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JP4028193B2 - Optical disk playback device - Google Patents

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JP4028193B2
JP4028193B2 JP2001243174A JP2001243174A JP4028193B2 JP 4028193 B2 JP4028193 B2 JP 4028193B2 JP 2001243174 A JP2001243174 A JP 2001243174A JP 2001243174 A JP2001243174 A JP 2001243174A JP 4028193 B2 JP4028193 B2 JP 4028193B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1枚のディスクに複数セッションで書き込まれた信号を再生可能な光ディスク再生装置に係り、特に、セッション毎にピックアップサーボ系のオフセットやRFアンプのゲインを自動調整する機能を備えた光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
CD−R/RWディスクの記録方式の一つとしてマルチセッション記録が規格化されている。これは、リードイン領域、プログラム領域、リードアウト領域の組み合わせを1セッションとして、複数セッションを1枚のディスクに記録するようにしたものである。各セッションにおいて、リードイン領域は、各セッションにあるトラック情報であるTOC情報等のリードイン情報を格納している。プログラム領域にはユーザデータ及び前のセッションからのパステーブルを含む情報が格納されていることが多い。また、記録は、ディスクの内周より外周に向けてセッションを順番に記録していく決まりになっている。
【0003】
したがって、CD−Rドライブ、CD−RWドライブまたはこれらの兼用ドライブ(以下、これらをCD−R/RWドライブと総称する。)においては、ディスクが装填されると、すべてのディスク情報および最新のユーザデータ情報(最終セッションに記録されたパステーブル)を取得するために、最内周のリードイン領域のQサブコード情報を読み取って、該ディスクがマルチセッション記録されたディスクであることを判別すると、最終セッションまでのすべてのディスク情報および最終セッションのパステーブルを探すためのディスクサーチを行う。
【0004】
CD−R/RWディスクのマルチセッションのフォーマットについて簡単に説明する。マルチセッション記録されたCD−R/RWディスクの記録領域は図4に示すように、内周側からPMA領域、第1セッション、第2セッション、第3セッション、・・・のように構成されている。PMA領域には、記録を中断するごとに、新たに記録したディスク情報(トラック番号(全セクションを通じ連続番号)、開始時間、終了時間等)がその前のディスク情報の後に順次書き継いで記録される。PMA領域には現在有効なディスク情報が第1トラックから順番に書き継いで記録され、該PMA領域の情報はクイックイレーズで全体が消去される。したがって、PMA領域には、現在有効なセクションの全ディスク情報が記録されている。なお、パケットライトの場合は、トラックの途中で記録を中断することができる。トラックの途中で記録を中断した場合、CD−RWディスクのPMA領域には、記録と中のトラックについてトラック番号と開始時間が記録される。終了時間はまだ確定していなので、FF:FF:FFと記録される。そしてトラックを完結するときに、確定した終了時間が上書き(オーバライト)される。CD−Rディスクの場合はトラックの途中で記録を中断しても、その情報はPMA領域には記録されず、該トラックの記録を完結するときに初めて該ディスク情報(トラック番号、開始時間、終了時間等)が記録される。
【0005】
各セッションは内周側からリードイン領域(LI)、プログラム領域(PGM)、リードアウト領域(LO)で構成されている。リードイン領域には当該セッションのTOC情報を含むリードイン領域がピットで記録されている。TOC情報には、当該セッション内のトラックごとに開始時間、リードアウトの開始時間等の情報等が含まれている。また、リードイン領域のプリグループには、該リードイン領域の開始時間がATIPスペシャル情報として記録されている。PMA領域の開始時間はリードイン領域の開始時間の1000フレーム前と定められている。また、リードイン領域のATIPスペシャル情報には、CD−Rディスク、CD−RWディスクのいずれであるかを示す識別情報が記録されている。
【0006】
第1セッションのリードイン領域はディスク中心から23.25mmの位置と定められている。第1セッションのリードアウト領域の長さは01分30秒00フレーム(以下、01:30:00のように表記する。)と定められている。第2セッション以降は、リードイン領域の長さが01:00:00、リードアウト領域の長さが00:30:00とそれぞれ定められている。
【0007】
各リードイン領域のQサブコードフォーマットを図5に示す。リードイン領域であることはTNO=0であることによりわかる。マルチセッション記録であることは、ADR=5(mode5)が存在し、かつPOINT=B0の時のTIMEがFF:FF:FF以外の値であることによりわかる。ADR=5、POINT=B0のときのTIME(FF:FF:FF以外の値)は、次セッションのプログラム領域の開始時間を表す。POINT=1.99のときのPTIMEは、該POINT値で表されるトラック番号のスタート時間を表す。POINT=A0のときのPMINはそのセクションの最後のトラック番号を表す。POINT=A2のときのPTIMEはそのセクションのリードアウト領域の開始時間を表す。
【0008】
各セッションのプログラム領域およびリードアウト領域のQサブコードフォーマットを図6に示す。プログラム領域あるいはリードアウト領域であることは、TNO≠0によりわかる。プログラム領域におけるTNOはその位置のトラック番号を表す。リードアウト領域ではTNO=AA(h)である。プログラム領域の開始時間から先頭2秒間は先頭トラックのプリギャップとしてINDEX=0が記録される。その直後からユーザデータとし、INDEX=1のエリアが記録される。TIMEはトラック内の相対時間、ATIMEは第1セッションプログラム領域開始時間からの絶対時間を指す。トラック内相対時間TIMEは、INDEX=1では開始時間が00:00:00で、そこから順次増大する。INDEX=0では最終時間が00:00:00になるように順次減少していく。
【0009】
CD−R/RWディスクの記録は、プログラム領域にトラックを内周側から外周側に順次書き継いでいくことにより行われる。1つのセッションの記録を完結するときは、そのセッションのPMAに記録されたトラック情報に基づきリードインおよびリードアウトを記録することで該セッションが成立する。
【0010】
最終セッションまでのすべてのディスク情報(トラック番号、開始時間、終了時間等)を探す方法として、各セッションのリードイン領域を順次読みついで行く方法がある。すなわち、はじめに第1セッションのリードイン領域のTOC情報の読み取りを行い、このとき得られる第2セッションのプログラム開始時間情報を手がかりに次に第2セッションのリードイン領域にアクセスして第2セッションのTOC情報の読み取りを行い、このとき得られる第3セクションのプログラム開始時間情報を手がかりに次に第3セッションのリードイン領域にアクセスして第3セッションのTOC情報の読み取りを行う。このようにして、各セッションのリードイン領域に順次アクセスしていく。そして、アクセスした先にリードイン領域のデータが無かった場合は未記録部分と判断して、その直前のセッションを最終セッションと判断する。最終セッションまでのすべてのディスク情報が得られたら、引き続き最終セッションのディスク情報を基に最終セッションのパステーブル等へアクセスを実施して、最終セッションのパステーブル等を取得する。これらの情報を取得してはじめて各トラックへのアクセスが可能となる。
【0011】
CD−R/RWドライブ等のディスク装置では、光ピックアップから出射したレーザ光の焦点をディスクの信号面に合わせて、ピット列又は磁区列(以下、トラックという)をトレースし、信号面からの反射光を光ピックアップで検出することでデータの読み取りを行うようになっている。
【0012】
ディスクの信号面はディスク回転時の面振れにより常に変位しており、トラックもディスク回転時の芯振れにより常に変位している。このため、CD−R/RW等のディスク装置には、レーザ光の焦点が常に信号面に合った状態を維持し、且つ、レーザ光がトラックを追跡できるようにするため、フォーカスサーボ系及びトラッキングサーボ系からなるピックアップサーボ系が装備されている。
【0013】
また、ピックアップで読み取った信号をRFアンプで増幅する際に、RFアンプ内のイコライザのカットオフ周波数調整、ブースと調整、群遅延調整を行い、RF信号のジッター、再生データのエラーレートが最良になるようにしている。
【0014】
ディスクから誤りなく記録信号を読み取るためには、ピックアップサーボのサーボ特性を最適な状態に調整しておく必要があり、従来は、メーカ側が出荷前に基準ディスクを再生しながら半固定抵抗を回して調整していた。しかし、装置の使用によるサーボ特性の経時変化に対応したり、あるいは、ユーザが聴取しようとする個々のディスクに対応するためには、ディスクを演奏する度毎に最適調整を行うのが望ましい。特に車載用のディスク再生装置では、振動が激しく、サーボ特性が悪いとフォーカス外れやトラッキング外れを起こして、音切れや音飛びが頻発してしまうので、演奏開始時におけるサーボ特性の最適調整は必須である。このため、ディスク装填時およびディスク再生装置の電源がオンになった時、自動的にピックアップサーボ系のサーボ特性を最適値に自動調整することが行われている。また、ディスク装填時およびディスク再生装置の電源がオンになった時、自動的にRFアンプ内のイコライザのカットオフ周波数、ブースト値、群遅延値を最適値に自動調整することが行われている。
【0015】
図7はピックアップサーボ系自動調整機能を備えた従来のCD等の光ディスク再生装置の全体構成図である。同図において1はディスク、2はターンテーブル、3はディスクを一定の線速度で回転するスピンドルモータ、4はスピンドルモータに対し線速度一定制御を行うスピンドルサーボ回路、5はディスクにレーザビームを発射し反射ビームを検出する光ピックアップである。光ピックアップ5には、4分割フォトダイオード51が設けられており、D〜Dから成る。DとDが並列接続されて、(A+C)信号を出力し、DとDが並列接続されて、(B+D)信号を出力するようになっている。
【0016】
図8はフォーカスサーボ誤差の検出方法を示す図である。合焦状態にあるとき、図8(1)の如く、反射ビームは4分割フォトダイオード51のD〜Dに均等に当たり、ビームスポットが信号面から離れすぎているとき、図8(2)の如く、DとDに多く当たり、DとDに少なく当たる。ビームスポットが信号面に近づき過ぎているとき、図8(3)の如く、DとDに多く当たり、DとDに少なく当たる。よって、(A+C)−(B+D)がビームスポットの焦点と信号面の誤差を示すことになる。
【0017】
また、光ピックアップ5には、サイドビームスポットAの反射ビームを受光してE信号を出力するフォトダイオード5Eと、サイドビームスポットBの反射ビームを受講してF信号を出力するフォトダイオード5Fが設けられている。なお、サイドビームスポットAとBは、ディスク信号面上においてメインビームスポットの前後で左右にわずかにずれた位置にくるようになっている。
【0018】
図9は3スポット法によるトラッキング誤差の検出方法を示す図である。図9(1)に示す如く、メインビームスポットが記録トラックの真上にあるとき、サイドビームスポットAの反射光量とサイドビームスポットBの反射光量が同じレベルとなり、フォトダイオード5Eと5Fの出力レベルは同じとなる。図9(2)に示す如く、メインビームスポットが記録トラックより右にずれた場合、サイドビームスポットAからの反射光量がサイドビームスポットBからの反射光量より多くなり、フォトダイオード5Eの出力レベルは5Fより大きくなる。逆に、図9(3)に示す如く、メインビームスポットが記録トラックから左にずれた場合、サイドビームスポットBからの反射光量がサイドビームスポットAからの反射光量より多くなり、フォトダイオード5Eの出力レベルは5Fより小さくなる。よって、(E−F)は、メインビームスポットが記録トラックの真上にあるときに零となり、記録トラックより右にずれると+となって、絶対値がずれ量に比例して大きくなり、逆に、記録トラックより左にずれると−となって、絶対値がずれ量に比例して大きくなることから、該(E−F)がメインビームスポットと記録トラックの誤差を示すことになる。
【0019】
図7に戻って、6は光ピックアップをディスク半径方向に送るスレッドモータ、7はスレッドモータに対しトラックを追跡するためのスレッドサーボをかけるスレッドサーボ回路、8はRFアンプである。RFアンプ8は図10に示す如く構成されており、この内、8aと8bは光ピックアップから入力した(A+C)信号と(B+D)信号を個別に電流−電圧変換する電流−電圧変換器(I−V)、8cと8dは光ピックアップから入力したE信号とF信号を個別に電流−電圧変換する電流−電圧変換器(I−V)、8eは電流−電圧変換器8aと8bの出力を加算してRF信号を作成する加算器である。図7に戻って、9はRF信号を入力して音楽データとサブコードデータの復調を行うディジタル信号処理回路である。
【0020】
10は(A+C)信号と(B+D)信号よりフォーカスエラー信号FEを作成し、該フォーカスエラー信号FEに基づき光ピックアップ5に設けたフォーカスアクチュエータ(図示せず)を駆動しフォーカスサーボを掛けるフォーカスサーボ回路であり、図11に示す如く構成されている。10aは電流−電圧変換器8aの出力側に設けられた可変利得アンプ、10bは電流−電圧変換器8bの出力側に設けられた可変利得アンプ、10cは可変利得アンプ10aの出力から可変利得アンプ10bの出力を減算してフォーカスエラー信号FEを作成する減算器、10dは減算器10cの出力をアナログ/デジタル変換するA/D変換器である。このA/D変換器10dの出力は、後述のサーボコントローラ16に入力される。10eはA/D変換器10dの出力とサーボコントローラ16から与えられるオフセット値との減算を行う減算器、10fは減算器10eの出力の低域ゲインのブーストと高域の位相補償等を行うループフィルタ、10gはループフィルタ10fの出力を増幅する可変利得アンプである。この可変利得アンプ10gは、サーボコントローラ16からの信号に応じて増幅率が変化する。10hは一端側がアンプ10gの出力端に接続され、サーボコントローラ16からの信号によりオン−オフするスイッチである。10jはスイッチ10hの他端側に接続された加算器であり、この加算器10jの入力端はサーボコントローラ16に接続されている。また、10iはサーボコントローラ16からの信号により発振する周波数可変発振器であり、この周波数可変発振器10iの出力は加算器10jに接続されている。10kは加算器10jの出力をデジタル/アナログ変換するD/A変換器であり、このD/A変換器10kの出力が後述のサーボドライバ11に与えられる。図7に戻って11はフォーカスエラー信号FEを増幅してフォーカスアクチュエータを駆動するサーボドライバである。
【0021】
12はE信号とF信号よりトラッキングエラー信号TEを作成し、該トラッキングエラー信号TEに基づき光ピックアップ5に設けたトラッキングアクチュエータ(図示せず)を駆動してトラッキングサーボを掛けるトラッキングサーボ回路であり、図12に示す如く構成されている。12aは電流−電圧変換器8cの出力側に設けられた可変利得アンプ、12bは電流−電圧変換器8dの出力側に設けられた可変利得アンプ、12cは可変利得アンプ12aの出力から可変利得アンプ12bの出力を減算してトラッキングエラー信号TEを作成する減算器、12dは減算器12cの出力をアナログ/デジタル変換するA/D変換器である。このA/D変換器12dの出力は、後述のサーボコントローラ16に入力される。12eはA/D変換器12dの出力とサーボコントローラ16から与えられるオフセット値との減算を行う減算器、12fは減算器12eの出力の低域ゲインのブーストと高域の位相補償等を行うループフィルタ、12gはループフィルタ12fの出力を増幅する可変利得アンプである。この可変利得アンプ12gは、サーボコントローラ16からの信号に応じて増幅率が変化する。12hは一端側がアンプ12gの出力端に接続され、サーボコントローラ16からの信号によりオン−オフするスイッチである。12jはスイッチ12hの他端側に接続された加算器であり、この加算器12jの入力端はサーボコントローラ16に接続されている。また、12iはサーボコントローラ16からの信号により発振する周波数可変発振器であり、この周波数可変発振器12iの出力は加算器12jに接続されている。12kは加算器12jの出力をデジタル/アナログ変換するD/A変換器である。図7に戻って13はD/A変換器12kからの入力を増幅してトラッキングアクチュエータを駆動するサーボドライバである。
【0022】
14はRF信号の下側エンベロープ検波を行う検波回路、16は後述するシステムコントローラの指令を受けて、各種サーボの立ち上げとピックアップサーボ系の自動調整等を行うサーボコントローラ、17はディスクの挿入を検出するディスク挿入検知器、18はシステムコントローラの制御に従いディスク1をターンテーブル2の上にローディングしたり、ターンテーブル2からアンローディングしたりするローディング部、19はディスクを再生するために必要なシステム全体的な制御を行うシステムコントローラ、20はTOC情報等の記憶を行うRAM、21は各種操作を行う操作部である。
【0023】
図13は、従来のディスク再生起動時の動作フローを示す図である。
ディスク挿入検知器17でディスク1の挿入が検知されると、システムコントローラ19はローディング部18を制御してディスク1のターンテーブル2上へのローディングを開始させる(ステップ101、ステップ102)。ローディングが完了すると、ローディング部18はローディング完了通知をシステムコントローラ19に送り、該通知を受けたシステムコントローラ19は(ステップ103でYES)、サーボコントローラ16に対しサーボオン・自動調整指令を与える。この指令を受けたサーボコントローラ16は、以下の(a)〜(m)の順にピックアップ系の自動調整をしながら各種サーボを立ち上げる。
【0024】
(a)フォーカスオフセット調整(ステップ104)
光ピックアップ5のレーザは消灯した状態で、減算器10cの出力を読み取り、フォーカスオフセット量を求める。電流−電圧変換器8a、8b、可変利得アンプ10a、10b、減算器10cがバランス状態にある時はフォーカスオフセットは零であるが、バランス状態にないとき、零にならない。サーボコントローラ16は求めたフォーカスオフセット量を減算器10eに対し引数として出力する。
【0025】
(b)トラッキングオフセット調整(ステップ105)
光ピックアップ5のレーザは消灯した状態で、減算器12cの出力を読み取り、トラッキングオフセット量を求める。電流−電圧変換器8c、8d、可変利得アンプ12a、12b、減算器12cがバランス状態にある時はトラッキングオフセットは零であるが、バランス状態にないとき、零にならない。サーボコントローラ16は求めたトラッキングオフセット量を減算器12eに対し引数として出力する。
【0026】
(c)フォーカスゲイン粗調整(ステップ106)
光ピックアップ5のレーザを点灯し、ループスイッチ10hは開いた状態で、可変周波数発振器10iから低周波の三角波を出力させる。フォーカスエラー信号FEは図14(1)のごときSカーブを描くので、減算器10cの出力からP−P(図14(1)のV(FE)P-P参照)を読み取り、これが所定の基準値になるように可変利得アンプ10gのゲインを調整する。
【0027】
(d)フォーカスサーボオン(ステップ107)
フォーカスゲイン調整後、可変周波数発振器10iから低周波の三角波を出力させたまま、減算器10cの出力からフォーカスエラー信号FEの変化を監視し、ゼロクロス近傍となったタイミング(図14(1)のA点参照)でループスイッチ10hを閉じ、フォーカスサーボをオンする。このあと、可変周波数発振器10iの発振を止める。
【0028】
(e)スピンドルモータ起動(ステップ108)
スピンドルサーボ回路4に起動電圧を印可し、スピンドルモータ3を起動させてディスク1の回転を開始させる。
【0029】
(f)トラッキングサーボオン(ステップ109)
ディスク1が回転すると、レーザビームがトラックを横切る度に、RF信号の下側エンベロープが周期的に変化するので、サーボコントローラ16は検波回路14の出力であるRF信号の下側エンベロープを監視し、トラッキングサーボの負帰還領域に入っているタイミングでループスイッチ12hを閉じ、トラッキングサーボをオンする。
【0030】
(g)ウエイト、スピンドルサーボとスレッドサーボオン(ステップ110〜112)
ディスク1が規定回転速度近くに達するまで数百ms待ったのち、スピンドルサーボをオンし、続いて、スレッドサーボをオンする。
【0031】
(h)トラッキングゲイン粗調整(ステップ113)
ループスイッチ12hを開き、トラッキングサーボをオフする。このとき、トラッキングエラー信号TEはトラックを横切る毎に図14(2)に示す如く周期的変化を繰り返すので、減算器12cよりトラッキングエラー信号TEの変化を読み取り、P−P(図14(2)のV(TE)P-P参照)が所定の基準値となるように可変アンプ12gのゲインを調整する。
【0032】
(i)トラッキングバランス調整(ステップ114)
トラッキングサーボはオフしたまま、減算器12cよりトラッキングエラー信号TEの変化を読み取り、(b)で求めたトラッキングオフセットを基準に上側ピークレベルと下側ピークレベル(図14(2)のVとV参照)が一致するように可変利得アンプ12aと12bのゲインを調整する。
【0033】
(j)フォーカスバランス調整(ステップ115)
トラッキングサーボをオンし、可変周波数発振器10iより数百Hzの正弦波の外乱をフォーカスサーボ系に注入する。このとき、RF信号の下側エンベロープは図14(3)に示す如く周期的に変化するので、これを読み取り、相隣りあうP−P(図14(3)のVとV参照)が一致するように可変利得アンプ10aと10bのゲインを調整する。このあと、可変周波数発振器10iの発振を止める。
【0034】
(k)フォーカスゲイン精調整(ステップ116)
フォーカスサーボ系の開ループゲイン特性の内、交さ周波数fに相当する周波数の正弦波外乱を可変周波数発振器10iよりフォーカスサーボ系に注入し、一巡した外乱成分を可変利得アンプ10gの出力から読み取り、該一巡した外乱成分のレベル比が所期の閉ループゲイン特性における所定のゲイン値になるように可変利得アンプ10gのゲインを調整する。調整後、可変周波数発振器10iの発振を止める。
【0035】
(m)トラッキングゲイン精調整(ステップ117)
トラッキングサーボ系の開ループゲイン特性の内、交さ周波数fに相当する周波数の正弦波外乱を可変周波数発振器12iよりトラッキングサーボ系に注入し、一巡した外乱成分を可変利得アンプ12gの出力から読み取り、該一巡した外乱成分のレベル比が所期の閉ループゲイン特性における所定のゲイン値になるように可変利得アンプ12gのゲインを調整する。調整後、可変周波数発振器10iの発振を止める。
【0036】
こうして、ピックアップのサーボ系の調整を完了した後、RFアンプのイコライザの調整を行う(ステップ118)。RFアンプのイコライザ調整は、以下の手順で行われる。
▲1▼カットオフ周波数のベスト値の検索
RFアンプのカットオフ周波数FC値を変更しながらジッタ量が最小になるカットオフ周波数値を検索する。
▲2▼カットオフ周波数のベスト値の設定
処理▲1▼で決定したカットオフ周波数FC値を設定する。
▲3▼ブーストのベスト値の検索
RFアンプのブースト値を変更しながらジッタ量が最小になるブースト値を検索する。
▲4▼ブーストベスト値の設定
処理▲3▼で決定したブースト値を設定する。
▲5▼カットオフ周波数のベスト値の検索
RFアンプのカットオフ周波数FC値を変更しながらジッタ量が最小になるカットオフ周波数値を検索する。
▲6▼カットオフ周波数のベスト値の設定
処理▲5▼で決定したカットオフ周波数FC値を設定する。
▲7▼群遅延のベスト値を検索
RFアンプの群遅延値を変更しながらジッタ量が最小になる群遅延値を検索し、設定する。
【0037】
こうして、フォーカスオフセット調整からトラッキングゲイン調整までのサーボ調整、RFアンプのイコライザの調整が完了したあと、ディスク最内周のリードイン領域にアクセスし、第1セッションのTOC情報の読み取りを行う(ステップ119)。その後、ステップ119で読みとったTOC情報をRAM20に記憶する(ステップ120)。
【0038】
次に、読み取ったTOC情報から得られる次のセッションのプログラム開始時間情報を手がかりに次のセッションのリードイン領域にアクセスし、アクセスした先にリードイン領域のデータがあるか否かの判断を行う(ステップ121)。つまり、次のセッションがあるか否かを判断する。
【0039】
次のセッションがある場合、ステップ119にもどりそのセッションのTOC情報を読み取る。次のセッションがなくなるまで、ステップ119〜ステップ121の処理を継続する。一方、次のセッションがない場合には、自動調整処理を終了する。その後、RAM20に記憶したTOC情報を参照して1トラックの先頭をサーチし再生を開始させる。
【0040】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、マルチセッションディスクを再生する場合、ディスク挿入時や装置の電源オン時に行ったディスク内周に位置する第1セッションにおける各種サーボ調整値を用いて、第2セッション以降の再生を行っていた。追記型ディスクでは、セッション毎に別の機器で記録されたり、記録する際の書き込みスピードの違い等により、同じディスクであってもセッション毎にピットの形成状態が異なる場合がある。
【0041】
従来のように、第1セッションで調整した調整値を用いて、第2セッション以降のセッションの再生を行うと、記録状態の違い(ピットの形成状態の違い)からデータの読み取りができなかったり、困難なことがあった。
【0042】
以上から、本発明の目的は、マルチセッションディスクの再生時に、セッション毎に最適な調整値を用いて再生を行い、安定した再生の可能な光ディスク再生装置を提供することである。
【0043】
【課題を解決するための手段】
上記課題は本発明によれば、1枚のディスクに複数のセッションが記録されたマルチセッションディスクを再生可能な光ディスク再生装置において、ディスクがマルチセッションディスクであるか否かを判別するディスク判別手段と、ディスクドライブの各種調整を行う自動調整手段と、前記ディスク判別手段によりマルチセッションディスクと判別されたときに、前記自動調整手段によりセッション毎に自動調整を行い、セッション毎に調整値を記憶する調整値記憶手段と、ディスク再生時に、再生するセッションに対応する調整値を前記記憶部から読み出し、該調整値に基づいてディスクドライブの制御を行う制御手段とを備えた光ディスク再生装置により達成される。
【0044】
また、上記課題は本発明によれば、前記自動調整手段により調整する項目は、ピックアップサーボ系の調整値である光ディスク再生装置により達成される。
【0045】
また、上記課題は本発明によれば、前記自動調整手段により調整する項目は、RFアンプのイコライザの調整値である光ディスク再生装置により達成される。
【0046】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の光ディスク再生装置の構成を示す図である。従来の再生装置との違いは、各セッション毎のサーボ系調整値を記憶するためのRAM30がシステムコントローラ19に接続され追加されている点である。従来と同符号のものは従来の再生装置のものと同様なものである。
【0047】
図2は本発明の光ディスク再生装置の起動時の動作フローを示す図である。
従来と同様に、ディスク挿入検知器でディスク1の挿入が検知されると、システムコントローラ19はローディング部18を制御してディスク1のターンテーブル2上へのローディングを開始させる(ステップ201、ステップ202)。
【0048】
ローディングが完了すると、ローディング部18はローディング完了通知をシステムコントローラ19に送り、該通知を受けたシステムコントローラ19は(ステップ203でYES)、ピックアップをディスク最内周のリードイン領域(つまり、第1セッションのリードイン領域)の読める位置に移動させ、サーボコントローラ16に対してサーボオン・自動調整指令を与える。この指令を受けたサーボコントローラ16は、従来技術で説明の自動調整処理(ピックアップサーボ系の自動調整、RFアンプのイコライザの自動調整)を行う(ステップ204)。
【0049】
次に、ディスク最内周側のリードイン領域に記録されているTOC情報を読み出す(ステップ205)。つまり、第1セッションのリードイン領域にアクセスし、第1セッションのTOC情報の読み取りを行う。
【0050】
そのセッションのTOC情報の読み取りが終了したら、このとき得られる次のセッションのプログラム開始時間情報を手がかりに次のセッションのリードイン領域にアクセスし、アクセスした先にリードイン領域のデータがあるか否かの判断を行う(ステップ206)。つまり、次のセッションがあるか否かを判断する。
【0051】
次のセッションがあった場合、ステップ204で自動調整した各種調整値をRAM30に、対応するセッション番号と共に記憶し(ステップ207)、ピックアップ5を次のセッションへ移動して(ステップ208)、ステップ204に戻り次のセッションにおいて自動調整処理を行う。ステップ206で、次のセッションがない場合には、ディスク起動処理を終了する。以上のようにして、ディスク起動時に各セッション毎に自動調整処理を行い、セッション毎の調整値をRAM30に記憶しておく。
【0052】
ディスク再生時には、再生するセッションに対応する調整値をRAM30から読み出して設定する。また、再生するセッションが変わった場合もRAM30から再生するセッションに対応する調整値を読み出して設定する。
【0053】
図3は、ディスク再生時のセクションに応じた調整値設定の動作フローを示すものである。ここでは、既に各セッション毎の調整値がRAM30に記憶されているものとして、説明する。
【0054】
まず、ターゲットアドレスの算出を行い(ステップS301)、該当のアドレスが現在のセッションとは異なるセッションであるか、つまり、データを読み出すセッションが現在のセッションから変化があるか否かを判断する(ステップ302)。
【0055】
ステップ302でセッション変化がある場合には、ターゲットとなるセクションに対する各種調整値をRAM30から読み出して、ピックアップサーボ系およびRFアンプの設定を行う(ステップ303)。
【0056】
その後、ターゲットアドレスへのシーク動作を行い(ステップ304)、アドレスを読み取る(ステップ305)。読み取ったアドレスがターゲットアドレスであれば、シーク動作を完了し、ターゲットアドレスでない場合には、ステップS301に戻って処理を繰り返す(ステップ306)。
【0057】
以上のようにすれば、マルチセッションディスクの再生を行う際に、再生するセッション毎に適した調整値を用いて再生を行うことができる。
【0058】
なお、上記実施例の説明においては、CD−Rを例に説明したが、CD−RW、DVD−R、DVD−RW等の光ディスクであっても本発明を適用することが可能である。
【0059】
また、上記実施例の説明においては、ディスク起動時に各セッションに対して調整すべてを行うようにして説明したが、第1セッションのみ全ての調整を行い、第2セッション以降のセッションに対しては、一部の調整だけを行い、RAM30にセッション毎に調整値を記憶するようにしてもよい。この場合、第2以降のセッションに対する再生時には、RAM30に記憶した各セッション毎の調整値と、記憶されていない調整値については第1セッションにおいて記憶した調整値を用いて再生を行うようにすればよい。
【0060】
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するものではない。
【0061】
【発明の効果】
以上本発明によれば、ディスク起動時に各セッション毎に自動調整を行って、各セッションに対応づけて調整値を記憶しておき、ディスク再生時には、再生するセッションに対応する調整値を用いて再生を行うようにしたから、安定したデータの読み出しを行うことができ、プレイアビリティを向上することができる。
【0062】
また、本発明によれば、ディスク起動時に自動調整を行い、各セッション毎に対応づけて記憶する調整値を、ピックアップサーボ系の調整値としたから、各セッションを再生する際に、再生するセッションの記録状態に適したサーボ特性とすることができ、安定したディスク再生を行うことができる。
【0063】
また、本発明によれば、ディスク起動時に自動調整を行い、各セッション毎に対応づけて記憶する調整値を、RFアンプのイコライザの調整値としたから、各セッションを再生する際に、再生するセッションの記録状態に適したRFアンプのイコライザ特性とすることができ、安定したディスク再生を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク再生装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の光ディスク再生装置のディスク起動時の動作フローを示す図である。
【図3】本発明の光ディスク再生装置のディスク再生時のセクションに応じた調整値設定の動作フローを示す図である。
【図4】CD−R/RWディスクのマルチセッションのフォーマットの説明図である。
【図5】各リードイン領域のQサブコードフォーマットの説明図である。
【図6】各セッションのプログラム領域およびリードアウト領域のQサブコードフォーマットの説明図である。
【図7】従来の光ディスク再生装置の構成を示す図である。
【図8】フォーカスサーボ誤差の検出方法を示す図である。
【図9】トラッキング誤差の検出方法を示す図である。
【図10】RFアンプの構成を示す図である。
【図11】フォーカスサーボ回路の構成を示す図である。
【図12】トラッキングサーボ回路の構成を示す図である。
【図13】従来のディスク再生起動時の動作フローを示す図である。
【図14】自動調整方法を説明する波系図である。
【符号の説明】
1・・ディスク
5・・ピックアップ
8・・RFアンプ
10・・フォーカスサーボ回路
12・・トラッキングサーボ回路
16・・サーボコントローラ
19・・システムコントローラ
20、30・・RAM
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical disc reproducing apparatus capable of reproducing a signal written in a plurality of sessions on one disc, and in particular, an optical disc having a function of automatically adjusting an offset of a pickup servo system and a gain of an RF amplifier for each session. The present invention relates to a playback device.
[0002]
[Prior art]
Multi-session recording is standardized as one of recording methods for CD-R / RW discs. In this method, a combination of a lead-in area, a program area, and a lead-out area is set as one session, and a plurality of sessions are recorded on one disc. In each session, the lead-in area stores lead-in information such as TOC information that is track information in each session. The program area often stores information including user data and a path table from the previous session. In addition, recording is determined to record sessions in order from the inner periphery to the outer periphery of the disc.
[0003]
Therefore, in a CD-R drive, a CD-RW drive, or a dual-purpose drive (hereinafter collectively referred to as a CD-R / RW drive), when a disc is loaded, all disc information and the latest user information are stored. In order to obtain data information (pass table recorded in the last session), by reading the Q subcode information in the innermost lead-in area and determining that the disc is a multi-session recorded disc, A disk search is performed to search all the disk information up to the last session and the path table of the last session.
[0004]
The multi-session format of the CD-R / RW disc will be briefly described. As shown in FIG. 4, the recording area of the multi-session recorded CD-R / RW disc is composed of the PMA area, the first session, the second session, the third session,... Yes. Each time recording is interrupted in the PMA area, newly recorded disc information (track number (continuous number throughout all sections), start time, end time, etc.) is sequentially recorded after the previous disc information. The In the PMA area, currently valid disc information is written and recorded in order from the first track, and the information in the PMA area is erased entirely by quick erase. Therefore, all disc information of the currently valid section is recorded in the PMA area. In the case of packet writing, recording can be interrupted in the middle of a track. When recording is interrupted in the middle of a track, the track number and start time are recorded in the PMA area of the CD-RW disc for the track being recorded. Since the end time is still fixed, FF: FF: FF is recorded. When the track is completed, the determined end time is overwritten (overwritten). In the case of a CD-R disc, even if recording is interrupted in the middle of a track, the information is not recorded in the PMA area, and the disc information (track number, start time, end) is not recorded until the recording of the track is completed. Time etc.) is recorded.
[0005]
Each session includes a lead-in area (LI), a program area (PGM), and a lead-out area (LO) from the inner periphery side. In the lead-in area, a lead-in area including the TOC information of the session is recorded as pits. The TOC information includes information such as a start time and a lead-out start time for each track in the session. In addition, in the pre-group of the lead-in area, the start time of the lead-in area is recorded as ATIP special information. The start time of the PMA area is defined as 1000 frames before the start time of the lead-in area. The ATIP special information in the lead-in area records identification information indicating whether the disc is a CD-R disc or a CD-RW disc.
[0006]
The lead-in area of the first session is determined to be 23.25 mm from the center of the disk. The length of the lead-out area of the first session is defined as 01 minutes 30 seconds 00 frames (hereinafter referred to as 01:30:30). After the second session, the length of the lead-in area is defined as 01:00 and the length of the lead-out area is defined as 00:30.
[0007]
The Q subcode format of each lead-in area is shown in FIG. A lead-in area can be seen by TNO = 0. Multi-session recording can be recognized by the fact that ADR = 5 (mode 5) exists and TIME when POINT = B0 is a value other than FF: FF: FF. TIME (FF: FF: value other than FF) when ADR = 5 and POINT = B0 represents the start time of the program area of the next session. PTIME when POINT = 1.99 represents the start time of the track number represented by the POINT value. PMIN when POINT = A0 represents the last track number of the section. PTIME when POINT = A2 represents the start time of the lead-out area of the section.
[0008]
FIG. 6 shows the Q subcode format of the program area and lead-out area of each session. A program area or a lead-out area can be recognized by TNO ≠ 0. TNO in the program area represents the track number at that position. In the lead-out area, TNO = AA (h). INDEX = 0 is recorded as a pre-gap of the first track for the first 2 seconds from the start time of the program area. Immediately after that, an area of INDEX = 1 is recorded as user data. TIME indicates the relative time in the track, and TIME indicates the absolute time from the start time of the first session program area. The relative time TIME in the track is 0: 00 = 10: 00 when INDEX = 1, and gradually increases from there. When INDEX = 0, the final time is gradually decreased to 00:00.
[0009]
Recording on the CD-R / RW disc is performed by sequentially writing tracks in the program area from the inner circumference side to the outer circumference side. When recording of one session is completed, the session is established by recording lead-in and lead-out based on the track information recorded in the PMA of the session.
[0010]
As a method for searching all disc information (track number, start time, end time, etc.) up to the last session, there is a method of sequentially reading the lead-in area of each session. That is, first, the TOC information in the lead-in area of the first session is read, and the program start time information of the second session obtained at this time is used as a clue, and then the lead-in area of the second session is accessed. The TOC information is read, and the lead-in area of the third session is accessed by using the program start time information of the third section obtained at this time as a clue, and the TOC information of the third session is read. In this way, the lead-in area of each session is sequentially accessed. If there is no data in the lead-in area at the access destination, it is determined as an unrecorded part, and the session immediately before is determined as the last session. When all the disk information up to the last session is obtained, the last session path table and the like are continuously accessed based on the disk information of the last session and the last session path table and the like are obtained. It is possible to access each track only after obtaining these pieces of information.
[0011]
In a disk device such as a CD-R / RW drive, a laser beam emitted from an optical pickup is focused on the signal surface of the disk, a pit row or a magnetic domain row (hereinafter referred to as a track) is traced, and reflected from the signal surface. Data is read by detecting light with an optical pickup.
[0012]
The signal surface of the disk is constantly displaced due to surface runout during disk rotation, and the track is also constantly displaced due to core runout during disk rotation. For this reason, in a disk apparatus such as a CD-R / RW, the focus servo system and tracking are used in order to keep the laser beam focused on the signal surface and to track the track. It is equipped with a pickup servo system consisting of a servo system.
[0013]
Also, when the signal read by the pickup is amplified by the RF amplifier, the equalizer cutoff frequency adjustment, booth adjustment, and group delay adjustment are performed in the RF amplifier, so that the RF signal jitter and reproduction data error rate are the best. It is trying to become.
[0014]
In order to read the recorded signal from the disc without error, it is necessary to adjust the servo characteristics of the pickup servo to the optimum state. Conventionally, the manufacturer turns the semi-fixed resistor while playing the reference disc before shipping. I was adjusting. However, in order to cope with the time-dependent change of the servo characteristics due to the use of the apparatus or to cope with the individual disk that the user wants to listen to, it is desirable to perform the optimum adjustment every time the disk is played. Especially in an in-vehicle disc player, if the vibration is strong and the servo characteristics are poor, it will cause out-of-focus or out-of-tracking, resulting in frequent sound interruptions and skipping. It is. For this reason, the servo characteristic of the pickup servo system is automatically adjusted to the optimum value automatically when the disk is loaded and when the power of the disk reproducing apparatus is turned on. In addition, when a disc is loaded and when the disc player is turned on, the equalizer cutoff frequency, boost value, and group delay value in the RF amplifier are automatically adjusted to optimum values. .
[0015]
FIG. 7 is an overall configuration diagram of a conventional optical disk reproducing apparatus such as a CD having a pickup servo system automatic adjustment function. In the figure, 1 is a disk, 2 is a turntable, 3 is a spindle motor that rotates the disk at a constant linear velocity, 4 is a spindle servo circuit that performs constant linear velocity control on the spindle motor, and 5 is a laser beam emitted to the disk The optical pickup detects the reflected beam. The optical pickup 5 is provided with a four-divided photodiode 51, and D A ~ D D Consists of. D A And D C Are connected in parallel to output an (A + C) signal, and D B And D D Are connected in parallel to output a (B + D) signal.
[0016]
FIG. 8 is a diagram showing a focus servo error detection method. When in the in-focus state, as shown in FIG. A ~ D D When the beam spot is too far from the signal surface, as shown in FIG. A And D C D B And D D Less hits. When the beam spot is too close to the signal surface, as shown in FIG. B And D D D A And D C Less hits. Therefore, (A + C)-(B + D) indicates the error between the focal point of the beam spot and the signal surface.
[0017]
The optical pickup 5 is provided with a photodiode 5E that receives the reflected beam of the side beam spot A and outputs an E signal, and a photodiode 5F that receives the reflected beam of the side beam spot B and outputs an F signal. It has been. Note that the side beam spots A and B are positioned slightly shifted to the left and right before and after the main beam spot on the disk signal surface.
[0018]
FIG. 9 is a diagram showing a tracking error detection method by the three-spot method. As shown in FIG. 9A, when the main beam spot is directly above the recording track, the reflected light amount of the side beam spot A and the reflected light amount of the side beam spot B become the same level, and the output levels of the photodiodes 5E and 5F. Are the same. As shown in FIG. 9 (2), when the main beam spot is shifted to the right from the recording track, the reflected light amount from the side beam spot A becomes larger than the reflected light amount from the side beam spot B, and the output level of the photodiode 5E is It becomes larger than 5F. On the contrary, as shown in FIG. 9 (3), when the main beam spot is shifted to the left from the recording track, the amount of reflected light from the side beam spot B becomes larger than the amount of reflected light from the side beam spot A, and the photodiode 5E The output level is less than 5F. Therefore, (E−F) becomes zero when the main beam spot is directly above the recording track, becomes + when it shifts to the right from the recording track, and the absolute value increases in proportion to the shift amount. In addition, when it shifts to the left from the recording track, it becomes-and the absolute value increases in proportion to the shift amount, so that (EF) indicates an error between the main beam spot and the recording track.
[0019]
Returning to FIG. 7, 6 is a sled motor that sends the optical pickup in the radial direction of the disk, 7 is a sled servo circuit that applies sled servo for tracking the track to the sled motor, and 8 is an RF amplifier. The RF amplifier 8 is configured as shown in FIG. 10. Of these, 8a and 8b are current-voltage converters (I) for individually converting current-voltage signals (A + C) and (B + D) input from an optical pickup. -V), 8c and 8d are current-voltage converters (IV) for individually converting the E signal and F signal input from the optical pickup into current-voltage converters, and 8e is the output of the current-voltage converters 8a and 8b. It is an adder that adds up to create an RF signal. Returning to FIG. 7, reference numeral 9 denotes a digital signal processing circuit which inputs an RF signal and demodulates music data and subcode data.
[0020]
A focus servo circuit 10 generates a focus error signal FE from the (A + C) signal and the (B + D) signal, drives a focus actuator (not shown) provided in the optical pickup 5 based on the focus error signal FE, and applies focus servo. It is configured as shown in FIG. 10a is a variable gain amplifier provided on the output side of the current-voltage converter 8a, 10b is a variable gain amplifier provided on the output side of the current-voltage converter 8b, and 10c is a variable gain amplifier from the output of the variable gain amplifier 10a. A subtractor for subtracting the output of 10b to create a focus error signal FE, and 10d is an A / D converter for analog / digital conversion of the output of the subtractor 10c. The output of the A / D converter 10d is input to a servo controller 16 described later. 10e is a subtractor that subtracts the output of the A / D converter 10d and the offset value given from the servo controller 16, and 10f is a loop that performs boosting of the low frequency gain of the output of the subtractor 10e and phase compensation of the high frequency. Filters 10g are variable gain amplifiers that amplify the output of the loop filter 10f. The gain of the variable gain amplifier 10g changes in accordance with a signal from the servo controller 16. Reference numeral 10h denotes a switch having one end connected to the output end of the amplifier 10g and turned on / off by a signal from the servo controller 16. An adder 10j is connected to the other end of the switch 10h, and an input terminal of the adder 10j is connected to the servo controller 16. Reference numeral 10i denotes a variable frequency oscillator that oscillates in response to a signal from the servo controller 16, and the output of the variable frequency oscillator 10i is connected to an adder 10j. Reference numeral 10k denotes a D / A converter that performs digital / analog conversion on the output of the adder 10j. The output of the D / A converter 10k is given to a servo driver 11 described later. Returning to FIG. 7, reference numeral 11 denotes a servo driver that amplifies the focus error signal FE and drives the focus actuator.
[0021]
A tracking servo circuit 12 generates a tracking error signal TE from the E signal and the F signal, drives a tracking actuator (not shown) provided in the optical pickup 5 based on the tracking error signal TE, and applies a tracking servo. The configuration is as shown in FIG. 12a is a variable gain amplifier provided on the output side of the current-voltage converter 8c, 12b is a variable gain amplifier provided on the output side of the current-voltage converter 8d, and 12c is a variable gain amplifier from the output of the variable gain amplifier 12a. A subtractor that subtracts the output of 12b to create a tracking error signal TE, and 12d is an A / D converter that performs analog / digital conversion on the output of the subtractor 12c. The output of the A / D converter 12d is input to a servo controller 16 described later. 12e is a subtractor that subtracts the output of the A / D converter 12d and the offset value supplied from the servo controller 16, and 12f is a loop that performs boosting of the low frequency gain of the output of the subtractor 12e and phase compensation of the high frequency. A filter 12g is a variable gain amplifier that amplifies the output of the loop filter 12f. The gain of the variable gain amplifier 12g changes according to the signal from the servo controller 16. A switch 12 h is connected at one end to the output terminal of the amplifier 12 g and is turned on / off by a signal from the servo controller 16. An adder 12j is connected to the other end of the switch 12h, and an input end of the adder 12j is connected to the servo controller 16. Reference numeral 12i denotes a variable frequency oscillator that oscillates in response to a signal from the servo controller 16, and the output of the variable frequency oscillator 12i is connected to an adder 12j. 12k is a D / A converter for digital / analog converting the output of the adder 12j. Returning to FIG. 7, reference numeral 13 denotes a servo driver that amplifies the input from the D / A converter 12k and drives the tracking actuator.
[0022]
14 is a detection circuit for detecting the lower envelope of the RF signal, 16 is a servo controller for starting up various servos and automatically adjusting the pickup servo system in response to a command from a system controller to be described later, and 17 is for inserting a disk. A disc insertion detector 18 to detect, a loading unit 18 for loading or unloading the disc 1 on the turntable 2 according to the control of the system controller, and 19 a system necessary for reproducing the disc A system controller that performs overall control, 20 is a RAM that stores TOC information, and 21 is an operation unit that performs various operations.
[0023]
FIG. 13 is a diagram showing an operation flow at the time of starting the conventional disk reproduction.
When the insertion of the disk 1 is detected by the disk insertion detector 17, the system controller 19 controls the loading unit 18 to start loading the disk 1 onto the turntable 2 (Step 101, Step 102). When the loading is completed, the loading unit 18 sends a loading completion notice to the system controller 19, and the system controller 19 that received the notice (YES in step 103) gives a servo-on / automatic adjustment command to the servo controller 16. Upon receiving this command, the servo controller 16 starts up various servos while automatically adjusting the pickup system in the following order (a) to (m).
[0024]
(A) Focus offset adjustment (step 104)
With the laser of the optical pickup 5 turned off, the output of the subtracter 10c is read to determine the focus offset amount. The focus offset is zero when the current-voltage converters 8a and 8b, the variable gain amplifiers 10a and 10b, and the subtractor 10c are in a balanced state, but does not become zero when they are not in a balanced state. The servo controller 16 outputs the obtained focus offset amount as an argument to the subtractor 10e.
[0025]
(B) Tracking offset adjustment (step 105)
With the laser of the optical pickup 5 turned off, the output of the subtracter 12c is read to obtain the tracking offset amount. The tracking offset is zero when the current-voltage converters 8c and 8d, the variable gain amplifiers 12a and 12b, and the subtractor 12c are in a balanced state, but not zero when they are not in a balanced state. The servo controller 16 outputs the obtained tracking offset amount as an argument to the subtractor 12e.
[0026]
(C) Focus gain rough adjustment (step 106)
The laser of the optical pickup 5 is turned on, and the low frequency triangular wave is output from the variable frequency oscillator 10i with the loop switch 10h opened. Since the focus error signal FE draws an S-curve as shown in FIG. 14 (1), P-P (V (FE) in FIG. PP Reference) is read, and the gain of the variable gain amplifier 10g is adjusted so that this becomes a predetermined reference value.
[0027]
(D) Focus servo on (step 107)
After the focus gain adjustment, the change in the focus error signal FE is monitored from the output of the subtractor 10c while the low-frequency triangular wave is output from the variable frequency oscillator 10i, and the timing when it becomes near zero cross (A in FIG. 14 (1)). Point), the loop switch 10h is closed and the focus servo is turned on. Thereafter, the oscillation of the variable frequency oscillator 10i is stopped.
[0028]
(E) Spindle motor activation (step 108)
A starting voltage is applied to the spindle servo circuit 4 to start the spindle motor 3 and start the rotation of the disk 1.
[0029]
(F) Tracking servo ON (step 109)
When the disk 1 rotates, the lower envelope of the RF signal periodically changes each time the laser beam crosses the track. Therefore, the servo controller 16 monitors the lower envelope of the RF signal that is the output of the detection circuit 14. The loop switch 12h is closed at the timing when the tracking servo enters the negative feedback region, and the tracking servo is turned on.
[0030]
(G) Weight, spindle servo and thread servo on (steps 110 to 112)
After waiting for several hundreds of milliseconds until the disk 1 reaches a specified rotational speed, the spindle servo is turned on, and then the sled servo is turned on.
[0031]
(H) Tracking gain rough adjustment (step 113)
Open the loop switch 12h and turn off the tracking servo. At this time, the tracking error signal TE periodically changes as shown in FIG. 14 (2) every time it crosses the track. Therefore, the change of the tracking error signal TE is read from the subtractor 12c, and P-P (FIG. 14 (2)). V (TE) PP The gain of the variable amplifier 12g is adjusted so that the reference value becomes a predetermined reference value.
[0032]
(I) Tracking balance adjustment (step 114)
While the tracking servo is off, the change in the tracking error signal TE is read from the subtractor 12c, and the upper peak level and the lower peak level (V in FIG. 14 (2)) are read based on the tracking offset obtained in (b). 1 And V 2 The gains of the variable gain amplifiers 12a and 12b are adjusted so that the reference) matches.
[0033]
(J) Focus balance adjustment (step 115)
The tracking servo is turned on and a sine wave disturbance of several hundred Hz is injected into the focus servo system from the variable frequency oscillator 10i. At this time, the lower envelope of the RF signal periodically changes as shown in FIG. 14 (3). 3 And V 4 The gains of the variable gain amplifiers 10a and 10b are adjusted so as to match. Thereafter, the oscillation of the variable frequency oscillator 10i is stopped.
[0034]
(K) Focus gain fine adjustment (step 116)
Of the open loop gain characteristics of the focus servo system, the cross frequency f c Is injected into the focus servo system from the variable frequency oscillator 10i, the one-round disturbance component is read from the output of the variable gain amplifier 10g, and the level ratio of the one-round disturbance component is the desired closed-loop gain characteristic. The gain of the variable gain amplifier 10g is adjusted so as to be a predetermined gain value. After the adjustment, the oscillation of the variable frequency oscillator 10i is stopped.
[0035]
(M) Fine adjustment of tracking gain (step 117)
Of the open loop gain characteristics of the tracking servo system, the cross frequency f c Is injected into the tracking servo system from the variable frequency oscillator 12i, the looped disturbance component is read from the output of the variable gain amplifier 12g, and the level ratio of the looped disturbance component is the desired closed loop gain characteristic. The gain of the variable gain amplifier 12g is adjusted so as to be a predetermined gain value. After the adjustment, the oscillation of the variable frequency oscillator 10i is stopped.
[0036]
Thus, after the adjustment of the servo system of the pickup is completed, the equalizer of the RF amplifier is adjusted (step 118). The equalizer adjustment of the RF amplifier is performed according to the following procedure.
(1) Search for the best cut-off frequency
The cutoff frequency value that minimizes the jitter amount is searched while changing the cutoff frequency FC value of the RF amplifier.
(2) Setting the best cutoff frequency
The cutoff frequency FC value determined in process (1) is set.
(3) Search for the best boost value
The boost value that minimizes the jitter amount is searched while changing the boost value of the RF amplifier.
(4) Boost best value setting
The boost value determined in process (3) is set.
(5) Search for the best cut-off frequency
The cutoff frequency value that minimizes the jitter amount is searched while changing the cutoff frequency FC value of the RF amplifier.
(6) Setting the best cutoff frequency
The cutoff frequency FC value determined in the process (5) is set.
(7) Find the best value of group delay
The group delay value that minimizes the jitter amount is searched and set while changing the group delay value of the RF amplifier.
[0037]
Thus, after the servo adjustment from the focus offset adjustment to the tracking gain adjustment and the equalizer adjustment of the RF amplifier are completed, the lead-in area on the innermost circumference of the disk is accessed and the TOC information of the first session is read (step 119). ). Thereafter, the TOC information read in step 119 is stored in the RAM 20 (step 120).
[0038]
Next, the program start time information of the next session obtained from the read TOC information is used as a clue to access the lead-in area of the next session, and it is determined whether there is data in the lead-in area at the accessed destination. (Step 121). That is, it is determined whether there is a next session.
[0039]
If there is a next session, return to step 119 and read the TOC information of that session. Until there is no next session, the processing from step 119 to step 121 is continued. On the other hand, if there is no next session, the automatic adjustment process is terminated. Thereafter, referring to the TOC information stored in the RAM 20, the head of one track is searched and reproduction is started.
[0040]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, when a multi-session disc is reproduced, reproduction after the second session is performed using various servo adjustment values in the first session located on the inner circumference of the disc when the disc is inserted or when the apparatus is turned on. The write-once disc may be recorded by a different device for each session, or the pit formation state may be different for each session even for the same disc due to a difference in writing speed at the time of recording.
[0041]
If the session after the second session is played back using the adjustment value adjusted in the first session as in the past, data cannot be read due to the difference in the recording state (difference in the pit formation state) It was difficult.
[0042]
As described above, an object of the present invention is to provide an optical disc reproducing apparatus that performs reproduction using an optimum adjustment value for each session at the time of reproduction of a multi-session disc and enables stable reproduction.
[0043]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, there is provided a disc discriminating means for discriminating whether or not a disc is a multi-session disc in an optical disc reproducing apparatus capable of reproducing a multi-session disc in which a plurality of sessions are recorded on one disc. An automatic adjustment means for performing various adjustments of the disk drive, and an adjustment for performing automatic adjustment for each session by the automatic adjustment means and storing the adjustment value for each session when the disk discrimination means discriminates the multi-session disc This is achieved by an optical disk reproducing apparatus comprising value storage means and control means for reading an adjustment value corresponding to a session to be reproduced from the storage unit and controlling the disk drive based on the adjustment value during disk reproduction.
[0044]
Further, according to the present invention, the above-described problem is achieved by an optical disc reproducing apparatus in which the items adjusted by the automatic adjustment means are adjustment values of a pickup servo system.
[0045]
Further, according to the present invention, the above-described problem is achieved by an optical disc reproducing apparatus in which the item adjusted by the automatic adjustment means is an adjustment value of an equalizer of an RF amplifier.
[0046]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of an optical disk reproducing apparatus according to the present invention. A difference from the conventional reproducing apparatus is that a RAM 30 for storing servo system adjustment values for each session is connected to the system controller 19 and added. The same reference numerals as those in the prior art are the same as those in the conventional reproducing apparatus.
[0047]
FIG. 2 is a diagram showing an operation flow at the time of activation of the optical disk reproducing apparatus of the present invention.
As in the prior art, when the insertion of the disk 1 is detected by the disk insertion detector, the system controller 19 controls the loading unit 18 to start loading the disk 1 onto the turntable 2 (step 201, step 202). ).
[0048]
When the loading is completed, the loading unit 18 sends a loading completion notice to the system controller 19, and the system controller 19 that has received the notice (YES in step 203) removes the pickup from the innermost lead-in area (that is, the first area). The position is moved to a readable position in the session lead-in area) and a servo-on / automatic adjustment command is given to the servo controller 16. Upon receiving this command, the servo controller 16 performs automatic adjustment processing (automatic adjustment of the pickup servo system, automatic adjustment of the equalizer of the RF amplifier) described in the prior art (step 204).
[0049]
Next, the TOC information recorded in the lead-in area on the innermost circumference side of the disc is read (step 205). That is, the lead-in area of the first session is accessed and the TOC information of the first session is read.
[0050]
When reading of the TOC information of the session is completed, the next session's lead-in area is accessed using the program start time information of the next session obtained at this time, and whether there is data in the lead-in area at the accessed destination. (Step 206). That is, it is determined whether there is a next session.
[0051]
If there is a next session, various adjustment values automatically adjusted in step 204 are stored in the RAM 30 together with the corresponding session number (step 207), the pickup 5 is moved to the next session (step 208), and step 204 is performed. Return to and perform automatic adjustment processing in the next session. If there is no next session in step 206, the disk activation process is terminated. As described above, automatic adjustment processing is performed for each session when the disk is started, and adjustment values for each session are stored in the RAM 30.
[0052]
At the time of disc reproduction, the adjustment value corresponding to the session to be reproduced is read from the RAM 30 and set. Further, even when the session to be reproduced changes, the adjustment value corresponding to the session to be reproduced is read from the RAM 30 and set.
[0053]
FIG. 3 shows an operation flow for setting an adjustment value in accordance with a section during disk reproduction. Here, the description will be made assuming that the adjustment value for each session is already stored in the RAM 30.
[0054]
First, the target address is calculated (step S301), and it is determined whether or not the corresponding address is a session different from the current session, that is, whether or not the session for reading data has changed from the current session (step S301). 302).
[0055]
If there is a session change in step 302, various adjustment values for the target section are read from the RAM 30, and the pickup servo system and RF amplifier are set (step 303).
[0056]
Thereafter, a seek operation to the target address is performed (step 304), and the address is read (step 305). If the read address is the target address, the seek operation is completed. If the read address is not the target address, the process returns to step S301 to repeat the process (step 306).
[0057]
In this way, when playing back a multi-session disc, playback can be performed using an adjustment value suitable for each session to be played back.
[0058]
In the description of the above embodiment, the CD-R has been described as an example. However, the present invention can be applied to an optical disc such as a CD-RW, a DVD-R, and a DVD-RW.
[0059]
Further, in the description of the above embodiment, it has been described that all adjustments are made for each session when the disk is started. However, all adjustments are made only for the first session, and for the sessions after the second session, Only a part of the adjustment may be performed, and the adjustment value may be stored in the RAM 30 for each session. In this case, at the time of reproduction for the second and subsequent sessions, the adjustment value for each session stored in the RAM 30 and the adjustment value that is not stored may be reproduced using the adjustment value stored in the first session. Good.
[0060]
The present invention has been described with reference to the embodiments. However, the present invention can be variously modified in accordance with the gist of the present invention described in the claims, and the present invention does not exclude these.
[0061]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, automatic adjustment is performed for each session at the time of starting the disc, the adjustment value is stored in association with each session, and at the time of disc playback, playback is performed using the adjustment value corresponding to the session to be played back. Thus, stable data reading can be performed, and playability can be improved.
[0062]
Further, according to the present invention, since the adjustment value that is automatically adjusted at the time of starting the disk and stored in association with each session is the adjustment value of the pickup servo system, the session to be reproduced when each session is reproduced Servo characteristics suitable for the recording state can be obtained, and stable disk reproduction can be performed.
[0063]
Further, according to the present invention, automatic adjustment is performed at the time of starting the disk, and the adjustment value stored in association with each session is set as the adjustment value of the equalizer of the RF amplifier. Therefore, the reproduction is performed when each session is reproduced. The equalizer characteristics of the RF amplifier suitable for the recording state of the session can be obtained, and stable disc reproduction can be performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of an optical disk reproducing apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing an operation flow at the time of starting the disc of the optical disc reproducing apparatus of the present invention.
FIG. 3 is a diagram showing an operation flow for setting an adjustment value according to a section during disk playback of the optical disk playback apparatus of the present invention.
FIG. 4 is an explanatory diagram of a multi-session format of a CD-R / RW disc.
FIG. 5 is an explanatory diagram of a Q subcode format of each lead-in area.
FIG. 6 is an explanatory diagram of a Q subcode format of a program area and a lead-out area of each session.
FIG. 7 is a diagram showing a configuration of a conventional optical disc playback apparatus.
FIG. 8 is a diagram showing a focus servo error detection method.
FIG. 9 is a diagram illustrating a tracking error detection method.
FIG. 10 is a diagram illustrating a configuration of an RF amplifier.
FIG. 11 is a diagram illustrating a configuration of a focus servo circuit.
FIG. 12 is a diagram showing a configuration of a tracking servo circuit.
FIG. 13 is a diagram showing an operation flow at the time of conventional disc playback start-up.
FIG. 14 is a wave diagram illustrating an automatic adjustment method.
[Explanation of symbols]
1. Disk
5. Pickup
8. RF amplifier
10. Focus servo circuit
12. Tracking servo circuit
16. Servo controller
19. System controller
20, 30 ... RAM

Claims (3)

1枚のディスクに複数のセッションが記録されたマルチセッションディスクを再生可能な光ディスク再生装置において、
ディスクがマルチセッションディスクであるか否かを判別するディスク判別手段と、
ディスクドライブの各種調整を行う自動調整手段と、
前記ディスク判別手段によりマルチセッションディスクと判別されたときに、
前記自動調整手段によりセッション毎に自動調整を行い、セッション毎に調整値を記憶する調整値記憶手段と、
ディスク再生時に、再生するセッションに対応する調整値を前記記憶部から読み出し、該調整値に基づいてディスクドライブの制御を行う制御手段とを備えたことを特徴とする光ディスク再生装置。
In an optical disc reproducing apparatus capable of reproducing a multi-session disc in which a plurality of sessions are recorded on one disc,
Disk discriminating means for discriminating whether or not the disc is a multi-session disc;
Automatic adjustment means for performing various adjustments of the disk drive;
When disc discriminating means is discriminated as a multi-session disc,
Automatic adjustment for each session by the automatic adjustment means, adjustment value storage means for storing an adjustment value for each session,
An optical disk reproducing apparatus comprising: control means for reading an adjustment value corresponding to a session to be reproduced from the storage unit during disk reproduction, and controlling the disk drive based on the adjustment value.
前記自動調整手段により調整する項目は、ピックアップサーボ系の調整値であることを特徴とする請求項1記載の光ディスク再生装置。2. The optical disk reproducing apparatus according to claim 1, wherein the item to be adjusted by the automatic adjustment means is an adjustment value of a pickup servo system. 前記自動調整手段により調整する項目は、RFアンプのイコライザの調整値であることを特徴とする請求項1記載の光ディスク再生装置。2. The optical disk reproducing apparatus according to claim 1, wherein the item to be adjusted by the automatic adjustment means is an adjustment value of an equalizer of an RF amplifier.
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