JP3990141B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、反射板を使用した液晶表示装置及びその反射板に関し、特に、外部からの入射光を観察者側に反射して表示用の光源とする反射型または半透過型液晶表示装置及び同液晶表示装置に使用される反射板に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置は、その光源の種類に応じて、反射型液晶表示装置、透過型液晶表示装置及び半透過型液晶表示装置に分類される。
【0003】
透過型液晶表示装置は、バックライト用の光源を備えており、このバックライトにより表示を行う。
【0004】
反射型液晶表示装置は、内部に反射板を有し、この反射版により外部からの入射光を反射させて表示光源としている。このため、透過型液晶表示装置とは異なり、光源としてのバックライトを備える必要がない。
【0005】
半透過型液晶表示装置は、上述の透過型液晶表示装置と反射型液晶表示装置とを組み合わせたものである。
【0006】
反射型液晶表示装置は、透過型液晶表示装置よりも低消費電力化、薄型化、軽量化を達成することができるため、主に携帯端末用の表示装置として利用されている。その理由は、外部から入射した光を反射板で反射させることにより表示光源として利用することができるので、透過型液晶表示装置とは異なり、バックライト用の光源が不要になるからである。
【0007】
現在の反射型液晶表示装置の基本構造は、TN(ツイステッドネマテック)方式、一枚偏光板方式、STN(スーパーツイステッドネマテック)方式、GH(ゲストホスト)方式、PDLC(高分子分散)方式、コレステリック方式等を用いた液晶と、液晶を駆動するためのスイッチング素子と、液晶セル内部又は外部に設けた反射板と、から構成されている。これらの一般的な反射型液晶表示装置は、薄膜トランジスタ(TFT)又は金属/絶縁膜/金属構造ダイオード(MIM)をスイッチング素子として用い、高精細及び高画質を実現できるアクティブマトリクス駆動方式が採用され、これに反射板が付随した構造となっている。
【0008】
このような従来の反射型液晶表示装置の一例として、特許2825713号公報及び特許3012596号公報に記載されたものがある。この反射型液晶表示装置においては、フォトリソグラフィ工程により有機絶縁膜を残して反射板の表面に孤立の凸部を形成し、この凸部の上に層間膜を設けて、凸部からなる山の部分とそれ以外の谷の部分とからなる滑らかな凹凸形状とすることにより、反射版の表面に凹凸パターンを形成している。
【0009】
図6は、従来の反射板に形成された凹凸パターンの例を示す平面図である。図6に示すように、凹凸パターンは、反射板1の表面に、平面形状が円形状の複数個の凸部2を凸パターンとして各々孤立状態に配置して形成されている。
【0010】
しかしながら、従来の反射板1は入射光をある程度拡散させて反射させることを目的としていたため、光の散乱性が強く、入射光は反射方向が円錐形状となるようにほぼ均等に反射していた。
【0011】
図7は、図6の反射板による入射光と反射光の関係を示す説明図である。図7に示すように、反射型液晶表示装置の表示面を見ている観察者の正面方向から入射する入射光Li(蛍光灯または太陽光)は、反射板1で反射し、ほぼ均等に四方八方に拡散する反射光Lrとなる。
【0012】
すなわち、円形の凸部2からなる凹凸パターンが形成されている反射板1では、室内の蛍光灯のように、特定方向からの強い光(直接光)が支配的であり、壁に反射することによりパネルに入射する光(間接光)が弱いような環境においては、特定方向からの光を観察者側に効率良く反射させることができないため、パネルに入射する光を有効に利用することができなかった。従って、観察者側に反射される光は弱くなり、観察者が暗いと感じる表示となってしまった。
【0013】
また、反射板1に形成された凹凸パターンの形状によっては、凹凸パターンのどの位置で反射されたかという光の経路差に起因する干渉により、観察者とパネルと入射光との角度に依存して色調の変化が顕著なものとなってしまい、カラー液晶表示装置の表示特性を悪化させる原因となってしまっていた。
【0014】
このような問題を解決するため、本願出願人は、先に、観察者側に効率的に光を反射させることができる反射板及びその反射板を用いた反射型液晶表示装置を提供した(特願2001−055229)。
【0015】
図8は、その反射型液晶表示装置10の部分断面図である。反射型液晶表示装置10は、下部側基板11と、下部側基板11に対向して配置された対向側基板12と、下部側基板11と対向側基板12との間に挟み込まれた液晶層13と、を有している。
【0016】
この反射型液晶表示装置10は、アクティブマトリクス方式を採用しており、薄膜トランジスタ(TFT)がスイッチング素子として各画素毎に設けられている。
【0017】
下部側基板11は、絶縁性基板14、絶縁保護膜15、TFT16、第1絶縁層17、凸パターン18、第2絶縁層19及び反射電極20を有している。
【0018】
絶縁性基板14の上には絶縁保護膜15が積層され、TFT16は絶縁保護膜15の上に形成されている。TFT16は、絶縁性基板14上に形成されたゲート電極16aと、ゲート電極16aを覆うように絶縁保護膜15上に形成されている半導体層16cと、半導体装置16cに接続して形成されているドレイン電極16b及びソース電極16dと、を有している。
【0019】
絶縁保護膜15及びTFT16の上には、第1絶縁層17またはTFT16のソース電極16dを介して、凸パターン18が形成されている。さらに、凸パターン18、第1絶縁層17及びソース電極16dを覆って第2絶縁層19が積層され、第2絶縁層19には、ソース電極16dに達するコンタクトホール21が開けられている。
【0020】
さらに、コンタクトホール21及び第2絶縁層19を覆って、反射電極20が積層されている。反射電極20は、TFT16のソース電極16dに接続され、反射板及び画素電極としての機能を有する。
【0021】
下部側基板11の周縁部に設けられた端子領域には、絶縁性基板14上のゲート端子部22とともに、ゲート端子部22を覆う絶縁保護膜15上のドレイン端子部23が形成されている。
【0022】
対向側基板12は、絶縁性基板26と、液晶層13に向かって絶縁性基板26上にこの順番に積層されたカラーフィルタ25及び透明電極24と、を有している。
【0023】
絶縁性基板26から入射した入射光Liは、対向側基板12から液晶層13を経て下部側基板11に達し、反射電極20に反射されて反射光Lrとなり、再び液晶層13を経て透明電極24から対向側基板12の外に出射される。
【0024】
図9(a)は、反射板1に入射する光Liと、反射板1に反射して観察者が視認する光Lrとを模式的に示したものである。入射光Li及び反射光Lrが反射板1の法線方向となす角をそれぞれ入射角Tiおよび反射角Trとする。入射光Liは、凸パターン18及び第2絶縁層19により凹凸状に形成されている反射電極20で反射されるので、入射角Tiと反射角Trは異なる値となる。
【0025】
図9(b)は、凹凸状の反射電極20の一点Aに入射した光の反射について模式的に示した図である。ここでは簡便のために反射電極20の表面形状と反射板1のみを図示している。
【0026】
入射光Liが凹凸状の反射電極20のA点に入射すると、入射光LiはA点における反射電極20の接平面での反射となるため、反射光LrはA点における法線方向を対称軸とした方向に反射する。
【0027】
ここで、A点における反射電極20の接平面と反射板1とのなす角をA点における傾斜角θと定義すると、反射光Liの反射方向の分布は反射電極20の凹凸の傾斜角θの分布に依存することになる。このため、観察者Pが反射板1の輝度に関して主観評価を行い、明るい反射であると認識するように傾斜角θの分布を設計することが重要となる。
【0028】
反射型液晶表示装置を使用する状況を検討すると、図10(a)に示すように、反射板1の法線方向と0乃至―60度の角度にある光源Sからの入射光Liが、―10乃至+20度の角度に反射される反射光Lrを観察者Pが視認する状況と、図10(b)に示すように、反射板1のA点への左右20度以内の方向からの入射光Liを左右20度以内の方向で観察者Pが反射光Lrを視認する状況と、が支配的であると考えられる。
【0029】
反射板1に形成される凹凸パターンに、観察者Pから見て水平方向に伸びた形状の凹凸を多く含めることにより、図10(a)に示したように、光源Sからの入射光Liを効率的に観察者Pへの反射光Lrとするような指向性を伴った反射板1を設計することができる。
【0030】
図11は反射板1に形成された凹凸パターンの平面図である。図中の斜線部分が凸パターン18の形成されている領域であり、白抜きの三角形で示されている領域が凹部が形成されている領域である。図11においては、凹部を示す三角形は規則的に配列されているが、実際には、ある程度の乱雑さをもって三角形が配列されている。
【0031】
ここでは複数の三角形の3辺を凸パターン18が画定している例を示したが、凹凸パターンとしては複数の線状凸パターンにより四角形や楕円形などの閉じた図形(閉図形)が形成されるものであればよい。
【0032】
図12は図11の2点間の模式的な断面図である。凸パターン18の中心間距離をL、凸パターン18の幅をW、凸パターン18の高さをD、第2絶縁膜層19の高さが極小となる高さをd、第2絶縁膜層19の高さが最大となる点と最小となる点の高さ差を△Dとする。第2絶縁膜層19の上面に塗布されたアルミニウム膜(反射電極20)は非常に薄いため、その厚さは無視し、図示しない。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】
上述の図11は1画素に対応する凸パターン18の形成状態を示したものである。従来の反射型液晶表示装置10においては、1画素に対応する凸パターン18は一律に決まっており、複数の画素を並べる際には、一律に決まっている凸パターン18を繰り返し整列させていた。
【0034】
例えば、図13に示すように、3つの画素30a、30b、30cを連続して配列する場合には、図11に示したような凸パターン18を各画素30a、30b、30c毎に繰り返し用いていた。
【0035】
近年の液晶表示装置は高精細であることが要求されている。高精細にするためには、凸パターン18の繰り返しのピッチすなわち一つの画素の幅は小さくしなければならない。一つの画素の幅を小さくすれば、一画素に含まれる三角形(凹部)の数は必然的に少なくなる。
【0036】
一方、携帯電話等の携帯機器の用途としては、モノクロにおいては、反射型が主流であったが、カラー液晶になると反射型では明るさが不足するという問題があり、明るさを補うために一画素の中に反射領域と透過領域とを有する半透過型が主流になってきた。透過領域はバックライトを具備するため、暗い環境の中でも明るい表示を得ることができる。
【0037】
図14に、半透過型液晶表示装置の平面図を示す。図13に示した反射型液晶表示装置と同様に、3つの画素300a、300b、300cが配列され、これらの画素の約3分の1は図13と同様に反射板が形成された反射領域301a、301b、301cとして形成され、残りの3分の2は透過領域302a、302b、302cとして形成されている。一画素における反射領域と透過領域との割合は、使用される機器に応じて、様々であるが、いずれにしても、半透過型液晶表示装置における一画素の中で反射板が占める面積は反射型液晶表示装置における一画素の中で反射板が占める面積よりも小さい。従って、半透過型液晶表示装置における一画素中に含まれる三角形(凹部)の数は反射型液晶表示装置の場合よりも少ない。
【0038】
一方、1個の三角形(凹部)の大きさは露光精度等の製造上の能力に応じて決まるため、あまり小さくすることはできない。このように、高精細化、半透過型化によって、一画素に含まれる三角形(凹部)の数が少なくなると、反射光Lr(図7参照)同士の干渉が発生するという問題が生じる。一画素に含まれる三角形(凹部)の数が少なくなると、一画素の中で干渉をキャンセルすることが難しくなるからである。
【0039】
一方、通常、反射板は一画素単位の繰り返しパターンになっているため、一画素の中で干渉をキャンセルできないと、複数画素においても反射光同士の干渉をキャンセルすることはできない。反射光Lr同士の干渉が発生すると、液晶表示装置の表示特性を悪化させる結果となる。
【0040】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、一画素の反射板の面積を小さくしても、反射板で反射する反射光同士の干渉を防止することができる反射板及びその反射板を用いた液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0041】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明は、外部からの入射光を観察者側に反射させ、表示用光源とする複数の画素を有する液晶表示装置の前記複数の画素のそれぞれに形成された反射板において、第1の方向にN(Nは2以上の整数)個の前記画素を一単位としてN種類の色の前記画素が周期的に繰り返して形成され、前記第1の方向にM(Mは2以上の整数)個の前記画素を一単位としてM種類の凹凸パターンが形成された反射板を有する画素が周期的に繰り返して配列され、前記Nと前記Mとの最小公倍数の数の前記画素を前記第1の方向に配列した長さが0.5mm以下であることを特徴とする反射板を提供する。
【0048】
上記の反射板を用いることにより、外部からの入射光を前記反射板において観察者側に反射させ、表示用の光源とする液晶表示装置を形成することができる。この場合の液晶表示装置は、いわゆる反射型及び半透過型液晶表示装置の双方を含む。
【0049】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半透過型液晶表示装置400A及びその反射板40Aの模式的な平面図である。
【0050】
図1に示した半透過型液晶表示装置400Aは縦に2列、横に4列の画素(幅H、高さV)、すなわち、計8個の画素を有しているものとする。これら8個の画素のうち、上段の画素をP1、P2、P3、P4とし、下段の画素をP5、P6、P7、P8とし、画素P1乃至P8はそれぞれ反射領域R1乃至R8及び透過領域Q1乃至Q8を有しており、反射領域R1乃至R8には反射板40Aが形成されている。
【0051】
図1に示した反射板40Aには、図11に示した反射板1と同様に、表面に凹凸パターンが形成されている。具体的には、ランダムな方向に延びる線状の凸パターン18aと、凸パターン18aにより囲まれ、三角形形状をなしている凹パターン18bとが反射板40Aの表面に形成されている。
【0052】
本実施形態に係る半透過型液晶表示装置400Aにおける反射板40Aにおいては、上段の画素P1には第一の凹凸パターンAが形成されており、画素P1に隣接する画素P2には第二の凹凸パターンBが形成され、かつ、第一の凹凸パターンAと第二の凹凸パターンBとは連続的に形成されている。さらに、画素P2に隣接する画素P3には第一の凹凸パターンAが形成されており、画素P3に隣接する画素P4には第二の凹凸パターンBが形成され、かつ、第一の凹凸パターンAと第二の凹凸パターンBとは連続的に形成されている。
【0053】
同様に、下段の画素P5には第一の凹凸パターンAが形成されており、画素P5に隣接する画素P6には第二の凹凸パターンBが形成され、かつ、第一の凹凸パターンAと第二の凹凸パターンBとは連続的に形成されている。さらに、画素P6に隣接する画素P7には第一の凹凸パターンAが形成されており、画素P7に隣接する画素P8には第二の凹凸パターンBが形成され、かつ、第一の凹凸パターンAと第二の凹凸パターンBとは連続的に形成されている。
【0054】
このように、本実施形態に係る半透過型液晶表示装置400Aに用いられる反射板40Aにおいては、隣接する2つの画素を一単位として、同一の凹凸パターンが繰り返されている。すなわち、2画素毎に凹凸パターンA+Bが繰り返し形成され、かつ、第一の凹凸パターンAと第二の凹凸パターンBとは連続性を有している。
【0055】
凹凸パターンA+Bを繰り返し形成するだけであっても、2画素の中で干渉をキャンセルできるので、例えば、凹凸パターンAまたはBのみを繰り返し形成する場合と比べて、干渉をよりキャンセルしやすくなるが、さらに、凹凸パターンAと凹凸パターンBとを連続的に形成することにより、さらに一層、干渉をキャンセルしやすくなる。
【0056】
図2は、本発明の第2の実施形態に係る反射型液晶表示装置400B及びその反射板40Bの模式的な平面図である。
【0057】
図2に示した反射型液晶表示装置400Bは、第1の実施形態に係る半透過型液晶表示装置400Aと同様に、縦に2列、横に4列の画素(幅H、高さV)、すなわち、計8個の画素を有しているものとし、これら8個の画素のうち、上段の画素をP1、P2、P3、P4とし、下段の画素をP5、P6、P7、P8とする。ただし、反射型液晶表示装置400Bは反射板40Bを形成した反射領域のみを有している。
【0058】
図2に示した反射板40Bには、第1の実施形態に係る反射板40Aと同様に、ランダムな方向に延びる線状の凸パターン18aと、凸パターン18aにより囲まれ、三角形形状をなしている凹パターン18bとが反射板40Bの表面に形成されている。
【0059】
本実施形態に係る反射型液晶表示装置400Bに用いられる反射板40Bにおいては、上段の画素P1には第一の凹凸パターンAが形成されており、画素P1に隣接する画素P2には第二の凹凸パターンBが形成され、かつ、第一の凹凸パターンAと第二の凹凸パターンBとは連続的に形成されている。さらに、画素P2に隣接する画素P3には第一の凹凸パターンAが形成されており、画素P3に隣接する画素P4には第二の凹凸パターンBが形成され、かつ、第一の凹凸パターンAと第二の凹凸パターンBとは連続的に形成されている。
【0060】
下段の画素P5には第二の凹凸パターンBが形成されており、画素P5に隣接する画素P6には第一の凹凸パターンAが形成され、かつ、第二の凹凸パターンBと第一の凹凸パターンAとは連続的に形成されている。さらに、画素P6に隣接する画素P7には第二の凹凸パターンBが形成されており、画素P7に隣接する画素P8には第一の凹凸パターンAが形成され、かつ、第二の凹凸パターンBと第一の凹凸パターンAとは連続的に形成されている。
【0061】
さらに、画素P1に形成されている第一の凹凸パターンAと画素P5に形成されている第二の凹凸パターンBとは連続的に形成されている。以下、同様に、画素P2に形成されている第二の凹凸パターンBと画素P6に形成されている第一の凹凸パターンAとは連続的に形成されており、画素P3に形成されている第一の凹凸パターンAと画素P7に形成されている第二の凹凸パターンBとは連続的に形成されており、画素P4に形成されている第二の凹凸パターンBと画素P8に形成されている第一の凹凸パターンAとは連続的に形成されている。
【0062】
上述の第1の実施形態に係る半透過型液晶表示装置400Aに用いられる反射板40Aにおいては、横方向においてのみ、隣接する2つの画素を一単位として、同一の凹凸パターンが繰り返されていた。これに対して、本実施形態に係る反射板40Bにおいては、横方向及び縦方向の双方において、隣接する2つの画素を一単位として、同一の凹凸パターンA+BまたはB+Aが繰り返されている。
【0063】
図3は、本発明の第3の実施形態に係る反射型液晶表示装置400C及びその反射板40Cの模式的な平面図である。
【0064】
図3に示した反射板40Cは縦に2列、横に8列の画素(幅H、高さV)、すなわち、計16個の画素を有しているものとする。これら16個の画素のうち、上段の画素をP1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、P8とし、下段の画素をP9、P10、P11、P12、P13、P14、P15、P16とする。本実施形態に係る反射型液晶表示装置400Cは反射板40Cを形成した反射領域のみを有している。
【0065】
図3に示した反射板40Cには、第1の実施形態における反射板40Aと同様に、ランダムな方向に延びる線状の凸パターン18aと、凸パターン18aにより囲まれ、三角形形状をなしている凹パターン18bとが反射板40Cの表面に形成されている。
【0066】
本実施形態に係る反射型液晶表示装置400Cに用いられる反射板40Cにおいては、上段の画素P1には第一の凹凸パターンA1が形成されており、画素P1に隣接する画素P2には第二の凹凸パターンB1が形成されている。画素P2に隣接する画素P3には第三の凹凸パターンC1が形成されており、画素P3に隣接する画素P4には第四の凹凸パターンD1が形成されている。さらに、これらの第一乃至第四の凹凸パターンA1乃至D1は連続的に形成されている。
【0067】
画素P4に隣接する画素P5には第一の凹凸パターンA1が形成されており、画素P5に隣接する画素P6には第二の凹凸パターンB1が形成されている。画素P6に隣接する画素P7には第三の凹凸パターンC1が形成されており、画素P7に隣接する画素P8には第四の凹凸パターンD1が形成されている。さらに、これらの第一乃至第四の凹凸パターンA1乃至D1は連続的に形成されている。
【0068】
同様に、下段の画素P9には第五の凹凸パターンA2が形成されており、画素P9に隣接する画素P10には第六の凹凸パターンB2が形成されている。画素P10に隣接する画素P11には第七の凹凸パターンC2が形成されており、画素P11に隣接する画素P12には第八の凹凸パターンD2が形成されている。さらに、これらの第五乃至第八の凹凸パターンA2乃至D2は連続的に形成されている。
【0069】
画素P12に隣接する画素P13には第五の凹凸パターンA2が形成されており、画素P13に隣接する画素P14には第六の凹凸パターンB2が形成されている。画素P14に隣接する画素P15には第七の凹凸パターンC2が形成されており、画素P15に隣接する画素P16には第八の凹凸パターンD2が形成されている。さらに、これらの第五乃至第八の凹凸パターンA2乃至D2は連続的に形成されている。
【0070】
このように、本実施形態に係る反射型液晶表示装置400Cに用いられる反射板40Cにおいては、上段の画素においては、連続する4つの画素を一単位として、同一の凹凸パターンが繰り返されている。すなわち、4画素毎に凹凸パターンA1+B1+C1+D1が繰り返し形成されている。同様に、下段の画素においては、連続する4つの画素を一単位として、同一の凹凸パターンが繰り返されている。すなわち、4画素毎に凹凸パターンA2+B2+C2+D2が繰り返し形成されている。
【0071】
なお、下段の画素P9乃至P16に形成される凹凸パターンとしては、上段の画素P1乃至P8に形成される凹凸パターンと同様に、第一の凹凸パターンA1、第二の凹凸パターンB1、第三の凹凸パターンC1及び第四の凹凸パターンD1を選択することも可能である。
【0072】
図4は、本発明の第4の実施形態に係る反射型液晶表示装置400D及びその反射板40Dの模式的な平面図である。
【0073】
図4に示した反射板40Dは縦に4列、横に8列の画素(幅H、高さV)、すなわち、計32個の画素を有しているものとする。これら32個の画素のうち、最上段の画素をP1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、P8とし、最上段の直下の第二段の画素をP9、P10、P11、P12、P13、P14、P15、P16とし、第二段の直下の第三段の画素をP17、P18、P19、P20、P21、P22、P23、P24とし、第三段の直下の第四段の画素をP25、P26、P27、P28、P29、P30、P31、P32とする。本実施形態に係る反射型液晶表示装置400Dは反射板40Dを形成した反射領域のみを有している。
【0074】
図4に示した反射板40Dには、第1の実施形態における反射板40Aと同様に、ランダムな方向に延びる線状の凸パターン18aと、凸パターン18aにより囲まれ、三角形形状をなしている凹パターン18bとが反射板40Dの表面に形成されている。
【0075】
本実施形態に係る反射型液晶表示装置400Dに用いられる反射板40Dにおいては、最上段の画素P1には第一の凹凸パターンA1が形成されており、画素P1に隣接する画素P2には第二の凹凸パターンB1が形成されている。画素P2に隣接する画素P3には第三の凹凸パターンC1が形成されており、画素P3に隣接する画素P4には第四の凹凸パターンD1が形成されている。さらに、これらの第一乃至第四の凹凸パターンA1乃至D1は連続的に形成されている。
【0076】
画素P4に隣接する画素P5には第一の凹凸パターンA1が形成されており、画素P5に隣接する画素P6には第二の凹凸パターンB1が形成されている。画素P6に隣接する画素P7には第三の凹凸パターンC1が形成されており、画素P7に隣接する画素P8には第四の凹凸パターンD1が形成されている。さらに、これらの第一乃至第四の凹凸パターンA1乃至D1は連続的に形成されている。
【0077】
また、第二段の画素P9には第二の凹凸パターンB1が形成されており、画素P9に隣接する画素P10には第三の凹凸パターンC1が形成されている。画素P10に隣接する画素P11には第四の凹凸パターンD1が形成されており、画素P11に隣接する画素P12には第一の凹凸パターンA1が形成されている。さらに、これらの第二乃至第一の凹凸パターンB1乃至A1は連続的に形成されている。
【0078】
画素P12に隣接する画素P13には第二の凹凸パターンB1が形成されており、画素P13に隣接する画素P14には第三の凹凸パターンC1が形成されている。画素P14に隣接する画素P15には第四の凹凸パターンD1が形成されており、画素P15に隣接する画素P16には第一の凹凸パターンA1が形成されている。さらに、これらの第二乃至第一の凹凸パターンB1乃至A1は連続的に形成されている。
【0079】
また、第三段の画素P17には第三の凹凸パターンC1が形成されており、画素P17に隣接する画素P18には第四の凹凸パターンD1が形成されている。画素P18に隣接する画素P19には第一の凹凸パターンA1が形成されており、画素P19に隣接する画素P20には第二の凹凸パターンB1が形成されている。さらに、これらの第三乃至第二の凹凸パターンC1乃至B1は連続的に形成されている。
【0080】
画素P20に隣接する画素P21には第三の凹凸パターンC1が形成されており、画素P21に隣接する画素P22には第四の凹凸パターンD1が形成されている。画素P22に隣接する画素P23には第一の凹凸パターンA1が形成されており、画素P23に隣接する画素P24には第二の凹凸パターンB1が形成されている。さらに、これらの第三乃至第二の凹凸パターンC1乃至B1は連続的に形成されている。
【0081】
また、第四段の画素P25には第四の凹凸パターンD1が形成されており、画素P25に隣接する画素P26には第一の凹凸パターンA1が形成されている。画素P26に隣接する画素P27には第二の凹凸パターンB1が形成されており、画素P27に隣接する画素P28には第三の凹凸パターンC1が形成されている。さらに、これらの第四乃至第三の凹凸パターンD1乃至C1は連続的に形成されている。
【0082】
画素P28に隣接する画素P29には第四の凹凸パターンD1が形成されており、画素P29に隣接する画素P30には第一の凹凸パターンA1が形成されている。画素P30に隣接する画素P31には第二の凹凸パターンB1が形成されており、画素P31に隣接する画素P32には第三の凹凸パターンC1が形成されている。さらに、これらの第四乃至第三の凹凸パターンD1乃至C1は連続的に形成されている。
【0083】
このように、本実施形態に係る反射板40Dにおいては、最上段から第四段までの画素においては、連続する4つの画素を一単位として、同一の凹凸パターンが繰り返されている。すなわち、最上段の画素においては、4画素毎に凹凸パターンA1+B1+C1+D1が繰り返し形成されている。同様に、第二段の画素においては、4画素毎に凹凸パターンB1+C1+D1+A1が繰り返し形成されている。同様に、第三段の画素においては、4画素毎に凹凸パターンC1+D1+A1+B1が繰り返し形成されている。同様に、第四段の画素においては、4画素毎に凹凸パターンD1+A1+B1+C1が繰り返し形成されている。
【0084】
また、最も左側の縦方向の列の画素においては、上から順に、第一の凹凸パターンA1(画素P1)、第二の凹凸パターンB1(画素P9)、第三の凹凸パターンC1(画素P17)、第四の凹凸パターンD1(画素P25)が配列されている。
【0085】
左から二番目の縦方向の列の画素においては、上から順に、第二の凹凸パターンB1(画素P2)、第三の凹凸パターンC1(画素P10)、第四の凹凸パターンD1(画素P18)、第一の凹凸パターンA1(画素P26)が配列されている。
【0086】
左から三番目の縦方向の列の画素においては、上から順に、第三の凹凸パターンC1(画素P3)、第四の凹凸パターンD1(画素P11)、第一の凹凸パターンA1(画素P19)、第二の凹凸パターンB1(画素P27)が配列されている。
【0087】
左から四番目の縦方向の列の画素においては、上から順に、第四の凹凸パターンD1(画素P4)、第一の凹凸パターンA1(画素P12)、第二の凹凸パターンB1(画素P20)、第三の凹凸パターンC1(画素P28)が配列されている。
【0088】
以下、同様に、左から五番目乃至八番目の縦方向の列の画素においては、それぞれ、左から一番目乃至四番目の縦方向の列の画素と同様の凹凸パターンの配列がなされている。
【0089】
画素P1、画素P9、画素P17及び画素P25にそれぞれ形成されている第一乃至第四の凹凸パターンA1乃至D1は連続的に形成されている。以下、同様に、縦方向に配列されている4つの画素にそれぞれ形成されている第一乃至第四の凹凸パターンA1乃至D1(順序は必ずしもこの通りではない)は連続的に形成されている。
【0090】
上述の第3の実施形態における反射板40Cにおいては、横方向においてのみ、連続する4つの画素を一単位として、同一の凹凸パターンが繰り返されていた。これに対して、本実施形態に係る反射板40Dにおいては、横方向及び縦方向の双方において、連続する4つの画素を一単位として、同一の凹凸パターンA1+B1+C1+D1が繰り返されている。
【0091】
以上の第1乃至第4の実施形態に係る反射板40A、40B、40C、40Dによれば、複数の画素にわたって同一の凹凸パターンが繰り返されることになるため、従来のように、一画素毎に同一の凹凸パターンを繰り返す場合と異なり、凹凸パターンの繰り返しのピッチを大きく、かつ、任意に設定することが可能になり、従来の反射型液晶表示装置において問題となっていた反射光同士の干渉を防止することができる。
【0092】
また、第4の実施形態においては、パターンA1、B1、C1、D1を横に連続して形成することも可能であり、あるいは、縦に連続して形成することも可能である。パターンに連続性を持たせることにより、さらに反射板同士の干渉を防止することができる。あるいは、パターンA1とB1、パターンC1とD1のみに連続性を持たせることもできる。
【0093】
なお、上記の第1乃至第4の実施形態における反射板40A、40B、40C、40Dにおいては、2画素または4画素毎に同一の凹凸パターンを繰り返すものとしたが、3画素毎に同一の凹凸パターンを繰り返すような反射板を形成することも可能である。この場合、3画素としては、RGBの3画素を選択することができる。
【0094】
ただし、RGBの3画素を一単位として凹凸パターンを繰り返し形成する場合、RGBの色毎に反射板での反射率が異なるため、色味に差が生じるおそれがある。このため、凹凸パターンの繰り返しの周期としては、3以外の数の画素を単位とすることが好ましい。すなわち、凹凸パターンの繰り返しの周期としては、2画素または4画素もしくは5画素以上を一単位とすることが好ましい。
【0095】
なお、上述の第1乃至第4の実施形態に係る反射板40A、40B、40C、40Dにおいては、凹パターン18bを三角形形状をなすものとしたが、凹パターン18bの形状は三角形形状に限定されるものではなく、閉図形形状であれば、どのような形状をも選択することができる。例えば、多角形、楕円形などを選択することができる。
【0096】
また、第1の実施形態は半透過型液晶表示装置及びその反射板について、第2乃至第4の実施形態は反射型液晶表示装置及びその反射板について記載したが、いずれの実施形態も半透過型液晶表示装置及びその反射板、反射型液晶表示装置及びその反射板に適用することができる。
【0097】
なお、本発明者は凹凸パターンの横方向の繰り返しのピッチの最適値を求めるために、以下のような実験を行った。
【0098】
3個の色の異なる画素を横方向にR、G、Bの順に形成する。一方、凹凸パターンの異なる反射板の横方向の配列パターンが、Aのみ、AとBの繰り返し、AとBとCの繰り返し、AとBとCとDの繰り返しの4種類を想定し、すなわち、異なる凹凸パターンの数を1から4までの間で変化させ、上述のR、G、Bに対応して凹凸パターンを形成する。R、G、Bと凹凸パターンの組み合わせによって決まる繰り返し周期を基本周期の画素数とし、この基本周期の長さを凹凸パターンの全長と定義する。また、1画素の横方向の長さも80μm、60μmの2種を形成した。このようにして形成した各組み合わせについての評価結果を表1に示す。
【0099】
【表1】
【0100】
表1において、ケース番号1及び5は従来例に対応する。ケース番号2では、1画素の横方向の長さを80μm、異なる凹凸パターンの数を2とした。従って、凹凸パターンの全長は480μm、基本周期の画素数は6である。このとき、反射光同士の干渉は起こらなかった。この干渉の有無を表1に示した。
【0101】
第1の方向にN(Nは2以上の整数)個の画素を一単位としてN種類の色の画素が周期的に繰り返して配列され、同じ第1の方向にM(Mは2以上の整数)個の画素を一単位としてM種類の凹凸パターンが形成された反射板を有する画素が周期的に繰り返して配列されるとき、色及び凹凸パターンによって見え方が異なるため、NとMの最小公倍数の数の画素の周期で第1の方向における見え方が異なる縞模様が発生する。すなわち、第1の方向と直交する方向の縞が発生する。
【0102】
しかしながら、この周期が短いと人間の目にはこの縞模様は判別できないため、縞模様として認識されることはない。本評価においては、第1の方向を横方向としたため、縞模様は縦縞となる。この縦縞の判別の可否を表1に示した。
【0103】
また、本評価においては、画素数NはRGBに対応させて3とした。ただし、第1の方向は縦方向または斜め方向でもよく、また、画素数Nとしては2または4もしくは4以上を選択することもできる。
【0104】
さらに、上述のように、RGBで反射率が異なるため、異なる凹凸パターンの数がRGBの数と同じ3になると色味に差が生じる。この色味に差が発生するか否かを色味の差の有無として表1に示した。
【0105】
7個のケースについて実験を行った結果、表1から以下のことが明らかになった。
【0106】
(1)反射光同士の干渉は、異なる凹凸パターンの数を2以上にすると発生しない。
【0107】
(2)縦縞は、凹凸パターンの全長が0.5mm以下になると、人間の目では判別できない。0.5mmを超えると、縦縞は人間の目でも判別可能になる。
【0108】
(3)異なる凹凸パターンの数がRGBの数と同じ3になると、色味に差が生じる。それ以外の場合は色味の差は生じない。
【0109】
すなわち、上述の第1乃至第4の実施形態における反射板40A、40B、40C、40Dに関して言えば、図1乃至図4に示した同一の凹凸パターンの横方向における繰り返しピッチL1、あるいは、図2及び図4に示した同一の凹凸パターンの縦方向における繰り返しピッチL2が約0.5mm以下であることが望ましい。
【0110】
液晶表示装置の反射板として、上記の第1乃至第4の実施形態における反射板40A、40B、40C、40Dを用いることにより、従来の反射型液晶表示装置において問題となっていた反射光同士の干渉や色味の差の発生を防止することができる。
【0111】
しかしながら、縦縞については、1画素の横方向の長さによって異なるため、横方向の凹凸パターンの全長を0.5mm以下に設定することが望ましい。また、ここでは、横方向に凹凸パターンを形成した場合について検討したが、縦方向に凹凸パターンを形成した場合は横縞が発生すると考えられる。このため、凹凸パターンを縦方向に配列する場合には、縦方向における凹凸パターンの全長を0.5mm以下に設定することが望ましい。
【0112】
以下、上記の第1乃至第4の実施形態における反射板40A、40B、40C、40Dの何れかを備える反射型液晶表示装置の製造方法を説明する。
【0113】
図5は、反射型液晶表示装置の製造方法の各過程を示す断面図である。
【0114】
先ず、図5(a)に示すように、絶縁性基板14上にスイッチング素子としてのTFT16を形成する。
【0115】
具体的には、絶縁性基板14の上にゲート電極16aを形成した後、絶縁性基板14上に絶縁保護膜15を積層し、さらに、絶縁保護膜15の上に、ドレイン電極16b、半導体層16c及びソース電極16dをそれぞれ形成する。
【0116】
次いで、TFT16を覆って第1絶縁層17を積層する。
【0117】
次に、図5(b)に示すように、第1絶縁層17の上に有機樹脂を塗布した後、露光・現象処理を行い、、凸パターン形成マスクにより、反射電極20の表面に凹凸パターンを形成するための複数の凸パターン18を形成する。
【0118】
その後、図5(c)に示すように、有機樹脂の熱焼成を行う。熱焼成により有機樹脂の角部分が丸みを帯びるものとなる。
【0119】
次に、凸パターン18を覆うように、有機樹脂からなる層間膜を塗布して、滑らかな凹凸形状とした後、露光・現像処理を行ってコンタクトホール21を開ける。
【0120】
その後、図5(d)に示すように、層間膜の熱焼成を行い、第2絶縁層19を形成する。
【0121】
次に、反射電極20の形成位置に対応させて、コンタクトホール21とともに第2絶縁層19を覆うアルミニウム薄膜を形成した後、露光・現像処理を行って、反射電極20(図8参照)を形成する。この反射電極20は、図1乃至図4に示した第1乃至第4の実施形態に係る半透過型液晶表示装置400A及び反射型液晶表示装置400B、400C、400Dに用いられる反射板40A、40B、40C、40Dと同一の構成を有しているものである。
【0122】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る反射板またはその反射板を用いた液晶表示装置によれば、複数の画素にわたって同一の凹凸パターンが繰り返される。このため、一画素毎に同一の凹凸パターンが繰り返し形成されている従来の液晶表示装置とは異なり、凹凸パターンの繰り返しのピッチを大きく、かつ、任意に設定することが可能になり、従来の反射型液晶表示装置において問題となっていた反射光同士の干渉、ひいては、液晶表示装置の表示面における縞模様の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る半透過型液晶表示装置及びその反射板の模式的な平面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る反射型液晶表示装置及びその反射板の模式的な平面図である。
【図3】本発明の第3の実施形態に係る反射型液晶表示装置及びその反射板の模式的な平面図である。
【図4】本発明の第4の実施形態に係る反射型液晶表示装置及びその反射板の模式的な平面図である。
【図5】本発明の第1乃至第4の実施形態における反射板の何れかを用いた液晶表示装置の製造方法の各過程における断面図である。
【図6】従来の反射板に形成された凹凸パターンの一例を示す平面図である。
【図7】図6に示した反射板における入射光と反射光との関係を示す模式的な斜視図である。
【図8】従来の反射型液晶表示装置の部分的な断面図である。
【図9】入射光と反射光との関係を示す模式図である。
【図10】光源、反射板及び観察者相互間の位置関係を示す模式図である。
【図11】従来の反射板の凹凸パターンの平面図である。
【図12】図11に示した凹凸パターンの断面図である。
【図13】反射型液晶表示装置における複数の反射板の配列状態を示す模式的な平面図である。
【図14】半透過型液晶表示装置における複数の反射板の配列状態を示す模式的な平面図である。
【符号の説明】
400A 第1の実施形態に係る半透過型液晶表示装置
400B 第2の実施形態に係る反射型液晶表示装置
400C 第3の実施形態に係る反射型液晶表示装置
400D 第4の実施形態に係る反射型液晶表示装置
40A 第1の実施形態における反射板
40B 第2の実施形態における反射板
40C 第3の実施形態における反射板
40D 第4の実施形態における反射板
P1−P32 画素
18a 凸パターン
18b 凹パターン
Claims (2)
- 外部からの入射光を観察者側に反射させ、表示用光源とする複数の画素を有する液晶表示装置の前記複数の画素のそれぞれに形成された反射板において、
第1の方向にN(Nは2以上の整数)個の前記画素を一単位としてN種類の色の前記画素が周期的に繰り返して形成され、
前記第1の方向にM(Mは2以上の整数)個の前記画素を一単位としてM種類の凹凸パターンが形成された反射板を有する画素が周期的に繰り返して配列され、
前記Nと前記Mとの最小公倍数の数の前記画素を前記第1の方向に配列した長さが0.5mm以下であることを特徴とする反射板。 - 請求項1に記載の反射板を備え、外部からの入射光を前記反射板において観察者側に反射させ、表示用の光源とする液晶表示装置。
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