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JP4554854B2 - Development device - Google Patents

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JP4554854B2
JP4554854B2 JP2001287001A JP2001287001A JP4554854B2 JP 4554854 B2 JP4554854 B2 JP 4554854B2 JP 2001287001 A JP2001287001 A JP 2001287001A JP 2001287001 A JP2001287001 A JP 2001287001A JP 4554854 B2 JP4554854 B2 JP 4554854B2
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developing roller
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Ricoh Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、現像装置に関し、特に2値現像及び低現像ポテンシャルが可能であり、良好な画像を得ることができる現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、複写機,プリンタ,ファクシミリ等の電子写真装置、特に小型機分野においては、メンテナンスの簡素化が進んでおり、非磁性一成分トナーの現像方式が実用化されている。
非磁性一成分トナーの現像方式には一般に、ゴムまたはエラストマーの弾性材料で構成される現像ローラを用いた、感光体ドラムへの接触現像方式が提案され、また現像ローラには種々の提案がある。該感光体ドラムへの接触現像方式では、静電潜像の形成された感光体ドラムに、弾性を有する現像ローラを当接させて、現像ローラ表面に薄層化されたトナーを現像電界に応じてトナーを移動させ、可視像化する。この方法によれば、トナーに磁性材料を使うことなく、カラー化が容易であるという利点をもつ。
【0003】
また、システムの高寿命化、特に感光体ドラムの高寿命化のために、低帯電電位にして帯電時のハザードを低減しようとする傾向にあり、したがって低現像ポテンシャルで現像できるシステムが必要になってきている。
更に、高画質化の観点からは、多値から2値にしたいという要求があり、このため現像γをできるだけ立たせ、かつ、飽和の現像ポテンシャルをできるだけ小さくする必要性が生じてきた。
【0004】
ここで、従来の非磁性一成分トナー方式の現像装置を図8に基づいて説明する。
図8に示すように、ケース1にトナーTが収納され、該トナーTはトナー攪拌部材2により攪拌される。攪拌されたトナーTは補給ローラ3により現像ローラ4に搬送され、該現像ローラ4に付着されたトナーTはトナー層形成部材5により所定の厚さに形成される。現像ローラ4に所定厚さで付着したトナーTは感光体ドラム6に搬送され、該感光体ドラム6の表面に担持される。7はバイアス電源である。
【0005】
このような構成の現像装置を用いた非磁性一成分現像方式では、トナー薄層ブレード(トナー層形成部材5)へのトナー固着、現像ローラ4へのトナーフィルミング、現像ローラ4表面への経時に伴うスジ等の傷の発生、トナーTの劣化(ストレス)によるトナー帯電量及び、現像ローラ4上へのトナー付着量の経時変化、トナー補給時の地汚れ等の問題のために、数十kレベルプリント(数万枚のプリント)して交換できるカートリッジ形態を取らざるを得ない。
しかしカートリッジは、カートリッジの廃棄に伴う地球環境汚染の問題及び、メンテナンス上の問題(例えば、カートリッジ交換時のトナーによる汚れ、枚数が約二万枚と少ない)から、前記問題の無い据え置きタイプの現像装置が求められている。
【0006】
このような問題を解決するために、従来技術として特開平7-20714号公報のように、トナー帯電を二成分現像剤で立ち上げて、マグネットローラ上に形成した磁気ブラシで、現像ローラ上にトナーを供給することにより、現像ローラへの接触部材をなくし、かつ、トナーへのストレスを低減することにより、据え置きタイプの現像装置が可能となる。なお、特開平7-20714号公報の構成と同様の形態の現像装置を用いた製品としては、ゼロックスのDocucentre650(商品名)がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、Docucentre650の現像装置は、ベルト状の感光体ドラムを使用し、現像ローラは高抵抗,高硬度のものを使用している。このため、2値現像及び低現像ポテンシャルには不向きである。
また、本方式(Docucentre650の現像装置)の場合、現像ローラ上のトナー薄層形成(付着量の調整)方法は、マグネットローラ(補給ローラ)からの電界によって電気的に調整している。そのため、現像剤の電気特性がトナー薄層形成性に大きく影響し、ひいては画像特性に影響を与えている。特に、ベタ画像を連続出力した場合に、キャリア抵抗によって、現像ローラの1周目以降、2周目の画像濃度が低下するために、ネガ残像が発生するという画像上の不具合がある。
また、現像ローラへの安定したトナー供給量を確保し良好な画像を得る為には、トナー濃度を高くする必要がある。
【0008】
そこで本発明の課題は、2値現像及び低現像ポテンシャルが可能であり、良好な画像を得ることができる現像装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために請求項1記載の発明は、表面にトナーを担持し、潜像担持体に対向する現像領域に搬送する現像ローラと、トナーとキャリアとを含む二成分現像剤を担持して前記現像ローラに対向するトナー供給領域に搬送し、前記二成分現像剤からトナーのみを前記現像ローラに供給するトナー供給ローラとを備えた現像装置において、前記現像ローラは、表面層と弾性層とを有し、前記表面層の実抵抗は、1Vの印加電圧で現像ローラ表面方向に測定した場合に、1.0×10 Ω以下であり、且つ、前記弾性層の実抵抗よりも小さく、前記現像ローラの体積抵抗が、1Vの印加電圧で現像ローラ周方向に測定した場合に、2.2×10 Ω・cm以上1.0×10 Ω・cm以下であり、前記潜像担持体および二成分現像剤を除いては、前記現像ローラの画像領域に接触する部材が無く、前記現像ローラを用いた場合に、前記潜像担持体上の画像部の表面電位と現像バイアスの差が150V以下で当該潜像担持体上のトナー付着量が飽和することを特徴とする。従来のような現像ローラへの接触部材を無くすことにより、トナーへのストレスが低減されるので、現像ローラ上へのトナーの固着,フィルミング,傷付け等を防止できる。
また、このように構成した理由を説明する。現像ポテンシャル150V以下で現像γ(感光体ドラム上トナー付着量)が飽和しない。抵抗と現像γとの関係は、抵抗が低くなれば、γの傾きが急峻になり、抵抗が高くなれば、傾きが寝るという傾向がある。150Vという現像ポテンシャルは、従来のシステムよりはるかに低電位である。低抵抗化したことにより、現像バイアスも低くできる。従って、現像バイアスを低く設定できるために、感光体ドラムが高寿命化する。
即ち、感光体ドラムの帯電電位を低くすることができ(例えば300V)、その場合、画像部の電位は数十ボルトにでき、そのため、現像バイアスとしては、地肌ポテンシャルを100Vとして考えた場合、200V以下となる。その場合、画像部の電位が50Vであれば現像ポテンシャルとしては150Vとなり、2値現像を達成するためには、150V以下で飽和する必要がある。150Vという現像ポテンシャルの妥当性は、現状ではあまりないが、今後の開発製品の目標は100V現像であり、その目標値+αとして(従来を考慮しても低電位)150Vと設定した。
さらに、このように構成した理由を説明する。現像ローラの体積抵抗と表面抵抗の関係として、表面層を含めたローラ抵抗を低くするためには、従来は弾性層≦表面層の抵抗構成のため、弾性層の抵抗を下げなければならず、カーボンブラック等の導電剤を高充填しなければならない。しかし、導電剤を高充填すると、硬度上昇が起こるため、要求している硬度を満足できない。そこで、弾性層>表面層の抵抗構成にすることにより、ローラ表面全体が電極として作用するため、電流が多く流れ、そのため弾性層単独の抵抗よりも低抵抗になる。
低電位飽和現像を達成するためには、低抵抗が必要であり、弾性層>表面層の抵抗構成にすることにより容易に、低抵抗化できる。従来、低抵抗ローラを使用していない理由は、画像の階調を出すために、γの傾きが重要であった。高バイアス印加により感光体ドラムへのリークが発生する等の理由で抵抗の環境変動が大きく、また、抵抗制御の不安定な中抵抗領域で使用していた。低抵抗を用いることの効果としては、製造上のバラツキも小さくなること、環境による抵抗変動も小さくなることが期待される。
【0010】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の現像装置において、
前記二成分現像剤のキャリアの抵抗は、2.2×104V/cmの電界強度で1.0×108〜1.0×1010Ωであることを特徴とする。
このように、キャリア抵抗を高くすることにより、現像ローラへのトナー供給性を高めることができるので、現像ローラ上のトナー薄層の立ち上がり(例えば、1枚目から2枚目の現像に対応する際の立ち上がり)を早くすることができる。
【0011】
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の現像装置において、前記二成分現像剤のキャリアは、平均粒径が70μm以下で、表面がトナーの帯電極性と逆極性の高分子でコーティングされていることを特徴とする。
このように、キャリアを小粒径にすることにより、トナー濃度を高くすることができ、その結果トナー供給性を高くすることができる。また、トナー濃度を高くすることにより、供給ローラの回転数を低くすることができるので、トナー飛散を防止することができる。キャリアをコーティングするのは、トナー帯電性を高めるため、およびキャリアへのスペント(トナーフィルミング)を防止するためである。
【0015】
また、請求項4記載の発明は、請求項1記載の現像装置において、前記現像ローラ直径(Rd)とトナー供給ローラ直径(Rs)の比は、Rs/Rd>1であることを特徴とする。このように構成した理由を説明する。供給ローラ直径を現像ローラ直径より大きくすることにより、トナー供給性を高くすることができる。供給ローラ直径が現像ローラ直径より小さいと、トナー供給量が不足するために、画像濃度の低下が発生する。従って、Rs/Rd>1とすれば、画像濃度の良好な画像を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
(1)装置
図1(A)は本実施の形態の現像装置を示す側断面図、図1(B)は現像ローラの側断面図である。
図1(A)に示すように、現像剤(二成分現像剤)GはトナーTとキャリアCからなり、該トナーTの帯電は、トナー補給部11に補給されたトナーTとキャリアCとが、第1,第2のトナー攪拌部材12,13により攪拌・混合されることにより行われる。現像剤Gは、マグネットローラからなる供給ローラ14によりドクターブレード15で適正量に調整された後、現像ローラ16との供給部(トナー供給&薄層形成部21)へ運ばれ、磁気ブラシ(図示省略)の接触により現像ローラ16上へトナーTのみを供給する。
【0019】
現像ローラ16上に供給されたトナーTは、現像ローラ16により「潜像担持体」である感光体ドラム17の静電潜像部へ運ばれ、現像部22で潜像を現像する。供給ローラ14と現像ローラ16は「非接触」であり、現像ローラ16と感光体ドラム17は「接触または非接触」どちらでも使用することはできるが、画質の点からは、接触現像が望ましい。即ち、現像ローラ16の画像領域においては、現像ローラ16に対し感光体ドラム(潜像担持体)17および現像剤(二成分現像剤)G以外に接触する部材がない構成である。
【0020】
なお、図示していないが、供給ローラ14と現像ローラ16の間および現像ローラ16と感光体ドラム17の間には、電源を介してバイアス電圧が印加されている。現像ローラ16へのバイアスは「直流」または「直流+交流」等があるが、コストの点からは直流バイアスが望ましい。
【0021】
このような構成の現像装置を用いることにより、現像ローラ16と接触する部材が少なくなるので、現像ローラ16へのフィルミングおよび現像ローラ16への傷付け等を防止することができる。
また、従来のブレードトナー薄層タイプの現像装置で問題になっていたブレードへのトナー固着という問題がなくなる。なお、ドクターブレード15と供給ローラ14との間にはギャップが形成されているので、トナーが固着することはない。
更に、供給ローラ14は現像ローラ16上へ安定したトナー供給を行うために、現像ローラ16よりも、供給ローラ14を速く回転させる必要が生じる。その理由は、供給ローラ14の直径が現像ローラ16の直径より小さいと、トナー供給不足となり、後に(3)現像ローラ16のところで述べるような残像や、画像濃度低下が発生する。
【0022】
(2)現像剤G
現像剤Gは、トナーTとキャリアCで構成され、トナーTは、ポリエステル,ポリオ−ル,スチレンアクリル等の樹脂に帯電制御剤(CCA),色剤を混合し、その周りにシリカ,酸化チタン等の物質を外添して、その流動性を高めている。添加剤の粒径は、通常0.1〜1.5μmの範囲である。色剤はカ−ボンブラック,フタロシアニンブルー,キナクリドン,カ−ミン等を挙げることができる。帯電極性は本実施の形態では負帯電である。
トナーTは、場合によってはワックス等を分散混合させた母体トナーに、前記種類の添加剤を外添しているものも使用することができる。
トナーTの体積平均粒径の範囲は3〜12μmが好適であるが、本実施の形態では7μmであり、1200dpi以上の高解像度の画像にも十分対応することが可能である。
【0023】
キャリアCとしては、鉄粉,マグネタイト,フェライト等の磁性体をそのままか、もしくはその表面にトナー帯電性の向上の目的、あるいはトナーTのフィルミングを防止する目的で、シリコーン樹脂等のコート層を被覆して用いられる。
キャリアCの粒径としては、30〜100μm程度であり、本実施の形態においては、50μmのキャリアCを用いた。キャリア粒径が小さいほうが、トナー濃度を高くすることができ、そのために、安定したトナー供給が可能なトナーとなる。
【0024】
また、本システムにおいては、現像ローラ16よりも供給ローラ14の回転を早くすることにより、トナー供給性を高くしているが、供給ローラ14の回転が早いと、トナー飛散といった問題が発生する。トナー濃度を高くできれば、供給ローラ14の回転数を低くすることができる。トナー供給ローラ14から現像ローラ16へ安定してトナーTを供給するためには、2.2×104V/cmの電界強度におけるキャリア抵抗が1.0×108〜1.0×1010Ωであることが必要となる。キャリア抵抗の測定方法は、図2に示すように、ドクターブレード15とアルミスリーブ(供給ローラ14)間に200Vの電圧を印加し、600r/minで回転させ5分後の抵抗値をキャリア抵抗とした。
【0025】
(3)現像ローラ16
本実施の形態で使用した現像ローラ16は、図1(B)に示すように、金属の芯軸(芯金)16a上に弾性層(ゴム層)16bを形成し、コーティング層(表面層)16cが設けられている。
弾性層16bとしては例えば、エチレンプロピレンゴム,ブタジエンゴム,ニトリルゴム,スチレンゴム,イソプレンゴム,シリコーンゴム,ウレタンゴムまたはフォームなど、公知のゴム,エラストマーが使用可能である。硬度としては、画像のドット再現性を良くするためには、ニップ幅が広すぎない方が良く、そのための硬度としては、JIS-A硬度で25〜50度が望ましい。
【0026】
弾性層16bの周囲に、例えばディップ法,スプレーコート,ロールコトナー等の種々の公知のコーティングをすることにより、膜厚10〜30μmの表面層16cを形成する。
本発明で使用されるような現像ローラ16の重要な特性は、電気特性、(抵抗,容量)である。最近のシステムの高寿命化(特に感光体ドラム)に伴い、低帯電電位にして、感光体ドラムの劣化を少なくしようという試みがあり、それに従って、現像バイアスを低く設定せざるを得ない。さらに、多値から2値にするために、高現像γが必要となってくる。この要求に応えるために、現像ローラの抵抗を従来の中抵抗領域とは異なる、低抵抗にする。導電性を得るためには、カーボンブラック,金属酸化物等の導電剤を添加する。
現像ローラ16の抵抗の測定方法を、図3に示す。図3において、符号23は抵抗計、24は金属電極である。
【0027】
(4)実施例・比較例
実施例及び、比較例に使用したキャリア特性(抵抗)を、図4に示す。なお、現像剤Gを構成するトナーTには、母材にポリエステル樹脂を用いた。実施例及び、比較例に使用した現像ローラ16の特性を、図5に示す。
現像ローラ16は、芯金16a上に、カーボンブラックを分散したポリオールとイソシアネートを用いて1ショット法にてウレタンエラストマーの弾性層16bを形成した。その後、外径研削により、φ16またはφ20mmに調整することで4mm厚の弾性層16bを得た。その後、カーボンブラックを分散した水系ウレタン塗料に硬化剤としてメラミン樹脂を添加して10〜20μmのコーティング層をスプレーコート法により行い、130℃で1時間加熱硬化させた。
なお、抵抗の調整は、ポリオールへのカーボンブラックの添加量及び、水系ウレタン塗料へのカーボンブラックの添加量を調整することで行った。
【0028】
実施例及び、比較例に用いた供給ローラ14の径を次に示す。
供給ローラ1:φ18mm、供給ローラ2:φ20mm
供給ローラ14は、内部に固定したマグネットを有し、その外周に非接触で非磁性のスリーブが回転可能に配置されている構造をとっている(図示省略)。本実施の形態においては、スリーブは、アルミニウム製で現像剤Gの搬送性を高めるために、V溝を設けた(図示省略)。
前記図4,図5に示した条件のキャリアC,現像ローラ16,供給ローラ14の組み合わせで実験を行った。評価項目としては、画像上のネガ残像の発生の有無、飽和現像ポテンシャルで行った。残像の評価方法、飽和現像ポテンシャルの説明を図6(A),(B)に基づいて行う。図6(A)はテストチャート、図6(B)は現像ポテンシャルと感光体上トナー付着量の関係を示す特性図である。
図7は実験結果である。
【0029】
<残像評価方法>
残像率(%)として評価を行う。
図6(A)の▲1▼と▲2▼のID(反射濃度)を測定して、
残像率(%)=(▲1▼−▲2▼)/(▲1▼+▲2▼)×100
ここに、残像率がマイナスの場合はネガ残像を示し、プラスの場合はポジ残像を示す。残像率の目標は、2%以下である。
図6(B)から明らかなように、現像ポテンシャルが150V以下であれば現像γ(感光体ドラム上トナー付着量)が飽和しない。抵抗と現像γとの関係は、抵抗が低くなれば、γの傾きが急峻になり、抵抗が高くなれば、傾きが寝るという傾向がある。150Vという現像ポテンシャルは、従来のシステムよりはるかに低電位である。低抵抗化したことにより、現像バイアスも低くできる。
【0030】
なお、前記実施の形態においては感光体ドラムを使用しているが、ベルト式の感光体に対しても本発明を適用可能であるのは勿論である。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、以下の効果を発揮することができる。請求項1記載の発明によれば、現像ローラの画像領域においては、潜像担持体(感光体ドラム)および二成分現像剤以外に接触する部材をなくすことにより、トナーへのストレスを低減することができるとともに、現像ローラ上へのトナー固着及び、トナーフィルミングの防止,現像ローラ上への傷の防止,コーティング層摩耗の低減をすることができる。また、請求項1記載の発明によれば、さらに感光体ドラム(潜像担持体)上の画像部の表面電位と現像バイアスの差が150V以下で、感光体ドラム上のトナー付着量が飽和するようにすることにより、低抵抗ローラにも拘わらず感光体ドラムへのリーク等の発生が起こらない。低電位2値現像を達成することができる。感光体ドラムの帯電電位を下げることができるために、感光体ドラムの寿命を伸ばすことができる。さらに、請求項1に記載の発明によれば、1Vの印加電圧でローラ表面方向に測定したときの表面層の実抵抗が、1.0×10Ω以下にすることにより、150V以下の現像ポテンシャルで静電潜像上のトナー付着量を飽和させることができる。このことにより、現像バイアスを低く設定できるために、感光体ドラム(潜像担持体)の高寿命化へつながる。またさらに、請求項1記載の発明によれば、1Vの印加電圧でローラ周方向に測定したときの体積抵抗が、2.2×10 Ω・cm以上1.0×10 Ω・cm以下にすることにより、150V以下の現像ポテンシャルで静電潜像上のトナー付着量を飽和させることができる。このことにより、現像バイアスを低く設定できるために、感光体ドラム(潜像担持体)の高寿命化へつながる。請求項2記載の発明によれば、2.2×104V/cmの電界強度におけるキャリア抵抗を1.0×108〜1.0×1010Ωにすることにより、供給ローラから現像ローラへのトナー供給性を高めることができるので、画像上の残像を防止することができる。
【0032】
請求項3記載の発明によれば、キャリアの平均粒径が70μm以下でその表面をトナーの帯電極性と逆極性の高分子でコーティングすることにより、トナー濃度を高めて供給ローラから現像ローラへのトナー供給性を高めることができると共に、供給ローラの回転数を低減することができる。また、キャリア表面へのコーティングにより、トナー帯電性を高めることができると共に、キャリアへのスペント(トナーフィルミング)を防止することができる
【0033】
請求項4記載の発明によれば、現像ローラ直径(Rd)とトナー供給ローラ直径(Rs)の比をRs/Rd>1にすることにより、供給ローラから現像ローラへ安定したトナー供給ができるために、画像濃度の低下を防止できると共に、残像を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図であって、(A)は現像装置の側断面図、(B)は現像ローラの拡大断面図である。
【図2】同実施の形態における、キャリアの抵抗測定方法を示す図である。
【図3】同実施の形態における、現像ローラの抵抗測定方法を示す図である。
【図4】同実施の形態における、キャリアのデータを示す図である。
【図5】同実施の形態における、現像ローラのデータを示す図である。
【図6】(A)同実施の形態における、テストチャートを示す図、(B)は実験結果をグラフ化した図である。
【図7】同実施の形態における、実験結果のデータを示す図である。
【図8】従来の非磁性一成分トナー方式の現像装置の側断面図である。
【符号の説明】
C…キャリア
G…現像剤(二成分現像剤)
T…トナー
1…ケース
2…トナー攪拌部材
3…補給ローラ
4…現像ローラ
5…トナー層形成部材
6…感光体ドラム
7…バイアス電源
11…トナー補給部
12…第1のトナー攪拌部材
13…第2のトナー攪拌部材
14…供給ローラ
15…ドクターブレード
16…現像ローラ
16a…芯軸
16b…弾性層
16c…表面層
17…感光体ドラム
18…バイアス電源
19…電流計
21…トナー供給&薄層形成部
22…現像部
23…抵抗計
24…金属電極
30…テストチャート
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a developing device, and more particularly to a developing device capable of binary development and low development potential and capable of obtaining a good image.
[0002]
[Prior art]
In recent years, in electrophotographic apparatuses such as copiers, printers, facsimiles, and the like, particularly in the field of small machines, the maintenance has been simplified, and a developing system for non-magnetic one-component toner has been put into practical use.
As a developing method for non-magnetic one-component toner, a contact developing method for a photosensitive drum using a developing roller made of a rubber or elastomer elastic material is generally proposed, and various developing rollers have been proposed. . In the contact development method for the photosensitive drum, an elastic developing roller is brought into contact with the photosensitive drum on which the electrostatic latent image is formed, and the toner thinned on the surface of the developing roller is applied in accordance with the developing electric field. The toner is moved to make a visible image. This method has the advantage that colorization is easy without using a magnetic material for the toner.
[0003]
In addition, in order to increase the life of the system, in particular, to increase the life of the photosensitive drum, there is a tendency to reduce the hazard during charging by lowering the charging potential. Therefore, a system capable of developing at a low developing potential is required. It is coming.
Further, from the viewpoint of improving the image quality, there is a demand to change from multiple values to binary values, and therefore, it has become necessary to make development γ stand as much as possible and to make the saturation development potential as small as possible.
[0004]
A conventional non-magnetic one-component toner developing device will be described with reference to FIG.
As shown in FIG. 8, the toner T is stored in the case 1, and the toner T is stirred by the toner stirring member 2. The stirred toner T is conveyed to the developing roller 4 by the replenishing roller 3, and the toner T attached to the developing roller 4 is formed to a predetermined thickness by the toner layer forming member 5. The toner T adhered to the developing roller 4 with a predetermined thickness is conveyed to the photosensitive drum 6 and carried on the surface of the photosensitive drum 6. Reference numeral 7 denotes a bias power source.
[0005]
In the non-magnetic one-component developing method using the developing device having such a configuration, the toner adheres to the toner thin layer blade (toner layer forming member 5), the toner filming onto the developing roller 4, and the time on the surface of the developing roller 4 Due to the problems such as the occurrence of scratches such as streaks, the toner charge amount due to the deterioration (stress) of the toner T, the change in the toner adhesion amount on the developing roller 4 with time, the soiling at the time of toner replenishment, etc. It must be in the form of a cartridge that can be replaced by k-level printing (tens of thousands of prints).
However, because of the problem of global environmental pollution caused by the disposal of the cartridge and the maintenance problem (for example, contamination with toner when the cartridge is replaced, the number of sheets is as small as about 20,000), the development of the stationary type without the above problem A device is sought.
[0006]
In order to solve such a problem, as in the prior art, as disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-20714, a toner brush is started up with a two-component developer, and a magnetic brush formed on a magnet roller is used on the developing roller. By supplying the toner, the contact member to the developing roller is eliminated, and the stress on the toner is reduced, so that a stationary type developing device can be realized. Xerox Docucentre 650 (trade name) is a product using a developing device having the same configuration as that disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 7-20714.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, the Docucentre 650 developing device uses a belt-like photosensitive drum, and the developing roller has a high resistance and high hardness. Therefore, it is not suitable for binary development and low development potential.
Further, in the case of this method (Developer of Docucentre 650), the toner thin layer formation (adhesion amount adjustment) method on the development roller is electrically adjusted by the electric field from the magnet roller (replenishment roller). For this reason, the electrical characteristics of the developer have a great influence on the toner thin layer formability, and consequently the image characteristics. In particular, when a solid image is continuously output, the image density of the second and subsequent turns of the developing roller is lowered due to carrier resistance, so that there is a problem on the image that a negative afterimage is generated.
In order to secure a stable toner supply amount to the developing roller and obtain a good image, it is necessary to increase the toner density.
[0008]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a developing device capable of binary development and low development potential and capable of obtaining a good image.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the invention described in claim 1 carries a two-component developer including a developing roller for carrying a toner on the surface and transporting the toner to a developing area facing the latent image carrier, and a toner and a carrier. And a toner supply roller that transports the toner to a toner supply area facing the developing roller and supplies only the toner from the two-component developer to the developing roller. The developing roller is elastic with the surface layer. The actual resistance of the surface layer is 1.0 × 10 8 Ω or less when measured in the direction of the developing roller surface with an applied voltage of 1 V , and is smaller than the actual resistance of the elastic layer, The volume resistance of the developing roller is 2.2 × 10 3 Ω · cm or more and 1.0 × 10 7 Ω · cm or less when measured in the circumferential direction of the developing roller with an applied voltage of 1 V , and the latent image carrier and the two-component Except for the developer, the development When there is no member in contact with the image area of the roller and the developing roller is used, the difference between the surface potential of the image portion on the latent image carrier and the developing bias is 150 V or less, and the toner on the latent image carrier The adhesion amount is saturated. By eliminating the conventional contact member to the developing roller, the stress on the toner is reduced, so that it is possible to prevent the toner from adhering to the developing roller, filming, scratching, and the like.
Also, the reason for this configuration will be described. Development γ (toner adhesion amount on the photosensitive drum) does not saturate at a development potential of 150 V or less. As for the relationship between the resistance and the development γ, there is a tendency that the slope of γ becomes steep when the resistance is low, and the slope is slanted when the resistance is high. The development potential of 150V is much lower than conventional systems. By reducing the resistance, the developing bias can be lowered. Accordingly, since the developing bias can be set low, the life of the photosensitive drum is extended.
That is, the charging potential of the photosensitive drum can be lowered (for example, 300 V), and in this case, the potential of the image portion can be several tens of volts. Therefore, when the background potential is considered as 100 V, the developing bias is 200 V. It becomes as follows. In that case, if the potential of the image portion is 50V, the development potential is 150V, and it is necessary to saturate at 150V or less in order to achieve binary development. The validity of the development potential of 150V is not so much at present, but the target of future developed products is 100V development, and the target value + α is set to 150V (low potential considering the conventional).
Further, the reason for this configuration will be described. As a relationship between the volume resistance of the developing roller and the surface resistance, in order to reduce the roller resistance including the surface layer, conventionally, the resistance of the elastic layer has to be lowered due to the resistance configuration of the elastic layer ≦ the surface layer, It must be highly filled with a conductive agent such as carbon black. However, when the conductive agent is highly filled, the hardness is increased, so that the required hardness cannot be satisfied. Therefore, by adopting a resistance configuration of elastic layer> surface layer, the entire roller surface acts as an electrode, so that a large amount of current flows, and thus the resistance becomes lower than the resistance of the elastic layer alone.
In order to achieve low potential saturation development, a low resistance is required, and the resistance can be easily reduced by adopting a resistance configuration of elastic layer> surface layer. Conventionally, the reason why the low resistance roller is not used is that the gradient of γ is important in order to obtain the gradation of the image. The resistance environment fluctuates greatly because of leakage to the photosensitive drum due to application of a high bias, and it is used in an intermediate resistance region where resistance control is unstable. As an effect of using low resistance, it is expected that variation in manufacturing is reduced and resistance variation due to environment is also reduced.
[0010]
The invention described in claim 2 is the developing device according to claim 1,
The two-component developer has a carrier resistance of 1.0 × 10 8 to 1.0 × 10 10 Ω at an electric field strength of 2.2 × 10 4 V / cm.
In this way, by increasing the carrier resistance, it is possible to improve the toner supply performance to the developing roller, so that the toner thin layer rises on the developing roller (for example, corresponding to the development from the first sheet to the second sheet). (Rise at the time) can be made faster.
[0011]
Further, the invention according to claim 3 is the developing device according to claim 2, wherein the carrier of the two-component developer is coated with a polymer having an average particle diameter of 70 μm or less and a surface having a polarity opposite to the charged polarity of the toner. It is characterized by being.
Thus, by making the carrier have a small particle diameter, the toner concentration can be increased, and as a result, the toner supply performance can be increased. Further, by increasing the toner concentration, the number of rotations of the supply roller can be decreased, so that toner scattering can be prevented. The reason for coating the carrier is to increase toner chargeability and to prevent spent (toner filming) on the carrier.
[0015]
According to a fourth aspect of the present invention, in the developing device according to the first aspect, a ratio of the developing roller diameter (Rd) to the toner supply roller diameter (Rs) is Rs / Rd> 1. . The reason for this configuration will be described. By making the supply roller diameter larger than the developing roller diameter, it is possible to improve toner supply performance. When the supply roller diameter is smaller than the developing roller diameter, the toner supply amount is insufficient, so that the image density is lowered. Therefore, if Rs / Rd> 1, an image having a good image density can be obtained.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described based on the illustrated embodiments.
(1) Apparatus FIG. 1A is a side sectional view showing a developing apparatus of the present embodiment, and FIG. 1B is a side sectional view of a developing roller.
As shown in FIG. 1A, the developer (two-component developer) G is composed of a toner T and a carrier C. The toner T is charged by the toner T and the carrier C supplied to the toner supply unit 11. The first and second toner stirring members 12 and 13 are used for stirring and mixing. The developer G is adjusted to an appropriate amount by the doctor blade 15 by the supply roller 14 composed of a magnet roller, and then is conveyed to a supply portion (toner supply & thin layer forming portion 21) with the development roller 16 to be magnetic brush (illustrated). In this case, only the toner T is supplied onto the developing roller 16.
[0019]
The toner T supplied onto the developing roller 16 is conveyed by the developing roller 16 to the electrostatic latent image portion of the photosensitive drum 17 which is a “latent image carrier”, and the developing portion 22 develops the latent image. The supply roller 14 and the development roller 16 are “non-contact”, and the development roller 16 and the photosensitive drum 17 can be used either “contact or non-contact”, but contact development is preferable from the viewpoint of image quality. That is, in the image area of the developing roller 16, a photosensitive drum (image bearing member) 17 and a developer (two-component developer) against touch to that member is not configured other than G to the developing roller 16.
[0020]
Although not shown, a bias voltage is applied between the supply roller 14 and the developing roller 16 and between the developing roller 16 and the photosensitive drum 17 via a power source. The bias to the developing roller 16 may be “direct current” or “direct current + alternating current”, but the direct current bias is desirable from the viewpoint of cost.
[0021]
By using the developing device having such a configuration, the number of members in contact with the developing roller 16 is reduced, so that filming on the developing roller 16 and damage to the developing roller 16 can be prevented.
Further, the problem of toner sticking to the blade, which has been a problem with the conventional blade toner thin layer type developing device, is eliminated. In addition, since a gap is formed between the doctor blade 15 and the supply roller 14, the toner does not adhere.
Furthermore, the supply roller 14 needs to rotate the supply roller 14 faster than the development roller 16 in order to stably supply the toner onto the development roller 16. The reason is that if the diameter of the supply roller 14 is smaller than the diameter of the developing roller 16, the toner supply becomes insufficient, and an afterimage or a decrease in image density as described later at (3) the developing roller 16 occurs.
[0022]
(2) Developer G
The developer G is composed of toner T and carrier C. The toner T is a mixture of a resin such as polyester, polyol, styrene acrylic, and a charge control agent (CCA) and a colorant. The fluidity is increased by adding substances such as these. The particle size of the additive is usually in the range of 0.1 to 1.5 μm. Examples of the colorant include carbon black, phthalocyanine blue, quinacridone, and carmine. The charging polarity is negative charging in the present embodiment.
As the toner T, a toner obtained by externally adding the above-mentioned type of additive to a base toner in which wax or the like is dispersed and mixed may be used.
The range of the volume average particle diameter of the toner T is preferably 3 to 12 μm, but in the present embodiment, it is 7 μm and can sufficiently cope with a high resolution image of 1200 dpi or more.
[0023]
For carrier C, a magnetic material such as iron powder, magnetite, ferrite, or the like is used as it is, or a coating layer such as a silicone resin is provided on the surface for the purpose of improving toner chargeability or preventing toner T filming. Used by coating.
The particle size of the carrier C is about 30 to 100 μm, and in the present embodiment, the carrier C of 50 μm is used. The smaller the carrier particle size, the higher the toner concentration. Therefore, the toner can be supplied stably.
[0024]
Further, in this system, the toner supply performance is improved by making the supply roller 14 rotate faster than the developing roller 16, but if the supply roller 14 rotates fast, a problem such as toner scattering occurs. If the toner density can be increased, the rotation speed of the supply roller 14 can be decreased. In order to stably supply the toner T from the toner supply roller 14 to the developing roller 16, the carrier resistance at an electric field strength of 2.2 × 10 4 V / cm needs to be 1.0 × 10 8 to 1.0 × 10 10 Ω. It becomes. As shown in FIG. 2, the carrier resistance is measured by applying a voltage of 200 V between the doctor blade 15 and the aluminum sleeve (supply roller 14), rotating at 600 r / min, and determining the resistance value after 5 minutes as the carrier resistance. did.
[0025]
(3) Developing roller 16
As shown in FIG. 1B, the developing roller 16 used in the present embodiment forms an elastic layer (rubber layer) 16b on a metal core shaft (core metal) 16a, and a coating layer (surface layer). 16c is provided.
As the elastic layer 16b, for example, a known rubber or elastomer such as ethylene propylene rubber, butadiene rubber, nitrile rubber, styrene rubber, isoprene rubber, silicone rubber, urethane rubber or foam can be used. As the hardness, in order to improve the dot reproducibility of the image, it is better that the nip width is not too wide, and the hardness for that purpose is preferably 25 to 50 degrees in JIS-A hardness.
[0026]
The surface layer 16c having a film thickness of 10 to 30 μm is formed by applying various known coatings such as a dip method, spray coating, and roll cotoner around the elastic layer 16b.
The important characteristics of the developing roller 16 as used in the present invention are electrical characteristics (resistance, capacity). With the recent longevity of the system (especially the photosensitive drum), there has been an attempt to reduce the deterioration of the photosensitive drum by lowering the charging potential, and accordingly, the developing bias has to be set low. Furthermore, in order to change from multivalue to binary, high development γ is required. In order to meet this requirement, the resistance of the developing roller is set to a low resistance that is different from the conventional medium resistance region. In order to obtain conductivity, a conductive agent such as carbon black or metal oxide is added.
A method for measuring the resistance of the developing roller 16 is shown in FIG. In FIG. 3, reference numeral 23 is an ohmmeter, and 24 is a metal electrode.
[0027]
(4) Examples and Comparative Examples FIG. 4 shows carrier characteristics (resistance) used in Examples and Comparative Examples. For toner T constituting developer G, a polyester resin is used as a base material. FIG. 5 shows the characteristics of the developing roller 16 used in the examples and comparative examples.
In the developing roller 16, an elastic layer 16b of urethane elastomer was formed on a cored bar 16a by a one-shot method using polyol and isocyanate in which carbon black was dispersed. Thereafter, the elastic layer 16b having a thickness of 4 mm was obtained by adjusting to φ16 or φ20 mm by outer diameter grinding. Thereafter, a melamine resin was added as a curing agent to a water-based urethane paint in which carbon black was dispersed, and a coating layer having a thickness of 10 to 20 μm was applied by a spray coating method, followed by heat curing at 130 ° C. for 1 hour.
The resistance was adjusted by adjusting the amount of carbon black added to the polyol and the amount of carbon black added to the water-based urethane coating.
[0028]
The diameter of the supply roller 14 used in the examples and comparative examples is shown below.
Supply roller 1: φ18mm, Supply roller 2: φ20mm
The supply roller 14 has a magnet fixed inside, and has a structure in which a non-magnetic non-magnetic sleeve is rotatably disposed on the outer periphery thereof (not shown). In the present embodiment, the sleeve is made of aluminum and has a V-groove (not shown) in order to improve the transportability of the developer G.
An experiment was conducted using a combination of the carrier C, the developing roller 16 and the supply roller 14 under the conditions shown in FIGS. The evaluation items were the presence or absence of negative afterimage generation on the image and the saturation development potential. The afterimage evaluation method and the saturated development potential will be described with reference to FIGS. FIG. 6A is a test chart, and FIG. 6B is a characteristic diagram showing the relationship between the development potential and the toner adhesion amount on the photoreceptor.
FIG. 7 shows the experimental results.
[0029]
<Afterimage evaluation method>
Evaluation is performed as an afterimage rate (%).
Measure ID (reflection density) of (1) and (2) in FIG.
Afterimage ratio (%) = (▲ 1 ▼ − ▲ 2 ▼) / (▲ 1 ▼ + ▲ 2 ▼) × 100
Here, when the afterimage rate is negative, a negative afterimage is indicated, and when it is positive, a positive afterimage is indicated. The target for the afterimage rate is 2% or less.
As is apparent from FIG. 6B, when the development potential is 150 V or less, the development γ (toner adhesion amount on the photosensitive drum) is not saturated. As for the relationship between the resistance and the development γ, there is a tendency that the slope of γ becomes steep when the resistance is low, and the slope is slanted when the resistance is high. The development potential of 150V is much lower than conventional systems. By reducing the resistance, the developing bias can be lowered.
[0030]
Although the photosensitive drum is used in the above-described embodiment, the present invention can of course be applied to a belt-type photosensitive member.
[0031]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the following effects can be exhibited. According to the first aspect of the present invention, in the image area of the developing roller, the stress on the toner can be reduced by eliminating the contact member other than the latent image carrier (photosensitive drum) and the two-component developer. In addition, toner adhesion to the developing roller and toner filming can be prevented, scratches on the developing roller can be prevented, and coating layer wear can be reduced. According to the first aspect of the present invention, the difference between the surface potential of the image portion on the photosensitive drum (latent image carrier) and the developing bias is 150 V or less, and the toner adhesion amount on the photosensitive drum is saturated. By doing so, leakage to the photosensitive drum does not occur despite the low resistance roller. Low potential binary development can be achieved. Since the charging potential of the photosensitive drum can be lowered, the life of the photosensitive drum can be extended. Furthermore, according to the first aspect of the present invention, when the actual resistance of the surface layer when measured in the roller surface direction with an applied voltage of 1 V is 1.0 × 10 8 Ω or less, the development potential is 150 V or less. The toner adhesion amount on the electrostatic latent image can be saturated. As a result, the developing bias can be set low, leading to a long life of the photosensitive drum (latent image carrier). Furthermore, according to the first aspect of the present invention, the volume resistance when measured in the circumferential direction of the roller with an applied voltage of 1 V is set to 2.2 × 10 3 Ω · cm or more and 1.0 × 10 7 Ω · cm or less. The toner adhesion amount on the electrostatic latent image can be saturated with a developing potential of 150 V or less. As a result, the developing bias can be set low, leading to a long life of the photosensitive drum (latent image carrier). According to the second aspect of the present invention, the toner supply performance from the supply roller to the developing roller is improved by setting the carrier resistance at an electric field strength of 2.2 × 10 4 V / cm to 1.0 × 10 8 to 1.0 × 10 10 Ω. Since it can be increased, afterimages on the image can be prevented.
[0032]
According to the third aspect of the invention, the carrier has an average particle diameter of 70 μm or less and the surface thereof is coated with a polymer having a polarity opposite to the charging polarity of the toner, thereby increasing the toner concentration and supplying the developing roller to the developing roller. The toner supply performance can be improved and the rotation speed of the supply roller can be reduced. Further, the coating on the carrier surface can improve the toner charging property and can prevent spent (toner filming) on the carrier .
[0033]
According to the fourth aspect of the present invention, since the ratio of the developing roller diameter (Rd) to the toner supply roller diameter (Rs) is set to Rs / Rd> 1, stable toner supply from the supply roller to the development roller can be achieved. In addition, it is possible to prevent a decrease in image density and an afterimage.
[Brief description of the drawings]
1A and 1B are diagrams showing an embodiment of the present invention, in which FIG. 1A is a side sectional view of a developing device, and FIG. 1B is an enlarged sectional view of a developing roller;
FIG. 2 is a diagram showing a carrier resistance measurement method in the embodiment;
FIG. 3 is a diagram illustrating a developing roller resistance measurement method according to the embodiment;
FIG. 4 is a diagram showing carrier data in the embodiment.
FIG. 5 is a diagram showing development roller data in the embodiment;
6A is a diagram showing a test chart in the same embodiment, and FIG. 6B is a diagram graphing experimental results.
FIG. 7 is a diagram showing experimental result data in the embodiment.
FIG. 8 is a side sectional view of a conventional non-magnetic one-component toner developing device.
[Explanation of symbols]
C ... Carrier G ... Developer (two-component developer)
T ... Toner 1 ... Case 2 ... Toner stirring member 3 ... Supply roller 4 ... Developing roller 5 ... Toner layer forming member 6 ... Photoconductor drum 7 ... Bias power supply 11 ... Toner supply unit 12 ... First toner stirring member 13 ... First 2 toner agitating member 14 ... supply roller 15 ... doctor blade 16 ... developing roller 16a ... core shaft 16b ... elastic layer 16c ... surface layer 17 ... photosensitive drum 18 ... bias power supply 19 ... ammeter 21 ... toner supply & thin layer formation Part 22 ... Developing part 23 ... Resistance meter 24 ... Metal electrode 30 ... Test chart

Claims (4)

表面にトナーを担持し、潜像担持体に対向する現像領域に搬送する現像ローラと、トナーとキャリアとを含む二成分現像剤を担持して前記現像ローラに対向するトナー供給領域に搬送し、前記二成分現像剤からトナーのみを前記現像ローラに供給するトナー供給ローラとを備えた現像装置において、
前記現像ローラは、表面層と弾性層とを有し、
前記表面層の実抵抗は、1Vの印加電圧で現像ローラ表面方向に測定した場合に、1.0×10Ω以下であり、且つ、前記弾性層の実抵抗よりも小さく、
前記現像ローラの体積抵抗は、1Vの印加電圧で現像ローラ周方向に測定した場合に、5.5×10 Ω・cm以上1.0×10 Ω・cm以下であり、
前記潜像担持体および二成分現像剤を除いては、前記現像ローラの画像領域に接触する部材が無く、
前記現像ローラを用いた場合に、前記潜像担持体上の画像部の表面電位と現像バイアスの差が150V以下で当該潜像担持体上のトナー付着量が飽和することを特徴とする現像装置。
A toner is carried on the surface and conveyed to a development region facing the latent image carrier, and a two-component developer containing toner and carrier is carried and conveyed to a toner supply region facing the development roller. A developing device including a toner supply roller that supplies only the toner from the two-component developer to the developing roller;
The developing roller has a surface layer and an elastic layer,
The actual resistance of the surface layer is 1.0 × 10 8 Ω or less when measured in the direction of the developing roller surface with an applied voltage of 1 V, and is smaller than the actual resistance of the elastic layer,
The volume resistance of the developing roller is 5.5 × 10 3 Ω · cm or more and 1.0 × 10 7 Ω · cm or less when measured in the circumferential direction of the developing roller with an applied voltage of 1 V ,
Except for the latent image carrier and the two-component developer, there is no member that contacts the image area of the developing roller,
When the developing roller is used, the difference between the surface potential of the image portion on the latent image carrier and the developing bias is 150 V or less, and the toner adhesion amount on the latent image carrier is saturated. .
請求項1記載の現像装置において、前記二成分現像剤のキャリアの抵抗は、2.2×104V/cmの電界強度で1.0×108〜1.0×1010Ωであることを特徴とする現像装置。2. The developing device according to claim 1, wherein the resistance of the carrier of the two-component developer is 1.0 × 10 8 to 1.0 × 10 10 Ω at an electric field strength of 2.2 × 10 4 V / cm. . 請求項2記載の現像装置において、前記二成分現像剤のキャリアは、平均粒径が70μm以下で、表面がトナーの帯電極性と逆極性の高分子でコーティングされていることを特徴とする現像装置。  3. The developing device according to claim 2, wherein the carrier of the two-component developer has an average particle size of 70 [mu] m or less and the surface is coated with a polymer having a polarity opposite to the charged polarity of the toner. . 請求項1記載の現像装置において、前記現像ローラ直径(Rd)とトナー供給ローラ直径(Rs)の比は、Rs/Rd>1であることを特徴とする現像装置。  2. The developing device according to claim 1, wherein a ratio of the developing roller diameter (Rd) to the toner supply roller diameter (Rs) is Rs / Rd> 1.
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