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JP4096048B2 - シートバックのフレーム構造 - Google Patents

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Description

本発明は自動車用シートにおけるシートバックのフレーム構造、詳しくは後方に荷物を載置する荷台を有するシートバックのフレーム構造に関する。
従来のシートバックには、例えば、特開2000ー106972号公報に示すように、シートバックが車幅方向に分割され、各シートバックの車幅方向側を直接車体に揺動自在に取付けたものがある。これは、各シートバックに、例えばそのシートバックの後方に有する荷台の荷物が、車両に急激な衝撃荷重が作用し、その慣性力によってシートバックの背面に衝突した場合に、各シートバックに加わる衝撃を車体側で吸収している。
特開2000ー106972号公報
ところで、荷台面がシートバックの上部に位置し、シートバックが車幅方向に大小に分割されて、分割された各シートバックの内側及び外側に各々リクライニングデバイスを設けたものにおいては、両シートバックの内側に荷物が前記慣性力によって衝突すると、車体への取付ポイントの関係からその入力荷重は内側が外側に対して大きい。
それに対応するために、各リクライニングデバイスの強度を内側のリクライニングデバイスに合わせる必要がある。そのため、外側のリクライニングデバイスの強度が過剰になる不具合があった。
そこで、本発明は分割した各シートバックの内側及び外側のリクライニングデバイスに均等に前記入力荷重が入力されるようにすることにより、内、外のリクライニングデバイスが最適な強度を持つものに設定できるようにすることを目的とする。
以上の目的を達成するための本発明に係るシートバックのフレーム構造は、シートバックを車幅方向に大小に分割して大シートバック部と、小シートバック部とし、その各シートバックの左右に補強メンバーを配設し、この各シートバックの内側の補強メンバーを連結シャフトに、外側の補強メンバーを車体に各々リクライニングデバイスで取付けると共に、各シートバック部の左右の補強メンバーは前記シートバックの車幅方向の中心線に対して対称状に配設してなる構成である。
以上の構成により、車幅方向の左右に分割形成した大、小シートバック部に、衝撃荷重が均等に入力される。これは、各シートバック部の補強部材間の距離が均等で、しかもシートバックの中心線と対称であるので、衝撃荷重により各シートバック部のフレーム下部に働く最大の曲げ応力等が等しくなるためである。
本発明によれば、大シートバック部と小シートバック部とはその内、外のリクライニングデバイスを取り付ける補強メンバー間の距離が同一で、各シートバック部の内側と外側のリクライニングデバイスがシートバックの車幅方向の中心線から等距離になり、しかも各シートバック部に設けた補強メンバーが前記シートバック部の車幅方向の中心線に対して対称状に配設されているため、衝撃荷重により、各シートバックに働く曲げ応力など等しくなる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るシートバックのフレーム構造を示し、このフレーム構造を有するシートバックは図3に示すように、車幅方向の幅W1が広い大シートバック部Aと、幅W2が狭い小シートバック部Bとから構成されている。
図3において、図中Cはシートクッションで、大、小シートバック部A、Bの後方は、荷物E、Dを載置する荷台Fであり、この荷台Fの高さは図4に示すように、各シートバック部A、Bの上部に位置しているため、衝撃時には荷物E,Dが各シートバック部A、Bの背面上部に衝突する。
大シートバック部Aを構成する大フレーム1と小シートバック部Bを構成する小フレーム2は各々バックパネル10、20と、縦方向に設けた補強メンバー11、11′、21、21′と、この補強メンバー11、11′、21と21′とを連結する上部メンバー13、23及び下部メンバー14、24などから構成されている。
そして、大フレーム1の補強メンバー11、11′と小フレーム2の補強メンバー21、21′は、車幅方向の中央である中心線Tを対称に配設されている。
従って、中心線Tから補強メンバー11、21までの距離W3、W3は同一で、また、中心線Tから各外側の補強メンバー11′、21′までの距離W4、W4も同一に形成されている。
以上の補強メンバー11、21は共に、図2に示すようにコ字状の断面を有する支杆11Aと、この支杆11A内に溶接した吸収プレート11Bとから構成されている。
支杆11Aはその一側面がバックパネル10に溶接され、上端が前記角パイプからなる上部メンバー13に溶接されている。また、吸収プレート11Bは支杆11Aの上部側がバックパネル10方向から前方に膨出するように波形に形成して、バックパネル10に加わった図3に示す矢印方向の衝撃荷重を吸収できるようにしてリクライニングデバイスRへの入力を低減させている。
なお、この吸収プレート11Bは、支杆11Aの内面にバックパネル10と共に溶接され、下部には丸パイプ製の下部メンバー14が溶接されている。
そして、内側の補強メンバー11、21の最下端はリクライニングデバイスR、Rを介して連結シャフト3に連結されている。連結シャフト3は大径のパイプを使用している。これは荷台Fが高いため、衝撃時にシートに入力される荷重が高くなるためである。
一方、各外側の補強メンバー11′、21′の最下端はリクライニングデバイスR′、R′を介して車体側のレッグ30、30に連結して、衝撃荷重が入力されて連結シャフト3が回転しても各外側のリクライニングデバイスR′、R′によるロックが解除されることがないようにしている。
また、大、小シートバック部A、Bに前記荷物D、Eの衝突による荷重が均等に入力されるように、大フレーム1の補強メンバー11、11′間のフレーム構造体に対して小フレーム2側のフレーム構造体はその強度を弱く形成している。
即ち、図示するように大フレーム1の小フレーム2側のフレーム構造体は、バックパネル10に細いパイプを略U字状に折曲したサブフレーム17と、このサブフレーム17の両遊端を連結する連結パイプ16と連結パイプ16の両端に溶接した支持杆18、19と、サブフレーム17の補強メンバー11側に配設したサブサイドフレーム11Aとから構成している。
従って、本発明は前述の如く、大、小シートバック部A、Bに荷物D、Eが衝突した際に、大フレーム1、小フレーム2を構成するフレーム構造体の補強部材に均等に前記衝突時の荷重が入力されるように構成されている。
そのため、内、外側のリクライニングデバイスR、R′はともに最適な強度を有するものに設定できる。
しかも、連結シャフト3に大、小フレーム1、2の各内側のリクライニングデバイスR、Rを取付け、大、小フレーム1、2の外側を車体側に取付けているため、前記衝撃荷重が大、小フレーム1、2の内側へ集中的に入力されることもない。
なお、本発明は車幅方向の中心線Tを対称に補強メンバーを均一に配設すれば良く、図示するものに限定されるものでない。
本発明の要部の平面図である。 図1のIIーII線断面図である。 本発明を採用する自動車用シートの斜視図である。 同側面図である。
符号の説明
A…大シートバック部、B…小シートバック部、11…内側の補強メンバー、21…内側の補強メンバー、11′・・外側の補強メンバー、21′・・外側の補強メンバー、R…リクライニングデバイス、R′…リクライニングデバイス

Claims (3)

  1. シートバックを車幅方向に大小に分割して大シートバック部と、小シートバック部とし、その各シートバックの左右に補強メンバーを配設し、この各シートバックの内側の補強メンバーを連結シャフトに、外側の補強メンバーを車体に各々リクライニングデバイスで取付けると共に、各シートバック部の左右の補強メンバーは前記シートバックの車幅方向の中心線に対して対称状に配設してなるシートバックのフレーム構造。
  2. 前記補強メンバーは、バックパネルの前面に溶接した断面コ字状の支杆と、この支杆内に溶接した前後方向に凹凸状の吸収プレートとからなる請求項1記載のシートバックのフレーム構造。
  3. 前記大シートバック部は前記補強メンバーに対して小シートバック側である外側のフレーム構造体を、内側のフレーム構造体に対して、強度を弱く形成してなる請求項1記載のシートバックのフレーム構造。
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