JP4054454B2 - Image processing apparatus, image processing method, and computer-readable storage medium - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力画像のダイナミックレンジの拡大、圧縮を行う技術に関し、特に、X線撮影された画像の微細構造を保存したまま特定領域のダイナミックレンジを拡大、縮小する場合に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、X線四肢部画像は、X線が透過しやすい軟部組織の画像、及びX線が非常に透過しにくい骨部の画像より構成されるため、画素値の存在するレンジが非常に広い。このため、軟部組織及ぴ骨部の両方を同時に観察することが可能なX線四肢部画像を得ることは困難であるとされてきた。
【0003】
そこで、この問題を回避する方法として、従来より特許第2663189号記載のダイナミックレンジ圧縮方法がある。この方法は、補償後(処理後)の画素値SD 、オリジナル画素値(入力画素値)SORG 、オリジナル画像をマスクサイズM×M画素で移動平均をとった時の平均画素値SUS及び図15に示されるような特性を有する関数f(X)を用いて、
【0004】
SD =SORG +f(SUS) ───(1)
SUS=ΣSORG /M2 ───(2)
なる式(1)、(2)で表わされるものである。
【0005】
ここで、関数f(SUS)が有する特性について説明すると、まず、図15に示す特性は、「0≦SUS≦BASE」ではf(SUS)が「0」となり、「SUS>BASE」ではf(SUS)が切片を「しきい値BASE」、傾き「SLOPE」として単調減少するものである。
【0006】
従って、オリジナルの画素値SORG を濃度相当量として、上記(1)式を実行した際には、画像の平均濃度の高いところで濃度を引き下げる、という画像に対する効果が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来方法では、予めBASEとSLOPEが決まってるため、どのような濃度分布の入力画像に対しても一律にダイナミックレンジを圧縮する範囲と度合いが決まっており、ダイナミックレンジを圧縮したくない注目領域まで圧縮してしまうと共に、逆に圧縮したい領域を圧縮できないという問題があった。
【0008】
また、従来方法では入力画像の濃度分布の幅が狭い場合に、逆にダイナミックレンジを拡大するという思想がなく、濃度範囲を有効活用できないという問題があった。
【0009】
また、例えば人体の四肢の様に、主に2種の組織(骨と軟部組織)から構成される物体の画像をフィルム出力する場合、注目領域(骨)はF/S系のフイルム出力と同様な出力が望まれ、さらに、F/S系のフィルムでは見えない高濃度領域(軟部組織の上部濃度)も見える様にフィルム出力することが望まれている。さらに、どのような入力画像に対しても同様の階調(例えば骨の濃度1.0、軟部組織の濃度の上限は3.0として出力する)のフィルム出力が望まれている。
【0010】
しかしながら、従来の方法では、階調変換のための特徴量を安定して抽出するという思想がなく、一律に一定濃度領域のダイナミックレンジ領域を圧縮するため、入力画像の濃度分布の違いにより、出力画像の階調が変動してしまい、入力画像に依存しない安定した濃度の階調変換が得られないという問題があった。
【0011】
本発明は、上記の問題に鑑みて為されたもので、放射線画像中の微細構造を示す画像の階調を保存しつつ、該放射線画像中の任意の画像領域の階調を圧縮或は拡大し、放射線画像における所望の観察領域の画像の階調を適正な状態に保ちながら該放射線画像の階調を所望の階調にすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像処理装置は、被写体にX線を照射することにより得られた原画像の階調変換処理を行う画像処理装置において、前記被写体を透過せずにX線が素通りした領域であるす抜け領域を代表する画素の値以上の画素値を有する画素の前記原画像上での座標から前記原画像上で一定幅の領域に属さない前記原画像内の領域を、被写体領域として抽出する手段と、前記被写体領域内の画素値の出現頻度を示すヒストグラムを得る手段と、前記ヒストグラムに基づき特徴量を算出する算出手段と、前記特徴量の値を有する画素が階調変換処理後に目的とする値となるように定めた階調変換曲線で前記原画像を階調変換処理する手段と、を有することを特徴とする。
本発明の画像処理方法は、被写体にX線を照射することにより得られた原画像の階調変換処理を行う画像処理方法において、前記被写体を透過せずにX線が素通りした領域であるす抜け領域を代表する画素の値以上の画素値を有する画素の前記原画像上での座標から前記原画像上で一定幅の領域に属さない前記原画像内の領域を、被写体領域として抽出する工程と、前記被写体領域内の画素値の出現頻度を示すヒストグラムを得る工程と、前記ヒストグラムに基づき特徴量を算出する工程と、前記特徴量の値を有する画素が階調変換処理後に目的とする値となるように定めた階調変換曲線で前記原画像を階調変換処理する工程と、を有することを特徴とする。
本発明のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、被写体にX線を照射することにより得られた原画像の階調変換処理を行うためにコンピュータを、前記被写体を透過せずにX線が素通りした領域であるす抜け領域を代表する画素の値以上の画素値を有する画素の前記原画像上での座標から前記原画像上で一定幅の領域に属さない前記原画像内の領域を、被写体領域として抽出する手段と、前記被写体領域内の画素値の出現頻度を示すヒストグラムを得る手段と、前記ヒストグラムに基づき特徴量を算出する手段と、前記特徴量の値を有する画素が階調変換処理後に目的とする値となるように定めた階調変換曲線で前記原画像を階調変換処理する手段として機能させることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態による画像処理装置の構成を示すブロック図である。
図1において、101は入力画像からす抜け領域(X線が素通りした領域)を削除するす抜け削除手段、102はす抜け削除手段101です抜け領域を削除した画像の領域の濃度ヒストグラムを作成するヒストグラム作成手段、103はヒストグラム作成手段102で作成された濃度ヒストグラムの凹凸部を抽出する凹凸部抽出手段、104は凹凸抽出手段103で得られた凹凸部の情報を用いてダイナミックレンジ変更のための特徴量と階調変換のための特徴量を計算する解析手段、106は入力画像を平滑化する平滑化手段、107は解析手段104で得られた特徴量と平滑化手段106で得られた平滑画像に基づき濃度を変更する変更手段である。
【0018】
図2は第1の実施の形態による画像処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。
図3は横軸に濃度値、縦軸に濃度値の出現頻度をとった凹部を持つヒストグラムで、横軸のmaxが最大濃度値、Ta2が左側凸部の最大値、濃度Ta2の頻度をh1、右側凸部の最大値をTa3、濃度Ta3の頻度をh2、濃度Ta2以下の平均濃度値をTa1、濃度Ta3以下の平均濃度値をTa4とする。Ta1、Ta4が後述する階調変換に用いる濃度値となる。
図4は横軸に濃度値、縦軸に濃度値の出現頻度をとった凹部の無いヒストグラムで、横軸のmaxが最大濃度値、Ta6が凸部の最大値、濃度Ta6の頻度をh3とするものである。
【0019】
図5は高濃度側のダイナミックレンジを圧縮する場合に用いる関数を示し、図6は高濃度側のダイナミックレンジを拡大する場合に用いる関数を示す。両図において、BASEはダイナミックレンジ変更開始の濃度値である。
図7は入力画像濃度をX線フイルムの濃度に変換する階調変換曲線を示し、横軸が入力画像濃度値、縦軸が出力画像濃度値を表し、d1が濃度1.0、d2が濃度1.5、d3が濃度3.0に対応する。上記階調変換曲線は、例えば画像データを実際のフィルム出力に模して出力する場合等に用いる。
【0020】
次に動作について説明する。
す抜け削除手段101は、入力画像からす抜け領域とす抜け領域と一定輻で接する領域とを削除する。具体的には、X線の照射領域内のす抜け領域及びす抜け領域と一定間隔内で接する体領域を例えば0画素で置き換える次のような画像の変換を行う。
【0021】
【数1】
【0022】
ここで、f(x,y)は画像データを示し、f1(x,y)はす抜け領域及びす抜け領域と一定間隔内で接する体領域を削除した後の画像を示す。sgn(x,y)は以下のように表される。Th1は実験により定められる定数、d1,d2は体領域を削除する幅を決める定数である。
sgn(x,y)=0 f(x,y)≧Th1のとき
sgn(x,y)=1 その他 ───(4)
【0023】
次にヒストグラム作成手段102は、す抜け削除手段101で0に置き換えられなかった濃度値のヒストグラムを作成する。そして凹凸部抽出手段103は、Fhis(x)をヒストグラム曲線、dを定数とし、
Fhis(x−d)>Fhis(x)かつFhis(x+d)>Fhis(x)
なる領域を凹部とし、その他の領域を凸部と判定する。また定数dは(5)式で示される濃度分布b1で正規化され(6)式で表される。
b1=max−min ───(5)
d=c×b1 ───(6)
【0024】
次に、解析手段104の処理を図2の流れに従い説明する。
まず凹凸部抽出手段103で凹部が抽出されたかどうか判定し(ステップS201)、凹部が無い場合は、図4の凸部の最大値Ta6を抽出する(ステップS202)。そして(7)式に従い階調変換のための濃度特徴量Ta5を計算する。
【0025】
【数2】
【0026】
そして図7に示す階調変換曲線から所定の濃度値を抽出する。例えば、濃度値Ta5が所望する縦軸の出力濃度値(例えば1.0)になる様に階調変換曲線を横軸に平行にシフトするか、入力濃度値を横軸に沿ってシフトする(例えば、これは実際のフイルム濃度上で注目領域Ta5の濃度が示す領域の濃度値に対応する)。そして所望する出力濃度値の最高値(例えば3.0)に対応する入力画像d3を抽出する(これは例えば一般日本人がフイルム上濃度で識別できる濃度限界である)。
【0027】
次に、(8)、(9)、(10)式に従いratio,SLOPE1を計算する(ステップS204)。
ratio=(d3−Ta6)/(max−Ta6) ───(8)
もしratioが1以下ならば
SLOPE1=1−ratio ───(9)
ratioが1より大きければ
SLOPE1=ratio−1 ───(10)
【0028】
次に、ステップS201で凹部が見つかった場合は、図3の左凸部の最大値Ta2とその頻度h1を抽出する(ステップS205)。次に、右凸部の最大値Ta3とその頻度h2を抽出する(ステップS206)。そしてh1とh2の比率を計算し(ステップS207)、比率が定数c1より大きい場合は、階調変換に用いる特徴量Ta4を式(11)に従い計算する(ステップS208)。
そして図7に示す階調変換曲線から所定の濃度値を抽出する。例えば、濃度値Ta4が所望する縦軸の出力濃度値(例えば1.0)になる様に階調変換曲線を横軸に平行にシフトするか、入力濃度値を横軸に沿ってシフトする(例えば、これは実際のフィルム濃度上で注目領域Ta4の濃度が示す領域の濃度値に対応する)。そして所望する出力濃度値の量高値(例えば3.0)に対応する入力画像d3を抽出する(これは例えば一般日本人がフィルム上濃度で識別できる濃度限界である)。
【0029】
【数3】
【0030】
次に、(12)、(13)、(14)式に従いratio,SLOPE2を計算する(ステップS209)。
ratio=(d3−Ta3)/(max−Ta3) ───(12)
もしratioが1以下ならば
SLOPE2=1−ratio ───(13)
ratioが1より大きければ
SLOPE2=ratio−1 ──(14)
【0031】
ステップS207がYesの場合は、階調変換の特徴量に用いるTa1を(15)式に従い計算する(ステップS210)。
そして図7に示す階調変換曲線から所定の濃度値を抽出する。例えば、濃度値Ta1が所望する縦軸の出力濃度値(例えば1.0)になる様に階調変換曲線を横軸に平行にシフトするか、入力濃度値を横軸に沿ってシフトする(例えば、これは実際のフィルム濃度上で注目領域Ta1の濃度が示す領域の濃度値に対応する)。そして所望する出力濃度値の最高値(例えば3.0)に対応する入力画像d3を抽出する(これは例えば一般日本人がフィルム上濃度で識別できる濃度限界である)。
【0032】
【数4】
【0033】
次に、(16)、(17)、(18)式に従いratio,SLOPE3を計算する(ステップS211)。
ratio=(d3−Ta2)/(max−Ta2) ───(16)
もしratioが1以下ならば
SLOPE3=1−ratio ───(17)
ratioが1より大きければ
SLOPE3=ratio−1 ──(18)
【0034】
次に、平滑手段106はモルフォロジカルフィルタによる演算を(19)、(20)、(21)、(22)(23)式に従い平滑画像fus(x,y)画像を計算する。ここでfo(x,y)を入力画像とする。
【0035】
f1(x,y)=min{fo(x+x1,y+y1)−D(x1,y1)|x1×x1+y1×y1≦r1×r1} ─────(19)
f2(x,y)=max{f1(x+x1,y+y1)+D(x1,y1)|x1×x1+y1×y1≦r1×r1} ─────(20)
f3(x,y)=max{f2(x+x1,y+y1)+D(x1,y1)|x1×x1+y1×y1≦r1Xr1} ─────(21)
fus(x,y)=min{f3(x+x1,y+y1)−D(x1,y1)|x1×x1+y1×y1≦r1×r1} ─────(22)
【0036】
D(x,y)を半球状フィルタ、r1を任意の定数とし、入力画像に応じて選択される。
x2+y2≦r12の場合、D(x,y)=sqrt((r1−x)2+(r1−y)2)
その他の場合、D(x,y)=−∞ ───(23)
【0037】
次に、ratioが1以下の場合には、図5で示される単調減少関数f1()を用い、式(24)に従い濃度変更を行う。ここでのBASEにはSLOPE1を用いる場合はTa6、SLOPE2を用いる場合はTa3、SLOPE3を用いる場合はTa2を用いる。
fe(x,y)=fo(x,y)+f3(fus(x,y));fus(x,y)>BASE=fo(x,y);fus(x,y)≦BASE ───(24)
【0038】
また、ratioが1より大きい場合には、図6で示される単調増加関数f2()を用い、式(25)に従い濃度変更を行う。
fe(x,y)=fo(x,y)+f4(fus(x,y));fus(x・y)>BASE=fo(x,y);fus(x,y)≦BASE ───(25)
【0039】
そして、SLOPE1を用いる場合はTa5、SLOPE2を用いる場合はTa4、SLOPE3を用いる場合はTa1を濃度値d1に一致させ、図7で示される階調変換曲線で階調変換を行う(ステップS208)。従って、どのような入力データが入力されても階調変換のための濃度特徴量はフィルム上で1.0となり、maxは3.0となる。そのため、注目領域(BASE以下の入力濃度値)は実際のX線フィルムの見方に近く、それ以外の濃度領域も上部の濃度限界が3.0となり、肉眼で識別できるように階調変換できる。
【0040】
以上のように第1の実施の形態によれば、入力画像の最大濃度値が所定濃度値より小さい場合には、細部構造を不変のまま、所定濃度値までダイナミックレンジを拡大することができ、濃度領域を有効に活用することができる。また、入力画像の最大濃度値が所定濃度値より小さい場合には、細部構造を不変のまま、所定濃度値までダイナミックレンジを圧縮することができ、濃度領域を有効に活用することができる。
【0041】
さらに、注目領域を実際のフィルム画像のように階調変換することができ、それ以外の濃度領域も所定濃度範囲に階調変換することが可能である。また、入力画像の濃度分布が主に2種の組織(例えば骨と軟部組織)より構成される場合に、濃度分布の形状により、ダイナミックレンジを変更するBASE位置を変更するので、低濃度側の分布(例えば骨)のダイナミックレンジの変更量は少なく、高濃度側(軟部組織)のダイナミックレンジを主に変更できる効果がある。
【0042】
図8は本発明の第2の実施の形態による画像処理装置の構成を示すブロック図である。
図8において、301は入力画像の所定領域から濃度特徴量を抽出する第1の特徴量抽出手段、302は入力画像からす抜け領域を削除するす抜け削除手段、303はす抜け削除手段302です抜け領域を削除した領域から濃度特徴量を抽出する第2の特徴量抽出手段、304は第1の特徴量抽出手段301で抽出された濃度特徴量と第2の特徴量抽出手段303で抽出された濃度特徴量からダイナミックレンジ圧縮に用いるパラメータとしての濃度基準値と比率を計算し決定するパラメータ決定手段としての第3の特徴量抽出手段、305は入力画像を平滑化する平滑化手段、306は第3の特徴量抽出手段304で得られた上記パラメータと平滑化手段305で得られた平滑化画像に基づいて濃度を変更する変更手段である。
【0043】
図9はす抜け領域を削除した肺側面の画像で、Aが第1の特徴量抽出手段301が特徴量を抽出する所定領域、Bが肺領域と体領域の境界、Cがす抜け領域と接する部分を一定の割合で削除した体領域を示す。
【0044】
図10は高濃度側のダイナミックレンジを変更する場合に用いる関数を示し、d1が第1の特徴量抽出手段301が抽出した特徴、実線が高濃度側のダイナミックレンジを圧縮する場合に用いる関数、点線が高濃度側のダイナミックレンジを拡大する場合に用いる関数を示す。
【0045】
図11は低濃度側のダイナミックレンジを変更する場合に用いる関数を示し、d1が第1の特徴量抽出手段が抽出した特徴、実線が低濃度側のダイナミックレンジを圧縮する場合に用いる関数、点線が低濃度側のダイナミックレンジを拡
大する場合に用いる関数を示す。
【0046】
図12は入力画像濃度をx線フィルムの濃度に変換する階調変換曲線を示し、横軸が入力画像濃度値、縦軸が出力画像濃度値を表し、d1が濃度1.5,d2が濃度3.0,d3が濃度O.25に対応する。上記階調曲線は、例えば画像データを実際のフィルム出力に模して出力する場合等で用いる。
【0047】
次に動作について説明する。
第1の特徴量抽出手段301は、図9のAの領域の様に予め決められた所定領域から濃度特徴量を抽出し、この特徴量の値をd1とする。そして、このd1を階調変換及びダイナミックレンジ圧縮のための特徴量の計算に用いる。本実施の形態では、例えば所定領域A内の濃度平均値を特徴量とするものである。また、例えば所定領域内の濃度中間値、最高値を用いてもよい。
【0048】
次に、す抜け削除手段102はす抜け領域とす抜け領域と一定幅で接する領域を削除する。具体的には、X線の照射領域内のす抜け領域及びす抜け領域と一定間隔内で接する体領域を例えば0画素で置き換える前記(3)式による画像の変換を行う。
【0049】
次に、第2の特徴量抽出手段303では、(26)、(27)式で示されるす抜け除去後の画像中で0でない領域の最上部座標Y1と最下部Yhを抽出し、(28)式で示されるYlとYhの中間座標Ymを計算する。
YI=min{y|f1(x,y)>0} ───(26)
Yh=max{y|f1(x,y)>0} ───(27)
Ym=(Y1+Yh)/2 ───(28)
【0050】
そして、(29)式で示されるYlからYm(頭部側半分)の間のf1(x,y)の最大値max1と(30)式で示されるYmからYh(腹側半分)の間の最大値max2を抽出する。ここでmax1は例えば腕前面上部の最大濃度値、max2は肺内の心臓下部の最大濃度値を示す。
【0051】
max1=max{f1(x,y)|Y1≦y≦Yml───(29)
max2=max{f1(x,y)|Ym≦y≦Yh}───(30)
さらに、(31)式で示されるf1(x,y)の最小値をMinとする。
min=min{f1(x,y)|f1(x,y)≠0}──(31)
【0052】
そして図12に示す階調変換曲線から所定の濃度値を抽出する。例えば、濃度値d1が所望の縦軸の出力濃度値(例えば1.5)になる様に階調変換曲線を横軸に平行にシフトするか、入力濃度値を横軸に沿ってシフトする。そして所望の出力濃度値の最高値(例えば3.0)に対応する入力画像値d2を抽出する(これは一般日本人がフイルム上濃度で識別できる濃度限界である)。そして、所望の出力濃度値の最低値(例えば0.25)に対応する入力画像値d3を抽出する。
【0053】
次に、(32)、(33)、(34)式に従い高濃度のダイナミックレンジの圧縮、拡大に用いるratio、SLOPEを計算する。ここでのmaxはmax1またはmax2のいずれかを示す。
ratio=(d2−d1)/(max−d1) ───(32)
もしratioが1以下ならば
SLOPE=1−ratio ───(33)
ratioが1より大きければ
SLOPE=ratio−1 ───(34)
【0054】
次に、(35)、(36)、(37)式に従い低濃度のダイナミックレンジの圧縮、拡大に用いるratio1,SLOPE1を計算する。
ratio1=(d1−d3)/(d1−min) ───(35)
【0055】
もしratio1が1以下ならば
SLOPEl=1−ratio ───(36)
ratioが1より大きければ
SLOPEl=ratio−1 ───(37)
【0056】
そして、平滑化手段305はモルフォロジカルフィルタによる演算を前記(19)〜(22)式と同様の演算に従い、f1(x,y)〜f3(x,y)を順次求めながら平滑画像fus(x,y)画像を計算する。ここでfo(x,y)を入力画像とする。また、D(x,y)のフィルタも前記(23)式と同様である。
【0057】
そして、変更手段106は高濃度側と低濃度側のダイナミックレンジ圧縮、拡大を行う。
ratioが1以下の場合には、図10の実線で示される単調減少関数、ratioが1以上の場合には、単調増加関数となるf1()を用い、式(38)に従い濃度変更を行う。ここでのBASEにはd1を用いる。変換後の画像をfe(x,y)とする。
【0058】
fe(x,y)=fo(x,y)+f1(fus(x,y));fus(x,y)>BASE=fo(x,y);fus(x,y)≦BASE ───(38)
【0059】
さらに、低濃度側のダイナミックレンジ圧縮、拡大を行う。ratio1が1以下の場合に、図11の実線で示される単調減少関数、ratioが1以上の場合には単調増加関数となるf3()を用い、式(39)に従い濃度変更を行う。ここでのBASEにはd1を用いる。変換後の画像をfe(x,y)とする。
【0060】
fe(x,y)=fo(x,y)+f1(fus(x,y));fus(x,y)≦BASE=fo(x,y);fus(x,y)>BASE ───(39)
【0061】
そして、入力画像のd1を濃度値1.5に変換される位置に一致させ、図12の階調変換曲線で階調変換を行う。従って、どのような入力データが入力されても階調変換のための濃度特徴量はフィルム上で1.5となり、maxは3.0、minは0.25となる。そのため、注目領域(ダイナミックレンジの変換をしない領域)は実際のX線フィルムの見方に近く、それ以外の濃度領域も上部の濃度限界が3.0、下部の濃度値が0.25となり、肉眼で識別できるように階調変換できる。
【0062】
以上のように第2の実施の形態によれば、入力画像の最大濃度値が所定濃度値より小さい場合には、細部構造を不変のまま、所定濃度値までダイナミックレンジを拡大することができ、濃度領域を有効に活用することができる。さらに、入力画像の最大濃度値が所定濃度値より大きい場合には、細部構造を不変のまま、所定濃度値までダイナミックレンジを圧縮することができ、濃度領域を有効に活用することができる。さらに注目領域は実際のフィルム画像のように階調変換することができ、それ以外の濃度領域も所定濃度範囲に階調変換することが可能である。
【0063】
次に、第3の実施の形態を説明する。
図13は高濃度側のダイナミックレンジを圧縮する場合に用いる関数を示し、d1が第1の特徴量抽出手段301が抽出した特徴量、実線が高濃度側のダイナミックレンジを圧縮する場合に用いる関数、点線が高濃度側のダイナミックレンジを拡大する場合に用いる関数を示す。SLOPEの開始点をmaxとd1の間の任意の位置d4とする。
【0064】
図14は低濃度側のダイナミックレンジを圧縮する場合に用いる関数を示し、d1が第1の特徴量抽出手段が抽出した特徴量、実線が低濃度側のダイナミックレンジを圧縮する場合に用いる関数、点線が低濃度側のダイナミックレンジを拡大する場合に用いる関数を示す。SLOPEの開始点をminとd1の間の任意の位置d5とする。
【0065】
次に動作について説明する。
(40)、(41)、(42)式に従い高濃度のダイナミックレンジの圧縮、拡大に用いるratio,SLOPEを計算する。ここでのmaxはmax1またはmax2のいずれかを示す。
【0066】
ratio=(d2−d4)/(max−d4) ───(40)
もしratioが1以下ならば
SLOPE=1−ratio ───(41)
ratioが1より大きければ
SLOPE=ratio−1 ───(42)
【0067】
次に、(43)、(44)、(45)式に従い低濃度のダイナミックレンジの圧縮、拡大に用いるratio1,SLOPE1を計算する。
ratio1=(d5−d3)/(d5−min) ───(43)
【0068】
もしratio1が1以下ならば
SLOPE1=1−ratio1 ───(44)
ratio1が1より大きければ
SLOPE1=ratio1−1 ───(45)
以降は第2の実施の形態と同様の処理を行う。
【0069】
以上のように第3の実施の形態によればSLOPEの開始点を任意に移動できるため、ダイナミックレンジを変更する範囲を調整できる効果がある。
【0070】
次に、本発明による記憶媒体について説明する。
図1、図8の各機能ブロックによるシステムは,ハード的に構成してもよく、また、CPUやメモリ等からなるコンピュータシステムに構成してもよい。コンピュータシステムに構成する場合、上記メモリは本発明による記憶媒体を構成する。この記憶媒体には、前述した動作を制御するための図2のフローチャートを含む処理手順を実行するためのプログラムが記憶される。
【0071】
この記憶媒体としては、ROM、RAM等の半導体メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、磁気媒体等を用いてよく、これらをCD−ROM、FD、磁気カード、磁気テープ、不揮発性メモリカード等に構成して用いてよい。
【0072】
従って、この記憶媒体を図1、図8に示したシステム以外の他のシステムあるいは装置で用い、そのシステムあるいはコンピュータがこの記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し、実行することによっても、前述した各実施の形態と同等の機能を実現できると共に、同等の効果を得ることができ、本発明の目的を達成することができる。
【0073】
また、コンピュータ上で稼働しているOS等が処理の一部又は全部を行う場合、あるいは記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張機能ボードや拡張機能ユニットに備わるCPU等が処理の一部又は全部を行う場合にも、各実施の形態と同等の機能を実現できると共に、同等の効果を得ることができ、本発明の目的を達成することができる。
【0074】
【発明の効果】
本発明によれば、原画像の階調変換処理に必要とする特徴量を算出するのに必要な被写体領域を算出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による画像処理装置を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態による処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】濃度ヒストグラムを示す特性図である。
【図4】濃度ヒストグラムを示す特性図である。
【図5】関数f1()の形態を示す特性図である。
【図6】関数f2()の形態を示す特性図である。
【図7】階調変換曲線を示す特性図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態による画像処理装置を示すブロック図である。
【図9】す抜け領域を削除した肺側面画像を示す構成図である。
【図10】関数f1の形態を示す特性図である。
【図11】関数f3の形態を示す特性図である。
【図12】階調変換曲線を示す特性図である。
【図13】関数f2の形態を示す特性図である。
【図14】関数f4の形態を示す特性図である。
【図15】従来の関数の形態を示す特性図である。
【符号の説明】
101 す抜け削除手段
102 ヒストグラム作成手段
103 凹凸部抽出手段
104 解析手段
106 平滑化手段
107 変更手段
301 第1の特徴量抽出手段
302 す抜け削除手段
303 第2の特徴量抽出手段
304 第3の特徴量抽出手段
305 平滑化手段
306 変更手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a technique for expanding and compressing the dynamic range of an input image, and particularly suitable for expanding and reducing the dynamic range of a specific area while preserving the fine structure of an X-ray image. It is.
[0002]
[Prior art]
For example, an X-ray limb image is composed of an image of a soft tissue that easily transmits X-rays and an image of a bone that is very difficult to transmit X-rays, and thus has a very wide range of pixel values. For this reason, it has been considered difficult to obtain an X-ray limb image capable of simultaneously observing both soft tissue and bone.
[0003]
Therefore, as a method of avoiding this problem, there is a conventional dynamic range compression method described in Japanese Patent No. 2663189. This method uses the pixel value S after compensation (after processing). D Original pixel value (input pixel value) S ORG The average pixel value S when the moving average of the original image is taken with a mask size of M × M pixels US And a function f (X) having characteristics as shown in FIG.
[0004]
S D = S ORG + F (S US ) (1)
S US = ΣS ORG / M 2 ─── (2)
It is represented by the following formulas (1) and (2).
[0005]
Here, the function f (S US ) Will be described. First, the characteristic shown in FIG. US ≦ BASE ”, f (S US ) Becomes "0" and "S US > BASE ”is f (S US ) Monotonously decreases with the intercept as “threshold BASE” and slope “SLOPE”.
[0006]
Therefore, the original pixel value S ORG When the above equation (1) is executed with the density equivalent amount, the effect of reducing the density at a high average density of the image is obtained.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional method, since BASE and SLOPE are determined in advance, the range and degree of compression of the dynamic range are determined uniformly for an input image having any density distribution, and it is desired to compress the dynamic range. There is a problem in that the region to be compressed is not compressed and the region to be compressed cannot be compressed.
[0008]
Further, the conventional method has a problem that when the density distribution width of the input image is narrow, there is no idea of expanding the dynamic range, and the density range cannot be effectively used.
[0009]
In addition, for example, when an image of an object composed mainly of two types of tissues (bone and soft tissue) such as the extremities of a human body is output as a film, the attention area (bone) is the same as the F / S system film output. In addition, it is desired to output the film so that a high density region (upper density of the soft tissue) that cannot be seen with the F / S film is also visible. Further, it is desired to output a film having the same gradation (for example, the bone density is 1.0 and the upper limit of the soft tissue density is 3.0) for any input image.
[0010]
However, in the conventional method, there is no idea of stably extracting feature quantities for tone conversion, and the dynamic range area of a constant density area is uniformly compressed. The gradation of the image fluctuates, and there is a problem that gradation conversion with a stable density independent of the input image cannot be obtained.
[0011]
The present invention has been made in view of the above problems, and compresses or enlarges the gradation of an arbitrary image area in the radiation image while preserving the gradation of the image showing the fine structure in the radiation image. Then, it is an object to make the gradation of the radiation image a desired gradation while maintaining the gradation of the image of the desired observation region in the radiation image in an appropriate state.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
The image processing apparatus of the present invention is an area in which X-rays pass through without passing through the subject in an image processing device that performs gradation conversion processing of an original image obtained by irradiating the subject with X-rays. Pixel values that represent missing areas A region in the original image that does not belong to a region of a certain width on the original image from the coordinates on the original image of pixels having the above pixel values is defined as a subject region. Means for extracting; Within the subject area Means for obtaining a histogram indicating the appearance frequency of pixel values; and calculating means for calculating a feature amount based on the histogram; The original image is represented by a gradation conversion curve determined so that a pixel having the feature value has a target value after gradation conversion processing. And means for performing gradation conversion processing.
The image processing method of the present invention is an area in which X-rays pass through the subject without passing through the subject in an image processing method for performing gradation conversion processing of an original image obtained by irradiating the subject with X-rays. Pixel values that represent missing areas A region in the original image that does not belong to a region of a certain width on the original image from the coordinates on the original image of pixels having the above pixel values is defined as a subject region. Extracting, and Within the subject area Obtaining a histogram indicating the appearance frequency of pixel values; calculating a feature amount based on the histogram; The original image is represented by a gradation conversion curve determined so that a pixel having the feature value has a target value after gradation conversion processing. And a step of performing gradation conversion processing.
The computer-readable storage medium of the present invention is a region through which X-rays pass through a computer without passing through the subject to perform gradation conversion processing of an original image obtained by irradiating the subject with X-rays. The value of the pixel representing the missing area A region in the original image that does not belong to a region of a certain width on the original image from the coordinates on the original image of pixels having the above pixel values is defined as a subject region. Means for extracting; Within the subject area Means for obtaining a histogram indicating the appearance frequency of pixel values; means for calculating a feature amount based on the histogram; The original image is represented by a gradation conversion curve determined so that a pixel having the feature value has a target value after gradation conversion processing. It is characterized by functioning as means for gradation conversion processing.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a block diagram showing the configuration of the image processing apparatus according to the first embodiment of the present invention.
In FIG. 1, 101 is a void deletion means for deleting a void area (area through which X-rays pass) from an input image, and 102 is a void deletion means 101. A density histogram of an image area from which the void area is deleted is created. Histogram creation means 103 is a concavo-convex part extraction means for extracting the concavo-convex part of the density histogram created by the histogram creation means 102, and 104 is for changing the dynamic range using the information of the concavo-convex part obtained by the concavo-convex extraction means 103 Analysis means for calculating the feature quantity and the feature quantity for gradation conversion, 106 a smoothing means for smoothing the input image, 107 a feature quantity obtained by the analysis means 104 and smoothing obtained by the
[0018]
FIG. 2 is a flowchart showing a processing flow of the image processing apparatus according to the first embodiment.
FIG. 3 is a histogram having a concave portion with the horizontal axis representing density values and the vertical axis representing density value appearance frequency, where the horizontal axis max is the maximum density value, Ta2 is the maximum value of the left convex portion, and the frequency of the density Ta2 is h1. The maximum value of the right convex portion is Ta3, the frequency of concentration Ta3 is h2, the average concentration value of concentration Ta2 or less is Ta1, and the average concentration value of concentration Ta3 or less is Ta4. Ta1 and Ta4 are density values used for gradation conversion described later.
FIG. 4 is a histogram without a concave portion in which the horizontal axis indicates density values, and the vertical axis indicates the appearance frequency of density values. The maximum on the horizontal axis is the maximum density value, Ta6 is the maximum value of the convex portions, and the frequency of density Ta6 is h3. To do.
[0019]
FIG. 5 shows a function used when compressing the dynamic range on the high density side, and FIG. 6 shows a function used when expanding the dynamic range on the high density side. In both figures, BASE is a density value at the start of dynamic range change.
FIG. 7 shows a gradation conversion curve for converting the input image density into the X-ray film density. The horizontal axis represents the input image density value, the vertical axis represents the output image density value, d1 is density 1.0, and d2 is density. 1.5 and d3 correspond to a density of 3.0. The gradation conversion curve is used, for example, when image data is output in the form of actual film output.
[0020]
Next, the operation will be described.
The void deletion means 101 deletes a void region, a void region, and a region that is in contact with a certain distance from the input image. More specifically, the following image conversion is performed in which, for example, a pixel region in an X-ray irradiation region and a body region in contact with the void region within a certain interval are replaced with, for example, 0 pixels.
[0021]
[Expression 1]
[0022]
Here, f (x, y) indicates image data, and f1 (x, y) indicates an image after deleting a void region and a body region that contacts the void region within a certain interval. sgn (x, y) is expressed as follows. Th1 is a constant determined by experiments, and d1 and d2 are constants that determine the width for deleting the body region.
When sgn (x, y) = 0 f (x, y) ≧ Th1
sgn (x, y) = 1 Other ─── (4)
[0023]
Next, the
Fhis (x−d)> Fhis (x) and Fhis (x + d)> Fhis (x)
A region to be formed is defined as a concave portion, and the other regions are determined as convex portions. The constant d is normalized by the concentration distribution b1 shown by the equation (5) and expressed by the equation (6).
b1 = max-min (5)
d = c × b1 (6)
[0024]
Next, the processing of the
First, it is determined whether or not the concave portion is extracted by the concave and convex portion extraction means 103 (step S201). If there is no concave portion, the maximum value Ta6 of the convex portion in FIG. 4 is extracted (step S202). Then, the density feature amount Ta5 for gradation conversion is calculated according to the equation (7).
[0025]
[Expression 2]
[0026]
Then, a predetermined density value is extracted from the gradation conversion curve shown in FIG. For example, the gradation conversion curve is shifted parallel to the horizontal axis or the input density value is shifted along the horizontal axis so that the density value Ta5 becomes the desired output density value on the vertical axis (for example, 1.0) ( For example, this corresponds to the density value of the area indicated by the density of the attention area Ta5 on the actual film density). Then, an input image d3 corresponding to the maximum desired output density value (for example, 3.0) is extracted (this is a density limit that can be identified by, for example, the density on the film for general Japanese).
[0027]
Next, ratio and SLOPE1 are calculated according to the equations (8), (9), and (10) (step S204).
ratio = (d3-Ta6) / (max-Ta6) (8)
If ratio is less than 1,
SLOPE1 = 1-ratio ─── (9)
If the ratio is greater than 1,
SLOPE1 = ratio-1 (10)
[0028]
Next, if a concave portion is found in step S201, the maximum value Ta2 of the left convex portion in FIG. 3 and its frequency h1 are extracted (step S205). Next, the maximum value Ta3 and the frequency h2 of the right convex part are extracted (step S206). Then, the ratio between h1 and h2 is calculated (step S207). If the ratio is larger than the constant c1, the feature amount Ta4 used for gradation conversion is calculated according to the equation (11) (step S208).
Then, a predetermined density value is extracted from the gradation conversion curve shown in FIG. For example, the gradation conversion curve is shifted parallel to the horizontal axis or the input density value is shifted along the horizontal axis so that the density value Ta4 becomes the desired output density value on the vertical axis (for example, 1.0) ( For example, this corresponds to the density value of the area indicated by the density of the attention area Ta4 on the actual film density). Then, an input image d3 corresponding to a desired high value (for example, 3.0) of the output density value is extracted (this is a density limit that can be identified by, for example, a density on a general Japanese film).
[0029]
[Equation 3]
[0030]
Next, ratio and SLOPE2 are calculated according to the equations (12), (13), and (14) (step S209).
ratio = (d3-Ta3) / (max-Ta3) (12)
If ratio is less than 1,
SLOPE2 = 1-ratio (13)
If the ratio is greater than 1,
SLOPE2 = ratio-1 (14)
[0031]
When step S207 is Yes, Ta1 used for the feature value of gradation conversion is calculated according to the equation (15) (step S210).
Then, a predetermined density value is extracted from the gradation conversion curve shown in FIG. For example, the gradation conversion curve is shifted in parallel with the horizontal axis or the input density value is shifted along the horizontal axis so that the density value Ta1 becomes the desired output density value on the vertical axis (for example, 1.0) ( For example, this corresponds to the density value of the area indicated by the density of the attention area Ta1 on the actual film density). Then, an input image d3 corresponding to the desired maximum value of the output density value (for example, 3.0) is extracted (this is a density limit that can be identified by, for example, the density on the film for general Japanese).
[0032]
[Expression 4]
[0033]
Next, ratio and SLOPE3 are calculated according to the equations (16), (17), and (18) (step S211).
ratio = (d3-Ta2) / (max-Ta2) (16)
If ratio is less than 1,
SLOPE3 = 1-ratio ─── (17)
If the ratio is greater than 1,
SLOPE3 = ratio-1 (18)
[0034]
Next, the smoothing means 106 calculates a smoothed image fus (x, y) image according to the equations (19), (20), (21), (22), and (23) for the calculation by the morphological filter. Here, let fo (x, y) be an input image.
[0035]
f1 (x, y) = min {fo (x + x1, y + y1) −D (x1, y1) | x1 × x1 + y1 × y1 ≦ r1 × r1} (19)
f2 (x, y) = max {f1 (x + x1, y + y1) + D (x1, y1) | x1 × x1 + y1 × y1 ≦ r1 × r1} (20)
f3 (x, y) = max {f2 (x + x1, y + y1) + D (x1, y1) | x1 × x1 + y1 × y1 ≦ r1Xr1} (21)
fus (x, y) = min {f3 (x + x1, y + y1) −D (x1, y1) | x1 × x1 + y1 × y1 ≦ r1 × r1} (22)
[0036]
D (x, y) is a hemispherical filter, r1 is an arbitrary constant, and is selected according to the input image.
x 2 + Y 2 ≤r1 2 Then D (x, y) = sqrt ((r1-x) 2 + (R1-y) 2 )
In other cases, D (x, y) = − ∞ (23)
[0037]
Next, when the ratio is 1 or less, the density is changed according to the equation (24) using the monotone decreasing function f1 () shown in FIG. In this BASE, Ta6 is used when SLOPE1 is used, Ta3 is used when SLOPE2 is used, and Ta2 is used when SLOPE3 is used.
fe (x, y) = fo (x, y) + f3 (fus (x, y)); fus (x, y)> BASE = fo (x, y); fus (x, y) ≦ BASE (24)
[0038]
When the ratio is larger than 1, the density is changed according to the equation (25) using the monotonically increasing function f2 () shown in FIG.
fe (x, y) = fo (x, y) + f4 (fus (x, y)); fus (x · y)> BASE = fo (x, y); fus (x, y) ≦ BASE (25)
[0039]
Then, Ta5 is used when SLOPE1 is used, Ta4 is used when SLOPE2 is used, and Ta1 is used when SLOPE3 is used, and gradation conversion is performed using the gradation conversion curve shown in FIG. 7 (step S208). Therefore, regardless of what input data is input, the density feature amount for gradation conversion is 1.0 on the film, and max is 3.0. Therefore, the attention area (input density value below BASE) is close to the actual view of the X-ray film, and other density areas have an upper density limit of 3.0, so that gradation conversion can be performed so that they can be identified with the naked eye.
[0040]
As described above, according to the first embodiment, when the maximum density value of the input image is smaller than the predetermined density value, the dynamic range can be expanded to the predetermined density value without changing the detailed structure. The concentration region can be used effectively. In addition, when the maximum density value of the input image is smaller than the predetermined density value, the dynamic range can be compressed to the predetermined density value without changing the detailed structure, and the density area can be effectively used.
[0041]
Furthermore, it is possible to perform gradation conversion of the attention area like an actual film image, and it is also possible to perform gradation conversion of other density areas into a predetermined density range. Also, when the density distribution of the input image is mainly composed of two types of tissues (for example, bone and soft tissue), the BASE position for changing the dynamic range is changed depending on the shape of the density distribution. The amount of change in the dynamic range of the distribution (eg, bone) is small, and there is an effect that the dynamic range on the high concentration side (soft tissue) can be mainly changed.
[0042]
FIG. 8 is a block diagram showing a configuration of an image processing apparatus according to the second embodiment of the present invention.
In FIG. 8,
[0043]
FIG. 9 is an image of the lung side surface from which the omission region has been deleted. A body region in which the touching part is deleted at a certain rate is shown.
[0044]
FIG. 10 shows a function used when changing the dynamic range on the high density side, d1 is a feature extracted by the first feature
[0045]
FIG. 11 shows a function used when changing the dynamic range on the low density side, d1 is a feature extracted by the first feature quantity extraction means, and a solid line is a function used when compressing the dynamic range on the low density side, a dotted line Expands the dynamic range on the low concentration side
Indicates the function to be used when increasing.
[0046]
FIG. 12 shows a gradation conversion curve for converting input image density to x-ray film density, the horizontal axis represents the input image density value, the vertical axis represents the output image density value, d1 is density 1.5, and d2 is density. 3.0, d3 is the concentration O.D. 25. The gradation curve is used, for example, when outputting image data imitating actual film output.
[0047]
Next, the operation will be described.
The first feature
[0048]
Next, the void deletion means 102 deletes the void region and the region that contacts the void region with a certain width. Specifically, the image conversion is performed according to the above equation (3) in which the void region in the X-ray irradiation region and the body region in contact with the void region within a certain interval are replaced with, for example, 0 pixels.
[0049]
Next, the second feature
YI = min {y | f1 (x, y)> 0} (26)
Yh = max {y | f1 (x, y)> 0} (27)
Ym = (Y1 + Yh) / 2 (28)
[0050]
Then, the maximum value max1 of f1 (x, y) between Yl and Ym (head side half) represented by the equation (29) and between Ym and Yh (ventral half) represented by the equation (30) The maximum value max2 is extracted. Here, for example, max1 indicates the maximum density value at the upper front of the arm, and max2 indicates the maximum density value at the lower heart in the lung.
[0051]
max1 = max {f1 (x, y) | Y1 ≦ y ≦ Yml (29)
max2 = max {f1 (x, y) | Ym ≦ y ≦ Yh} (30)
Furthermore, let the minimum value of f1 (x, y) shown by the equation (31) be Min.
min = min {f1 (x, y) | f1 (x, y) ≠ 0} (31)
[0052]
Then, a predetermined density value is extracted from the gradation conversion curve shown in FIG. For example, the gradation conversion curve is shifted parallel to the horizontal axis or the input density value is shifted along the horizontal axis so that the density value d1 becomes the desired output density value (for example, 1.5) on the vertical axis. Then, the input image value d2 corresponding to the maximum value (for example, 3.0) of the desired output density value is extracted (this is a density limit that can be identified by the density on the film for general Japanese). Then, an input image value d3 corresponding to the lowest desired output density value (for example, 0.25) is extracted.
[0053]
Next, the ratio and SLOPE used for compression and expansion of the high density dynamic range are calculated according to the equations (32), (33), and (34). Here, max indicates either max1 or max2.
ratio = (d2-d1) / (max-d1) (32)
If ratio is less than 1,
SLOPE = 1-ratio ─── (33)
If the ratio is greater than 1,
SLOPE = ratio-1 (34)
[0054]
Next, ratio1 and SLOPE1 used for compression and expansion of the low density dynamic range are calculated according to equations (35), (36), and (37).
ratio1 = (d1-d3) / (d1-min) (35)
[0055]
If ratio1 is 1 or less
SLOPEl = 1-ratio ─── (36)
If the ratio is greater than 1,
SLOPEl = ratio-1 (37)
[0056]
Then, the smoothing means 305 performs the calculation by the morphological filter in accordance with the same calculation as the expressions (19) to (22), and sequentially obtains f1 (x, y) to f3 (x, y) while smoothing the image fus (x , Y) Calculate the image. Here, let fo (x, y) be an input image. Further, the filter of D (x, y) is the same as the equation (23).
[0057]
The changing means 106 performs dynamic range compression and expansion on the high density side and the low density side.
When the ratio is 1 or less, the density is changed according to the equation (38) using the monotonically decreasing function indicated by the solid line in FIG. 10, and when the ratio is 1 or more, f1 () that is the monotonically increasing function is used. Here, d1 is used for BASE. Let the image after conversion be fe (x, y).
[0058]
fe (x, y) = fo (x, y) + f1 (fus (x, y)); fus (x, y)> BASE = fo (x, y); fus (x, y) ≦ BASE (38)
[0059]
Furthermore, the dynamic range is compressed and expanded on the low density side. The density is changed according to the equation (39) using the monotonic decreasing function indicated by the solid line in FIG. 11 when the ratio 1 is 1 or less, and f3 () which is the monotonically increasing function when the ratio is 1 or more. Here, d1 is used for BASE. Let the image after conversion be fe (x, y).
[0060]
fe (x, y) = fo (x, y) + f1 (fus (x, y)); fus (x, y) ≦ BASE = fo (x, y); fus (x, y)> BASE (39)
[0061]
Then, d1 of the input image is made to coincide with the position where the density value is converted to 1.5, and gradation conversion is performed using the gradation conversion curve of FIG. Therefore, regardless of the input data, the density feature amount for gradation conversion is 1.5 on the film, max is 3.0, and min is 0.25. Therefore, the attention area (area where the dynamic range is not converted) is close to the actual view of the X-ray film, and other density areas have an upper density limit of 3.0 and a lower density value of 0.25. The tone can be converted so that it can be identified.
[0062]
As described above, according to the second embodiment, when the maximum density value of the input image is smaller than the predetermined density value, the dynamic range can be expanded to the predetermined density value without changing the detailed structure. The concentration region can be used effectively. Further, when the maximum density value of the input image is larger than the predetermined density value, the dynamic range can be compressed to the predetermined density value without changing the detailed structure, and the density area can be effectively used. Furthermore, the attention area can be converted into gradation as in an actual film image, and other density areas can be converted into gradation within a predetermined density range.
[0063]
Next, a third embodiment will be described.
FIG. 13 shows a function used when compressing the dynamic range on the high density side, d1 is a feature quantity extracted by the first feature quantity extraction means 301, and a solid line is a function used when compressing the dynamic range on the high density side. The dotted line indicates a function used when the dynamic range on the high density side is expanded. The starting point of SLOPE is an arbitrary position d4 between max and d1.
[0064]
FIG. 14 shows a function used when compressing the dynamic range on the low density side, d1 is a feature quantity extracted by the first feature quantity extraction means, and a solid line is a function used when compressing the dynamic range on the low density side, A dotted line indicates a function used when the dynamic range on the low density side is expanded. The starting point of SLOPE is an arbitrary position d5 between min and d1.
[0065]
Next, the operation will be described.
The ratio and SLOPE used for compression and expansion of the high density dynamic range are calculated according to the equations (40), (41), and (42). Here, max indicates either max1 or max2.
[0066]
ratio = (d2−d4) / (max−d4) (40)
If ratio is less than 1,
SLOPE = 1-ratio ─── (41)
If the ratio is greater than 1,
SLOPE = ratio-1 (42)
[0067]
Next, ratio1 and SLOPE1 used for compression and expansion of the low density dynamic range are calculated according to equations (43), (44), and (45).
ratio1 = (d5-d3) / (d5-min) (43)
[0068]
If ratio1 is 1 or less
SLOPE1 = 1-ratio1 (44)
If ratio1 is greater than 1,
SLOPE1 = ratio1-1 ─── (45)
Thereafter, the same processing as in the second embodiment is performed.
[0069]
As described above, according to the third embodiment, since the start point of SLOPE can be arbitrarily moved, there is an effect that the range in which the dynamic range is changed can be adjusted.
[0070]
Next, the storage medium according to the present invention will be described.
1 and 8 may be configured in hardware, or may be configured as a computer system including a CPU, a memory, and the like. When configured in a computer system, the memory constitutes a storage medium according to the present invention. This storage medium stores a program for executing a processing procedure including the flowchart of FIG. 2 for controlling the above-described operation.
[0071]
As this storage medium, a semiconductor memory such as ROM or RAM, an optical disk, a magneto-optical disk, a magnetic medium or the like may be used, and these are configured as a CD-ROM, FD, magnetic card, magnetic tape, nonvolatile memory card, or the like. May be used.
[0072]
Therefore, this storage medium is used in other systems or apparatuses other than the systems shown in FIGS. 1 and 8, and the system or computer reads out and executes the program code stored in the storage medium, as described above. The functions equivalent to those of the embodiments can be realized, the same effects can be obtained, and the object of the present invention can be achieved.
[0073]
Further, when an OS or the like running on the computer performs part or all of the processing, or an extended function board in which a program code read from a storage medium is inserted into the computer or an extended function connected to the computer Even when a CPU or the like provided in the extended function board or the extended function unit performs part or all of the processing based on the instruction of the program code after being written in the memory provided in the unit, it is equivalent to each embodiment. In addition to realizing the above functions, the same effect can be obtained and the object of the present invention can be achieved.
[0074]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to calculate a subject area necessary for calculating a feature amount necessary for gradation conversion processing of an original image.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing an image processing apparatus according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing a flow of processing according to the first embodiment.
FIG. 3 is a characteristic diagram showing a density histogram.
FIG. 4 is a characteristic diagram showing a density histogram.
FIG. 5 is a characteristic diagram showing a form of a function f1 ().
FIG. 6 is a characteristic diagram showing the form of a function f2 ().
FIG. 7 is a characteristic diagram showing a gradation conversion curve.
FIG. 8 is a block diagram showing an image processing apparatus according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a configuration diagram showing a lung side image from which a void region is deleted.
FIG. 10 is a characteristic diagram showing a form of a function f1.
FIG. 11 is a characteristic diagram showing a form of a function f3.
FIG. 12 is a characteristic diagram showing a gradation conversion curve.
FIG. 13 is a characteristic diagram showing a form of a function f2.
FIG. 14 is a characteristic diagram showing a form of a function f4.
FIG. 15 is a characteristic diagram showing the form of a conventional function.
[Explanation of symbols]
101 Clearing means
102 Histogram creation means
103 Concavity and convexity extraction means
104 Analysis means
106 Smoothing means
107 Change means
301 1st feature-value extraction means
302 Clearing means
303 second feature amount extraction means
304 3rd feature-value extraction means
305 Smoothing means
306 Change means
Claims (6)
前記被写体を透過せずにX線が素通りした領域であるす抜け領域を代表する画素の値以上の画素値を有する画素の前記原画像上での座標から前記原画像上で一定幅の領域に属さない前記原画像内の領域を、被写体領域として抽出する手段と、
前記被写体領域内の画素値の出現頻度を示すヒストグラムを得る手段と、
前記ヒストグラムに基づき特徴量を算出する算出手段と、
前記特徴量の値を有する画素が階調変換処理後に目的とする値となるように定めた階調変換曲線で前記原画像を階調変換処理する手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。In an image processing apparatus that performs gradation conversion processing of an original image obtained by irradiating a subject with X-rays,
From a coordinate on the original image of a pixel having a pixel value equal to or greater than a value of a pixel representative of a void region that is a region through which X-rays pass without passing through the subject to a region having a certain width on the original image Means for extracting an area in the original image that does not belong as a subject area ;
Means for obtaining a histogram indicating the frequency of appearance of pixel values in the subject area ;
Calculating means for calculating a feature amount based on the histogram;
Means for performing gradation conversion processing on the original image with a gradation conversion curve determined so that the pixel having the feature value has a target value after gradation conversion processing;
An image processing apparatus comprising:
前記被写体領域内の画素の最大値が目的とする値となるように前記平滑化画像を階調変換した画像を、前記原画像に加算することで前記原画像のダイナミックレンジを変更する手段とを、
有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。Smoothing means for obtaining a smooth image of the original image;
Means for changing the dynamic range of the original image by adding, to the original image, an image obtained by gradation-converting the smoothed image so that the maximum value of the pixels in the subject region becomes a target value; ,
The image processing apparatus according to claim 1, further comprising:
前記被写体を透過せずにX線が素通りした領域であるす抜け領域を代表する画素の値以上の画素値を有する画素の前記原画像上での座標から前記原画像上で一定幅の領域に属さない前記原画像内の領域を、被写体領域として抽出する工程と、
前記被写体領域内の画素値の出現頻度を示すヒストグラムを得る工程と、
前記ヒストグラムに基づき特徴量を算出する工程と、
前記特徴量の値を有する画素が階調変換処理後に目的とする値となるように定めた階調変換曲線で前記原画像を階調変換処理する工程と、
を有することを特徴とする画像処理方法。In an image processing method for performing gradation conversion processing of an original image obtained by irradiating a subject with X-rays,
From a coordinate on the original image of a pixel having a pixel value equal to or greater than a value of a pixel representative of a void region that is a region through which X-rays pass without passing through the subject to a region having a certain width on the original image Extracting a region in the original image that does not belong as a subject region ;
Obtaining a histogram indicating the frequency of appearance of pixel values in the subject area ;
Calculating a feature amount based on the histogram;
A step of performing gradation conversion processing on the original image with a gradation conversion curve determined so that a pixel having the feature value has a target value after gradation conversion processing;
An image processing method comprising:
前記被写体を透過せずにX線が素通りした領域であるす抜け領域を代表する画素の値以上の画素値を有する画素の前記原画像上での座標から前記原画像上で一定幅の領域に属さない前記原画像内の領域を、被写体領域として抽出する手段と、
前記被写体領域内の画素値の出現頻度を示すヒストグラムを得る手段と、
前記ヒストグラムに基づき特徴量を算出する手段と、
前記特徴量の値を有する画素が階調変換処理後に目的とする値となるように定めた階調変換曲線で前記原画像を階調変換処理する手段として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。In order to perform gradation conversion processing of the original image obtained by irradiating the subject with X-rays,
From a coordinate on the original image of a pixel having a pixel value equal to or greater than a value of a pixel representative of a void region that is a region through which X-rays pass without passing through the subject to a region having a certain width on the original image Means for extracting an area in the original image that does not belong as a subject area ;
Means for obtaining a histogram indicating the frequency of appearance of pixel values in the subject area ;
Means for calculating a feature amount based on the histogram;
Computer-readable recording of a program for causing the original image to function as means for performing gradation conversion processing with a gradation conversion curve determined so that the pixel having the feature value has a target value after gradation conversion processing Possible storage medium.
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