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JP4399730B2 - 車両用情報表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用情報表示装置に係わり、特に、複数の車載機器の操作及び情報表示を統合して行うことができる車両用情報表示装置に関する。
近年、自動車等の車両には、カーナビゲーション装置、交通情報表示装置、空調装置、オーディオ装置、Eメール及び電話、インターネット接続機器等、種々の機器が搭載されるようになっている。これらの各機器を別々に車載し、各機器について専用の操作ボタン、ツマミ等を設けると、車室内の限られた空間に多数の機器の多数の操作ボタン等を配置することが必要になるので、各操作ボタン等は小型化し、それにより各機器の操作がし難いだけでなく、安全性の面からも改良が求められていた。また、システムの増加に加え、システムに与えられる機能の増加に伴ってこの問題は一層顕著になっていた。
この問題を解決するために、昨今では、システムを統合化するとともに液晶画面上に起動されたシステムに対応した操作スイッチを表示させ、それを操作することで様々な機能を実行させるようにした集中システムが提案されている。これによって、空間の有効利用が図れるため大きな画面の確保が可能になり、この画面上に必要なシステムのスイッチだけを配置して表示できるため機能を犠牲にすることなくスイッチの大型化が図れ、よってドライバーの確認作業を軽減し高い安全性を提供できるようになってきた。
特開2003−241784号公報
しかしながら、乗員に対して有効な情報や、使い勝手の良い機能を追加しようとした場合に新たな課題が発見された。すなわち、タッチパネル方式にした場合、確かに起動中のシステムに対するスイッチを大きな画面上にレイアウトすれば良いためスイッチの大きさもある程度確保した上で配置できるが、システムが変わっても操作する部分は同じであることからシステム毎にスイッチの配置を覚えなくてはならず覚え難いという問題があり、またハード的なスイッチと違って触感等も得られないためスイッチが増えると一層スイッチの位置を覚えることが困難になってドライバーに確認作業を結局強いることになってしまうという問題があり結局機能を増やすことが困難になっていた。
そこで、本件発明者らは、この問題を解決するためにシステムを統合化したものにおいて、システム間に渡って同じ操作とするコンセプトを見出した。すなわち、システムを切替えてもスイッチの配列感を同じにする、すなわち配列の感じを同じにするとともに同じような機能をするスイッチを同じような位置に置くことでシステムを切替えても同じような位置にスイッチがあるためドライバーはスイッチ配列を覚えやすく、ドライバーの確認作業を軽減させ、安全性を向上させることができると考えたものである。さらに、本件では、このように操作感を統一した場合に、機能が少ないシステムに、機能が多いシステムのスイッチ配列が引きずられてしまって、機能の多い分をカバーするために階層が今まで以上に深くなってしまうという課題が生じた。言い換えると、スイッチのある位置は感覚で理解できるようになったものの、階層が深いため必要な機能のスイッチを表示させるのに非常に面倒になってしまうという新たな課題に直面したものであって、それがゆえに統合システムであるため必然的に頻繁に生じるシステム間移動の度に最上階のTOP画面から操作したい機能のスイッチがある階層まで何度も操作して降りていかないといけなくなり、システムを切替えることが非常に苦痛な状態になってしまうという問題を抱えた物である。
また、特開2003−241784号公報のように、よく使う機能を上位画面になるようにしていくと、システム毎に統一されてない画面配置となってしまうという問題が生まれてドライバーが操作配置を結局覚えなければならず、ドライバーに確認作業を強いることになり、安全性の面からも好ましいものではなかった。
従って、本件発明は、タッチパネル化され、かつ統合化されたシステムを持つ昨今の情報表示装置において、スイッチの操作時に確認行動という不安全行動を伴うことなく操作できるようにするとともに、頻繁に生じるシステムの切替え操作時に生じる必要な機能を探し出すという面倒な行動を極力排他できるようにした利便性の高い情報提供装置を提供せんとするものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された本発明は、複数の車載機器の操作及び情報表示を統合して行うことができる車両用情報表示装置であって、各車載機器の操作画面が、各車載機器ごとに階層的に表示されるディスプレイと、操作する車載機器を選択するために車載機器ごとに割り当てられたシステム切替スイッチと、システム切替スイッチが操作されたとき、操作されたシステム切替スイッチに割り当てられた車載機器の操作画面のうちの最後に操作された画面である最終画面を選択する操作画面選択手段と、現在選択されている車載機器の最上層の操作画面を表示させるトップメニュースイッチと、所定の条件に適合したとき、各車載機器の最終画面のうちの何れかを強制表示画面として自動的に選択する強制画面選択手段と、操作画面選択手段が最終画面を選択したとき、又は強制画面選択手段が強制表示画面を選択したとき、それらの画面をディスプレイに表示させる画面表示手段と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、車載機器ごとに割り当てられたシステム切替スイッチが操作されると、操作画面選択手段によって選択された最終画面がディスプレイに表示される。また、トップメニュースイッチを操作することにより、現在選択されている車載機器の最上層の操作画面を表示させることができる。さらに、所定の条件に適合したときは、強制画面選択手段によって、各車載機器の最終画面のうちの何れかが強制表示画面として自動的に選択され、表示される。
このように構成された本発明によれば、システム切替スイッチが操作されたとき、操作されたシステム切替スイッチに割り当てられた車載機器の最上層の操作画面ではなく、最終画面がディスプレイに表示されるので、最上層の操作画面から次の階層の操作画面を順次表示させることなく、目的の操作画面を素早く表示させることができる。また、使用者が、操作画面選択手段によって選択された最終画面の操作を意図していなかった場合には、トップメニュースイッチによって1回の操作で最上層の操作画面に移動することができるので、操作画面選択手段による選択が適当でなかった場合にも簡単に目的の操作画面を表示させることができる。さらに、所定の条件に適合したときは、強制画面選択手段によって、各車載機器の何れかの最終画面が自動的に表示されるので、操作途中の操作画面等に対する操作の継続を促すことができる。
また、請求項2に記載された本発明は、請求項1記載の車両用情報表示装置であって、強制画面選択手段は、車両が駐車又は停車したとき強制表示画面を自動的に選択する。
このように構成された本発明によれば、車両が駐車又は停車したとき、駐車中又は停車中に操作することが好ましい操作画面を自動的に表示させるので、状況に応じた操作画面に対する操作を促すことができる。
また、請求項3に記載された本発明は、請求項1又は2記載の車両用情報表示装置であって、強制画面選択手段は、強制表示画面が表示された後、操作者がその強制表示画面に対して操作を行った場合には、次に所定の条件に適合したときに、再びその強制表示画面を選択する。
このように構成された本発明によれば、強制画面選択手段は、使用者が操作した強制表示画面を、次に所定の条件に適合したときにも選択し、表示するので、使用者が操作したいと考える操作画面を、適切に選択することができる。
また、請求項4に記載された本発明は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の車両用情報表示装置であって、強制画面選択手段は、強制表示画面が表示された後、操作者がその強制表示画面に対する操作をすることなく他の操作画面に切替えた場合には、次に所定の条件に適合したときに、その強制表示画面以外の画面を選択する。
このように構成された本発明によれば、強制画面選択手段は、使用者によって他の画面に手動で切替えられた強制表示画面を、次に所定の条件に適合したときには選択しないので、使用者が操作したくないと考える操作画面の選択を、回避することができる。
また、請求項5に記載された本発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の車両用情報表示装置であって、さらに、強制画面選択手段が強制表示画面を選択したとき強制表示画面の表示の可否を確認する強制表示確認手段を有し、表示手段は、操作者が強制表示画面の表示を許可すると、強制表示画面をディスプレイに表示する。
また、請求項6に記載された本発明は、請求項1乃至5の何れか1項に記載の車両用情報表示装置であって、強制画面選択手段が強制表示報知部を有し、この強制表示報知部は、強制画面選択手段が強制表示画面を選択すると、そのことを使用者に報知する。
また、請求項7に記載された本発明は、請求項1乃至6の何れか1項に記載の車両用情報表示装置であって、強制画面選択手段は、特定の最終画面については強制表示画面として選択しない。
このように構成された本発明によれば、強制表示画面として選択されることが好ましくない操作画面が、強制画面選択手段によって選択されるのを回避することができる。
本発明の車両用情報表示装置によれば、階層的に選択される複数の車載機器の操作を、少ない操作回数で簡単に行うことができる。
次に、添付図面を参照して、本発明の実施形態による車両用情報表示装置を説明する。
図1乃至20を参照して、本発明の実施形態による車両用情報表示装置を説明する。図1は、本発明の実施形態による車両用情報表示装置が搭載された車室内を示す図であり、図2は、本実施形態の車両用情報表示装置の概略ブロック図である。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態による車両用情報表示装置1は、ダッシュボード4の下部の、ハンドル6の左側に配置されたディスプレイであるメインモニター2と、ダッシュボード4の上部に配置されたサブディスプレイであるサブモニター8と、メインモニター2上のカーソルの位置を移動させる十字操作スイッチ9a〜9dと、各モニターの表示及び各車載機器の制御を行う統合処理装置10と、を有する。この統合処理装置10は、具体的には、各種インターフェイス、メモリ、CPU等で構成されている。
本実施形態においては、メインモニター2はタッチパネル式のモニターであり、使用者がモニターの画面上に表示される操作ボタンに触れることで、各車載機器を操作することができるように構成されている。本実施形態においては、メインモニター2には、操作する車載機器を切替えるシステム切替スイッチ12、トップメニュースイッチ14、戻しスイッチ16等が表示され、各車載機器の操作メニューを選択できるように構成されている。また、メインモニター2に表示される操作画面には各操作メニューを指示するカーソルが表示され、十字操作スイッチ9a〜9dを操作することによってカーソルを逐次移動させ、操作メニューを選択することができるように構成されている。図2に示すように、本実施形態の車両用情報表示装置1には、カーナビゲーション装置18、オーディオ装置20、空調装置22、Eメール送受信装置24、自動車電話26、運転情報検索装置28、及びインターネット接続装置29が接続され、これらの車載機器を統合して操作し、情報を表示できるようになっている。
サブモニター8には、車室内の温度、オーディオの音量、音源等の使用頻度の高い機器に関する概略的な情報が表示されるように構成されている。
十字操作スイッチは、円周上に配置された上方向、下方向、左方向、右方向のカーソル移動を指示する4つのボタン9a乃至9dから構成されている。また、この十字操作スイッチの中央には、中央操作スイッチ9eが設けられている。
統合処理装置10は、カーナビゲーション装置18等の各車載機器との間で信号の入出力を行うことによって、これらの機器を操作し、これらの機器から入力された信号に従って情報をメインモニター2及びサブモニター8に表示させるように構成されている。統合処理装置10には、操作画面選択手段30が内蔵されており、この操作画面選択手段30は、メインモニター2に表示されるシステム切替スイッチ12、トップメニュースイッチ14、戻しスイッチ16等の操作により、メインモニター2に表示する画面を選択するように構成されている。また、操作画面選択手段30は、表示されている操作画面に対する操作の終了を判断する操作終了判断部30aと、車両の運転者の交代を判断する乗員交代判断部30bと、カーナビゲーション装置18によって設定された目的地に到達したか否かを判断する目的地到達判断部30cと、を内蔵している。さらに、統合処理装置10に内蔵された、画面表示手段32は、操作画面選択手段30によって選択された画面をメインモニター2に表示するように構成されている。
さらに、統合処理装置10には、十字操作スイッチ9a乃至9dによる、メインモニター2及びサブモニター8上のカーソル位置を制御するカーソル制御手段34が内蔵されている。
また、統合処理装置10には、所定の条件に応じて強制的に切替える操作画面を選択する強制画面選択手段38と、操作画面を強制的に切替える旨を使用者に確認する強制表示確認手段40と、を有する。さらに、強制画面選択手段38は、操作画面が強制的に切替えられることを使用者に報知する強制表示報知部38aを有する。
次に、図3乃至6を参照して、本発明の実施形態の車両用情報表示装置1の操作画面を説明する。図3は、本実施形態の車両用情報表示装置1のメインモニター2に表示される画面の一例を示す。
図3は、車載機器の1つであるカーナビゲーション装置18の最上層の操作画面を示している。図3に示すように、操作画面の最上部には、横1列に7つのシステム切替スイッチ12が表示されている。このシステム切替スイッチ12は、常に画面の最上部に表示されており、操作すべき車載機器をいつでも切替えられるようになっている。システム切替スイッチ12は、左から順に、カーナビゲーション装置18、運転情報検索装置28、空調装置22、オーディオ装置20、Eメール送受信装置24及び自動車電話26、及びインターネット接続装置29に割り当てられており、これらの車載機器を使用するときには対応するシステム切替スイッチ12に触れて車載機器を選択する。また、操作画面の最下部には、トップメニュースイッチ14及び戻しスイッチ16が表示されている。このトップメニュースイッチ14及び戻しスイッチ16も、操作画面の下部に常に表示されており、トップメニュースイッチ14は、現在選択されている車載機器の最上層の操作画面を表示させる場合に、戻しスイッチ16は、現在表示されている操作画面の直前に表示されていた操作画面を表示させる場合に夫々使用する。
図4(a)乃至(g)は、各車載機器の最上層の操作画面の一例を示している。なお、図4では、トップメニュースイッチ14及び戻しスイッチ16の図示は省略されている。
図4(a)は、カーナビゲーション装置18の最上層の操作画面を示している。図4(a)に示すように、この画面では、「地図を見る」、「登録した場所」、「周辺施設」、「検索メニュー」等のメニューが表示される。表示されている各メニューのボタンに触れると、選択されたメニューの中に用意されている種々の機能の操作画面(図示せず)がさらに表示され、階層的に順次表示されるメニューの中から、希望するメニューを順次選択していくことで、希望する機能を起動させることができる。
図4(b)は、運転情報検索装置28の最上層の操作画面であり、この操作画面では、「渋滞情報」、「道路規制情報」、「交通取締り情報」等のメニューの中から機能を選択することができるようになっている。
図4(c)は、空調装置22の最上層の操作画面であり、この操作画面では、空調装置の動作モードの選択、風量調整、風向調整等のメニューの中から機能を選択することができるようになっている。
図4(d)は、Eメール送受信装置24及び自動車電話26の最上層の操作画面であり、この操作画面では、「着信メール」、「着信・発信履歴」、「送信メール」、「リダイヤル」、「メール作成」、「アドレス帳」、「設定」、「電話をかける」等のメニューの中から機能を選択することができるようになっている。
図4(e)は、オーディオ装置20の最上層の操作画面であり、この操作画面では、「ON/OFF」、「システム選曲」、「音量」、「各種設定」等のメニューの中から機能を選択することができるようになっている。
図4(f)は、インターネット接続装置29の最上層の操作画面であり、この操作画面では、「インターネット」、「ニュース」、「天気」等のメニューの中から機能を選択することができるようになっている。
図4(g)は、車両用情報表示装置1自身のシステム設定を行うための操作画面である。
次に、図5及び6を参照して、操作画面の階層構造の一例を説明する。図5に示すように、例えば、オーディオ装置20の最上層のメニューの中から、「システム選曲」メニューを選択すると、次の階層の操作画面では、「CD」、「MD」、「RADIO」のメニューが表示される。次に、このメニューの中から「RADIO」を選択すると、次の階層の操作画面として、「AM」、「FM1」、「FM2」、「交通情報」のメニューが表示される。さらに、このメニューの中から「AM」を選択すると、次の階層の操作画面として、受信する周波数を選択するための操作画面が表示される。
また、図6は、カーナビゲーション装置18の操作画面の階層構造の一例である。例えば、カーナビゲーション装置18の最上層のメニューの中から、「検索メニュー」を選択すると、「住所検索」、「電話番号検索」、「名称検索」等のメニューが、次の階層の操作画面として表示される。さらに、この中から「名称検索」を選択すると、名称を入力するためのスクリーンキーボードを表示した操作画面が表示され、目的地の検索を行うことができる。
例えば、まず、オーディオ装置20を「システム選曲」→「RADIO」→「AM」の順に操作して、ある放送局の番組を聞きながら、カーナビゲーション装置18で目的地の検索を行い、その後、受信する放送局を変更する場合の操作を考える。従来の階層的にメニューが表示される車両用情報表示装置では、使用する車載機器を切替えた場合、その機器の最上層のメニューが表示されるので、この場合には使用者は、オーディオ装置20を再び選択した後、「システム選曲」→「RADIO」→「AM」の操作を繰り返してラジオ放送の受信周波数を変更する必要があった。本発明の実施形態の車両用情報表示装置1では、後述するように、この操作を1回で行うことができる。
次に、図7乃至20を参照して、本発明の実施形態の車両用情報表示装置1をメインモニター2のタッチパネルによって操作する場合の作用を説明する。
まず、図7を参照して、本発明の実施形態の車両用情報表示装置1の作用の概略を説明する。まず、図7(a)に示すカーナビゲーション装置18の最上層の操作画面から「検索メニュー」→「名称検索」を選択して図7(b)の操作画面を表示させ、スクリーンキーボードから目的地の名称を入力する。この入力の途中で、運転者が、車室内が暑いと感じ、左から3番目のシステム切替スイッチ12を操作すると、図7(c)に示す空調装置22の最上層の操作画面が表示される。図7(c)の操作画面において空調装置22の温度設定を下げた運転者は、再びカーナビゲーション装置18を選択するために、カーナビゲーション装置18に割り当てられたシステム切替スイッチ12を操作する。統合処理装置10の操作画面選択手段30は、システム切替スイッチ12が操作されると、それに対応した車載機器の操作画面の中から運転者が操作を希望するであろう操作画面を選択し、それをメインモニター2に表示させる。
この例では、システム切替スイッチ12を操作すると、操作画面選択手段30は、カーナビゲーション装置18の最終画面であるスクリーンキーボードの操作画面(図7(d))を選択し、表示させるので、運転者は続けて目的地の名称を入力することができる。また、操作画面選択手段30によって選択された操作画面が、運転者が意図した操作画面とは異なる場合には、操作画面の下部に常に表示されているトップメニュースイッチ14によって、カーナビゲーション装置18の操作画面の最上層にワンタッチで移動し、そこから希望する階層の操作画面に移動することができる。このように、操作されたシステム切替スイッチ12に対応した車載装置の操作画面の中から適当な階層の操作画面を選択する操作画面選択手段30と、万一、操作画面選択手段30による選択が的中しなかった場合にワンタッチでその車載装置の操作画面の最上層に移動することができるトップメニュースイッチ14の組み合わせにより、運転者は、希望する操作画面を素早く表示させることができる。一方、図7(d)の操作画面において、戻しスイッチ16を操作すると、その直前に表示されていた図7(c)の操作画面が表示される。
次に、図7(e)に示すように、カーナビゲーション装置18によって目的地の検索を行った運転者が、図7(f)に示すように、システム切替スイッチ12を操作して空調装置22の設定を行い、再び、システム切替スイッチ12によってカーナビゲーション装置18を選択した場合には、図7(e)に示した操作画面には戻らず、予め特別に準備された準備画面が表示される。このように、操作画面選択手段30は、システム切替スイッチ12が操作されたとき、所定の条件に基づいて、システム切替スイッチ12に対応する車載機器の最終画面、又は、その車載機器用に予め準備された準備画面を選択する。操作画面選択手段30による操作画面の選択の詳細については後述する。
次に、図8乃至11を参照して、各車載機器用に予め準備された準備画面を説明する。図8及び9は、カーナビゲーション装置18の操作メニューを順次選択することにより表示される所定の階層の操作画面の一例を示す。また、図10及び11は、カーナビゲーション装置18用に予め準備された準備画面の一例を示す。
図8は、カーナビゲーション装置18の地図画面の一例であり、この画面には、車両周辺の地図及び車両の位置、車両の向いている方向が表示されている。また、図9は、カーナビゲーション装置18の情報検索画面の一例であり、この操作画面では、車両周辺の周辺情報、観光情報、トイレ情報等を夫々検索できるようになっている。
図10及び11は、カーナビゲーション装置18用の準備画面一例であり、この画面には、本来別々操作画面に表示される図8の地図画面の情報と図9の情報検索画面の操作メニューが重畳して表示されている。このように、本実施形態では、準備画面は、各車載機器の本来別々の操作画面に表示される操作メニューが1つの画面に集められた機能集合画面として構成されている。このような、準備画面が、車載機器ごとに夫々準備されている。或いは、準備画面を別々の操作画面の重畳ではなく、全く新しい操作画面として構成することもできる。
次に、図12乃至18を参照して、操作画面選択手段30による操作画面の選択の詳細を説明する。図12は、操作画面選択手段30による操作画面の選択制御のメインフローである。図13は、図12のステップS2における処理の制御フローである。
図12のステップS1において、システム切替スイッチ12の操作の有無が判断される。システム切替スイッチ12が操作されていない場合には、この制御フローの1回の処理を終了する。システム切替スイッチ12が操作されている場合には、ステップS2に進み、ステップS2では、システム切替スイッチ12が操作される前に表示されていた操作画面である最終画面の記憶処理が行われる。各車載機器の最終画面は、統合処理装置10に内蔵された第1メモリ(図示せず)に記憶されるように構成されている。このステップS2における処理の詳細は、図13を参照して後で詳述する。次に、ステップS3では、操作されたシステム切替スイッチ12に対応したシステム切替処理が行われ、この制御フローの1回の処理を終了する。このステップS3における処理の詳細は、図15を参照して後で詳述する。
次に、図13及び14を参照して、図12のステップS2における処理の詳細を説明する。まず、図13のステップS21において、システム切替スイッチ12が操作される前の操作画面が空調装置22の操作画面であるか否かが判断される。操作画面が空調装置22の操作画面である場合には、ステップS24に進んで、その画面を最終画面として記憶しないことを決定し、ステップS25に進む。さらに、ステップS25では、第1メモリに最終画面が記憶されている場合にはそれを消去して、このフローチャートの1回の処理を終了する。図14に示すように、本実施形態においては、空調装置22は、最上層の操作画面によって常用される殆どの操作を行うことができ、最上層以外の操作画面の使用頻度が非常に低いため、最終画面は記憶されないように構成されている。
一方、システム切替スイッチ12が操作される前の操作画面が空調装置22の操作画面ではない場合には、ステップS22に進む。ステップS22では、操作画面選択手段30の操作終了判断部30aによって、システム切替スイッチ12が操作される前の操作画面の操作が終了しているか否かが判断される。操作終了判断部30aによって操作画面が操作途中であると判断された場合には、その操作画面を、最終画面として第1メモリに記憶し、このフローチャートの1回の処理を終了する。操作終了判断部30aによって操作画面が操作途中ではないと判断された場合には、ステップS24に進む。ステップS24以下では、上述の処理を行い、このフローチャートの1回の処理を終了する。操作終了判断部30aは、例えば、図7(b)に示した操作画面は操作途中であると判断し、図7(e)に示した操作画面は操作途中でないと判断する。
次に、図15乃至17を参照して、図12のフローチャートのステップS3におけるシステム切替処理を説明する。図15は、図12のフローチャートのステップS3における処理の詳細を示すフローチャートである。また、図16は、図15のステップS33における処理の詳細を示すフローチャートであり、図17は、図15のステップS36における処理の詳細を示すフローチャートである。
まず、図12のステップS31において、どの車載機器に割り当てられたシステム切替スイッチ12が操作されたかが判断される。次いで、ステップS32においては、操作されたシステム切替スイッチ12に対応した車載機器の起動処理を行う。さらに、ステップS33においては、操作されたシステム切替スイッチ12に対応する車載機器の最終画面が記憶された第1メモリの内容が、現時点で表示することが好ましいものであるか否かが判断され、好ましくないものである場合には、第1メモリの内容が消去される。ステップS33における処理の詳細は、図16のフローチャートを参照して後述する。
次に、ステップS34においては、第1メモリに最終画面の記憶があるか否かが判断される。第1メモリに、操作されたシステム切替スイッチ12に対応した車載機器の最終画面の記憶がある場合には、ステップS35に進み、その第1メモリに記憶された最終画面を表示して、この制御フローの処理を終了する。一方、第1メモリに、操作されたシステム切替スイッチ12に対応した車載機器の最終画面の記憶がない場合、即ち、ステップS33において当該最終画面の記憶が消去された場合、及びステップS33における処理を行う前から最終画面の記憶がない場合には、ステップS36に進む。
ステップS36においては、操作されたシステム切替スイッチ12に対応した車載機器用に準備された準備画面を表示する状況にあるか否かが判定される。ステップS36における処理の詳細は、図17のフローチャートを参照して後述する。ステップS36において準備画面を表示する状況にあると認定された場合には、ステップS37において、準備画面の表示条件適合と判断される。準備画面の表示条件適合と判断された場合には、ステップS39に進み、操作されたシステム切替スイッチ12に対応した車載機器用に準備された準備画面が表示され、この制御フローの処理を終了する。
ステップS36において準備画面を表示する状況にないと認定された場合には、ステップS37において、準備画面の表示条件不適合と判断される。準備画面の表示条件不適合と判断された場合には、ステップS38に進み、操作されたシステム切替スイッチ12に対応した車載機器用の最上層の操作画面が表示され、この制御フローの処理を終了する。
次に、図16を参照して、図15のステップS33における処理の詳細を説明する。なお、第1メモリに最終画面が記憶されていない場合には、ステップS33における処理は何ら行われず、次のステップに進む。
まず、図16のステップS41においては、第1メモリに記憶されている操作されたシステム切替スイッチ12に対応した車載機器の最終画面が、新しいものであるか否かが判断される。即ち、その最終画面を最後に操作した後、48時間以上経過している場合には、ステップS44に進み、第1メモリに記憶されている最終画面を消去する。これは、使用者が最後に操作した後、2日以上経過した最終画面に対して、使用者が操作を継続することは考えにくいためである。ただし、最終画面の内容がシステム設定画面である場合には、使用者が操作を継続することがあり得るので、第1メモリの記憶は消去されない。図18は、カーナビゲーション装置18のシステム設定画面の一例である。図18に示すように、システム設定画面は、ディスプレイの表示画質や、明るさ、警報音の音量等の車載機器の基本機能に関する操作画面であり、時間が経過した後も操作を継続する可能性があるので、この場合には第1メモリの記憶は消去されない。
一方、最終画面を最後に操作した後、48時間以上経過していない場合には、ステップS42に進む。ステップS42では、最終画面が最後に操作された後、操作画面選択手段30に内蔵された乗員交代判断部30bによって、運転者が変更されているか否かが判断される。本実施形態においては、乗員交代判断部30bは、運転席シートの位置設定に基づいて運転者変更の有無を判断している。運転者の変更がなかった場合には、第1メモリの記憶を残したまま、この制御フローの1回の処理を終了する。
ステップS42において、運転者の変更があった場合には、ステップS43に進み、ステップS43では、カーナビゲーション装置18により目的地設定がなされているか否かが判断される。カーナビゲーション装置18により目的地設定がなされている場合には、ステップS45に進む。ステップS45では、操作画面選択手段30に内蔵された目的地到達判断部30cによって、設定された目的地に既に到着しているか否かが判断される。設定された目的地にまだ到着していない場合には、運転者の変更があっても目的地に向う途中の運転者変更と判断し、第1メモリの記憶を残したまま、この制御フローの1回の処理を終了する。一方、設定された目的地に既に到着している場合には、ステップS46に進む。ステップS46では、最終画面の内容が判断され、最終画面がカーナビゲーション装置18の経由地設定画面である場合には、設定された目的地に既に到着した後に、その途中の経由地を設定する必要はないので、これを消去する。最終画面が経由地設定画面以外の場合には、第1メモリの記憶を残したままこの制御フローの1回の処理を終了する。
一方、ステップS43において、目的地設定がなされていないと判断された場合には、ステップS47に進む。ステップS47では、車両の現在位置が、車両の持ち主の自宅周辺であるか否かが判断される。本実施形態においては、操作画面選択手段30は、カーナビゲーション装置18によって得られる車両の現在位置の情報と、予めカーナビゲーション装置18に入力されている自宅住所の情報に基づいて、車両が自宅周辺にあるか否かを判断している。車両の現在位置が自宅周辺でない場合には、運転者の変更があった場合でも、遠方の目的地へ向う途中の一時的な運転者の変更と考えられるので、第1メモリの記憶を残したままこの制御フローの1回の処理を終了する。
一方、ステップS47において、車両の現在位置が、車両の持ち主の自宅周辺であると判断された場合には、ステップS48に進み、第1メモリに記憶されている最終画面を消去する。これは、車両の持ち主の自宅において運転者が変更され、別の目的地に向っている可能性があるからである。ただし、最終画面の内容がシステム設定画面である場合には、使用者が操作を継続することがあり得るので、第1メモリの記憶は消去されない。
以上の制御フローにより、操作画面選択手段30は、システム切替スイッチ12が操作されたときに表示する操作画面を選択する。また、本実施形態においては、操作画面選択手段30によって最終画面が選択され、表示された後、システム切替スイッチ12をダブルクリックの要領で2回連続で操作することにより、準備画面を表示させることができるように構成されている。或いは、トップメニュースイッチ14を同様に操作したとき、準備画面が表示されるように構成することもできる。
次に、図19及び20を参照して、本発明の実施形態による車両用情報表示装置1の強制表示切替機能を説明する。図19は、強制表示切替機能によって画面が切替えられるときの確認画面の一例であり、図20は、強制表示切替機能の処理手順を示すフローチャートである。
本実施形態の車両用情報表示装置1は、車両が発車したとき、走行中に操作することが好ましくない操作画面を強制的に他の操作画面に切替え、また、車両が停車したとき、操作途中であった操作画面を自動的に表示させるように構成されている。強制的に切替えられた元の操作画面は、統合処理装置10に内蔵された第2メモリ(図示せず)に記憶され、切替によって強制的に表示させる操作画面は、統合処理装置10に内蔵されている強制画面選択手段38によって選択される。また、図19に示すように、強制表示切替機能によって操作画面が切替えられる場合には、強制表示確認手段40によって、画面の切替を確認するための操作ボタンが、メインモニター2の操作画面上に表示される。また、強制表示切替機能によって操作画面が切替えられることは、強制画面選択手段38に内蔵された強制表示報知部38aによって、使用者に報知される。
まず、図20の制御フローは、車両が停止状態から発車したとき、及び、走行状態から停止したときに、統合処理装置10に内蔵された強制画面選択手段38によって実行される。図20のステップS61において、車両が走行中か否かが判断される。車両が停止状態から発車したときは、ステップS61へ、走行状態から停止したときは、ステップS68へ進む。ステップS61では、現在表示中の操作画面が、車両の走行中に表示することが望ましいものであるか否かが判断される。本実施形態においては、運転者にスクリーンキーボードの操作を要求するような操作画面等は、走行中に表示することが好ましくない操作画面と判断される。現在表示中の操作画面が、走行中に表示されていても問題のない操作画面の場合には、強制表示画面への切替を行うことなく、この制御フローの1回の処理を終了する。
一方、現在表示中の操作画面が、走行中に表示することが望ましくない操作画面である場合には、ステップS63に進む。ステップS63においては、現在表示中の操作画面が、操作途中の画面であるか否かが判断される。本実施形態においては、カーナビゲーション装置18のスクリーンキーボードによる目的地設定画面や、Eメールの入力画面等に関しては操作途中の画面であると判断される。操作途中の画面であると判断された場合には、ステップS64に進み、現在表示されている操作途中の操作画面が第2メモリに記憶され、ステップS65に進む。このように、第2メモリには、強制画面選択手段38によって強制的に切替えられた操作途中の画面が記憶される。
一方、ステップS63において、現在表示中の操作画面が、操作途中の画面でないと判断された場合には、操作画面を記憶することなくステップS65に進む。ステップS65においては、カーナビゲーション装置18が起動されているか否かが判断される。カーナビゲーション装置18が起動されている場合には、ステップS66に進み、カーナビゲーション装置18の地図表示画面(図8参照)を強制表示画面として選択する。一方、ステップS65において、カーナビゲーション装置18が起動されていない場合には、ステップS67に進み、オーディオ装置20の操作画面を強制表示画面として選択する。
次に、車両が走行状態から停止した場合の制御フローについて説明する。走行状態から停止した場合には、ステップS61からステップS68に進む。ステップS68では、強制画面選択手段38によって強制的に切替えられた操作途中の画面が第2メモリに記憶されているか否かが判断される。第2メモリに記憶されていない場合にはステップS73に進み、ステップS73では、第1メモリに記憶されている最終画面を強制表示画面として選択する。一方、操作途中の画面が第2メモリに記憶されている場合には、ステップS69に進む。
ステップS69では、第2メモリに記憶されている操作画面が強制表示により前回表示されたとき、使用者がシステム切替スイッチ12によって操作画面を切替えたか否かが判断される。第2メモリの操作画面が表示されたとき、使用者がシステム切替スイッチ12によって別の操作画面に切替えている場合には、使用者は第2メモリの操作画面の表示を希望していないと考えられるので、第2メモリの記憶内容を消去し、ステップS73へ進む。ステップS73では、前述のとおり、第1メモリに記憶されている最終画面が強制表示画面として選択される。
一方、ステップS69において、第2メモリの操作画面に対して、使用者が別の操作画面への切替を行っていないと判断された場合には、ステップS70へ進む。ステップS70では、第2メモリに記憶されている操作画面が強制表示により前回表示されたとき、その操作画面に対して使用者が操作を行ったか否かが判断される。第2メモリの操作画面に対して使用者が操作を行った場合には、使用者がその操作画面に対する操作を希望していると考えられるので、ステップS71へ進み、第2メモリの内容を第1メモリにコピーする。これにより、以後、第1メモリ及び第2メモリのどちらの操作画面が選択された場合にも、その操作画面が表示されることになる。次いで、ステップS72へ進み、第2メモリに記憶されている操作画面が強制表示画面として選択される。
一方、ステップS70において、第2メモリの操作画面に対して使用者が操作を行っていない場合には、そのままステップS72へ進み、第2メモリに記憶されている操作画面が強制表示画面として選択される。この場合には、以後、第2メモリの操作画面が選択されたときには、その強制表示画面が表示され、第1メモリの操作画面が選択されたときには最終画面が表示される。
次いで、ステップS74では、ステップS66、S67、S72、又はS73において強制表示画面として選択された強制表示画面がメインモニター2に表示され、この制御フローの1回の処理を終わる。
本発明の実施形態の車両用情報表示装置によれば、階層的に選択される複数の車載機器の操作を、少ない操作回数で簡単に行うことができる。
また、本発明の実施形態の車両用情報表示装置によれば、所定の条件に適合したとき、強制画面選択手段が最終画面を自動的に選択し、表示するので、状況に適合した適切な操作画面を自動的に表示することができる。
さらに、本発明の実施形態の車両用情報表示装置によれば、強制画面選択手段は、車両が駐車又は停車したとき強制表示画面を選択し、表示させるので、走行中に操作することが好ましくなく、操作が中断されていた操作画面に対する操作を継続し、又は、操作途中で放置されていた操作画面に対する操作を促すことができる。
また、本発明の実施形態の車両用情報表示装置によれば、強制画面選択手段は、使用者が強制表示画面に対して操作を行った場合には、再び、その強制表示画面を選択するので、使用者が操作することを希望する操作画面を、自動的に確実に表示させることができる。
さらに、本発明の実施形態の車両用情報表示装置によれば、強制画面選択手段は、使用者が強制表示画面に対して操作を行わず、他の操作画面に切替えた場合には、次回は他の操作画面を選択するので、使用者が操作することを希望しない操作画面の自動的な表示を回避することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、上述した実施形態に種々の変更を加えることができる。
本発明の実施形態による車両用情報表示装置が搭載された車室内を示す図である。 本発明の実施形態の車両用情報表示装置の概略ブロック図である。 本発明の実施形態の車両用情報表示装置のメインモニターに表示される画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態の車両用情報表示装置によって制御される各車載機器の最上層の操作画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態による車両用情報表示装置の操作画面の階層構造の一例を説明する図である。 本発明の実施形態による車両用情報表示装置の操作画面の階層構造の一例を説明する図である。 本発明の実施形態による車両用情報表示装置の作用の概略を説明する図である。 カーナビゲーション装置の地図画面の一例を示す図である。 カーナビゲーション装置の情報検索画面の一例を示す図である。 カーナビゲーション装置用の準備画面の一例を示す図である。 カーナビゲーション装置用の準備画面の別の一例を示す図である。 操作画面選択手段による操作画面の選択制御処理のメインフローチャートである。 図12のフローチャートのステップS2における処理の詳細を示すフローチャートである。 空調装置の最上層の操作画面である。 図12のフローチャートのステップS3における処理の詳細を示すフローチャートである。 図15のフローチャートのステップS33における処理の詳細を示すフローチャートである。 図15のフローチャートのステップS36における処理の詳細を示すフローチャートである。 カーナビゲーション装置のシステム設定画面の一例である。 強制表示切替機能によって画面が切替えられるときの確認画面の一例である。 強制表示切替機能の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 車両用情報表示装置
2 メインモニター
4 ダッシュボード
6 ハンドル
8 サブモニター
9a〜9d 十字操作スイッチ
9e 中央操作スイッチ
10 統合処理装置
12 システム切替スイッチ
14 トップメニュースイッチ
16 戻しスイッチ
18 カーナビゲーション装置
20 オーディオ装置
22 空調装置
24 Eメール送受信装置
26 自動車電話
28 運転情報検索装置
29 インターネット接続装置
30 操作画面選択手段
30a 操作終了判断部
30b 乗員交代判断部
30c 目的地到達判断部
32 画面表示手段
34 カーソル制御手段
38 強制画面選択手段
38a 強制表示報知部
40 強制表示確認手段

Claims (7)

  1. 複数の車載機器の操作及び情報表示を統合して行うことができる車両用情報表示装置であって、
    上記各車載機器の操作画面が、各車載機器ごとに階層的に表示されるディスプレイと、
    操作する車載機器を選択するために車載機器ごとに割り当てられたシステム切替スイッチと、
    上記システム切替スイッチが操作されたとき、操作されたシステム切替スイッチに割り当てられた車載機器の操作画面のうちの最後に操作された画面である最終画面を選択する操作画面選択手段と、
    現在選択されている車載機器の最上層の操作画面を表示させるトップメニュースイッチと、
    所定の条件に適合したとき、上記各車載機器の最終画面のうちの何れかを強制表示画面として自動的に選択する強制画面選択手段と、
    上記操作画面選択手段が上記最終画面を選択したとき、又は上記強制画面選択手段が上記強制表示画面を選択したとき、それらの画面を上記ディスプレイに表示させる画面表示手段と、
    を有することを特徴とする車両用情報表示装置。
  2. 上記強制画面選択手段は、車両が駐車又は停車したとき上記強制表示画面を自動的に選択する請求項1記載の車両用情報表示装置。
  3. 上記強制画面選択手段は、上記強制表示画面が表示された後、操作者がその強制表示画面に対して操作を行った場合には、次に上記所定の条件に適合したときに、再びその強制表示画面を選択する請求項1又は2記載の車両用情報表示装置。
  4. 上記強制画面選択手段は、上記強制表示画面が表示された後、操作者がその強制表示画面に対する操作をすることなく他の操作画面に切替えた場合には、次に上記所定の条件に適合したときに、その強制表示画面以外の画面を選択する請求項1乃至3の何れか1項に記載の車両用情報表示装置。
  5. さらに、上記強制画面選択手段が上記強制表示画面を選択したとき強制表示画面の表示の可否を確認する強制表示確認手段を有し、上記表示手段は、操作者が上記強制表示画面の表示を許可すると、上記強制表示画面を上記ディスプレイに表示する請求項1乃至4の何れか1項に記載の車両用情報表示装置。
  6. 上記強制画面選択手段が強制表示報知部を有し、この強制表示報知部は、上記強制画面選択手段が上記強制表示画面を選択すると、そのことを使用者に報知する請求項1乃至5の何れか1項に記載の車両用情報表示装置。
  7. 上記強制画面選択手段は、特定の最終画面については強制表示画面として選択しない請求項1乃至6の何れか1項に記載の車両用情報表示装置。
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