JP3903074B2 - 画像形成装置及び液管理方法 - Google Patents
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Description
いシステムにおいても同様である。
図1は本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置の全体構成図である。同図に示したように、このインクジェット記録装置10は、インクの色ごとに設けられた複数の印字ヘッド12K,12C,12M,12Yを有する印字部12と、各印字ヘッド12K,12C,12M,12Yに供給するインクを貯蔵しておくインク貯蔵/装填部14と、記録紙16を供給する給紙部18と、記録紙16のカールを除去するデカール処理部20と、前記印字部12のノズル面(インク吐出面)に対向して配置され、記録紙16の平面性を保持しながら記録紙16を搬送する吸着ベルト搬送部22と、印字部12による印字結果を読み取る印字検出部24と、印画済みの記録紙(プリント物)を外部に排紙する排紙部26と、を備えている。
次に、本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録装置10のインク管理方法及び脱気処理制御について説明する。
このインクの溶解速度 (dv/dt)は、インク流路を形成する部材(継ぎ手、ホース等)ごとに異なり、また、温度、湿度等の環境条件によって変化する。したがって、数式〔数1〕に示すように気体の溶解速度 (dv/dt)はインク流路の構成部材や環境パラメータごと求められる気体の溶解速度 (dv/dt)1 、(dv/dt) 2 、(dv/dt) 3 、…の和として表される。
即ち、(dv/dt) 1 は継ぎ手部分における気体の溶解速度であり、継ぎ手の数及びそれぞれの継ぎ手の構造から決められる。継ぎ手200及び継ぎ手202における気体の溶解速度をそれぞれdvA/dt、dvB/dtとすると、〔数2〕に示すように、(dv/dt) 1 はdvA/dtとdvB/dtとの和で表される。
供給ホース210及び供給ホース212における気体の溶解速度をそれぞれdvc/dt、dvD/dtとすると、〔数3〕に示すように、(dv/dt) 2 はdvc/dtとdvD/dtとの和で表される。継ぎ手の場合と同様に、供給ホースを3つ以上有する場合には、供給ホース部分の気体の溶解速度(dV/dt)2 は、全ての継ぎ手における気体の溶解速度の総和で表される。供給ホースにおける気体の溶解速度は、供給ホースの数及び各供給ホースの材質、表面積、長さ等から決められる。
次に、本発明の第2実施形態に係るインクジェット記録装置10のインク管理方法及び脱気処理制御について説明する。
Claims (9)
- 被記録媒体上に液滴を吐出させる記録ヘッドと、
前記記録ヘッドに供給される液を蓄える前記液供給手段と、
前記記録ヘッドと前記液供給手段との間に設けられ、前記記録ヘッドに供給される液に脱気処理を施す脱気手段と、
前記脱気手段と前記記録ヘッドとをつなぐ液流路の流路長及び少なくとも記録ヘッドから吐出される液の消費量より算出される前記液流路を移動する移動時間と、前記液流路の気体の溶解速度と、から前記記録ヘッド内の液の溶存気体量を推測する溶存気体量推測手段と、
前記溶存気体量推測手段によって推測された液内の溶存気体量が所定の規定値を超える場合には、前記記録ヘッド内の液の回復処理を実行する液回復手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記記録ヘッドの液流方向上流側に、前記記録ヘッドに供給される液の溶存気体量を計測する溶存気体量計測手段を備え、
前記溶存気体量計測手段によって計測された溶存気体量が前記規定値を超える場合には、前記液回復手段は前記記録ヘッド内の液の回復動作を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記記録ヘッドの液流方向下流側に、前記記録ヘッドから送出される液の溶存気体量を計測する溶存気体量計測手段を備え、
前記溶存気体量推測手段によって推測された液の溶存気体量が前記規定値を超えていない場合には、前記溶存気体量計測手段によって計測された溶存気体量が前記規定値を超えていても、前記液回復手段は前記記録ヘッド内の液の回復動作を行わないことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記記録ヘッドから前記液供給手段へ液を循環させる循環路を備え、
前記溶存気体量推測手段によって推測された液内の溶存気体量が所定の規定値を超える場合には、前記液回復手段は前記記録ヘッド内の液を前記循環路によって前記液供給手段へ循環させると共に、前記脱気手段を用いて、前記記録ヘッドに供給される液の脱気処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記記録ヘッドが有する吐出孔から該記録ヘッド内の液を外部へ排出させる液排出手段を備え、
前記溶存気体量推測手段によって推測された液内の溶存気体量が所定の規定値を超える場合には、前記液回復手段は、前記液排出手段を用いて前記記録ヘッド内の液を前記吐出孔から排出させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記循環路に設けられ、前記記録ヘッドに供給される液の溶存気体量を計測する溶存気体量計測手段を備え、
前記溶存気体量推測手段によって推測された液の溶存気体量が、前記規定値を超える場合には、前記液回復手段は前記記録ヘッド内の液を前記循環路によって前記液供給手段へ循環させると共に、前記溶存気体量計測手段の計測値が前記規定値以下になるように前記脱気手段を用いて、前記記録ヘッドに供給される液の脱気処理を行うことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。 - 前記循環路に設けられ、前記記録ヘッドから送出される液の溶存気体量を計測する溶存気体量計測手段と、
前記記録ヘッドが有する吐出孔から前記記録ヘッド内の液を外部へ排出させる液排出手段と、
を備え、
前記溶存気体量推測手段によって推測された液の溶存気体量が、前記規定値を超える場合には、前記液回復手段は前記液排出手段を用いて前記記録ヘッド内の液を前記記録ヘッド外部に排出する一方、前記液供給手段から前記記録ヘッドに供給される液の溶存気体量を前記溶存気体量計測手段によって計測し、該液の溶存気体量が前記規定値以下になるように前記脱気手段を用いて脱気処理を行うことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。 - 前記記録ヘッドの保存温度を調整する記録ヘッド温調手段と、
前記溶存気体量推測手段によって推測された溶存気体量が前記規定値に近づいた場合には、前記記録ヘッド温調手段を用いて該記録ヘッドの保存温度を下げるように制御する記録ヘッド温調制御手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1乃至7のうち何れか1項に記載の画像形成装置。 - 被記録媒体上に液滴を吐出させる記録ヘッドと、前記記録ヘッドに供給される液を蓄える前記液供給手段と、前記記録ヘッドと前記液供給手段との間に設けられ、前記記録ヘッドに供給される液に脱気処理を施す脱気手段と、を備えた画像形成装置の液管理方法であって、
前記脱気手段と前記記録ヘッドとをつなぐ液流路の流路長及び少なくとも記録ヘッドから吐出される液の消費量より算出される前記液流路を移動する移動時間と、前記液流路の気体の溶解速度と、から前記記録ヘッド内の液の溶存気体量を推測し、推測された溶存気体量が所定の規定値を超える場合には、前記記録ヘッド内の液に回復動作を施すことを特徴とする液管理方法。
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