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JP4369128B2 - 無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システム、該システムにおいて用いられる第一局及び第二局、及び、該システムをオペレートする方法に関する。本明細書は特にUniversal Mobile Telecommunication System(UMTS)を参照して記載されているが、開示されている装置及び方法は、他のモバイル無線システムにも等しく適用可能であることは明らかである。
無線通信システムにおいて、無線信号は、通常、送信器から受信器へ複数のパスを通って移動する。各パスは、1以上の散乱体からの反射波を含む。これらのパスからの受信信号は、受信器において、前向きに又は破壊的に干渉する(そして、位置に応じたフェージングをもたらす)。さらに、パスの長さは異なり、よって信号送信器から受信器へ到達するまでに掛かる時間も異なるため、シンボル間干渉も生じ得る。
マルチパス伝搬によって生じる上記問題は、受信器において複数のアンテナを用いること(受信ダイバーシチ)によって緩和できることが良く知られている。複数のアンテナにより、複数のパスの一部又は全部を分離できる。効果的なダイバーシチのためには、個々のアンテナで受信される信号が低相互相関を有することが必要である。通常、これは、一波長弱ずつアンテナを離すことによって達成されるが、我々の国際特許出願WO01/71843(出願人参照番号:PHGB000033)に開示されている手法を用いることによって、隙間無く並べられたアンテナも用いることができる。ほぼ相関の無い信号を用いるようにすることによって、所定の時刻に2以上のアンテナにおいて破壊的な干渉が発生する確率が最小化される。
また、類似の改善は、送信器において複数のアンテナを用いること(送信ダイバーシチ)によっても達成される。ダイバーシチ技術は、MIMO(マルチ・インプット/マルチ・アウトプット)システムとして知られる、送信器・受信器双方において複数のアンテナを用いることに一般化できる。このシステムは、更に、システム・ゲインを一方の側でのダイバーシチ構成の場合よりも増やすことができる。更なる発展として、複数のアンテナが存在することにより、空間多重化が可能となり、送信用データ・ストリームが複数のサブストリームに分割され、各サブストリームが異なるパスで送信される。このようなシステムの一例は、特許文献1に記載されている。別の例は、BLASTシステムとして知られ、非特許文献1に記載されている。
MIMOシステムから達成し得るパフォーマンス・ゲインを用いて、所定のエラー・レートにおいてトータルでのデータ・レートを増やすこと、又は、所定のデータ・レートに対してエラー・レートを低減すること、又は、これらの組み合わせ、を実現できる。また、MIMOシステムは、所定のデータ・レート及びエラー・レートに対するトータルの送信エネルギ又はパワを低減するように制御することができる。
MIMO技術を適用可能な一分野は、HSDPA(高速ダウンリンク・パケット・アクセス)・スキームである。このスキームは、現在、UMTS用に開発されており、最大4Mbpsでの移動局へのパケット・データの伝送を容易にし得るものである。HSDPAの提案されている一実施形態では、別々のデータ・ストリームが基地局(BS)の各アンテナから送信され、これらデータ・ストリームは、原則として、少なくともデータ・ストリームの数と同じ数のアンテナを備えた移動局(MS)によって受信・復号化され得る。
パケット・データ送信にMIMOシステムを用いる場合の問題は、通信システム上での無線リンク品質が異なることの影響である。例えば、非常に劣悪な品質の無線リンクを持ったデータ・ストリームがあるかもしれず、すべてのデータを合成すると、他のリンクのパフォーマンスが劣化し、システム全体のキャパシティを低下させるかもしれない。
米国特許第6,067,290号明細書 P W Wolnianskyら、「V−BLAST:an architecture for realising very high data rates over the rich−scattering wireless channel」、URSI International Symposium on Signals,Systems and Electronics、ピサ(イタリア)、1998年9月29日〜10月2日
〔発明の開示〕
本発明の目的は、パフォーマンスが改善された無線通信システムを提供することである。
本発明の第一の態様によれば、無線通信システムであって、少なくとも2つのアンテナを有する第一局と、それぞれが少なくとも1つのアンテナを有する少なくとも2つの第二局と、を有し、上記第一局は、該第一局と第一及び第二の第二局の間の各通信チャネルを上記第一局のアンテナの相互排他的な各サブセットから送信する手段を有し、上記第一及び第二の第二局は、両サブセットにおいて上記第一局アンテナのカバーエリアに位置し、上記各チャネルは、同じ周波数、同じタイムスロット、及び、同じチャネル化コードを用い、上記アンテナの各サブセットのみによって区別され、上記第一及び第二の第二局は、それぞれ、受信信号から、その各通信チャネルを有する信号サブセットを推定する手段を有する、無線通信システムが提供される。
異なる第二局へ送信するのに第一局上の異なるアンテナを用いることによって、第一局のアンテナの一部から第二局が受信した信号の品質が悪い状況において、システム・キャパシティを向上させることができる。特定の第二局へ向けたビームを生成するために第一局において位相配列アンテナ素子を用いる既知のビーム形成技術又は空間分割多重アクセス(SDMA)とは対照的に、本発明は、異なる第一局アンテナから信号を受信する第二局間に角度分離は必要でない。
本発明によれば、すべてのアンテナを1つの第二局用にせずに、異なる基地局アンテナを異なる第二局用とすることによって、MIMOシステムとして正常に作動している無線通信システムのシステム・キャパシティを特定の状況において向上させることができる。UMTS実施形態においては、同じチャネル化コード、スクランブリング・コード、キャリア周波数、及び、タイムスロットを用いることによって、異なるアンテナから異なる第二局へ同時送信できるため、システム全体での周波数帯域効率が向上する。
本発明の第二の態様によれば、少なくとも2つの第二局を有する無線通信システムにおいて用いられ、少なくとも2つのアンテナを有する第一局であって、上記第一局と第一及び第二の第二局の間の各通信チャネルを上記第一局のアンテナの相互排他的な各サブセットから送信する手段が設けられ、上記第一及び第二の第二局は、両サブセットにおいて上記第一局アンテナのカバーエリアに位置し、上記各チャネルは、同じ周波数、同じタイムスロット、及び、同じチャネル化コードを用い、上記アンテナの各サブセットのみによって区別される、第一局が提供される。
本発明の第三の態様によれば、少なくとも1つのアンテナを有する第二局であり、少なくとも2つのアンテナを有する第一局と、本第二局と、別の第二局との間にそれぞれ通信チャネルを有する無線通信システムにおいて用いられる第二局であって、上記通信チャネルは上記第一局のアンテナの相互排他的な各サブセットから送信され、本第二局及び上記別の第二局は、両サブセットにおいて上記第一局アンテナのカバーエリアに位置し、上記各チャネルは、同じ周波数、同じタイムスロット、及び、同じチャネル化コードを用い、上記アンテナの各サブセットのみによって区別され、受信信号から本第二局の各通信チャネルを有する信号サブセットを推定する手段が設けられた、第二局が提供される。
上記第二局は、上記第一局のアンテナの他のサブセットからの他の第二局宛の信号をノイズとして処理することによって、その各通信チャネルに対応した信号を推定することができる。しかし、好ましい実施形態において、上記第二局は、その各通信チャネルを有する信号をその各アンテナ・サブセットに含まれない上記第一局から送信された信号から別々に分離する手段を有する。
本発明の第四の態様によれば、少なくとも2つのアンテナを有する第一局と、それぞれが少なくとも1つのアンテナを有する少なくとも2つの第二局とを有する無線通信システムをオペレートする方法であって、上記第一局に、該第一局と第一及び第二の第二局の間の各通信チャネルを上記第一局のアンテナの相互排他的な各サブセットから送信させ、上記第一及び第二の第二局の双方を、両サブセットにおいて上記第一局アンテナのカバーエリアに位置させ、上記各チャネルを、同じ周波数、同じタイムスロット、及び、同じチャネル化コードを用い、上記アンテナの各サブセットのみによって区別されるようにし、各第二局に、受信信号からその各通信チャネルを有する信号サブセットを推定させる、方法が提供される。
ここで、添付図面を参照して、本発明の実施形態を例として説明する。図面において、同じ参照番号は対応した特徴を示すのに用いられている。
図1は、第一局100から第二局110へダウンリンク・パケット・データを送信するMIMOシステムの一例を示す。第一局100は、第二局110へ送信するデータ・ストリームを供給するデータ・ソース102を有する。このストリームは、シリアル/パラレル変換器(S/P)104によって分割され、送信器(TX)106へ供給される複数のデータ・ストリームが生成される。送信器106は、このデータ・サブストリームを基地局(BS)100から移動局(MS)110へ送信するために複数のアンテナ108(図1の1、2、3、及び、4)へ送る。アンテナ108は、ほぼ無指向性であるものとする(又は、扇形セルをカバーするように設計される)。
典型的には前進型誤信号訂正(FEC)などの適切な符号化が、BS100によって、シリアル/パラレル変換の前に適用され得る。これは、垂直符号化(vertical coding)として知られ、すべてのサブストリームにわたって符号化が適用されるという利点を有する。しかし、サブストリームを抽出する際に問題が生じ得る。なぜなら、共同復号化が必要となり、各サブストリームを個々に抽出するのが難しいからである。別の方法として、各サブストリームを別々に符号化されてもよい。これは、水平符号化(horizontal coding)として知られ、受信器オペレーションを簡素化し得る。これらの技術は、例えば、文献:X Liら、「Effects of Iterative Detection and Decoding on the Performance of BLAST」、Proceedings of the IEEE Globecom 2000 Conference、サンフランシスコ、2000年11月27日〜12月1日、に記載されている。
垂直符号化が用いられる場合、適用されるFECは、複数のパスを有するMIMOチャネル全体に対処するのに十分なエラー訂正能力を持っていなければならない。BS100とMS110の間のパス群は、通常、直接パスと、信号が1以上の散乱体によって反射された間接パスとを含む。
MS110は、複数のアンテナ118(図1のA、B、C、及び、D)を有する。アンテナ118によって受信された信号は、受信器(RX)116へ供給される。受信器116は、この受信信号から複数の送信データ・サブストリームを抽出する。このデータ・サブストリームは、次いで、パラレル/シリアル変換器(P/S)114によって再結合され、データ出力ブロック112へ供給される。BS100及びMS110双方は、同じ数のアンテナを持っているように図示されているが、実際にはこれは必要ではなく、アンテナの数は、空間及びキャパシティ条件に応じて最適化し得る。
BS100の最もシンプルな実施例において、各データ・サブストリームは、別々のアンテナ108にマッピングされる。この実施例は、空間的に無相関な無線チャネルに対して適切である。図2に示したBS100が適切となる一般的なケースでは、各データ・サブストリームは、複合重み付け202を適用した後(各データ・サブストリーム用アンテナ108ごとに1つの重み付け値)、各アンテナ108へ送られ得る。このアプローチを用いると、各データ・サブストリームを異なるアンテナ・ビームへマッピングすることができる。アンテナ・ビームを所定の方向に向け、その方向を無線チャネル状態を変えるために動的に決定してもよい。ビーム方向を動的に変えるMIMOシステムの一例は、我々の同時係属未公開英国特許出願0102316.7(出願人参照番号:PHGB10012)に開示されている。関心ある特殊なケースは、各データ・ストリームがアンテナのサブセットにマッピングされる(すなわち、一部の重み付けが0)の場合である。
便宜上、以下の実施形態では、データ・サブストリームとアンテナ108の間が1対1のマッピングである最もシンプルなケースを用いるが、本発明はこのシナリオに限定されないことは明らかである。
MIMO構成によって約束されるキャパシティの向上は、送信器(BS100)がダウンリンク・チャネル特性について何も知らないオープン・ループ構成においてもガウス・チャネルとして達成可能であることが判っている。また、一部のキャパシティの向上は、オープン・ループ構成におけるレイリー・フェージング・チャネルとして達成され得るが、この向上は、各送信器アンテナ108からの受信SINR(信号対干渉及び雑音比)間の差が大きい場合、低下する。
クローズド・ループ・スキームは、追加的な利益を提供し得る。異なるBSアンテナ108からの送信の振幅は、送信電力がMS110において最良の受信SINRを持つアンテナ108へ方向付けられるように、重み付けされ得る。BSアンテナ108が各アンテナから異なるデータが送信されている時空符号化MIMOシステムにおいて用いられているとき、各アンテナからのデータ・レートは、我々の同時係属未公開国際特許出願PCT/EP01/13690(出願人参照番号:PHGB000168)に開示されているように、電力と同様に調整し得る。以下の説明において、すべてのアンテナから合成されたトータルの送信電力は制限されるものとする。
場合によっては、特に異なる送信アンテナからのチャネル・ゲインの差が非常に大きい場合(例えば、1以上のアンテナが深く落ち込んでいるとき)、最良の無線リンク・キャパシティは、1以上のBSアンテナ108を完全に電源オフにする(すなわち、電力又はデータ・レートをゼロに下げる)ことによって、達成され得る。また、このようなクローズド・ループ・アンテナ選択ダイバーシチ送信の戦略は、MS110において必要とされるアンテナの数を減らすなどの他の利点も有する。
図3は、利用可能なキャパシティC間の基礎的な比較を、第一の送信器アンテナについてのチャネル・ゲインGの所定の値に対する第二の送信器アンテナ108についてのチャネル・ゲインGの関数として示したグラフである。このグラフは、BS100に2つの送信器アンテナ108があり、MS110に2つの受信器アンテナ118がある場合に、オープン・ループ時空符号化MIMOシステム302及びクローズド・ループ送信器アンテナ選択スキーム304を用いて達成可能なキャパシティを示す。アンテナ選択スキームを用いた場合のチャネル・ゲインは、MS110において受信ダイバーシチ合成が実行された後に計算されることに注意。
図3の微分においては、全有効送信電力が一定Ptxであることを前提としている。したがって、G=Gのとき、オープン・ループMIMOの場合、Ptx/2がBSアンテナ108の各々から送信されるが、アンテナ選択の場合、Ptxが一アンテナから送信され、残りのアンテナからパワが送信されない。アンテナ選択の場合における送信器アンテナ108の選択は、G=Gのとき、任意である。この状況におけるCはMIMOゲインのためにCより大きい。しかし、G=0のとき、オープン・ループMIMOの場合におけるキャパシタは、Cにまで大きく下がる。なぜなら、クローズド・ループ・アンテナ選択の場合、キャパシタが一定のままであるため、送信電力の半分は無駄なアンテナ108から送信されているからである。
このように、図3から、「X」で示した領域では、オープン・ループMIMOスキームより、クローズド・ループ・アンテナ選択を用いた方が有利であることが判る。
既知のMIMOシステムにおいて、1つのセルにおける1つのMS110へのダウンリンク信号は、周波数(FDMAの場合)、タイムスロット(TDMAの場合)、及び/又は、コード(CDMAの場合)を用いて、そのMS110用のチャネルを定義することによって、他のMS110用の信号と区別される。その際、所定のMSに対して、すべての有効なBS送信アンテナ108が、そのMS110用のチャネル上で用いられる。しかし、上述のように最適な送信スキームが送信アンテナ選択の1つである場合、システムのキャパシティは次善なものとなる。なぜなら、特定のアンテナは特定のチャネル上の送信には有用でないからである。
ゆえに、本発明に係るシステムでは、特定のMS110用のチャネルは、そのチャネルが送信されるBSアンテナ108のサブセット(1以上のアンテナから成る)によっても、全体が又は部分的に定義され得る。このようなスキームは、「アンテナ分割多重アクセス(ADMA)」と呼び得る。
本発明の一実施形態のシンプルな一例を図4に示す。この一例は、2つのアンテナ108を持つBS100と、それぞれが2つのアンテナ118を有する2つのMS110a、110bと、を有する。BS100は、それぞれが異なるMS110宛のデータ・サブストリームを送信器(TX)106へ供給する2つのデータ・ソース102(D1及びD2)を有する。本発明を用いる実際のシステムは、非常に多くのMSと非常に多くのアンテナとを含む可能性が高い。
ここで、このようなシステムの最初のオペレーションについて、図5に示すフローチャートを参照して説明する。このオペレーションは、工程502において、BS100が送信データを有する第一のMS110aへ信号を送ることから開始する。次いで、BS100は、工程504において、そのアンテナ108の各々からの信号を送信し、第一のMS110aがその無線チャネルを測定するようにする。このような信号は、例えば、各BSアンテナ108から送信される既知のパイロット情報の直交シーケンスを有する。MS110aは、工程506において、(各アンテナ118から受信された信号のダイバーシチ合成後に)各受信信号のSINRを測定する。本例では、第一のMS110aが、BS110のアンテナ1から受信した信号のSINRがBSのアンテナ2から受信した信号のSINRより大きいと判断する。
測定完了後、MS110aは、工程508において、アンテナ1が最良のSINRを提供することを示す伝達メッセージをBS100へ送信する。このメッセージは、例えば、
・最良及び/又は最悪のBSアンテナ108のID
・最良及び/又は最悪のBSアンテナ108についてのSINR測定値の絶対値
・各BSアンテナ108についてのSINR測定値の絶対値
などの複数の形を採り得る。
この伝達メッセージの結果として、BSは、第一のMS110a宛のデータはアンテナ1からのみ送信されるべきであると判断する。よって、BS100のアンテナ2は、第一のMS110a用にアンテナ1から用いられているのと同じ周波数、タイムスロット、及び、チャネル化コードを用いて、異なるMS宛のデータを送信するのに用いられ得る。よって、第二のMS110bは、工程510において、上述のものと同じプロトコルを用いて、アンテナ2が最良のSINRを与えるものとして識別される。次いで、信号は、工程512において、アンテナ1から第一のMS110aへ送信され、アンテナ2から第二のMS110bへ送信される。これら送信ルートは、図4において実線でしめされており、破線は、双方の移動局が両アンテナ108のカバーエリアに在圏するために、MS110a、110bの一方宛の信号が他方のMSに到達し得ることを示す。
各MS110a、110bが少なくともBS100と同じ数のアンテナを持ち、無線チャネルが、そのチャネルの転送機能が各BS送信アンテナ108と特定のMS110の各受信アンテナ118の間で大幅に異ならせるのに十分な散乱体を含む場合、各MSは、必要以上の干渉を引き起こす他のBSアンテナからの信号無しで、対応するBSアンテナ108からの信号を復号化することができる。
例えば、すぐ上のシナリオにおいて、第一のMS110aの2つのアンテナ108において受信される信号は、
Figure 0004369128
で与えられる。ここで、rはi番目のMSアンテナ118で受信される信号であり、tはi番目のBSアンテナ108によって送信される信号であり、hijはi番目のBSアンテナ108からMSアンテナ118への複合チャネル転送特性である。
はBSアンテナ1から送信された第一のMS110aが求めている信号に対応する。よって、この信号は、
Figure 0004369128
として、チャネル抽出(CX)ブロック414において抽出することができる。
チャネル転送係数hijは、上述の既知のパイロット情報を用いて、決定される。パイロット情報が送信されるべき周波数及びチャネル転送係数が更新される周波数は、そのチャネルのコヒーレント時間に依存する。この既知のパイロット情報は、ノイズがある場所でも十分に正確なチャネル転送係数の推定が得られるように十分なエネルギで送信されるべきである。この既知のパイロット情報のエネルギは、より長いパイロット情報シーケンスを送信することによって、或いは、パイロット情報の送信電力を増やすことによって、増やされる。チャネル転送係数の各推定値が基づく基地のパイロット情報の各シーケンスの長さは、そのチャネルのコヒーレント時間より大幅に短いべきである。共同検出及び干渉キャンセレーションなどの他の既知の技術もBSアンテナ108から受信された信号から所望の信号を抽出するためにMS110によって用いられ得る。
実際には、受信信号r及びrは、ノイズ項も含む。その際、送信信号は、例えば、最小平均二乗誤差(MMSE)や最尤シーケンス推定(MLSE)などの様々な既知の方法を用いて復元することができる。これら既知の方法は、例えば、S R Saunders、「Antennas and Propagation for Wireless Communication Systems」、John Wiley and Sons、1999年、に記載されている。MMSEは、MLSEプロセスの一部として用いられてもよく、或いは、そのままで用いられてもよい。後者の場合、送信ビットの考え得るシーケンスについての推測的な知識は前提とされない。
非常に多くのMS110を用いる実際のシステムにおいて、異なるMS宛のチャネルを区別する唯一の手段としてADMAを用いることが望ましい可能性は低い。なぜなら、これは、すべてのMS110が1つのセル内のMSの総数と同じ数のアンテナ118を少なくとも持っていることを必要とするからである。よって、典型的なスキームは、CDMA、FDMA、又はTDMAなどの別の多重アクセススキームと共に無線リソースの使用を最適化する追加的手段としてADMAを用いることである。その際、ADMAは、所定のコード/周波数/タイムスロット上で用いられ、n個の異なるMSに対するチャネルを区別する。ここで、nは、コード、周波数、及びタイムスロットの組み合わせを用いるMSのいずれかの上の最小アンテナ数に等しい。例えば、それぞれが2つのアンテナを持つ1組のMSは、特定の周波数及び/又はタイムスロット及び/又はコードによって定義されたダウンリンク・チャネルを共有するのにADMAを用いることができる。
本発明の実施形態によっては、MS110は上記提案されたような数のアンテナを必要としないものもある。上記1組のMSの例において、1つのBSアンテナ108からの信号が弱く、それをノイズと考えることができる場合、1つのアンテナ118のみが必要とされる。しかし、これは、特別なチャネル状態を必要とし、常にそれに依拠するわけではない。我々の同時係属未公開英国特許出願0115937.5(出願人参照番号:PHGB010100)は、MS110がそれに方向付けられたサブストリームの数よりも少ないアンテナを有し得るMIMOシステムについて開示している。このシステムは、サブストリームの抽出が可能になるように十分な数のほぼ無相関な受信信号サンプルを生成するサンプリング技術を採用する。このシステムの特に好ましい実施形態の1つは、信号を送信するのに符号分割多重を用い、受信信号サンプルを決定するのにMS110においてレイク受信器を用いる。この技術も本発明に適用可能であるため、MSアンテナ118の数についての要件は緩和される。
本発明に係るシステムは、すべての有効なBSアンテナ108を最適に用いることによって、従来のシステムよりもダウンリンク・キャパシティを増やす。実際のシステムにおいて、複数のMSの各々にとって最良のBSアンテナ108が時々一致し得ることも明らかに有り得る。この場合、MS空間にわたってMMSEアプローチが取られ、システム全体として最適となるように、アンテナ108をMS110に割り当てる。
本発明の実施形態は、2つのアンテナと機能上等価なものとして用いられ得るデュアル分極能力を持った1つのアンテナ構造物を用いることもできる。例えばプリント回路基板金属化などの他の構造もアンテナと等価な機能を提供するのに用いられ得る。
また、個々のMA110へ送信するMIMO技術は、本発明に係るシステムにおいても用いられ得る。なぜなら、依然として、BSアンテナの総数のサブセットである複数のBSアンテナ108を特定のMS110へ割り当てることができるからである。さらに、複数のMS110の各々に対する少なくとも1つのデータ・チャネルに対してADMAを用いても、例えば符号分割や周波数分割などの他の多重アクセス技術を用いて、1以上の同じMS110への1以上の他のデータ・チャネルの同時送信を防ぐことはできない。
上記説明において、「基地局」又は「第一局」という語は、実際には固定インフラの様々な部分間に分散され得るエンティティに関する。UMTSシステムにおいて、例えば、BS100の機能は、MS110と直接インターフェースを取る固定インフラの一部であって、無線制御局(RNC)においてより高いレベルにある「ノードB」において実行される。BS100から複数のMS110へのデータ送信に用いられるのと同様に、上記技術は、逆方向にも用いられ得る(例えば、UMTSソフト・ハンドオーバ中に)。この場合、BS100及びMS110の役割は、上記説明と逆になり、BS100が第二局の役割を担い、MS110が第一局の役割を担う。
本開示を読めば、当業者には他の変形例も明らかであろう。そのような変形例は、無線通信システム及びその構成部品の設計、製造、及び使用において既に知られ、ここで既に説明された機能の代わり若しくは加えて使用され得る機能を含み得る。
MIMO無線システムの一実施形態の概略ブロック図である。 送信前にサブストリーム信号に重み付けするMIMO無線システム用の基地局の一実施形態の概略ブロック図である。 送信アンテナの相対ゲインを変えたときの、それぞれが2つのアンテナを持つ2つの局間でのチャンネル・キャパシティの変化を示すグラフである。 異なるサブストリームが異なる端末へ方向付けられる本発明に係る無線システムの一実施形態の概略ブロック図である。 本発明に係る無線通信システムのオペレーションを示すフローチャートである。

Claims (11)

  1. 無線通信システムであって、
    少なくとも2つのアンテナを有する第一局と、
    それぞれが少なくとも1つのアンテナを有する少なくとも2つの第二局と、を有し、
    前記第一局は、該第一局と第一及び第二の第二局の間の各通信チャネルを前記第一局のアンテナの相互排他的な各サブセットから送信する手段を有し、
    前記第一及び第二の第二局は、両サブセットにおいて前記第一局アンテナのカバーエリアに位置し、
    前記各チャネルは、同じ周波数、同じタイムスロット、及び、同じチャネル化コードを用い、前記アンテナの各サブセットのみによって区別され、
    前記第一及び第二の第二局は、それぞれ、受信信号から、その各通信チャネルを有する信号サブセットを推定する手段を有する、ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 請求項1記載の無線通信システムであって、
    前記第一局のアンテナのサブセットの1つは、少なくとも2つのアンテナを有し、
    このサブセットからその各第二局への送信にはMIMO技術が用いられる、ことを特徴とする無線通信システム。
  3. 請求項1又は2記載の無線通信システムであって、
    前記第一局と前記第二局の一の間の別の通信チャネルを有し、
    前記別の通信チャネルは、送信元のアンテナ・サブセットでは区別されない、ことを特徴とする無線通信システム。
  4. 少なくとも2つの第二局を有する無線通信システムにおいて用いられ、少なくとも2つのアンテナを有する第一局であって、
    前記第一局と第一及び第二の第二局の間の各通信チャネルを前記第一局のアンテナの相互排他的な各サブセットから送信する手段が設けられ、
    前記第一及び第二の第二局は、両サブセットにおいて前記第一局アンテナのカバーエリアに位置し、
    前記各チャネルは、同じ周波数、同じタイムスロット、及び、同じチャネル化コードを用い、前記アンテナの各サブセットのみによって区別される、ことを特徴とする第一局。
  5. 請求項4記載の第一局であって、
    前記サブセットを構成するアンテナの各々から既知信号を送信し、もって第二局が前記第一局アンテナと第二局アンテナの間の無線チャネルを特徴付けられるようにする手段が設けられた、ことを特徴とする第一局。
  6. 請求項4又は5記載の第一局であって、
    受信信号の品質に関する情報を提供する信号を前記第二局から受信し、該情報を用いていずれのアンテナに各サブセットを割り当てるかを決定する手段が設けられた、ことを特徴とする第一局。
  7. 少なくとも1つのアンテナを有する第二局であり、少なくとも2つのアンテナを有する第一局と、本第二局と、別の第二局との間にそれぞれ通信チャネルを有する無線通信システムにおいて用いられる第二局であって、
    前記通信チャネルは前記第一局のアンテナの相互排他的な各サブセットから送信され、
    本第二局及び前記別の第二局は、両サブセットにおいて前記第一局アンテナのカバーエリアに位置し、
    前記各チャネルは、同じ周波数、同じタイムスロット、及び、同じチャネル化コードを用い、前記アンテナの各サブセットのみによって区別され、
    受信信号から本第二局の各通信チャネルを有する信号サブセットを推定する手段が設けられた、ことを特徴とする第二局。
  8. 請求項7記載の第二局であって、
    前記推定手段は、その各通信チャネルを有する信号をその各アンテナ・サブセットに含まれない前記第一局から送信された信号から別々に分離する手段を有する、ことを特徴とする第二局。
  9. 請求項7又は8記載の第二局であって、
    同じ周波数、同じタイムスロット、及び、同じチャネル化コードを用い、前記アンテナの各サブセットのみによって区別されチャネルを送信する前記相互排他的なサブセットに含まれる第一局の総数と同じ数のアンテナを少なくとも有する、ことを特徴とする第二局。
  10. 請求項7乃至9のいずれか一項記載の第二局であって、
    前記第一局によって送信された信号を用いて少なくとも1つの無線チャネルを測定し測定結果を前記第一局へ伝達する手段が設けられた、ことを特徴とする第二局。
  11. 少なくとも2つのアンテナを有する第一局と、それぞれが少なくとも1つのアンテナを有する少なくとも2つの第二局とを有する無線通信システムをオペレートする方法であって、
    前記第一局に、該第一局と第一及び第二の第二局の間の各通信チャネルを前記第一局のアンテナの相互排他的な各サブセットから送信させ、
    前記第一及び第二の第二局の双方を、両サブセットにおいて前記第一局アンテナのカバーエリアに位置させ、
    前記各チャネルを、同じ周波数、同じタイムスロット、及び、同じチャネル化コードを用い、前記アンテナの各サブセットのみによって区別されるようにし
    各第二局に、受信信号からその各通信チャネルを有する信号サブセットを推定させる、ことを特徴とする方法。
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