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JP4015635B2 - 車両用ドアハンドル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドアハンドル装置に関するものである。
従来、車両用ドアハンドル装置としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この車両用ドアハンドル装置は、車両衝突時の衝撃によってドアロック機構が解除され、車両ドアが誤開放されることを防止するためにカウンターウエイトを備えるものである。
特開2002−13320号公報
ところで、車両ドアがスライドドアである場合など車両ドアを施錠するドアロック機構が複数ある場合、ハンドルの操作力をこれらドアロック機構に同時に伝達する必要があるため、この操作力を中継する介設部材(リモートコントローラ)を備えることがある。この場合、車両用ドアハンドル装置と介設部材との間を剛質の連結部材で連結し、ハンドルの操作力をこの介設部材を介してドアロック機構に同時に伝達する。
このような連結部材が連結される車両用ドアハンドル装置の場合、車両衝突時には、前記連結部材の慣性力によって生じる力のモーメントによってドアロック機構が解除され、車両ドアが誤開放される可能性があるため、これを抑制する対策が望まれている。
本発明の目的は、組付け性を損なうことなく、車両衝突時の衝撃によって車両ドアが誤開放されることを抑制することができる車両用ドアハンドル装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両ドアに回動可能に支持される車両用ドアハンドル装置であって、回動軸に対して一側の径方向に延出して前記車両ドアの外側に配置されるハンドル部と、前記回動軸に対して前記ハンドル部の反対側に延出して前記車両ドア内に配置され、ドアロック機構にドアロック解除の操作力を伝達する連結部材が連結されるレバー部とを有し、前記ハンドル部の回動に伴って前記レバー部がドアロック機構にドアロック解除の操作力を伝達することでドアロックを解除する車両用ドアハンドル装置において、前記ハンドル部には、カウンターウエイトを収容する収容凹部が設けられており、前記回動軸には、前記ハンドル部を非操作時にドアロックを解除する操作力が働かない位置である中立位置に保持する付勢部材を装着したことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置において、前記収容凹部には、長手方向に延びる突壁部が形成されており、前記カウンターウエイトは、前記突壁部に圧着されて前記収容凹部に収容されていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の車両用ドアハンドル装置において、前記ハンドル部は、前記回動軸が前記車両ドアの上下方向に伸びるように配置されており、前記連結部材は、前記車両ドアの前後方向に伸びるように配置されていることを要旨とする。
以上詳述したように、請求項1に記載の発明では、前記ハンドル部は回動軸に対して一側の径方向に延出して前記車両ドアの外側に配置され、連結部材が連結される前記レバー部は回動軸に対して前記ハンドル部の反対側に延出して該車両ドア内に配置される。そして、前記ハンドル部には、カウンターウエイトを収容する収容凹部が設けられており、前記回動軸には、ハンドル部を非操作時にドアロックを解除する操作力が働かない位置である中立位置に保持する付勢部材が装着されている。従って、例えば車両衝突時には、前記連結部材の慣性力によってレバー部に生じる力のモーメントと、前記カウンターウエイトの慣性力によってハンドル部に生じる力のモーメントとが打ち消し合うように作用する。このため、車両衝突時の衝撃によって、連結部材からドアロック機構へとドアロック解除の操作力が伝達されて車両ドアが誤開放されることを抑制できる。特に、前記カウンターウエイトは、前記車両ドアの外側に配置されるハンドル部に設けられていることで、例えばこれを該車両ドア内に配置する場合に比べて車両用ドアハンドル装置の組付け性を向上することができる。
請求項に記載の発明では、前記カウンターウエイトは、前記収容凹部に設けられた長手方向に延びる突壁部に圧着されることでそのがたつきを抑制して前記収容凹部に収容することができる。
請求項に記載の発明では、主として車両の正面衝突時には、前記連結部材の慣性力によってレバー部に生じる力のモーメントと、前記カウンターウエイトの慣性力によってハンドル部に生じる力のモーメントとが打ち消し合うように作用する。従って、特に車両の正面衝突時の衝撃によって、車両ドアが誤開放されることを抑制できる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
図3は、本発明が適用される自動車などの車両のスライドドアシステムを示す模式図である。ここでは、車両の前方に向かって右側に配置されるスライドドアシステムを示しているが、左側に配置されるスライドドアシステムであっても対称になることを除いてその構造は同様である。同図に示されるように、スライドドアシステム10は、車両ドアとしてのスライドドア11と、アウトサイドハンドル12と、連結部材13と、リモートコントローラ14と、ドアロック機構としてのフロントロック15及びリアロック16とを備えている。
前記スライドドア11は、車両のボディ側面に設けられた開口部(図示略)に対して車両前後方向(図3の右左方向)に移動(スライド)することでその閉鎖・開放を行う。
前記アウトサイドハンドル12は、スライドドア11に対し車両前寄りの所定位置において、後述する回動軸Cにて回動可能に支持されている。このアウトサイドハンドル12は、回動軸Cがスライドドア11の上下方向(図3の上下方向)に伸びるように配置されている。後述するように、アウトサイドハンドル12の操作は、その手前側(図3において紙面に直交する手前側)が後側(図3の左側)に移動するように回動させる操作が、ドアロックを解除する操作に相当する。
上記アウトサイドハンドル12には、前記連結部材13が連結されている。この連結部材13は金属棒など剛質の構造材で形成されており、アウトサイドハンドル12からスライドドア11の前後方向(図3の右左方向)に伸びるように配置されている。すなわち、この連結部材13は、アウトサイドハンドル12からスライドドア11の後側に伸びてその先端で前記リモートコントローラ14に連結されている。後述するように、上記連結部材13は、アウトサイドハンドル12がドアロックを解除すべく操作されたときにその先端をスライドドア11の前側に引き戻すように動作する。
上記リモートコントローラ14はスライドドア11の中央部に配置されており、連結ケーブル17を介してフロントロック15と、連結ケーブル18を介してリアロック16とそれぞれ連結されている。これらフロントロック15及びリアロック16は、ラッチ及びポールからなる周知のロック機構を有しており、ボディ側と係合することでスライドドア11の前部及び後部をそれぞれ施錠する。上記リモートコントローラ14は、前記連結部材13が前側に引き戻されることで連結ケーブル17,18を介してフロントロック15及びリアロック16をそれぞれ解除し、スライドドア11の前部及び後部を解錠する。
つまり、ドアロックを解除すべくアウトサイドハンドル12が上述の態様で操作されると、この操作力は連結部材13を介してリモートコントローラ14に伝達され、更に連結ケーブル17,18を介してフロントロック15及びリアロック16に伝達される。これにより、これらフロントロック15及びリアロック16が解除されて、スライドドア11は開放可能になる。
なお、前記連結部材13は、スライドドア11の中央部まで伸びてリモートコントローラ14に連結されることになるため、比較的大きな重量を有している。
次に、上記アウトサイドハンドル12の構成について説明する。図1(a)はアウトサイドハンドル12を示す正面図であり、図1(b)は図1(a)のA−A線に沿った断面図である。また、図2は、図1(a)のB−B線に沿った断面図である。なお、A−A線は、その断面上に前記回動軸Cが配置されるように設定されている。
同図に示されるように、このアウトサイドハンドル12は、ハンドル本体21と、ハンドルケース22とを備えている。上記ハンドルケース22はスライドドア11のドアアウターパネル(図示略)に固定されるもので、上記ハンドル本体21はこのハンドルケース22に対し回動可能に支持されている。従って、ハンドル本体21は、ハンドルケース22がスライドドア11のドアアウターパネルに固定されることでこれを介して同スライドドア11に対し回動軸Cにて回動可能に支持される。
図2に示されるように、上記ハンドル本体21は、断面円弧状の軸部23を有している。この軸部23は、一側(スライドドア11の外側に相当する図2の上側)の径方向で連続し、他側(スライドドア11の内側に相当する図2の下側)の径方向で開口する断面形状を有してハンドル本体21の長手方向に沿って形成されている。
また、上記ハンドル本体21は、上記軸部23の周方向中央部から一側(図2の上側)の径方向に延出するハンドル部24を有している。このハンドル部24は、スライドドア11の外側に露出して意匠面を形成している。上記ハンドル部24は、先端部で周方向両側に延出する断面T字形状を呈しており、その外壁面に沿ってT字形状をなす収容凹部24aが開口している。そして、収容凹部24aの内壁面には、中心に向かって突出する複数(3本)の突壁部24bが形成されている。これら突壁部24bは、前記軸部23の軸線と平行でハンドル部24の長手方向に伸びている。また、上記収容凹部24aの一側(図1(b)の上側)の先端部には、その内壁面から軸部23側へと延出する支持壁部24cが形成されている。この支持壁部24cは、その中央部に円形の開口部を有している。
上記ハンドル部24には、例えばステンレスなどの金属材からなるカウンターウエイト25が収容凹部24aに収容される態様で設けられている。このカウンターウエイト25は、前記突壁部24bの先端が形成する3点円の直径よりも若干大きい外径を有する円柱状に形成されており、一側(図1(b)の上側)の先端部は、縮径部25a,25bにて段階的に縮径されている。上記カウンターウエイト25は、上記突壁部24bに外周面が圧着され、縮径部25aが支持壁部24cの開口部に装着されて収容凹部24aに収容されている。そして、支持壁部24cを貫通する縮径部25bは、同支持壁部24cに係止されるワッシャプレート26が装着された状態でカシメられている。これにより、カウンターウエイト25は、ハンドル部24に対して抜け止めされている。
さらに、上記ハンドル本体21は、上記軸部23の長手方向両端部においてその周方向中央部から他側(スライドドア11内に相当する図1(b)の左側)の径方向にそれぞれ延出する支持壁部27,28を有している。これら支持壁部27,28には、前記軸部23と同軸で対向する側に凹設された軸挿通孔27a,28aが形成されている。
さらにまた、上記ハンドル本体21は、上記支持壁部27,28間において上記軸部23の周方向中央部から他側(スライドドア11内に相当する図1(b)の左側、図2の下側)の径方向に延出するレバー部29を有している。そして、このレバー部29の先端部には、ハンドル側連結部29aが形成されている。このハンドル側連結部29aは、軸部23(軸挿通孔27a,28a)の軸線を挟んでカウンターウエイト25の反対側に配置されている。図2に示されるように、このハンドル側連結部29aには、前記連結部材13の先端部に設けられた連結部13aが回動可能に連結されている。この連結部材13は連結部13aから一側(図2の左側)に伸びており、従ってアウトサイドハンドル12の手前側であるハンドル部24が後側(図2の左側)に移動するようにこれを図示反時計方向に回動させることで、連結部材13はその先端をスライドドア11の前側に引き戻すように動作する。このときのハンドル部24への操作が、ドアロックを解除する操作に相当することは既述のとおりである。
なお、上記ハンドル本体21は、上記支持壁部27及びレバー部29間において上記軸部23の周方向中央部から他側(スライドドア11内に相当する図1(b)の左側)の径方向に延出する突壁部30を有している。
前記ハンドルケース22は、ハンドル本体21の支持壁部27,28等を挿通する開口部を有する枠状に形成されており、長手方向両端部には他側(スライドドア11内に相当する図1(b)の左側)にそれぞれ延出する支持壁部31,32を有している。これら支持壁部31,32には、長手方向で対向する側に突設された軸受ピン31a,32aが形成されている。前記ハンドル本体21は、軸挿通孔27a,28aにそれぞれ軸受ピン31a,32aが装着されることでハンドルケース22に対し回動可能に支持されている。ハンドルケース22がスライドドア11に固定されているときのハンドル本体21の回動軸は、前記回動軸Cに一致する。
また、上記ハンドルケース22は、前記支持壁部31との間で支持壁部27及び突壁部30を挟む態様で他側(図1(b)の左側)に延出する突壁部33を有している。前記ハンドル本体21の支持壁部27及び突壁部30間には、軸部23と同軸でねじりコイルばね34が装着されており、その一端34aは前記支持壁部27,31に、他端34bは突壁部30,33にそれぞれ圧接している。上記ねじりコイルばね34は、一端34aにより支持壁部27,31を一側(図1(b)において紙面の奥側)に付勢し、他端34bにより突壁部30,33を他側(図1(b)において紙面の手前側)に付勢することで非操作時のハンドル本体21を中立位置に保持する。あるいは、上記ねじりコイルばね34は、ハンドル本体21に対する操作力が解放されたときにこれを上記中立位置に復帰させる。なお、ハンドル本体21の中立位置とはドアロックを解除等する操作力が働かない位置であって、図2に実線で示した位置に相当する。
ここで、ハンドル本体21の動作について説明する。既述のように、スライドドア11に固定されたハンドルケース22に対してハンドル本体21が支持された状態では、前記ハンドル部24は回動軸Cに対して一側の径方向に延出してスライドドア11の外側に配置され、連結部材13が連結される前記レバー部29は回動軸Cに対して他側の径方向に延出してスライドドア11内に配置される。すなわち、これらハンドル部24及びレバー部29は、回動軸Cに対して相反する径方向(反対側の径方向)に延出している。そして、前記ハンドル部24には、カウンターウエイト25が設けられている。従って、例えば車両衝突時には、前記連結部材13の慣性力によってレバー部29に生じる力のモーメントと、前記カウンターウエイト25の慣性力によってハンドル部24に生じる力のモーメントとが打ち消し合うように作用する。このため、車両衝突時の衝撃によって、連結部材13からリモートコントローラ14等を介してフロントロック15及びリアロック16へとドアロック解除の操作力が伝達されてスライドドア11が誤開放されることが抑制される。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、車両衝突時の衝撃によって、連結部材13からリモートコントローラ14等を介してフロントロック15及びリアロック16へとドアロック解除の操作力が伝達されてスライドドア11が誤開放されることを抑制できる。
特に、前記カウンターウエイト25は、前記スライドドア11の外側に配置されるハンドル部24に設けられていることで、例えばこれをスライドドア11内に配置する場合に比べてハンドル本体21(アウトサイドハンドル12)の組付け性を向上することができる。また、こうしたカウンターウエイトをスライドドア11内に収容する場合に比べて、スライドドア11内に確保すべき収容スペースを低減することができることはいうまでもない。
(2)本実施形態では、前記カウンターウエイト25は、前記ハンドル部24に収容(内設)されることで前記スライドドア11の意匠面側である外側に露出することがなく、外観を向上させることができる。また、例えばカウンターウエイトを外付けでハンドル部24に設ける場合に比べてその大型化を抑制することができる。
(3)本実施形態では、前記カウンターウエイト25は、前記突壁部24bに圧着されることでそのがたつきを抑制して前記収容凹部24aに収容することができる。
(4)本実施形態では、カウンターウエイト25は、支持壁部24cを貫通する縮径部25bが、ワッシャプレート26の装着された状態でカシメられることで、ハンドル部24に対して抜け止めすることができる。
(5)本実施形態では、前記ハンドル部24は前記回動軸Cが前記スライドドア11の上下方向に伸びるように配置されており、前記連結部材13は前記スライドドア11の前後方向に伸びるように配置されている。これにより、主として車両の正面衝突時(後方車両の追突時も含む)には、前記連結部材13の慣性力によってレバー部29に生じる力のモーメントと、前記カウンターウエイト25の慣性力によってハンドル部24に生じる力のモーメントとが打ち消し合うように作用する。従って、特に車両の正面衝突時の衝撃によって、スライドドア11が誤開放されることを抑制できる。ただし、車両の側面衝突時であっても、前記連結部材13の慣性力の分力成分によってレバー部29に生じる力のモーメントと、前記カウンターウエイト25の慣性力の分力成分によってハンドル部24に生じる力のモーメントとが打ち消し合うように作用する。従って、車両の側面衝突時の衝撃によっても、スライドドア11が誤開放されることを抑制できることはいうまでもない。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・カウンターウエイト25は、ハンドル部24内に収容されていなくてもよい。例えば、ハンドル部24に一部を埋め込む態様でこれに取着してもよい。
・スライドドア11内におけるリモートコントローラ14等の配置は一例である。また、連結部材13からドアロック解錠の操作力を伝達する連結構造も一例である。
・ハンドル本体21は、車両ドアに対して回動可能に支持されるのであれば、上方に引き上げるように回動させてドアロック解錠の操作を行ういわゆるプルアップタイプであってもよい。
・本発明は、インサイドハンドルのハンドル本体に適用してもよい。本発明における車両ドアの外側とは、外部に露出する側に相当するものであって車両自体の外側とは区別されるものである。
・車両ドアは、スウィングドアであってもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(イ)車両ドアに回動可能に支持される車両用ドアハンドル装置であって、
回動軸に対して一側の径方向に延出して前記車両ドアの外側に配置されるハンドル部と、
前記回動軸に対して他側の径方向に延出して前記車両ドア内に配置され、ドアロック機構にドアロック解除の操作力を介設部材を介して伝達する連結部材が連結されるレバー部とを有する車両用ドアハンドル装置において、
前記ハンドル部にカウンターウエイトを設けたことを特徴とする車両用ドアハンドル装置。
(a)は一実施形態を示す正面図であり、(b)は(a)のA−A線に沿った断面図。 図1(a)のB−B線に沿った断面図。 スライドドアシステムを示す模式図。
符号の説明
11…車両ドアとしてのスライドドア、12…アウトサイドハンドル、13…連結部材、15…ドアロック機構としてのフロントロック、16…ドアロック機構としてのリアロック、21…ハンドル本体、24…ハンドル部、24a…収容凹部、24b…突壁部、25…カウンターウエイト、29…レバー部。

Claims (3)

  1. 車両ドアに回動可能に支持される車両用ドアハンドル装置であって、
    回動軸に対して一側の径方向に延出して前記車両ドアの外側に配置されるハンドル部と、前記回動軸に対して前記ハンドル部の反対側に延出して前記車両ドア内に配置され、ドアロック機構にドアロック解除の操作力を伝達する連結部材が連結されるレバー部とを有し、前記ハンドル部の回動に伴って前記レバー部がドアロック機構にドアロック解除の操作力を伝達することでドアロックを解除する車両用ドアハンドル装置において、
    前記ハンドル部には、カウンターウエイトを収容する収容凹部が設けられており、前記回動軸には、前記ハンドル部を非操作時にドアロックを解除する操作力が働かない位置である中立位置に保持する付勢部材を装着したことを特徴とする車両用ドアハンドル装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置において、
    前記収容凹部には、長手方向に延びる突壁部が形成されており、
    前記カウンターウエイトは、前記突壁部に圧着されて前記収容凹部に収容されていることを特徴とする車両用ドアハンドル装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用ドアハンドル装置において、
    前記ハンドル部は、前記回動軸が前記車両ドアの上下方向に伸びるように配置されており、
    前記連結部材は、前記車両ドアの前後方向に伸びるように配置されていることを特徴とする車両用ドアハンドル装置。
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