JP4080090B2 - 易重合性化合物または易重合性化合物含有液の蒸留方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は易重合性化合物または易重合性化合物含有液の蒸留方法、詳しくはリボイラを備えてなる蒸留塔を用いて(メタ)アクリル酸などの易重合性化合物または易重合性化合物含有液を蒸留するに当り、リボイラ管内での重合物の生成、ひいては管閉塞の発生を効果的に防止して長期にわたり安定して蒸留を行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
(メタ)アクリル酸などの易重合性化合物または易重合性化合物含有液を多管式リボイラを備えてなる蒸留塔で蒸留して精製することは工業的にひろく行われている。
【0003】
従来使用されていた強制循環式多管リボイラでは、必要能力を得るためには多量の循環量が必要であったり、管内の流体回流数を増やす必要がある。蒸留塔からリボイラに供給される液体は一般的にリボイラ内では加熱媒体により沸点を超える温度となるため一部気化する。このため、重合物が形成されて管表面を覆い閉塞するという問題が生じる。この対策としては、リボイラ出口(リボイラと蒸留塔との連結管)にバルブなどを設置して、管内では沸点以下とすることはよく知られている。しかし、この場合でも、偏流を起こしたり、仕切室などでの流体線速の低下、滞留時間などの問題から完全な問題解決となっていない。重合物が形成され管を閉塞したときには、運転を中止し人為的あるいは化学的に除去することが行われている。
【0004】
また、自然循環式多管リボイラを用いることも、例えば“Troubleshooting distillation columns”ChemicalEngineering,July 31,1978に記載されている。この文献においては、蒸留塔内での伝熱効率の点から蒸留塔内での液面のレベルについて考察している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記文献に記載されているように、自然循環型の多管式リボイラを備えてなる蒸留塔を用いて蒸留を行う場合、蒸留塔内の液面はリボイラの上管板とほぼ同程度の高さに維持するのが一般的である。
【0006】
しかし、蒸留塔内の液面をリボイラの上管板とほぼ同程度の高さに維持して蒸留する場合も、リボイラ管内での重合物の生成は避けることができず、前記のように管閉塞が起こると運転を中止し、人為的あるいは化学的に重合物を除去することが必要である。
【0007】
かくして、本発明の目的は、リボイラを備えてなる蒸留塔を用いて(メタ)アクリル酸などの易重合性化合物または易重合性化合物含有液を蒸留するに当り、リボイラ管内での重合物の生成を防止し、長期にわたって安定して蒸留を行えるようにした易重合性化合物または易重合性化合物含有液の蒸留方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、鋭意検討した結果、特定の竪型多管式リボイラを用い、しかも蒸留塔内の液面を特定範囲の高さに維持することにより上記目的を達成できることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
【0009】
すなわち、本発明は、リボイラを備えてなる蒸留塔を用いて易重合性化合物または易重合性化合物含有液を蒸留するに当り、
(a)リボイラとして、出口ノズル内径(D1)がリボイラ胴内径(D2)の0.2〜1である竪型多管式リボイラを用い、
(b)リボイラの出口ノズルを、L=(0.4〜3)×D1(ここで、Lはリボイラの上管板から出口ノズルの下端までの距離であり、D1は上記と同意義である)となる位置にて蒸留塔の気相部に開口せしめ、かつ
(c)蒸留塔内の液面を、H=(0.1〜0.8)×L(ここで、Hはリボイラの上管板から液面までの高さであり、Lは上記と同意義である)の範囲内に維持することを特徴とする易重合性化合物または易重合性化合物含有液の蒸留方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の方法に用いる蒸留装置の一実施態様を示す説明図である。以下、図1に基づいて本発明を説明する。
【0011】
図1において、1は蒸留塔、2は竪型多管式リボイラ、3はリボイラ2の上管板、4はリボイラ2の出口ノズル、5は出口ノズル4の蒸留塔1への開口部を示す。
【0012】
リボイラ2としては、管内にプロセス液を、また胴内に熱媒を通過させてプロセス液を加熱する、いわゆる竪型の多管式熱交換器を使用することができる。
【0013】
加熱されたプロセス液はリボイラ2の上管板3を出た後、リボイラ出口ノズル4を経て開口部5から蒸留塔1の気相部に導入される。リボイラ出口ノズル4は図1に示すものに限定されるものではなく、図2に示す形式やその他一般に用いられている形式のものでもよい。本発明にいう出口ノズル内径(D1)とは、リボイラ出口ノズル4が蒸留塔2の気相部に開口する開口部5の内径に相当するものである。
【0014】
本発明においては、蒸留塔1のリボイラ2として、出口ノズル内径(D1)(開口部5の内径)とリボイラ胴内径(D2)との割合(D1/D2)が0.2〜1、好ましくは0.5〜0.9の範囲にある竪型多管式リボイラを用いる。D1/D2が0.2未満では圧力損失が大きくなり蒸発が起こって重合物が生成し、また1を超えると偏流が起こり流体線速が遅いところで重合物が生成して好ましくない。
【0015】
なお、ボイラ胴内径(D2)には特に制限はなく、管束が収納できる大きさであれば問題でない。
【0016】
本発明においては、リボイラ出口ノズル4を、L=(0.4〜3)×D1、好ましくは(1〜2)×D1となる位置にて蒸留塔1の気相部に開口させる。ここで、Lとはリボイラ2の上管板3の上面端からリボイラ出口ノズル4の出口の下端、すなわち開口部5の下方内面端までの距離を示し、D1は前記と同意義である。Lが0.4D1未満では、液の再飛散が生じ、また3D1を超えると圧力損失の増大および重合物の発生があって好ましくない。
【0017】
さらに、本発明においては、蒸留塔1内の液面を、H=(0.1〜0.8)×L、好ましくは(0.3〜0.5)×Lの範囲内に維持しながら蒸留を行う。ここで、Hとは上管板3の上面端から液面までの高さである。液面の高さ(H)を0.1×Lよりも低い位置に維持すると重合物が生成し、また、0.8×Lを超えた高い位置に維持するとフラッディング気味となり運転が不安定、場合によっては不可能となる。
【0018】
上記のように、D1/D2、L/D1およびH/Lがそれぞれ0.2〜1、0.4〜3および0.1〜0.8、好ましくは0.5〜1、1〜2および0.3〜0.5の条件下に蒸留することによりリボイラ管内での重合物の生成を効果的に、しかも蒸留塔内での伝熱効率の低下をともなうことなく、防止することができる。 本発明の易重合性化合物の代表例としては、(メタ)アクリル酸およびそのエステル、例えば(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピルなどを挙げることができる。
【0019】
本発明の方法は上記易重合性化合物の精製や易重合性化合物含有液からの目的化合物の分離または精製などに用いられる。
【0020】
【発明の効果】
本発明の方法によれば、リボイラ管内での重合物の生成を効果的に防止して、易重合性化合物または易重合性化合物含有液の蒸留を長期にわたり安定して行うことができる。
【0021】
また、蒸留塔内での伝熱効率の低下をともなうことなく蒸留を行うことができる。
【0022】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。なお、%は重量%を意味する。また、D1、D2、L、Hの記号は前記と同意義である。
【0023】
実施例1
600本のステンレス製管を有する竪型多管式リボイラ(外径34mm、壁厚1.8mm、長さ4000mm、D1=1000mm、D2=1210mm)を設けてなる蒸留塔を用いた。なお、L=800mmであった。
この蒸留塔に下記組成:
メタクリル酸 23%
アクリル酸 0.23%
溶剤 75.6%
フェノチアジン 200ppm
のメタクリル酸含有液を14m3/hrで供給して、塔頂圧力105Torrで蒸留した。リボイラの管内温度は120℃であり、6Kg/cm2Gの蒸気が約2000kg/hrで供給された。
【0024】
蒸留塔の塔底からは下記組成:
メタクリル酸 99.6%
アクリル酸 50ppm
フェノチアジン 1000ppm
のメタクリル酸が2.4m3/hrで得られた。
【0025】
この蒸留において、H=300mmであった。したがって、ここにおける各ファクタは次のとおりであった。D1/D2=0.826、L/D1=0.80、H/L=0.375
上記条件で1年間稼動の後、リボイラ管内を点検したところ付着物は認められなかった。
【0026】
比較例1
実施例1において、H=50mm(H/L=0.063)に変更した以外は実施例1と同様にして蒸留を行った。
【0027】
約1ヶ月で加熱用蒸気圧力の上昇がみられ、3ヶ月の稼動の後、リボイラ管内を点検したところ約100本の管に重合物による閉塞が認められた。
【0028】
比較例2
実施例1において、H=650mm(H/L=0.813)に変更した以外は実施例1と同様にして蒸留を行った。
【0029】
約2週間で塔底抜出し液に重合物の増加がみられ、約2ヶ月で運転不可能となった。管内を点検したところ大部分の管に重合物による閉塞が認められた。
【0030】
実施例2
160本のステンレス製管を有する竪型多管式リボイラ(外径34mm、壁厚2.0mm、長さ4000mm、D1=500mm、D2=600mm)を設けてなる蒸留塔を用いた。なお、L=900mmであった。
この蒸留塔に下記組成:
メタクリル酸 50%
メタクリル酸メチル 46%
ハイドロキノン 0.2%
のメタクリル酸含有液を2.3m3/hrで供給して、塔頂圧力60Torrで蒸留した。リボイラの管内温度は100℃であり、6Kg/cm2Gの蒸気が約1000kg/hrで供給された。
【0031】
蒸留塔の塔底からは下記組成:
メタクリル酸 98%
メタクリル酸メチル 1%
ハイドロキノン 0.6%
のメタクリル酸が0.8m3/hrで得られた。
【0032】
この蒸留において、H=300mmであった。したがって、ここにおける各ファクタは次のとおりであった。D1/D2=0.833、L/D1=1.80、H/L=0.33
上記条件で1年間稼動の後、リボイラ管内を点検したところ付着物は認められなかった。
【0033】
実施例3
270本のステンレス製管を有する竪型多管式リボイラ(外径34mm、壁厚1.8mm、長さ4000mm、D1=650mm、D2=850mm)を設けてなる蒸留塔を用いた。なお、L=720mmであった。
この蒸留塔に下記組成:
アクリル酸 95%
酢酸 2.6%
フェノチアジン 200ppm
のアクリル酸含有液を9.4m3/hrで供給して、塔頂圧力40Torrで蒸留した。リボイラの管内温度は90℃であり、2Kg/cm2Gの蒸気が約4000kg/hrで供給された。
【0034】
蒸留塔の塔底からは下記組成:
アクリル酸 97%
酢酸 200ppm
のアクリル酸が約8m3/hrで得られた。
【0035】
この蒸留において、H=360mmであった。したがって、ここにおける各ファクタは次のとおりであった。D1/D2=0.765、L/D1=1.11、H/L=0.50
上記条件で4ヶ月稼動の後、リボイラ管内を点検したところ付着物は認められなかった。
【0036】
比較例3
実施例3において、液面とリボイラの上管板との高さを同一(H=0mm)にした以外は実施例3と同様にして蒸留を行った。
【0037】
約1ヶ月で加熱用蒸気圧力の上昇がみられ、3ヶ月の稼動の後、リボイラ管内を点検したところ約50本の管に重合物による閉塞が認められた。
【0038】
比較例4
実施例3において、L/D1を1.11から0.3に変更した以外は実施例3と同様にして蒸留を行った。
【0039】
約1ケ月稼動後、リボイラ管内を点検したところ約70本の管が閉塞し、管板部に重合物の堆積が認められた。
【0040】
比較例5
実施例3において、D1/D2を0.765から1.1に変更した以外は実施例3と同様にして蒸留を行った。
【0041】
約1ケ月稼動後、リボイラ管内を点検したところ管の閉塞は認められなかったが、管板部に重合物の堆積が認めれられた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に用いる蒸留装置の一実施態様を示す説明図である。
【図2】他のリボイラの形式を示す説明図である。
【符号の説明】
1 蒸留塔
2 リボイラ
3 リボイラの上管板
4 リボイラの出口ノズル
5 開口部
Claims (2)
- リボイラを備えてなる蒸留塔を用いて易重合性化合物または易重合性化合物含有液を蒸留するに当り、
(a)リボイラとして、出口ノズル内径(D1)がリボイラ胴内径(D2)の0.2〜1である竪型多管式リボイラを用い、
(b)リボイラの出口ノズルを、L=(0.4〜3)×D1(ここで、Lはリボイラの上管板から出口ノズルの下端までの距離であり、D1は上記と同意義である)となる位置にて蒸留塔の気相部に開口せしめ、かつ
(c)蒸留塔内の液面を、H=(0.1〜0.8)×L(ここで、Hはリボイラの上管板から液面までの高さであり、Lは上記と同意義である)の範囲内に維持することを特徴とする易重合性化合物または易重合性化合物含有液の蒸留方法。 - 易重合性化合物が(メタ)アクリル酸およびそのエステルから選ばれる少なくとも1種である請求項1記載の方法。
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