを設置する必要がなく、また、各ストッカ201,202におけるカスタマトレイKSTの積載枚数(高さ)を知るために、その積載枚数を手作業で入力すること、各ストッカ201,202にセンサを設置すること、および所定のストッカ201,202に移動可能なセンサを設置することが不要であり、したがって、簡易な構造で、かつ短い動作時間でカスタマトレイKSTを保持・搬送することができる。
また、距離確認センサS6の感知によってトレイ移送アーム205の移動動作が通常動作からトルク制限動作に切り替わり、Z軸駆動装置へのトルクの印加によってトレイ移送アーム205の移動動作が停止するハンドラ1においては、トルク制限の必要のない位置におけるトレイ移送アーム205の移動速度を高速に維持することができるとともに、距離確認センサS6が高精度なセンサでなくても(カスタマトレイKSTまたはその載置部位の位置を正確に取得することができなくても)、トレイ移送アーム205がカスタマトレイKSTに届かないこと、あるいはトレイ移送アーム205がカスタマトレイKSTに衝突し、両者またはいずれかが破損してしまうことが防止される。
さらに、Z軸駆動装置にトルクを印加させた状態、すなわちトレイ移送アーム205をカスタマトレイKSTに、またはカスタマトレイKSTをその載置部位に押し付けた状態でカスタマトレイKSTを保持または解放するトレイ移送アーム205によれば、カスタマトレイKSTの高さまたはカスタマトレイKSTの載置高さを決定し、その高さまでトレイ移送アーム205を移動させてカスタマトレイKSTを保持または解放する場合と比較して、安定してカスタマトレイKSTの保持または解放を行うことができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、上記ハンドラ1において、テストトレイTSTを保持・搬送する装置やICデバイスを吸着・搬送する装置を上記トレイ移送アーム205のような構造にすることができる。また、距離確認センサS6の代わりに、CCDや測長器を使用することもできる。
産業上の利用の可能性
以上説明したように、本発明の搬送装置、電子部品ハンドリング装置および搬送方法によれば、所定の対象物を簡易な構造で、かつ短い動作時間で確実に保持・搬送することができるとともに、対象物の高さまたは対象物の載置高さを正確に知る必要がない。すなわち、本発明は、電子部品の試験を低コストで効率良くスムーズに行うのに有用である。
Claims (8)
- 電子部品ハンドリング装置にて所定の対象物を保持し少なくともZ軸方向に移動させることのできる搬送装置であって、
所定の対象物を保持・解放することのできる保持装置と、
前記保持装置と、保持すべき対象物または対象物の載置部位との距離が所定の距離にあることを感知し得るセンサと、
前記保持装置をZ軸方向に移動させることができ、かつ前記保持装置をZ軸下方向に移動させている途中で、前記保持装置と、保持すべき対象物または対象物の載置部位との距離が所定の距離になったときに、当該移動動作をトルク制限のない通常動作からトルク制限動作に切り替えるZ軸駆動装置と
を備えたことを特徴とする搬送装置。 - 前記Z軸駆動装置に所定のトルクが印加されたときに、前記Z軸駆動装置は前記保持装置の移動を停止し、前記保持装置は所定の対象物を保持または解放することを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
- 前記保持装置が保持対象物に当接すること、または前記保持装置が保持している対象物が当該対象物の載置部位に当接することにより、前記Z軸駆動装置に前記トルクが印加されることを特徴とする請求項2に記載の搬送装置。
- 前記保持装置は、複数の電子部品を搭載し得るトレイを保持・解放することのできる装置であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の搬送装置。
- 前記保持装置は、前記トレイに係合可能なツメ部材を備えており、前記ツメ部材はZ軸回りに回転可能となっており、前記ツメ部材をZ軸回りに回転させることにより、前記トレイを保持または解放することができることを特徴とする請求項4に記載の搬送装置。
- 前記保持装置は、複数の電子部品を搭載し得る第1のトレイおよび前記第1のトレイに搭載された電子部品をカバーする第2のトレイの一方または両方のトレイを当該保持装置に保持して移動することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の搬送装置。
- 前記保持装置は、前記トレイの複数箇所の端部で、当該トレイを保持または解放でき、かつ当該トレイを上下2段状態で保持し得る保持解放機構を備えたことを特徴とする請求項6に記載の搬送装置。
- 電子部品の試験を行うために被試験電子部品を取り廻すことのできる電子部品ハンドリング装置であって、請求項1〜7のいずれかに記載の搬送装置を備えたことを特徴とする電子部品ハンドリング装置。
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