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JP4361470B2 - 雷発生検知手段を備えた電源システム - Google Patents

雷発生検知手段を備えた電源システム Download PDF

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Description

本発明は、雷発生検知手段を備えた電源システムに関し、特に、遠地、至近距離の雷の影響を受けることなしに安定して電力の供給が可能な雷発生検知手段を備えた電源システムに関する。
電源システムでは、落雷等に対する停電対策が行われている。以下に従来の電源システムにおける雷対策について図8,図9を用いて述べる。図8は、従来の電源システムの要部をブロック構成で示した図である。図9は、従来の電源システムの構成を示す図である。図8に示すように、従来の電源システム20は、商用交流電源23からの交流電圧が、商用電源入力部21を経由して系統切替器6に入力される。また、系統切替器6の一方の入力端子には、補助用電力を発電する発電装置7からの交流電圧が入力される。系統切替器6は、通常は、商用電源入力部21からの交流電圧を回路遮断器25a(図9)を経由して負荷25に供給するように設定されている。また、停電や雷発生時には、系統切替器6を切り替えて発電装置7からの交流電圧を負荷25に供給するようになっている。
図9に示すように、従来の電源システム20の商用電源入力部21は、回路遮断器(ブレーカ)3eと耐雷トランス21aで構成される。耐雷トランス21aは、雷発生時の商用交流電源23に重畳された雷サージを軽減して、負荷25である機器を雷サージから保護するためのものである。発電装置7は、ディーゼルエンジン(ENG)7b等により発電機(ACG)7aを回転させて発電を行い、負荷25に交流電源を供給するものである。停電発生時に発電装置7に設置している停電検出器7fにより商用電源入力部21の停電が検知されて、停電検出器7fにより発電装置7のエンジン7bが始動されて発電を行う。発電装置7からの出力電圧が安定した後に、系統切替器6を商用電源入力部21からの交流電源を発電装置7からの交流電源に切り替えて負荷25に供給する。また、雷が電源システム20の設置場所の近傍で発生したときには、作業員が、最初に発電装置7を起動して、発電装置7からの出力電圧が安定した後に、系統切替器6を商用電源入力部21から発電装置7の交流電源に切り替えて負荷25に供給する。さらに、雷の発生が収まったときには、作業員が、系統切替器6を発電装置7から商用電源入力部21の交流電源に切り替えて負荷25に電源を供給している。従来の電源システムは、雷発生時に発電装置7の起動、系統切替器6による電源の切替を手動で行っていた。
なお、遠地で発生した雷を検知する雷検出器が特許文献1に開示されている。
特許第3266884号
しかしながら、従来の電源システム20では、雷、停電に対する対応に関して下記の課題を有していた。
1)商用電源入力部21の耐雷トランス21aにより商用交流電源に重畳された雷サージを低減するようにしているが、耐雷トランス21aでは、完全には雷サージの影響をなくすことができないため、電源にノイズとして混入したり、瞬時に高電圧が負荷に印加されて機器の劣化を招く恐れがある。このため、雷発生時に商用電源入力部21の商用交流ラインを完全に遮断することが望まれている。
2)雷発生時には、作業員により発電装置7の始動、電源の切替を行っているが、これらの操作のために作業員を必要とする。また、雷発生時の対応は、作業員の判断で行われるため、適切に対応できない恐れがある。なお、気象レーダからの情報を基に雷雲の存在を確認して落雷の危険度を推定する方法もあるが、装置のコストが高く、管理費等が発生する。また、雷雲の推定等の信頼性も低いため普及していない。このため、雷発生時に作業員を必要とせず、遠地、至近距離の雷の影響を受けることなしに安定して負荷に電力の供給を行うことができる電源システムが望まれている。
3)停電時に発電装置7から電源を供給するが、発電装置7の始動から出力電圧が安定するまでに時間を要するため、停電発生時から発電装置7の出力電圧が安定するまでの時間は、負荷に電源が供給されないため、停電してしまう。このため、停電発生時でも、停電なしに電源を供給する電源システムが望まれている。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みて成されたものであり、従来の電源システムに雷検知器を備えることにより、完全に雷サージの影響を無くし、遠地、至近距離の雷発生時の対応が電源システム自身で行えて、また、停電発生時でも、瞬断することなしに電力を安定して供給することが可能な雷発生検知手段を備えた電源システムを提供することを目的とする。
本発明による雷発生検知手段を備えた電源システムは、雷発生を検知する雷発生検知手段と、主電力の供給を遮断可能な遮断手段を備えた主電力供給手段と、補助用電力を発生する発電手段と、負荷に電力を供給し、充電可能な蓄電手段を内蔵して停電時に蓄電手段から電力を負荷に供給することが可能な無停電電源供給手段と、前記主電力供給手段または前記発電手段のどちらか一方に切り替えて前記無停電電源供給手段に電力を供給する系統切替手段とを有する雷発生検知手段を備えた電源システムであって、前記雷発生検知手段は、遠地の落雷によって送電線に生じた一定値以上の衝撃性電磁波を検知する電波検出型雷発生検知手段および至近距離の落雷直前の静電界の変化を検知する静電界検出型雷発生検知手段から成り、前記電波検出型雷発生検知手段により遠地の落雷を検知したとき、前記発電手段を始動して電力を発生し、前記静電界検出型雷発生検知手段により至近距離の落雷直前の静電界の変化を検知したとき、前記主電力供給手段の電力供給を前記遮断手段により遮断し、前記系統切替手段により前記発電手段からの電力を前記無停電電源供給手段に供給して、前記無停電電源供給手段の蓄電手段および発電手段からの電力を負荷に供給することを特徴とする。
また、本発明による雷発生検知手段を備えた電源システムは、前記電波検出型雷発生検知手段により遠地の落雷を検知したとき、前記発電手段を始動して電力を発生し、前記静電界検出型雷発生検知手段により至近距離の落雷直前の静電界の変化を検知したとき、前記主電力供給手段の電力供給を前記遮断手段により遮断し、前記発電手段の出力電圧の安定後に前記系統切替手段により前記発電手段からの電力を前記無停電電源供給手段に供給して、前記発電手段の出力電圧が安定するまで、前記無停電電源供給手段の蓄電手段により負荷に電力を供給するようにしたことを特徴とする。
また、本発明による雷発生検知手段を備えた電源システムは、前記静電界検出型雷発生検知手段により至近距離の落雷直前の静電界の変化を検知後、前記発電手段からの電力を前記無停電電源供給手段に供給し、前記静電界検出型雷発生検知手段が所定の時間内に静電界の変化を検知しなかったときは、前記主電力供給手段の電力供給を確認後、前記系統切替手段により自動的に無停電電源供給手段の電力供給を前記主電力供給手段に切り替えて、前記発電手段の電力発生動作を停止するようにしたことを特徴とする。
また、本発明による雷発生検知手段を備えた電源システムは、前記無停電電源供給手段および前記発電手段を前記主電力供給手段の主電力の周波数および位相と同一の周波数信号で制御を行い、前記無停電電源供給手段および前記発電手段の出力電源の周波数および位相が、主電力の周波数および位相と同一となるようにしたことを特徴とする。
本発明による雷発生検知手段を備えた電源システムによれば、雷検知器の位置から見た遠地の落雷によって生じる一定値以上の衝撃性電磁波を避雷器から検出して、発電装置を始動させて、落雷による停電に備え、また、至近距離の落雷直前の静電界の変化を検知して、主電力入力ラインを完全に遮断して、自動的に発電装置から無停電電源装置に補助電力が供給されるため、負荷に無停電で電力を供給することができる。また、主電力入力ラインを完全に遮断することにより雷サージの影響を受けない。
また、従来の雷検知は、一定の検知範囲内で雷が発生した場合に警報を発して電源システムを運用していたため、無駄な運転も多く効率が悪かった。本発明による雷発生検知手段を備えた電源システムは、遠地、至近距離での雷の発生に応じて電源システムを運用できるため、無駄な運転を無くして効率よく運用することができる。
また、静電界の変化を検知することにより、至近距離での落雷前に雷の発生を検知できるため、主電力入力ラインの遮断、補助電力の供給等の事前制御が可能となる。
また、発電装置の起始動後、発電装置の出力電圧が安定するまで間、一定時間の停電をバックアップするため無停電電源装置を具備しているため、瞬断を起こすことなく負荷に電力供給することができる。
また、雷が所定の時間内に発生しないときには、電源システム自身が負荷の電力供給を主電力入力ラインに切り替えて、発電装置の運転を停止するため、作業員による操作が不要となる。
以下、本発明による雷発生検知手段を備えた電源システムの実施の形態について図1乃至図6を参照して説明する。図1は、本発明による雷発生検知手段を備えた電源システムのブロック構成を示す図、図2は、雷発生検知手段を備えた電源システムの各ブロックの詳細を示す図である。なお、従来の電源システム20と同一構成および機能を有するものについては、同じ符号を付して説明する。
図1に示すように、本発明による雷発生検知手段を備えた電源システム1は、主電力電源22からの電力の供給を行う主電力供給手段としての主電力入力部3と、補助用電力を発生する発電手段としての発電装置7と、蓄電手段としてのバッテリ等を内蔵して停電時にバッテリから電力を負荷25に供給する無停電電源供給手段としての無停電電源装置(UPS)9と、主電力入力部3または発電装置7の電力を切り替えて無停電電源装置9に電力を供給する系統切替手段としての系統切替器6と、遠地、至近距離の雷発生を検知する雷発生検知手段としての雷検知器12とで構成されている。
図1および図2に示すように、主電力入力部3の主電力入力ライン3a上には、主電力電源22を遮断する遮断手段としての遮断器3dと、保守点検等で主電力電源22からの電圧を遮断するための回路遮断器3e(図2に示す)と、主電力電源22からの電圧を下げたり、入力側と出力側との電気的な絶縁を行う電源トランス3bと、電源トランス3bの一次側(入力)に接続された主電力電源22からの雷サージを低減するための避雷器(アレスタ)3cとが接続されている。遮断器3dは、電磁石の吸引力により接点を開閉する電磁接触器等であり、雷検知器12の雷検知部16からの雷検出信号により回路の遮断動作が制御される。避雷器(アレスタ)3cは、主電力電源22からの雷サージを低減するためのものでり、また、後述する検出部17を構成している。
雷検知器12は、遠地または至近距離の雷の発生を検出する検出部17と、検出部17の出力から雷の発生を検知して雷検出信号を発する雷検知部16とで構成されている。
無停電電源装置(UPS)9は、停電時にバッテリ等から電力を負荷25に供給するためのものである。図2に示すように、無停電電源装置(UPS)9は、系統切替器6から出力される交流電圧が印加される入力端子9gと、負荷25に交流電圧を供給する出力端子9hとを有している。入力端子9gと出力端子9hとの間には、入力端子9gからの交流入力電圧の遮断用のブレーカ9d,9eと、交流電圧を直流電圧に変換するAC/DC変換部(コンバータ)9aと、AC/DC変換部9a或いはバッテリ9cからの直流電圧を交流電圧に変換するDC/AC変換部(インバータ)9bとが直列に順次接続されている。また、入力端子9gからの交流電圧をAC/DC変換部9aとDC/AC変換器9bで変換せずにそのまま出力端子9hに供給する自動バイパス回路9iがACスイッチ9fに接続されている。ACスイッチ9fは、自動バイパス回路9iの出力端若しくはDC/AC変換器9bの出力端のいずれか一方に切り替えて交流電圧を出力端子9hに出力するものである。
また、UPS9にはバッテリ9cが内蔵されており、バッテリ9cの正極側端は、AC/DC変換部9aとDC/AC変換器9bとの接続点に接続される。また、UPS9は内部に入力端子9gに入力される交流電力の停電、瞬停を監視する電圧監視回路(図示せず)が内蔵されており、交流電力の停電、瞬停が発生したときには、バッテリ9cにより出力端子9hにDC/AC変換器9bからの交流電圧を出力するようになっている。なお、UPS9は、蓄電手段としてバッテリ9cの他に大容量のコンデンサを使用するようにしてもよい。
また、UPS9の別の実施例として、ACスイッチ9fにて自動バイパス回路(9i)を切り離した状態で、入力端子9gからの交流電力を高力率のAC/DC変換部9aにより直流電力に変換して、これをバッテリ9cの充電に使用すると共に、DC/AC変換部9bにより再び交流電力に変換して、出力端子9hに供給する常時インバータ給電方式の構成にすることも可能である。常時インバータ給電方式では、入力電力による障害が出力端子9hの後段にある負荷25に伝わることがなく、また、入力電力が停電、瞬停した場合でも、バッテリ9cからの直流電力が瞬断することなくDC/AC変換部9bに送り出されて、負荷25に安定した電力を供給することができる。
図2に示すように、補助電力を発電する発電装置7は、ディーゼルエンジン7b等により発電機7aを回転させて発電を行い、発電機7aからの出力電圧の大きさ、周波数を所定の値となるように自動電圧調整器7cにより自動的に調整する。自動電圧調整器7cから出力される電源は、回路遮断器(ブレーカ)7eを介して系統切替器6に出力される。回路遮断器(ブレーカ)7eは、発電装置7の出力が過負荷状態になったときに、出力ラインを遮断して発電装置7を保護するためのものである。発電装置7は、停電検出器7fにより主電力入力部3の停電を検知して、停電検出器7fにより発電装置7のエンジン7bが始動されて、発電が行われる。
図1および図2に示す系統切替器6は、主電力入力部3と発電装置7との2種類の電力を切り替えてUPS9に電力を供給するものである。系統切替器6は、電源の切替を高速に行うことができる無瞬断型を使用することにより、制御装置(図示せず)からの信号により自動的に電源の切替を行う。無瞬断型の系統切替器6を使用することにより、電源切替に伴う電源の瞬断を防ぐことができる。
次に、主電力入力部3の主電力入力ライン3aに流れ込む電流、電圧から雷を検知する雷検知手段について図3および図4を用いて説明する。なお、雷検知器に関する構成、動作は、特許文献1に詳述されているので、詳細な説明は省略する。
雷の発生を検知する雷検知器は、図3に示す遠地の落雷を検出する電波検出型雷検知器および図4に示す至近距離の落雷直前の静電界の変化を検知する静電界検出型雷検知器からなる。電波検出型雷検知器は、遠地の落雷により発生する衝撃性電磁波を検出する電波検出部と電波検出部からの衝撃性電磁波から雷を検知する雷検知部とで構成されており、また、静電界検出型雷検知器は、至近距離の静電界の変化を検出する静電界検出部と静電界検出部の静電界の変化から雷を検知する雷検知部とで構成されている。
図3は、電波検出部18にローパスフィルタ18aを使用した電波検出型雷検知器13の構成を示すブロック図である。図4は、静電界検出部19に放電部19bを使用した静電界検出型雷検知器14の構成を示すブロック図である。図3および図4に示すように、雷検知部16は、電磁界、静電界の強度変化を検出するコヒーラ16aとコーヒア(導通)したコヒーラ16aの絶縁性を回復するためのデコヒーラ16bとコヒーラ16aからの信号変化で起動して一定時間雷検知を伝えるタイマ回路16cと、タイマ回路16cの信号を外部に出力する信号出力回路16dとから構成される。
図3に示す遠地の落雷を検知する電波検出型雷検知器13の電波検出部18は、主電力入力部3から避雷器(アレスタ)3cと接地点の間に接地したローパスフィルタ(トランス)18aからの電圧を検出するものである。遠地の落雷により発生する衝撃性電磁波からの電圧は、アレスタ3cに吸収されて、電流としてローパスフィルタ18aを構成するトランスの一次側を流れて、接地点に流れ込む。
図3に示す電波検出部18のトランス18aは、一次側に入力された約1MHz以下の周波数の信号を二次側に出力して、1MHzを超える周波数の信号を二次側に出力しないローパスフィルタ特性を有している。
遠地の落雷の発する電磁波による誘導電圧は送電線の送電電圧に重畳されて主電力入力部3に到達する。誘導電圧は雷サージとしてアレスタ3cに電流として流れ、図3に示すトランスからなるローパスフィルタ18aを通って接地点に流れる。トランスは1MHz以下の周波数成分の電圧が選択されて雷検知部16のコヒーラ16aに印加される。一方、このトランス18aは弱い落雷である誘導雷からコヒーラを保護する役割も果たす。コヒーラ16aは印加電圧の変化により固着通電状態に遷移(コヒーア)する。このとき、コヒーラ16aの通電状態をトランジスタ等のスイッチング動作で検出してタイマ回路16cを起動するようにする。また、デコヒーラ16bにより通電状態のコヒーラ16aに振動を与えて絶縁回復状態にして、次の雷電磁波入力に備える。コヒーラ16aの通電状態をトランジスタで検出することにより、遠地の落雷を検知することができる。
なお、コヒーラ16aの通電状態を検出するトランジスタは、予め可変抵抗器にてバイアス電圧が調整されており、トランジスタのスイッチング動作に閾値を設定することができる。これにより、一定値以上の電圧に対してコヒーラ16aの通電状態を検知することができる。電磁波強度は電圧に変換されているため、トランジスタのバイアス電圧を調整することにより、一定値以上の衝撃性電磁波を検出することが可能となる。
また、雷検知部16のタイマ回路16cのタイマ時間は可変することができるようになっている。なお、雷を検出してタイマ時間内に再度雷を検出した場合には、最後に雷を検出したときからのタイマ時間が有効となる。
図4に示す至近距離の落雷直前の静電界の変化を検知する静電界検出型雷検知器14の静電界検出部19は、主電力入力部3からの避雷器(アレスタ)3cと接地点の間に接地した放電部(気中放電ギャップ)19bからの放電を検出するものである。
図4に示す放電部(気中放電ギャップ)19bには、至近距離の落雷直前の雷雲と大地間の電圧の変化によって静電界の変化が起こり、コロナ放電が生じる。このため、放電部(気中放電ギャップ)19bで生じたコロナ放電により電磁波が発生して、雷検知部16のコヒーラ16aはコヒーアする。コヒーラ16aの通電状態をトランジスタで検出することにより、至近距離の雷を検知することができる。
次に、以上の構成から成る雷発生検知手段を備えた電源システム1の雷検出における電力の制御動作について説明する。なお、以下に述べる雷検出における電力の制御は、雷発生検知手段を備えた電源システム1に内蔵された制御装置(図示せず)により行われる。
図5は、雷発生検知手段を備えた電源システムの雷検出における電力の制御動作を示すフローチャートである。図5に示すように、最初に遠地の落雷を検知する電波検出型検知器13の遠地雷検出信号が“ON”しているかをチェックする(ステップS1)。電波検出型検知器13の遠地雷検出信号が“ON”していない場合、すなわち“OFF”のときには、遠地雷検出信号チェック以外の他の処理、例えば停電検出等を行い、他の処理を行った後に電波検出型検知器13の遠地雷検出信号をチェックするようにする。電波検出型検知器13の遠地雷検出信号が“ON”している場合には、発電装置7が運転を停止しているかを確認して(ステップS2)、発電装置7が運転中の場合には、ステップS4に移行する。発電装置7の運転停止を確認後、発電装置7の始動を行って、補助電力の供給が行えるようにして、落雷等による停電に備える(ステップS3)。
次に、発電装置7の始動後、至近距離の落雷直前の静電界の変化を検知する静電界検出型雷検知器14の至近雷検出信号が“ON”しているかをチェックする(ステップS4)。静電界検出型雷検知器14の至近雷検出信号が“ON”していない場合は、電波検出型検知器13の遠地雷検出信号が“OFF”になっているかをチェックする(ステップS5)。電波検出型検知器13の遠地雷検出信号が“OFF”の場合には、落雷の発生頻度が低くなったため、ステップS17に移行して、発電装置7の運転を停止するようにする(ステップS17)。また、電波検出型検知器13の遠地雷検出信号が“ON”のときには、ステップS4へ移行する。ステップS4で静電界検出型雷検知器14の至近雷検出信号が“ON”している場合には、落雷の影響を受けないようにするために、主電力入力部3の電磁接触器3dを解放して、主電力入力ライン3aを遮断するようにする(ステップS6)。主電力入力ライン3aを遮断することにより、UPS9には主電力電源22が供給されないため、UPS9自身が停電を検出して、バッテリ運転に切り替えて、負荷25に電力を供給する(ステップS7)。
次に、主電力入力ライン3aを遮断後に発電装置7からの出力電圧が安定しているかをチェックして(ステップS8)、発電装置7からの出力電圧が安定した後、系統切替器6を発電装置7側に自動で切り替えてUPS9に発電装置7からの補助電力を供給するようにする(ステップS9)。UPS9は、発電装置7から補助電力が供給されるため、電力供給が回復したことによりバッテリ運転から発電装置7からの補助電力運転に切り替えて負荷25に電力を供給する(ステップS10)。これにより、雷を検出後に主電力入力ライン3aが遮断されて、UPS9には発電装置7からの補助電力が供給される。
次に、主電力入力部3の主電力電源22が停電していないかをチェックする(ステップS11)。これは、落雷により変電所からの送電がストップしていないかを確認するためのものである。主電力電源22が停電している場合には、発電装置7からの補助電力の供給を継続して、主電力電源22の停電が回復するまで待機する。主電力電源22が正常に入力されているときには、静電界検出型雷検知器14の至近雷検出信号が“OFF”であるかをチェックする(ステップS12)。なお、静電界検出型雷検知器14は所定の時間内に雷を検知しない場合には、至近雷検出信号は“OFF”となる。静電界検出型雷検知器14の至近雷検出信号が“ON”の場合には、ステップS11に移行して、静電界検出型雷検知器14の至近雷検出信号が“OFF”になるまで待つようにする。
次に、ステップS12で静電界検出型雷検知器14の至近雷検出信号が“OFF”の場合には、前もって設定した運転モードをチェックする。運転モードとは、ステップS12で至近雷検出信号が“OFF”のときに、主電力電源22に切り替えるか、遠地雷検出信号をチェックして、主電力電源22に切り替えるかを指定するものである。運転モードが“0”のときには、遠地雷検出信号をチェックするようにする。また、運転モードが“0”以外のときには、主電力電源22に切り替えるようにする。運転モードが“0”であるかをチェックして(ステップS13)、運転モードが“0”以外のときには、ステップ15に移行する。運転モードが“0”のときには、電波検出型検知器13の遠地雷検出信号が“OFF”であるかをチェックする(ステップS14)。電波検出型検知器13は所定の時間内に雷を検知しない場合には、遠地雷検出信号は“OFF”となる。電波検出型検知器13の遠地雷検出信号が“ON”の場合には、電波検出型検知器13の遠地雷検出信号が“OFF”になるまで待つようにする。
電波検出型検知器13の遠地雷検出信号が“OFF”の場合には、主電力電源22が正常に入力されているため、主電力入力部3の電磁接触器3dを閉じる(ステップS15)。
次に、系統切替器6を主電力入力部3に自動で切り替えてUPS9に主電力電源22を供給する(ステップS16)。主電力入力部3の電力がUPS9に供給されて、UPS9は主電力入力部3の電力を負荷25に供給する。主電力電源22が正常に復帰したため、発電装置7の補助電力は必要としないので、発電装置7の運転を停止するようにする(ステップS17)。
以上述べた雷発生検知手段を備えた電源システムの雷検出における電力の制御動作の各信号のタイミングチャートを図6に示す。なお、図6に示すタイミングチャートは、運転モードが“0”の場合を示す。図6に示すように、電波検出型検知器13の遠地雷検出信号がt1で“ON”した場合には、発電装置7の始動を行って、電力の供給をできるようにする。静電界検出型雷検知器14の至近雷検出信号がt2で“ON”した場合には、主電力入力部3の電磁接触器3dの接点を解放して主電力電源22を遮断するようにする。UPS9は、UPS9には電力が供給されないため、UPS9自身が停電を検出して、バッテリ運転に切り替える。発電装置7からの出力電圧が安定した後、系統切替器6を発電装置7側に自動で切り替えてUPS9に発電装置7からの電力を供給するようにする。UPS9は、発電装置7から電力が供給されるため、バッテリ運転から通常運転に切り替える。また、発電装置7の始動を行って、電力の供給をできるようにする。
次に、静電界検出型雷検知器14の至近雷検出信号が図6に示すt3で“OFF”であることを確認後、電波検出型検知器13の遠地雷検出信号が図6に示すt4で“OFF”であることを確認して、主電力入力部3の電磁接触器3dの接点を閉じて主電力電源22を通電するようにする。電磁接触器3dの接点を切り替え後、系統切替器6を自動的に主電力入力部3に切り替えてUPS9に電力を供給する。UPS9は、通常運転に切り替わり、主電力電源22が負荷25に供給される。系統切替器6を電力入力部3に切り替え後、発電装置の運転を停止する。
なお、図5および図6に示す実施の形態では、最初に遠地雷検出信号をチェックしているが、例えば、直下型の雷のように至近雷が発生して、遠地雷検出信号が“OFF”の状態で、至近雷検出信号が“ON”した場合には、発電装置7を始動して、図5に示すステップS6からの制御を行うようにしてもよい。
以上述べたように、本発明による遠地及び至近の雷発生検知手段を備えた電源システムによれば、遠地で発生した雷を検知して、発電装置を始動して、停電等に備えるようにし、至近距離の落雷前に主電力電源22の遮断を行うことにより、完全に雷サージの影響を無くし、雷発生時の対応を電源システム自身で行うことができる。また、停電発生時でも、停電なしに電力を安定して供給することが可能となる。
本発明による雷発生検知手段を備えた電源システムは、遠地、至近距離での雷の発生に応じて電源システムを運用できるため、無駄な運転を無くして効率よく運用することができる。
また、静電界の変化を検知することにより、至近距離での落雷前に雷の発生を検知できるため、主電力入力ラインの遮断、補助電力の供給等の事前制御が可能となる。
以上述べた遠地及び至近の雷発生検知手段を備えた電源システムの雷検出は、主電力入力部3の主電力入力ライン3bの入力電源からアレスタ3cに検出部17を配設して行うようにしたものであるが、特許文献1に開示されている検出部17にアンテナを使用して衝撃性電磁波を受信するようにしてもよい。
次に、主電力電源の周波数に同期して無停電電源装置および発電装置を制御することにより、電力切替時に発生する瞬停を防止する周波数同期式の雷発生検知手段を備えた電源システムについて述べる。図7は、周波数同期式の雷発生検知手段を備えた電源システムを構成するブロックを示す図である。なお、図1および図2に示す雷発生検知手段を備えた電源システムと同一構成および機能を有するものについては、同じ符号を付して説明する。図7に示す基準同期電源周波数発生部10は、主電力入力部3の遮断器3dの出力側より入力した主電力電源22の周波数、位相を検出して、主電力電源22と同一の周波数、位相を出力する発信器である。基準同期電源周波数発生部10は、主電力電源22が遮断された際にも、継続して周波数信号を出力する。基準同期電源周波数発生部10の周波数信号は、UPS9の外部制御型DC/AC変換器9jおよび発電装置7の電圧周波数調整器7gに出力される。UPS9の外部制御型DC/AC変換器9jは、基準同期電源周波数発生部10の周波数信号と同期して交流生成のためのスイッチングを行うため、主電力電源22の周波数と同一で、位相が揃った交流電源が出力される。また、発電装置7の電圧周波数調整器7gは、基準同期電源周波数発生部10の周波数信号により発電電力の周波数を調整を行い、主電力電源22の周波数と同一で、位相が揃った交流電源が出力される。
雷検知器12から雷検出信号が出力させた場合には、主電力入力部3の遮断器3dにより主電力電源22が遮断されて、UPS9のバッテリ9cから電力が供給され、また、発電装置7が始動して補助電力が出力されて、系統切替器6で発電装置7の補助電力に切り替えて負荷25に供給する。このとき、UPS9から出力される電源及び発電装置7から出力される補助電力は、主電源の周波数と同一で、位相が揃っているため、UPS9のバッテリ運転開始時、系統切替器6の電力切替時で電圧および周波数が同一のため、瞬停が発生しない。
以上述べたように、本発明による周波数同期式の雷発生検知手段を備えた電源システムを使用することにより、雷検出時、停電時の電力切替時に瞬停が発生しないため、安定した電力を供給することができる。
本発明による雷発生検知手段を備えた電源システムのブロック構成を示す図である。 雷発生検知手段を備えた電源システムの各ブロックの詳細を示す図である。 電波検出部にローパスフィルタを使用した電波検出型雷検知器の構成を示すブロック図である。 静電界検出部に放電部を使用した静電界検出型雷検知器の構成を示すブロック図である。 雷発生検知手段を備えた電源システムの雷検出における電源の制御動作を示すフローチャートである。 雷発生検知手段を備えた電源システムの雷検出における電源の制御動作の各信号のタイミングチャートを示す図である。 周波数同期式の雷発生検知手段を備えた電源システムを構成するブロックを示す図である。 従来の電源システムの要部をブロック構成で示した図である。 従来の電源システムの構成を示す図である。
符号の説明
1 雷発生検知手段を備えた電源システム
3 主電力入力部
3a 主電力入力ライン
3b 電源トランス
3c 避雷器(アレスタ)
3d 遮断器(電磁接触器)
3e、7e、9d、9e,25a 回路遮断器(ブレーカ)
6 系統切替器
7 発電装置
7a 発電機(ACG)
7b エンジン(ENG)
7c 自動電圧調整器
7d 電圧検出器
7f 停電検出器
7g 電圧周波数調整器
9 無停電電源装置(UPS)
9a AC/DC変換器
9b DC/AC変換器
9c バッテリ
9f ACスイッチ
9g 入力端子
9h 出力端子
9i 自動バイパス回路
9j 外部制御型DC/AC変換器
10 基準同期電源周波数発生部
12 雷検知器
13 電波検出型雷検知器
14 静電界検出型雷検知器
16 雷検知部
16a コヒーラ
16b デコヒーラ
16c タイマ回路
16d 信号出力回路
17 検出部
18 電波検出部
18a ローパスフィルタ(トランス)
19 静電界検出部
19b 放電部(気中放電ギャップ)
20 従来の電源システム
21 主電力入力部
21a 耐雷トランス
22 主電力電源
23 商用交流電源
25 負荷


Claims (4)

  1. 雷発生を検知する雷発生検知手段と、主電力の供給を遮断可能な遮断手段を備えた主電力供給手段と、補助用電力を発生する発電手段と、負荷に電力を供給し、充電可能な蓄電手段を内蔵して停電時に蓄電手段から電力を負荷に供給することが可能な無停電電源供給手段と、前記主電力供給手段または前記発電手段のどちらか一方に切り替えて前記無停電電源供給手段に電力を供給する系統切替手段とを有する雷発生検知手段を備えた電源システムであって、
    前記雷発生検知手段は、遠地の落雷によって送電線に生じた一定値以上の衝撃性電磁波を検知する電波検出型雷発生検知手段および至近距離の落雷直前の静電界の変化を検知する静電界検出型雷発生検知手段から成り、
    前記電波検出型雷発生検知手段により遠地の落雷を検知したとき、前記発電手段を始動して電力を発生し、前記静電界検出型雷発生検知手段により至近距離の落雷直前の静電界の変化を検知したとき、前記主電力供給手段の電力供給を前記遮断手段により遮断し、前記系統切替手段により前記発電手段からの電力を前記無停電電源供給手段に供給して、前記無停電電源供給手段の蓄電手段および発電手段からの電力を負荷に供給することを特徴とする雷発生検知手段を備えた電源システム。
  2. 前記電波検出型雷発生検知手段により遠地の落雷を検知したとき、前記発電手段を始動して電力を発生し、前記静電界検出型雷発生検知手段により至近距離の落雷直前の静電界の変化を検知したとき、前記主電力供給手段の電力供給を前記遮断手段により遮断し、前記発電手段の出力電圧の安定後に前記系統切替手段により前記発電手段からの電力を前記無停電電源供給手段に供給して、前記発電手段の出力電圧が安定するまで、前記無停電電源供給手段の蓄電手段により負荷に電力を供給するようにしたことを特徴とする請求項1記載の雷発生検知手段を備えた電源システム。
  3. 前記静電界検出型雷発生検知手段により至近距離の落雷直前の静電界の変化を検知後、前記発電手段からの電力を前記無停電電源供給手段に供給し、前記静電界検出型雷発生検知手段が所定の時間内に静電界の変化を検知しなかったときは、前記主電力供給手段の電力供給を確認後、前記系統切替手段により自動的に無停電電源供給手段の電力供給を前記主電力供給手段に切り替えて、前記発電手段の電力発生動作を停止するようにしたことを特徴とする請求項1記載の雷発生検知手段を備えた電源システム。
  4. 前記無停電電源供給手段および前記発電手段を前記主電力供給手段の主電力の周波数および位相と同一の周波数信号で制御を行い、前記無停電電源供給手段および前記発電手段の出力電源の周波数および位相が、主電力の周波数および位相と同一となるようにしたことを特徴とする請求項1記載の雷発生検知手段を備えた電源システム。
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