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JP4172260B2 - ロックピン駆動構造 - Google Patents

ロックピン駆動構造 Download PDF

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JP4172260B2
JP4172260B2 JP2002347532A JP2002347532A JP4172260B2 JP 4172260 B2 JP4172260 B2 JP 4172260B2 JP 2002347532 A JP2002347532 A JP 2002347532A JP 2002347532 A JP2002347532 A JP 2002347532A JP 4172260 B2 JP4172260 B2 JP 4172260B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロックピンを突出させることによりこのロックピンを例えば蓋体の被ロック部に係止させて当該蓋体を閉状態にロックしたり、ロックピンを没入させることにより上記ロックを解除したりするためのロックピン駆動構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のロックピン駆動構造としては、例えば下記の特許文献1に記載されたものが知られている。
このロックピン駆動構造は、筐体と、この筐体に対して出没自在に設けられたロックピンと、このロックピンを筐体に対して出没させるべく直線駆動する電磁石とを備えたもので構成されている。
【0003】
このように構成されたロックピン駆動構造においては、電磁石に電力を供給することによって固定鉄心を励磁して、当該固定鉄心に可動鉄心を引き寄せ、これによってロックピンを筐体から突出させるようになっている。また、電磁石への電力の供給を絶つことによって、ばね力によって可動鉄心を固定鉄心から引き離す方向に移動させ、これによってロックピンを筐体に没入すべく移動するようになっている。
【0004】
そして、上記ロックピン駆動構造は、例えば電気洗濯機、衣類乾燥機、食器洗浄乾燥機等の機器に設置され、これらの機器に設けられた蓋体を電気信号に応じてロックして、作動時に蓋体を開けることによる危険を回避すべく用いられている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−66189号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記ロックピン駆動構造においては、電磁石による励磁音が発生する上に、可動鉄心が固定鉄心等に当たるたびに衝撃音が発生することから、騒音が大きいという問題があった。
【0007】
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、低騒音化を図ることのできるロックピン駆動構造を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、筐体と、この筐体に設けられたモータと、上記筐体内に設置され、上記モータから伝達される回転運動を直線運動に変換する運動変換手段と、この運動変換手段によって直線方向に移動すべく駆動され、上記筐体から突出する方向に移動した際に被ロック部に係止し、上記筐体内に没入する方向に移動した際に上記被ロック部との係止状態を解除するロックピンとを備え、上記運動変換手段は、上記モータから伝達される回転力によって回転駆動されるクランク板と、このクランク板の偏心位置に設けられたクランクピンと、一端部が上記クランクピンに回転自在に連結され、他端部が上記ロックピンに回転自在に連結されたクランクロッドとを備えているとともに、上記クランク板の外周面には、接点作動突部が設けられ、かつ上記クランク板の外周面に摺接する位置には、上記クランク板の回転に伴って移動する上記接点作動突部によって、ON状態になるスイッチが設置され、上記モータは上記スイッチのON信号に基づいて通電が断たれて停止するように制御されるとともに、上記接点作動突部は、上記クランク板の回転によって上記ロックピンが上記筐体から最も突出した上死点位置から10〜45度超えて回転した位置で、上記スイッチをON状態にする位置に設けられていることを特徴としている。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、上記ロックピンが上記被ロック部に係止した状態において、上記ロックピンを上記筐体内に没入する方向に移動すべく駆動する手動ノブを備えていることを特徴としている。
【0012】
上記のように構成された請求項1または2に記載の発明においては、モータの回転運動を運動変換手段によって直線運動に変換し、この直線方向の駆動力によってロックピンを駆動しているので、電磁石を使用する際に生じる励磁音や、可動鉄心が固定鉄心等に当たる際の衝撃音の発生を防止することができる。
したがって、低騒音化を図ることができる。
【0013】
また、運動変換手段がクランク板と、クランクピンと、クランクロッドによって構成されているので、クランクピンが筐体から最も突出した位置、筐体内に最も没入した位置、あるいはこれらの各位置の近傍位置となるように、モータの回転を停止した場合に、そのモータの停止位置に多少の誤差が生じた場合でも、クランクピンが最も突出した位置や最も没入した位置やこれらの各位置の近傍位置から大幅にずれてしまうことがない。
したがって、ロックピンを被ロック部に確実に係止させることができるとともに、被ロック部に対するロックピンの係止を確実に解除することができる。
【0014】
さらに、クランク板がロックピンの最大突出位置をわずかに超えた位置で停止していることから、例えば、モータへの通電が不能になり被ロック部に対するロックピンの係止状態を解除することができなくなった場合でも、当該ロックピン自体を筐体内方に手動で移動して、その係止状態の解除を行うことができる。
【0015】
請求項2に記載の発明においては、ロックピンを筐体内に没入する方向に移動させる手動ノブを備えているので、上述のようにモータに対する通電が不能になったような場合でも手動によってロックピンを筐体の内方に移動して、当該ロックピンによる係止状態を容易に解除することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
この発明の実施の形態で示すロックピン駆動構造は、図示しない全自動洗濯機の衣類投入口に設けられた蓋体を閉状態に維持すべくロックしたり、そのロックを解除したりするために設けられたものであり、図1に示すように、筐体1と、この筐体1に設けられたモータ2と、筐体1内に設置され、モータ2の回転速度を減速するギヤユニット3と、このギヤユニット3を介して伝達される回転運動を直線往復運動に変換する運動変換手段4と、この運動変換手段4によって直線方向に往復駆動され、筐体1から突出する方向に移動して図示しない蓋体の被ロック部に係止し、筐体1内に没入する方向に移動して被ロック部との係止状態を解除するロックピン5とを備えている。
【0017】
筐体1は、図1、図5および図6に示すように、底面部1aおよび4つの側面部1bによって矩形の容器状に形成されており、底板部1aの外面にモータ2が固定されるようになっている。また、一つの側面部1bには、ロックピン5を軸方向に摺動自在に案内するガイド孔1cが形成されている。このガイド孔1cは円形の孔によって形成されている。また、筐体1の上側の開口部は、蓋部11によって閉塞されるようになっている。
【0018】
モータ2は、ディテントトルクによるブレーキ機構を備えたものである。
ギヤユニット3は、第1列ギヤ31、第2列ギヤ32、第3列ギヤ33、第4列ギヤ34によって構成されている。
【0019】
第1列ギヤ31は、図1に示すように、モータ2の出力軸2aに固定された小ギヤ31aによって構成されている。
第2列ギヤ32は、上記小ギヤ31aに噛み合う大ギヤ32aと、この大ギヤ32aより小径の小ギヤ32bと、回転軸32cとを同軸状に一体的に形成したもので構成されている。
第3列ギヤ33は、小ギヤ32bに噛み合う大ギヤ33aと、この大ギヤ33aより小径の小ギヤ33bと、回転軸33cとを同軸状に一体的に形成したもので構成されている。
第4列ギヤ34は、小ギヤ33bに噛み合う大ギヤ34aと、回転軸34bとを同軸状に一体的に形成したもので構成されている。
【0020】
第4列ギヤ34の回転軸34bには、一方向A(図2参照)の回転のみを後述するクランク板41側に伝えるワンウエイクラッチ6が同軸状に設けられている。
また、図1において、35は、各回転軸32c、33c、34bを回転自在に支持するベアリングである。
【0021】
運動変換手段4は、ギヤユニット3を介してモータ2から伝達される回転力によって回転駆動されるクランク板41と、このクランク板41の偏心位置に設けられたクランクピン42と、一端部が上記クランクピン42に回転自在に連結され、他端部がロックピン5に回転自在に連結されたクランクロッド43とを備えた構成になっている。
【0022】
クランク板41は、図2に示すように、円板状に形成されたものであり、第4列ギヤ34の回転軸34bに同軸状に連結されている。また、クランク板41は、その回転中心線C1が、図1および図2に示すように、ガイド孔1cの中心線C2に直交し、かつ当該中心線C2上に位置すべく配置されている。
【0023】
クランクピン42は、クランク板41における回転軸34bが延在する側とは反対側の表面に設置されているとともに、その軸線の方向が上記中心線C1と平行に形成されている。
【0024】
ロックピン5は、基端部5aが断面正方形状に形成され、この基端部5aから先端側がガイド孔1cに摺動自在に嵌合する断面円形状の摺動部5bになっている。また、ロックピン5の基端部5aには、その一側面に、クランクロッド43の他端部に回転自在に嵌合する第2クランクピン51が設けられている。この第2クランクピン51は、その軸線がクランクピン42の軸線と平行となるように形成されている。
【0025】
また、クランク板41の外周面には、図2に示すように、半円状に突出する接点作動突部41aが設けられている。さらに、クランク板41の外周面に摺接する位置には、スイッチ7が設置されている。
【0026】
スイッチ7は、図3および図4に示すように、クランク板41の外周面に摺接すべく配置された可動接点片7aと、この可動接点片7aに近接した位置に平行に設けられた固定接点片7bとを備えた構成になっており、クランク板41の回転に伴って移動する接点作動突部41aによって、可動接点片7aが押圧されて固定接点片7bに当接することにより接点がON状態になるようになっている。なお、スイッチ7は、クランク板41の外周面における後述する上死点から周方向に180度離れた位置である下死点に対応する位置に設置されている。
【0027】
接点作動突部41aは、図4に示すように、クランク板41の回転によってロックピン5が筐体1の側面部1bから最も突出した位置(図3参照)を上死点の位置とすると、クランク板41が上死点をわずかに超えて回転した位置(この実施の形態ではクランクピン42が上死点位置から10〜45度となる角度θ2の位置)で、スイッチ7をON状態にすべく、クランク板41に設けられている。このため、接点作動突部41aは、図2に示すように、スイッチ7が下死点に対応する位置に設置されている関係上、クランクピン42が下死点に位置する状態において、上死点からクランク板41の回転が許容される一方向Aに対して反対の方向に角度θ1だけずれた位置に設けられている。
【0028】
また、モータ2は、上記スイッチ7のON信号に基づいて図示しない制御手段によって電気の供給が絶たれることによって停止し、クランクピン42を上死点から角度θ2の位置に保持するようになっている。これにより、確実にロックピン5が側面部1bから突出した状態になるとともに、この状態にロックピン5を維持することが可能である。
【0029】
また、上記制御手段は、例えば脱水の作業の際には、衣類投入口を蓋体で閉じた後、この閉じた信号を検知して、モータ2を駆動し、上記スイッチ7によるON信号を受けた後、モータ2への通電を断ってロックピン5を上述した角度θ2に対応する位置に保持して、上記蓋体の被ロック部をロックピン5で係止してから、図示しない脱水用のモータを駆動すべく制御するようになっている。また、脱水終了後は、モータ2に所定時間通電することによって、接点作動突部41aを図2に示す角度θ1の位置に移動し、ロックピン5を側面部1bから筐体1内に最も没入させた下死点の位置に移動させて、ロックピン5による上記蓋体の被ロック部に対する係止状態を解除するようになっている。
【0030】
そしてさらに、ロックピン駆動構造には、例えばロックピン5が上記被ロック部に係止した状態で停止し、上記制御手段からの電気的な制御信号によるのみでは上記係止状態を解除することができない状態になったときのために、手動でロックを解除するための手動ノブ8が備えられている。
この手動ノブ8は、一部図示を省略するが、ロックピン5と一体に形成され、その先端部が筐体1の蓋部11に形成された長穴から外部に突出しており、当該先端部を下死点側に移動することによって、ロックピン5を直接、下死点側に移動するようになっている。
【0031】
上記のように構成されたロックピン駆動構造においては、モータ2の回転運動を運動変換手段4を介して直線往復運動に変換し、これによってロックピン5を直線方向に駆動しているので、電磁石を使用する場合に生じる励磁音や、可動鉄心が固定鉄心等に当接する際の衝撃音の発生を防止することができる。
したがって、低騒音化を図ることができる。
【0032】
また、運動変換手段4がクランク板41と、クランクピン42と、クランクロッド43によって構成されているので、ロックピン5を上死点位置あるいは下死点位置やそれらの近傍に停止させる場合に、モータ2の停止位置にある程度の誤差が生じても、ロックピン5が上死点、下死点あるいはこれらの近傍(例えば、上死点から上記角度θの範囲など)に停止する位置の誤差を極めて小さくすることができる。
したがって、ロックピン5で被ロック部を係止すべきときには、当該被ロック部を確実に係止することができ、また、その係止を解除すべきときには、当該解除を確実に行うことができる。
【0033】
さらに、モータ2がブレーキ機構を備えているので、当該モータ2の停止によって、ロックピン5を上述した上死点からわずかに超えた位置(角度θ2の位置)や下死点位置に確実に停止できる。したがって、この点からも、ロックピン5による被ロック部の係止やその係止の解除を確実に行うことができる。
【0034】
しかも、クランク板41がロックピン5の最大突出位置をわずかに超えた位置(角度θ2の位置)で停止していること、およびモータ2とクランク板41との間にはモータ2から伝達される一方向Aの回転のみをクランク板41側に伝えるワンウエイクラッチ6が設けられていることから、例えば、モータ2に対する通電が不能になって、モータ2に対する通電によるのみでは被ロック部に対するロックピン5の係止状態を解除することができなくなった場合でも、当該ロックピン5を下死点側に手動で移動して、その係止状態の解除を行うことができる。
【0035】
そして、この実施の形態では、手動ノブ8を備えているので、単に手動ノブ8を下死点側に移動するだけで、ロックピン5を下死点側に簡単に移動することができる。
【0036】
なお、上記実施の形態においては、モータ2の回転運動を運動変換手段4を介して直線運動に変換することによってロックピン5を直線方向に駆動するように構成したが、運動変換手段としては、図7に示すように、モータ2の回転力が伝達されるピニオン9aと、このピニオン9aに噛み合うラック9bとを備えたもので構成し、このラック9bが一体的に形成されたロックピン9を直線方向に移動すべく駆動するようにしてもよい。この場合には、モータ2を正転あるいは逆転させることにより、ロックピン9を往復直線移動させることができる。
そして、ロックピン9が側面部1bから十分に突出したことを例えばリミットスイッチで検知して、モータ2の回転を止めることにより、ロックピン9を蓋体の被ロック部に係止させることができる。また、ロックピン9が側面部1bから筐体1内に十分に没入したことを例えば第2のリミットスイッチで検知して、モータ2の回転を停止することにより、被ロック部に対するロックピン9の係止状態を解除することができる。
【0037】
また、上記実施の形態においては、ロックピン駆動構造を全自動洗濯機に適用した例を示したが、衣類乾燥機、食器洗浄乾燥機等の他の種々の機器に適用してもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1または2に記載の発明によれば、モータを使用しているので、電磁石による励磁音や、可動鉄心が固定鉄心等に当たる際の衝撃音の発生を防止することができる。したがって、低騒音化を図ることができる。
【0039】
また、運動変換手段がクランク板と、クランクピンと、クランクロッドによって構成されているので、クランクピンが筐体から最も突出した位置、筐体内に最も没入した位置あるいはこれらの各位置の近傍位置となるように、モータの回転を停止した場合に、そのモータの停止位置に多少の誤差が生じた場合でも、クランクピンが最も突出した位置や最も没入した位置やこれらの各位置の近傍位置から大幅にずれてしまうことがない。
したがって、ロックピンを被ロック部に確実に係止させることができるとともに、被ロック部に対するロックピンの係止を確実に解除することができる。
【0040】
さらに、クランク板がロックピンの最大突出位置をわずかに超えた位置で停止していることから、例えば、モータへの通電が不能になり被ロック部に対するロックピンの係止状態を解除することができなくなった場合でも、当該ロックピン自体を筐体内方に手動で移動して、その係止状態の解除を行うことができる。
【0041】
請求項2に記載の発明によれば、ロックピンを筐体内に没入する方向に移動させる手動ノブを備えているので、上述のようにモータに対する通電が不能になったような場合でも手動によってロックピンを筐体の内方に移動して、当該ロックピンによる係止状態を容易に解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態として示したロックピン駆動構造の断面図である。
【図2】同ロックピン駆動構造の内部を示す図であって、図1のII−II線に沿う要部断面図である。
【図3】同ロックピン駆動構造の作用を示す図であって、スイッチの接点がON状態になる直前の状態を示す図1のII−II線に沿う要部断面図である。
【図4】同ロックピン駆動構造の作用を示す図であって、ロックピンを被ロック部に係止させた状態を示す図1のII−II線に沿う要部断面図である。
【図5】同ロックピン駆動構造の外観を示す正面図である。
【図6】同ロックピン駆動構造の外観を示す平面図である。
【図7】同ロックピン駆動構造で示した運動変換手段およびロックピンに対する他の例として示したピニオン、ラックおよびこのラックを有するロックピンを示す説明図である。
【符号の説明】
1 筐体
2 モータ
4 運動変換手段
5 ロックピン
6 ワンウエイクラッチ
8 手動ノブ
41 クランク板
42 クランクピン
43 クランクロッド
A 一方向

Claims (2)

  1. 筐体と、この筐体に設けられたモータと、上記筐体内に設置され、上記モータから伝達される回転運動を直線運動に変換する運動変換手段と、この運動変換手段によって直線方向に移動すべく駆動され、上記筐体から突出する方向に移動した際に被ロック部に係止し、上記筐体内に没入する方向に移動した際に上記被ロック部との係止状態を解除するロックピンとを備え、
    上記運動変換手段は、上記モータから伝達される回転力によって回転駆動されるクランク板と、このクランク板の偏心位置に設けられたクランクピンと、一端部が上記クランクピンに回転自在に連結され、他端部が上記ロックピンに回転自在に連結されたクランクロッドとを備えているとともに、
    上記クランク板の外周面には、接点作動突部が設けられ、かつ上記クランク板の外周面に摺接する位置には、上記クランク板の回転に伴って移動する上記接点作動突部によって、ON状態になるスイッチが設置され、上記モータは上記スイッチのON信号に基づいて通電が断たれて停止するように制御されるとともに、上記接点作動突部は、上記クランク板の回転によって上記ロックピンが上記筐体から最も突出した上死点位置から10〜45度超えて回転した位置で、上記スイッチをON状態にする位置に設けられていることを特徴とするロックピン駆動構造。
  2. 上記ロックピンが上記被ロック部に係止した状態において、上記ロックピンを上記筐体内に没入する方向に移動すべく駆動する手動ノブを備えていることを特徴とする請求項1に記載のロックピン駆動構造。
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