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JP4476955B2 - シェーディング補正回路とその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、CCDやCMOSセンサなどの撮像素子から取り込んだ画像データのシェーディング特性を補正するシェーディング補正回路およびその制御方法に関する。
図17に示すシェーディング補正回路100は、アドレス生成手段102と、アドレス変換手段103、記憶手段104と、演算手段105とを備える。アドレス生成手段102により、画像領域の各撮像素子から入力される画像データについて主走査方向と副走査方向のいずれか一方のアドレスが生成される。アドレス変換手段103において、入力されるモード選択信号MAに応じた所定の変換モードでアドレス生成手段102のアドレスが変換される。また、記憶手段104には、アドレス変換手段103のアドレスに対応する補正係数が格納されており、演算手段105では、アドレス変換手段103のアドレスに基づいて記憶手段104から読み出された補正係数と、撮像素子から入力される画像データとを用いてシェーディング補正のための演算が行われる。この場合、画像領域における画像データ毎の補正係数を記憶する必要がないため、シェーディング補正のために用いる記憶容量が抑制される。また、各画像データに対して主走査方向または副走査方向のシェーディング特性に応じた適切な補正係数を反映させることが可能となる。
特開2004−320645
CCDなど撮像素子から読み取った画像データのシェーディング特性は、周辺部においては、画素の位置に対する特性の変化の傾きが大きく、中心部においては、画素の位置に対する特性の変化の傾きが小さくなっている。これにより、シェーディング特性を補正するための補正係数は、周辺部ほど高い精度が必要とされ、中心部ではさほど高い精度は必要とされない。すなわち、中心部における補正係数のビット長は、周辺部よりも短くともよいこととなる。
しかしながら、特許文献1のシェーディング補正回路1において、格納される補正係数は、周辺部の精度に合わせて、中心部の精度も周辺部と同じビット長で格納されている。すなわち、中心部の補正係数のビット長は、必要以上のビット長となり、必要以上に補正係数格納領域を占有することとなるため問題である。
本発明は前記背景技術の課題に鑑みてなされたものであって、シェーディング補正のための補正係数のビット長を最適化して格納し、補正係数のデータ量の縮小をはかることができるシェーディング補正回路を提供することを目的とする。
その解決手段は、水平方向と、水平方向に直交する垂直方向とに画素が配置される画像データに対して、水平方向または垂直方向のうち少なくともいずれか一方の方向にシェーディング特性の補正を行うシェーディング補正回路であって、前記画素位置に応じた、所定ビット長の補正係数を備え、前記補正係数は、前記画像データの中心部よりも周辺部のビット長が長くされてなることを特徴とするシェーディング補正回路である。
また他の解決手段は、水平方向と、水平方向に直交する垂直方向とに画素が配置される画像データに対して、水平方向または垂直方向のうち少なくともいずれか一方の方向にシェーディング特性の補正を行うシェーディング補正回路の制御方法であって、前記画素位置に応じて、所定ビット長の補正係数を決定するステップと、前記補正係数に基づきシェーディング補正するステップと、を備え、前記補正係数は、前記画像データの中心部よりも周辺部のビット長が長くされてなることを特徴とするシェーディング補正回路の制御方法である。
本発明のシェーディング補正回路では、補正係数は画像データの中心部よりも周辺部のビット長が長くされている。これにより、中心部における補正係数のビット長は、周辺部よりも短くともよいというシェーディング特性に合致して、補正係数のデータ量を縮小することができる。
本発明を適用することにより、シェーディング補正のための補正係数のビット長を最適化して格納し、補正係数のデータ量の縮小をはかることができるシェーディング補正回路を提供することができる。
以下、本発明の実施にかかる半導体記憶装置について具体化した実施形態を図1〜図16を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本実施形態にかかるシェーディング補正回路10の構成を示すブロック図である。
シェーディング補正回路10は、画素データPD、クロック信号PCLK、水平同期信号HDおよび垂直同期信号VDを入力とし、補正係数RAM21に予め格納されるシェーディング補正係数に基づき、画素データPDのシェーディング特性の補正を行う回路の一例である。
シェーディング補正回路10は、補正係数RAM21と、図示しないCPUのレジスタ値22と、水平方向カウンタ23と、第1領域判定部24と、第1アドレス生成部25と、第1補正係数取得部26と、垂直方向カウンタ27と、第2領域判定部28と、第2アドレス生成部29と、アドレスセレクタ30と、第2補正係数取得部31と、補正演算部32と、を備えている。また、シェーディング補正回路10の構成部分の一部は図示しないCPUにより制御される。
図2は、補正係数RAM21の内容を示す説明図である。
補正係数を格納する補正係数RAM21は、公知のRAMからなり、その記憶領域上に、水平方向の補正係数である水平補正係数HHKが格納される第1格納領域21Aと、垂直方向の補正係数である垂直補正係数VHKが格納される第2格納領域21Bとが設定されている。本実施形態において、第1格納領域21Aは、水平方向補正係数先頭アドレスHADR=000hからアドレス007hに設定され、第2格納領域21Bは、垂直方向補正係数先頭アドレスVADR=100hからアドレス105hに設定されている。
さらに、第1格納領域21Aは、アドレス000h〜002hの水平領域HA0と、アドレス003h〜004hの水平領域HA1と、アドレス005h〜007hの水平領域HA2とに分割されている。水平領域HA0には、ビット長HBIT0=12ビットで3個の補正係数が格納され、水平領域HA1には、ビット長HBIT1=4ビットで6個の補正係数が格納され、水平領域HA2には、ビット長HBIT2=12ビットで3個の補正係数が格納されている。すなわち、水平方向画素数HW=12画素に対応して12個の補正係数が格納されていることになる。
本実施形態では、補正係数RAM21のビット長(12ビット)が、各領域のビット長(4ビット、6ビット、12ビット)の約数となる関係であり、かつ、補正係数RAM21のワード境界が各領域の境界と一致する場合が例示されている。
また、第2格納領域21Bは、アドレス100h〜101hの垂直領域VA0と、アドレス102h〜103hの垂直領域VA1と、アドレス104h〜105hの垂直領域VA2とに分割されている。垂直領域VA0には、ビット長VBIT0=12ビットで2個の補正係数が格納され、垂直領域VA1には、ビット長VBIT1=6ビットで4個の補正係数が格納され、垂直領域VA2には、ビット長VBIT2=12ビットで2個の補正係数が格納されている。すなわち、垂直方向画素数VW=8画素に対応して8個の補正係数が格納されていることになる。
図3は、レジスタ値22の内容の一例を示す説明図である。レジスタ値22には、シェーディング補正の対象となる画像データの大きさや特性に応じて、後述する各処理フローにおいて参照される各設定値が格納されている。
垂直方向の画素数を示す垂直方向画素数VWには8画素が、水平方向の画素数を示す水平方向画素数HWには12画素が格納されている。
先頭画素から垂直領域VA1までの垂直方向の画素数を示す垂直方向境界値VB0には2画素が、先頭画素から垂直領域VA2までの垂直方向の画素数を示す垂直方向境界値VB1には6画素が格納されている。
先頭画素から水平領域HA1までの水平方向の画素数を示す水平方向境界値HB0には3画素が、先頭画素から水平領域HA2までの水平方向の画素数を示す水平方向境界値HB1には9画素が格納されている。
垂直領域VA0に格納される補正係数のビット長を示すビット長VBIT0には12ビットが、垂直領域VA1に格納される補正係数のビット長を示すビット長VBIT1には6ビットが、垂直領域VA2に格納される補正係数のビット長を示すビット長VBIT2には12ビットが格納されている。
水平領域HA0に格納される補正係数のビット長を示すビット長HBIT0には12ビットが、水平領域HA1に格納される補正係数のビット長を示すビット長HBIT1には4ビットが、水平領域HA2に格納される補正係数のビット長を示すビット長HBIT2には12ビットが格納されている。
第2格納領域21Bの先頭アドレスを示す垂直方向補正係数先頭アドレスVADRには100hが、第1格納領域21Aの先頭アドレスを示す水平方向補正係数先頭アドレスHADRには000hが格納されている。
図1に戻り、シェーディング補正回路10の各部の説明を続ける。
水平方向カウンタ23は、水平同期信号HDおよびクロック信号PCLKを入力とし、画素データPDの水平方向の位置を示す水平方向計数値HCTを出力する。水平方向カウンタ23は、具体的には、水平同期信号HDの入力で初期化され、クロック信号PCLKの立ち上がりエッジで計数するカウンタである。計数された水平方向計数値HCTは、第1領域判定部24に出力される。
垂直方向カウンタ27は、垂直同期信号VDおよび水平同期信号HDを入力とし、画素データPDの垂直方向の位置を示す垂直方向計数値VCTを出力する。垂直方向カウンタ27は、具体的には、垂直同期信号VDの入力で初期化され、水平同期信号HDの立ち上がりエッジで計数するカウンタである。計数された垂直方向計数値VCTは、第2領域判定部28に出力される。
第1領域判定部24では、水平方向カウンタ23からの水平方向計数値HCTが水平領域HA0〜HA2のうちいずれに属するかが判定され、対応する水平領域値Hareaの値が出力される。具体的には、水平方向計数値HCTが、レジスタ値22に格納される水平方向境界値HB0〜HB1と順次比較されることで判定がなされる。すなわち、それぞれの比較の結果、1≦水平方向計数値HCT≦水平方向境界値HB0の場合には、水平領域HA0に属すると判定されるため水平領域値Hareaに0が出力され、水平方向境界値HB0<水平方向計数値HCT≦水平方向境界値HB1の場合には、水平領域HA1に属すると判定されるため水平領域値Hareaに1が出力され、水平方向境界値HB1<水平方向計数値HCT≦垂直方向画素数VWの場合には、水平領域HA2に属すると判定されるため水平領域値Hareaに2が出力される。
これにより、本実施形態にかかるシェーディング補正回路10では、レジスタ値22に格納されるビット長HBIT0〜HBIT2を参照して、水平領域値Hareaの値から画素データPDに対応する水平補正係数HHKのビット長を容易に得ることができる。
第2領域判定部28では、垂直方向カウンタ27からの垂直方向計数値VCTが垂直領域VA0〜VA2のうちいずれに属するかが判定され、対応する垂直領域値Vareaの値が出力される。具体的には、垂直方向計数値VCTが、レジスタ値22に格納される垂直方向境界値VB0〜VB1と順次比較されることで判定がなされる。すなわち、それぞれの比較の結果、1≦垂直方向計数値VCT≦垂直方向境界値VB0の場合には、垂直領域VA0に属すると判定されるため垂直領域値Vareaに0が出力され、垂直方向境界値VB0<垂直方向計数値VCT≦垂直方向境界値VB1の場合には、垂直領域VA1に属すると判定されるため垂直領域値Vareaに1が出力され、垂直方向境界値VB1<垂直方向計数値VCT≦水平方向画素数HWの場合には、垂直領域VA2に属すると判定されるため垂直領域値Vareaに2が出力される。
これにより、本実施形態にかかるシェーディング補正回路10では、レジスタ値22に格納されるビット長VBIT0〜VBIT2を参照して、垂直領域値Vareaの値から画素データPDに対応する垂直補正係数VHKのビット長を容易に得ることができる。
第1アドレス生成部25では、第1領域判定部24の判定結果に基づき、各画素の水平方向のビット長(HBIT0〜HBIT2)が累積加算されて、補正係数RAM21への水平方向アドレスHaddrが決定される。この具体的な制御手順を図4および図5を参照して説明する。
図4および図5は第1アドレス生成部25の動作を示すフローチャートである。まず、図4の制御手順では、水平同期信号HDの入力ごとに初期化処理であるステップS1が実行される。ステップS1において、水平方向アドレスを示すレジスタ値haには水平方向補正係数先頭アドレスHADRが代入され、ビット長の累積加算値を示すレジスタ値hbit_cntには0が代入される。
図5の制御手順では、クロック信号PCLKの入力ごとに一連の処理であるステップS2〜S8が実行される。
ステップS2において、レジスタ値haの値が水平方向アドレスHaddrに出力される。例えば、画素データPDが水平方向の先頭の画素である場合には、水平方向補正係数先頭アドレスHADRである000hが出力されることとなる。
ステップS3において、第1領域判定部24の判定結果である水平領域値Hareaに基づき分岐処理が実行される。水平領域値Harea=0の場合(画素データPDが水平領域HA0に属する場合)にはステップS4に、水平領域値Harea=1の場合(画素データPDが水平領域HA1に属する場合)にはステップS5に、水平領域値Harea=2の場合(画素データPDが水平領域HA2に属する場合)にはステップS6に、それぞれ分岐する。
ステップS4において、画素データPDが水平領域HA0に属するため、水平領域HA0におけるビット長HBIT0(本例では12ビット)がレジスタ値hbit_cntに加算される。その後ステップS7に移動する。
ステップS5において、画素データPDが水平領域HA1に属するため、水平領域HA1におけるビット長HBIT1(本例では4ビット)がレジスタ値hbit_cntに加算される。その後ステップS7に移動する。
ステップS6において、画素データPDが水平領域HA2に属するため、水平領域HA2におけるビット長HBIT2(本例では12ビット)がレジスタ値hbit_cntに加算される。その後ステップS7に移動する。
ステップS7において、レジスタ値hbit_cntが12ビットであるか否かが判定される。レジスタ値hbit_cntが12ビットである場合には、ステップS8に分岐し、そうでない場合には、本制御手順を終了する。
ステップS8において、レジスタ値hbit_cntには0が代入され、レジスタ値haには1が加算される。これにより、ビット長積算値は0に初期化され、水平方向アドレスは一つ進められることとなる。
以上の制御手順により、第1アドレス生成部25では、水平同期信号HDの入力ごとに初期化され、クロック信号PCLKの入力ごとにビット長の積算値に基づき、水平方向アドレスHaddrが生成されることとなる。これにより、簡易な構成で画素データPDに対応する連続したデータにおける互いのデータ境界が連結された状態の(以後、パックされたとも言う)水平補正係数HHKが格納される水平方向アドレスHaddrを得ることができる。
第2アドレス生成部29では、第2領域判定部28の判定結果に基づき、各画素の垂直方向のビット長(VBIT0〜VBIT2)が累積加算されて、補正係数RAM21への垂直方向アドレスVaddrが決定される。この具体的な手順を図6および図7を参照して説明する。
図6および図7は第2アドレス生成部29の動作を示すフローチャートである。まず、図6の制御手順では、垂直同期信号VDの入力ごとに初期化処理であるステップS11が実行される。ステップS11において、垂直方向アドレスを示すレジスタ値vaには垂直方向補正係数先頭アドレスVADRが代入され、ビット長の累積加算値を示すレジスタ値vbit_cntには0が代入される。
図7の制御手順では、水平同期信号HDの入力ごとに一連の処理であるステップS12〜S18が実行される。
ステップS12において、レジスタ値vaの値が垂直方向アドレスVaddrに出力される。例えば、画素データPDが垂直方向の先頭の画素である場合には、垂直方向補正係数先頭アドレスVADRである100hが出力されることとなる。
ステップS13において、第2領域判定部28の判定結果である垂直領域値Vareaに基づき分岐処理が実行される。すなわち、垂直領域値Varea=0の場合(画素データPDが垂直領域VA0に属する場合)にはステップS14に、垂直領域値Varea=1の場合(画素データPDが垂直領域VA1に属する場合)にはステップS15に、垂直領域値Varea=2の場合(画素データPDが垂直領域VA2に属する場合)には、ステップS16に、それぞれ分岐する。
ステップS14において、画素データPDが垂直領域VA0に属するため、垂直領域VA0におけるビット長VBIT0(本例では12ビット)がレジスタ値vbit_cntに加算される。その後ステップS17に移動する。
ステップS15において、画素データPDが垂直領域VA1に属するため、垂直領域VA1におけるビット長VBIT1(本例では6ビット)がレジスタ値vbit_cntに加算される。その後ステップS17に移動する。
ステップS16において、画素データPDが垂直領域VA2に属するため、垂直領域VA2におけるビット長VBIT2(本例では12ビット)がレジスタ値vbit_cntに加算される。その後ステップS17に移動する。
ステップS17において、レジスタ値vbit_cntが12ビットであるか否かが判定される。レジスタ値vbit_cntが12ビットである場合には、ステップS18に分岐し、そうでない場合には、本手順を終了する。
ステップS18において、レジスタ値vbit_cntには0が代入され、レジスタ値vaには1が加算される。これにより、ビット長積算値は0に初期化され、垂直方向アドレスは一つ進められることとなる。
以上の処理手順により、第2アドレス生成部29では、垂直同期信号VDの入力ごとに初期化され、水平同期信号HDの入力ごとにビット長の積算値に基づき、垂直方向アドレスVaddrが生成されることとなる。これにより、簡易な構成で画素データPDに対応するパックされた垂直補正係数VHKが格納される垂直方向アドレスVaddrを得ることができる。
アドレスセレクタ30では、第1アドレス生成部25から出力される水平方向アドレスHaddrおよび第2アドレス生成部29から出力される垂直方向アドレスVaddrのうちいずれか有効な方が、アドレス選択信号SELにより選択され、補正係数RAM21へのアドレスaddrとして出力される。
次いで、第1補正係数取得部26について図8〜図10を参照して説明する。図8は、第1補正係数取得部26の構成を示すブロック図である。第1補正係数取得部26は、補正係数RAM21からのデータDataを入力とし、第1領域判定部24の判定に基づき得られる補正係数のビット長に応じて水平方向補正係数値hkeisuを出力する。第1補正係数取得部26は、補正係数RAM21からのデータDataを格納する下位側シフトレジスタ26Aと、下位側シフトレジスタ26Aの上位側に連結される上位側シフトレジスタ26Bとを備えている。第1補正係数取得部26では、ビット長HBITnに応じて、下位側シフトレジスタ26Aおよび上位側シフトレジスタ26Bが連結して上位側にシフトされる。また、クリア信号hsreg2cを入力とし、クリア信号hsreg2cに応じて、上位側シフトレジスタ26Bの内容である上位側レジスタ値hsreg2が0値にクリアされる。また、上位側レジスタ値hsreg2が、水平方向補正係数値hkeisuとして出力される。
第1補正係数取得部26の制御手順について、図9および図10を参照して説明する。図9の制御手順では、水平同期信号HDの入力ごとに初期化処理であるステップS21が実行される。ステップS21において、水平方向の補正係数のビット長の累積加算値を示すレジスタ値hbit_cntには0が代入される。
図10の制御手順では、クロック信号PCLKの入力ごとに一連の処理であるステップS22〜S33が実行される。
ステップS22において、レジスタ値hbit_cntが12ビットであるか否かが判定される。12ビットである(Yes)の場合には、ステップS23に進み、そうでない(No)の場合には、ステップS25に進む。
ステップS23において、レジスタ値hbit_cntには0が代入され、続いてステップS24において、補正係数RAM21からのデータDataが下位側レジスタ値hsreg1に格納される。
ステップS25において、上位側シフトレジスタ26Bにクリア信号hsreg2cが入力されて、上位側レジスタ値hsreg2が0に初期化される。
ステップS26において、第1領域判定部24の判定結果に基づき分岐処理が実行される。画素データPDが、水平領域HA0に属する場合にはステップS27に、水平領域HA1に属する場合にはステップS29に、水平領域HA2に属する場合にはステップS31にそれぞれ分岐する。
ステップS27において、レジスタ値hbit_cntにビット長HBIT0(本例では12ビット)が加算され、さらに、ステップS28において、下位側シフトレジスタ26Aおよび上位側シフトレジスタ26Bがビット長HBIT0だけ上位側にシフトされる。これにより、本例では、下位側レジスタ値hsreg1が上位側レジスタ値hsreg2にシフトされる。その後ステップS33に移動する。
ステップS29において、レジスタ値hbit_cntにビット長HBIT1(本例では4ビット)が加算され、さらに、ステップS30において、下位側シフトレジスタ26Aおよび上位側シフトレジスタ26Bがビット長HBIT1だけ上位側にシフトされる。これにより、本例では、下位側レジスタ値hsreg1の上位4ビットが上位側レジスタ値hsreg2にシフトされる。その後ステップS33に移動する。
ステップS31において、レジスタ値hbit_cntにビット長HBIT2(本例では12ビット)が加算され、さらに、ステップS32において、下位側シフトレジスタ26Aおよび上位側シフトレジスタ26Bがビット長HBIT2だけ上位側にシフトされる。これにより、本例では、下位側レジスタ値hsreg1が上位側レジスタ値hsreg2にシフトされる。その後ステップS33に移動する。
ステップS33において、上位側レジスタ値hsreg2を水平方向補正係数値hkeisuに出力する。
以上の制御手順により、第1補正係数取得部26では、水平同期信号HDの入力ごとに初期化され、クロック信号PCLKの入力ごとに水平方向補正係数値hkeisuが出力されることとなる。
これにより、本実施形態にかかるシェーディング補正回路10では、下位側シフトレジスタ26Aおよび上位側シフトレジスタ26Bの組み合わせといった簡易な構成で、パックされた水平補正係数HHKから、水平方向補正係数値hkeisuを一つずつ取り出すための回路を構成することができる。
次いで、第2補正係数取得部31について図11〜図13を参照して説明する。図11は、第2補正係数取得部31の構成を示すブロック図である。第2補正係数取得部31は、補正係数RAM21からのデータDataを入力とし、第2領域判定部28の判定に基づき得られる補正係数のビット長に応じて垂直方向補正係数値vkeisuを出力する。第2補正係数取得部31は、補正係数RAM21からのデータDataを格納する下位側シフトレジスタ31Aと、下位側シフトレジスタ31Aの上位側に連結される上位側シフトレジスタ31Bとを備えている。第2補正係数取得部31では、ビット長VBITnに応じて、下位側シフトレジスタ31Aおよび上位側シフトレジスタ31Bが連結して上位側にシフトされる。また、クリア信号vsreg2cを入力とし、クリア信号vsreg2cに応じて、上位側シフトレジスタ31Bの内容である上位側レジスタ値vsreg2が0値にクリアされる。また、上位側レジスタ値vsreg2が、垂直方向補正係数値vkeisuとして出力される。
第2補正係数取得部31の制御手順について、図12および図13を参照して説明する。図12の制御手順では、垂直同期信号VDの入力ごとに初期化処理であるステップS41が実行される。ステップS41において、水平方向の補正係数のビット長の累積加算値を示すレジスタ値vbit_cntには0が代入される。
図13の制御手順では、水平同期信号HDの入力ごとに一連の処理であるステップS42〜S53が実行される。
ステップS42において、レジスタ値vbit_cntが12ビットであるか否かが判定される。12ビットである(Yes)の場合には、ステップS43に進み、そうでない(No)の場合には、ステップS45に進む。
ステップS43において、レジスタ値vbit_cntには0が代入され、続いてステップS44において、補正係数RAM21からのデータDataが下位側レジスタ値vsreg1に格納される。
ステップS45において、上位側シフトレジスタ31Bにクリア信号vsreg2cが入力されて、上位側レジスタ値vsreg2が0に初期化される。
ステップS46において、第2領域判定部28の判定結果に基づき分岐処理が実行される。画素データPDが、水平領域HA0に属する場合にはステップS47に、水平領域HA1に属する場合にはステップS49に、水平領域HA2に属する場合にはステップS51にそれぞれ分岐する。
ステップS47において、レジスタ値vbit_cntにビット長VBIT0(本例では12ビット)が加算され、さらに、ステップS48において、下位側シフトレジスタ31Aおよび上位側シフトレジスタ31Bがビット長VBIT0だけ上位側にシフトされる。これにより、本例では、下位側レジスタ値vsreg1が上位側レジスタ値vsreg2にシフトされる。その後ステップS53に移動する。
ステップS49において、レジスタ値vbit_cntにビット長VBIT1(本例では4ビット)が加算され、さらに、ステップS50において、下位側シフトレジスタ31Aおよび上位側シフトレジスタ31Bがビット長VBIT1だけ上位側にシフトされる。これにより、本例では、下位側レジスタ値vsreg1の上位4ビットが上位側レジスタ値vsreg2にシフトされる。その後ステップS53に移動する。
ステップS51において、レジスタ値vbit_cntにビット長VBIT2(本例では12ビット)が加算され、さらに、ステップS52において、下位側シフトレジスタ31Aおよび上位側シフトレジスタ31Bがビット長VBIT2だけ上位側にシフトされる。これにより、本例では、下位側レジスタ値vsreg1が上位側レジスタ値vsreg2にシフトされる。その後ステップS53に移動する。
ステップS53において、上位側レジスタ値vsreg2を垂直方向補正係数値vkeisuに出力する。
以上の制御手順により、第2補正係数取得部31では、垂直同期信号VDの入力ごとに初期化され、水平同期信号HDの入力ごとに垂直方向補正係数値vkeisuが出力されることとなる。
これにより、本実施形態にかかるシェーディング補正回路10では、下位側シフトレジスタ31Aおよび上位側シフトレジスタ31Bの組み合わせといった簡易な構成で、パックされた垂直補正係数VHKから、垂直方向補正係数値vkeisuを一つずつ取り出すための回路を構成することができる。
図1に戻り、補正演算部32について説明する。補正演算部32は、第1補正係数取得部26の出力である水平方向補正係数値hkeisuおよび第2補正係数取得部31の出力である垂直方向補正係数値vkeisuに基づき、画素データPDに対してシェーディング補正の補正演算を行う部分である。本実施形態では、画素データPD、水平方向補正係数値hkeisuおよび垂直方向補正係数値vkeisuをそれぞれ加算して、補正画素データPOを出力する。
次いで、図14および図15を参照してシェーディング補正回路10の動作について説明する。
(1)において、垂直同期信号VDがローレベルに遷移すると、垂直方向カウンタ27は初期化され、垂直方向計数値VCTに0が出力される。
(3)において、水平同期信号HDがローレベルに遷移すると、水平方向カウンタ23は初期化され、水平方向計数値HCTに0が出力される。
(4)において、水平方向カウンタ23は、クロック信号PCLKの立ち上がりエッジでカウントアップされ、水平方向計数値HCTに1が出力される。また、垂直方向カウンタ27は、水平同期信号HDの立ち上がりエッジでカウントアップされ、垂直方向計数値VCTに1が出力される。このとき、垂直領域値Varea=0となり、垂直方向アドレスVaddrに100hが出力される。また、アドレス選択信号SELが垂直方向アドレスVaddrを選択する状態となるため、補正係数RAM21のアドレスaddrに100hが出力される。また、レジスタ値vbit_cntにはビット長VBIT0=12が代入されるが、レジスタ値vaを101hに更新して、レジスタ値vbit_cnt=0とされる。
本実施形態では、補正係数RAM21に垂直補正係数VHKおよび水平補正係数HHKを格納しているため、水平補正係数HHKの読み出しに当り、垂直補正係数VHK読み出しサイクル分のウェイトが挿入される。従って、(5)において、水平領域値Harea=0が認識され、水平方向アドレスHaddrに0hが出力される。また、アドレス選択信号SELが水平方向アドレスHaddrを選択する状態となるため、補正係数RAM21のアドレスaddrに0hが出力される。また、レジスタ値hbit_cntにはビット長HBIT0=12が代入されるが、レジスタ値haを1hに更新してレジスタ値hbit_cnt=0とされる。
また、補正係数RAM21からアドレスaddr=100hに格納されるデータData=400が読み出され、垂直方向補正係数値vkeisuに400が設定される。
(6)において、補正係数RAM21からアドレスaddr=0hに格納されるデータData=40が読み出され、水平方向補正係数値hkeisuに40が設定される。
補正演算部32では、画素データPD2に水平方向補正係数値hkeisuおよび垂直方向補正係数値vkeisuを加算した値、“a+400+40”が補正画素データPOに出力される。ここで、画素データPD2は、補正係数RAM21からの垂直補正係数VHKおよび水平補正係数HHKの読み出しに合わせて、画素データPDを2クロック分遅延させたデータ信号である。以後(7)〜(8)もこれと同様の制御がなされる。
(8)において、水平領域値Harea=1となった後、(9)において、補正係数RAM21から水平補正係数HHKとして“10,1,0”が読み出される。ビット長HBIT1=4であるため、第1補正係数取得部26において4ビット上位シフトされ、水平方向補正係数値hkeisuに10が出力される。補正演算部32では補正演算がなされ、補正画素データPOに“d+400+10”が出力される。以後、(10)〜(14)についてもこれと同様の制御がなされる。
(14)において、水平領域値Harea=2となった後、(15)において、補正係数RAM21から水平補正係数HHKとして21が読み出される。ビット長HBIT2=12であるため、第1補正係数取得部26において12ビット上位シフトされ、水平方向補正係数値hkeisuに21が出力される。補正演算部32では補正演算がなされ、補正画素データPOに“j+400+21”が出力される。以後、(16)〜(17)においてもこれと同様の制御がなされ、(18)以降は、垂直方向アドレスVaddrを101hとして、(5)以降と同様の制御がなされる。
図16は、以上のシェーディング補正回路10によりシェーディング補正する画像データと各補正係数との関係を示している。本実施形態にかかるシェーディング補正回路10では、水平補正係数HHKについて、特性の変化の傾きが大きいためビット長を必要とする周辺領域、すなわち、水平領域HA0および水平領域HA2において12ビットのビット長とし、特性の変化の傾きが小さいためビット長を必要としない中心領域、すなわち、水平領域HA1において4ビットのビット長としている。従来技術では、水平補正係数HHKを全て同じビット長、例えば、12ビット長としていた。この場合には、水平補正係数HHKを格納する領域が12ワード必要となっていた。これに対して、シェーディング補正回路10では、水平補正係数HHKを格納する領域を8ワード(1ワード=12ビット)で済ませることができるため、従来技術に比して、より小さい格納領域で済ませることができる。これと同様に垂直補正係数VHKを格納する領域についても、垂直補正係数VHKを一律12ビットとした場合の従来技術では8ワード必要であったのに対し、シェーディング補正回路10では、6ワードで済ませることができ、垂直補正係数VHKを格納する領域についても、より小さい格納領域で済ませることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、本実施形態にかかるシェーディング補正回路10の補正演算部32では、画素データPDに対して、水平方向補正係数値hkeisuおよび垂直方向補正係数値vkeisuを加算して補正演算を行なっているが、画素データPDに対して、水平方向補正係数値および垂直方向補正係数値を減算、乗算あるいは除算により補正演算を行う場合にも、本発明を適用することができる。
また、本実施形態のシェーディング補正回路10では、水平方向および垂直方向にシェーディング補正を行っているが、水平方向または垂直方向のうち一方向にシェーディング補正を行う場合にも、本発明を適用することができる。
さらに、本実施形態のシェーディング補正回路10では、補正係数RAM21に水平補正係数HHKの領域および垂直補正係数VHKの領域を割り当てているが、別々の記憶装置にそれぞれの領域を割り当てた場合にも、本発明を適用できる。また、記憶装置として、RAM以外にROM、フラッシュメモリやハードディスク装置などであっても適用できることは言うまでもない。
また、本実施形態のシェーディング補正回路10では、水平補正係数HHKおよび垂直補正係数VHKの領域をそれぞれ3分割した場合を例示したが、他の分割数、例えば4分割や5分割した場合であっても本発明を適用することができる。
さらに、本実施形態のシェーディング補正回路10では、水平補正係数HHKおよび垂直補正係数VHKの各ビット長(4ビット、6ビット、12ビット)が補正係数RAM21のビット長(12ビット)の約数となる関係になる場合を例示しているが、必ずしもこの関係を満たす必要はなく、例えば、補正係数RAM21のビット長(12ビット)に対して、各補正係数のビット長が8ビットや10ビットなどである場合についても本発明を適用することができる。また、各補正係数のビット長が補正係数RAM21のビット長よりも大きくなる場合であっても本発明を適用することができる。
なお、水平補正係数および垂直補正係数は補正係数の一例、第1格納領域および第2格納領域21は格納部の一例、第1アドレス生成部および第2アドレス生成部はアドレス生成部の一例、第1領域判定部および第2領域判定部は領域判定部の一例である。
ここで、本発明の技術思想により、背景技術における課題を解決するための手段を以下に列記する。
(付記1) 水平方向と、水平方向に直交する垂直方向とに画素が配置される画像データに対して、水平方向または垂直方向のうち少なくともいずれか一方の方向にシェーディング特性の補正を行うシェーディング補正回路であって、前記画素位置に応じた、所定ビット長の補正係数を備え、前記補正係数は、前記画像データの中心部よりも周辺部のビット長が長くされてなることを特徴とするシェーディング補正回路。
(付記2) 付記1に記載のシェーディング補正回路であって、連続したデータにおける互いのデータ境界が連結された状態の前記補正係数を格納する格納部を備えることを特徴とするシェーディング補正回路。
(付記3) 付記2に記載のシェーディング補正回路であって、前記補正係数ごとのビット数情報の累積加算値に基づき、前記格納部に対するアドレスを生成するアドレス生成部を備えることを特徴とするシェーディング補正回路。
(付記4) 付記2に記載のシェーディング補正回路であって、前記格納部からの読み出しデータを保持する下位側シフトレジスタと、前記下位側シフトレジスタの上位側に連結される上位側シフトレジスタと、を備え、前記下位側シフトレジスタにおいて、前記格納部からの読み出しデータが保持された後、前記下位側シフトレジスタおよび前記上位側シフトレジスタにおいて、保持された内容が前記補正係数のビット数情報のビット数分だけ上位側に連結してシフトされ、前記上位側シフトレジスタのデータが出力されることを特徴とするシェーディング補正回路。
(付記5) 付記1に記載のシェーディング補正回路であって、前記補正係数は、前記水平方向または垂直方向に複数に分割される領域ごとに、前記画像データの中心部よりも周辺部のビット長が長くされてなることを特徴とするシェーディング補正回路。
(付記6) 付記5に記載のシェーディング補正回路であって、前記領域の境界を示す領域境界情報を格納する境界情報格納部と、前記領域と前記補正係数のビット長との関係を示すビット数参照情報を格納する参照情報格納部と、前記境界情報格納部を参照して、前記画素が含まれる領域を判定する領域判定部と、前記領域判定部の判定結果と前記ビット数参照情報とからビット数情報を取得する参照部と、を備えるシェーディング補正回路。
(付記7) 水平方向と、水平方向に直交する垂直方向とに画素が配置される画像データに対して、水平方向または垂直方向のうち少なくともいずれか一方の方向にシェーディング特性の補正を行うシェーディング補正回路の制御方法であって、前記画素位置に応じて、所定ビット長の補正係数を決定するステップと、前記補正係数に基づきシェーディング補正するステップと、を備え、前記補正係数は、前記画像データの中心部よりも周辺部のビット長が長くされてなることを特徴とするシェーディング補正回路の制御方法。
(付記8) 付記7に記載のシェーディング補正回路の制御方法であって、前記シェーディング補正回路は、格納部を有し、連続したデータにおける互いのデータ境界が連結された状態の前記補正係数を前記格納部に格納するステップを備えることを特徴とするシェーディング補正回路の制御方法。
(付記9) 付記8に記載のシェーディング補正回路の制御方法であって、前記補正係数ごとのビット数情報の累積加算値に基づき、前記格納部に対するアドレスを生成するステップを備えることを特徴とするシェーディング補正回路の制御方法。
(付記10) 付記8に記載のシェーディング補正回路の制御方法であって、前記シェーディング補正回路は、前記格納部からの読み出しデータを保持する下位側シフトレジスタと、前記下位側シフトレジスタの上位側に連結される上位側シフトレジスタと、を有し、前記下位側シフトレジスタに前記格納部からの読み出しデータを保持するステップと、前記下位側シフトレジスタおよび前記上位側シフトレジスタを前記補正係数のビット数情報のビット数分だけ上位側に連結してシフトするステップと、前記上位側シフトレジスタのデータを出力するステップと、を備えることを特徴とするシェーディング補正回路の制御方法。
(付記11) 付記7に記載のシェーディング補正回路の制御方法であって、前記補正係数は、前記水平方向または垂直方向に複数に分割される領域ごとに、前記画像データの中心部よりも周辺部のビット長が長くされてなることを特徴とするシェーディング補正回路の制御方法。
(付記12) 付記11に記載のシェーディング補正回路の制御方法であって、前記シェーディング補正回路は、前記領域の境界を示す領域境界情報を格納する境界情報格納部と、前記領域と前記補正係数のビット長との関係を示すビット数参照情報を格納する参照情報格納部と、を有し、前記境界情報格納部を参照して、前記画素が含まれる領域を判定するステップと、前記領域を判定するステップの判定結果と前記ビット数参照情報とからビット数情報を取得するステップと、を備えるシェーディング補正回路の制御方法。
実施形態にかかるシェーディング補正回路の構成を示すブロック図である。 補正係数RAMの内容を示す説明図である。 レジスタの内容を示す説明図である。 第1アドレス生成部の動作を示すフローチャートである。 第1アドレス生成部の動作を示すフローチャートである。 第2アドレス生成部の動作を示すフローチャートである。 第2アドレス生成部の動作を示すフローチャートである。 第1補正係数取得部の構成を示すブロック図である。 第1補正係数取得部の動作を示すフローチャートである。 第1補正係数取得部の動作を示すフローチャートである。 第2補正係数取得部の構成を示すブロック図である。 第2補正係数取得部の動作を示すフローチャートである。 第2補正係数取得部の動作を示すフローチャートである。 シェーディング補正回路の動作を示すタイミングチャートである。 シェーディング補正回路の動作を示すタイミングチャートである。 画像データと補正係数の関係を示す説明図である。 従来技術のシェーディング補正回路の構成を示すブロック図である。
符号の説明
シェーディング補正回路10
補正係数RAM21
第1領域判定部24
第1アドレス生成部25
第1補正係数取得部26
第2領域判定部28
第2アドレス生成部29
第2補正係数取得部31
補正演算部32

Claims (10)

  1. 水平方向と、水平方向に直交する垂直方向とに画素が配置される画像データに対して、水平方向または垂直方向のうち少なくともいずれか一方の方向にシェーディング特性の補正を行うシェーディング補正回路であって、
    前記画素位置に応じた、所定ビット長の補正係数を備え、
    前記補正係数は、前記画像データの中心部よりも周辺部のビット長が長くされてなることを特徴とするシェーディング補正回路。
  2. 請求項1に記載のシェーディング補正回路であって、
    連続したデータにおける互いのデータ境界が連結された状態の前記補正係数を格納する格納部を備える
    ことを特徴とするシェーディング補正回路。
  3. 請求項2に記載のシェーディング補正回路であって、
    前記補正係数ごとのビット数情報の累積加算値に基づき、前記格納部に対するアドレスを生成するアドレス生成部を備えることを特徴とするシェーディング補正回路。
  4. 請求項2に記載のシェーディング補正回路であって、
    前記格納部からの読み出しデータを保持する下位側シフトレジスタと、
    前記下位側シフトレジスタの上位側に連結される上位側シフトレジスタと、
    を備え、
    前記下位側シフトレジスタにおいて、前記格納部からの読み出しデータが保持された後、前記下位側シフトレジスタおよび前記上位側シフトレジスタにおいて、保持された内容が前記補正係数のビット数情報のビット数分だけ上位側に連結してシフトされ、前記上位側シフトレジスタのデータが出力される
    ことを特徴とするシェーディング補正回路。
  5. 請求項1に記載のシェーディング補正回路であって、
    前記補正係数は、前記水平方向または垂直方向に複数に分割される領域ごとに、前記画像データの中心部よりも周辺部のビット長が長くされてなる
    ことを特徴とするシェーディング補正回路。
  6. 請求項5に記載のシェーディング補正回路であって、
    前記領域の境界を示す領域境界情報を格納する境界情報格納部と、
    前記領域と前記補正係数のビット長との関係を示すビット数参照情報を格納する参照情報格納部と、
    前記境界情報格納部を参照して、前記画素が含まれる領域を判定する領域判定部と、
    前記領域判定部の判定結果と前記ビット数参照情報とからビット数情報を取得する参照部と、
    を備えるシェーディング補正回路。
  7. 水平方向と、水平方向に直交する垂直方向とに画素が配置される画像データに対して、水平方向または垂直方向のうち少なくともいずれか一方の方向にシェーディング特性の補正を行うシェーディング補正回路の制御方法であって、
    前記画素位置に応じて、所定ビット長の補正係数を決定するステップと、
    前記補正係数に基づきシェーディング補正するステップと、
    を備え、
    前記補正係数は、前記画像データの中心部よりも周辺部のビット長が長くされてなることを特徴とするシェーディング補正回路の制御方法。
  8. 請求項7に記載のシェーディング補正回路の制御方法であって、
    前記シェーディング補正回路は、格納部を有し、
    連続したデータにおける互いのデータ境界が連結された状態の前記補正係数を前記格納部に格納するステップを備える
    ことを特徴とするシェーディング補正回路の制御方法。
  9. 請求項8に記載のシェーディング補正回路の制御方法であって、
    前記補正係数ごとのビット数情報の累積加算値に基づき、前記格納部に対するアドレスを生成するステップを備えることを特徴とするシェーディング補正回路の制御方法。
  10. 請求項8に記載のシェーディング補正回路の制御方法であって、
    前記シェーディング補正回路は、
    前記格納部からの読み出しデータを保持する下位側シフトレジスタと、
    前記下位側シフトレジスタの上位側に連結される上位側シフトレジスタと、
    を有し、
    前記下位側シフトレジスタに前記格納部からの読み出しデータを保持するステップと、
    前記下位側シフトレジスタおよび前記上位側シフトレジスタを前記補正係数のビット数情報のビット数分だけ上位側に連結してシフトするステップと、
    前記上位側シフトレジスタのデータを出力するステップと、
    を備えることを特徴とするシェーディング補正回路の制御方法。
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