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JP4338628B2 - 露光装置 - Google Patents

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JP4338628B2
JP4338628B2 JP2004369216A JP2004369216A JP4338628B2 JP 4338628 B2 JP4338628 B2 JP 4338628B2 JP 2004369216 A JP2004369216 A JP 2004369216A JP 2004369216 A JP2004369216 A JP 2004369216A JP 4338628 B2 JP4338628 B2 JP 4338628B2
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Description

本発明は、被露光体上に機能パターンを直接露光する露光装置に関し、詳しくは、上記被露光体に予め形成した基準となる機能パターンに設定された基準位置を撮像手段で撮像して検出し、該基準位置を基準にしてマイクロミラーデバイスの駆動を制御して機能パターンの像を生成することによって、機能パターンの重ね合わせ精度を向上しようとする露光装置に係るものである。
従来の露光装置は、ガラス基板に機能パターンに相当するマスクパターンを予め形成したマスクを使用し、被露光体上に上記マスクパターンを転写露光する、例えばステッパー(Stepper)やマイクロミラー・プロジェクション(Micromirror Projection)やプロキシミティ(Proximity)の各装置がある。しかし、これら従来の露光装置において、複数層の機能パターンを積層形成する場合には、各層間の機能パターンの重ね合わせ精度が問題となる。特に、大型液晶ディスプレイ用のTFTやカラーフィルタの形成に使用する大型マスクの場合には、マスクパターンの配列に高い絶対寸法精度が要求され、マスクのコストが上昇するものであった。また、上記の重ね合わせ精度を得るためには下地層の機能パターンとマスクパターンとのアライメントが必要であり、特に大型マスクにおいては、このアライメントが困難であった。
一方、マスクを使用せず、電子ビームやレーザビームを使用して予め記憶手段に記憶されたCADデータのパターンを被露光体上に直接描画する露光装置がある。この種の露光装置は、レーザ光源と、該レーザ光源から発射されるレーザビームを往復走査する露光光学系と、被露光体を載置した状態で搬送する搬送手段とを備え、CADデータに基づいてレーザ光源の発射状態を制御しながらレーザビームを往復走査すると共に被露光体をレーザビームの走査方向と直交する方向に搬送して、被露光体上に機能パターンに相当するCADデータのパターンを二次元的に形成するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−144415号公報
しかし、このような直接露光型の従来の露光装置において、CADデータのパターン配列に高い絶対寸法精度が要求される点は、マスクを使用する露光装置と同様であった。また、複数の露光装置を用いて機能パターンを形成するような製造工程においては、露光装置間に精度のばらつきがあると、機能パターンの重ね合わせ精度が悪くなる問題があった。そして、このような問題に対処するためには高精度な露光装置が必要となり、露光装置のコストが上昇するものであった。
さらに、下地層の機能パターンとCADデータのパターンとのアライメントを事前に取らなければならない点は、マスクを使用する他の露光装置と同様であり、前述と同様にアライメント精度を向上することができない問題があった。
そこで、本発明は、このような問題点に対処し、機能パターンの重ね合わせ精度を向上しようとする露光装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による露光装置は、搬送手段により所定の速度で搬送される被露光体に対して光源から発射される露光光を照射して、前記被露光体上に、被露光製品が有する機能を発揮するのに必要な構成部分のパターンである機能パターンの像を直接露光する露光装置であって、複数のマイクロミラーが前記被露光体の搬送方向と直交する方向にて所定状態に配列され、入力する駆動制御信号に基づいて個々のマイクロミラーが傾動動作して光源からの露光光を反射し、該露光光に強度変調を与えて射出するマイクロミラーデバイスを有し、前記強度変調された露光光に基づいて所定の機能パターンの像を生成して前記被露光体上に露光する露光光学系と、複数個の受光素子が、前記複数のマイクロミラーの前記被露光体の搬送方向と直交する方向の配列状態に対して、該複数個の受光素子の前記被露光体の搬送方向と直交する方向の配列状態が一致して対応するように、一列の直線状に配列されて成り、前記被露光体の移動方向にて前記露光光学系による露光位置の手前側を撮像位置とし、前記被露光体に予め形成された露光位置の基準となる機能パターンを撮像する撮像手段と、該撮像手段で撮像された前記基準となる機能パターンに予め設定された基準位置を検出し、該基準位置を基準にして前記マイクロミラーデバイスの駆動を制御すると共に、上記搬送手段により被露光体を所定の速度で搬送させるように制御する制御手段とを備えたものである。
このような構成により、搬送手段で被露光体を所定の速度で搬送し、複数個の受光素子が、複数のマイクロミラーの被露光体の搬送方向と直交する方向の配列状態に対して、該複数個の受光素子の前記被露光体の搬送方向と直交する方向の配列状態が一致して対応するように、一列の直線状に配列されて成る撮像手段で、被露光体上に予め形成された露光位置の基準となり被露光製品が有する機能を発揮するのに必要な構成部分のパターンである機能パターンを、前記被露光体の移動方向にて前記露光光学系による露光位置の手前側を撮像位置として撮像し、制御手段で上記搬送手段により被露光体を所定の速度で搬送させるように制御すると共に、該撮像された基準となる機能パターンに設定された基準位置を検出し、複数のマイクロミラーが所定状態に配列されたマイクロミラーデバイスの個々のマイクロミラーを駆動制御信号に基づいて傾動動作させ、露光光学系のマイクロミラーデバイスで光源からの露光光に強度変調を与えて射出し、該強度変調された露光光に基づいて所定の機能パターンの像を生成し、上記基準となる機能パターンに設定された基準位置を基準にして上記機能パターンの像を被露光体上に露光する。これにより、被露光体に予め形成された基準となる機能パターンに対する機能パターンの重ね合せ精度を向上する。
また、前記制御手段による前記基準位置の検出は、前記撮像手段で取得した前記基準となる機能パターンの画像を2値化処理し、予め設定された前記基準位置に相当する画像データと比較して、両データが一致した部分を検出して行うものである。これにより、撮像手段で取得した基準となる機能パターンの画像を制御手段で2値化処理し、予め設定された基準位置に相当する画像データと比較し、両データが一致した部分を基準位置として検出する。
さらに、前記露光光学系は、前記マイクロミラーデバイスにより生成される機能パターンの像を前記被露光体上に結像する結像レンズを備えたものである。これにより、結像レンズでマイクロミラーデバイスにより生成される機能パターンの像を被露光体上に結像する。
また、前記マイクロミラーデバイスは、複数のマイクロミラーが一列状に配列されたものである。これにより、複数のマイクロミラーが一列状に配列されたマイクロミラーデバイスで所定の機能パターンの像を生成する。
さらに、前記マイクロミラーデバイスは、複数のマイクロミラーがマトリクス状に配列されたものである。これにより、複数のマイクロミラーがマトリクス状に配列されたマイクロミラーデバイスで所定の機能パターンの像を生成する。
請求項1に係る発明によれば、搬送手段で被露光体を所定の速度で搬送し、複数個の受光素子が、複数のマイクロミラーの被露光体の搬送方向と直交する方向の配列状態に対して、該複数個の受光素子の前記被露光体の搬送方向と直交する方向の配列状態が一致して対応するように、一列の直線状に配列されて成る撮像手段で、被露光体上に予め形成された露光位置の基準となり被露光製品が有する機能を発揮するのに必要な構成部分のパターンである機能パターンを、前記被露光体の移動方向にて前記露光光学系による露光位置の手前側を撮像位置として撮像し、制御手段で上記搬送手段により被露光体を所定の速度で搬送させるように制御すると共に、該撮像された基準となる機能パターンに設定された基準位置を検出し、複数のマイクロミラーが所定状態に配列されたマイクロミラーデバイスの個々のマイクロミラーを駆動制御信号に基づいて傾動動作させ、露光光学系のマイクロミラーデバイスで光源からの露光光に強度変調を与えて射出し、該強度変調された露光光に基づいて所定の機能パターンの像を生成し、上記基準となる機能パターンに設定された基準位置を基準にして上記機能パターンの像を被露光体上に露光することができる。これにより、上記基準となる機能パターンに対して所定位置に所定の機能パターンの露光を高精度に行うことができる。したがって、複数層の機能パターンを積層して形成する場合にも、各層の機能パターンの重ね合せ精度が高くなる。また、複数の露光装置を使用して積層パターンを形成する場合にも、露光装置間の精度差に起因する機能パターンの重ね合せ精度の劣化の問題を排除することができ、露光装置のコストアップを抑制することができる。さらに、複数の受光素子が一列の直線状に配列された撮像手段で基準となる機能パターンの一次元の画像データを取得するようにしたことにより、撮像手段のコストアップを抑制すると共に、データの処理速度を向上することができる。さらにまた、複数個の受光素子が、複数のマイクロミラーの被露光体の搬送方向と直交する方向の配列状態に対して、該複数個の受光素子の前記被露光体の搬送方向と直交する方向の配列状態が一致して対応するように、一列の直線状に配列されて成る撮像手段で、基準位置を撮像することができる。
また、請求項2に係る発明によれば、撮像手段で取得した基準となる機能パターンの画像を2値化処理し、予め設定した基準位置に相当する画像データとを比較して、両データが一致した部分を基準位置として検出するようにしたことにより、基準位置の検出をリアルタイムで高速に処理することができる。
さらに、請求項3に係る発明によれば、結像レンズでマイクロミラーデバイスにより生成される機能パターンの像を被露光体上に結像するようにしたことにより、結像レンズの倍率を変えて拡大又は縮小露光をすることができる。
また、請求項4に係る発明によれば、マイクロミラーデバイスを複数のマイクロミラーが一列状に配列されたものとしたことにより、一列分の機能パターンの像を生成することができる。
さらに、請求項5に係る発明によれば、マイクロミラーデバイスを複数のマイクロミラーがマトリクス状に配列されたものとしたことにより、CADデータを変えることで様々な形状の機能パターンを形成することができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明による露光装置の実施形態を示す概念図である。この露光装置1は、露光光を被露光体に対して照射して、該被露光体上に機能パターンの像を直接露光するものであり、光源2と、露光光学系3と、撮像手段4と、搬送手段5と、制御手段6とを備えている。なお、上記機能パターンとは、製品が有する本来の目的の動作をするのに必要な構成部分のパターンであり、例えば、カラーフィルタにおいては、ブラックマトリクスのピクセルパターンや赤、青、緑の各カラーフィルタのパターンであり、半導体部品においては、配線パターンや各種電極パターン等である。以下の説明は、被露光体としてカラーフルター基板を用いた場合について述べる。
上記光源2は、露光光としての紫外線を発光するものであり、例えばキセノンランプや紫外線レーザ光源等である。そして、後述の露光光学系3に備えるマイクロミラーデバイス8を照射するようになっている。
上記光源2の露光光の照射方向前方には、露光光学系3が設けられている。この露光光学系3は、感光性着色材が塗布されたカラーフィルタ基板7に露光光を照射して所定のカラーフィルタのパターンを露光するものであり、マイクロミラーデバイス8と、結像レンズ9とを備えている。
マイクロミラーデバイス8は、入射する露光光にオン・オフの強度変調を与えて射出し、該強度変調された露光光に基づいて所定のカラーフィルタパターンの像を生成するものであり、図2に示すように傾動動作可能に軸支された複数のマイクロミラー10をM行N列のマトリクス状に配置している。このマイクロミラー10は、入力する駆動制御信号に基づいて個々に傾動動作して光源2からの露光光を反射するものであり、図3に示すように、半導体基板10a上に一対のヒンジ10bによって傾動動作可能に軸支されたヨーク10cを形成し、該ヨーク10cの上面に露光光を反射する反射板10dを形成している。そしてヨーク10cの下面と半導体基板10aの上面に対向して一対の電極10eを設け、該一対の電極10eに電圧を付与することによって両電極10e間に静電吸引力又は反発力を発生して、上記ヒンジ10bを中心にヨーク10cが同図(b)に示す矢印方向に傾動動作し、反射板10dが傾くようになっている。この場合、露光オン状態では、図4(a)に示すようにマイクロミラー10の反射板10dは、その反射光が結像レンズ9を通過するように傾き、露光オフ状態では、図4(b)に示すように反射光が結像レンズ9を通らないように傾く。以下の説明では、図4(a)に示すようなマイクロミラー10の駆動状態をオン駆動と、同図(b)に示すようなマイクロミラー10の駆動状態をオフ駆動とする。なお、上記複数のマイクロミラー10は、後述の制御手段6によって制御されてそれぞれ個別に傾動動作するものである。
また、上記結像レンズ9は、上記マイクロミラーデバイス8のマイクロミラー10面をカラーフィルタ基板7の表面に結像するものであり、露光光がマイクロミラーデバイス8でオン・オフの強度変調されて生成するカラーフィルタパターンの像を結像するようになっている。また、結像レンズ9とマイクロミラーデバイス8とは、各光軸が互いに一致するように配置されている。
上記カラーフィルタ基板7の移動方向(矢印A方向)にて上記露光光学系3による露光位置の手前側を撮像位置とし、撮像手段4が設けられている。この撮像手段4は、カラーフィルタ基板7に予め形成された基準パターンとしてのブラックマトリクスのピクセルを撮像するものであり、複数個の受光素子が、複数のマイクロミラーの被露光体の搬送方向と直交する方向の配列状態に対して、該複数個の受光素子の前記被露光体の搬送方向と直交する方向の配列状態が一致して対応するように、一列の直線状に配列された例えばラインCCDである。ここで、図5に示すように、上記撮像手段4の撮像位置と上記露光光学系3の露光位置(例えば、カラーフィルタ基板7の表面に結像されるマイクロミラーデバイス8の1行目のミラー位置)とは、所定の距離Dだけ離れており、撮像手段4でブラックマトリクス11のピクセル12の基準位置を撮像してから所定時間経過後に上記基準位置が上記露光位置に到達するようになっている。なお、上記距離Dは小さい程よい。これにより、カラーフィルタ基板7の移動誤差を少なくすることができ、基準位置と露光位置との位置決めをより正確に行うことができる。また、上記撮像手段4の近傍部には、図示省略の照明手段が設けられており、撮像手段4の撮像領域を照明できるようになっている。
上記露光光学系3の下方には、搬送手段5が設けられている。この搬送手段5は、ステージ5a上にカラーフィルタ基板7を載置して矢印A方向に移動可能にしたものであり、図示省略の搬送用モータが制御手段6により制御されてステージ5aを移動するようになっている。また、上記搬送手段5には、図示省略の例えばエンコーダやリニアセンサー等の位置検出センサーや速度センサーが設けられており、その出力を制御手段6にフィードバックして位置制御及び速度制御を可能にしている。
上記光源2、撮像手段4、搬送手段5及びマイクロミラーデバイス8に接続して制御手段6が設けられている。この制御手段6は、装置全体が適切に駆動するように制御するものであり、撮像手段4で撮像された上記ピクセル12に予め設定された基準位置を検出する画像処理部13と、光源2をオン・オフする光源駆動部14と、一列分に相当するカラーフィルタパターンのCADデータや上記基準位置に相当するルックアップテーブル等のデータを記憶する記憶部15と、上記撮像位置と露光位置との間の距離Dとカラーフィルタ基板7の移動速度Vとを用いて基準位置が撮像位置から露光位置まで移動する時間tを演算する演算部16と、上記基準位置を基準にして上記マイクロミラーデバイス8による光強度変調を制御すると共にマイクロミラーデバイス8の各行番号と撮像手段4の受光素子のエレメント番地とを互いに対応付けて記憶するミラー駆動コントローラ17と、搬送手段5のステージ5aを矢印A方向に所定速度で移動する搬送手段コントローラ18と、装置全体を統合して制御する制御部19とを備えている。
図6及び図7は、画像処理部13の一構成例を示すブロック図である。図6に示すように、画像処理部13は、例えば三つ並列に接続したリングバッファーメモリ20A,20B,20Cと、該リングバッファーメモリ20A,20B,20C毎にそれぞれ並列に接続した例えば三つのラインバッファーメモリ21A,21B,21Cと、該ラインバッファーメモリ21A,21B,21Cに接続され決まった閾値と比較してグレーレベルのデータを2値化して出力する比較回路22と、上記九つのラインバッファーメモリ21A,21B,21Cの出力データと図1に示す記憶部15から得たカラーフィルタパターン露光領域の左端を定める第1の基準位置に相当する画像データのルックアップテーブル(以下、「左端用LUT」と記載する)とを比較して、両データが一致したときに左端判定結果を出力する左端判定回路23Aと、上記九つのラインバッファーメモリ21A,21B,21Cの出力データと、図1に示す記憶部15から得たカラーフィルタパターン露光領域の右端を定める第2の基準位置に相当する画像データのルックアップテーブル(以下、「右端用LUT」と記載する)とを比較して、両データが一致したときに右端判定結果を出力する右端判定回路23Bとを備えている。
また、図7に示すように、画像処理部13は、上記左端判定結果を入力して第1の基準位置に相当する画像データの一致回数をカウントする計数回路24Aと、該計数回路24Aの出力と図1に示す記憶部15から得た左端ピクセル番号とを比較して両数値が一致したときに左端指定信号を上記記憶部15に出力する比較回路25Aと、上記右端判定結果を入力して第2の基準位置に相当する画像データの一致回数をカウントする計数回路24Bと、該計数回路24Bの出力と図1に示す記憶部15から得た右端ピクセル番号とを比較して両数値が一致したときに右端指定信号を上記記憶部15に出力する比較回路25Bと、上記計数回路24Aの出力に基づいて左端ピクセル数nをカウントする左端ピクセル計数回路26と、該左端ピクセル計数回路26の出力と図1に示す記憶部15から得た露光終了ピクセル列番号Kとを比較して両数値が一致したときに露光終了ピクセル列指定信号を上記記憶部15に出力する比較回路27とを備えている。なお、上記計数回路24A,24Bは、撮像手段4による読取動作が開始されるとその読取開始信号によりリセットされる。また、左端ピクセル計数回路26は、予め指定した領域に対する露光が終了すると露光終了信号によりリセットされる。
次に、このように構成された露光装置1の動作を、図8のフローチャートを参照して説明する。
先ず、露光装置1に電源が投入されると、図1に示す制御手段6が起動して光源駆動部14で光源2を点灯させると共に照明手段を駆動する。同時に、撮像手段4が起動して撮像可能状態となる。次に、搬送手段5のステージ5a上にカラーフィルタ基板7が載置されて、図示省略のスイッチが操作されると、搬送手段5は、制御手段6の搬送手段コントローラ18により制御されてカラーフィルタ基板7を矢印A方向に一定速度で搬送する。そして、上記カラーフィルタ基板7が撮像手段4の撮像位置に達すると、以下の手順に従って露光動作が実行される。
先ず、ステップS1においては、撮像手段4でカラーフィルタ基板7に予め形成されたブラックマトリクス11のピクセル12の画像が取得される。この取得した画像データは、図6に示す画像処理部13の三つのリングバッファーメモリ20A,20B,20Cに取り込まれて処理される。そして、最新の三つのデータが各リングバッファーメモリ20A,20B,20Cから出力される。この場合、例えばリングバッファーメモリ20Aから二つ前のデータが出力され、リングバッファーメモリ20Bから一つ前のデータが出力され、リングバッファーメモリ20Cから最新のデータが出力される。さらに、これらの各データはそれぞれ三つのラインバッファーメモリ21A,21B,21Cにより、例えば3×3のCCD画素の画像を同一のクロック(時間軸)に配置する。その結果は、例えば図9(a)に示すような画像として得られる。この画像を数値化すると、例えば同図(b)のように3×3の数値に対応することになる。これらの数値化された画像は、同一クロック上に並んでいるので、比較回路22で閾値と比較されて2値化される。例えば、閾値を“45”とすれば、同図(a)の画像は、同図(c)のように2値化されることになる。
ステップS2においては、カラーフィルタパターン露光領域の左右端の基準位置が検出される。具体的には、基準位置の検出は、左端判定回路23Aにおいて、上記2値化データを図1に示す記憶部15から得た左端用LUTのデータと比較して行う。
例えば、カラーフィルタパターン露光領域の左端を指定する第1の基準位置が、図10(a)に示すようにブラックマトリクス11のピクセル12の左上端隅部に設定されている場合には、上記左端用LUTは、同図(b)に示すものになり、このときの左端用LUTのデータは、“000011011”となる。従って、上記2値化データは、上記左端用LUTのデータ“000011011”と比較され、両データが一致したときに、撮像手段4で取得した画像データが第1の基準位置であると判定され、左端判定回路23Aから左端の判定結果を出力する。なお、図12(c)に示すようにピクセル12が五つ並んでいるときには、各ピクセル12の左上端隅部が第1の基準位置に該当することになる。
上記判定結果に基づいて、図7に示す計数回路24Aにおいて上記一致回数がカウントされる。そして、そのカウント数は、図1に示す記憶部15から得た左端ピクセル番号と比較回路25Aにおいて比較され、両数値が一致したとき左端指定信号を上記記憶部15に出力する。この場合、図12(c)に示すように、例えば、左端ピクセル番号として1番目のピクセル121を定めると、このピクセル121の左上端隅部が第1の基準位置と設定される。したがって、同図(b)に示すように、第1の基準位置に対応する撮像手段4のラインCCDにおけるエレメント番地、例えばELiが記憶部15に記憶される。
一方、上記2値化データは、右端判定回路23Bにおいて、図1に示す記憶部15から得た右端用LUTのデータと比較される。例えば、カラーフィルタパターン露光領域の右端を指定する第2の基準位置が、図11(a)に示すようにブラックマトリクス11のピクセル12の右上端隅部に設定されている場合には、上記右端用LUTは、同図(b)に示すものになり、このときの右端用LUTのデータは、“000110110”となる。従って、上記2値化データは、上記右端用LUTのデータ“000110110”と比較され、両データが一致したときに、撮像手段4で取得した画像データがカラーフィルタパターン露光領域の右端の基準位置であると判定され、右端判定回路23Bから右端判定結果を出力する。なお、前述と同様に、図12に示すように例えばピクセル12が五つ並んでいるときには、各ピクセル12の右上端隅部が第2の基準位置に該当することになる。
上記判定結果に基づいて、図7に示す計数回路24Bにおいて上記一致回数がカウントされる。そして、そのカウント数は、図1に示す記憶部15から得た右端ピクセル番号と比較回路25Bにおいて比較され、両数値が一致したとき右端指定信号を上記記憶部15に出力する。この場合、図12(c)に示すように、例えば、右端ピクセル番号として5番目のピクセル125を定めると、このピクセル125の右上端隅部が第2の基準位置と設定される。したがって、同図(b)に示すように、第2の基準位置に対応する撮像手段4のラインCCDにおけるエレメント番地、例えばELnが記憶部15に記憶される。そして、上述のようにしてカラーフィルタパターン露光領域の左端及び右端の基準位置が検出され、同時に検出時刻t1が記憶部15に記憶されると、ステップS3に進む。
ステップS3においては、マイクロミラーデバイス8のオン領域がミラー駆動コントローラ17の記憶領域に確保される。この場合、先ず、記憶部15からカラーフィルタパターン露光領域の左右端を示す第1及び第2の基準位置に対応する撮像手段4のエレメント番地、例えば図12(b)に示すELi及びELnが読み出されて、同図(a)に示すように上記エレメント番地ELi及びELnに対応付けられたマイクロミラーデバイス8の列番号Ni及びNnが設定される。次に、例えば1行目のミラー列を基準にして、列番号Ni〜Nn内のマイクロミラー10のうちオンするマイクロミラー10が記憶部15から読み出されたCADデータに基づいて設定される。この実施形態においては、露光パターンは、矩形状のカラーフィルタパターンであるため、マイクロミラーデバイスのオン領域としては、例えば図12(a)に示すように、M1〜M3行及びNi〜Nn列に囲まれた領域となる。なお、図12(a)において、オンするマイクロミラー10は白抜きで示し、オフするマイクロミラー10は黒く塗りつぶして示している。
ステップS4においては、カラーフィルタパターン露光領域が露光光学系3の露光位置に設定されたか否かが判定される。この判定は、図5に示すように記憶部15に記憶された基準位置の検出時刻t1、及び搬送速度V並びに撮像位置と露光位置との距離Dの各データに基づいて、撮像手段4によって基準位置が撮像されてからカラーフィルタ基板7が距離Dだけ搬送される時間tを演算部16で演算し、該時間tを管理することによって行われる。ここで、基準位置の検出時刻t1から時間tが経過した、即ちカラーフィルタパターン露光領域が露光位置に設定されたと判定(“YES判定”)となると、ステップS5に進む。
ステップS5においては、ミラー駆動コントローラ17によって、ステップS3で確保されたマイクロミラーデバイス8のオン領域に対応するマイクロミラー10が所定時間だけオン駆動され(図4(a)参照)、その他のマイクロミラー10がオフ駆動されて(図4(b)参照)、図12(c)に斜線を付して示すピクセル12上のカラーフィルタパターン露光領域に対して露光が実行される。この場合、カラーフィルタ基板7が一定の速度で移動しているため、露光パターンの搬送方向のエッジがボケる場合がある。したがって、そのボケ量が許容値となるように搬送速度V及び露光時間並びに光源2のパワーを予め設定しておく。
ステップS6においては、左端ピクセル数kが図7に示す左端ピクセル計数回路26でカウントされる。そして、ステップS7に進んで、上記左端ピクセル数kが予め設定されて記憶部15に記憶された露光終了ピクセル列番号Kと比較器27で比較され、両数値が一致したか否かが判定される。
ステップS7において、“NO判定”となると、ステップS1に戻って、次の基準位置の検出動作に移る。この場合、撮像手段4の読取開始信号により、図7に示す計数回路24A,24Bはリセットされる。
一方、ステップS7において、“YES判定”となるとカラーフィルタ基板7の所定領域に対する全ての露光が終了したことを意味し、露光終了信号が出力して、図7に示す左端ピクセル計数回路26がリセットされる。そして、搬送手段5は、ステージ5aをスタート位置まで高速で戻す。
なお、上記露光光学系3による露光可能領域がカラーフィルタ基板7の幅よりも狭いときには、上記ステップS7が終了するとステージ5aを搬送方向と直交する方向に所定距離だけステップ移動して、上記ステップS1〜S7を再度実行し、既露光領域に隣接する領域に露光を行ってもよい。また、上記露光光学系3及び撮像手段4を搬送方向と直交する方向に複数個の受光素子を一列の直線状に配設してカラーフィルタ基板7の全幅に対して1回で露光できるようにしてもよい。また、カラーフィルタパターン露光領域に対して撮像手段4による撮像領域が狭いときには、撮像手段4を複数台一列に並べて設置してもよい。
このように、本発明の露光装置1によれば、撮像手段4でカラーフィルタ基板7に予め形成されたブラックマトリクス11のピクセル12を撮影し、撮影されたピクセル12の画像に予め設定した基準位置を検出し、該基準位置を基準にしてマイクロミラーデバイス8のマイクロミラー10をオン・オフ制御し、ピクセル12上に所定形状のカラーフィルタの露光パターンを形成するようにしたので、上記ピクセル12に対する上記露光パターンの重ね合せ精度が向上する。したがって、複数の露光装置を使用して各色のカラーフィルタパターンを形成する場合にも、露光装置間の精度差に起因するカラーフィルタパターンの重ね合せ精度の劣化の問題を排除して高い重ね合わせ精度を確保することができる。これにより、露光装置1のコストアップを抑制することができる。
また、マイクロミラーデバイス8のマイクロミラー10をM行N列のマトリクス状に配列し、各マイクロミラー10がCADデータに基づいて個別に駆動されるようにしているので、CADデータを変更することにより様々な形状の露光パターンを容易に形成することができる。
なお、上記マイクロミラーデバイス8は、マイクロミラー10をマトリクス状に配列しものに限られず、一列状態に配列したものであってもよい。これにより、一列分の機能パターンの像を生成することができる。
また、本発明の露光装置1は、液晶ディスプレイのカラーフィルタ等の大型基板に対する露光に適用するものに限られず、半導体等の露光装置にも適用することができる。
本発明による露光装置の実施形態を示す概念図である。 上記露光装置の露光光学系を構成するマイクロミラーデバイスを示す平面図である。 上記マイクロミラーデバイスを構成するマイクロミラーの構成を示す説明図であり、(a)は図2のX−X線断面図、(b)は図2のY−Y線断面図である。 上記マイクロミラーデバイスのマイクロミラーの傾動動作を説明する側面図であり、(a)はオン駆動状態を示し、(b)はオフ駆動状態をしている。 カラーフィルタ基板に対する撮像手段の撮像位置と露光光学系の露光位置との関係を示す平面説明図である。 画像処理部の内部構成において処理系統の前半部を示すブロック図である。 画像処理部の内部構成において処理系統の後半部を示すブロック図である。 本発明による露光装置の動作を説明するフローチャートである。 リングバッファーメモリの出力を2値化する方法を示す説明図である。 カラーフィルタ基板上のブラックマトリクスのピクセルに予め設定された第1の基準位置の画像とそのルックアップテーブルを示す説明図である。 カラーフィルタ基板上のブラックマトリクスのピクセルに予め設定された第2の基準位置の画像とそのルックアップテーブルを示す説明図である。 カラーフィルタ基板上のブラックマトリクスのピクセルに対するカラーフィルタパターンの露光方法を示す説明図である。
符号の説明
1…露光装置
2…光源
3…露光光学系
4…撮像手段
5…搬送手段
6…制御手段
7…カラーフィルタ基板(被露光体)
8…マイクロミラーデバイス
9…結像レンズ
10…マイクロミラー
10a…半導体基板
10b…ヒンジ
10c…ヨーク
10d…反射板
11…ブラックマトリクス
12…ピクセル(機能パターン)

Claims (5)

  1. 搬送手段により所定の速度で搬送される被露光体に対して光源から発射される露光光を照射して、前記被露光体上に、被露光製品が有する機能を発揮するのに必要な構成部分のパターンである機能パターンの像を直接露光する露光装置であって、
    複数のマイクロミラーが前記被露光体の搬送方向と直交する方向にて所定状態に配列され、入力する駆動制御信号に基づいて個々のマイクロミラーが傾動動作して光源からの露光光を反射し、該露光光に強度変調を与えて射出するマイクロミラーデバイスを有し、前記強度変調された露光光に基づいて所定の機能パターンの像を生成して前記被露光体上に露光する露光光学系と、
    複数個の受光素子が、前記複数のマイクロミラーの前記被露光体の搬送方向と直交する方向の配列状態に対して、該複数個の受光素子の前記被露光体の搬送方向と直交する方向の配列状態が一致して対応するように、一列の直線状に配列されて成り、前記被露光体の移動方向にて前記露光光学系による露光位置の手前側を撮像位置とし、前記被露光体に予め形成された露光位置の基準となる機能パターンを撮像する撮像手段と、
    該撮像手段で撮像された前記基準となる機能パターンに予め設定された基準位置を検出し、該基準位置を基準にして前記マイクロミラーデバイスの駆動を制御すると共に、上記搬送手段により被露光体を所定の速度で搬送させるように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする露光装置。
  2. 前記制御手段による前記基準位置の検出は、前記撮像手段で取得した前記基準となる機能パターンの画像を2値化処理し、予め設定された前記基準位置に相当する画像データと比較して、両データが一致した部分を検出して行うことを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  3. 前記露光光学系は、前記マイクロミラーデバイスにより生成される機能パターンの像を前記被露光体上に結像する結像レンズを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の露光装置。
  4. 前記マイクロミラーデバイスは、複数のマイクロミラーが一列状に配列されたものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の露光装置。
  5. 前記マイクロミラーデバイスは、複数のマイクロミラーがマトリクス状に配列されたものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の露光装置。
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