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JP4595191B2 - Separable lid - Google Patents

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JP4595191B2
JP4595191B2 JP2000331918A JP2000331918A JP4595191B2 JP 4595191 B2 JP4595191 B2 JP 4595191B2 JP 2000331918 A JP2000331918 A JP 2000331918A JP 2000331918 A JP2000331918 A JP 2000331918A JP 4595191 B2 JP4595191 B2 JP 4595191B2
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film
lid
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polyethylene
seal
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博之 水間
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Toppan Inc
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は芳香剤、吸湿剤等の容器の蓋材に関するものであり、特に使用する際基材フィルムのみを容器より剥離して、シーラントフィルム側を容器蓋材として残すことのできる分離可能な蓋材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、トイレ等の屋内で消臭用等の目的で使用されている芳香剤は、除湿剤、香料等の内容物をプラスチック成形容器に収納し、その開口部をヒートシール性の不織布、有孔フィルム、あるいはヒートシールニスを処理した紙等から構成される通気性蓋材で覆うことにより、内容物がこぼれず、かつ水分あるい芳香成分が該通気性蓋材を通過し得るようにしてある。また、使用時まで前記通気性蓋材による通気性を封印するため、この通気性蓋材をさらにポリエチレンテレフタレート(PET)/ポリエチレン(PE)/アルミニウム箔(Al)/PE、PETフィルムに珪素酸化物、またはアルミニウム酸化物の透明蒸着薄膜層を設けた蒸着フィルム(VMPET)/ヒートシールニス、延伸ナイロン(ONy)/ポリ塩化ビニリデン(PVDC)/ONy/PEのようなバリア性蓋材で覆うということが行われている。
【0003】
しかしながら、この方法は、通気性蓋材とバリア性蓋材の2種類の蓋材をヒートシール等のシール方法を用いて容器に密封シールすることになり、シールを2工程行わなければならず加工費が高い、2種類の蓋材を使用することによる蓋材のコスト高、内容物が液体の場合、転倒させると内蓋を通して内容物がこぼれてしまう等の問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、最内層がPE樹脂からなるフランジ付き芳香剤容器の蓋材に関する以上のような問題点に着目してなされたもので、1工程のシールで密封が可能で、転倒しても内容物がこぼれ出ない、通気層とバリア層に分離が可能な蓋材を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の発明は、基材フィルムにバリア層が積層された複合フィルムのバリア層面にシーラントフィルムが溶融ポリエチレンを介して積層された蓋材をフランジ付きプラスチック成形容器の開口部に被せ、前記蓋材と成形容器周縁に設けられたフランジ部分とを線状シールバーを用いてヒートシールした後、蓋材をフランジから剥離する時、シール部分のシーラントフィルムとその上に位置する溶融ポリエチレンはエッジ切れにより二分され、バリア層を含む基材フィルムと、溶融ポリエチレンを含むシーラントフィルムとに分離されることを特徴とする分離可能な蓋材である。
【0006】
このように、アンカーコート剤等を介在させずに直接に溶融ポリエチレンを接着層としてシーラントフィルムと接着させているので、蓋材を容器から剥がそうとすると、基材フィルムとバリア層は剥がれるが、溶融ポリエチレンとシーラントフィルムは容器に残った状態になり、蓋材はバリア層と溶融ポリエチレンの間で分離した状態になる。
また、蓋材と成形容器周縁に設けられたフランジ部分とを線状シールバーを用いてヒートシールした後、蓋材をフランジから剥離すると、シール部分のシーラントフィルムとその上に位置する溶融ポリエチレンはエッジ切れにより二分され、バリア層を含む基材フィルムと溶融ポリエチレンを含むシーラントフィルムとは容易に分離できる。
【0007】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記シーラントフィルムが、ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)樹脂またはアイオノマーのいずれか1種類のフィルムであることを特徴とする分離可能な蓋材である。
【0008】
このように、シーラントフィルムが、ポリエチレン、EVA樹脂またはアイオノマーのいずれか1種類のフィルムであるので、蓋材は容器と完全に密封シールされ、シーラントフィルムは容器から容易に剥がすことができない。
【0009】
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記ポリエチレンフィルムは未延伸フィルムであることを特徴とする分離可能な蓋材である。
【0010】
このように、ポリエチレンフィルムとして未延伸のポリエチレンフィルムを使用しているので、シーラントフィルムは、容器と完全に密封シールされる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の分離可能な蓋材を一実施形態に基づいて詳細に説明する。
本発明の分離可能な蓋材は、例えば図1に示すように、基材フィルム(11)にバリア層(12)が積層された複合フィルム(13)のバリア層面に、シーラントフィルム(14)が溶融ポリエチレン(15)を介して積層された構成からなる。
【0012】
基材フィルム(11)は、特に規定しないが、PETフィルム、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルム、ONyフィルム、VMPETフィルム等が好ましく使用できる。
また、基材フィルムは単層でも、上述したプラスチックフィルムや紙等を適宜に組み合わせ複合した多層構成であっても良い。
さらに基材フィルムには必要に応じて印刷層(図示せず)を設けても良い。なお印刷層は、基材フィルムの外側、内側のいずれの側に設けても構わない。
【0013】
基材フィルムの内側に設けられるバリア層(12)は、アルミニウム箔、VMPETフィルム等バリア性に優れたフィルムが使用できる。
【0014】
シーラントフィルム(14)は、蓋材の最内層に設けられるフィルムで、成形容器のフランジとの密封シール性が必要で、ポリエチレン、EVA、アイオノマー等のポリエチレン系フィルムが好ましく使用できる。なお、ポリエチレンフィルムを使用する場合、未延伸フィルムとすることがより好ましい。厚さは15〜120μm程度が好ましい。
【0015】
複合フィルム(13)のバリア層(12)とシーラントフィルム(14)とを積層させる方法は、押出しラミネート法が良く、押出し樹脂となる溶融ポリエチレン(15)を介在させて積層される。
その際、バリア層(12)の、蓋材を成形容器に載置した際、フランジ(21)と重なる部分のみには、接着を補強するためのアンカーコート剤をパターンコートしながら押出しラミネートを行う。
このことにより、バリア層のフランジ(21)と重ならない部分はアンカーコート剤なしでシーラントフィルムと積層されることになる。
【0016】
このようにして作製された蓋材(10)は、図2(a)、(b)に示すように、液体芳香剤等の内容液の入ったプラスチック成形容器(20)の開口部に載置され、容器周縁に設けられたフランジ(21)を用いて密封シールされる。
密封シールは、フランジ部分全体をフラットバーでヒートシールする(第1次シール)と共に、開封箇所のみは、フラットシールした部分の外側にフラットシール部(a)に近接して線状シールバーによるヒートシール(第2次シール)を施すことにより行われる。
【0017】
なお、蓋材を複合フィルムとシーラントフィルムの間で容易に分離させるためのきっかけを与える方法として、線状シールバーでヒートシールを行うこと以外に、バリア層の溶融ポリエチレンと接する箇所のフランジと重なる部分にのみアクリル樹脂系等の剥離ニス層を設ける方法を採っても良い。
【0018】
成形容器(20)は、例えば、〔容器外側〕PET/EVA/未延伸ナイロン(CNy)/EVA〔容器内側〕、〔容器外側〕PP/エチレンビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)/PP/PE〔容器内側〕等の複合シートをシート成形した成形トレーが好ましく使用できる。
いずれの場合においても、成形容器の最内面は、蓋材のシーラントフィルムと同材質構成であることが必要である。
【0019】
密封シールは、蓋材のシーラントフィルムと成形容器の最内面とを融着して行われるが、密封シールの方法は、ヒートシール法、インパルスシール法、超音波シール法等の一般的に公知のシール方法を用いれば良い。
なお、蓋材にはあらかじめ摘み片等を設けておくと使用時に便利である。
【0020】
蓋材がシールされた成形容器の摘み片を持って引き剥がそうとすると、図3に示すように、シーラントフィルム(14)と溶融ポリエチレン(15)の層はフランジ(21)に融着しているが、複合フィルム(13)の層は、アンカーコート層が設けられていない上に、溶融ポリエチレンを含むシーラントフィルム(14)は、線状シール部(b)で2分されるので、2分された箇所がきっかけとなって、溶融ポリエチレン(15)の層から簡単に剥離して容器から分離する。
【0021】
【実施例】
以下実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
〈実施例1〉
先ず、基材フィルム11として厚さ12μmのPETフィルムを、バリア層12として厚さ7μmのAlを、シーラントフィルム14として厚さ150μmのCPEフィルムを、それぞれ準備した。
【0022】
つぎに、基材フィルムであるPETフィルムと、バリア層であるAlとを、ドライラミネート法により貼り合わせ、PETフィルム(12μm)/Al(7μm)構成の二層フィルムを作製した。
【0023】
最後に、この二層フィルムとシーラントフィルムであるCPEフィルム(150μm)とを、溶融ポリエチレン(15μm)を介在させて押出しラミネート法により貼り合わせ、PETフィルム(12μm)/Al(7μm)溶融ポリエチレン(15μm)/CPEフィルム(150μm)構成の実施例1の蓋材を作製した。
【0024】
つぎに、A;PET(200μm)/EVA(20μm)/CNy(20μm)/EVA(20μm)、B;PP(180μm)/EVOH(30μm)/PP(170μm)/PE(30μm)、2種類の材質構成の複合シートから成形したフランジ付き容器に液体芳香剤を入れ、上記実施例1の蓋材を被せて、先ず、フランジ部分全体をフラットシールバーで第1次シール、ついで、開封箇所となる部分(摘み片)は、フラットシールした部分の外側にフラットシール部分に近接して幅1mmの線状シールバーによる第2次シール、をヒートシール法により、温度;180°C、圧力;2.0×105 Pa、時間;2秒の条件で密封シールした。
そして各容器から蓋材を剥がす際の、剥離強度と、バリア層を取り除いた後の香料の透過と転倒時のもれを下記する方法により測定、観察した。その結果を表1に示す。
剥離強度 ‥ 定速伸長型引張試験機を使用して、300mm/min.の速度で、90°と180°の2条件で蓋材を剥がした時の剥離強さを測定、単位はN/15mm幅
香料透過 ‥ バリア層を取り除いた後の香料の透過を官能検査
転倒もれ ‥ バリア層剥離後の溶融ポリエチレン/シーラントフィルムだけの蓋材で密封された状態の容器を横に倒して内容液のもれを目視観察
【0025】
【表1】

Figure 0004595191
【0026】
蓋材を実際に剥離する際には、180°に近い角度で剥離するため、通気性内蓋とバリア性外蓋を分離する際の剥離強度は、2〜4N/15mm幅程度と推測される。
バリア層を取り除いた後のシーラント層を通した香料の透過チェックでは、適度の香料透過が確認された。
バリア層剥離後の内蓋により密封された状態の容器を横に倒して転倒チェックした結果、内容物の液状芳香剤のもれはなかった。
【0027】
【発明の効果】
上記のように本発明の蓋材は、従来の二重蓋構成と比較してコストダウンが可能である。すなわち、蓋材が1枚にできるため生産コストの低下と充填ラインの簡易化が可能である。
シーラント層や溶融ポリエチレンの厚みを調整することにより、容器内部からの香料の揮発量、水蒸気透過量を調整できる。
開封予定箇所を線状シールバーでヒートシールすることにより、通気性内蓋とバリア性外蓋の分離が容易にできる。
シーラントフィルムが使用時の内容物保護蓋となるため、従来の不織布や有孔フィルムの蓋材と比較して内容物の形態を選ばない。特に内容物が液ものでも外部に流出する危険性が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分離可能な蓋材の一実施例を示す、断面説明図である。
【図2】本発明の分離可能な蓋材を成形容器に被せて密封シールした状態を示す、(a)は部分断面説明図であり、(b)は斜視説明図である。
【図3】蓋材を成形容器から剥がそうとしている状態を示す、部分断面説明図である。
【符号の説明】
10‥‥蓋材
11‥‥基材フィルム
12‥‥バリア層
13‥‥複合フィルム
14‥‥シーラントフィルム
15‥‥溶融ポリエチレン
20‥‥成形容器
21‥‥フランジ
a‥‥フラットシール部
b‥‥線状シール部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a container lid such as a fragrance and a moisture absorbent, and in particular, a separable lid that can peel only a base film from the container and leave the sealant film side as a container lid. Regarding materials.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, fragrances used for the purpose of deodorization indoors, such as toilets, contain dehumidifiers, fragrances, etc. in plastic molded containers, and their openings are heat-sealable nonwoven fabric, perforated Covering with a breathable lid made of paper or heat treated varnished paper so that the contents do not spill and moisture-containing aromatic components can pass through the breathable lid. . Further, in order to seal the breathability of the breathable lid material until use, this breathable lid material is further added to polyethylene terephthalate (PET) / polyethylene (PE) / aluminum foil (Al) / PE, silicon oxide on PET film Or a vapor-deposited film (VMPET) / heat seal varnish provided with a transparent vapor-deposited thin film layer of aluminum oxide, or covered with a barrier lid such as stretched nylon (ONy) / polyvinylidene chloride (PVDC) / ONy / PE Has been done.
[0003]
However, in this method, two types of lid materials, a breathable lid material and a barrier lid material, are hermetically sealed to the container using a sealing method such as heat sealing, and the sealing must be performed in two steps. There are problems that the cost of the lid material is high due to the use of two types of lid materials, which are expensive, and that if the contents are liquid, the contents will spill through the inner lid if the contents are overturned.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made by paying attention to the above-mentioned problems relating to the lid material of a fragranced container with a flange whose innermost layer is made of PE resin. It is an object of the present invention to provide a lid member that does not spill out and can be separated into a ventilation layer and a barrier layer.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, a cover material in which a sealant film is laminated with molten polyethylene on a barrier layer surface of a composite film in which a barrier layer is laminated on a base film is placed on the opening of a flanged plastic molding container. When the lid material and the flange portion provided on the periphery of the molding container are heat-sealed using a linear seal bar, when the lid material is peeled off from the flange, the sealant film of the seal portion and the molten polyethylene located thereon Is a separable lid member characterized in that it is divided into two by an edge break and separated into a base film containing a barrier layer and a sealant film containing molten polyethylene.
[0006]
Thus, since the melted polyethylene is directly bonded to the sealant film as an adhesive layer without interposing an anchor coat agent or the like, the base film and the barrier layer are peeled off when trying to remove the lid from the container. The molten polyethylene and the sealant film remain in the container, and the lid material is separated between the barrier layer and the molten polyethylene.
Moreover, after heat-sealing the lid material and the flange portion provided on the periphery of the molding container using a linear seal bar, when the lid material is peeled off from the flange, the sealant film of the seal portion and the molten polyethylene located thereon are The base film including the barrier layer and the sealant film including the melted polyethylene can be easily separated from each other by being cut by the edge cut.
[0007]
The invention of claim 2 is characterized in that, in the invention of claim 1, the sealant film is any one film of polyethylene, ethylene / vinyl acetate copolymer (EVA) resin or ionomer. It is a separable lid.
[0008]
Thus, since the sealant film is any one of polyethylene, EVA resin, and ionomer, the lid is completely sealed with the container, and the sealant film cannot be easily peeled off from the container.
[0009]
The invention of claim 3 is the separable lid material according to claim 1, wherein the polyethylene film is an unstretched film.
[0010]
Thus, since the unstretched polyethylene film is used as the polyethylene film, the sealant film is completely hermetically sealed with the container.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The separable lid | cover material of this invention is demonstrated in detail based on one Embodiment.
For example, as shown in FIG. 1, the separable lid material of the present invention has a sealant film (14) on a barrier layer surface of a composite film (13) obtained by laminating a barrier layer (12) on a base film (11). It consists of a laminated structure with molten polyethylene (15).
[0012]
Although the base film (11) is not particularly defined, a PET film, a biaxially stretched polypropylene (OPP) film, an ONy film, a VMPET film or the like can be preferably used.
Further, the base film may be a single layer or a multilayer structure in which the above-described plastic film, paper, or the like is appropriately combined and combined.
Furthermore, you may provide a printing layer (not shown) in a base film as needed. The printing layer may be provided on either the outer side or the inner side of the base film.
[0013]
As the barrier layer (12) provided on the inner side of the base film, a film having excellent barrier properties such as an aluminum foil and a VMPET film can be used.
[0014]
The sealant film (14) is a film provided in the innermost layer of the lid material, and needs to have a hermetic seal with the flange of the molding container, and polyethylene films such as polyethylene, EVA, and ionomer can be preferably used. In addition, when using a polyethylene film, it is more preferable to set it as an unstretched film. The thickness is preferably about 15 to 120 μm.
[0015]
As a method of laminating the barrier layer (12) of the composite film (13) and the sealant film (14), an extrusion laminating method is good, and lamination is performed with a molten polyethylene (15) serving as an extruded resin interposed.
At that time, when the lid material of the barrier layer (12) is placed on the molding container, only the portion overlapping with the flange (21) is subjected to extrusion lamination while pattern-coating an anchor coating agent for reinforcing adhesion. .
As a result, the portion of the barrier layer that does not overlap the flange (21) is laminated with the sealant film without the anchor coat agent.
[0016]
As shown in FIGS. 2 (a) and 2 (b), the lid member (10) thus produced is placed in the opening of the plastic molded container (20) containing the liquid liquid such as liquid fragrance. And hermetically sealed using a flange (21) provided on the periphery of the container.
The hermetic seal heat-seals the entire flange part with a flat bar (primary seal), and only the unsealed part is heated by a linear seal bar in the vicinity of the flat seal part (a) outside the flat-sealed part. This is done by applying a seal (secondary seal).
[0017]
In addition, as a method for giving an opportunity to easily separate the cover material between the composite film and the sealant film, the cover layer overlaps with the flange at the portion in contact with the molten polyethylene other than performing heat sealing with a linear seal bar. You may take the method of providing a peeling varnish layer, such as an acrylic resin system, only in the part.
[0018]
The molded container (20) is, for example, [container outside] PET / EVA / unstretched nylon (CNy) / EVA [container inside], [container outside] PP / ethylene vinyl alcohol copolymer resin (EVOH) / PP / PE [ A forming tray in which a composite sheet such as the inside of the container is formed into a sheet can be preferably used.
In any case, the innermost surface of the molded container needs to have the same material configuration as the sealant film of the lid.
[0019]
The hermetic seal is performed by fusing the sealant film of the lid material and the innermost surface of the molding container. The hermetic seal method is generally known such as a heat seal method, an impulse seal method, an ultrasonic seal method, and the like. A sealing method may be used.
In addition, it is convenient at the time of use if a knob is provided on the lid in advance.
[0020]
When the gripping piece of the molded container with the sealed lid is held and peeled off, the layers of the sealant film (14) and the molten polyethylene (15) are fused to the flange (21) as shown in FIG. However, the layer of the composite film (13) is not provided with an anchor coat layer, and the sealant film (14) containing molten polyethylene is divided into two parts by the linear seal portion (b). The part made is a trigger, and is easily peeled off from the layer of molten polyethylene (15) and separated from the container.
[0021]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described more specifically with reference to examples.
<Example 1>
First, a PET film having a thickness of 12 μm was prepared as the base film 11, an Al film having a thickness of 7 μm was prepared as the barrier layer 12, and a CPE film having a thickness of 150 μm was prepared as the sealant film 14.
[0022]
Next, a PET film as a base film and Al as a barrier layer were bonded together by a dry laminating method to produce a two-layer film having a PET film (12 μm) / Al (7 μm) configuration.
[0023]
Finally, this two-layer film and a CPE film (150 μm) as a sealant film are bonded together by an extrusion laminating method with a molten polyethylene (15 μm) interposed therebetween, and a PET film (12 μm) / Al (7 μm) molten polyethylene (15 μm). ) / CPE film (150 μm) structure of Example 1 was produced.
[0024]
Next, A: PET (200 μm) / EVA (20 μm) / CNy (20 μm) / EVA (20 μm), B; PP (180 μm) / EVOH (30 μm) / PP (170 μm) / PE (30 μm), two types A liquid fragrance is placed in a flanged container formed from a composite sheet having a material structure, and the lid material of Example 1 is covered. First, the entire flange portion is subjected to a primary seal with a flat seal bar, and then an opening location. The part (the tab) is a second seal by a linear seal bar having a width of 1 mm in the vicinity of the flat seal part on the outside of the flat sealed part, by a heat sealing method, temperature: 180 ° C., pressure: 2. The seal was hermetically sealed under the conditions of 0 × 10 5 Pa, time; 2 seconds.
And the peeling strength at the time of peeling a cover material from each container, permeation | transmission of the fragrance | flavor after removing a barrier layer, and the leak at the time of a fall were measured and observed by the following method. The results are shown in Table 1.
Peel strength: Using a constant speed extension type tensile tester, 300 mm / min. Measure the peel strength when the cover material is peeled off at two speeds of 90 ° and 180 ° at the speed of N / 15 mm width perfume permeation. Permeation of perfume after removing the barrier layer can also be tipped. Retard the container in a state sealed with a lid made of only the melted polyethylene / sealant film after peeling the barrier layer, and visually observe the leakage of the contents.
[Table 1]
Figure 0004595191
[0026]
When the cover material is actually peeled off, it is peeled off at an angle close to 180 °, so the peel strength when separating the breathable inner lid and the barrier outer lid is estimated to be about 2 to 4 N / 15 mm width. .
In the perfume permeation check through the sealant layer after removing the barrier layer, a proper perfume permeation was confirmed.
As a result of checking the overturning of the container sealed by the inner lid after peeling off the barrier layer, there was no leakage of the liquid fragrance of the contents.
[0027]
【The invention's effect】
As described above, the lid material of the present invention can be reduced in cost as compared with the conventional double lid configuration. That is, since the cover material can be made one, the production cost can be reduced and the filling line can be simplified.
By adjusting the thickness of the sealant layer or the molten polyethylene, the volatilization amount of the fragrance from the inside of the container and the water vapor transmission amount can be adjusted.
By heat-sealing the planned opening location with a linear seal bar, the breathable inner lid and the barrier outer lid can be easily separated.
Since the sealant film serves as a content protection lid when in use, the form of the content can be selected as compared with a conventional non-woven fabric or perforated film lid. In particular, there is little risk of outflow even if the contents are liquid.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional explanatory view showing an embodiment of a separable lid member of the present invention.
FIGS. 2A and 2B show a state in which a separable lid material of the present invention is put on a molding container and hermetically sealed, FIG. 2A is a partial cross-sectional explanatory view, and FIG. 2B is a perspective explanatory view.
FIG. 3 is a partial cross-sectional explanatory view showing a state where the lid material is about to be peeled off from the molded container.
[Explanation of symbols]
10: Lid 11 ... Base film 12 ... Barrier layer 13 ... Composite film 14 ... Sealant film 15 ... Molten polyethylene 20 ... Molded container 21 ... Flange a ... Flat seal part b ... Wire Seal

Claims (3)

基材フィルムにバリア層が積層された複合フィルムのバリア層面にシーラントフィルムが溶融ポリエチレンを介して積層された蓋材であって、フランジ付きプラスチック成形容器の開口部に被せ、フランジ部全体をフラットシールすると共に、このフラットシール部の外側にフラットシール部に近接して線状シールバーによる第2次シールを施して使用する蓋材において、
前記第2次シールを施す部分の外側に位置する部分にのみ、バリア層と溶融ポリエチレンとの間にアンカーコート剤がコートされており、
この蓋材をフランジ付きプラスチック成形容器の開口部に被せ、前記蓋材と成形容器周縁に設けられたフランジ部全体をフラットシールすると共に、フランジ部分とを線状シールバーを用いて第2次シールした後、蓋材をフランジから剥離する時、シール部分のシーラントフィルムとその上に位置する溶融ポリエチレンはエッジ切れにより二分され、アンカーコート剤がコートされていない部位では、バリア層を含む基材フィルムと、溶融ポリエチレンを含むシーラントフィルムとに分離される、
ことを特徴とする分離可能な蓋材。
A cover material in which a sealant film is laminated via molten polyethylene on the barrier layer surface of a composite film in which a barrier layer is laminated on a base film, covering the opening of a plastic molded container with a flange, and flat-sealing the entire flange part In addition, in the lid material used by applying a secondary seal by a linear seal bar in the vicinity of the flat seal portion outside the flat seal portion ,
An anchor coating agent is coated between the barrier layer and the molten polyethylene only on the portion located outside the portion to be subjected to the secondary seal ,
This lid material is put on the opening of a plastic molded container with a flange, and the entire flange part provided on the periphery of the lid material and the molded container is flat sealed, and the flange portion is secondarily sealed using a linear seal bar. After that, when the cover material is peeled off from the flange, the sealant film of the seal portion and the molten polyethylene positioned thereon are divided into two by edge breakage , and the base film including the barrier layer is not coated with the anchor coat agent. And a sealant film containing molten polyethylene.
A separable lid material characterized in that.
前記シーラントフィルムが、ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂またはアイオノマーのいずれか1種類のフィルムであることを特徴とする請求項1記載の分離可能な蓋材。  2. The separable lid member according to claim 1, wherein the sealant film is one of polyethylene, ethylene / vinyl acetate copolymer resin, and ionomer. 前記ポリエチレンフィルムは未延伸フィルムであることを特徴とする請求項2記載の分離可能な蓋材。  The separable lid member according to claim 2, wherein the polyethylene film is an unstretched film.
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