JP4320972B2 - Landfill soil runoff prevention structure for quay and revetment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、岸壁・護岸の埋立土流出防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
波による海水の流動や、埋立土側の残留水位に起因する浸透流等により、ケ−ソン目地等の隙間から埋立土が海側に流出する(吸い出しという)恐れがある。埋立土が流出すると、護岸等の背後の地盤の局所的な陥没を引き起こし、場合によっては地盤沈下による災害も起きることになる。
【0003】
そのため、岸壁・護岸においては、埋立土の流出防止対策を十分に施す必要がある。重力式護岸・岸壁においては、護岸・岸壁に使用されるケ−ソンの目地(ケ−ソンとケ−ソンのつなぎ目)が、埋立土の流出に対して弱点となることが、「ケ−ソン式護岸背後の沈下災害に関する実験(海洋開発論文周 Vol.10 1994年6月)に記載されている。
【0004】
これまで、埋立土の流出防止対策としては、図4の平面図に示すように、ケ−ソン41とケ−ソン41の目地42部分に、ケ−ソン41の上端から下端にわたって袋目地43を配置し、この袋目地43により、陸側44の埋立土が海側45に流出するのを防止したり、図5の平面図に示すように、ケ−ソン51とケ−ソン51の目地52部分の陸側53に、ケ−ソン51の上端から下端にわたって目地板54を配置し、この目地板54により、陸側53の埋立土が海側55に流出するのを防止したりするようにしていた。
【0005】
また、主として、土圧軽減のために行われる裏込め工によっても、埋立土の流出防止効果があることが、「港湾の施設の技術上の基準・同解説」(運輸省港湾局監修)に記載されている。すなわち、裏込め工を行った場合に以下の3点の効果が期待できる。
(a)内部摩擦角の増大による土圧の低減
(b)透水性の増大による残留水位の低下
(c)裏込土砂の流出防止
裏込め工においては、上記土圧の低減および残留水位の低下の2点は、設計において十分対応が可能であれば必要なく、裏込土砂の流出を防止するだけでよい。
【0006】
図6は、このような裏込め工を示す断面図であるが、ケ−ソン61の陸側62に隣接して、1:1.2程度の勾配で三角形状に裏込石63を積み上げ、積み上げた裏込石63の上に埋立土流出防止用のシ−ト(防砂シ−ト)64を敷設し、その上から埋立土65を埋め立てる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した埋立土流出防止効果が期待できる裏込め工は、次のような問題点がある。岸壁・護岸の全長にわたって、裏込石を積み上げることになるので、そのために、過酷な潜水作業が要求されるとともに、裏込石をならすための作業や防砂シ−トの敷設作業が煩雑であり、岸壁・護岸の埋立土流出防止対策として用いるには、費用がかかりすぎる。
【0008】
この発明は、従来技術の上述のような問題点を解消するためになされたものであり、裏込め工が容易に行えるので、埋立土の流出防止対策を安価な費用で行うことのできる岸壁・護岸の埋立土流出防止構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明の参考とする第一の岸壁・護岸の埋立土流出防止構造は、岸壁・護岸の陸側に隣接して、該岸壁・護岸からの陸側に向かって下り傾斜を持つように裏込石を積み上げた後、裏込石の上に防砂シ−トを敷設し、その上に埋立土を埋め立てた岸壁・護岸からの埋立土流出防止構造において、岸壁・護岸の陸側目地部分に、該目地部分を覆う裏込石投入枠を設置し、該裏込石投入枠に裏込石を投入した後、裏込石を裏込石投入枠とともに防砂シ−トで覆い、その上から裏込土を投入するものである。
【0010】
この発明に係る第一の岸壁・護岸の埋立土流出防止構造においては、埋立土流出に最も弱い場所である岸壁・護岸の陸側目地部分に、該目地部分の下端から上端まで覆う裏込石投入枠を設置し、該裏込石投入枠に裏込石を投入した後、裏込石を裏込石投入枠とともに防砂シ−トで覆い、その上から裏込土を投入するようにしている。
【0011】
したがって、裏込石の使用量は少なく、裏込め工に要する費用や作業量は少なくてすみ、かつ埋立土流出防止効果も十分に発揮できる。
【0012】
この発明に係る第二の岸壁・護岸の埋立土流出防止構造は、L型ブロックを使用した岸壁・護岸の陸側に隣接して、該岸壁・護岸からの陸側に向かって下り傾斜を持つように裏込石を積み上げた後、裏込石の上に防砂シ−トを敷設し、その上に埋立土を埋め立てた岸壁・護岸からの埋立土流出防止構造において、前記L型ブロックの長手方向両端部から一定距離離れた陸側に、L型ブロックの目地部分を裏込石で覆うための裏込石投入壁を設け、隣り合うL型ブロックの裏込石投入壁間で形成される裏込石投入部に裏込石を投入した後、裏込石を裏込石投入部とともに防砂シ−トで覆い、その上から裏込土を投入するものである。
【0013】
この岸壁・護岸の埋立土流出防止構造も、第一の岸壁・護岸の埋立土流出防止構造同様、要する費用や作業量は少なくてすみ、かつ埋立土流出防止効果も十分に発揮できる。
【0014】
なお、L型ブロックを使用する場合には、L型ブロックの長手方向両端部から一定位置離れた位置に、あらかじめ裏込石を投入するための裏込石投入壁を設置しておくことにより、隣り合うL型ブロックの裏込石投入壁間を裏込石投入部として利用することができ、特別な枠体は必要としない。
【0015】
この発明の参考とする第三の岸壁・護岸の埋立土流出防止構造は、岸壁・護岸の陸側目地部分をはさんで、海水面よりも高くなる長さの1対の裏込石投入枠装着用金具を垂直に設け、該装着具に断面コの字型で高さが前記海水面よりも高い裏込石投入枠を装着し、該裏込石投入枠に裏込石を投入した後、その上から裏込土を投入するものである。
【0016】
この岸壁・護岸の埋立土流出防止構造は、断面コの字型の裏込石投入枠を、岸壁・護岸の陸側目地部分をはさんで、海水面よりも高くなる長さの1対の裏込石投入枠装着用金具に装着するだけでよいので、施工が簡単に行える。
【0017】
また、裏込石投入枠の高さを、海水面の高さよりも高くしているので、目地部分における裏込石投入高さも海水面よりも高くなり、裏込石を防砂シ−トで覆わなくても、裏込土が目地部分から流出することはない。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は本発明の岸壁・護岸の埋立土流出防止構造の参考とする第一の実施の形態の説明図であり、(a)はケ−ソンの目地部分に設置した裏込石投入枠の斜視図、(b)はケ−ソンと裏込石投入枠および防砂シ−トとの接続部を示す平面図、(c)は裏込石投入枠に裏込石をその他の部分に裏込土を投入した状態を示す平面図である。
【0019】
この岸壁・護岸の埋立土流出防止構造においては、隣り合うケ−ソン1同士の陸側3の目地2部分に、裏込石8を投入するための裏込石投入枠4を配置している。裏込石投入枠4の側壁4aの形状は、直角三角形の形状をしており、2枚の側壁が複数の接続部材4bにより接続された形状になっている。そして、投入した裏込石8により、陸側3に向かって下がる傾斜面が形成されるようになっている。
【0020】
図1(b)に示すように、あらかじめ工場で製作された裏込石投入枠4は、ケ−ソン1に取り付けられている挿入用金具5のスリット部に、その係合部4cを挿入することにより、ケ−ソン1に固定される。また、裏込石投入枠4の側壁4aには防砂シ−ト6の一端部が上下方向に固着されており、防砂シ−ト6の他端部には防砂シ−ト固定用治具7が取り付けられている。そして、防砂シ−ト固定用治具7も、挿入用金具5の他のスリット部に挿入され、ケ−ソン1と裏込石投入枠4との間から裏込土が流出しないようにしている。
【0021】
図1(c)は上述のように配置された裏込石投入枠4に、裏込石8を投入した後、裏込石投入枠4の周りに裏込土9を投入した状態を表している。前記防砂シ−ト6は、投入した裏込土9により裏込石投入枠4に押し付けられ、ケ−ソン1と裏込石投入枠4との間から裏込土9が流出できない状態となっている。
【0022】
図1(c)には示されていないが、最終的には裏込石8を積み上げた部分の上方も、裏込土9を投入するが、このときには、裏込石8を積み上げた法面上に防砂シ−トを敷設して、法面からの裏込土の流出を防止する。
【0023】
このような構造にすることにより、ケ−ソンの法線(ケ−ソン長手方向)直角方向の設置誤差や、ケ−ソン設置後の圧密による不等沈下で生じるねじれ等に対しても、可撓性に富む構造であるため十分に対処できる。
【0024】
なお、図1(a)において、符号10aは海底地盤、符号10bは基礎捨石マウンドである。
【0025】
次に、本発明の岸壁・護岸の埋立土流出防止構造の第二の実施の形態を図2により説明する。図2は本発明の岸壁・護岸の埋立土流出防止構造の第二の実施の形態の説明図であり、(a)は長手方向両端部に裏込石投入壁を設けたL型ケ−ソンの斜視図、(b)は隣り合う2個のL型ケ−ソンの裏込石投入壁間に形成される裏込石投入枠を示す斜視図、(c)は裏込石投入枠に裏込め石を投入した状態を示す斜視図である。
【0026】
この岸壁・護岸の埋立土流出防止構造においては、前壁11が海側12に位置し、底版13が陸側14に位置するように配置され、長手方向に沿って前壁11の倒れを防止するための複数の補剛材15が設けられているL型ケ−ソン16に、その長手方向両端部から一定距離T離れた位置に位置するように、直角を挟む辺がL型ケ−ソン16の前壁11と底版13に接する略三角形の裏込石投入壁17が設けられるとともに、両端部の位置には、隣り合うL型ケ−ソン16の目地部18を形成するための妻壁19が設けられている。
【0027】
図2(b)は、上述のようにして製作された2個のL型ケ−ソンを、端部に設けた妻壁19の板面がお互に接触するようして、長手方向に並べた状態を示しているが、板面が接触している2枚の妻壁19を中心として、左右にそれぞれ1枚づつの裏込石投入壁17が位置し、両方の裏込石投入壁17の間に裏込石投入部20が形成される。
【0028】
図2(c)は、上述したL型ケ−ソン16の目地部18を中心として、2枚の裏込石投入壁17で形成される裏込石投入部20に、裏込石21を投入した状態を示している。この実施の形態の場合には、L型ケ−ソン16と裏込石投入壁17とを一体的に形成することができるので、両者の接触部に防砂シ−トを配置する必要はない。また、第一の実施の形態の場合のように、裏込石投入枠を取り付ける作業も必要ない。
【0029】
したがって、裏込石投入部20に、裏込石21を投入した後は、裏込石21の上に防砂シ−ト(図示せず)を敷設した上で裏込土を投入していけばよい。
【0030】
次に、本発明の岸壁・護岸の埋立土流出防止構造の参考とする第三の実施の形態を図3により説明する。図3は本発明の岸壁・護岸の埋立土流出防止構造の参考とする第三の実施の形態の説明図であり、(a)はケ−ソンの目地部分に設置した裏込石投入枠の斜視図、(b)はケ−ソンと裏込石投入枠との接続部を示す平面図である。
【0031】
この岸壁・護岸の埋立土流出防止構造においては、隣り合うケ−ソン31同士の陸側33の目地32部分に、裏込石36を投入するための裏込石投入枠34を配置している。裏込石投入枠34の形状は、水平断面がコの字形をしており、ケ−ソン31に取り付けられている装着用金具35のスリット部に、その係合部34cを挿入することにより、ケ−ソン1に固定される。
【0032】
そして、裏込石投入枠34を取り付けた後、裏込石投入枠34の中に裏込石36を投入し、その上から裏込土を投入する。裏込石投入枠34の高さはケ−ソン31の外側の海水面よりも高くしているので、裏込石の高さも海水面よりも高くすることができ、裏込石の上に投入した裏込土は海水に接触しないので、裏込石の上に防砂シ−トを敷かなくても、裏込土が海水に吸い込まれることはない。
【0033】
【発明の効果】
この発明により、岸壁・護岸の埋立土の流出を、安価な費用で防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の岸壁・護岸の埋立土流出防止構造の参考とする第一の実施の形態の説明図であり、(a)はケ−ソンの目地部分に設置した裏込石投入枠の斜視図、(b)はケ−ソンと裏込石投入枠および防砂シ−トとの接続部を示す平面図、(c)は裏込石投入枠に裏込石をその他の部分に裏込土を投入した状態を示す平面図である。
【図2】本発明の岸壁・護岸の埋立土流出防止構造の第二の実施の形態の説明図であり、(a)は長手方向両端部に裏込石投入壁を設けたL型ケ−ソンの斜視図、(b)は隣り合う2個のL型ケ−ソンの裏込石投入壁間に形成される裏込石投入枠を示す斜視図、(c)は裏込石投入枠に裏込め石を投入した状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の岸壁・護岸の埋立土流出防止構造の参考とする第三の実施の形態の説明図であり、(a)はケ−ソンの目地部分に設置した裏込石投入枠の斜視図、(b)はケ−ソンと裏込石投入枠との接続部を示す平面図である。
【図4】従来の袋目地を使用したケ−ソンの目地部からの埋立土流出防止方法を示す平面図である。
【図5】従来の目地板を使用したケ−ソンの目地部からの埋立土流出防止方法を示す平面図である。
【図6】従来の埋立土流出防止効果のある裏込め工を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ケ−ソン
2 目地
3 陸側
4 裏込石投入枠
5 挿入用金具
6 防砂シ−ト
7 防砂シ−ト固定用治具
8 裏込石
9 裏込土
11 前壁
12 海側
13 底版
14 陸側
15 補剛材
16 L型ケ−ソン
17 裏込石投入壁
18 目地部
19 妻壁
20 裏込石投入部
21 裏込石
31 ケ−ソン
32 目地
33 陸側
34 裏込石投入枠
35 装着用金具
36 裏込石[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a structure for preventing discharge of landfill on a quay or revetment.
[0002]
[Prior art]
There is a risk of the landfill soil flowing out to the sea side through a gap in the caisson joint or the like due to the flow of seawater due to waves or the seepage flow caused by the residual water level on the landfill soil side. If landfill soil flows out, it will cause local depression of the ground behind the seawall, etc., and in some cases disasters due to land subsidence will also occur.
[0003]
Therefore, it is necessary to take sufficient measures to prevent outflow of landfill at the quay and revetment. In gravity-type revetments and quays, the caisson joints used in the revetments and quays (the joint between the caisson and the caisson) are weak points against the outflow of landfills. It is described in an experiment on subsidence disaster behind the revetment (Ocean Development Paper Vol.10 June 1994).
[0004]
Up to now, as a countermeasure for preventing the outflow of landfill soil, as shown in the plan view of FIG. 4, a
[0005]
In addition, according to “Technical Standards and Explanations for Port Facilities” (supervised by the Port Authority of the Ministry of Transport) Are listed. That is, the following three effects can be expected when backfilling is performed.
(A) Reduction of earth pressure due to increase in internal friction angle (b) Reduction of residual water level due to increase of water permeability (c) Reduction of earth pressure and reduction of residual water level in backfill prevention work These two points are not necessary if the design can sufficiently cope, and it is only necessary to prevent the outflow of the backfill earth and sand.
[0006]
FIG. 6 is a cross-sectional view showing such a backfilling work, in which a
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, the backfilling work that can be expected to prevent the landfill outflow described above has the following problems. Since lining stones are piled up over the entire length of the quay and revetment, severe diving work is required for that purpose, and work for leveling the lining stones and laying sandproof sheets are complicated. It is too expensive to use as a preventive measure against landfill runoff at quay and revetment.
[0008]
The present invention was made to solve the above-mentioned problems of the prior art, and since the backfilling work can be easily performed, a quay / The purpose of this project is to provide a preventive structure for the revetment of the revetment.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The landfill discharge prevention structure of the first quay / revetment used as a reference of the present invention is located adjacent to the land side of the quay / revetment so that it has a downward slope toward the land side from the quay / revetment. After piled up stones, a sand-proof sheet was laid on the back lining stone, and the landfill on the land side of the quay and revetment, After installing the back lining stone input frame that covers the joint part, and then inserting the lining stone into the lining stone input frame, cover the lining stone together with the lining stone input frame with a sand-proof sheet, Incorporating clay.
[0010]
In the first quay and revetment landfill outflow prevention structure according to the present invention, the backside stone covering from the lower end to the upper end of the joint portion on the land side joint portion of the quay and revetment which is the weakest place for the landfill outflow After setting up the input frame and inserting the back lining stone into the back lining stone input frame, cover the back lining stone with the sand proofing sheet together with the lining stone input frame, and input the back lining soil from above. Yes.
[0011]
Therefore, the amount of back lining stone used is small, the cost and amount of work required for the back lining work can be reduced, and the effect of preventing the outflow of landfill can be sufficiently exhibited.
[0012]
The landfill discharge prevention structure of the second quay / revetment according to the present invention is adjacent to the land side of the quay / revetment using an L-shaped block, and has a downward slope toward the land side from the quay / revetment. In the structure for preventing outflow of landfill from the quay and revetment in which a sand proof sheet is laid on the backfill and landfill is reclaimed on it, the length of the L-shaped block is On the land side that is a certain distance away from both ends in the direction, a lining stone input wall for covering the joint portion of the L-type block with a lining stone is provided, and is formed between the lining stone input walls of adjacent L-type blocks. After inserting the back lining stone into the back lining stone input section, the back lining stone is covered with a sandproof sheet together with the lining stone input section, and the back lining soil is input from above.
[0013]
This landfill discharge prevention structure on the quay / revetment requires the same amount of cost and work as the first quay / revetment landfill outflow prevention structure, and can also fully demonstrate the effect of prevention of landfill discharge.
[0014]
In addition, when using an L-shaped block, by installing a back stone input wall for introducing a back stone in advance at a position away from the both ends in the longitudinal direction of the L-shaped block, The space between the lining stone input walls of adjacent L-shaped blocks can be used as the lining stone input portion, and no special frame is required.
[0015]
The third quay and revetment landfill outflow prevention structure used as a reference for this invention is a pair of lining stone input frames with a length higher than the sea level across the land side joint of the quay and revetment. After installing the mounting bracket vertically, mounting a backstone input frame with a U-shaped cross section and a height higher than the sea level to the mounting tool, and after inserting the backstone into the backstone input frame , The back soil is thrown in from above.
[0016]
This structure to prevent the reclamation of the landfill on the quay / revetment is a pair of lengths that are higher than the sea level, with a U-shaped back-filled stone insertion frame sandwiched between the landside joints of the quay / revetment. Since it only needs to be attached to the fitting for attaching the back stone input frame, construction can be performed easily.
[0017]
Also, since the height of the back lining stone input frame is higher than the sea level, the height of the lining stone at the joint is also higher than the sea level, and the lining stone is covered with a sand-proof sheet. Even without it, the backfill does not flow out of the joints.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is an explanatory view of a first embodiment used as a reference for a structure for preventing discharge of landfill on a quay and revetment according to the present invention. FIG. 1 (a) is an illustration of a backstone input frame installed in a joint part of a caisson. A perspective view, (b) is a plan view showing a connection portion between a caisson, a back lining stone input frame and a sand-proof sheet, and (c) is a back lining stone inserted into the back lining stone input frame and other portions. It is a top view which shows the state which injected | thrown-in soil.
[0019]
In this landfill prevention structure for berths and revetments, a lining
[0020]
As shown in FIG. 1 (b), the back-filling
[0021]
FIG. 1 (c) shows a state in which the
[0022]
Although not shown in FIG. 1 (c), the
[0023]
By adopting such a structure, it is possible to prevent installation errors in the direction perpendicular to the normal of the caisson (the longitudinal direction of the caisson) and torsion caused by uneven settlement due to consolidation after the caisson is installed. Since the structure is rich in flexibility, it can be sufficiently dealt with.
[0024]
In addition, in Fig.1 (a), the code | symbol 10a is the seabed ground, and the code | symbol 10b is a basic rubble mound.
[0025]
Next, a second embodiment of the structure for preventing discharge of landfill on a quay / revetment according to the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 2 is an explanatory view of the second embodiment of the structure for preventing discharge of landfill on the quay and revetment according to the present invention. FIG. 2 (a) is an L-shaped caisson provided with lining stone input walls at both longitudinal ends. (B) is a perspective view showing a back pebbles input frame formed between the lining stone input walls of two adjacent L-shaped caissons, (c) is a back view of the back pedestal input frame. It is a perspective view which shows the state which put in a stone.
[0026]
In this berth / revetment landfill outflow prevention structure, the front wall 11 is located on the
[0027]
FIG. 2 (b) shows two L-shaped caissons manufactured as described above arranged in the longitudinal direction so that the plate surfaces of the
[0028]
FIG. 2 (c) shows that the
[0029]
Therefore, after inserting the
[0030]
Next, a third embodiment as a reference for the landfill outflow prevention structure of the quay and revetment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 3 is an explanatory view of a third embodiment used as a reference for the landfill outflow prevention structure of the quay and revetment of the present invention. FIG. A perspective view and (b) are top views which show the connection part of a case and a back lining stone insertion frame.
[0031]
In this berth / revetment landfill outflow prevention structure, a lining
[0032]
Then, after attaching the back lining
[0033]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to prevent outflow of landfill on the quay and revetment at a low cost.
[Brief description of the drawings]
BRIEF DESCRIPTION OF DRAWINGS FIG. 1 is an explanatory diagram of a first embodiment used as a reference for a landfill outflow prevention structure for a quay and revetment according to the present invention, and (a) is a backstone input frame installed in a joint part of a caisson. (B) is a plan view showing a connection portion between a caisson, a back stone input frame and a sand-proof sheet, and (c) is a back surface stone placed on the back stone input frame and the other part. It is a top view which shows the state which injected the earth.
FIG. 2 is an explanatory view of a second embodiment of a structure for preventing discharge of landfill on a quay wall / revetment according to the present invention, wherein FIG. 2 (a) is an L-shaped cage provided with lining stone input walls at both longitudinal ends. (B) is a perspective view showing a back stone input frame formed between the back wall input walls of two adjacent L-shaped caissons, (c) is a back stone input frame. It is a perspective view which shows the state which injected the backfill stone.
FIG. 3 is an explanatory view of a third embodiment used as a reference for the landfill outflow prevention structure of a quay and revetment according to the present invention, and (a) is a backstone input frame installed in a joint part of a caisson. (B) is a top view which shows the connection part of a case and a back stab stone input frame.
FIG. 4 is a plan view showing a landfill outflow prevention method from a joint portion of a caisson using a conventional bag joint.
FIG. 5 is a plan view showing a landfill outflow prevention method from a joint portion of a caisson using a conventional joint plate.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a conventional backfilling work with a landfill outflow prevention effect.
[Explanation of symbols]
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