JP3969333B2 - Endoscope with objective lens moving mechanism - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療用等として用いられる内視鏡の挿入部に設けられ、観察部を構成する対物光学系を構成し、結像倍率、視野角、焦点深度等のうちの少なくとも1つを可変にするために、対物光学系を構成する少なくとも1個のレンズを遠隔操作により光軸方向に移動させるようにした対物レンズ移動機構付き内視鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
医療用等として用いられる内視鏡は、一般に、術者が手で把持して操作する本体操作部に体腔内への挿入部及び光源装置等に着脱可能に接続されるユニバーサルコードを連設して設けることにより大略構成される。挿入部は、その構造及び機能上、先端側から先端部本体,アングル部及び軟性部から構成され、軟性部は本体操作部への連設部側から大半の長さを有するもので、挿入経路に沿って任意の方向に曲がる構造となっている。先端部本体には照明部,観察部等が設けられると共に、鉗子等の処置具を導出させる処置具導出部が開口しており、アングル部は、先端部本体を任意の方向に向けるために、本体操作部側からの遠隔操作により湾曲可能となっている。
【0003】
先端部本体には少なくとも照明部と観察部とが設けられるが、照明部には光学繊維束からなるライトガイドの出射端が臨んでおり、このライトガイドは挿入部から本体操作部を経てユニバーサルコード内にまで延在される。一方、観察部には対物光学系が装着され、この対物光学系における結像位置には、電子内視鏡の場合には固体撮像素子が配置され、光学式内視鏡の場合には光学繊維束からなるイメージガイドの入射端を臨ませるように配置している。そして、固体撮像素子に接続した信号ケーブルまたはイメージガイドも、ライトガイドと同様、挿入部内に挿通される。なお、以下では電子内視鏡として構成したものとして説明するが、固体撮像素子と信号ケーブルに代えてイメージガイドを設ければ光学式内視鏡とすることができる。さらに、これらに加えて、先端部本体には処置具導出部が開口しており、この処置具導出部には可撓性のあるチューブからなる処置具挿通チャンネルが接続され、先端部本体に観察部に向けて設けた洗浄ノズルに接続した送気送水チューブが挿通される。
【0004】
以上のように、内視鏡における挿入部内には、少なくとも光学繊維束,信号ケーブル,処置具挿通チャンネル,チューブ類が挿通されている。さらに、前述したアングル部を湾曲操作するために、上下一対または上下及び左右に各一対の操作ワイヤも設けられるが、これら操作ワイヤの先端は先端部本体乃至その近傍に固定され、アングル部内ではそれぞれ円周方向に位置規制がなされた状態となっており、さらに軟性部から本体操作部にまで延在される。
【0005】
ここで、観察部に設けられる内視鏡対物光学系としては複数のレンズから構成されるが、観察部位や治療の目的等によっては観察対象部に対する結像倍率、視野角、焦点深度等を変化させるようにするのが望ましい。そこで、対物光学系を構成する複数のレンズのうちの一部のレンズを光軸方向に移動可能な可動レンズとなし、この可動レンズを移動させることにより、結像倍率、視野角、焦点深度等を調整できるように構成したものは従来から知られている(例えば、特許文献1参照。)。この公知の内視鏡対物光学系は、2群の可動レンズからなり、カム機構によって、これら2群の可動レンズを同時に光軸方向に動かすように構成している。そして、被写体側から見て、後群の可動レンズを支持する可動レンズ枠には絞りが一体的に形成されている。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−100114号公報(第5−6頁、図5)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年においては、内視鏡による検査や診断精度の向上を図るために、体腔内壁を観察するに当って、拡大倍率を大きくするようにした拡大内視鏡の需要が増大する傾向にある。前述した従来技術のように、絞りを可動レンズ枠に設けて、可動レンズと共に移動させるように構成した場合には、周辺画像の収差が改善することができない等、高倍率で高画質の撮像を行うことができないという問題点がある。収差の改善等を図るには、絞りを単独で固定しなければならず、しかも対物光学系の所定の位置に正確に位置決めし、光軸に対して正確に直交するように配置されていなければならない。このために、絞りを何らかの部材により安定的に支持させ、かつこの絞りを支持する部材が可動レンズと干渉しないように配置する必要がある。しかしながら、挿入部の体腔内への挿入操作性や、被検者の苦痛軽減の観点から、その細径化は極めて重要であり、このために、挿入部に設けられる対物光学系はできるだけ小型でコンパクトな構成となされており、絞りを固定的に設けるにしても、その結果として対物光学系の構成が大型化させてはならない。
【0008】
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、対物光学系を格別大型化することなく、絞りを可動レンズ等から独立して固定的に組み込めるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明は、光学的に倍率、視野角、焦点深度のうち少なくともいずれかを可変にするために、少なくとも1つのレンズを光軸方向に移動可能な可動レンズとした対物光学系を有する対物レンズ移動機構付き内視鏡において、前記対物光学系はハウジングの内部に設けられており、前記対物光学系は、絞りを含むものであって、この絞りは絞り板に形成されており、前記絞り板には、前記対物光学系の光軸に対して直交する状態で固定的に保持するための支持部材が連結して設けられており、この支持部材は、前記絞り板の一方側から光軸方向に所定の長さ延在させ、かつ180°以上の円弧状外面を有する円弧形状の部材であって、この円弧状外面を前記ハウジングの内面と当接させることにより前記絞り板を固定的に保持し、前記可動レンズのレンズ枠を、前記支持部材と干渉しないようにして、前記絞り板に近接する方向に移動させるために、前記支持部材には前記レンズ枠の外径より大きい開口部を有するU字状に形成する構成としたことをその特徴とするものである。
【0010】
ここで、絞りの機能をより高めるためには、対物光学系を組み込んだ状態で、絞りの光軸方向の位置を調整できるようにするのが望ましい。このためには、支持部材に絞りの光軸方向の位置を調整可能な手段を備えるようにする。従って、絞り板及び支持部材は光軸方向に変位させることによって、その位置調整が行われるが、その際において、支持部材の光軸方向への位置調整範囲を、その前後に位置するレンズと干渉しない範囲に制限する手段を備えるようにするのが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
そこで、以下に図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明はこの実施の形態に限定されないことは言うまでもない。
【0012】
まず、図1に内視鏡の全体の概略構成を示す。同図から明らかなように、内視鏡1は、本体操作部2に体腔内等への挿入部3を連設し、かつこの本体操作部2からユニバーサルコード4を引き出すことにより大略構成されるものである。本体操作部2に連設した挿入部3は、その機能及び構造上、先端側から順に、先端部本体3a,アングル部3b及び軟性部3cとに分かれている。
【0013】
先端部本体3aは、硬質の部材からなり、照明部等と共に、図2及び図3に示した対物光学系ユニット10が設けられる。対物光学系ユニット10は、内部に対物光学系11と、この対物光学系11の光路を90°曲折するためのプリズム12及び対物光学系11の結像位置に配置した撮像手段13とを備えている。対物光学系11は、対物光学系ユニット10に固定的に保持したレンズ保持枠14に装着され、1枚乃至数枚のレンズからなる被写体側固定レンズ群15と、レンズ保持枠16に装着され、1枚乃至複数枚のレンズからなる結像側固定レンズ群17と、これら両固定レンズ群15,17間において、光軸方向に移動可能なそれぞれ1枚乃至複数枚のレンズからなる被写体側可動レンズ群18及び結像側各可動レンズ群19から構成される。
【0014】
プリズム12は対物光学系11の光軸を90・曲げるためのものである。また、撮像手段13は対物光学系11の結像位置に配置した固体撮像素子とその基板とから構成され、基板には多数の配線が接続されており、これら各配線はフレキシブルなチューブやテープ等を用いて束ねられて挿入部3から本体操作部2を経てユニバーサルコード4内に延在されている。
【0015】
対物光学系11を構成する2組の可動レンズ群18,19は、光軸方向に移動可能な可動レンズとなっており、これら可動レンズ群18,19は、可動レンズ枠20,21に装着されている。可動レンズ枠20,21にはアーム22,23が連設されており、これらのアーム22,23の先端部はリング部材24,25が形成されている。そして、対物光学系11の光軸と平行で、この対物光学系11から離れた位置にカム軸26が設けられ、このカム軸26の周胴部には2箇所において、円周方向にカム溝27a,27bが形成されている。また、リング部材24,25には、それぞれカム溝27a,27bに係合するカムピン28a,28bが連結して設けられている。従って、カム軸26を正逆方向に回動させると、各カム溝27a,27bに係合するカムピン28a,28bが、これら各カム溝27a,27bに沿って摺動乃至転動することから、リング部材24,25及びアーム22,23を介して連設されている可動レンズ枠20,21に装着した可動レンズ群18,19がその光軸方向に変位する。
【0016】
ここで、2つのカム溝27a,27bは、円周方向に向けて所定の長さを有し、かつカム軸26の軸線に対して所定角度傾斜している。しかも、両カム溝27a,27bの傾き角は異なっており、従ってカム軸26を回転させると、可動レンズ群18,19は異なる動きをする。ここで、カム溝27a,27bの傾き角を小さくすれば、円滑な動きが可能になるが、あまり角度を小さくし過ぎると、カム溝の長さを長くしなければならず、このためにカム軸26の外径が大きくなってしまう。一方、カム溝27a,27bの角度を大きくすると、その分だけ可動レンズ群18,19の動きが重くなり、駆動時の負荷が増大する。従って、カム溝27a,27bの角度としては、5〜30°の範囲内として、その間に必要な角度差を持たせるようにする。カム軸26を回転駆動するために、このカム軸26の基端部には電動モータやフレキシブルシャフト等からなる回転駆動手段(図示せず)が接続して設けられている。
【0017】
そして、図4に示したように、対物光学系ユニット10のハウジング30は、それぞれ概略円筒形となった対物光学系装着部31と、駆動手段装着部32とからなり、これら対物光学系装着部31と駆動手段装着部32との間の連設部は、その内面が可動レンズ枠20,21の側部と当接して、それらを回り止めする規制壁部33となっており、これによってカム軸26を回転させると、可動レンズ枠20,21に連設したアーム22,23はこの規制壁部33と摺接して、被写体側及び結像側の各可動レンズ群18,19は光軸方向にのみ移動して、変倍等の機能を発揮することになる。
【0018】
そして、これら可動レンズ枠20,21の間には、絞り板34が配設されている。絞り板34は、薄い板材からなり、対物光学系11の光軸中心位置に所定の開口径を有する絞り34aが形成されている。この絞り板34は、光軸に対して倒れやずれ等がないようにして、可動レンズ枠20,21とは独立して装着されている。
【0019】
このように、絞り板34を可動レンズ枠20,21間において、所定の位置に固定的に保持するために、絞り板34には概略U字状に形成した支持部材35が一体的に設けられている。この支持部材35は、図5及び図6に示したように、絞り板34の板厚より大きい厚みを有する外周面が円弧形状をした部材であり、光軸方向において、被写体側固定レンズ群15を保持するレンズ保持枠14の方向に向けて延在されており、その外周面はハウジング30における対物光学系装着部31の内面と密着している。そして、この支持部材35の外周面における対物光学系装着部31内面との当接部は、円周方向に向けて180°以上の角度となっている。これによって、絞り板34は光軸に対して傾いたり、倒れたりしないようにして安定的に支持される。
【0020】
支持部材35をレンズ保持枠14側に延在させた結果、被写体側可動レンズ群18を装着した可動レンズ枠20及びそれに一体に設けたアーム22は、支持部材35の内部に配置されることになる。そして、この可動レンズ枠20は変倍等のために、光軸方向に移動することから、支持部材35がこの可動レンズ枠20及びそのアーム22と干渉しないようにする必要があり、このために支持部材35の上端部、つまり規制壁部33への連設側が、少なくとも可動レンズ枠20の外径より大きな開口部35aを有している。この開口部35aは真上を向いていなければ、この支持部材35のエッジ部等がアーム22と干渉する可能性がある。従って、支持部材35と一体に設けた絞り板34を対物光学系11に組み込むに当って、回転方向に位置調整を行えるようにしなければならない。このために、支持部材35の先端部、つまり光軸方向の前方側の端部には、すり割り36が左右一対形成されて、このすり割り36に所定の治具を挿入することにより回転方向に位置調整できるようになっている。
【0021】
さらに、絞り板34は、被写体側可動レンズ群18と結像側可動レンズ群19との間の位置において、光軸方向に位置調整した状態で組み込まれる。組み込み状態にして、絞り板34の光軸方向の位置調整を可能にするために、支持部材35の外周面には、位置調整用の治具を係合可能にするための調整溝37が形成されている。また、ハウジング30における対物光学系装着部31には、その支持部材35の接合部の一部に透孔38が穿設されており、この透孔38から治具を挿入して調整溝37に係合させて、光軸方向に押動することによって、絞り板34の位置調整を行えるようにしている。
【0022】
ただし、絞り位置調整を行うために、絞り板34の移動量はある程度制限しなければならない。もし、無制限に移動可能とすると、その位置調整を行う際に、絞り板34が可動レンズ群18,19と当接して、レンズ面を損傷させるおそれがある。これを防止するために、絞り板34の移動範囲を制限するようにしている。この移動範囲を制限するのは、被写体側固定レンズ群15のレンズ枠14の支持部材35への対向側端面と、対物光学系装着部31の内面に形成した段差部31aとである。つまり、支持部材35は、レンズ枠14の端面と段差部31aとの間で前後方向に移動可能となっている。
【0023】
内視鏡におけるレンズ移動機構付きの対物光学系ユニット10の構成は以上の通りであり、図2に示したように、被写体側可動レンズ群18と結像側可動レンズ群19とが、絞り板34を挟んで相互に近接した位置に配置されている状態から、カム軸26を回転させて、両可動レンズ群18,19を離間させることによって、結像倍率が大きくなり、拡大内視鏡として、体腔内壁を拡大して撮影することができるようになる。しかも、両可動レンズ群18,19の移動に拘らず、絞り板34は定置状態となっているので、変倍時において、収差が大きくなるようなことはなく、鮮明な映像が得られる。
【0024】
次に、絞り板34の組み込む方法について説明する。まず、対物光学系11のうち、ハウジング30内に結像側固定レンズ群17及びそのレンズ保持枠16と、結像側可動レンズ群19及びそのレンズ枠21,アーム23及びリング部材25とを装着して、リング部材25をカム軸26に連結する。この状態で、対物光学系装着部31の前方から絞り板34及びその支持部材35を挿入して、段差部31aに当接する位置まで送り込む。ここで支持部材35は対物光学系装着部31の内面に沿って摺動することから、絞り板34が光軸に対して傾いたり、ずれたりすることはない。ただし、回転方向には位置ずれが生じることがある。そこで、支持部材35の先端に形成したすり割り36,36に治具を挿入して、回転させることによって、支持部材35の開口部35aが所定の方向、即ち図4の真上を向くように調整される。その後に、被写体側可動レンズ群18及び被写体側固定レンズ群15を組み込む。
【0025】
この状態では、絞り板34及びそれと一体に設けた支持部材35は対物光学系装着部31には固定されておらず、被写体側固定レンズ群15のレンズ枠14の方向に移動可能となっている。そこで、実際に撮像手段13により被写体の撮影を行う。そして、このときに対物光学系装着部31の透孔38から治具を挿入して、調整溝37に係合させて、支持部材35を光軸方向の前後に移動させる。その結果、最も鮮明な映像が得られたときに、その位置で治具を透孔38から抜き出して、この透孔38に接着剤を充填する。これによって、絞り板34が最も望ましい位置に固定的に保持されるようになる。
【0026】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成したので、対物光学系を格別大型化することなく、絞りを可動レンズとは独立して所定の位置に固定的に組み込めるようになる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す内視鏡の概略構成図である。
【図2】対物光学系ユニットの構成を示す断面図である。
【図3】図2の対物光学系ユニットの作動状態を示す断面図である。
【図4】図2のX−X断面図である。
【図5】絞り板とその支持部材とを示す正面図である。
【図6】図5の左側面図である。
【符号の説明】
1 内視鏡 2 本体操作部
3 挿入部 10 対物光学系ユニット
11 対物光学系 14,16 レンズ保持枠
15 被写体側固定レンズ群
17 結像側固定レンズ群
18 被写体側可動レンズ群
19 結像側可動レンズ群
20,21 可動レンズ枠
22,23 アーム
24,25 リング部材
26 カム軸 28a,28b カムピン
30 ハウジング 31 対物光学系装着部
31a 段差部 32 駆動手段装着部
33 規制壁部 34 絞り板
34a 絞り 35 支持部材
35a 開口部 36 すり割り
37 調整溝 38 透孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is provided in an insertion portion of an endoscope used for medical purposes, and constitutes an objective optical system that constitutes an observation portion, and at least one of an imaging magnification, a viewing angle, a depth of focus, and the like is variable. Therefore, the present invention relates to an endoscope with an objective lens moving mechanism in which at least one lens constituting the objective optical system is moved in the optical axis direction by remote control.
[0002]
[Prior art]
Endoscopes used for medical purposes generally have a universal cord that is detachably connected to a body cavity insertion unit and a light source device, etc., to a main body operation unit that an operator holds and operates with a hand. Are generally configured. Due to its structure and function, the insertion part is composed of a tip part main body, an angle part and a soft part from the tip side, and the soft part has the most length from the side connected to the main body operation part. It has a structure that bends in any direction along. The distal end body is provided with an illumination section, an observation section, etc., and a treatment instrument deriving section for deriving a treatment instrument such as forceps is opened, and the angle section is for directing the distal end section body in an arbitrary direction. It can be bent by remote operation from the main body operation unit side.
[0003]
The tip body has at least an illumination part and an observation part. The illumination part faces the exit end of the light guide made up of optical fiber bundles, and this light guide passes through the body operation part from the insertion part to the universal cord. It extends to the inside. On the other hand, an objective optical system is attached to the observation unit, and a solid-state imaging device is disposed at an imaging position in the objective optical system in the case of an electronic endoscope, and an optical fiber in the case of an optical endoscope. It arranges so that the entrance end of the image guide which consists of a bundle may face. Then, the signal cable or the image guide connected to the solid-state imaging device is also inserted into the insertion portion, like the light guide. In the following description, the electronic endoscope will be described. However, if an image guide is provided instead of the solid-state imaging device and the signal cable, an optical endoscope can be obtained. In addition to these, a treatment instrument lead-out portion is opened in the distal end portion body, and a treatment instrument insertion channel made of a flexible tube is connected to the treatment tool lead-out portion, and the distal end portion body is observed. An air / water supply tube connected to a cleaning nozzle provided toward the section is inserted.
[0004]
As described above, at least the optical fiber bundle, the signal cable, the treatment instrument insertion channel, and the tubes are inserted into the insertion portion of the endoscope. Furthermore, in order to perform the bending operation of the angle portion described above, a pair of operation wires are also provided on the upper and lower sides and on the upper and lower sides and on the left and right sides, but the tips of these operation wires are fixed to the tip portion main body or its vicinity, The position is restricted in the circumferential direction, and further extends from the soft part to the main body operation part.
[0005]
Here, the endoscope objective optical system provided in the observation section is composed of a plurality of lenses, but the imaging magnification, viewing angle, depth of focus, etc. for the observation target section vary depending on the observation site and the purpose of treatment. It is desirable to do so. Therefore, a part of the plurality of lenses constituting the objective optical system is a movable lens that can move in the optical axis direction, and by moving this movable lens, the imaging magnification, viewing angle, depth of focus, etc. What was comprised so that adjustment was possible is conventionally known (for example, refer patent document 1). This known endoscope objective optical system includes two groups of movable lenses, and is configured to simultaneously move these two groups of movable lenses in the optical axis direction by a cam mechanism. When viewed from the subject side, a diaphragm is integrally formed on the movable lens frame that supports the rear group of movable lenses.
[0006]
[Patent Document 1]
JP 2001-100114 A (page 5-6, FIG. 5)
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in recent years, in order to improve examination and diagnosis accuracy by an endoscope, there is a tendency for a demand for a magnifying endoscope having a larger magnifying power to increase when observing the inner wall of a body cavity. . When the diaphragm is provided on the movable lens frame and moved together with the movable lens as in the prior art described above, high-quality imaging with high magnification is possible, such as the aberration of the peripheral image cannot be improved. There is a problem that it cannot be done. In order to improve aberrations, the diaphragm must be fixed alone, and must be positioned accurately at a predetermined position of the objective optical system and arranged so as to be accurately orthogonal to the optical axis. Don't be. For this reason, it is necessary to support the diaphragm stably by some member and arrange the member supporting the diaphragm so as not to interfere with the movable lens. However, from the viewpoint of operability of inserting the insertion portion into the body cavity and reducing pain of the subject, it is extremely important to reduce the diameter, and for this reason, the objective optical system provided in the insertion portion is as small as possible. Even if the aperture is fixedly provided, the objective optical system must not be increased in size as a result.
[0008]
The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to allow a diaphragm to be fixedly incorporated independently from a movable lens or the like without particularly increasing the size of the objective optical system. There is.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-described object, the present invention provides a movable lens capable of moving at least one lens in the optical axis direction in order to optically change at least one of magnification, viewing angle, and depth of focus. In the endoscope with an objective lens moving mechanism having the objective optical system, the objective optical system is provided inside a housing, and the objective optical system includes a diaphragm, and the diaphragm is disposed on the diaphragm plate. is formed, the diaphragm plate, the support member is provided with connection for fixedly held in a state orthogonal to the optical axis of the objective optical system, the support member, the diaphragm An arc-shaped member extending a predetermined length in the optical axis direction from one side of the plate and having an arc-shaped outer surface of 180 ° or more , and by bringing the arc-shaped outer surface into contact with the inner surface of the housing The diaphragm plate The support member is larger than the outer diameter of the lens frame so that the lens frame of the movable lens is moved in the direction close to the diaphragm plate without interfering with the support member. It is characterized in that it is formed into a U-shape having an opening .
[0010]
Here, in order to further enhance the function of the diaphragm, it is desirable to be able to adjust the position of the diaphragm in the optical axis direction with the objective optical system incorporated. For this purpose, the support member is provided with means capable of adjusting the position of the stop in the optical axis direction. Therefore, the diaphragm plate and the support member are adjusted in position by displacing in the optical axis direction. At this time, the position adjustment range in the optical axis direction of the support member is interfered with the lenses positioned in the front and rear of the position adjustment range. It is desirable to provide a means for limiting to a range not to be performed.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Therefore, embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. Needless to say, the present invention is not limited to this embodiment.
[0012]
First, FIG. 1 shows an overall schematic configuration of the endoscope. As is apparent from the figure, the
[0013]
The tip portion
[0014]
The
[0015]
The two sets of
[0016]
Here, the two
[0017]
As shown in FIG. 4, the
[0018]
A
[0019]
Thus, in order to hold the
[0020]
As a result of extending the
[0021]
Further, the
[0022]
However, in order to adjust the aperture position, the amount of movement of the
[0023]
The configuration of the objective
[0024]
Next, a method for incorporating the
[0025]
In this state, the
[0026]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, there is an effect that the aperture can be fixedly incorporated at a predetermined position independently of the movable lens without significantly increasing the size of the objective optical system.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of an endoscope showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a configuration of an objective optical system unit.
3 is a cross-sectional view showing an operating state of the objective optical system unit of FIG. 2;
4 is a cross-sectional view taken along line XX in FIG.
FIG. 5 is a front view showing a diaphragm plate and its supporting member.
6 is a left side view of FIG. 5. FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記対物光学系はハウジングの内部に設けられており、
前記対物光学系は、絞りを含むものであって、この絞りは絞り板に形成されており、
前記絞り板には、前記対物光学系の光軸に対して直交する状態で固定的に保持するための支持部材が連結して設けられており、
この支持部材は、前記絞り板の一方側から光軸方向に所定の長さ延在させ、かつ180°以上の円弧状外面を有する円弧形状の部材であって、この円弧状外面を前記ハウジングの内面と当接させることにより前記絞り板を固定的に保持し、
前記可動レンズのレンズ枠を、前記支持部材と干渉しないようにして、前記絞り板に近接する方向に移動させるために、前記支持部材には前記レンズ枠の外径より大きい開口部を有するU字状に形成する
構成としたことを特徴とする対物レンズ移動機構付き内視鏡。Internal vision with an objective lens moving mechanism having an objective optical system in which at least one lens is movable in the optical axis direction in order to optically change at least one of magnification, viewing angle, and depth of focus. In the mirror
The objective optical system is provided inside the housing,
The objective optical system includes a diaphragm, and the diaphragm is formed on a diaphragm plate.
The diaphragm plate is provided with a support member that is fixedly held in a state orthogonal to the optical axis of the objective optical system ,
The support member is an arc-shaped member that extends a predetermined length from one side of the diaphragm plate in the optical axis direction and has an arc-shaped outer surface of 180 ° or more . By holding the diaphragm plate in contact with the inner surface,
In order to move the lens frame of the movable lens in a direction close to the diaphragm plate without interfering with the support member, the support member has a U-shape having an opening larger than the outer diameter of the lens frame. An endoscope with an objective lens moving mechanism, characterized in that the endoscope is formed in a shape .
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