JP4182357B2 - 熱線遮蔽樹脂シート材および熱線遮蔽樹脂シート材積層体、並びにそれらを用いた建築構造体 - Google Patents
熱線遮蔽樹脂シート材および熱線遮蔽樹脂シート材積層体、並びにそれらを用いた建築構造体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4182357B2 JP4182357B2 JP2005372686A JP2005372686A JP4182357B2 JP 4182357 B2 JP4182357 B2 JP 4182357B2 JP 2005372686 A JP2005372686 A JP 2005372686A JP 2005372686 A JP2005372686 A JP 2005372686A JP 4182357 B2 JP4182357 B2 JP 4182357B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat ray
- ray shielding
- sheet material
- fine particles
- resin sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
しかし、さらに高い熱線遮蔽特性が求められており、上記熱線遮蔽シート材においても、未だ改善の余地を残していた。
透明な樹脂基材中に熱線遮蔽機能を有する微粒子を含む熱線遮蔽樹脂シート材であって、前記熱線遮蔽機能を有する微粒子が、一般式WOX(2.45≦X≦2.999)で示
されるタングステン酸化物微粒子、および/または一般式MYWOZ(0.1≦Y≦0.5、2.2≦Z≦3.0)で示され且つ六方晶の結晶構造を持つ複合タングステン酸化物微粒子を含み、前記微粒子の分散粒子径が1nm以上800nm以下であり、前記微粒子の含有量が、前記熱線遮蔽樹脂シート材1m2当たり0.05g〜45gであることを特徴とする熱線遮蔽樹脂シート材である。
前記複合タングステン酸化物微粒子に含まれるM元素が、Cs、Rb、K、Tl、In、Ba、Li、Ca、Sr、Fe、Sn、Al、Cuのうちの1種類以上であることを特徴とする第1の構成に記載の熱線遮蔽樹脂シート材である。
前記熱線遮蔽機能を有する微粒子が、
前記タングステン酸化物微粒子、および/または、前記複合タングステン酸化物微粒子と、
Sb、V、Nb、Ta、Zr、F、Zn、Al、Ti、Pb、Ga、Re、Ru、P、Ge、In、Sn、La、Ce、Pr、Nd、Gd、Tb、Dy、Ho、Y、Sm、Eu、Er、Tm、Tb、Lu、Sr、Caから成る群から選ばれた2種以上の元素を含む酸化物微粒子、複合酸化物微粒子、ホウ化物微粒子のうちの少なくとも1種の微粒子と、
を含む微粒子であることを特徴とする第1または第2の構成に記載の熱線遮蔽樹脂シート材である。
第3の構成に記載の
前記タングステン酸化物微粒子、および/または、前記複合タングステン酸化物微粒子と、Sb、V、Nb、Ta、Zr、F、Zn、Al、Ti、Pb、Ga、Re、Ru、P、Ge、In、Sn、La、Ce、Pr、Nd、Gd、Tb、Dy、Ho、Y、Sm、Eu、Er、Tm、Tb、Lu、Sr、Caから成る群から選ばれた2種以上の元素を含む酸化物微粒子、複合酸化物微粒子、ホウ化物微粒子のうちの少なくとも1種の微粒子と、を含む熱線遮蔽機能を有する微粒子において、
前記タングステン酸化物の微粒子および/または複合タングステン酸化物微粒子の割合が、前記熱線遮蔽機能を有する微粒子に対する重量比で、5%以上含まれることを特徴とする第3の構成に記載の熱線遮蔽樹脂シート材である。
前記樹脂基材が、ポリカーボネート樹脂又はアクリル樹脂であることを特徴とする第1〜第4の構成のいずれかに記載の熱線遮蔽樹脂シート材である。
第1〜第5の構成のいずれかに記載の熱線遮蔽樹脂シート材が、該シート材の一方の表面を構成する表面シート層と、該シート材の他の一方の表面を構成する表面シート層と、前記2層の表面シート層間に形成された中間シート層と、前記各シート層間を接続する接続シート層とを有する中空多層構造に構成されたことを特徴とする熱線遮蔽樹脂シート材である。
前記シート層のすべてに、第1〜第4の構成のいずれかに記載の熱線遮蔽機能を有する微粒子が含まれていることを特徴とする第6の構成に記載の熱線遮蔽樹脂シート材である。
前記シート材の一方の表面を構成する表面シート層の1層にのみ、第1〜第4の構成のいずれかに記載の熱線遮蔽機能を有する微粒子が含まれていることを特徴とする第6の構成に記載の熱線遮蔽樹脂シート材である。
前記シート材の表面を構成する表面シート層の2層にのみ、第1〜第4の構成のいずれかに記載の熱線遮蔽機能を有する微粒子が含まれていることを特徴とする第6の構成に記載の熱線遮蔽樹脂シート材である。
第1〜第9の構成のいずれかに記載の熱線遮蔽樹脂シート材の少なくとも一つのシート表面に、紫外線吸収剤を含む樹脂被膜が形成されていることを特徴とする熱線遮蔽樹脂シート材である。
第1〜第10の構成のいずれかに記載の熱線遮蔽樹脂シート材の少なくとも一つのシート表面に、耐擦傷性ハードコート層が形成されていることを特徴とする熱線遮蔽樹脂シート材である。
第1〜第11の構成のいずれかに記載の熱線遮蔽樹脂シート材を、他の樹脂シート材に積層することにより得られることを特徴とする熱線遮蔽樹脂シート材積層体である。
第1〜第11の構成のいずれかに記載の熱線遮蔽樹脂シート材、または/および、第12の構成に記載の熱線遮蔽樹脂シート材積層体が用いられていることを特徴とする建築構造体である。
〔A〕 熱線遮蔽樹脂シート材
本実施の形態に適用される熱線遮蔽機能を有する微粒子は、一般式WOX(2.45≦X≦2.999)で示されるタングステン酸化物微粒子、および/または一般式MYWOZ(0.1≦Y≦0.5、2.2≦Z≦3.0)で示され、且つ六方晶の結晶構造を持つ複合タングステン酸化物微粒子である。上記タングステン酸化物の微粒子や複合タングステン酸化物の微粒子を用いることによって、熱線遮蔽樹脂シート材として所望の光学特性を得ることができる。
現れるのを完全に回避することが出来ると共に、材料の化学的安定性を得ることが出来る。一方、Xの値が2.999以下であれば、十分な量の自由電子が生成され効率よい赤外線遮蔽材料となるが、2.95以下であれば赤外線遮蔽材料として更に好ましい。Xの範囲が2.45≦X≦2.999であるようなWOX化合物は、いわゆるマグネリ相と呼ばれる化合物に含まれる。
ここで、当該複合タングステン酸化物材料の典型的な例としては、Cs0.33WO3、Rb0.33WO3、K0.33WO3、Ba0.33WO3などを挙げることができるが、Y、 Zが上記の範囲に収まるものであれば、有用な熱線遮蔽特性を得ることができる。
また、所望とする熱線遮蔽用樹脂シート材を得るには、前記タングステン酸化物の微粒子、および/または、複合タングステン酸化物微粒子の粉体色が、国際照明委員会(CIE)が推奨しているL*a*b*表色系(JIS Z 8729)における粉体色において、L*が25〜80、a*が−10〜10、b*が−15〜15である条件を満たすことが望ましい。
かかる熱線遮蔽樹脂シート材の製造方法は、熱線遮蔽成分の微粒子を樹脂中に均一に分散できる方法であれば任意に選択できる。例えば、上記微粒子を樹脂に直接添加し、均一に溶融混合する方法を用いることができる。特に、溶剤中に熱線遮蔽成分の微粒子を分散させた添加液を作製し、この添加液を樹脂又は樹脂原料と混合した成形用組成物を用いて樹脂シートを成形する方法が簡単であり好ましい。
尚、熱線遮蔽樹脂シート材の厚さは、厚い板状から薄いフィルム状まで必要に応じて任意の厚さに調整することが可能である。
また、アクリル樹脂としては、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、ブチルメタクリレートを主原料とし、必要に応じて炭素数1〜8のアルキル基を有するアクリル酸エステル、酢酸ビニル、スチレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等を共重合成分として用いた重合体又は共重合体が用いられる。また、更に多段で重合したアクリル樹脂を用いることもできる。
また、中空多層構造の表面シート層の1層のみまたは2層のみに前述のタングステン酸化物微粒子及び/または複合タングステン酸化物微粒子を含有させることによって、例えば、室外側の表面シートに、より多くの当該酸化物微粒子を含有させるといった構成が可能となる。そして、当該構成を採ることで、熱線遮蔽樹脂シート材の単位面積あたりの当該酸化物微粒子を一定にしながら、例えば、上述した太陽エネルギーの室内側への放出抑制をさらに向上させることが出来る。
また、各実施例において、タングステン酸化物の微粒子や複合タングステン酸化物微粒子の粉体色(10°視野、光源D65)、および熱線遮蔽樹脂シート材の可視光透過率並びに日射透過率は、日立製作所(株)製の分光光度計U−4000を用いて測定した。上記日射透過率は熱線遮蔽性能を示す指標である。また、ヘイズ値は村上色彩技術研究所(株)社製HR−200を用い、JIS K 7105に基づいて測定した。
H2WO450gを入れた石英ボ−トを石英管状炉にセットし、N2ガスをキャリア−とした5%H2ガスを供給しながら加熱し、600℃の温度で1時間の還元処理を行った後、N2ガス雰囲気下800℃で30分焼成して微粒子aを得た。この微粒子aの粉体色は、L*が36.9288、a*が1.2573、b*が−9.1526であり、粉末X線回折による結晶相の同定の結果、W18O49の結晶相が観察された。
次に、該微粒子a5重量%、高分子系分散剤5重量%、メチルイソブチルケトン90重量%を秤量し、0.3mmφZrO2ビ−ズを入れたペイントシェ−カ−で6時間粉砕・分散処理することによって熱線遮蔽樹脂シート材用分散液(A液)調製した。ここで、熱線遮蔽樹脂シート材用分散液(A液)内におけるタングステン酸化物微粒子の分散粒子径を測定したところ、80nmであった。
次に、得られた分散液(A液)をポリカーボネート樹脂に微粒子aの濃度が0.0274重量%となるように添加し、ブレンダーで混合し、二軸押出機で均一に溶融混錬した後、Tダイを用いて厚さ2mmに押出成形し、熱線遮蔽微粒子が全体に均一に分散した熱線遮蔽ポリカーボネートシート材(試料1)を作製した。
得られた熱線遮蔽樹脂シート材1m2当たりの該酸化物微粒子の含有量は、0.66gであった。ただし、熱線遮蔽ポリカーボネートシート材の比重を1.2g/cm3として計算した。また、熱線遮蔽樹脂シート材中の該酸化物微粒子の分散粒子径は、65nmであった。
図3に示すように、可視光透過率71.1%のときの日射透過率は48.0%で、ヘイズ値は1.1%であった。
真空乾燥機を使用し、分散液(A液)の有機溶剤を除去し、熱線遮蔽樹脂シート材用粉末(A粉)を調製した。次に、得られた粉末(A粉)をポリカーボネート樹脂に微粒子aの濃度が0.0274重量%となるように添加し、ブレンダーで混合し、二軸押出機で均一に溶融混錬した後、Tダイを用いて厚さ2mmに押出成形し、熱線遮蔽微粒子が全体に均一に分散した熱線遮蔽ポリカーボネートシート材(試料2)を作製した。
得られた熱線遮蔽樹脂シート材1m2当たりの該酸化物微粒子の含有量は、0.66gであった。また、熱線遮蔽樹脂シート材中の該酸化物微粒子の分散粒子径は、44nmであった。
図3に示すように、可視光透過率70.1%のときの日射透過率は47.2%で、ヘイズ値は1.2%であった。
分散液(A液)をポリカーボネート樹脂に微粒子aの濃度が0.55重量%となるように添加し、Tダイを用いて厚さ0.1mmに成形した以外は、実施例1と同様にして実施例3に係る熱線遮蔽ポリカーボネートシート材(試料3)を作製した。
得られた熱線遮蔽樹脂シート材1m2当たりの該酸化物微粒子の含有量は、0.66gであった。また、熱線遮蔽樹脂シート材中の該酸化物微粒子の分散粒子径は、62nmであった。
図3に示すように、可視光透過率71.1%のときの日射透過率は48.3%で、ヘイズ値は0.9%であった。
分散液(A液)をポリカーボネート樹脂に微粒子aの濃度が0.0265重量%となるように添加し、図1と同様の中空3層シート製造用ダイを用いて各シート層の厚さが0.7mm、全体の厚さが20mm(断面形状は図1に類似する)に成形した以外は、実施例1と同様にして中空3層構造の熱線遮蔽ポリカーボネートシート材(試料4)を作製した。
得られた熱線遮蔽樹脂シート材1m2当たりの該酸化物微粒子の含有量は、0.66gであった。また、熱線遮蔽樹脂シート材中の該酸化物微粒子の分散粒子径は、58nmであった。
図3に示すように、可視光透過率60.5%のときの日射透過率は43.5%で、ヘイズ値は2.6%であった。
分散液(A液)をポリカーボネート樹脂に微粒子aの濃度が1.1重量%となるように添加し、ブレンダーで混合し、二軸押出機で均一に溶融混錬した後、厚さ2mmのポリカーボネートシート上に厚さ50μmの厚さで共押出成形し、熱線遮蔽微粒子が上層50μmに均一に分散した熱線遮蔽ポリカーボネート積層体(試料5)を作製した。
得られた熱線遮蔽樹脂シート材1m2当たりの該酸化物微粒子の含有量は、0.66gであった。また、熱線遮蔽樹脂シート材中の該酸化物微粒子の分散粒子径は、55nmであった。
図3に示すように、可視光透過率70.7%のときの日射透過率は47.1%で、ヘイズ値は1.1%であった。
H2WO450gとAl(OH)321.3g(Al/W=0.2相当)をメノウ乳鉢で十分混合した粉末を、N2ガスをキャリア−とした5%H2ガスを供給しながら加熱し、600℃の温度で1時間の還元処理を行った後、N2ガス雰囲気下で800℃で30分焼成して微粒子b(組成式はAl0.2WO3、粉体色のL*が38.6656、a*が0.5999、b*が−6.9896)を得た以外は、実施例1と同様にして実施例6に係る熱線遮蔽ポリカーボネートシート材(試料6)を作製した。
また、H2WO450gとCu(OH)217.0g(Cu/W=0.3相当)をメノウ乳鉢で十分混合した粉末を、N2ガスをキャリア−とした5%H2ガスを供給しながら加熱し、600℃の温度で1時間の還元処理を行った後、N2ガス雰囲気下で800℃で30分焼成して微粒子c(組成式はCu0.3WO3、粉体色のL*が35.2745、a*が1.4918、b*が−5.3118)を得た以外は、実施例1と同様にして実施例7に係る熱線遮蔽ポリカーボネートシート材(試料7)を作製した。
H2WO450gとCu(OH)211.3g(Cu/W=0.2相当)をメノウ乳鉢で十分混合した粉末を、N2ガスをキャリア−とした5%H2ガスを供給しながら加熱し、600℃の温度で1時間の還元処理を行った後、N2ガス雰囲気下で800℃で30分焼成して微粒子d(組成式はCu0.2WO3、粉体色のL*が35.2065、a*が1.9305、b*が−6.9258)を得た以外は、実施例1と同様にして実施例8に係る熱線遮蔽ポリカーボネートシート材(試料8)を作製した。
図3に示すように、実施例6の熱線遮蔽ポリカーボネートシート材(試料6)の可視光透過率70.8%のときの日射透過率は41.9%で、ヘイズ値は1.1%であり、実施例7の熱線遮蔽ポリカーボネートシート材(試料7)の可視光透過率70.5%のときの日射透過率は40.9%で、ヘイズ値は1.1%であり、実施例8の熱線遮蔽ポリカーボネートシート材(試料8)の可視光透過率71.4%のときの日射透過率は39.8%で、ヘイズ値は1.1%であった。
比表面積43.7m2/gのアンチモンド−プ酸化錫(ATO)微粒子30重量%、メチルイソブチルケトン65重量%、分散剤5重量を混合し、0.15mmφのガラスビ−ズと共に容器に充填した後、1.5時間のビ−ズミル分散処理を施してATO分散液を調製した(B液)。
前記実施例1で調製した分散液(A液)と、上述のようにして得られたATO分散液(B液)とをポリカーボネート樹脂に、微粒子aの濃度が0.024重量%、ATO微粒子濃度0.015重量%、となるように添加し、ブレンダーで混合し、二軸押出機で均一に溶融混錬した後、Tダイを用いて厚さ2mmに押出成形し、熱線遮蔽微粒子が全体に均一に分散した熱線遮蔽ポリカーボネートシート材(試料9)を作製した。
得られた熱線遮蔽樹脂シート材1m2当たりの該酸化物微粒子の含有量は、0.58gであった。また、熱線遮蔽樹脂シート材中の該酸化物微粒子の分散粒子径は、49nmであった。
図3に示すに示すように、可視光透過率72.5%のときの日射透過率は47.2%であり、ヘイズ値は1.2%であった。
平均粒径約1μmの六ホウ化ランタン(LaB6)粒子20重量%、高分子系分散剤5重量%、トルエン75重量%を、0.3mmφZrO2ビ−ズを入れたペイントシェ−カ−で24時間分散処理することにより、平均分散粒子径86nmのLaB6分散液を調製した(C液)。次に、実施例1で調製した分散液(A液)と上記LaB6分散液(C液)とをポリカーボネート樹脂に、微粒子aの濃度が0.022重量%、LaB6微粒子濃度が0.001重量%となるように添加し、ブレンダーで混合し、二軸押出機で均一に溶融混錬した後、Tダイを用いて厚さ2mmに押出成形し、熱線遮蔽微粒子が全体に均一に分散した熱線遮蔽ポリカーボネートシート材(試料10)を作製した。
得られた熱線遮蔽樹脂シート材1m2当たりの該酸化物微粒子の含有量は、0.53gであった。また、熱線遮蔽樹脂シート材中の該酸化物微粒子の分散粒子径は、53nmであった。
図3に示すに示すように、可視光透過率71.0%のときの日射透過率は40.1%であり、ヘイズ値は1.2%であった。
平均粒子径約4μmのインジウム錫複合酸化物(In4Sn3O12)粒子30重量%、メチルイソブチルケトン56重量%、分散剤14重量%を混合し、0.15mmφのガラスビ−ズと共に容器に充填した後、1時間のビ−ズミル分散処理を施して、平均分散粒子径50nmのIn4Sn3O12複合酸化物微粒子分散液(D液)を調製した。
次に、実施例1で調製した上記分散液(A液)と上記In4Sn3O12分散液(D液)とをポリカーボネート樹脂に、微粒子aの濃度が0.023重量%、In4Sn3O12微粒子濃度が0.023重量%となるように添加し、ブレンダーで混合し、二軸押出機で均一に溶融混錬した後、Tダイを用いて厚さ2mmに押出成形し、熱線遮蔽微粒子が全体に均一に分散した熱線遮蔽ポリカーボネートシート材(試料11)を作製した。
得られた熱線遮蔽樹脂シート材1m2当たりの該酸化物微粒子の含有量は、0.55gであった。また、熱線遮蔽樹脂シート材中の該酸化物微粒子の分散粒子径は、45nmであった。
図3に示すに示すように、可視光透過率71.0%のときの日射透過率は46.3%であり、ヘイズ値は1.2%であった。
東亞合成製アロニックスM−400を50重量%、チバスペシャリティ製イルガキュア651を5重量%、トルエン45重量%を混合し、耐擦傷性ハードコート液を調製した。
一方、実施例1と同様の方法で熱線遮蔽ポリカーボネートシート材を作製し、当該熱線遮蔽ポリカーボネートシート材の表面へ、上記耐擦傷性ハードコート液をバーコーター♯20を使用して塗布し、70℃で1分間乾燥した後、高圧水銀ランプで140mW/cm2のUV光を照射し、耐擦傷性ハードコート層を形成した。
ここで、当該熱線遮蔽ポリカーボネートシート材の表面における、耐擦傷性ハードコート層の形成前後の鉛筆硬度を測定したところ、形成前はFであった鉛筆硬度が、形成後に2Hに向上していることが確認された。
市販のWO3(関東化学社製、粉体色L*が92.5456、a*が−11.3853、b*が34.5477)を用いた以外は、実施例1と同様にして比較例1に係る熱線遮蔽ポリカーボネートシート材(試料12)を作製した。得られた熱線遮蔽樹脂シート材1m2当たりの該酸化物微粒子の含有量は、0.66gであった。また、熱線遮蔽樹脂シート材中の該酸化物微粒子の分散粒子径は、70nmであった。
図3に示すように、可視光透過率72.0%のときの日射透過率は56.2%で、ヘイズ値は1.2%であった。
以上のことより、比較例1に係る熱線遮蔽ポリカーボネートシート材(試料12)は、その日射透過率が実施例1〜11に係る熱線遮蔽シート材よりも高く、従って、熱線遮蔽性能が劣ることが確認された。
分散液(A液)をポリカーボネート樹脂に、微粒子aの濃度が0.041重量%となるように添加し、Tダイを用いて厚さ0.1mmに成形した以外は、実施例1と同様にして比較例2に係る熱線遮蔽ポリカーボネートシート材(試料13)を作製した。微粒子aの1m2当たりの含有量は0.049gである。図3に示すように、可視光透過率87.1%のときの日射透過率は80.1%で、ヘイズ値は1.0%であった。
微粒子aの1m2当たりの含有量が0.049gと少ないため、日射透過率が高く、実用的な熱線遮蔽特性が発揮されていない。ただし、熱線遮蔽ポリカーボネートシート材の比重を1.2g/cm3として計算した。
分散液(A液)をポリカーボネート樹脂に、微粒子aの濃度が3.76重量%となるように添加し、Tダイを用いて厚さ1mmに成形した以外は、実施例1と同様にして比較例2に係る熱線遮蔽ポリカーボネートシート材(試料14)を作製した。微粒子aの1m2当たりの含有量は45.1gである。
微粒子aの1m2当たりの含有量が45.1gと多いため、熱線遮蔽ポリカーボネートシート材表面の摩耗強度が著しく低下し、爪で擦ると簡単に傷がついてしまい、実用的でなかった。
図3に記載された諸特性から、実施例1〜11、比較例1、2に係る熱線遮蔽樹脂シート材の日射透過率を検討してみると、可視光透過率76.0%以下での日射透過率は全て50.0%未満であったが、比較例1、2に係る熱線遮蔽樹脂シート材の日射透過率が56.2%以上であったことから、実施例に係る熱線遮蔽樹脂シート材の熱線遮蔽性能に関する優位性が確認された。また、ポリカーボネート樹脂の替わりにアクリル樹脂を使用しても同様の効果が確認された。
11、12 表面シート層
13 中間シート層
14 接続シート層
20 熱線遮蔽樹脂シート材
21、22 表面シート層
23、24、25、26 中間シート層
27、28 接続シート層
Claims (13)
- 透明な樹脂基材中に熱線遮蔽機能を有する微粒子を含む熱線遮蔽樹脂シート材であって、前記熱線遮蔽機能を有する微粒子が、一般式WOX(2.45≦X≦2.999)で示されるタングステン酸化物微粒子、および/または一般式MYWOZ(0.1≦Y≦0.5、2.2≦Z≦3.0)で示され且つ六方晶の結晶構造を持つ複合タングステン酸化物微粒子を含み、前記微粒子の分散粒子径が1nm以上800nm以下であり、前記微粒子の含有量が、前記熱線遮蔽樹脂シート材1m2当たり0.05g〜45gであることを特
徴とする熱線遮蔽樹脂シート材。 - 前記複合タングステン酸化物微粒子に含まれるM元素が、Cs、Rb、K、Tl、In、Ba、Li、Ca、Sr、Fe、Sn、Al、Cuのうちの1種類以上であることを特徴とする請求項1に記載の熱線遮蔽樹脂シート材。
- 前記熱線遮蔽機能を有する微粒子が、
前記タングステン酸化物微粒子、および/または、前記複合タングステン酸化物微粒子と、
Sb、V、Nb、Ta、Zr、F、Zn、Al、Ti、Pb、Ga、Re、Ru、P、Ge、In、Sn、La、Ce、Pr、Nd、Gd、Tb、Dy、Ho、Y、Sm、Eu、Er、Tm、Tb、Lu、Sr、Caから成る群から選ばれた2種以上の元素を含む酸化物微粒子、複合酸化物微粒子、ホウ化物微粒子のうちの少なくとも1種の微粒子と、を含む微粒子であることを特徴とする請求項1または2に記載の熱線遮蔽樹脂シート材。 - 請求項3に記載の
前記タングステン酸化物微粒子、および/または、前記複合タングステン酸化物微粒子と、 Sb、V、Nb、Ta、Zr、F、Zn、Al、Ti、Pb、Ga、Re、Ru、P、Ge、In、Sn、La、Ce、Pr、Nd、Gd、Tb、Dy、Ho、Y、Sm、Eu、Er、Tm、Tb、Lu、Sr、Caから成る群から選ばれた2種以上の元素を含む酸化物微粒子、複合酸化物微粒子、ホウ化物微粒子のうちの少なくとも1種の微粒子と、を含む熱線遮蔽機能を有する微粒子において、
前記タングステン酸化物の微粒子および/または複合タングステン酸化物微粒子の割合が、前記熱線遮蔽機能を有する微粒子に対する重量比で、5%以上含まれることを特徴とする請求項3記載の熱線遮蔽樹脂シート材。 - 前記樹脂基材が、ポリカーボネート樹脂又はアクリル樹脂であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の熱線遮蔽樹脂シート材。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の熱線遮蔽樹脂シート材が、該シート材の一方の表面を構成する表面シート層と、該シート材の他の一方の表面を構成する表面シート層と、前記2層の表面シート層間に形成された中間シート層と、前記各シート層間を接続する接続シート層とを有する中空多層構造に構成されたことを特徴とする熱線遮蔽樹脂シート材。
- 前記シート層のすべてに、請求項1〜4のいずれかに記載の熱線遮蔽機能を有する微粒子が含まれていることを特徴とする請求項6記載の熱線遮蔽樹脂シート材。
- 前記シート材の一方の表面を構成する表面シート層の1層にのみ、請求項1〜4のいずれかに記載の熱線遮蔽機能を有する微粒子が含まれていることを特徴とする請求項6記載の熱線遮蔽樹脂シート材。
- 前記シート材の表面を構成する表面シート層の2層にのみ、請求項1〜4のいずれかに記載の熱線遮蔽機能を有する微粒子が含まれていることを特徴とする請求項6記載の熱線遮蔽樹脂シート材。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の熱線遮蔽樹脂シート材の少なくとも一つのシート表面に、紫外線吸収剤を含む樹脂被膜が形成されていることを特徴とする熱線遮蔽樹脂シート材。
- 請求項1〜10のいずれかに記載の熱線遮蔽樹脂シート材の少なくとも一つのシート表面に、耐擦傷性ハードコート層が形成されていることを特徴とする熱線遮蔽樹脂シート材。
- 請求項1〜11のいずれかに記載の熱線遮蔽樹脂シート材を、他の樹脂シート材に積層することにより得られることを特徴とする熱線遮蔽樹脂シート材積層体。
- 請求項1〜11のいずれかに記載の熱線遮蔽樹脂シート材、または/および、請求項12に記載の熱線遮蔽樹脂シート材積層体が用いられていることを特徴とする建築構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005372686A JP4182357B2 (ja) | 2005-01-17 | 2005-12-26 | 熱線遮蔽樹脂シート材および熱線遮蔽樹脂シート材積層体、並びにそれらを用いた建築構造体 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005009532 | 2005-01-17 | ||
JP2005372686A JP4182357B2 (ja) | 2005-01-17 | 2005-12-26 | 熱線遮蔽樹脂シート材および熱線遮蔽樹脂シート材積層体、並びにそれらを用いた建築構造体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006219662A JP2006219662A (ja) | 2006-08-24 |
JP4182357B2 true JP4182357B2 (ja) | 2008-11-19 |
Family
ID=36982183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005372686A Active JP4182357B2 (ja) | 2005-01-17 | 2005-12-26 | 熱線遮蔽樹脂シート材および熱線遮蔽樹脂シート材積層体、並びにそれらを用いた建築構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4182357B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011102494A1 (ja) | 2010-02-16 | 2011-08-25 | 帝人化成株式会社 | ポリカーボネート樹脂組成物およびそれからなる成形品 |
KR101532071B1 (ko) * | 2013-09-24 | 2015-06-26 | 롯데케미칼 주식회사 | 광 차단이 개선된 폴리카보네이트 수지 조성물 및 수지 성형품 |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008200924A (ja) * | 2007-02-19 | 2008-09-04 | Toray Ind Inc | 積層フィルム |
JP5245284B2 (ja) * | 2007-04-26 | 2013-07-24 | 住友金属鉱山株式会社 | 熱線遮蔽ポリエステルフィルムおよび熱線遮蔽ポリエステルフィルム積層体 |
JP5245283B2 (ja) * | 2007-04-26 | 2013-07-24 | 住友金属鉱山株式会社 | 熱線遮蔽塩化ビニルフィルム製造用組成物およびその製造方法、並びに、熱線遮蔽塩化ビニルフィルム |
WO2008149974A1 (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-11 | Bridgestone Corporation | 近赤外線遮蔽体、これを用いた積層体及びディスプレイ用光学フィルタ |
KR101536803B1 (ko) * | 2008-11-13 | 2015-07-14 | 스미토모 긴조쿠 고잔 가부시키가이샤 | 적외선 차폐 미립자 및 이의 제조방법, 및 이를 사용한 적외선 차폐 미립자 분산체, 적외선 차폐 기재 |
NZ593929A (en) * | 2009-01-20 | 2014-01-31 | Ppg Ind Ohio Inc | Transparent, colorless infrared radiation absorbing compositions comprising non-stoichiometric tungsten oxide nanoparticles |
DE102009058200A1 (de) | 2009-12-15 | 2011-06-16 | Bayer Materialscience Ag | Polymer-Zusammensetzung mit Wärme-absorbierenden Eigenschaften und hoher Stabilität |
ITRM20100225A1 (it) | 2010-05-10 | 2011-11-10 | Bayer Materialscience Ag | Composizione di polimeri con caratteristiche di assorbimento del calore e migliorate caratteristiche di colore. |
ITRM20100228A1 (it) | 2010-05-10 | 2011-11-10 | Bayer Materialscience Ag | Composizione polimerica con caratteristiche di assorbimento del calore e migliorate caratteristiche di colore. |
ITRM20100227A1 (it) | 2010-05-10 | 2011-11-10 | Bayer Materialscience Ag | Composizione polimerica con caratteristiche di assorbimento di calore ad alta stabilità. |
ITRM20100226A1 (it) | 2010-05-10 | 2011-11-10 | Bayer Materialscience Ag | Composizioni stabilizzanti. |
CN104144978B (zh) | 2011-10-18 | 2016-11-09 | 科思创德国股份有限公司 | 具有吸热性能的聚合物组合物 |
EP2910985B1 (en) * | 2012-10-19 | 2019-05-08 | Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha | Heat-ray-shielding sheet |
EP3034294B1 (en) | 2013-04-03 | 2023-01-04 | Sumitomo Metal Mining Co., Ltd. | Heat-ray-shielding resin sheet material, vehicle, and building |
US9870842B2 (en) | 2013-06-12 | 2018-01-16 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Rapidly curable electrically conductive clear coatings |
MX2017008517A (es) | 2014-12-25 | 2017-10-25 | Sumitomo Chemical Co | Cubierta de la lampara absorbente de rayo de calor. |
US10974498B2 (en) | 2016-12-28 | 2021-04-13 | Covestro Deutschland Ag | Additive fabrication process with a structural material comprising an IR absorber |
JP2022100880A (ja) * | 2020-12-24 | 2022-07-06 | 住友金属鉱山株式会社 | 熱線遮蔽樹脂シート材 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10260301A (ja) * | 1997-03-18 | 1998-09-29 | Nikon Corp | プラスチックレンズ |
JP2002351353A (ja) * | 2000-05-31 | 2002-12-06 | Nitto Denko Corp | 粒子分散系樹脂シートおよび液晶表示装置 |
JP3915880B2 (ja) * | 2001-03-05 | 2007-05-16 | 住友金属鉱山株式会社 | 日射遮蔽膜形成用微粒子の製造方法 |
JP4110762B2 (ja) * | 2001-10-17 | 2008-07-02 | 住友金属鉱山株式会社 | エレクトロクロミック特性を有する酸化タングステン微粒子の製造方法 |
JP2004027107A (ja) * | 2002-06-27 | 2004-01-29 | Teijin Chem Ltd | 被覆ポリカーボネート板状成形体 |
JP3906766B2 (ja) * | 2002-08-30 | 2007-04-18 | 住友金属鉱山株式会社 | 酸化物焼結体 |
JP2004292698A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Nissan Motor Co Ltd | 樹脂組成物、充填材及び樹脂組成物の製造方法 |
JP4289023B2 (ja) * | 2003-05-26 | 2009-07-01 | 東亞合成株式会社 | サーモクロミック材料、およびそれを用いたサーモクロミックフィルムまたはサーモクロミックガラス |
-
2005
- 2005-12-26 JP JP2005372686A patent/JP4182357B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011102494A1 (ja) | 2010-02-16 | 2011-08-25 | 帝人化成株式会社 | ポリカーボネート樹脂組成物およびそれからなる成形品 |
KR101532071B1 (ko) * | 2013-09-24 | 2015-06-26 | 롯데케미칼 주식회사 | 광 차단이 개선된 폴리카보네이트 수지 조성물 및 수지 성형품 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006219662A (ja) | 2006-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4182357B2 (ja) | 熱線遮蔽樹脂シート材および熱線遮蔽樹脂シート材積層体、並びにそれらを用いた建築構造体 | |
JP4187999B2 (ja) | 熱線遮蔽樹脂シート材及びその製造方法 | |
JP4632094B2 (ja) | 高耐熱性マスターバッチの製造方法、熱線遮蔽透明樹脂成形体、並びに熱線遮蔽透明積層体 | |
AU2007360455B2 (en) | Masterbatch with high heat resistance, heat-ray-shielding transparent molded resin, and heat-ray-shielding transparent layered product | |
JP2011063741A (ja) | 熱線遮蔽樹脂シート材と熱線遮蔽樹脂シート材積層体およびこれ等を用いた建築構造体 | |
US7666930B2 (en) | Master batch containing heat radiation shielding component, and heat radiation shielding transparent resin form and heat radiation shielding transparent laminate for which the master batch has been used | |
JP3982466B2 (ja) | 熱線遮蔽成分分散体とその製造方法およびこの分散体を用いて得られる熱線遮蔽膜形成用塗布液と熱線遮蔽膜並びに熱線遮蔽樹脂成形体 | |
JP5257626B2 (ja) | 高耐熱性マスターバッチ、熱線遮蔽透明樹脂成形体、並びに熱線遮蔽透明積層体 | |
JP5245283B2 (ja) | 熱線遮蔽塩化ビニルフィルム製造用組成物およびその製造方法、並びに、熱線遮蔽塩化ビニルフィルム | |
JP4998781B2 (ja) | 窓用紫外・近赤外光遮蔽分散体および窓用紫外・近赤外光遮蔽体 | |
JP5050470B2 (ja) | 日射遮蔽分散体、日射遮蔽体、および、それらの製造方法 | |
JP6269780B2 (ja) | 混合分散液 | |
JP2008044609A5 (ja) | ||
JP2011063740A (ja) | 熱線遮蔽樹脂シート材と熱線遮蔽樹脂シート材積層体およびこれ等を用いた建築構造体 | |
JP2012082326A (ja) | 高耐熱性熱線遮蔽成分含有マスターバッチおよびその製造方法、高耐熱性熱線遮蔽透明樹脂成形体、並びに高耐熱性熱線遮蔽透明積層体 | |
JP5898397B2 (ja) | 近赤外線遮蔽ポリエステル樹脂組成物、近赤外線遮蔽ポリエステル樹脂積層体、および、成形体とその製造方法 | |
JP5257381B2 (ja) | 近赤外線遮蔽ポリエステル樹脂組成物およびその成形体、並びに、その積層体 | |
JP5614586B2 (ja) | 熱線遮蔽ポリカーボネートシート、熱線遮蔽ポリカーボネートシート積層体および熱線遮蔽ポリカーボネートシートの製造方法 | |
JP2005232399A (ja) | 日射遮蔽用微粒子とこの微粒子を含有する日射遮蔽体並びに日射遮蔽複合体および日射遮蔽体または日射遮蔽複合体の製造に用いられる分散液 | |
WO2022138568A1 (ja) | 熱線遮蔽樹脂シート材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080728 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080806 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080819 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4182357 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120912 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130912 Year of fee payment: 5 |