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JP3969753B2 - 繊維反応性染料の混合物および繊維材料を染色するためにそれを使用する方法 - Google Patents

繊維反応性染料の混合物および繊維材料を染色するためにそれを使用する方法 Download PDF

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JP3969753B2
JP3969753B2 JP10628595A JP10628595A JP3969753B2 JP 3969753 B2 JP3969753 B2 JP 3969753B2 JP 10628595 A JP10628595 A JP 10628595A JP 10628595 A JP10628595 A JP 10628595A JP 3969753 B2 JP3969753 B2 JP 3969753B2
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Description

【0001】
本発明は、繊維反応性染料の技術分野に属する。
本発明により、ヒドロキシ−および/またはカルボキシアミド−含有繊維材料、例えばセルロース繊維材料および羊毛を、鮮明なオレンジ色〜赤色の色合いに染色できる新規染料混合物が見出された。この混合物は、1種またはそれ以上の、例えば2種、3種または4種の式(1)で表されるジスアゾ染料と、1種またはそれ以上の、例えば2種または3種の式(2A)もしくは(2B)もしくは(2C)で表されるモノアゾ染料またはこれらのモノアゾ染料の混合物を含む。
【0002】
【化7】
Figure 0003969753
混合物中の式(1)および(2)(2A、2Bおよび2Cの総称)で表される染料全量に対して、それぞれ、式(1)で表される染料は95〜50重量%の量で存在し、式(2)で表される染料は5〜50重量%の量で存在する。
【0003】
これらの式中:
Mは水素またはアルカリ金属、例えばナトリウム、カリウムまたはリチウムであり;
1 は式(2a)または(2b)
【0004】
【化8】
Figure 0003969753
{式中
1 は水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホまたはカルボキシ、好ましくは水素であり、
2 は水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシまたはスルホ、好ましくは水素またはメトキシ、特に水素であり、
Yはビニルであるかまたは、アルカリによって除去されてビニル基を形成できる置換基をβ位に含むエチルであり、
Mは上で定義された通りであり、そして
kは数0、1または2(但しkが0の場合、この基は水素である)である。}
で表される基であり、
2 はD1 について示された意味の中の1つを有し;
3 はD1 について示された意味の中の1つを有し;
Dは式(3a)または(3b)
【0005】
【化9】
Figure 0003969753
{式中
3 は水素、メトキシ、エトキシ、メチルまたはエチルであり、
Mは上で定義された通りであり、
rは数0、1または2(但しrが0の場合、この基は水素である)であり、そして
sは数1、2または3である。}
で表される基であり;
Xは塩素、フッ素、ヒドロキシ、シアノアミノまたは炭素原子数1〜4のアルキルアミノ、例えばメチルアミノまたはエチルアミノ、好ましくは塩素またはフッ素であり;
mは数0または1(但しmが0の場合、この基は水素である)であり;
nは数0または1(但しnが0の場合、この基は水素である)であり;
pは数0または1(但しpが0の場合、この基は水素である)であり;
Zは塩素またはフッ素であり;
A は塩素、ヒドロキシ、フェノキシ、モルホリノまたは式(4a)、(4b)または(4c)
【0006】
【化10】
Figure 0003969753
{式中
1 、R2 、Y、Mおよびkは上で示された意味の中の1つを有し、
4 は水素、スルホ、カルボキシル、メチル、エチル、メトキシ、エトキシまたはヒドロキシであり、そして
5 は水素、スルホ、メチル、エチル、メトキシまたはエトキシである。}
で表される基であり;
B は式(5a)、(5b)または(5c)
【0007】
【化11】
Figure 0003969753
{式中
1 は上で示された意味の中の1つを有し、
Rは水素であるか、あるいは、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホおよびカルボキシルからなる群からの1個または2個の置換基によって置換されていることができるフェニルであるか、あるいは炭素原子数1〜4のアルキル、例えばエチルまたはメチルであるか、あるいは式−(CH2 a −SO2 −Y1 (式中Y1 は上で定義された通りでありそしてaは数1、2または3である)で表される基であり、
aは数1、2または3であり、
bは数2または3であり、
Wは式−O−または−NH−で表される基であり、
* は水素であるか、あるいは、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホおよびカルボキシからなる群からの1個または2個の置換基によって置換されていることができるフェニルであるか、あるいは炭素原子数1〜4のアルキル、例えばエチルまたはメチルであるか、あるいは式−(CH2 a −W−(CH2 b −SO2 −Y1 (式中a、b、WおよびY1 は上で定義された通りである)で表される基であり、
O は水素、メチル、エチルまたはβ−スルホエチルであり、
6 は水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホ、カルボキシ、ヒドロキシまたは式−(CH2 a −SO2 −Y(式中Yおよびaは上で定義された通りである)で表される基であり、そして
7 は水素、メトキシ、エトキシまたはスルホである。}
で表される基である。
【0008】
式(1)中、トリアジン基に結合している基−NH−は、それぞれ8−ヒドロキシナフタレン基に対して好ましくは1位にあり、その際mおよびnはそれぞれ1でありそしてこれらの基−SO3 Mは、それぞれ8−ヒドロキシナフタレン基に対して3位または4位に結合されている;式(2A)、(2B)および(2C)中、pは好ましくは0でありそして基−NH−は、8−ヒドロキシナフタレン基に対して好ましくは2位または3位、非常に好ましくは3位にある。
【0009】
一般式の中で同一の名称の成分を含む上記式中および、同様に、下記式中の個々の式成分は、互いに同一または異なる意味を有することができる。
本発明の混合物中に存在する染料は公知である(例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第2748965号明細書および同第2748966号明細書、特開平2−073870号公報および特開平2−202956号公報ならびに韓国特許第86/594号明細書)かまたはそれらの中に示されている教示と同様にして製造できる。
【0010】
YまたはY1 で表されるエチル基のβ位にあるアルカリ脱離性置換基は、例えば、ハロゲン原子、例えば臭素および塩素、有機カルボン酸およびスルホン酸のエステル基、例えばアルキルカルボン酸、置換または非置換のベンゼンカルボン酸および置換または非置換のベンゼンスルホン酸のエステル基、例えば炭素原子数2〜5のアルカノイルオキシ基、これらの中で特にアセチルオキシ、ベンゾイルオキシ、スルホベンゾイルオキシ、フェニルスルホニルオキシおよびトリルスルホニルオキシ、さらに、無機酸の酸エステル基、例えばリン酸、硫酸およびチオ硫酸の酸エステル基(ホスファト、スルファトおよびチオスルファト基)、ならびに、それぞれ炭素原子数1〜4のアルキル基を含むジアルキルアミノ基、例えばジメチルアミノおよびジエチルアミノである。Yは好ましくはβ−スルファトエチルまたはビニルであり、そして非常に好ましくはβ−スルファトエチルであり、Y1 は好ましくはβ−スルファトエチル、β−クロロエチルまたはビニルであり、そして非常に好ましくはβ−スルファトエチルまたはビニルである。
【0011】
基「スルホ」、「カルボキシ」、「チオスルファト」、「ホスファト」および「スルファト」には、その酸形のみならずその塩形も含まれる。従って、スルホ基は式−SO3 Mで表される基であり、カルボキシ基は式−COOMで表される基であり、チオスルファト基は式−S−SO3 Mで表される基であり、ホスファト基は式−OPO3 2 で表される基でありそしてスルファト基は式−SO3 Mで表される基であり、その際Mは上で定義された通りである。
【0012】
式(2a)および(2b)で表される基の例は、3−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニル、4−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニル、2−メチル−5−メトキシ−4−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニル、2−メトキシ−5−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニル、2,5−ジメトキシ−4−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニル、1−スルホ−6−(β−スルファトエチルスルホニル)−2−ナフチル、6−スルホ−8−(β−スルファトエチルスルホニル)−2−ナフチル、8−スルホ−6−(β−スルファトエチルスルホニル)−2−ナフチルならびにそれらのビニルスルホニルおよびβ−チオスルファトエチルスルホニル誘導体であり、これらの中で、3−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニル、4−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニル、2−メトキシ−5−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニルおよび2,5−ジメトキシ−4−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニルが好ましい。
【0013】
式(4a)、(4b)および(4c)で表される基の例は、3−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニル、4−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニル、2−メチル−5−メトキシ−4−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニル、2−メトキシ−5−(β−スルファトエチルスルホニル)−フェニル2,5−ジメトキシ−4−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニル、1−スルホ−6−(β−スルファトエチルスルホニル)−2−ナフチル、6−スルホ−8−(β−スルファトエチルスルホニル)−2−ナフチル、8−スルホ−6−(β−スルファトエチルスルホニル)−2−ナフチルならびにそれらのビニルスルホニルおよびβ−チオスルファトエチルスルホニル誘導体、さらに4−ヒドロキシ−3−スルホフェニルアミノ、3−スルホフェニルアミノ、4−スルホフェニルアミノおよび2−メチルフェニルアミノである。
【0014】
式(5a)、(5b)および(5c)で表される基の例は、γ−(β−スルファトエチルスルホニル)プロピルアミノ、N−フェニル−N−[γ−(β′−スルファトエチルスルホニル)プロピル]アミノ、β−(β′−クロロエチルスルホニル)エチルアミノ、N−フェニル−N−[β−(β′−スルファトエチルスルホニル)エチル]アミノ、N,N−ビス[β−(β′−クロロエチルスルホニル)エチル]アミノ、N,N−ビス[β−(ビニルスルホニル)エチル]アミノ、3−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニルアミノ、4−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニルアミノ、N−メチルアニリンおよびN−エチルアニリンである。
【0015】
本発明の染料混合物は好ましくは、式(1)で表されるジスアゾ染料を90〜50重量%の量で、そして式(2)で表されるモノアゾ染料を10〜50重量%の量で含む;さらに、式(1)および(2)で表される染料を含む好ましい染料混合物は、式(1)で表されるジスアゾ染料を85〜55重量%で、そして式(2)で表されるモノアゾ染料を15〜45重量%の量で含むものである。
【0016】
本発明の染料混合物は、黄色または赤色染料を10重量%まで、好ましくは5重量%までの量で用いることによっても色調を変化(shade) することができる。このような公知の染料の例は、式(a)、(b)、(c)および(d)で表されるモノアゾ染料である。
【0017】
【化12】
Figure 0003969753
式中:
5 は3−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニル、4−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニル、3−ビニルスルホニルフェニル、4−ビニルスルホニルフェニル、2−メトキシ−5−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニルまたは2−メトキシ−5−ビニルスルホニルフェニルであり;
Mは上で定義された通りであり;
10はアセチル、ベンゾイル、4,6−ジシアノアミド−1,3,5−トリアジン−2−イル、4−シアノアミド−6−(スルホフェニルアミノ)−1,3,5−トリアジン−2−イル、4−(N−モルホリノ)−6−(スルホフェニルアミノ)−1,3,5−トリアジン−2−イルまたは、ベンゼン環中でメチルまたはメトキシによって置換されている4−(N−モルホリノ)−6−(スルホフェニルアミノ)−1,3,5−トリアジン−2−イルであり;
11はアセチル、カルバモイル、4,6−ジシアノアミド−1,3,5−トリアジン−2−イル、4−シアノアミド−6−(スルホフェニルアミノ)−1,3,5−トリアジン−2−イル、4−(N−モルホリノ)−6−(スルホフェニルアミノ)−1,3,5−トリアジン−2−イルまたは、ベンゼン環中でメチルまたはメトキシによって置換されている4−(N−モルホリノ)−6−(スルホフェニルアミノ)−1,3,5−トリアジン−2−イルであり;
12はメチルまたはカルボキシであり;
13はスルホ、β−クロロエチルスルホニルまたはβ−スルファトエチルスルホニルであり;
14は水素またはメチルであり;
15は水素、シアノ、カルバモイル、カルボキシまたはスルホメチルであり;
16はメチル、エチルまたはβ−スルホエチルである。
【0018】
式(1)および(2)で表される染料は、同一の発色団の場合、繊維反応性基−SO2 −Yおよび−SO2 −Y1 に関して異なる構造を有する。特に、本発明の染料混合物は、式(1)に相応する同一の発色団の染料と、式(2)の中の1つに相応する同一の発色団の染料を含むことができ、その中で、繊維反応性基−SO2 −Yおよび−SO2 −Y1 は、一方はビニルスルホニル基であり、他方はβ−クロロエチルスルホニルまたはチオスルファトエチルスルホニルまたは好ましくはβ−スルファトエチルスルホニル基である。染料混合物がそれぞれの染料成分をビニルスルホニル染料の形で含む場合には、それぞれのβ−クロロ−またはβ−チオスルファト−またはスルファトエチルスルホニル染料に対するそれぞれのビニルスルホニル染料の比率は、それぞれの染料発色団を基にして約30モル%までである。
【0019】
その際、ビニルスルホニル染料:β−スルファトエチルスルホニル染料の比が、5:95〜30:70の間のモル比を表す染料混合物が好ましい。
式(1)で表されるジスアゾ染料の中、式(1a)
【0020】
【化13】
Figure 0003969753
〔式中D1 はそれぞれ式(2a)および(2b)について上で示された基、特に好ましい基の中の1つである。〕
で表される染料が好ましい。
【0021】
式(2A)で表される染料の中、D3 が2−メトキシ−5−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニルまたは2,5−ジメトキシ−4−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニルあるいはこのような基のビニルスルホニル誘導体であり、pが0であり、トリアジニルアミノ基が、8−ナフトール基に対して2位または3位に、好ましくは3位に結合されており、Zが塩素または好ましくは臭素でありそしてRA が塩素、モルホリノまたは上記式(4c)(式中R4 は水素、スルホ、メチルまたはメトキシでありそしてR5 は水素、スルホまたはメチルである。)で表される基であるものが好ましい。
【0022】
好ましい染料混合物は、mおよびnが上で定義された通りであり、Xが塩素でありそしてD1 およびD2 が互いに同一であるかまたは異なっていて式基(2a)または(2b)について挙げられた基である式(1)で表される1種またはそれ以上のジスアゾ染料と、mおよびpが上で定義された通りであり、D3 が3−もしくは4−(β−チオスルファトエチルスルホニル)フェニルまたは3−もしくは4−(ビニルスルホニル)フェニルまたは3−もしくは4−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニルであり、Zが塩素でありそしてRA が塩素または4−ヒドロキシ−3−スルホフェニルアミノである式(2A)で表される1種またはそれ以上のモノアゾ染料とからなるものであり、その際、ビニルスルホニルおよびβ−スルファトエチルスルホニル基が共に染料混合物中に存在する場合には、ビルスルホニル部分:β−スルファトエチルスルホニル部分のモル比が5:95〜30:70である。
【0023】
さらに、上記の、特に好ましい、意味を有する式(1)で表される1種またはそれ以上の染料と、Dが1,5−ジスルホ−2−ナフチルまたは4−メチル−2−スルホフェニルであり、Zがフッ素でありそしてRB がγ−(β′−スルファトエチルスルホニル)プロピルアミノ、N−フェニル−N−γ−(β′−スルファトエチルスルホニル)プロピルアミノ、N−フェニル−β−(β′−スルファトエチルスルホニル)エチルアミノ、ビス[β−(β′−クロロエチルスルホニル)エチル]アミノ、3−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニルアミノ、N−メチルフェニルアミノ、N−エチルフェニルアミノまたは(β−スルファトエチルスルホニル)オキシエチルアミノである式(2C)で表される1種またはそれ以上の染料とからなり、その際、ビニルスルホニルおよびβ−クロロエチルスルホニルまたはβ−スルファトエチルスルホニル基が共に染料混合物中に存在する場合には、ビニルスルホニル部分:β−クロロエチルスルホニルまたはβ−スルファトエチルスルホニル部分のモル比が5:95〜30:70である、染料混合物が好ましい。
【0024】
さらに、上記の、特に好ましい、意味を有する式(1)で表される1種またはそれ以上の染料と、D3 が2−メトキシ−5−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニル、2,5−ジメトキシ−4−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニルまたは2−メトキシ−5−ビニルスルホニルフェニルであり、Mおよびpが上で定義された通りであり、Zがフッ素でありそしてRA がモルホリノ、3−スルホフェニルアミノ、フェノキシまたは2−メチルフェニルアミノである式(2B)で表される1種またはそれ以上の染料とからなり、その際、ビニルスルホニルおよびβ−スルファトエチルスルホニル基が共に染料混合物中に存在する場合には、ビニルスルホニル部分:β−スルファトエチルスルホニル部分のモル比が5:95〜30:70である、染料混合物が好ましい。
【0025】
本発明による染料混合物は、調製物として、固体または液体(溶解した)の形であることができる。固体の形で、本発明による染料混合物は一般に水溶性および特に繊維反応性染料に慣用の電解質塩、例えば塩化ナトリウム、塩化カリウムおよび硫酸ナトリウムを含み、さらに、市販の染料に慣用の助剤、例えば水溶液状態で3〜7のpHを調整できる緩衝物質、例えば酢酸ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウムおよびリン酸水素二ナトリウム、少量の乾燥剤または、それが液体水溶液状態にある(捺染ペーストに慣用のタイプの増粘剤の存在を伴う)場合には、これらの調製物の性能を向上させる物質、例えばかび防止剤を含むこともできる。
【0026】
一般に、当該染料混合物は、染料粉末または調製物を基にして10〜80重量%の濃度標準化希釈用電解質塩を含む染料粉末の形をとる。これらの染料粉末は、さらに、上記の緩衝物質を、染料粉末を基にして全部で5%までの量で含むことができる。本発明の染料混合物が水溶液状態で存在する場合には、本発明の混合物の、これらの水溶液中の含有率は、0.1〜55重量%、一般に5〜50重量%であり、その際これらの水溶液中の電解質塩の含有率は水溶液を基にして10重量%未満であるのが好ましい;当該水溶液(液体調製物)は一般に上記の緩衝物質を0.1〜5重量%、好ましくは0.3〜2重量%の量で含む。
【0027】
本発明の染料混合物は、慣用の方法で、例えば個々の染料を必要な比率で機械的に混合することによって、または、D2 およびD3 がD1 と同一である場合には、当業者によく知られた方法で、必要な比率でジアゾおよびカップリング成分の適当な混合物を用いて慣用のジアゾ化およびカップリング反応により合成することによって、製造され得る。例えば、式(1)で表される染料のカップリング成分および式(6)
【0028】
【化14】
Figure 0003969753
〔式中M、p、ZおよびRB は上で定義された通りである。〕
で表されるカップリング成分としての2つの適当なカップリング成分、例えばビス(モノ−またはジ−スルホヒドロキシナフチルアミノ)クロロトリアジンの水溶液と、式D1 −NH2 (式中D1 は上で定義された通りである)で表される化合物のジアゾ成分の水溶液または懸濁液とを、適当な比率で、3〜6のpHで互いに反応させる(この反応はカップリング反応として知られている)ことにより行なうことができる。結果として得られる染料混合物は、液体から慣用の方法で、例えば電解質塩、例えば塩化ナトリウム、塩化カリウムまたは塩化リチウムで塩析することによって、あるいは噴霧乾燥することによって単離することができる。
【0029】
本発明の染料混合物を、個々の染料の機械的混合によって製造する場合、濃度標準化希釈剤、粉立ち防止剤または、染色の際にまたはこのために使用される染料調製物に慣用の他の助剤を混合の過程で添加する。
【0030】
染料発色団が例えばβ−クロロエチルスルホニルまたはβ−チオスルファトエチルスルホニルまたはβ−スルファトエチルスルホニル基のみならずビニルスルホニル基を含む部分をも含む染料混合物は、対応するビニルスルホニル出発アニリンを使用することによる上記方法によってだけでなく、Yおよび/またはY1 がβ−クロロエチル、β−チオスルファトエチルまたはβ−スルファトエチル基である染料混合物を、これらの基の一部だけのために必要とされる量のアルカリと反応させ、そして上記のβ−置換エチルスルホニル基の一部をビニルスルホニル基に転換することによっても製造できる。この方法は、β−置換エチルスルホニル基をビニルスルホニル基に転換するための一般的に知られた方法に従って行なわれる。
【0031】
式(1)および(2)で表される染料を含む本発明の染料混合物は、ヒドロキシ−および/またはカルボキシアミド−含有繊維材料を、繊維反応性染料に関する技術における多数の開示されている適用および固着方法によって、オレンジ色〜赤色の色合いに、良好な色の染着率でかつ、未固着染料部分がよく洗い流されるように、染色する。さらに、得られる染色は容易に抜染し得る。これに加えて、当該混合物は、他の染料との組み合わせ染色における組み合わせ染料として非常に適している。
【0032】
本発明はそれ故、本発明の染料混合物を、ヒドロキシ−および/またはカルボキシアミド−含有繊維材料を染色(捺染および組み合わせ染色を含む)するために使用することに、また、このような繊維材料を、本発明による染料混合物を用いて、この染料混合物を溶解した形で支持体に適用しそして染料を繊維にアルカリの作用によりまたは熱によりまたは両方の手段により固着させることによって染色する方法にも関する。
【0033】
ヒドロキシ−含有材料は天然または合成のヒドロキシ−含有材料、例えば、紙の形のものを含むセルロース繊維材料、または再生製品およびポリビニルアルコールである。セルロース繊維材料は好ましくは綿であるが、他の植物繊維、例えばリネン、大麻、ジュートおよびラミー繊維であってもよい;再生セルロース繊維は例えばステープルビスコースおよびフィラメントビスコースである。
【0034】
カルボキシアミド含有材料の例は、合成および天然ポリアミドおよびポリウレタン、特に繊維の形のもの、例えば羊毛および他の動物毛、絹、皮革、ナイロン6.6、ナイロン6、ナイロン11およびナイロン4である。
【0035】
本発明の染料混合物の適用は、繊維反応性染料のための既知の適用技術により繊維材料を染色および捺染するための一般的に知られている方法による。本発明の染料混合物中の染料は、互いに適合性が高いので、本発明の染料混合物は、吸尽染色方法においても好都合に使用することができる。この方法で、例えばセルロース繊維に吸尽染色方法によって長浴から40〜105℃の温度で、所望であれば130℃までの温度で過圧下に、そして場合により慣用の染色助剤の存在下に酸結合剤および場合により中性塩、例えば塩化ナトリウムまたは硫酸ナトリウムを用いて、適用すると、本発明の染料混合物は、非常に良好なカラーイールドで優れた色の染着率および一定の色合いをもった染色を作り出す。その際、材料を温浴に導入し、この浴を所望の染色温度まで除々に加熱しそしてこの温度で染色工程を終わらせるように行なうことができる。染料の吸尽を加速する中性塩は、所望であれば、実際の染色温度に到達するまで、浴に添加しないこともできる。
【0036】
同様に、セルロース繊維の慣用の捺染方法──それは一段階法で、例えば、重炭酸ナトリウムまたは他の酸結合剤および着色剤を含む捺染ペーストで染色し次いで100〜103℃で蒸熱することによって、または二段階法で、例えば着色剤を含む中性または弱酸性捺染ペーストで捺染し次いで捺染材料を、熱い電解質含有アルカリ浴に通すかまたはアルカリ性電解質含有パジング液で過剰パジング(overpadding) し、次いでこの処理された材料を滞留させるかまたは蒸熱もしくは乾熱処理することにより固着させることによって行なわれ得る──は、非常に明確な輪郭および明るい白色下地を持った強い捺染を作り出す。固着条件を変えても、捺染の結果にほとんど影響はない。染色の際のみならず捺染の際にも、本発明の染料混合物を用いて得られる固着度は非常に高い。慣用の熱固着方法による乾熱固着の際に、120〜200℃の温度の熱空気が使用される。101〜103℃の慣用の蒸気に加えて、160℃までの過熱蒸気および高圧蒸気を使用することもできる。
【0037】
セルロース繊維に染料を固着する酸結合剤は、例えば、無機または有機酸のアルカリ金属およびアルカリ土類金属の水溶性塩基性塩、さらに、熱時にアルカリを遊離する化合物である。アルカリ金属水酸化物および弱い〜中位の無機または有機酸のアルカリ金属塩を特に挙げることができ、その際好ましいアルカリ金属化合物はナトリウムおよびカリウム化合物である。このような酸結合剤は、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ギ酸ナトリウム、リン酸二水素ナトリウムおよびリン酸水素二ナトリウムである。
【0038】
本発明の染料混合物の染料を、熱の作用を用いてまたは用いずに、酸結合剤で処理して、染料をセルロース繊維に化学的に結合する;特にセルロース上の染色は、特に固着されていない染料部分がその良好な冷水溶解性のために容易に洗い流されるので、すすいで固着されていない染料部分を除去する通常の後処理の後に、優れた湿潤堅牢性を示す。
【0039】
ポリウレタンおよびポリアミド繊維上の染色は、酸性媒体から通常通り行なわれる。染浴を所望のpHに合わせるために、染浴に例えば酢酸および/または硫酸アンモニウムまたは酢酸および酢酸アンモニウムまたは酢酸ナトリウムを添加することができる。実用的な均染性の染色を得るために、慣用の均染助剤、例えば、シアヌル酸クロリドと3倍のモル量のアミノベンゼンスルホン酸またはアミノナフタレンスルホン酸との反応生成物に基づくもの、または、例えば、ステアリルアミンと酸化エチレンとの反応生成物に基づくものを添加するのがよい。一般に、染色する材料を、約40℃の温度の染浴に導入してその中でしばらくの間動かし、次いで染浴を所望の弱酸性、好ましくは弱酢酸酸性のpHに調整し、そして実際の染色を60〜98℃の温度で行なう。しかし、染色は、沸騰温度でまたは120℃までの温度で(過圧下で)行なうこともできる。
【0040】
【実施例】
以下、本発明を例を用いて説明する。部および%は、特記なき限り、重量による。重量部は容積部に対して、リットルに対するキログラムと同一の関係を持つ。
【0041】
例1
式(A)
【0042】
【化15】
Figure 0003969753
(ドイツ連邦共和国特許第2748965号明細書の例1から公知である)で表される赤色ジスアゾ染料を50%の比率で含む電解質含有染料粉末440部を、式(B)
【0043】
【化16】
Figure 0003969753
で表されるオレンジ色モノアゾ染料を50%の比率で含む電解質含有染料粉末72.6部と、機械的混合機中で混合する。本発明の結果として得られる染料混合物は、繊維反応性染料のための技術に慣用の適用および固着方法に従って使用されると、セルロース繊維上に、例えば深いオレンジ色の色合いの染色および捺染を生じさせる。
【0044】
例2
本発明の染料混合物を製造するために、水250部中288部の4−(β−スルファトエチルスルホニル)−アニリンの懸濁液を、約59部の炭酸ナトリウムを用いて4.5〜5のpHに調整し、アニリン化合物を、186容積部の38%濃度の亜硝酸ナトリウム水溶液でジアゾ化し、次いで234容積部の30%濃度の水性塩酸と400部の氷を添加し、次いで300部の2,4−ビス[(8−ヒドロキシ−3,6−ジスルホ−2−ナフチル)アミノ]−6−クロロ−1,3,5−トリアジンおよび232部の6−(4,6−ジクロロトリアジン−2−イル)アミノ−1−ヒドロキシナフタレン−3−スルホン酸を添加し、この混合物を炭酸ナトリウムを用いて5〜6のpHに調整しそしてこのpH範囲で20℃でカップリング反応を行なう。例1に記載の式(A)および(B)で表される染料を40:60の比で含む染料溶液が得られる。この染料溶液を、5部のリン酸ナトリウム緩衝剤の添加により、4.5のpHに調整できる。次いで、水でさらに希釈するかまたは溶液を蒸発させることによって、この液体染料混合物を液体調製物について所望の濃度に調整することができ、それは慣用の方法で、所望であれば対応する量のアルカリ性剤を添加した後、染浴または染液として直接使用される。この染料混合物は、深いオレンジ色の染色を生じさせる。
【0045】
例3
例1に示された式(A)で表される赤色ジスアゾ染料を50%の比率で含む電解質含有染料粉末586.4部を、機械的混合機の中で、式(C)
【0046】
【化17】
Figure 0003969753
で表されるオレンジ色モノアゾ染料を50%の比率で含む電解質含有染料粉末75部と混合する。得られる、本発明による染料混合物は、繊維反応性染料に関する技術に慣用の適用および固着方法に従って使用されると、例えばセルロース繊維材料上に、深いオレンジ色の色合いの濃い染色および捺染を生じさせる。
【0047】
例4
例1に示された式(A)で表される赤色ジスアゾ染料を50%の比率で含む電解質含有染料粉末146.6部を、機械的混合機の中で、式(D)
【0048】
【化18】
Figure 0003969753
で表されるオレンジ色のモノアゾ染料(公開されているヨーロッパ特許出願第040806号明細書の例56から公知である)を50%の比率で含む電解質含有染料粉末86.5部と混合する。得られる、本発明による染料混合物は、繊維反応性染料に関する技術に慣用の適用および固着方法に従って使用されると、例えばセルロース繊維材料上に、深いオレンジ色の色合いの濃い染色および捺染を生じさせる。
【0049】
例5
式(E)
【0050】
【化19】
Figure 0003969753
で表される赤色ジスアゾ染料(ドイツ連邦共和国特許第2748965号明細書の例4から公知である)を50%の比率で含む電解質含有染料粉末152.6部を、機械的混合機の中で、例1に示された式(B)で表されるオレンジ色のモノアゾ染料を50%の比率で含む電解質含有染料粉末29.0部と混合する。得られる、本発明による染料混合物は、繊維反応性染料に関する技術に慣用の適用および固着方法に従って使用されると、例えばセルロース繊維材料上に、深いオレンジ色の色合いの染色および捺染を生じさせる。
【0051】
例6
式(F)
【0052】
【化20】
Figure 0003969753
で表される赤色ジスアゾ染料(ドイツ連邦共和国特許第2748965号明細書の例4から公知である)を50%の比率で含む電解質含有染料粉末177部を、機械的混合機の中で、例1に示された式(B)で表されるオレンジ色モノアゾ染料を50%の比率で含む電解質含有染料粉末21.8部と混合する。得られる、本発明による染料混合物は、繊維反応性染料に関する技術に慣用の適用および固着方法に従って使用されると、例えばセルロース繊維材料上に、深いオレンジ色の色合いの染色および捺染を生じさせる。
【0053】
例7〜28
次の表例に、式(A)で表される染料と式(G)
【0054】
【化21】
Figure 0003969753
〔式中Mは上で定義された通りでありそして基DおよびAは個々の表例中で定義されている通りである。〕
で表される染料を含む本発明の別の染料混合物を記載する。これらの染料混合物は、繊維反応性染料に関する技術に慣用の適用および固着方法に従って使用されると、発明の詳細な説明で挙げた繊維材料、例えばセルロース繊維材料上に、個々の表例中に示されている色合い(この場合木綿上)を有する濃い均染を生じさせる。
Figure 0003969753
Figure 0003969753
Figure 0003969753

Claims (7)

  1. 式(1)で表される1種またはそれ以上のジスアゾ染料および式(2A)もしくは(2B)もしくは(2C)で表される1種またはそれ以上のモノアゾ染料またはこれらのモノアゾ染料の混合物を、95〜50重量%:5〜50重量%の染料(1):染料(2)の比で含む染料混合物:
    Figure 0003969753
    〔式中
    Mは水素またはアルカリ金属であり;
    1 は式(2a)または(2b)
    Figure 0003969753
    {式中
    1 は水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホまたはカルボキシであり、
    2 は水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシまたはスルホであり、
    Yはビニルであるかまたは、アルカリによって除去されてビニル基を形成できる置換基をβ位に含むエチルであり、
    Mは上で定義された通りであり、そして
    kは数0、1または2(但しkが0の場合、この基は水素である)である。}
    で表される基であり、
    2 はD1 について示された意味の中の1つを有し;
    3 はD1 について示された意味の中の1つを有し;
    Dは式(3a)または(3b)
    Figure 0003969753
    {式中
    3 は水素、メトキシ、エトキシ、メチルまたはエチルであり、
    Mは上で定義された通りであり、
    rは数0、1または2(但しrが0の場合、この基は水素である)であり、そして
    sは数1、2または3である。}
    で表される基であり;
    Xは塩素、フッ素、ヒドロキシ、シアノアミノまたは炭素原子数1〜4のアルキルアミノであり;
    mは数0または1(但しmが0の場合、この基は水素である)であり;
    nは数0または1(但しnが0の場合、この基は水素である)であり;
    pは数0または1(但しpが0の場合、この基は水素である)であり;
    Zは塩素またはフッ素であり;
    A は塩素、ヒドロキシ、フェノキシ、モルホリノまたは式(4a)、(4b)または(4c)
    Figure 0003969753
    {式中
    1 、R2 、Y、Mおよびkは上で定義された通りであり、
    4 は水素、スルホ、カルボキシル、メチル、エチル、メトキシ、エトキシまたはヒドロキシであり、そして
    5 は水素、スルホ、メチル、エチル、メトキシまたはエトキシである。}
    で表される基であり;
    B は式(5a)、(5b)または(5c)
    Figure 0003969753
    {式中
    1 は上で定義された通りであり、
    Rは水素であるかあるいは、置換されていないかまたは、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホおよびカルボキシルからなる群からの1個もしくは2個の置換基によって置換されているフェニルであるか、あるいは炭素原子数1〜4のアルキルであるか、あるいは式−(CH2 a −SO2 −Y1 (式中Y1 は上で定義された通りでありそしてaは数1、2または3である)で表される基であり、
    aは数1、2または3であり、
    bは数2または3であり、
    Wは式−O−または−NH−で表される基であり、
    * は水素であるかあるいは、置換されていないかまたは、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホおよびカルボキシからなる群からの1個もしくは2個の置換基によって置換されているフェニルであるか、あるいは炭素原子数1〜4のアルキルであるか、あるいは式−(CH2 a −W−(CH2 b −SO2 −Y1 (式中a、b、WおよびY1 は上で定義された通りである)で表される基であり、
    O は水素、メチル、エチルまたはβ−スルホエチルであり、
    6 は水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、スルホ、カルボキシ、ヒドロキシまたは式−(CH2 a −SO2 −Y(式中Yおよびaは上で定義された通りである)で表される基であり、そして
    7 は水素、メトキシ、エトキシまたはスルホである。}
    で表される基である。〕。
  2. 式(1)で表される染料および式(2)で表される染料を90〜50:10〜50重量%の比で含む、請求項1記載の染料混合物。
  3. 式(1)で表される染料中の基Xが塩素である、請求項1または2記載の染料混合物。
  4. 式(1)で表される染料が、式(1a)
    Figure 0003969753
    〔式中Mは請求項1で定義された通りでありそしてD1 はそれぞれ3−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニル、4−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニル、2−メトキシ−5−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニルまたは2,5−ジメトキシ−4−(β−スルファトエチルスルホニル)フェニルである。〕
    で表される染料である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の染料混合物。
  5. YおよびY1 が互いに同一であるかまたは異なっており、そしてそれぞれビニルまたはβ−スルファトエチルである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の染料混合物。
  6. ヒドロキシ−および/またはカルボキシアミド−含有繊維材料を染色するために請求項1〜5のいずれか1項に記載の染料混合物を使用する方法。
  7. ヒドロキシ−および/またはカルボキシアミド−含有繊維材料に、染料または染料混合物を溶解した形で適用し、そして染料を当該材料に熱またはアルカリまたは熱およびアルカリを用いて固着させることにより、上記繊維材料を染色する方法において、繊維材料に適用され固着される染料が、請求項1〜5のいずれか1項に記載の染料混合物であることを特徴とする、上記方法。
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