JP4584406B2 - タイルの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば建築物の内外壁装飾材或いは床材などに使用して好適なタイルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、建築物の内外壁装飾材或いは床材等として使用するタイルが種々提案されている。ところで、近年、タイルの中でも、表面が自然風化様に形成されたものが好まれる傾向があり、例えばそのようなものとして、比較的軟質な原材料にて成形焼成した後、自然風化様に個々に研削加工或いは分断加工したものがある。また、原材料に発泡剤を添加して表面側が凹凸面となるように焼成したものなどがある。
【0003】
しかし、上記従来のものは、いずれも吸水性が高く強度性にも劣るため、凍結するとクラックが生じるなど、特に外壁材としての長期使用に際して不具合が生じることがあった。また、焼成後に自然風化様に加工するものは、加工中に欠損したり脆弱部ができたりして、安定した製品の作製が困難であった。さらに、作製に熟練を要すると共に著しく手間と時間を要した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の課題は、表面が恰も自然風化様であると共に、低吸水性で、かつ強度性にも優れたタイルを極めて容易かつ品質的に安定した製品に作製できるタイルの製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するものは、陶磁原料を用いて所要形態の基体部を成形する工程と、前記基体部の表面側に凹凸を形成する工程と、前記基体部の表面側に陶磁原料からなる粉状体または粒状体を付着させ表面部を形成する工程と、前記表面部を備えた前記基体部を焼成する工程とを有するタイルの製造方法であって、前記基体部の表面側に凹凸を形成する工程は、前記基体部の表面側に交差する複数の凹条溝を切り掻いて形成し粗面形成した後、サイズおよび形態の異なる多数の突起物をランダムに配設した押圧台に、前記基体部の表面側を押圧して表面側にランダムかつ部分的な凹部を多数形成する工程であることを特徴とするタイルの製造方法である。
【0006】
本発明のタイルは、焼成前に基体部の表面側に陶磁原料からなる粉状体または粒状体を付着させているため、恰も表面が自然風化した様に形成される。
【0007】
また、基体部には特に軟質な陶磁原料を用いる必要もなく、基体部は表面部とは別に成形されるため、低吸水性で、かつ強度性に優れた基体部が構成できる。さらに、焼成後には、研削などの表面加工によって製品に衝撃を与えないため、極めて容易かつ品質的に安定した製品が作製される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のタイルを図1および図2に示した一実施例を用いて説明する。図1は、本発明のタイルの一実施例の斜視図であり、図2は図1のA−A線断面図である。
【0009】
この実施例のタイル1は、図2に示すように、陶磁原料を用いて所要形態に成形された基体部2と、基体部2の表面側に陶磁原料からなる粉状体または粒状体を付着させた表面部3とを有し、基体部2に表面部3を形成した後、焼成されている。以下、各構成について順次詳述する。
【0010】
基体部2は、タイル1の本体を構成する部位であり、陶磁原料を用いて所要形態に成形されている。この実施例のタイル1は二丁掛けタイルであり、基体部2はそのようなサイズの長方体に形成され、裏面側には長手方向に延在する裏足6を備えている。
【0011】
表面部3は、タイル1の表面模様を構成する部位であり、陶磁原料からなる粉状体または粒状体5を付着させて基体部2に表面部3を形成した後、焼成されることにより自然風化様に形成されている。
【0012】
粉状体または粒状体5は、陶磁原料から構成されており、この実施例では、基体部2と同一陶磁原料の粉状体が用いられている。ただし、本発明における粉状体または粒状体5は、基体部2と同一陶磁原料の粉状体に限定されるものではなく、陶磁原料を主材料とした粉状体または粒状体を広く包含するものであり、例えば、基体部2と同一陶磁原料の粒状体、基体部2と同一陶磁原料の粉状体と粒状体との混合体、基体部2と近似或いは異種の陶磁原料の粉状体または粒状体、さらには、陶磁原料に釉薬を練り込んだ後、粉状体または粒状体に形成したもの、陶磁原料からなる粉状体または粒状体に顔料を混合させたもの、陶磁原料からなる粉状体に長石などの粉砕物(粒状体)を混合させたものなどでもよい。
【0013】
つぎに、本発明のタイルの製造方法について、図3ないし図8に示した一実施例を用いて説明する。この実施例のタイル1の製造方法は、陶磁原料を用いて所要形態の基体部2を成形する工程と、基体部2の表面側に凹凸4を形成する工程と、基体部2の表面側に陶磁原料からなる粉状体または粒状体5を付着させ表面部3を形成する工程と、表面部3を備えた基体部2を焼成する工程とを有している。以下、各工程について順次詳述する。
【0014】
陶磁原料を用いて所要形態の基体部2を成形する工程では、図3に示すように、二丁掛けタイルを裏面側同士で二枚重ねに形成したものを押出成形により作製する。なお、押出成形機の口部(図示せず)には、切断手段(例えばピアノ線)が張設されているため、押出方向に沿って二分できるような状態で押し出される。また、押出成形機の口部の内面には微細な凹凸部が設けられているため、押し出しに伴って基体部2の表面側3aに長手方向(押出方向)に沿った多数の凹条溝7が形成される。
【0015】
ただし、本発明のタイルの製造方法は、この実施例のように押出成形によって基体部2を成形するものに限定されず、所要形態の基体部2を成形可能な方法であればどのような方法でもよく、例えばプレス成形などによるものでもよい。また、本発明のタイルの製造方法は、基体部の成形工程において、表面側に凹凸(例えばこの実施例の凹条溝7)を形成する工程を含んでいてもよい。
【0016】
基体部2の表面側に凹凸4を形成する工程は、基体部2の表面側3aを切り掻いてスクラッチ8を形成する工程と、基体部2の表面側3aを押圧台10にて押圧する工程とを有している。
【0017】
基体部2の表面側3aにスクラッチ8を形成する工程では、図4に示すように、長手方向に交差する方向に複数の凹条溝を形成する。より具体的には、突出ピンを多数配設したスクラッチ形成具(図示しない)を用いて、長手方向に対して斜め方向或いは直交する方向にスクラッチ(櫛目などのかき傷)8を入れる。このスクラッチ8は基体部2の成形工程で設けられた凹条溝7より深めに形成されることが好ましく、また、この工程によって表面側3aが粗面となるように十分に切り掻かれることが好ましい。
【0018】
基体部2の表面側3aを押圧台10にて押圧する工程では、図5に示すように、サイズおよび形態の異なる多数の突起物(例えば石)11などをランダムに配設した押圧台10に、基体部2の表面側3aを押圧して、表面側3aにランダム(無秩序的で)かつ部分的な凹部を多数形成する。
【0019】
上記のように、この実施例のタイルの製造方法では、基体部2の成形工程において表面側3aに長手方向に延びる多数の凹条溝7を形成し、次いで基体部2の表面側3aを切り掻いて粗面を形成し、さらに基体部2の表面側3aを突起物11を配した押圧台10に押圧することにより、基体部2の表面側に、図6に示すような凹凸4を形成している。特に、粗面形成と凹部形成を行うことがより好ましく、これにより、自然風化とほぼ同様の表面部3が形成される。
【0020】
基体部2の表面側3aに陶磁原料からなる粉状体または粒状体5を付着させ表面部3を形成する工程では、図7に示すように、粉状体または粒状体5を収容した容器12内において、基体部2の表面側3aに軽く押し当て、表面側3aに粉状体または粒状体5を付着させる。図8はこの付着後の状態を示している。
【0021】
なお、粉状体または粒状体5については前述した通りであり詳述を省略する。また、この実施例では、粉状体または粒状体5の付着を上記のような方法にて行っているがこれに限定されるものではなく、基体部2の表面側3aに粉状体または粒状体5を付着できる方法であればどのような方法でもよく、例えば粉状体または粒状体5を振り掛ける方法、塗布する方法、噴霧する方法などにより付着させてもよい。さらに、この実施例では、基体部2の表面側3aに凹凸4を形成し未乾燥な状態で粉状体または粒状体5を付着させるため、特に付着用材料を使用しておらず、また使用しない方が自然風化様に表面部3を形成できるが、例えば同一陶磁原料の泥漿などの付着用材料を介して粉状体または粒状体5を基体部2に付着させたものなども本発明の範疇に包含される。
【0022】
表面部3を備えた基体部2を焼成する工程では、図8の状態のものを乾燥させた後、公知の焼成方法により焼成すればよく詳述は省略する。そして、焼成した後に成形工程で設けられた切断面に沿って二分すれば、図1に示したタイル1が作製される。
【0023】
【発明の効果】
請求項1に記載した発明によれば、表面が恰も自然風化様であると共に、低吸水性で、かつ強度性にも優れたものとなる。
請求項2に記載した発明によれば、上記請求項1に記載した発明の効果を有するタイルを極めて容易に作製できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法で作製したタイルの一実施例の斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明のタイルの製造方法の一工程を説明するための斜視図である。
【図4】本発明のタイルの製造方法の一工程を説明するための斜視図である。
【図5】本発明のタイルの製造方法の一工程を説明するための斜視図である。
【図6】本発明のタイルの製造方法の一工程を説明するための斜視図である。
【図7】本発明のタイルの製造方法の一工程を説明するための斜視図である。
【図8】本発明のタイルの製造方法の一工程を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 タイル
2 基体部
3 表面部
4 凹凸
5 粉状体または粒状体
6 裏足
7 凹条溝
8 スクラッチ
Claims (1)
- 陶磁原料を用いて所要形態の基体部を成形する工程と、前記基体部の表面側に凹凸を形成する工程と、前記基体部の表面側に陶磁原料からなる粉状体または粒状体を付着させ表面部を形成する工程と、前記表面部を備えた前記基体部を焼成する工程とを有するタイルの製造方法であって、前記基体部の表面側に凹凸を形成する工程は、前記基体部の表面側に交差する複数の凹条溝を切り掻いて形成し粗面形成した後、サイズおよび形態の異なる多数の突起物をランダムに配設した押圧台に、前記基体部の表面側を押圧して表面側にランダムかつ部分的な凹部を多数形成する工程であることを特徴とするタイルの製造方法。
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