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JP4579154B2 - 車両用前照灯 - Google Patents

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Description

本発明は、いわゆるプロジェクタ型の車両用前照灯に関するものであり、特に、オーバヘッドサイン(頭上標識)の照射を行い得るように構成された車両用前照灯に関するものである。
一般に、プロジェクタ型の車両用前照灯は、車両前後方向に延びる光軸上に配置された光源からの光をリフレクタにより前方へ向けて光軸寄りに反射させ、この反射光をリフレクタの前方に設けられた投影レンズを介して灯具前方へ照射するように構成されている。
そして、このプロジェクタ型の車両用前照灯をロービーム照射用として構成する場合には、投影レンズとリフレクタとの間にリフレクタからの反射光の一部を遮蔽して上向き照射光を除去するシェードを設けることにより、所定のカットオフラインを有するロービーム配光パターンで前方へビーム照射を行うようになっている。
このようなプロジェクタ型の前照灯においては、シェードにより上向き照射光が略完全に除去されてしまうため、車両前方路面の上方に設置されたオーバヘッドサインが良く見えなくなってしまう。
そこで、オーバヘッドサインを照らす照射光(オーバヘッドサイン照射光)を確保するために、投影レンズとして、レンズの裏面にフロスト処理を行った裏面フロストレンズを採用する方法が提案されている。
ところが、裏面フロストレンズが高価なため、車両用前照灯の高額化を招くという問題が生じた。
そこで、高価な裏面フロストレンズを使用せずとも、ロービーム配光時にオーバヘッドサイン照射光が得られるプロジェクタ型の車両用前照灯として、例えば特許文献1等に記載された車両用前照灯が提案された。
図11に示した車両用前照灯10は、図示しないランプボディとカバーで形成された灯室内に、プロジェクタ型の灯具ユニット11を設置したものである。
灯具ユニット11は、車両前後方向に延びる光軸Ax上に配置された投影レンズ18と、この投影レンズ18の後方側焦点F2よりも後方に配置された光源12aと、この光源12aからの直接光を前方に向けて前記光軸Ax寄りに反射させるリフレクタ14と、光源12aと投影レンズ18との間に配置されてリフレクタ14からの反射光の一部を遮蔽して上向き照射光を除去するシェード20と、このシェード20に一体化された遮光板22とを具備している。
光源12aは、光源バルブ12の発光部(フィラメント)である。光源バルブ12は、いわゆるH7ハロゲンバルブであって、光源12aが車両前後方向に延びる光軸Axと同軸で配置されるようにしてリフレクタ14に取り付けられている。
リフレクタ14は、光軸Axを中心軸とする略楕円球面状の反射面14aを有している。
この反射面14aは、その下部反射領域14aB以外の一般反射領域14aAが、光軸Axを含む鉛直断面で、光源12aの位置を第1焦点F1とし、且つ、投影レンズ18の後方側焦点F2を第2焦点とする楕円形に形成されている。これにより、反射面14aは、光源12aからの光を前方へ向けて光軸Ax寄りに反射させるようになっており、その際、光軸Axを含む鉛直断面内においては上記楕円の第2焦点である後方側焦点F2に略収束させる。
リフレクタ14の前端には、ホルダ16を介して投影レンズ18が結合されている。ホルダ16は、リフレクタ14の前端開口部から前方へ向けて延びる筒状に形成されており、その後端部の複数箇所においてリフレクタ14にネジ締め固定されている。
投影レンズ18は、ホルダ16の前端部に固定支持されている。この投影レンズ18は、前方側表面が凸面で後方側表面が平面の平凸レンズからなり、その後方側焦点F2がリフレクタ14の反射面14aの第2焦点に一致するように配置されている。
そして、これにより投影レンズ18は、リフレクタ14の反射面14aからの反射光を光軸Ax寄りに集光させるようにして透過させる。
シェード20は、金属板で構成されており、図11に示すように、ロービーム配光パターンのカットオフラインを形成する上端縁20aが投影レンズ18の後方側焦点(反射面14aの第2焦点)F2を通るように鉛直に配置されることで、反射面14aからの反射光の一部を遮蔽して投影レンズ18から出射される上向き照射光を除去し、これにより光軸Axに対して下向きに照射されるロービーム用照射光を得るようになっている。
シェード20は、図12に示すように、リング状の外周縁部20eがホルダ16とリフレクタ14との締結部に挟持されて、位置決め固定されている。外周縁部20eには、図12に示すように、ホルダ16をリフレクタ14に締結するねじが挿通する複数のネジ挿通孔20cと、リフレクタ14の位置決めピン14bが嵌入する位置決めピン挿通孔20dとが形成されており、ホルダ16と一緒にリフレクタ14に固定されることで、シェード20とリフレクタ14との光軸合わせが成される。
このシェード20は、オーバヘッドサイン照射光を形成するために改良されたもので、上端縁20aの近傍部位には、図12及び図13に示すように、該シェード20を貫通する横長略矩形状の開口部20bが形成されている。この開口部20bは、反射面14aの下部反射領域14aBで反射された光を透過させることで、オーバヘッドサイン照射光Bを形成する。
遮光板22は、図12に示すように、シェード20の上端縁20aと開口部20bとの間から後方へ向けて斜め下方へ延びる本体部22Aと、シェード20の後面に沿って下方へ延びる支持部22Bとから構成されており、金属板に打ち抜き加工および曲げ加工を施すことにより形成され、シェード20にスポット溶接等で一体化されている。
この遮光板22は、反射面14aの一般反射領域14aAで反射されて開口部20bに向かう光を本体部22Aにより遮断することで、オーバヘッドサイン照射光として開口部20bから出射される光量を調整し、オーバヘッドサイン照射光Bの光束が過大となって対向車ドライバ等にグレアを与えてしまうのを防止する。
以上の車両用前照灯10では、図11に示すように、リフレクタ14の一般反射領域14aAで反射されて後方側焦点F2に向かう光の一部がシェード20により遮断されることで、ロービーム配光用の照射光に調整され、図14に示すロービーム配光パターンPを形成する。
その一方、リフレクタ14の下部反射領域14aBでシェード20の開口部20bに向かって反射された光は、開口部20bを通過後、投影レンズ18により前方に照射されて、オーバヘッドサイン照射光Bとなり、図14に示すオーバヘッドサイン照射用の配光パターン(オーバーヘッドサインパターン)Pohsを形成する。
即ち、高価な裏面フロストレンズを使用せずとも、オーバヘッドサイン照射光が得られ、オーバヘッドサインへの視認性を向上させることができる。なお、図14に示した各配光パターンは、車両用前照灯10から前方へ照射されるビームにより灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンである。
ロービーム配光パターンPは、左側通行用のロービーム配光パターンであって、その上端縁に左右段違いの段付き水平カットオフラインCLを有している。
オーバヘッドサイン照射用の配光パターンPohsは、シェード20の開口部20bの形状に相似して左右に広がる形状に形成される。
特開2003−297117号公報
ところが、前述した車両用前照灯10では、図14にも示したように、ロービーム配光パターンPとオーバヘッドサイン照射用の配光パターンPohsとの間に、暗くなる無配光領域Qが左右に帯状に広がって形成され、この無配光領域Qが上下方向にかなりの幅寸法を持って形成されてしまうため、無配光領域Qの暗さが目立ち、視覚上で違和感を与えたり、或いは、この領域に適度の照度を設定した法規(例えば欧州法規)を達成できなかったりという問題が生じた。
上記の無配光領域Qは、シェード20の上端縁20aと開口部20bとの間の帯状部分20f(図13参照)による遮光によって形成されているため、理屈上では開口部20bの位置を上端縁20aに近づけて帯状部分20fの幅を狭めれば、無配光領域Qの上下方向の幅を低減させて、無配光領域Qの存在を目立たなくすることができる。
ところが、帯状部分20fの幅を狭めると、上端縁20aの強度が低下し、例えば開口部20bの加工時に上端縁20aに歪みが生じるなどの問題を招くため、実際上では帯状部分20fの幅を狭めることができず、無配光領域Qによる違和感の発生や、一部の法規の未達成を解決することができなかった。
そこで、本発明の目的は上記課題を解消することに係り、オーバヘッドサインへの視認性の向上を安価に実現でき、しかも、オーバヘッドサイン照射用の配光パターンとカットオフラインとの間の領域にも適度な照射を実現して、この領域が強い暗部となることに起因した視覚上での違和感の発生を解消すると同時に、この領域への照度を規制した法規制を達成することができる車両用前照灯を提供することである。
本発明の上記目的は、ランプボディとカバーで形成された灯室内に、車両前後方向に延びる光軸上に配置された投影レンズと、前記投影レンズの後方側焦点よりも後方に配置された光源と、この光源からの直接光を前方に向けて前記光軸寄りに反射させるリフレクタと、を備える車両用前照灯であって、
前記投影レンズと前記光源との間には、前記投影レンズの後方側焦点近傍から後方へ向けて斜め下方へ延びる板状の明暗境界形成板が配置されており、
前記リフレクタからの反射光の一部を遮蔽して配光パターンのカットオフラインを形成する明暗境界形成部が、前記明暗境界形成板の前端部に形成されると共に、
前記投影レンズと前記明暗境界形成板との間には、前記リフレクタからの反射光の一部を遮蔽して上向き光を除去するシェードが配置されており、
前記シェードは光軸に対して略垂直に設置され、前記シェードの上端縁近傍位置には、所定形状の透光部が形成され、前記透光部と前記明暗境界形成板の前端部で開口部が形成され、該開口部を透過した光でカットオフライン上部から上方を照らすオーバーヘッドサインパターンを形成することを特徴とする車両用前照灯により達成される。
上記構成によれば、例えば、ロービーム配光パターンにおけるカットオフラインは、投影レンズの後方側焦点近傍から後方へ向けて斜め下方へ延びる板状の明暗境界形成板の前端部に形成された明暗境界形成部により形成される。
そこで、明暗境界形成板の上を通過した光(通常配光用)と、明暗境界形成板の下を通過した光(オーバヘッドサイン用)との境は板厚だけであり、配光パターンはカットオフラインとオーバヘッドサイン照射用の配光パターンとの間に暗部が生じず、違和感の無い投影パターンを得ることができる。
更に、透光部と明暗境界形成板の前端部とで形成される開口部を透過した光が、オーバヘッドサイン照射光となり、高価な裏面フロストレンズを使用せずとも、オーバヘッドサイン照射光を形成して、オーバヘッドサインへの視認性の向上を安価に実現できる。
しかも、シェードの透光部は、当該シェードの上端縁近傍位置に形成した切り欠き構造とすることができ、シェードの上端縁から少し離して開口部を貫通形成していた従来のシェードに比べて形成が容易である。
なお、上記構成の車両用前照灯において、前記明暗境界形成部が、前記明暗境界形成板の前端部における断面形状により形成されることが望ましい。
このような構成によれば、例えば明暗境界形成板を板厚方向にプレス成形することによって、前端部に明暗境界形成部を正確且つ容易に形成することができる。
また、上記構成の車両用前照灯において、前記明暗境界形成板の前端部近傍には、当該明暗境界形成板の下側を通過する上向き光の一部を遮蔽して配光パターンを調整する付加遮光部が設けられていることが望ましい。
このような構成によれば、明暗境界形成板上での付加遮光部の装備位置を適宜に選定することにより、オーバヘッドサイン照射用の配光パターンの特定領域に、照度を部分的に落とした調整照射域を形成することができる。
これにより、オーバヘッドサイン照射用の配光パターンとして、配光パターンの部分的な変更が容易になり、部分的に照度の規制が異なる多種の法規へ柔軟に対応したり、車種毎に対向車グレア防止のための微調整を行ったりすることが可能になる。
更に、付加遮光部を投影レンズの後方焦点より後方の明暗境界形成板に取付け、該付加遮光部の取付け部分から前方に延びる先端部分のみが投影レンズの後方焦点を含む垂直断面にかかるようにすることで、オーバヘッドサイン照射用の配光パターンの特定領域である一部分のみを調整照射域として暗く抜くことができ、理想的なオーバヘッドサイン照射用の配光パターンを容易に得ることができる。
また、上記構成の車両用前照灯において、前記シェードの透光部には、当該透光部を通過する上向き光の一部を遮蔽して配光パターンを調整する付加遮光部が設けられていることが望ましい。
このような構成によれば、シェード上での付加遮光部の装備位置を適宜に選定することにより、オーバヘッドサイン照射用の配光パターンの特定領域に、照度を部分的に落とした調整照射域を形成することができる。
これにより、配光パターンとして、オーバヘッドサイン照射用の配光パターンの部分的な変更が容易になり、部分的に照度の規制が異なる多種の法規へ柔軟に対応したり、車種毎に対向車グレア防止のための微調整を行ったりすることが可能になる。
更に、付加遮光部をシェードの透光部に設けることで、オーバヘッドサイン照射用の配光パターンに調整照射域を形成する為の該付加遮光部を、シェードと一体成形することができる。
また、上記構成の車両用前照灯において、前記明暗境界形成板の前端部は、板厚が薄くなるようにプレス成形されていることが望ましい。
このような構成によれば、板厚を薄くした分だけ、カットオフラインとオーバヘッドサイン照射用の配光パターンとの間に暗部を形成する部位が狭くなる。
これにより、カットオフラインとオーバヘッドサイン照射用の配光パターンとの間の領域に形成される暗部の幅を低減して、暗部の存在に起因した視覚上での違和感の発生を更に軽減することができる。
本発明に係る車両用前照灯によれば、配光パターンのカットオフラインは、投影レンズの後方側焦点近傍から後方へ向けて斜め下方へ延びる板状の明暗境界形成板の前端部に形成された明暗境界形成部により形成される。
そこで、明暗境界形成板の上を通過した光(通常配光用)と、明暗境界形成板の下を通過した光(オーバヘッドサイン用)との境は板厚だけであり、カットオフラインとオーバヘッドサイン照射用の配光パターンとの間に暗部が生じず、違和感の無い投影パターンを得ることができる。
従って、オーバヘッドサインへの視認性の向上を安価に実現でき、しかも、オーバヘッドサイン照射用の配光パターンとカットオフラインとの間の領域にも適度な照射を実現して、この領域が強い暗部となることに起因した視覚上での違和感の発生を解消すると同時に、この領域への照度を規制した法規制を達成することができる車両用前照灯を提供できる。
以下、本発明に係る車両用前照灯の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る車両用前照灯の縦断面図、図2は図1に示した灯具ユニットの縦断面図、図3は図1に示したシェードの後面図、図4は図3に示したシェード及び明暗境界形成板の分解斜視図、図5(a)及び図5(b)は図3のX−X断面図及びYーY断面図、図6は図1に示したシェード及び明暗境界形成板の要部拡大正面図、図7は図1に示した車両用前照灯による配光パターンの説明図である。
本実施形態の車両用前照灯30は、ランプボディ31とその前方開口部に取り付けられた素通し状の透明カバー(カバー)32で形成された灯室33内に、プロジェクタ型の灯具ユニット35が収容されている。
灯具ユニット35は、エイミング機構40を介して、ランプボディ31に支持されている。エイミング機構40は、灯具ユニット35の取付位置及び取付角度を微調整するための機構である。そして、エイミング調整した段階では、灯具ユニット35のレンズ中心軸(光軸)Axは、車両前後方向に対して0.5〜0.6度程度下向きの方向に延びるようになっている。
プロジェクタ型の灯具ユニット35は、車両前後方向に延びる光軸Ax上に配置された投影レンズ18と、この投影レンズ18の後方側焦点F2よりも後方に配置された光源12aと、この光源12aからの直接光を前方に向けて前記光軸寄りに反射させるリフレクタ34と、光源12aと投影レンズ18との間に配置される明暗境界形成板41と、この明暗境界形成板41と投影レンズ18との間に配置されるシェード43とを具備している。
光源12aは、光源バルブ12の発光部(フィラメント)である。光源バルブ12は、いわゆるH7ハロゲンバルブであって、光源12aの中心及びリフレクタの中心が車両前後方向(正確には車両前後方向に対して0.5〜0.6°程度下向きの方向)に延びる光軸Axと略同軸上に配置されるようにしてリフレクタ34に取り付けられている。
なお、光源バルブとしては、前述のハロゲンバルブの代わりに、ディスチャージバルブ等を用いることができ、光源としてLED等を採用することも可能である
リフレクタ34は、光軸Axを中心軸とする略楕円球面状の反射面34aを有している。この反射面34aは、その下部反射領域34aB以外の一般反射領域34aAが、光軸Axを含む鉛直断面であり、光源12aの位置を第1焦点F1とし、且つ、投影レンズ18の後方側焦点F2を第2焦点とする楕円形に形成されている。
これにより、反射面34aは、光源12aからの光を前方へ向けて光軸Ax寄りに反射させるようになっており、その際、光軸Axを含む鉛直断面内においては上記楕円の第2焦点である後方側焦点F2に略収束させる。
リフレクタ34の前端には、ホルダ36を介して、投影レンズ18が結合されている。ホルダ36は、リフレクタ34の前端開口部から前方へ向けて延びる筒状に形成されており、その後端部の複数箇所においてリフレクタ34にネジ締め固定されている。
投影レンズ18は、ホルダ36の前端部に固定支持されている。この投影レンズ18は、前方側表面が凸面で後方側表面が平面の平凸レンズからなり、その後方側焦点F2がリフレクタ34の反射面34aの第2焦点にほぼ一致するように配置されている。
そして、これにより投影レンズ18は、リフレクタ34の反射面34aからの反射光を光軸Ax寄りに集光させるようにして透過させる。
明暗境界形成板41は、図3及び図4に示すように、投影レンズ18の後方側焦点F2の近傍から後方へ向けて斜め下方へ延びる舌状の本体部41Aと、この本体部41Aの上端側の両側に延設された支持部41Bとを具備したもので、金属板に打ち抜き加工および曲げ加工を施すことにより形成されている。この明暗境界形成板41は、支持部41Bをシェード43の背面にスポット溶接することで、シェード43に一体化されている。
そして、明暗境界形成板41の本体部41Aの前端部は、リフレクタ34の一般反射領域34aAからの反射光の一部を遮蔽して配光パターンの水平カットオフラインCL(図7参照)を形成する明暗境界形成部41Cとなっている。なお、本実施形態の場合、明暗境界形成部41Cとなる明暗境界形成板41の前端部は、板厚が徐々に薄くなるようにプレス成形されたテーパ部Tを備えている(図5参照)。
この明暗境界形成部41Cは、明暗境界形成板41の前端部における断面形状により水平カットオフラインCLを形成する。この水平カットオフラインCLは、左右段違いの段付き水平カットオフラインで、このカットオフラインの段差部CLd(図7参照)を形成するために、本体部41Aの中央部には、図4及び図6にも示すように、傾斜した段差部41Dが形成されている。
明暗境界形成板41が接合されるシェード43は、明暗境界形成板41と協働してロービーム配光パターンを形成するものであり、金属板で構成されている。そして、図2及び図5に示すように、上端縁43aが明暗境界形成部41Cの直下に近接するように光軸Axに対して垂直に配置されている。
このシェード43は、反射面34aからの反射光の一部を遮蔽して投影レンズ18から出射される上向き照射光を除去し、これにより光軸Axに対して下向きに照射されるロービーム用照射光を得るように構成されている。
シェード43は、図1及び図2に示すように、外周縁部43eがホルダ36とリフレクタ34との締結部に挟持されて、リフレクタ34に位置決め固定されている。外周縁部43eには、図3に示すように、ホルダ36をリフレクタ34に締結するねじが挿通する複数のねじ挿通孔43cと、リフレクタ34の位置決めピン34bが嵌入する位置決めピン挿通孔43dとが形成されており、ホルダ36と一緒にリフレクタ34に固定されることで、シェード43とリフレクタ34との光軸合わせが成される。
本実施形態のシェード43は、オーバヘッドサイン照射光を形成するために改良されたもので、上端縁43aの中央には、図4に示すように、横長略矩形状に切り欠くことで形成された透光部43bが形成されている。図3及び図5(b)に示すように、この透光部43bとその上に被さる明暗境界形成板41の前端部である明暗境界形成部41Cとによって、下部反射領域34aBにより明暗境界形成板41の背面側に反射された光を投影レンズ18側に透過させる開口部47が形成されている。
そして、この開口部47を透過した光は、図2に示すように、水平カットオフラインCLより上方を照らすオーバヘッドサイン照射光Bとして投影レンズ18から出射される。このオーバヘッドサイン照射光Bは、図7に示すように、水平カットオフラインCLより上方を照らすオーバヘッドサイン照射用の配光パターン(オーバーヘッドサインパターン)Pohsを形成する。
シェード43に固定された明暗境界形成板41は、リフレクタ34の反射面34aの一般反射領域34aAで反射されて開口部47に向かう光を本体部41Aにより遮断することで、オーバヘッドサイン照射光Bとして開口部47から出射される光量を調整し、オーバヘッドサイン照射光Bの光束が過大となって対向車ドライバ等にグレアを与えてしまうのを防止する。
更に、本実施形態の車両用前照灯30の場合、図6に示すように、明暗境界形成部41Cを提供する明暗境界形成板41の前端部の近傍には、明暗境界形成板41の下側を通って開口部47を通過する上向き光の一部を遮蔽して配光パターンを調整する付加遮光部48が設けられている。
この付加遮光部48は、所定形状の金属板材を本体部41Aの下面に沿って溶接することで、図7に示すように、オーバーヘッドサインパターンPohsの特定領域に、照度を部分的に落とした調整照射域Pxを形成するものであり、法規によって照度が規制された特定領域への配光を実現したり、車種毎に対向車グレア防止のための微調整を行ったりする。
なお、付加遮光部48は、図6に示したように取付け部分48bから前方に延びる先端部分48aのみが投影レンズ18の後方焦点F2を含む垂直断面にかかるように明暗境界形成板41に取り付けられているので、図7に示したようにオーバヘッドサインPohsの特定領域である一部分のみを調整照射域Pxとして暗く抜くことができ、理想的なオーバーヘッドサインパターンPohsを容易に得ることができる。
また、光軸Axに対して垂直に装備されたシェード43に対して、明暗境界形成板41の本体部41Aは、図1に示すように、例えばシェード43との間の挟角θが、約65.6°に設定されている。
更に、本実施形態の明暗境界形成板41では、図4乃至図6に示すように、本体部41Aの前端部近傍における上面に、明暗境界形成部41Cに沿って補強リブ53が設けられている。この補強リブ53は、図5(a)に示すように、プレス成形により形成した突条で、板厚を増大させずに、本体部41Aの明暗境界形成部41Cの強度向上を実現している。
リフレクタ34の反射面34aは、図2に示したように、明暗境界形成板41における本体部41Aの延長面との交線位置Lよりもやや上方の位置を境にして一般反射領域34aAと下部反射領域34aBとに区分けされている。
下部反射領域34aBの基準面形状は、一般反射領域34aAと略同様であるが、その詳細形状が一般反射領域34aAとは異なっている。
すなわち、下部反射領域34aBにおいて交線位置Lに隣接する所定幅の領域は、光源12aからの直接光を開口部47へ向けて反射させる通常の反射面となっているが、この領域を挟む2つの反射領域51,52は、光源12aからの光を拡散反射して開口部47へ向かう光を低減させるサイドステップ領域となっている。
この反射領域51,52における光の拡散反射や、本体部41Aによる光の遮光により、開口部47を介して前方へ照射される光、すなわちオーバヘッドサイン照射光Bは、方向性が極めて安定したものとなると同時に、照度も適正に調整されることになる。
本実施形態の車両用前照灯30によれば、図2に示すように、リフレクタ34の一般反射領域34aAで反射されて後方側焦点F2に向かう光の一部が明暗境界形成板41及びシェード43により遮断されることで、ロービーム配光用の照射光Aに調整され、図7に示すロービーム配光パターンPを形成する。
その一方、リフレクタ34の下部反射領域34aBで開口部47に向かって反射された光は、開口部47を通過後、投影レンズ18により前方に照射されて、オーバヘッドサイン照射光Bとなり、図7に示すオーバヘッドサイン照射用の配光パターンPohsを形成する。
即ち、高価な裏面フロストレンズを使用せずとも、オーバヘッドサイン照射光Bが得られ、オーバヘッドサインへの視認性を向上させることができる。
なお、図7に示した各配光パターンは、車両用前照灯30から前方へ照射されるビームにより灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンである。また、ロービーム配光パターンPは、左側通行用のロービーム配光パターンであって、その上端縁に左右段違いの段付き水平カットオフラインCLを有している。
オーバヘッドサイン照射用の配光パターンPohsは、シェード43の透光部43bと明暗境界形成板41の前端部である明暗境界形成部41Cとで区画形成された開口部47の形状に相似した左右に広がる形状に形成される。
そして、本実施形態の車両用前照灯30の場合、ロービーム配光パターンPにおけるカットオフラインCLは、投影レンズ18の後方側焦点F2近傍から後方へ向けて斜め下方へ延びる板状の明暗境界形成板41の前端部に形成された明暗境界形成部41Cにより形成される。
そこで、明暗境界形成板41の上を通過した光(ロービーム配光用の照射光A)と、明暗境界形成板41の下を通過した光(オーバヘッドサイン照射光B)との境は板厚だけであり、車両用前照灯30から前方へ照射されるビームによる配光パターンは、図7に示すように、カットオフラインCLとオーバヘッドサイン照射用の配光パターンPohsとの間に暗部が生じず、違和感の無い投影パターンを得ることができる。
さらに、本実施形態の車両用前照灯30では、明暗境界形成板41の前端部近傍に装備される付加遮光部48の先端部48aの位置を適宜に選定することにより、図7に示すように、オーバヘッドサイン照射用の配光パターンPohs内の特定領域に、照度を部分的に落とした調整照射域Pxを形成することができる。即ち、投影パターンとして、オーバヘッドサイン照射用の配光パターンPohsの部分的な変更が容易になり、部分的に照度の規制が異なる多種の法規へ柔軟に対応させたり、車種毎に対向車グレア防止のための微調整を行ったりすることができる。
さらに、本実施形態の車両用前照灯30では、図5に示したように、テーパ部Tを形成することによって、明暗境界形成板41の前端部の板厚を薄くした分だけカットオフラインCLの上方に形成される暗部の幅が狭くなる。
これにより、図7に示したように、オーバヘッドサイン照射用の配光パターンPohsとロービーム配光パターンPとの間の領域に形成される無配光領域Qの幅を低減して、暗部の存在に起因した視覚上での違和感の発生を更に軽減することができる。
なお、本発明の車両用前照灯における投影レンズ、光源、リフレクタ、明暗境界形成板、シェード及び付加遮光部等の構成は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の形態を採りうることは云うまでもない。
例えば、オーバヘッドサイン照射用の配光パターンPohs内の特定領域に照度を部分的に落とした調整照射域を形成する付加遮光部の構成は、明暗境界形成板41の下面に設けた付加遮光部48の構成に限定されるものではない。
例えば、図8及び図9に示すように、シェード143の上端縁143aに形成した透光部143bに、当該透光部143bを通過する上向き光の一部を遮蔽して配光パターンを調整する付加遮光部148を一体に設けるようにしても良い。
このような構成にすると、シェード143上での付加遮光部148の装備位置を適宜に選定することにより、図10に示すように、オーバヘッドサイン照射用の配光パターンPohs内の特定領域に、照度を部分的に落とした調整照射域Pxを形成することができる。
即ち、明暗境界形成板41の前端部に装備した場合と同様に、投影パターンとして、オーバヘッドサイン照射用の配光パターンPohsの部分的な変更が容易になり、部分的に照度の規制が異なる多種の法規へ柔軟に対応させるたり、車種毎に対向車グレア防止のための微調整を行ったりすることができる。
更に、付加遮光部148をシェード143の透光部143bに設けることで、オーバヘッドサイン照射用の配光パターンPohsに調整照射域Pxを形成する為の該付加遮光部148を、シェード143と一体成形することができ、付加遮光部を別部材で形成した場合に比べて製造コストを低減できる。
本発明の一実施形態に係る車両用前照灯の縦断面図である。 図1に示した灯具ユニットの縦断面図である。 図1に示したシェードの後面図である。 図3に示したシェード及び明暗境界形成板の分解斜視図である。 (a)は図3のX−X断面図、(b)は図3のYーY断面図である。 図1に示した明暗境界形成板の底面図である。 図1に示した車両用前照灯による配光パターンの説明図である。 本発明の他の実施形態に係るシェード及び明暗境界形成板の分解斜視図である。 図8に示したシェード及び明暗境界形成板の要部拡大正面図である。 図8に示したシェード及び明暗境界形成板を用いた場合の車両用前照灯による配光パターンの説明図である。 従来の車両用前照灯の要部縦断面図である。 図11に示したシェード及び遮光板の全体斜視図である。 図11に示したシェードの要部拡大正面図である。 図11に示した車両用前照灯による配光パターンの説明図である。
符号の説明
12 光源バルブ
12a 光源
18 投影レンズ
30 車両用前照灯
31 ランプボディ
32 透明カバー(カバー)
33 灯室
34 リフレクタ
34a 反射面
34aA 一般反射領域
34aB 下部反射領域
35 灯具ユニット
36 ホルダ
41 明暗境界形成板
41A 本体部
41B 支持部
41C 明暗境界形成部
43 シェード
43a 上端縁
43b 透光部
47 開口部
53 補強リブ

Claims (5)

  1. ランプボディとカバーで形成された灯室内に、車両前後方向に延びる光軸上に配置された投影レンズと、前記投影レンズの後方側焦点よりも後方に配置された光源と、この光源からの直接光を前方に向けて前記光軸寄りに反射させるリフレクタと、を備える車両用前照灯であって、
    前記投影レンズと前記光源との間には、前記投影レンズの後方側焦点近傍から後方へ向けて斜め下方へ延びる板状の明暗境界形成板が配置されており、
    前記リフレクタからの反射光の一部を遮蔽して配光パターンのカットオフラインを形成する明暗境界形成部が、前記明暗境界形成板の前端部に形成されると共に、
    前記投影レンズと前記明暗境界形成板との間には、前記リフレクタからの反射光の一部を遮蔽して上向き光を除去するシェードが配置されており、
    前記シェードは光軸に対して略垂直に設置され、前記シェードの上端縁近傍位置には、所定形状の透光部が形成され、前記透光部と前記明暗境界形成板の前端部で開口部が形成され、該開口部を透過した光でカットオフライン上部から上方を照らすオーバーヘッドサインパターンを形成することを特徴とする車両用前照灯。
  2. 前記明暗境界形成部が、前記明暗境界形成板の前端部における断面形状により形成されることを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
  3. 前記明暗境界形成板の前端部近傍には、当該明暗境界形成板の下側を通過する上向き光の一部を遮蔽して配光パターンを調整する付加遮光部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用前照灯。
  4. 前記シェードの透光部には、当該透光部を通過する上向き光の一部を遮蔽して配光パターンを調整する付加遮光部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の車両用前照灯。
  5. 前記明暗境界形成板の前端部は、板厚が薄くなるようにプレス成形されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の車両用前照灯。
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