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JP4452064B2 - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム及び情報処理システムに関し、特に、記憶装置からデータを読み出す際のキャッシュメモリを有効に利用する情報処理装置に関する。
近年、情報処理システムで取り扱われるデータ量が増大している。大容量化した記憶装置では記憶容量に見合うだけの入出力性能と信頼性を確保する必要がある。そのため記憶装置への論理パス(入出力経路)を多重化し、記憶装置へのデータ入出力要求(IO要求)を論理パスに適宜割り当てるものが開発されている。
W.Curtis Preston著,金崎裕己監訳,豊沢聡訳「SAN&NASストレージネットワーク管理」,オライリー・ジャパン,2002年10月30日,p.66−67
前述した従来技術では、記憶装置は、情報処理装置からのIO要求を受信した順にIO要求に応じた処理を実行している。
しかし、記憶装置が受信するIO要求には互いに関連するものがあり、これらのIO要求の特性に着目し、IO要求に応じた処理の効率化を図る仕組みは開発されていなかった。特に、負荷分散機能を機能させている場合に、IO要求は各パスに均等に分散され、シーケンシャルIOであっても異なるパスに割り当てられることがある。また、記憶装置側ではシーケンシャルアクセスであることを認識することができず、記憶装置側の先読みキャッシュ機能が有効に機能せず、アクセス性能が悪くなることがあった。
さらに、シーケンシャルアクセスの場合には同一パスを使用してIO処理をする方法も提案されているが、複数のアプリケーションで同一論理ユニットにアクセスしている場合はIO要求がシリアライズ化されるため、一つのアプリケーションからはシーケンシャルアクセスが要求されているとしても、論理ユニットへのアクセスは連続した領域に対するものとなるとは限らない。この場合、先読みキャッシュが有効に機能せず、アクセス性能が悪くなることがある。
本発明は、シーケンシャルIOを同一パスで処理することによって、先読みキャッシュを有効に利用して、IO処理を効率よく行わせることが可能な情報処理システムを提供することを目的とする。
物理デバイスに論理的に設定された論理ユニットを備える記憶装置と、前記記憶装置に対してデータ入出力を要求する情報処理装置と、を備え、前記論理ユニットに対する通信経路となる論理パスを経由してデータ入出力を要求する情報処理システムにおいて、前記情報処理装置は、前記論理ユニットを分割して設けられた複数のブロックの構成を管理するパス選択情報管理部と、前記記憶装置に送信されるデータ入出力要求を前記論理パスに割り当てるIO割当部と、前記データ入出力要求を所定のプロトコルにて前記IO割当部によって割り当てられた論理パスに送信するIO処理部と、を備え、前記記憶装置は、前記データ入出力要求によってアクセスされる前記物理デバイス内の前記ブロックが、同一の論理パスを通じて、既に送られた前記データ入出力要求によってアクセスされた前記ブロックと連続している場合に、前記データ入出力要求によってアクセスされる前記ブロックに格納されたデータを読み出して記憶し、前記物理デバイス内の当該ブロックに引き続く前記ブロックにあるデータを先読みして記憶するキャッシュメモリを備え、前記パス選択情報管理部は、少なくとも一つの前記ブロックには一つの前記論理パスを割り当て、前記IO割当部は、前記情報処理装置から送られる前記データ入出力要求によってアクセスされる前記ブロックが、既に送られたデータ入出力要求によってアクセスされた前記ブロックに引き続くものである場合は、前記既に送られたデータ入出力要求を送信するために使った前記論理パスと同一の論理パスを経由して、前記データ入出力要求を送信するように、前記IO処理部に指示することを特徴とする。
本発明では、論理ユニットを分割して設けられた複数のブロックの構成を管理するパス選択情報管理部が、少なくとも一つの前記ブロックには一つの前記論理パスを割り当てるので、先読みキャッシュを有効に利用することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態の情報処理システムの全体構成を示すブロック図である。
情報処理システムは、少なくとも1台の情報処理装置100及び少なくとも1台の記憶装置200を含んで構成される。なお、本実施の形態においては、1台の情報処理装置100と1台の記憶装置200とを備える情報処理システムについて説明するが、2台以上の情報処理装置100及び2台以上の記憶装置200を備える情報処理システムであってもよい。
情報処理装置100には、ネットワーク(例えば、SAN(Storage Area Network))を介して記憶装置200が接続されている。情報処理装置100と記憶装置200との間のSANを介する通信は、一般にファイバチャネルプロトコル(Fibre Channel Protocol)に従って行われる。すなわち、情報処理装置100からは、記憶装置200に対して、ファイバチャネルプロトコルに従ってブロック単位のデータアクセス要求が送信される。なお、情報処理装置100と記憶装置200とは、必ずしもSANで接続される必要はなく、LAN等のネットワークを介して接続されてもよいし、SCSI(Small Computer System Interface)インターフェースによって直接接続されてもよい。
情報処理装置100と記憶装置200との間を接続するSANには、複数の通信経路(論理パス)301〜304が設定されている。情報処理装置100は、複数の論理パス301〜304を通じて記憶装置200が記憶しているデータにアクセスする。論理パス301〜304は、情報処理装置100と記憶装置200とを接続するハードウェアによって物理的に構成されるデータ転送路である物理パスに対応づけられている。
情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)やメモリ等を備え、各種アプリケーションプログラムを実行する。情報処理装置100は、アプリケーション110、パス管理部120、複数のIO処理部131〜134、複数のアダプタ141〜144等を備えている。
アプリケーション110は、情報処理装置100において実行される様々なアプリケーションプログラム(例えば、銀行の自動預金預け払いシステムや航空機の座席予約システム等のプログラム)である。アプリケーションプログラムは記憶装置200に記憶されているデータヘアクセスをしながら処理を実行する。
アダプタ141〜144は、記憶装置200との間で通信を行うためのインタフェースであり、例えば、SCSI(Small Computer System Interface)アダプタ、ファイバチャネルアダプタ等のHBA(Host Bus Adapter)である。情報処理装置100は、アダプタ141〜144によって、記憶装置200との間でデータ入出力要求(IO要求)等を授受することができる。
IO処理部131〜134は、アダプタ141〜144を制御するドライバやソフトウェア等(例えば、SCSIドライバ)によって実現される。IO処理部131〜134は、パス管理部120から通知されたIO要求を順次処理する。IO処理部131〜134は、IO要求を所定の通信プロトコル(ファイバチャネル、TCP/IP等)のパケットに変換し、アダプタ141〜144を介して記憶装置200に送信する。なお、以下に説明する実施の形態では、記憶装置200側にデータバッファ211を設けているが、IO処理部131〜134や、アダプタ141〜144にデータバッファを設けてもよい。
パス管理部120では、パス管理ソフトウェアが動作しており、情報処理装置100と記憶装置200との間の論理パス301〜304を管理する。パス管理部120は、記憶装置200へのIO要求を送信する論理パス301〜304を多重化して、帯域幅を拡大することによって、データアクセスにおけるボトルネックを解消し、データ入出力処理性能を向上させる。また、パス管理部120はIO要求を各論理パス301〜304へ適宜振り分けることによって負荷分散処理も行う。さらに、パス管理部120は、ある論理パス301〜304に障害が発生した場合に当該論理パス301〜304を切り離して、正常な論理パス301〜304を通じて記憶装置200へのデータアクセスを継続する機能も有している。これにより、論理パス障害によるサービス停止を回避しシステムの信頼性を高めている。
なお、本実施の形態では、情報処理装置100がコンピュータ(パーソナルコンピュータ、ワークステーション、メインフレームコンピュータ等)である場合について説明したが、情報処理装置100が、ルータ、ハブ等のネットワーク装置であってもよい。
記憶装置200に記憶されているデータへの、情報処理装置100からのアクセスは、例えば、データ書き込み要求又はデータ読み出し要求等のIO要求によって行われる。このIO要求は、様々なアプリケーション110により発行される。IO要求には、ヘッダ、記憶装置、論理ユニット(Logical Unit)、アドレス、データ長等が指定されている。ヘッダには、IO要求を送信する情報処理装置100の識別子が記録されている。記憶装置には、IO要求の処理対象となる記憶装置の識別子が記録されている。論理ユニットには、IO要求の処理対象となる記憶装置の論理ユニットの識別子が記録されている。アドレスには、データの読み出し又は書き込み等の開始位置(先頭アドレス)が記録されている。また、データ長には、読み出し対象又は書き込み対象となるデータのサイズ(データ長)が記録されている。なお、IO要求がデータの書き込み要求である場合には、IO要求に書き込まれるデータの内容が付加される。
アプリケーション110から発行されたIO要求は、パス管理部120によって各論理パス301〜304に分散され(例えば、均等に割り当てられ)、記憶装置200に送信される。このように、複数のIO要求を並列処理することによって、情報処理システムの処理性能を向上させることができる。
記憶装置200は、ディスク制御部210、論理ユニット(LU:LogicaI Unit)220等を備え、情報処理装置100から送信されてくるIO要求に応じてデータの入出力を処理する。
論理ユニット220は、情報処理装置100に提供する記憶資源(物理デバイス)を論理的に設定した記憶領域である。図1において、記憶装置200は、一つの論理ユニットによって構成されているが、2以上の論理ユニットを備えてもよい。また、論理ユニット220は複数のブロック221〜224に分割されており、分割されたブロック221〜224に1対1に対応して論理パス301〜304が設定されている。記憶資源としては、ハードディスク装置(ディスクアレイ装置)の他、フレキシブルディスク装置や半導体記憶装置等、様々な記憶媒体を用いることができる。
ディスク制御部210は情報処理装置100から送信されてくるIO要求を受け、論理ユニット220に記憶されているデータへのアクセスを制御する。ディスク制御部210は、データバッファ211を備えている。データバッファ211は論理パス301〜304に共通に設けられているが、論理パス301〜304毎に設けてもよい。データバッファ211は、論理ユニット220に書き込まれるデータや論理ユニット220から読み出されたデータを一時的に記憶するキャッシュメモリとして機能する。
なお、本実施の形態においては、記憶装置200に先読みキャッシュ機能を備えている。この先読みキャッシュ機能とは、記憶装置200が受信したIO要求によって指定された論理ユニット220上の領域が、それ以前に、同一の論理パスを通じて受信したIO要求によって指定された論理ユニット220上の領域と連続している場合に、IO要求によって指定された論理ユニット220上の領域に後続する領域(シーケンシャル領域)のデータを論理ユニット220から先読みし、データバッファ211に記憶させる機能である。これにより、同一の論理パスを通じて情報処理装置100から論理ユニット220上の連続した領域を指定するIO要求を受信した場合に、データバッファ211に存在するデータを有効に利用することが可能となり、データ入出力の処理に要する時間を短縮することができる。
論理パス301〜304を通じて情報処理装置100からデータ書き込み要求が送信された場合には、記憶装置200ではデータバッファ211上で読み出し(read)、変更(modify)、書き込み(write)等の処理が行われる。
例えば、論理パス301〜304を通じて情報処理装置100からデータ書き込み要求が送信された場合には、記憶装置200はデータバッファ211にデータを書き込む。そして、記憶装置200は、データバッファ211へのデータの書き込み処理が終了すると、論理ユニット220へのデータの書き込みが終了しているか否かにかかわらず、データ書き込み要求(IO要求)が送信されたものと同一の論理パス301〜304を通じて、データ書き込み要求の処理終了通知(IO終了通知)を、情報処理装置100に送信する。すなわち、情報処理装置100へのIO終了通知は、論理ユニット220に対する実際のデータの書き込み動作とは同期することなく行われる。その後、ディスク制御部210は、データバッファ211に書き込まれたデータを論理ユニット220に書き込む。
また、論理パス301〜304を通じて、情報処理装置100からデータ読み出し要求が送信された場合には、記憶装置200はデータバッファ211に読み出し対象のデータが存在するか否かを判定する。データバッファ211に読み出し対象のデータが存在する場合には、ディスク上からデータを読み出すことなく、データバッファ211からデータを読み出して、記憶装置200はデータバッファ211に存在する読み出し対象のデータを情報処理装置100に転送する。
一方、データバッファ211に読み出し対象のデータが存在しない場合には、ディスク制御部210は、データ読み出し要求の対象となる領域のデータを論理ユニット220から読み出して、当該読み出したデータを情報処理装置100に転送する。
このとき、受信した読み出し要求の対象となる論理ユニット220上の領域のデータを読み出すと共に、当該読み出し要求の対象となる領域と連続する領域(シーケンシャル領域)が存在する場合に、後続するシーケンシャル領域のデータ(シーケンシャルデータ)を論理ユニット220から読み出し、読み出したデータ(読み出し対象のデータ及びシーケンシャルデータ)をデータバッファ211に記憶させている。
以上説明した先読みキャッシュ機能によって、論理ユニット220の同一ブロックの連続した領域に対する情報処理装置100からのIO要求は同一の論理パスを通じてを送受信されるので、データバッファ211に存在するデータを利用することが可能となり、IO処理の実行時間を短縮することができる。
ディスク制御部210は、図1に示すように記憶装置200と一体に構成することもできるし、別体に構成することもできる。また、論理ユニットを複数のパーティションに分割して構成することもできる。
図2は、図1に示した情報処理システムについてパス管理部120を詳細に表したブロック図である。
パス管理部120は、IO要求受付部121、IO終了通知部122、IO割り当て部123、パス選択情報管理部124、シーケンシャル判定部123、ブロック分割情報作成/通知部127及びアクセス情報表示部128等を備えている。
IO要求受付部121は、アプリケーション110によって発行されるIO要求を受け取る。IO終了通知部122は、IO要求受付部121がアプリケーション110から受け取ったIO要求に対する処理が終了した旨をアプリケーション110に通知する。
シーケンシャル判定部123は、IO要求受付部121がアプリケーション110から受け取ったIO要求がシーケンシャルIO要求であるかを判定する。具体的には、シーケンシャル判定部123は、受け取ったIO要求(第二のIO要求)に指定された記憶領域が、第二のIO要求を受け取る前にアプリケーション110から受け取ったIO要求(第一のIO要求)に指定された記憶領域に後続するものであるか否かを判定する。この判定は、
(1)第二のIO要求と第一のIO要求とが指定する記憶装置が一致するか、
(2)第二のIO要求と第一のIO要求とが指定する論理ユニットが一致するか、
(3)第二のIO要求に指定されているアドレスが、第一のIO要求に指定されているアドレスからデータ長分進んだアドレスと一致するか、
をデータバッファ211に記録されている全ての第一のIO要求に対して判定する。
シーケンシャル判定部123は、IO要求が前述した(1)〜(3)の全ての判定条件を満たす場合には、第二のIO要求をシーケンシャルIO要求であると判定する。一方、IO要求が前述した(1)〜(3)のいずれかの条件を満たさない場合には、第二のIO要求をランダムIO要求であると判定する。なお、このシーケンシャルIO要求であるかの判定は、第二のIO要求がデータ読み出し要求である場合にはデータ読み出し要求である第一のIO要求に対して行われ、第二のIO要求がデータ書き込み要求である場合にはデータ書き込み要求である第一のIO要求に対して行われる。
IO割当待ちキュー126には、シーケンシャル判定部123によって判定された処理待ちのIO要求が登録されている。
IO割当部123は、IO割当待ちキュー126に登録されているIO要求を割り当てるIO処理部131〜134を決定して、当該IO要求に使用されるパス301〜304を選択する。IO処理部はパスに固有に設けられており、パスに割り当てられたIO要求を処理し、記憶装置200に対してアクセスする。
IO割当部123によるIO要求の割り当ては、IOアクセス要求に係るデータが存在するブロック(IOアクセス要求に係るデータのアドレスを含むブロック)に割り当てられるパスが選択される。また、IO割当部123は、負荷分散機能によって、IO要求を各パスに均等に分散させて割り当ている。例えば、IO要求を処理していないIO処理部131〜134、又は、IO要求の処理が終了しているIO処理部131〜134に割り当てる。
また、IO割当部123は、パス障害検知部123a及びパス障害回復検知部123bを備えており、これらによって記憶装置200に対するパス状態の変更を検出するパス状態確認機能を実現している。具体的には、パス障害検知部123aは、ユーザが
パスをoffline状態(パスに障害が発生しIO要求が正常に処理できない閉塞状態)にする操作をした、又は、IO要求の処理中にパス障害を検出した場合に、パスの状態が変更されたものとして、パス情報管理部124aに通知する。また、パス障害回復検知部123bは、IO処理部131〜134に備わるパス状態自動回復機能によってパスの状態が回復すると、該パス障害の回復を検出して、パス情報管理部124aに通知する。このパス状態自動回復機能は、パス障害検知部が有する機能であって、ユーザが稼働状態でないパスを、明示的に稼働状態にする操作を行うことなく、予め設定されたタイミング(例えば一定期間毎に稼働状態でないパスに対してIO処理を行い、正常に処理できたか否かで、障害が回復しているかを確認し、自動的にパスの状態を稼働状態に変更する機能である。
パス選択情報管理部124は、パス情報管理部124a、ブロック分割情報管理部124b及びブロック情報管理部124cを備えている。パス情報管理部124aは、パス情報管理テーブル2100(図4)を作成する。ブロック分割情報管理部124bは、パス情報管理テーブル2100を参照して、LU情報管理テーブル2200(図5)を作成する。ブロック情報管理部124cは、LU情報管理テーブル2200を参照して、ブロック情報管理テーブル2300(図6)を作成する。
ブロック分割情報作成/通知部127は、後述する可変分割方式において設けられ、ブロック分割情報作成/通知部127は、操作者の入力に基づいて、ブロック分割指定テーブル2400を作成し、保持している。
アクセス情報表示部128は、各ブロックに対するシーケンシャルアクセスIO回数及びランダムアクセスIO回数を出力する。例えば、利用者による設定変更に必要な情報(シーケンシャル/ランダム別のアクセス回数等)を表示する。なお、この場合、利用者は論理ユニットのブロック分割を意識して設定を変更する必要がある。
図3は、本発明の実施の形態の各種テーブルの作成を説明する機能ブロック図である。
パス情報管理部124aは、パス管理ソフトウェアの起動時にパス情報管理テーブル2100を作成する。パス情報管理テーブル2100には、パス管理ソフトウェアの起動時に認識することができたパス数分のエントリが記載される。
また、パス情報管理部124aは、正常に処理されたIO要求がシーケンシャルアクセスであるかランダムアクセスであるかをシーケンシャル判定部123が判定した結果に基づいて、シーケンシャルIO回数2104又はランダムIO回数2105を更新する。
さらに、パス情報管理部124aは、パス障害検知部123a又はパス障害回復検知部123bからパスの状態の変更を検出した旨の通知を受けると、パス情報管理テーブル2100のパス状態2103を更新する。そして、パス情報管理部124aは、パス情報管理テーブル2100の更新を完了すると、ブロック分割情報管理部124bに対して、LU情報管理テーブル2200の更新を要求するLU情報更新要求を送信する。また、このとき、ブロック分割情報管理部124bに対し、パスの障害が発生した又は障害が回復したパスのIDも通知する。
なお、後述する可変分割方式においては、パス情報管理部124aは、パス情報管理テーブル2100の作成又は更新を完了すると、ブロック分割情報作成/通知部127に対して、ブロック分割指定テーブル2400の作成を要求する分割情報作成要求を送信する。
ブロック分割情報管理部124bは、パス情報管理部124aからLU情報管理テーブル2200の作成要求を受け付けると、パス情報管理部124aが作成したパス情報管理テーブル2100を参照して、LU情報管理テーブル2200を作成する。
また、ブロック分割情報管理部124bは、パス情報管理部124aからLU情報管理テーブル2200の更新要求を受け付けると、当該LU情報管理テーブル更新要求と共に通知された障害が発生又は回復したパスIDの情報に基づいてLU情報管理テーブル2200を更新する。
具体的には、パス障害検知部123aからパスの障害が通知された場合は、LU情報管理テーブル2200を参照して障害が通知されたパスを抽出し、当該パスが接続されている論理ユニットを求め、LU情報管理テーブル2200の当該論理ユニットのパス数2203から1を減算する。また、該当論理ユニットのパスID欄2204から、LU情報管理テーブル更新要求によって通知された障害が発生したパスIDを削除する。
また、パス障害回復検知部123bからパス障害の回復が通知された場合は、パス情報管理テーブル2100を参照して、障害の回復が通知されたパスが接続されている論理ユニットを求め、LU情報管理テーブル2200の当該論理ユニットのパス数2203に1を加算する。また、該当論理ユニットのパスID欄2204に、LU情報管理テーブル更新要求によって通知された障害が回復したパスIDを追加する。
ブロック分割情報管理部124bは、LU情報管理テーブル2200の作成を完了すると、ブロック情報管理部124cに対して、ブロック情報管理テーブル2300の作成を要求する。また、ブロック分割情報管理部124bは、LU情報管理テーブル2200の更新を完了すると、ブロック情報管理部124cに対して、ブロック情報管理テーブル2300の更新を要求する。
ブロック情報管理部124cは、ブロック分割情報管理部124bからブロック情報管理テーブル2300の作成又は更新の要求を受けると、ブロック分割情報管理部124bが作成したLU情報管理テーブル2200を参照して、ブロック情報管理テーブル2300を作成又は更新する。例えば、パス管理ソフトウェアが起動した時にブロック情報管理テーブルの作成要求が発行され、ブロック情報管理テーブル2300が作成される。
さらに、ブロック情報管理部124cは、IO割り当て部123に対し、各ブロックにアクセスするために用いられるパスIDを通知する。
図4には、本発明の実施の形態のパス情報管理テーブルを示す。
パス情報管理テーブル2100は、パス管理ソフトウェアの起動時に認識することができたパスに関する情報を、常に最新の状態に更新して保持している。すなわち、パス情報管理テーブル2100は、パス管理ソフトが起動したときに新たに作成され、パスに障害が発生したとき又はパスの障害が回復したときに情報が更新される。
パス情報管理テーブル2100は、均等分割方式及び可変両分割方式の双方において作成される。均等分割方式は、論理ユニットを稼動状態のパス数によって均等の容量(サイズ)で複数のブロックに分割し、1ブロックに1パスを割り当てるものである。一方、可変分割方式は、ブロック分割指定テーブル2400(図7)に基づいて、論理ユニットを複数のブロックに分割するものである。
パス情報管理テーブル2100は、パス情報管理部124aによって作成され、ブロック分割情報管理部124bがLU情報管理テーブル2200を作成(又は更新)する際に参照される。なお、パス情報管理テーブル2100は、パス管理ソフトウェアが起動している間は、常に保持されている。
パス情報管理テーブル2100には、パスID2101、論理ユニット(LU)2102、パス状態2103、シーケンシャルIO回数2104、及び、ランダムIO回数2105の情報が含まれており、これらの情報がパスID毎に記憶されている。
パスID2101は、パス管理部120によって、パス毎に割り当てられる識別子であり、論理パスに1対1で対応している。論理ユニット(LU)2102は、記憶装置の論理ユニット毎に割り当てられる識別子であり、一つの論理ユニットには1又は複数のパスが設定されており、一つの論理ユニットに対して1又は複数のパスIDが対応する。
パス状態2103は、パスID2101に記載される各パスが使用可能であるのか、使用不可能であるのかを示している。すなわち、当該パスがIO要求が正常に処理できる稼動状態であれば、”online”と記載されている。一方、当該パスに障害が発生し、IO要求が正常に処理できない閉塞状態であれば、”offline”と記載されている。
シーケンシャルIO回数2104は、シーケンシャル判定部123がIO要求をシーケンシャルアクセスかランダムアクセスかを判定した結果、当該パスで処理されたシーケンシャルアクセスIOの合計回数が記載されている。ランダムIO回数2105は、シーケンシャル判定部123がIO要求をシーケンシャルアクセスかランダムアクセスかを判定した結果、当該パスで処理されたランダムアクセスIOの合計回数が記載されている。なお、シーケンシャルIO回数2104及びランダムIO回数2105の初期値は”0”に設定される。
図5には、本発明の実施の形態のLU情報管理テーブルを示す。
LU情報管理テーブル2200は、各論理ユニットの状態を保持しており、ブロック分割情報管理部124bによって、パス情報管理テーブル2100を参照して作成(又は更新)される。LU情報管理テーブル2200は、パス情報管理テーブル2100が作成(又は更新)された後に、ブロック情報管理部124cがブロック情報管理テーブル2300を作成(又は更新)する際に参照される。なお、LU情報管理テーブル2200は、均等分割方式及び可変両分割方式の双方において作成される。
LU情報管理テーブル2200には、論理ユニット(LU)2201、論理ユニットの記憶容量(LUサイズ)2202、稼動状態となっているパス数2203、及び、稼動状態になっているパスID2204の情報が含まれており、これらの情報が論理ユニット毎に記憶されている。
論理ユニット(LU)2201は、パス情報管理テーブル2100に記載された論理ユニット2102について、同一LUに関する情報の重複を排除して記載したものである。論理ユニットの記憶容量(LUサイズ)2202は、論理ユニット2201に記載されている論理ユニットの記憶容量である。
パス数2203は、論理ユニット2201に記載された論理ユニットに接続されているパスのうち稼動状態となっているパスの総数である。このパス数2203は、パス情報管理テーブル2100のパス状態2103が稼動状態(online)となっているパスの数を集計して求められる。なお、パス数2203に記載される稼動状態となっているパス数は、各パスの障害の発生状況に応じて減少させ、パス数を変更して、LU情報管理テーブル2200に記載される。
パスID2204は、論理ユニット2201に記載された論理ユニットに接続されているパスのうち稼動状態となっているパスのパスIDが全て登録されている。なお、可変分割方式においては、LU情報管理テーブル2200にパスID2204を記載する必要はない。
図6には、本発明の実施の形態のブロック情報管理テーブルを示す。
ブロック情報管理テーブル2300は、適切なパスを選択するための情報を提供する。すなわち、アプリケーション110から送信されたIO要求から論理ユニットとその先頭アドレスの情報を取り出し、IO割当部123がブロック単位にIOを振り分ける際に参照される。ブロック情報管理テーブル2300は、ブロック情報管理部124cによって、LU情報管理テーブル2200を参照して作成される。
ブロック情報管理テーブル2300には、ブロックID2301、ブロックサイズ2302、論理ユニット(LU)2303、先頭アドレス2304、パスID2305、シーケンシャルIO回数2306、及び、ランダムIO回数2307の情報が含まれており、これらの情報がブロックID毎に記憶されている。
ブロックID2301は、パス管理部120によって、ブロック毎に割り当てられる識別子であり、分割されたブロックに1対1で対応している。
ブロックサイズ2302は、ブロックID2301に記載されるブロックの長さであり、ブロック情報管理部124cがLU情報管理テーブル2200を参照し、算出したサイズである。
論理ユニット(LU)2303は、論理ユニット毎に割り当てられる識別子であり、パス情報管理テーブル2100に記載されているパスID2203に対応する論理ユニット2102の識別子である。
先頭アドレス2304は、ブロック情報管理部124cによって求められた各ブロックの先頭アドレスである。
パスID2305は、当該ブロックヘアクセスするために用いられるパスIDであり、ブロック情報管理部124aから通知されるものであって、現在使用することができるパスIDのみが登録されている。なお、1ブロックに1パスを割り当てる場合は、パスID2305の欄は1つになるが、ブロックに複数のパスを割り当てる場合は、複数のパスID2305欄が設けられる。
シーケンシャルIO回数2306は、シーケンシャル判定部123がIO要求をシーケンシャルアクセスかランダムアクセスかを判定した結果、当該ブロック(当該パス)で処理されたシーケンシャルアクセスIOの合計回数が記載されている。ランダムIO回数2307は、シーケンシャル判定部123がIO要求をシーケンシャルアクセスかランダムアクセスかを判定した結果、当該ブロック(当該パス)で処理されたランダムアクセスIOの合計回数が記載されている。なお、シーケンシャルIO回数2306及びランダムIO回数2307の初期値は”0”に設定されている。
前述した均等分割方式においては、論理ユニットを稼動状態のパス数によって均等の容量(サイズ)で複数のブロックに分割するので、パス障害発生時又はパス障害回復時には、起動時と同じ手順でブロック情報管理テーブルが更新される。すなわち、パス障害が発生した場合には、ブロック数が減少するので、ブロックサイズが大きくなる。一方、パス障害が回復した場合には、ブロック数が増加するので、ブロックサイズが小さくなる(つまり、パス障害発生前の分割形態に戻る)。
図7は、本発明の別の実施の形態の各種テーブルの作成を説明する機能ブロック図である。
図7に示す実施の形態は、図3に示す実施の形態のような論理ユニット220をブロックに分割する際に、論理ユニットを各ブロックに均等に分割する均等分割方式ではなく、ブロック分割指定テーブル2400に定められたルールに基づいて、論理ユニットを複数のブロックに分割する可変分割方式である。よって、ブロック分割情報作成/通知部127には、分割される各ブロックの情報が記載されるブロック分割指定テーブル2400が保持されている。なお、均等分割方式では、ブロック分割情報作成/通知部127及びブロック分割指定テーブル2400は設けられない。
可変分割方式においては、パス管理ソフトウェアの起動時は均等分割方式によって情報処理システムの動作が開始するが、アクセス情報表示部128によって出力されるシーケンシャルアクセスIO回数及びランダムアクセスIO回数に基づいて操作者が分割状態を指定し、ブロック分割情報作成/通知部127が指定内容に基づいてブロック分割指定テーブル2400を作成することによって、可変分割方式によって情報処理システムの動作が開始する。パス障害発生時又はパス障害回復時には、ブロック分割指定テーブル2400を参照し、現時点で稼動状態となっているパス数と合致する各ブロックのブロックサイズ及び各ブロックに割り当てるパス数を抽出し、ブロック情報管理テーブル2300を作成する。
なお、操作者が分割状態を指定することなく、ブロック分割情報作成/通知部127がシーケンシャルアクセスIO回数及びランダムアクセスIO回数を解析することによってブロック分割指定テーブル2400を自動的に作成し、ブロック分割指定テーブル2400を最適化するようにしてもよい。
パス情報管理部124aは、図3と同様の処理によって、パス情報管理テーブル2100を作成(又は更新)して、ブロック分割情報管理部124bに対して、LU情報管理テーブル2200の作成(又は更新)を要求する。
ブロック分割情報管理部124bは、図3と同様の処理によって、パス情報管理テーブル2100を参照して、LU情報管理テーブル2200を作成又は更新して、ブロック情報管理部124cに対して、ブロック情報管理テーブル2300の作成又は更新を要求する。
ブロック情報管理部124cは、ブロック分割情報管理部124bからブロック情報管理テーブルの作成又は更新の要求を受けると、ブロック分割情報管理部124bが作成したLU情報管理テーブル2200、及び、ブロック分割情報作成/通知部127が作成したブロック分割指定テーブル2400を参照して、ブロック情報管理テーブル2300を作成又は更新する。
図8は、本発明の実施の形態のうち、図7に示す可変分割方式における、各種テーブルの作成を説明する機能ブロック図である。
ブロック分割情報作成/通知部127は、分割情報作成要求を受けると、ブロック分割指定テーブル2400を作成する。また、ブロック分割情報作成/通知部127は、分割情報更新要求を受けると、ブロック分割指定テーブル2400をを更新する。
ブロック情報管理部124cは、ブロック分割情報作成/通知部127からブロック情報管理テーブルの作成又は更新の要求を受けると、ブロック分割情報管理部124bが作成したLU情報管理テーブル2200、及び、ブロック分割情報作成/通知部127が作成したブロック分割指定テーブル2400を参照して、ブロック情報管理テーブル2300を作成又は更新する。
図9には、可変分割方式(図7、図8)において用いられる、本発明の実施の形態のブロック分割指定テーブルを示す。
ブロック分割指定テーブル2400は、アクセス情報表示部などの情報に基づいて、論理ユニットのアクセス頻度やアクセスの種別(シーケンシャルアクセスかランダムアクセスか)に応じて、自動的に(又は、ユーザによる入力に基づいて)、ブロック分割情報作成/通知部127によって作成される。ブロック情報管理部124cは、ブロック分割指定テーブル2400が存在する場合は、ブロック分割指定テーブル2400を参照し、ブロック情報管理テーブル2300を作成する。ブロック分割指定テーブル2400は、使用可能な論理ユニットをどのようにブロックに分割し、各ブロックに対し現在稼動状態となっているどのパスを割り当てるかが記載されている。
ブロック分割指定テーブル2400には、論理ユニット(LU)2401、論理ユニットで使用可能な稼働パス数2402、先頭アドレス2403、ブロックに設定される割当パス数2404の情報が含まれており、これらの情報が論理ユニット毎に記憶されている。
論理ユニット(LU)2401は、パス情報管理テーブル2100に記載されている論理ユニット2102のうち、可変分割方式の対象となる論理ユニットの識別子が記載されている。
稼働パス数2402は、各論理ユニットで使用可能な稼動パス数が記載されており、ブロックの分割方法を決定する際の分割情報の検索キーとなる。
先頭アドレス2403は、指定されたパス数に応じてブロックを分割した際に、論理ユニット内の各ブロックに割り当てられたアドレスの先頭番地が記載されている。
割当パス数2404は、各論理ユニットをブロックに分割した際に、各ブロックに割り当てる割り当てるパス数が記載されている。
なお、IOモニタを設け、IOモニタによってIO情報を集計して自動的に分割方法を選択してパス数を決定してもよい。例えば、ランダムアクセスが多いブロックには本発明によるパス割り当てを適用することなく、各パスの負荷が均等になるようにIO要求を割り当てる通常の負荷分散方法を適用することもできる。
なお、OS(operating sysytem)で定まるパーティションに対応して、論理ユニットをブロックごとに分割するようにブロック分割指定テーブルを規定してもよい。
図10は、本発明の実施の形態のパス情報管理テーブル作成処理のフローチャートであり、パス管理ソフトウェアの起動時に、パス情報管理部124aによって実行される。
まず、IO割当部123によって認識されているパス数を取得し、それぞれに固有のパスIDを割り当てる(S1001)。例えば、パスの情報を取得した順に”0”からパスIDを割り当てることができる。そして、IO割当部123から各パスが設定されている論理ユニットのIDを取得する(S1002)。このパスIDと論理ユニットのIDとはn対1で対応している。
そして、取得したパスID及び論理ユニットのIDを、各々パス情報管理テーブル2100のパスID欄2101及び論理ユニット(LU)欄2102に登録する(S1003)。そして、パス情報テーブルのシーケンシャルIO回数2104及びランダムIO回数2105を”0”に初期化し(S1004)、各パスの状態2103を”online”に初期化する(S1005)。
そして、ブロック分割情報管理部124bに対し、LU情報管理テーブル2200の作成を要求する(S1006)。
すなわち、パス情報管理部124aは、パス管理ソフトウェアの起動時に、ホスト100側で認識している全てのパス、及び、そのパスを介してアクセスしている論理ユニットの情報を取得し、パス情報管理テーブル2100を作成し、ブロック分割情報管理部124bに対し、LU情報管理テーブル2200の作成を要求する。
図11は、本発明の実施の形態のパス情報管理テーブル更新処理のフローチャートであり、パス情報管理部124aによって実行される。
パス情報管理部124aは、パス障害検知部123a及びパス障害回復検知部123bからの通知を監視している。そして、パス障害検知部123aからパス障害発生通知を受けると(S1101)、パス情報管理テーブル2100の当該パスの状態2103を”offline”に更新する(S1102)。そして、ブロック分割情報管理部124bに対し、LU情報管理テーブル2200の更新を要求する(S1103)。なお、LU情報管理テーブル更新要求の発行と共にパス障害が発生したパスIDも通知する。
また、パス障害回復検知部123bからパス障害回復発生通知を受けると(S1104)、パス情報管理テーブル2100の当該パスの状態2103を”online”に更新する(S1105)。そして、ブロック分割情報管理部124bに対し、LU情報管理テーブル2200の更新を要求する(S1106)。なお、LU情報管理テーブル更新要求の発行と共にパス障害が回復したパスIDも通知する。
図12は、本発明の実施の形態のLU情報管理テーブル更新処理のフローチャートであり、ブロック分割情報管理部124bによって実行される。
ブロック分割情報管理部124bは、パス情報管理部124aが発行したLU情報管理テーブル更新要求を受信すると、パス障害の発生に基づく通知であるか否かを判定する(S1201)。この判定は、LU情報管理テーブル更新要求に障害発生/回復の情報を含めるか、又は、パス情報管理テーブル2100を参照して、LU情報管理テーブル更新要求によって通知されたパスIDを用いて当該パスの状態を取得することによって行う。
その結果、パス障害の発生に基づく通知であれば、LU情報管理テーブル2200のパス数を”1”減算する(S1202)。そして、LU情報管理テーブル更新要求と共に通知されたパス障害が発生したパスIDをパスID欄2204から削除する(S1203)。そして、ブロック情報管理部124cに対し、ブロック情報管理テーブル2300の更新を要求する(S1204)。
また、ブロック分割情報管理部124bは、パス情報管理部124aが発行したLU情報管理テーブル更新要求を受信すると、パス障害の回復に基づく通知であるか否かを判定する(S1205)。その結果、パス障害の発生に基づく通知であれば、LU情報管理テーブル2200のパス数を”1”加算する(S1206)。
そして、LU情報管理テーブル更新要求と共に通知されたパス障害が回復したパスIDをパスID欄2204に追加する(S1207)。このとき、パス情報管理テーブル2100を参照して、パス障害が回復したパスIDがどの論理ユニットに関連するのかの情報を取得する。
そして、ブロック情報管理部124cに対し、ブロック情報管理テーブル2300の更新を要求する(S1208)。
図13は、本発明の実施の形態のブロック情報管理部124cの動作を示すフローチャートである。
ブロック情報管理部124cは、ブロック分割情報管理部124bからのブロック情報管理テーブル作成要求を監視している。そして、ブロック情報管理テーブル作成要求を受信すると(S1301)、LU情報管理テーブル2200を参照して、各論理ユニットに設定されている稼動状態のパス数、及び、各論理ユニットの容量(サイズ)を取得する(S1302、S1303)。その後、ブロック分割指定テーブル2400が存在するか否かを判定する(S1304)。
ブロック分割指定テーブル2400が存在すれば、可変分割方式であると判定し、ブロック分割指定テーブル2400に記載された内容に従って分割するブロック数を決定し、ブロックIDを割り当てる(S1305)。例えば、ブロック分割指定テーブル2400に記載された先頭アドレスの順に”0”からブロックIDを割り当てることができる。
そして、ブロック分割指定テーブル2400を参照して、各ブロックの先頭アドレスを決定する(S1306)。よって、各ブロックは当該ブロックの先頭アドレスと隣接するブロックの先頭アドレスとによって定まる容量に分割される。その後、各論理ユニットに設定されているパスを各ブロックに割り当てて、各ブロックにパスIDを割り当てる(S1307)。
一方、ブロック分割指定テーブル2400が存在していなければ、均等分割方式であると判定し、各論理ユニットを稼動状態のパス数によって複数のブロックに分割し、ブロックIDを割り当てる(S1308)。そして、論理ユニットの容量を分割するブロック数(パス数)で除算して、各ブロックのサイズを算出する(S1309)。よって、各ブロックは均等の容量に分割される。
そして、S1309にて算出した各ブロックのサイズに基づいて、各部ブロックの先頭アドレスを決定する(S1310)。そして、当該論理ユニットに設定されているパスを各ブロックに割り当てて、各ブロックにパスIDを割り当てる(S1311)。
すなわち、ブロック情報管理部124cは、パス管理ソフトウェアの起動時に、ブロック分割情報管理部124bからブロック情報管理テーブルの作成要求を受け付けると、LU情報管理テーブル2200(必要に応じてブロック分割指定テーブル2100)を参照し、ブロック情報管理テーブル2300を作成する。均等分割方式であって、ブロック分割指定テーブル2400が作成されていない場合は、各論理ユニットを稼動状態のパス数分で均等に分割してブロック情報管理テーブル2300を作成する。なお、均等分割方式において、ブロック情報管理テーブルを作成(又は更新)するために必要な情報は全てLU情報管理テーブルに格納されている。
以上説明した図10、図12、図13に示す処理が、パス管理ソフトウェアの起動時に順次実行され、パス情報管理テーブル2100、LU情報管理テーブル2200及びブロック情報管理テーブル2300が作成される。
図14は、本発明の実施の形態のIO処理のフローチャートであり、パス管理部120によって実行される。
IO要求受付部121がIO要求を受け付けると、シーケンシャル判定部123は、当該IO要求がシーケンシャルアクセスIOかランダムアクセスIOかを判定する(S1401、S1402)。この判定は、当該IO要求より先に行われた同種のIO要求(前のIO要求)において指定された領域と連続している領域に対するアクセスかを判定する。そして判定の終了したIO要求は、IO割り当て待ちキュー126に登録される。
そして、シーケンシャル判定部123による判定の結果、シーケンシャルアクセスIOであると判定されたとき、IO割り当て部123は、当該IO要求を前のIO要求と同一のパスで処理するように当該IO要求を割り当てるIO処理部131〜134を特定し、IO処理部特定情報に設定する(S1403)。このIO処理部特定情報は、論理ユニット内のアドレスと、そのIO処理の際に使用したパスIDを記憶したテーブルであって、要求されたIO処理の開始アドレスが、テーブルに記載のアドレスに続くもの(又は、特定の範囲内のもの)であれば、シーケンシャルアクセスであると判定し、このテーブル(IO処理部特定情報)に記載のパスIDでIOを処理する。正常にIO処理が完了した場合は、テーブルに記載されているアドレスに、今回のIO処理によって処理されたデータサイズを加える。なお、使用したパスIDはテーブルに記載されているパスIDと一致するため、このパスIDを更新する必要はない。また要求されたIO処理の開始アドレスが、テーブルに記載されているアドレスと連続するもの(あるいは特定の範囲内のもの)でなければ、ランダムアクセスであると判定し、ブロック情報管理テーブル2300を参照して使用するパスを求める。
一方、シーケンシャル判定部123による判定の結果、ランダムアクセスIOであると判定されたとき、当該IO要求から論理ユニットの情報及びアクセスすべき先頭アドレスの情報を抽出する(S1404)。なお、ランダムアクセスIOかシーケンシャルアクセスIOかを判定することなく(すなわち、S1401〜S1403の処理を行うことなく)、すべてのIO要求に対してS1404の処理を実行し、IO要求から論理ユニットの情報及びアクセスすべき先頭アドレスの情報を抽出してもよい。
そして、ブロック情報管理テーブル2300を参照し、論理ユニットの情報からアクセス対象となる論理ユニットを特定し、先頭アドレスからアクセス対象となるブロックを特定する。そして、ブロック情報管理テーブル2300のパスID欄から当該ブロックに割り当てられているパスを特定する。すなわち、当該ブロックに割り当てられているパスにIO要求を送信するためのIO処理部131〜134を特定し、IO処理部特定情報を設定する(S1405)。
その後、特定されたIO処理部にIO要求を送り、当該特定されたIO処理部131〜134によって当該IO要求を処理する(S1406)。そして、当該IO処理が成功したか否かを判定する(S1407)。そして、当該IO処理が成功すればこの処理を終了する。一方、当該IO処理が成功しなければ、パス障害検出部123aが障害が発生したパスIDを検出し、当該パスIDをパス情報管理部124に通知する(S1408)。
以上説明したように、本発明の実施の形態では、論理ユニットをブロックに分割し、データ入出力要求の対象となる物理デバイスの領域と連続する領域のデータを先読みして記憶するキャッシュメモリが設けられており、同一ブロックヘのシーケンシャルアクセスは同一の論理パスを使用するので、負荷分散機能が動作しているときでも、先読みキャッシュ機能を有効に利用することができる。よって、同一ブロックヘのシーケンシャルアクセスは同一パスを使用するので、負荷分散機能が動作しているときでも、先読みキャッシュ機能を有効に利用することができる。
また、シーケンシャルアクセス中に、一時的にランダムアクセスが発生しても、そのランダムアクセスが異なるブロックヘのアクセスならば、異なるパスを使用する。よって、再度前回シーケンシャルアクセスしていた領域に連続したIO要求であれば、前回のキャッシュ内容を利用することができる。特に、複数アプリケーションが同一の論理ユニットに同時にアクセスする場合で、異なるブロックヘのシーケンシャルなアクセスが交互に要求される場合であっても、キャッシュ内容を有効に利用することができる。
さらに、前述した効果が最大限に得られるよう、ブロック分割のサイズ、ブロックに割り当てるパス数を変更することができ、論理ユニットへのアクセス性能を向上させることができる。すなわち、ブロックサイズを変更することによって、各パスヘのIO要求を均等化し、アクセス性能の向上を図ることができる。また、ブロックに割り当てるパス数を複数にして、ブロック内において負荷分散機能を有効に動作させることができる。このブロック内の負荷分散機能は、1ブロックヘのアクセスにランダムアクセスが多い場合に有効となる。
また、論理パスの障害が検出され又は論理パスの障害の回復が検出されたときに、論理ユニットを分割して設けられた複数のブロックの構成を再設定する(例えば、前記ブロックに割り当てられるサイズ及び/又は前記ブロックに割り当てるパス数を変更する)ので、論理パスの状態に応じて、IO処理を効率よく行わせるように、ブロックの構成を設定することができる。
本発明の実施の形態の情報処理システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の情報処理システムのパス管理部の詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の均等分割方式における各種テーブルの作成を説明する機能ブロック図である。 本発明の実施の形態のパス情報管理テーブルの説明図である。 本発明の実施の形態のLU情報管理テーブルの説明図である。 本発明の実施の形態のブロック情報管理テーブルの説明図である。 本発明の実施の形態の可変分割方式における各種テーブルの作成を説明する機能ブロック図である。 本発明の実施の形態の可変分割方式における各種テーブルの作成を説明する機能ブロック図である。 本発明の実施の形態のブロック分割指定テーブルの説明図である。 本発明の実施の形態のパス情報管理テーブル作成処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態のパス情報管理テーブル更新処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態のLU情報管理テーブル更新処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態のブロック情報管理部の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態のIO処理のフローチャートである。
符号の説明
100 情報処理装置
110 アプリケーション
120 パス管理部
121 IO要求受付部
122 IO終了通知部
123 IO割り当て部
124 パス選択情報管理部
124a パス情報管理部
124b ブロック分割情報管理部
124c ブロック情報管理部
125 シーケンシャル判定部
126 IO割り当て待ちキュー
127 ブロック分割情報作成/通知部
128 アクセス情報表示部
131〜134 IO処理部
141〜144 アダプタ
200 記憶装置
210 ディスク制御部
211 データバッファ
220 論理ユニット(論理ユニット)
301〜304 論理パス

Claims (17)

  1. 物理デバイスに論理的に設定された論理ユニットを備える記憶装置と、
    前記記憶装置に対してデータ入出力を要求する情報処理装置と、を備え、
    前記論理ユニットに対する通信経路となる論理パスを経由してデータ入出力を要求する情報処理システムにおいて、
    前記情報処理装置は、
    前記論理ユニットを分割して設けられた複数のブロックの構成を管理するパス選択情報管理部と、
    前記記憶装置に送信されるデータ入出力要求を前記論理パスに割り当てるIO割当部と、
    前記データ入出力要求を所定のプロトコルにて前記IO割当部によって割り当てられた論理パスに送信するIO処理部と、を備え、
    前記記憶装置は、前記データ入出力要求によってアクセスされる前記物理デバイス内の前記ブロックが、同一の論理パスを通じて、既に送られた前記データ入出力要求によってアクセスされた前記ブロックと連続している場合に、前記データ入出力要求によってアクセスされる前記ブロックに格納されたデータを読み出して記憶し、前記物理デバイス内の当該ブロックに引き続く前記ブロックにあるデータを先読みして記憶するキャッシュメモリを備え、
    前記パス選択情報管理部は、少なくとも一つの前記ブロックには一つの前記論理パスを割り当て
    前記IO割当部は、前記情報処理装置から送られる前記データ入出力要求によってアクセスされる前記ブロックが、既に送られたデータ入出力要求によってアクセスされた前記ブロックに引き続くものである場合は、前記既に送られたデータ入出力要求を送信するために使った前記論理パスと同一の論理パスを経由して、前記データ入出力要求を送信するように、前記IO処理部に指示することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記IO割当部は、前記論理パスの障害を検出するパス障害検知部と、前記論理パスの障害の回復を検出するパス障害回復検知部とを備え、
    前記パス選択情報管理部は、前記パス障害検知部によって前記論理パスの障害が検出され、又は、前記パス障害回復検知部によって前記論理パスの障害の回復が検出されたときに、前記ブロックのサイズ及び/又は前記ブロックに割り当てるパス数を変更して、前記ブロックの構成を再設定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記キャッシュメモリは、前記記憶装置に備わるディスク制御部に設けられることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 前記キャッシュメモリは、前記IO処理部に設けられることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  5. 前記パス選択情報管理部は、
    前記情報処理装置の起動時に認識することができた前記論理パスに関する情報が記載されるパス情報管理テーブルを作成するパス情報管理部と、
    前記パス情報管理テーブルを参照して、前記論理ユニットに関する情報が記載されるLU情報管理テーブルを作成するブロック分割情報管理部と、
    前記LU情報管理テーブルを参照して、前記ブロックに関する情報が記載されるブロック情報管理テーブルを作成するブロック情報管理部とを備え、
    前記パス選択情報管理部は、前記ブロック情報管理テーブルを参照して、前記論理ユニットを複数のブロックに分割し、前記ブロックに前記論理パスを割り当てることを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  6. 物理デバイスに論理的に設定された論理ユニットを備えた記憶装置に対して、前記論理ユニットに対する通信経路となる論理パスを経由してデータ入出力を要求する情報処理装置において、
    前記情報処理装置は、
    前記論理ユニットを分割して設けられた複数のブロックの構成を管理するパス選択情報管理部と、
    前記記憶装置に送信されるデータ入出力要求を前記論理パスに割り当てるIO割当部と、
    前記データ入出力要求を所定のプロトコルにて前記IO割当部によって割り当てられた論理パスに送信するIO処理部と、を備え、
    前記記憶装置は、前記データ入出力要求によってアクセスされる前記物理デバイス内の前記ブロックが、同一の論理パスを通じて既に送られた前記データ入出力要求によってアクセスされた前記ブロックと連続している場合に、前記データ入出力要求によってアクセスされる前記ブロックに格納されたデータを読み出して記憶し、前記物理デバイス内の当該ブロックに引き続く前記ブロックにあるデータを先読みして記憶するキャッシュメモリを備え、
    前記パス選択情報管理部は、少なくとも一つの前記ブロックには一つの前記論理パスを割り当て
    前記IO割当部は、前記情報処理装置から送られる前記データ入出力要求によってアクセスされる前記ブロックが、既に送られたデータ入出力要求にアクセスされた前記ブロックに引き続くものである場合は、前記既に送られたデータ入出力要求を送信するために使った前記論理パスと同一の論理パスを経由して、前記データ入出力要求を送信するように、前記IO処理部に指示することを特徴とする情報処理装置。
  7. 前記記憶装置又は前記情報処理装置には、前記データ入出力要求の対象となる前記物理デバイスの領域と連続する領域のデータを先読みして記憶するキャッシュメモリが設けられることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記IO割当部は、前記論理パスの障害を検出するパス障害検知部と、前記論理パスの障害の回復を検出するパス障害回復検知部とを備え、
    前記パス選択情報管理部は、前記パス障害検知部によって前記論理パスの障害が検出され、又は、前記パス障害回復検知部によって前記論理パスの障害の回復が検出されたときに、前記ブロックのサイズ及び/又は前記ブロックに割り当てるパス数を変更して、前記ブロックの構成を再設定することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 前記キャッシュメモリは、前記IO処理部に設けられることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  10. 前記パス選択情報管理部は、
    前記情報処理装置の起動時に認識することができた前記論理パスに関する情報が記載されるパス情報管理テーブルを作成するパス情報管理部と、
    前記パス情報管理テーブルを参照して、前記論理ユニットに関する情報が記載されるLU情報管理テーブルを作成するブロック分割情報管理部と、
    前記LU情報管理テーブルを参照して、前記ブロックに関する情報が記載されるブロック情報管理テーブルを作成するブロック情報管理部とを備え、
    前記パス選択情報管理部は、前記ブロック情報管理テーブルを参照して、前記論理ユニットを複数のブロックに分割し、前記ブロックに前記論理パスを割り当てることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  11. 物理デバイスに論理的に設定された論理ユニットを備えた記憶装置に対して、前記論理ユニットに対する通信経路となる論理パスを経由してデータ入出力を要求する情報処理装置において、前記論理ユニットを分割して設けられたブロックの構成を設定する情報処理装置の制御方法であって、
    前記記憶装置は、前記データ入出力要求によってアクセスされる前記物理デバイス内の前記ブロックが、同一の論理パスを通じて既に送られた前記データ入出力要求によってアクセスされた前記ブロックと連続している場合に、前記データ入出力要求によってアクセスされる前記ブロックに格納されたデータを読み出して記憶し、前記物理デバイス内の当該ブロックに引き続く前記ブロックにあるデータを先読みして記憶するキャッシュメモリを備え、
    前記方法は、
    前記情報処理装置の起動時に、認識することができた前記論理パスに関する情報に基づいてパス情報管理テーブルを作成し、
    前記パス情報管理テーブルを参照して、前記論理ユニットに関する情報が記載されるLU情報管理テーブルを作成し、
    前記LU情報管理テーブルを参照して、前記ブロックに関する情報が記載されるブロック情報管理テーブルを作成し、
    前記ブロック情報管理テーブルを参照して、前記論理ユニットを複数のブロックに分割し、
    少なくとも一つの前記ブロックには一つの前記論理パスを割り当て
    前記情報処理装置から送られる前記データ入出力要求によってアクセスされる前記ブロックが、既に送られたデータ入出力要求にアクセスされた前記ブロックに引き続くものである場合は、前記既に送られたデータ入出力要求を送信するために使った前記論理パスと同一の論理パスを経由して、前記データ入出力要求を送信することを特徴とする制御方法。
  12. 前記論理パスの障害が検出され、又は、前記論理パスの障害の回復が検出されたときに、前記ブロックのサイズ及び/又は前記ブロックに割り当てるパス数を変更して、前記ブロックの構成を再設定することを特徴とする請求項11に記載の制御方法。
  13. 物理デバイスに論理的に設定され、複数のブロックに分割された論理ユニットを備える記憶装置に対して、前記論理ユニットに対する通信経路となる論理パスを経由してデータ入出力を要求する情報処理装置の制御方法であって、
    前記記憶装置は、前記データ入出力要求によってアクセスされる前記物理デバイス内の前記ブロックが、同一の論理パスを通じて既に送られた前記データ入出力要求によってアクセスされた前記ブロックと連続している場合に、前記データ入出力要求によってアクセスされる前記ブロックに格納されたデータを読み出して記憶し、前記物理デバイス内の当該ブロックに引き続く前記ブロックにあるデータを先読みして記憶するキャッシュメモリを備え、
    前記方法は、
    前記情報処理装置が、前記データ入出力要求に基づいて、当該データ入出力要求に係るデータが存在するブロックに割り当てられているIO処理部を選択し、
    前記情報処理装置から送られる前記データ入出力要求によってアクセスされる前記ブロックが、既に送られたデータ入出力要求によってアクセスされた前記ブロックに引き続くものである場合は、前記情報処理装置が、前記既に送られたデータ入出力要求を送信するために使った前記論理パスと同一の論理パスを経由して、前記選択されたIO処理部が前記データ入出力要求を送信することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  14. 物理デバイスに論理的に設定され、複数のブロックに分割された論理ユニットを備えた記憶装置に対して、前記論理ユニットに対する通信経路となる論理パスを経由してデータ入出力を要求する情報処理装置の制御方法であって、
    前記記憶装置は、前記データ入出力要求によってアクセスされる前記物理デバイス内の前記ブロックが、同一の論理パスを通じて既に送られた前記データ入出力要求によってアクセスされた前記ブロックと連続している場合に、前記データ入出力要求によってアクセスされる前記ブロックに格納されたデータを読み出して記憶し、前記物理デバイス内の当該ブロックに引き続く前記ブロックにあるデータを先読みして記憶するキャッシュメモリを備え、
    前記方法は、
    前記情報処理装置が、前記データ入出力要求に係るデータがキャッシュメモリに記憶されているか否かを判定し、
    前記情報処理装置が、前記データ入出力要求に係るデータが前記キャッシュメモリに記憶されていれば、前回のデータ入出力要求と同一のIO処理部を選択してキャッシュメモリを機能させ、
    前記情報処理装置が、前記データ入出力要求に係るデータが前記キャッシュメモリに記憶されていなければ、当該データ入出力要求に係るデータが存在するブロックに割り当てられているIO処理部を選択し、
    前記情報処理装置から送られる前記データ入出力要求によってアクセスされる前記ブロックが、既に送られたデータ入出力要求にアクセスされた前記ブロックに引き続くものである場合は、前記情報処理装置が、前記既に送られたデータ入出力要求を送信するために使った前記論理パスと同一の論理パスを経由して、前記選択されたIO処理部が前記データ入出力要求を送信することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  15. 物理デバイスに論理的に設定された論理ユニットを備えた記憶装置に対して、前記論理ユニットに対する通信経路となる論理パスを経由してデータ入出力を要求する情報処理装置を機能させるプログラムであって、
    前記記憶装置は、前記データ入出力要求によってアクセスされる前記物理デバイス内のブロックが、同一の論理パスを通じて既に送られた前記データ入出力要求によってアクセスされた前記ブロックと連続している場合に、前記データ入出力要求によってアクセスされる前記ブロックに格納されたデータを読み出して記憶し、前記物理デバイス内の当該ブロックに引き続く前記ブロックにあるデータを先読みして記憶するキャッシュメモリを備え、
    前記プログラムは、
    前記情報処理装置の起動時に、認識することができた前記論理パスに関する情報に基づいて情報管理テーブルを作成する手段と、
    前記パス情報管理テーブルを参照して、前記論理ユニットに関する情報が記載されるLU情報管理テーブルを作成する手段と、
    前記LU情報管理テーブルを参照して、前記ブロックに関する情報が記載されるブロック情報管理テーブルを作成する手段と、
    前記ブロック情報管理テーブルを参照して、前記論理ユニットを複数のブロックに分割する手段と、
    少なくとも一つの前記ブロックには一つの前記論理パスを割り当てる手段と、
    前記情報処理装置から送られる前記データ入出力要求によってアクセスされる前記ブロックが、既に送られたデータ入出力要求にアクセスされた前記ブロックに引き続くものである場合は、前記既に送られたデータ入出力要求を送信するために使った前記論理パスと同一の論理パスを経由して、前記データ入出力要求を送信する手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  16. 前記論理パスの障害が検出され、又は、前記論理パスの障害の回復が検出されたときに、前記ブロックのサイズ及び/又は前記ブロックに割り当てるパス数を変更して、前記ブロックの構成を再設定する手段として機能させることを特徴とする請求項15に記載のプログラム。
  17. 物理デバイスに論理的に設定された論理ユニットを備えた記憶装置に対して、前記論理ユニットに対する通信経路となる論理パスを経由してデータ入出力を要求する情報処理装置を機能させるプログラムであって、
    前記記憶装置は、前記データ入出力要求によってアクセスされる前記物理デバイス内のブロックが、同一の論理パスを通じて既に送られた前記データ入出力要求によってアクセスされた前記ブロックと連続している場合に、前記データ入出力要求によってアクセスされる前記ブロックに格納されたデータを読み出して記憶し、前記物理デバイス内の当該ブロックに引き続く前記ブロックにあるデータを先読みして記憶するキャッシュメモリを備え、
    前記プログラムは、
    前記論理ユニットを分割して設けられた複数のブロックの構成を管理する手段と、
    前記記憶装置に送信されるデータ入出力要求を前記論理パスに割り当てる手段と、
    前記データ入出力要求を所定のプロトコルにて前記IO割当部によって割り当てられた論理パスに送信する手段と、
    少なくとも一つの前記ブロックには一つの前記論理パスを割り当てる手段と
    前記情報処理装置から送られる前記データ入出力要求によってアクセスされる前記ブロックが、既に送られたデータ入出力要求にアクセスされた前記ブロックに引き続くものである場合は、前記既に送られたデータ入出力要求を送信するために使った前記論理パスと同一の論理パスを経由して、前記データ入出力要求を送信する手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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