JP4160717B2 - レンズ駆動制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の技術分野】
本発明は、カメラなどの光学機器に使用するレンズ駆動制御装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
従来のAFカメラでは、合焦動作において被写体の焦点状態が検出できなかった場合に、合焦位置を検出すべく、モータを駆動してレンズを至近端から無限遠端へ、または無限遠端から至近端へ移動させるサーチ駆動を実行するものが知られている。このサーチ駆動では、レンズを一定速度で駆動するため、レンズが至近端または無限遠端点に到達してストッパに衝突すると、不快な衝撃や騒音が発生し、使用者に不快感を与えてしまう。また、いわゆる超音波モータのような、ローター・ステータ間の摩擦力により駆動力を得るアクチュエータをレンズの駆動手段として使用している場合には、レンズが至近端または無限遠端に到達してストッパに当接すると、レンズが移動できないためローターが回転せずステータのみが振動している状態となり、アクチュエータ自体から騒音が発生するだけでなく、アクチュエータの寿命を早めてしまう可能性がある。
【0003】
【発明の目的】
本発明は、コスト増大や装置の大型化を招かずに、使用者にとって不快な衝撃や騒音を取り除くこと及びレンズ駆動機構を保護することができるレンズ駆動制御装置を提供することを目的とする。
【0004】
【発明の概要】
本発明は、可動レンズと、該可動レンズを光軸に沿って移動させるレンズ駆動手段と、前記可動レンズの絶対位置に対応する距離コードパターンが形成された距離コード板と、該距離コード板上に設けられ、前記可動レンズの移動限界位置直前の所定位置を仮想端点として検出する端点検出パターンと、前記可動レンズの移動に連動して前記距離コードパターンを読み取り、前記可動レンズの絶対位置及び前記仮想端点を検出するコード検出手段と、前記レンズ駆動手段により前記可動レンズを移動限界位置方向に移動させているときに前記コード検出手段が前記仮想端点を検出したときは、前記レンズ駆動手段によるレンズ駆動を停止させる制御手段とを備え、前記端点検出パターンは、前記仮想端点から前記移動限界位置まで同一の導電パターンとして形成され、この端点検出パターンの切換点を前記コード検出手段が仮想端点として検出することに特徴を有している。
この構成によれば、可動レンズを機械的端点に到達する前に停止させることができるので、コストアップやスペース増とならずに、使用者にとって不快な衝撃や騒音の発生を防止することができる。
【0005】
前記距離コードパターンは前記可動レンズの移動可能範囲内における絶対位置を複数の領域として検出可能に形成され、前記端点検出パターンは前記距離コードパターンの一部として形成され、前記仮想端点は前記端点検出パターンの切換点であると好ましい。
前記制御手段は、前記コード検出手段が検出した前記可動レンズの位置に応じて、該可動レンズの駆動速度を制御することが好ましい。特に、前記レンズ駆動手段を介して前記可動レンズを移動させるときに、該移動方向の仮想端点の近傍の距離コードパターンを前記コード検出手段が検出した場合には、前記可動レンズの駆動速度を減速させ、前記仮想端点を検出したときに前記レンズ駆動手段を停止させるのが好ましい。この構成によれば、仮想端点を検出した時点ですぐに可動レンズを停止させることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明を説明する。図1は本発明を適用したレンズ駆動制御装置の主要構成をブロックで示す図である。
CPU11は、本レンズ駆動制御装置の動作を総括的に制御する制御手段であって、バッテリ(不図示)から供給された定電圧Vccを受けて動作する。CPU11には、制御プログラム等をメモリしたROM、演算用または制御用の所定データを一時的にメモリするRAMのほか、ダウンカウンタ11aが内蔵されている。
【0007】
CPU11は、例えば可動レンズLを合焦位置まで移動させるAF(自動焦点調節)動作に際し、不図示の焦点検出回路から被写体像のビデオ信号を入力してデフォーカス量を求め、さらに、求めたデフォーカス量に基づいて可動レンズLのレンズ駆動量を求め、モータドライバ13を介してレンズ駆動モータ15を作動させる。可動レンズLのレンズ駆動量は、パルスエンコーダ17が発生するパルス数(駆動パルス数)として算出してダウンカウンタ11aにセットされる。レンズ駆動モータ15が作動すると、例えばカム環24が回転してカム環24と固定鏡筒25とに拘束された可動レンズLがレンズ駆動モータ15の回転方向に対応する方向へ光軸に沿って移動するとともに、レンズ駆動モータ15の回転に連動してパルスエンコーダ17からパルスが発生される。この発生されたパルスは、パルス検出装置19によって検出されてCPU11に出力される。CPU11は、パルスエンコーダ17から発生されたパルスを入力する毎に、ダウンカウンタ値を1ダウンカウントする。そしてダウンカウンタ値(残パルス数)が0となったときに、モータドライバ13を介してレンズ駆動モータ15を停止させ、レンズ駆動を停止する。
【0008】
可動レンズLのカム環24にはブラシ21が装着され、可動レンズLの移動に連動してブラシ21が摺動する距離コード板23が固定鏡筒25に装着されている。図示実施例でブラシ21は5つの接片端子を備えている。距離コード板23には、ブラシ21と摺接する面に、グランドに接続されたCOMMONコード23a、可動レンズLの絶対位置を識別するDV0コード23b、DV1コード23c、及びDV2コード23dのほか、可動レンズLの移動限界位置となる機械的端点(至近端、無限遠端)直前の位置を電気的に検出する端点検出コード23eが形成されている(図2参照)。端点検出コード23eは、上記各コード23a〜23dと同様にコードパターンとして形成されていて、可動レンズLの移動限界位置の直前の位置でオンし、可動レンズLが端点に到達したことを検出する。図2では、端点検出コード23eのオン/オフが切換わる境界位置、即ち電気的端点(仮想端点)を一点鎖線で示し、機械的端点を点線で示してある。
【0009】
上記のCOMMONコード23aを除く各コード23b〜23eは、それぞれCPU11の入力ポートINP0、INP1、INP2、INP3に接続されている。詳細は図示しないが、各コード23b〜23eと各入力ポートINP0〜INP3の間には、バッテリの電源ライン(定電圧Vcc)に接続された所定のプルアップ抵抗がそれぞれ設けられている。各コード23b〜23eのランド(導通部)にブラシ21が摺接すると、電源ライン(定電圧Vcc)から各負荷抵抗を介してグランドに電流が流れ、各入力ポートINP0〜INP3の入力電圧が定電圧Vccから降下する構成となっている。この各入力ポートINP0〜INP3の電圧変化の組合せにより、CPU11はレンズ位置(可動レンズLが位置する領域)を検出する。
【0010】
本実施形態では、DV0コード23b、DV1コード23c、DV2コード23dを組合せて可動レンズLの移動可能領域を至近端から無限遠端までの8個の領域A〜Hに区分してある。これら8個の領域のうち至近端に最も近い領域Aと無限遠端に最も近い領域Hは、可動レンズLを電気的端点で停止できるように、レンズ駆動モータ15の回転速度を低減させる減速域である。即ち、CPU11は、可動レンズLが至近端側の減速域(領域A)にあって至近端方向へ移動する場合、または可動レンズLが無限遠端側の減速域(領域H)にあって無限遠端方向へ移動する場合には、可動レンズLの駆動速度を減速する。
なお減速域は、無限遠端、至近端を含む領域として設定してもよい。
【0011】
以上の構成に基づき、CPU11のレンズ駆動制御処理について図3に示されるフローチャートを参照して詳細に説明する。
CPU11は先ず、レンズ駆動量及び駆動方向(レンズ駆動モータ15の回転方向)を設定する(S11)。レンズ駆動量は、レンズ駆動モータ15の回転に連動してパルスエンコーダ17から出力されるパルス数(駆動パルス数)として算出し、ダウンカウンタ11aにセットする。次に、ブラシ21を介して全コード情報を読み込み(S13)、端点検出コード23eにより可動レンズLが電気的端点に達しているか否かをチェックする(S15)。可動レンズLが電気的端点に達していたときは(S15;Y)、レンズ駆動方向が不正か否かをチェックする(S17)。S17では、可動レンズLが無限遠端に達していてレンズ駆動方向に無限遠端方向が設定されている場合、可動レンズLが至近端に達していてレンズ駆動方向に至近端方向が設定されている場合は、可動レンズLが機械的端点に達してしまうので、不正と判断する。
【0012】
レンズ駆動方向が不正であれば、レンズ駆動モータ15を保護するため、レンズ駆動モータ15を駆動せずにこの処理から抜ける(S17;Y)。可動レンズLが電気的端点に達していないとき(S15;N)、または可動レンズLが電気的端点に達していても駆動方向が正しいときは(S15;Y、S17;N)、読み込んだコード情報から可動レンズLが減速域にあるか否かをチェックする(S19)。
可動レンズLが減速域にあるときは(S19;Y)、無限遠端側の減速域Hか否かをチェックし(S21)、無限遠端側の減速域Hであればレンズ駆動方向が無限遠端方向か否かをチェックし(S21;Y、S23)、至近端側の減速域Aであればレンズ駆動方向が至近端方向か否かをチェックする(S21;N、S25)。可動レンズLが無限遠端側の減速域Hにあってレンズ駆動方向に無限遠端方向が設定されているとき(S23;Y)、または、可動レンズLが至近端側の減速域Aにあってレンズ駆動方向が至近端方向に設定されているときは(S25;Y)、電気的端点に達した時点で即座に可動レンズLを停止させるため、S27〜S41の処理を実行する。
一方、可動レンズLが減速域にないとき(S19;N)、可動レンズLが無限遠端側の減速域Hにあっても至近端方向に可動レンズLを移動させるとき(S21;Y、S23;N)、または、可動レンズLが至近端側の減速域Aにあっても無限遠端方向に可動レンズLを移動させるときは(S21;N、S25;N)、レンズ駆動モータ15を減速させる必要がないので、S43に進む。
【0013】
以下では、先ず、無限遠端側の減速域Hから無限遠端方向へレンズ駆動を開始する場合、または至近端側の減速域Aから至近端方向へレンズ駆動を開始する場合の処理について説明する。
先ず、レンズ駆動最高速度(レンズ駆動モータ15を駆動する際の最高回転速度)を低速にセットし(S27)、モータドライバ13を介してレンズ駆動モータ15を低速駆動させる(S29)。ここでいう低速駆動とは、例えばレンズ駆動モータ15をPWM駆動制御し、レンズ駆動モータ15の回転を急停止可能な程度の低速で駆動させることを意味する。
レンズ駆動モータ15が作動すると、レンズ駆動が開始され、レンズ駆動モータ15が所定量回転する毎にパルスエンコーダ17からパルスが出力される。出力されたパルスは、パルス検出装置19を介してCPU11へ出力される。
【0014】
レンズ駆動を開始したら、パルス検出装置19からパルスを入力したか否かをチェックし(S31)、パルスを入力したときはダウンカウンタ11aの残パルス数を1デクリメントし(S31;Y、S33)、パルスを入力していないときはS33をスキップする(S31;N)。そして、ブラシ21を介し全コード情報を読み込み(S35)、端点検出コード23eから可動レンズLが電気的端点に達したか否かをチェックする(S37)。可動レンズLが電気的端点に達して端点検出コード23eがオフからオンに切換わっていたときは(S37;Y)、モータドライバ13を介してレンズ駆動モータ15を停止させ、レンズ駆動を停止する(S41)。可動レンズLが電気的端点に達していなかったときは(S37;N)、ダウンカウンタ11aの残パルス数が0以下か否かをチェックし(S39)、残パルス数が0以下でないときはS31へ戻る(S39;N)。残パルス数が0以下、即ち0であったときは(S39;Y)、S11で設定したレンズ駆動量分だけ可動レンズLを駆動したので、レンズ駆動を停止する(S41)。このレンズ駆動を停止する処理は、例えばショートブレーキをかけるか、または一時的にレンズ駆動モータ15の駆動方向を反転させてその駆動力を相殺することにより、レンズ駆動モータ15の回転を停止させる処理である。なお、減速域A、Hの長さ及び低速駆動時の駆動速度は、上述した停止処理により直ちにレンズ駆動モータ15が停止可能に設定されていることは言うまでもない。
【0015】
以上は、無限遠端側の減速域Hまたは至近端側の減速域Aから無限遠端方向または至近端方向へのレンズ駆動を開始する場合の説明であるが、以下では、減速域以外からレンズ駆動を開始する場合、無限遠端側の減速域Hまたは至近端側の減速域Aから至近端側または無限遠端側にレンズ駆動を開始する場合の処理について説明する。
先ず、レンズ駆動最高速度を高速(レンズ駆動モータ15の最高回転速度)に設定し(S43)、駆動パルス数に応じた減速パルス数(減速を開始する残パルス数)を算出する(S45)。なお、ここでいうレンズ駆動最高速度を高速に設定する処理は、例えばレンズ駆動モータ15をDC駆動させるということである。
減速パルス数を求めたら、モータドライバ13を介してレンズ駆動モータ15を作動させてレンズ駆動を開始し(S47)、パルス検出装置19からパルスを入力したか否かをチェックする(S49)。パルスを入力したときはダウンカウンタ11aの残パルス数を1デクリメントし(S49;Y、S51)、パルスを入力していないときはS51をスキップして(S49;N)、残パルス数が0以下か否かをチェックする(S53)。残パルス数が0以下、即ち0に達したときは(S53;Y)、S11で設定したレンズ駆動パルス数分可動レンズLを駆動させたので、モータドライバ13を介してレンズ駆動モータ15を停止させ、レンズ駆動を終了する(S55)。
【0016】
残パルス数が0以下でなかったときは(S53;N)、ブラシ21を介して全コード情報を読み込み(S57)、コード情報から可動レンズLが減速域A、Hに達したか否かをチェックする(S59)。可動レンズLが減速域A、Hに達していないときは(S59;N)、残パルス数が減速パルス数未満であるか否かをチェックし(S61)、残パルス数が減速パルス数未満でなかったときはS49へ戻る(S61;N)。残パルス数が減速パルス数未満であったときは(S61;Y)、レンズ駆動速度の減速を開始し(S73)、S31〜S41の処理を実行する。
【0017】
可動レンズLが減速域に達したときは(S59;Y)、可動レンズLを減速域開始端から電気的端点まで移動させるのに必要なパルス数(駆動限界パルス数)と残パルス数とを比較し(S63)、駆動限界パルス数が残パルス数未満でないときはS65をスキップし(S63;N)、駆動限界パルス数が残パルス数未満のときは、駆動限界パルス数を残パルス数とし、ダウンカウンタ11aにセットしなおす(S63;Y、S65)。そして、パルス検出装置19からパルスを入力したか否かをチェックし(S67)、パルスを入力したときは残パルス数(ダウンカウンタ値)を1デクリメントし(S67;Y、S69)、パルスを入力していないときはS69をスキップして(S67;N)、残パルス数が減速パルス数未満か否かをチェックする(S71)。残パルス数が減速パルス数未満でなかったときは(S71;N)、S67に戻り、残パルス数が減速パルス数未満となるまで、S67〜S71の処理を繰り返す。そして残パルス数が減速パルス数未満となったときに(S71;Y)、レンズ駆動速度の減速を開始し(S73)、S31〜S41の処理を実行する。なお、減速処理(S73)は、レンズ駆動モータ15の駆動をDC駆動からPWM駆動に切り換え、残パルス数の減少に伴って、PWM駆動時のデューティ比(PWM駆動時に入力するパルスのデューティ比)を最高速度を低速にセットする処理(S27)におけるPWM駆動時のデューティ比まで下げていく処理である。
【0018】
以上のように本実施形態では、可動レンズLの移動限界位置(機械的端点)の直前の位置を電気的に検出する端点検出コード23eを距離コード板23上にコードパターンの一部として設け、端点検出コード23eがオンしたら可動レンズLを停止させるので、コストアップやスペース増とならずに、使用者にとって不快な衝撃や騒音の発生を防止することができる。またレンズ駆動モータとして、いわゆる超音波モータのような、ローター・ステータ間の摩擦力により駆動力を得る駆動機構を使用した場合には、その駆動機構自体からの騒音発生を防止できるともに、駆動機構を保護することができる。
【0019】
また本実施形態では、距離コード(DV0〜DV2コード23b〜23d)によって区分された8個の領域のうち各電気的端点に最も近い領域を減速域とし、無限遠端または至近端方向へ可動レンズLを駆動する場合に無限遠端側または至近端側の減速域へ入ると、可動レンズLの駆動速度を減速するので、電気的端点を検出した時点ですぐに可動レンズLを停止させることができる。さらに本実施形態では、距離コード情報から可動レンズLが減速域にあることを検出するので、従来のような、可動レンズLが減速域にあるか否かを検出する減速スイッチを新たに設けなくて済み、コスト削減につながる。
なお、本実施形態では、予め、レンズの機種毎に至近側および無限遠側の減速域における駆動パルス数をそれぞれ測定し、その測定値をそのレンズの各減速域の駆動限界パルス数として例えば不揮発性メモリに書き込み、S63、S65において利用している。この構成によれば、減速域の幅の広狭に拘わらず、高速駆動している可動レンズLを移動限界位置の直前の仮想端点で確実に停止させることができる。
【0020】
本発明のレンズ駆動制御装置は、オートフォーカス(AF)レンズの駆動制御に限らず、ズームレンズのパワーズーム制御にも適用可能である。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、コスト増大や装置の大型化を招かずに、使用者にとって不快な衝撃や騒音を取り除き、且つモータなどのレンズ駆動機構を保護することができるレンズ駆動制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したレンズ駆動制御装置の一実施の形態をブロックで示す図である。
【図2】 端点検出コードを設けた距離コード板を示す図である。
【図3】 同レンズ駆動制御装置のレンズ駆動制御処理に関するフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
11 CPU
13 モータドライバ
15 レンズ駆動モータ
17 パルスエンコーダ
19 パルス検出装置
21 ブラシ
23 コード板
23a COMMONコード
23b DV0コード
23c DV1コード
23d DV2コード
23e 端点検出コード
24 カム環
25 固定鏡筒
Claims (4)
- 可動レンズと、
該可動レンズを光軸に沿って移動させるレンズ駆動手段と、
前記可動レンズの絶対位置に対応する距離コードパターンが形成された距離コード板と、
該距離コード板上に設けられ、前記可動レンズの移動限界位置直前の所定位置を仮想端点として検出する端点検出パターンと、
前記可動レンズの移動に連動して前記距離コードパターンを読み取り、前記可動レンズの絶対位置及び前記仮想端点を検出するコード検出手段と、
前記レンズ駆動手段により前記可動レンズを移動限界位置方向に移動させているときに前記コード検出手段が前記仮想端点を検出したときは、前記レンズ駆動手段によるレンズ駆動を停止させる制御手段とを備え、
前記端点検出パターンは、前記仮想端点から前記移動限界位置まで同一の導電パターンとして形成され、この端点検出パターンの切換点を前記コード検出手段が仮想端点として検出することを特徴とするレンズ駆動制御装置。 - 請求項1記載のレンズ駆動制御装置において、前記距離コードパターンは前記可動レンズの移動可能範囲内における絶対位置を複数の領域として検出可能に形成され、前記端点検出パターンは前記距離コードパターンの一部として形成され、前記仮想端点は前記端点検出パターンの切換点であるレンズ駆動制御装置。
- 請求項1または2記載のレンズ駆動制御装置において、前記制御手段は、前記コード検出手段が検出した前記可動レンズの位置に応じて、該可動レンズの駆動速度を制御するレンズ駆動制御装置。
- 請求項3記載のレンズ駆動制御装置において、前記制御手段は、前記レンズ駆動手段を介して前記可動レンズを移動させるときに、該移動方向の仮想端点の近傍の距離コードパターンを前記コード検出手段が検出したときには前記可動レンズの駆動速度を減速させ、前記仮想端点を検出したときに前記レンズ駆動手段を停止させるレンズ駆動制御装置。
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