JP3962563B2 - 画像処理装置、出力データ生成方法及びプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホストコンピュータからの印刷データに基づいて出力データ処理を行う画像処理装置、出力データ生成方法及びプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、様々なデジタル複写機が普及しており、これらデジタル複写機に対して各種インタフェース装置を接続し、ホストコンピュータから画像データの出力を行えるようなシステムも開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなシステムでは、外部データを参照するドキュメントの出力において、入力されたドキュメントデータを逐次解釈していき、実際に外部データの参照指示が行われた時点で、外部データの取得を行っているため、外部データの取得処理が完了するまで出力データ処理を中断しなければならず、トータルのスループットを低下させることになっていた。
【0004】
また、このようなシステムでは、外部データを参照するドキュメントの出力において、入力されたドキュメントデータを逐次解釈していき、実際に外部データの参照指示が行われていれば、その都度、外部データの取得を行っているため、複数のドキュメントで同じ外部データを参照するような場合、無駄なデータ取得が行われていた。
【0005】
更に、同一のジョブ中で外部データを取得する際に、ネットワークの遅延等で取得に時間がかかるような場合、他のジョブや他のページを処理することなく、そのまま待っていたため、トータルのスループットを低下させていた。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、全体のスループットを向上させると共に、あるページ又はジョブにおいて途中まで生成した画像データを無駄にしないことを目的とする。
【0007】
また、本発明の他の目的は、取り込んだリソースの参照頻度に応じてリソースの削除、更新を行うことにより、リソースを有効に活用することである。
【0008】
更に、本発明の他の目的は、外部リソースを必要とするジョブ或いはページ中で外部リソースを取得できない場合、該ジョブ又はページのドキュメントデータを記憶装置に退避させ、次ジョブ又は次ページのドキュメントデータを処理し、トータルのスループットを向上させることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、印刷データに基づいて出力データを生成する画像処理装置において、複数のページに印刷されるべき印刷データを入力する入力手段と、前記入力手段により入力された印刷データを解析し、画像形成を行う画像形成手段に出力されるべき出力データの生成を行う第1の処理手段と、前記入力手段により入力された印刷データからリンクされているデータをネットワークを介して取得する第2の処理手段とを有し、前記複数のページのうちの一のページに対応する印刷データからリンクされているデータを前記第2の処理手段が取得できない場合、前記第1の処理手段は、前記一のページの処理を中断し、これまでに生成した前記一のページに対応する出力データを記憶部に退避させた後、次のページに対応する印刷データを解析し始めることを特徴とする。
【0012】
また、本発明は、印刷データに基づいて出力データを生成する画像処理装置において、複数のジョブの印刷データを入力する入力手段と、前記入力手段により入力された印刷データを解析し、画像形成を行う画像形成手段に出力されるべき出力データの生成を行う第1の処理手段と、印刷データからリンクされているデータをネットワークを介して取得する第2の処理手段とを有し、前記複数のジョブのうちの一のジョブの印刷データからリンクされているデータを前記第2の処理手段が取得できない場合、前記第1の処理手段は前記一のジョブの処理を中断し、これまでに生成した前記一のジョブに対応する出力データを記憶部に退避させた後、次のジョブの印刷データを解析し始めることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0014】
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態による画像処理システムの構成を示す図である。同図において、100は本発明に係る画像処理装置、120はホストコンピュータ、130はネットワーク、140はインタフェースケーブル、150はWWWサーバ、200は詳細は後述する画像形成装置である。ここで、画像処理装置100はネットワーク130上のホストコンピュータ120からXHTML、SVG等のXMLベースの言語で記述されたドキュメントデータを印刷データとして入力し、その印刷データを解析して、後述する外部リソース参照のコマンドがあれば、外部リソースを特定する識別情報、例えばURI(Uniform Resource Identifier)を用いて、ホストコンピュータ120やWWWサーバ150からデータを取得し、外部リソースの取り込み(先読み)処理と画像形成装置200に対する印刷処理とを同時に行い、トータルのスループットを向上させたものである。
【0015】
上述の「外部リソース」とは、ドキュメントデータの中からリンクされているイメージデータや図形データ等であって、ドキュメントデータとは別のファイルに格納されているデータである。
【0016】
尚、図1に示す例では、画像処理装置100はインタフェースケーブル140を介して画像形成装置200の外部に接続されているが、画像形成装置200と同一の筐体に内蔵されていても良い。
【0017】
また、ホストコンピュータ120は、ネットワーク130を介して接続されているが、画像処理装置100とローカルに接続する場合にも本発明を適用できることは言うまでもない。
【0018】
画像処理装置100において、101は第1CPUであり、外部に接続される画像形成装置200以外の入出力機器I/Oを102の第1CPUバスを介して制御するものである。この第1CPUバス102には、ネットワーク130とのインタフェースである外部I/F103、第1CPU102の制御プログラム等を格納する第1メモリ104、後述するI/Oバスを制御するI/Oバスコントローラ105が接続されている。また、第1CPUバス102には、詳細は後述する第2CPUの第2CPUバスと結合できるようにバスコントローラ106も接続されている。
【0019】
107はI/Oバスコントローラ105によって制御されるI/Oバスであり、フロッピーディスクドライブ(FDD)108、ハードディスクドライブ(HDD)109、LCDコントローラ110、不図示の操作部などの汎用I/Oが接続されている。
【0020】
111は第2CPUであり、画像形成装置200に対する印刷制御や後述するフレームメモリに格納する画像データの展開を行う。112は第2CPUバスであり、バスコントローラ106を介して第1CPUバス102と結合されている。113は第2メモリであり、電源投入時にハードディスクドライブ109からバスコントローラ106を介して制御プログラム等がロードされる。また、第2メモリ113は第1CPU101との通信にも用いられる。
【0021】
114はフレームメモリであり、ホストコンピュータ120からの印刷データに基づいて展開された画像データを格納する。115はエンジンインタフェースであり、各種設定を行いながら画像形成装置200を制御する。116はビデオバスであり、第2CPU111によって展開され、フレームメモリ114に格納された画像データをエンジンインタフェース115へ送出する画像専用のバスである。
【0022】
尚、外部I/F103は、ネットワーク130上のホストコンピュータ120から印刷データを受信すると共に、後述する外部リソースの取り込み(先読み)を行う場合には、HTTP等のプロトコルに従って外部リソースのロケーション情報(URI)に基づき不図示のルーターやサーバーを介した外部ネットワークへのアクセスを制御するものである。
【0023】
次に、画像処理装置100に接続された画像形成装置200の構成及び動作について説明する。
【0024】
図2は、第1の実施形態による画像形成装置の構造を示す図である。同図において、201はエンジンインタフェースであり、インタフェースケーブル140を介して画像処理装置100との間でデータを授受する。ここで、画像処理装置100より送られてきた画像データは、感光ドラム203上に潜像され、現像器202によって画像形成される。給紙制御部205は画像処理装置100からの指示に応じて給紙部208又は中間排紙トレイ207から給紙を行い、転写ドラム204に用紙を装着する。
【0025】
その後、転写ドラム204に装着された用紙上に、感光ドラム203上に形成された画像が転写され、定着器206によって画像が定着される。画像の定着後、画像処理装置100の指示に応じて用紙を排紙部209へ排紙するか中間排紙トレイ207へ格納する。また、スキャナ210から読み取られた画像データは制御部211で処理され、画像処理装置100から送られた画像データと同様に印刷が行われる。
【0026】
尚、図2に示す例では、画像形成装置としてデジタル複写機を例に説明したが、本発明はこれだけに限らず、プリンタでも良いことは言うまでもない。
【0027】
次に、画像処理装置100で外部参照データの先読みを行う際の処理について説明する。
【0028】
図3は、第1の実施形態によるコマンド処理を説明するための図である。同図において、301は上述の第2CPU111によって実行されるモジュールであるメイントランスレータ(インタプリタ)で、ホストコンピュータ120より入力された印刷データの全ての印刷コマンドを処理する。即ち、メイントランスレータ301は逐次コマンド処理を行い、外部リソース参照のコマンドが出現すると、後述するリソース管理テーブル303を参照して、当該リソースが既に記憶装置304に取り込まれていれば、それを利用して処理を行うが、未だ当該リソースが取り込まれていなければリソースが取り込まれるのを待つ。そして、印刷データに基づく描画処理によって生成された画像データは画像形成装置200に送られ、印刷される。
【0029】
302は第1CPU101によって実行されるモジュールであるサブトランスレータ(簡易インタプリタ)で、外部リソース取り込み処理のみを行う。即ち、このサブトランスレータ302は、印刷データを解析して、印刷データに外部リソース参照のコマンドがあると、外部I/F103を介してその外部リソースのロケーションへアクセスを行い、外部リソースを取り込み、記憶装置304に格納する。それと共に取り込んだ外部リソースにユニークなIDを割り振り、外部リソースのロケーション情報と当該リソースを取り込んだ時間を関連付けてリソース管理テーブル303に記録する。このとき、サブトランスレータ302は、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)を用いて、外部リソースを要求するコマンドをネットワークに送出する。
【0030】
次に、記憶装置304に保持されている外部リソースを管理するリソース管理テーブル303について説明する。尚、記憶装置304は、図1に示したハードディスクドライバ109で制御され、リソース管理テーブル303は第2メモリ113に定義されているものである。
【0031】
図4は、第1の実施形態によるリソース管理テーブルの構成を示す図である。図示するように、リソース管理テーブルでは、記憶装置304に取り込んだ外部リソースをアクセスするためにユニークなIDを割り振る。また、当該リソースのロケーション情報として、当該リソースのURIを保持し、更に当該リソースを取り込んだ時間を確認するためにタイムスタンプも保持する。
【0032】
次に、外部参照データの先読みを行う際に、メイントランスレータ301及びサブトランスレータ302での処理について説明する。
【0033】
図5は、第1の実施形態のメイントランスレータ301によるコマンド処理を示すフローチャートである。また図6は、第1の実施形態のサブトランスレータ302によるコマンド処理を示すフローチャートである。
【0034】
まず、ステップS501において、入力された印刷データのコマンドの解析を行い、ステップS502において、当該コマンドが外部リソース参照のコマンドであるか否かをチェックする。ここで、当該コマンドが外部リソース参照のコマンドでなければステップS503へ進み、当該コマンドの処理を行う。ステップS503のコマンド処理では、コマンドに従って描画を行い、画像データを生成していく。そして、ステップS504において、当該コマンドが最終コマンドか否かをチェックし、最終コマンドでなければステップS501に戻り、次のコマンドの解析を行う。また、ステップS504において、最終コマンドであれば、処理を終了する。
【0035】
一方、上述のステップS502において、当該コマンドが外部リソース参照のコマンドであればステップS505へ進み、リソース管理テーブル303の参照を行う。そして、ステップS506において、要求されているリソースが未取得であれば、サブトランスレータ302によって取得されるのを待つ。また、要求されているリソースが取得済みであればステップS507へ進み、外部リソース処理を行う。ステップS507の外部リソース処理では、取得した外部リソースが挿入された形で印刷が行われるように、画像データを生成していく。そして、ステップS504へ進み、最終コマンドであるか否かのチェックを行い、最終コマンドでなければ上述の処理を行い、最終コマンドであれば、処理を終了する。
【0036】
これに対して、サブトランスレータ302では、図6に示すフローチャートに従って外部リソースの取得処理を行う。図6に示すステップS601において、入力された印刷データのコマンドの解析を行い、ステップS602において、当該コマンドが外部リソース参照のコマンドであるか否かをチェックする。ここで、当該コマンドが外部リソース参照のコマンドでなければステップS606へ進み、当該コマンドが最終コマンドか否かをチェックする。その結果、最終コマンドでなければステップS601に戻り、次のコマンドの解析を行う。また、最終コマンドであれば、処理を終了する。
【0037】
一方、上述のステップS602において、当該コマンドが外部リソース参照のコマンドであればステップS603へ進み、当該リソースが既に取得済みか否かをチェックする。ここで、当該リソースが取得済みであればステップS606へ進み、上述した処理を実行する。また、当該リソースが未取得であればステップS604へ進み、外部I/F103から外部リソースの取得を行い、ステップS605において、リソース管理テーブル303の更新を行う。そして、ステップS606へ進み、上述した処理を実行する。
【0038】
第1の実施形態によれば、ネットワーク上のリソースを取り込んで画像処理を行う際に、通常のデータ解析を行うメイントランスレータ(インタプリタ)と、リソース参照のみを行うサブトランスレータ(簡易インタプリタ)を有し、一方でデータ解析を行うのと同時にもう一方でリソースの取り込みを行い、ローカルに取り込んだリソースを用いて出力を行うことにより、実際にリソースが必要な時にローカルに取り込んだリソースを用いることができ、通常時間のかかる外部リソースの取り込み時間を短縮させ、トータルのスループットを向上させることができる。
【0039】
[第2の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第2の実施形態を詳細に説明する。
【0040】
第1の実施形態では、全ての外部リソースを事前にサブトランスレータ302が取得しておき、メイントランスレータ301では記憶装置304に記憶されているリソースを必ず使うこととしているが、特定のリソースは頻繁にオリジナルデータが更新されるような場合もあり、できるだけ新しいリソースを利用したいような場合がある。
【0041】
そこで、第2の実施形態では、特定のリソースに対して強制的にリソース取得を行わせることにより、できるだけ最新の状態に近いリソースを得るよう処理を行うものである。
【0042】
尚、第2の実施形態による画像処理装置100の構成は第1の実施形態と同様であり、ここでは第1の実施形態との相違点のみを説明する。
【0043】
まず、第2の実施形態では強制的にリソース取得を行わせたい特定のリソースをホストコンピュータ120から、或いは画像処理装置100の操作部から指示しておく。そして、第1の実施形態と同様に、メイントランスレータ301及びサブトランスレータ302によるコマンド処理を行う。
【0044】
ここで、外部参照データの先読みを行う際に、強制的に外部リソースの取得を行わせる処理について説明する。
【0045】
図7は、メイントランスレータによるリソース強制取得処理のフローチャートである。まず、ステップS701において、入力された印刷データのコマンドの解析を行い、ステップS702において、当該コマンドが外部リソース参照のコマンドであるか否かをチェックする。ここで、当該コマンドが外部リソース参照のコマンドでなければステップS703へ進み、当該コマンドの処理を行う。そして、ステップS704において、当該コマンドが最終コマンドか否かをチェックし、最終コマンドでなければステップS701に戻り、次のコマンドの解析を行う。また、ステップS704において、最終コマンドであれば、処理を終了する。
【0046】
一方、上述のステップS702において、当該コマンドが外部リソース参照のコマンドであればステップS705へ進み、当該外部リソース参照に対して強制的に取得を行うよう指示されているか否かをチェックする。ここで、強制取得の指示がなされていればステップS709へ進み、強制外部リソースの処理を行い、上述したステップS704へ進む。ステップS709の強制外部リソース取得処理では、サブトランスレータ302に直接指示を出して、サブトランスレータ302に指定の外部リソースを取得させる。そして、その強制的に取得した外部リソースに基づいて画像データを生成する。また、強制取得の指示がなされていなければステップS706へ進み、リソース管理テーブル303の参照を行う。そして、ステップS707において、要求されているリソースが未取得であれば、サブトランスレータ302によって取得されるのを待つ。また、要求されているリソースが取得済みであればステップS708へ進み、外部リソース処理を行い、上述したステップS704へ進む。
【0047】
第2の実施形態によれば、第1の実施形態での効果に加え、特定のリソースを強制取得することにより、頻繁にオリジナルデータが更新されるようなリソースも、最新のものを利用することが可能となる。
【0048】
尚、第2の実施形態では、特定のリソースを選択して強制取得を行わせているが、全てのリソースに対して強制取得を行わせるようにしても良い。その場合、全てのリソースにおいて強制取得を行わせるが、同一の文書内での外部リソース参照は改めてリソースの取得を行わないので、トータルのスループットの向上が期待できる。
【0049】
以上説明したように第1及び第2の実施形態によれば、出力データ処理と外部リソースの先読み処理を同時に行い、トータルのスループットを向上させることが可能となる。
【0050】
[第3の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第3の実施形態を詳細に説明する。
【0051】
尚、第3の実施形態による画像処理システムの構成は、図1〜図3を参照して説明した第1及び第2の実施形態と同様であり、その説明は省略する。
【0052】
第3の実施形態は、第1及び第2の実施形態による外部リソース処理に加えて更に取り込んだリソースの参照頻度に応じて、リソースの削除、更新を行うことにより、リソースを有効に活用することができると共に、ユーザの利便性を向上させたものである。
【0053】
即ち、図3に示したメイントランスレータ301は逐次コマンド処理を行い、外部リソース参照のコマンドが出現すると、リソース管理テーブル303を参照して当該外部リソースが既に記憶装置304に取り込まれているか判断し、取り込まれていれば、後述する参照頻度カウンタを更新した後、当該外部リソースを利用して印刷処理を行うが、未だ当該外部リソースが取り込まれていなければ、当該外部リソースが取り込まれるのを待つ。また、サブトランスレータ302は予め設定されている時間間隔でリソース管理テーブルに記録されている参照頻度カウンタをチェックし、その参照頻度カウンタのカウント値が削除頻度を下回るものがあれば、その外部リソースを削除し、また、更新頻度を上回るものがあれば、その外部リソースを自動更新する。ここで、削除の判定に用いる削除頻度と自動更新の判定に用いる更新頻度とは同じ値でもよいし、また、異なっていても構わない。
【0054】
ここで、参照頻度カウンタを含むリソース管理テーブルについて説明する。尚、第3の実施形態によるリソース管理テーブルも第1の実施形態と同様に記憶装置304に保持されているものである。
【0055】
図8は、第3の実施形態によるリソース管理テーブルの構成を示す図である。図示するように、リソース管理テーブル800には、図3に示す記憶装置304に取り込んだ外部リソースをアクセスするためのユニークなID801が割り振られ、当該リソースのロケーション情報として当該外部リソースのURI802が保持され、当該外部リソースを取り込んだ時間を確認するためにタイムスタンプ803も保持される。そして、外部リソース参照のコマンドによって更新され、当該外部リソースの削除又は自動更新を行うために用いられる参照頻度カウンタ804が設けられている。
【0056】
次に、外部参照データの先読みを行う際に、メイントランスレータ301及びサブトランスレータ302によるコマンド処理について説明する。
【0057】
図9は、第3の実施形態のメイントランスレータ301によるコマンド処理を示すフローチャートである。また図10は、第3の実施形態のサブトランスレータ302によるコマンド処理を示すフローチャートである。
【0058】
まず、ステップS901において、入力された印刷データのコマンドの解析を行い、ステップS902において、当該コマンドが外部リソース参照のコマンドであるか否かをチェックする。ここで、当該コマンドが外部リソース参照のコマンドでなければステップS903へ進み、当該コマンドの処理を行う。そして、ステップS904において、当該コマンドが最終コマンドか否かをチェックし、最終コマンドでなければステップS901に戻り、次のコマンドの解析を行う。また、ステップS904において、最終コマンドであれば、処理を終了する。
【0059】
一方、上述のステップS902において、当該コマンドが外部リソース参照のコマンドであればステップS905へ進み、リソース管理テーブル800の参照を行う。そして、ステップS906において、要求されているリソースが未取得であれば、サブトランスレータ302によって取得されるのを待つ。また、要求されているリソースが取得済みであればステップS907へ進み、リソース管理テーブル800の参照頻度カウンタ804の更新を行った後、ステップS908へ進み、外部リソース処理を行う。そして、ステップS904へ進み、最終コマンドであるか否かのチェックを行い、最終コマンドでなければ上述の処理を行い、最終コマンドであれば、処理を終了する。
【0060】
これに対して、サブトランスレータ302では、図10に示すステップS1001において、入力された印刷データのコマンドの解析を行い、ステップS1002において、当該コマンドが外部リソース参照のコマンドであるか否かをチェックする。ここで、当該コマンドが外部リソース参照のコマンドでなければステップS1006へ進み、当該コマンドが最終コマンドか否かをチェックする。その結果、最終コマンドでなければステップS1001に戻り、次のコマンドの解析を行う。また、最終コマンドであれば、この処理を終了する。
【0061】
一方、上述のステップS1002において、当該コマンドが外部リソース参照のコマンドであればステップS1003へ進み、当該外部リソースが既に取得済みか否かをチェックする。ここで、当該外部リソースが取得済みであればステップS1006へ進み、上述した処理を実行する。また、当該外部リソースが未取得であればステップS1004へ進み、外部I/F103から外部リソースの取得を行い、ステップS1005において、リソース管理テーブル800の更新を行う。そして、ステップS1006へ進み、上述した処理を実行する。
【0062】
次に、予め設定されている時間間隔でリソース管理テーブル800の参照頻度カウンタ804をチェックし、そのカウント値に応じて外部リソースを削除又は自動更新するサブトランスレータ302による処理について説明する。
【0063】
図11は、取得済み外部リソースを更新する処理を示すフローチャートである。まず、ステップS1101において、外部リソースの更新を行う時間であるか否かをチェックし、予め設定されている時間間隔が過ぎていればステップS1102へ進み、リソース管理テーブル800の先頭から順に管理されている外部リソースに対応する参照頻度カウンタ804をチェックする。そして、ステップS1103において、参照頻度カウンタ804のカウント値が削除するか否かを判断するために設定された削除頻度よりも低いか否かをチェックする。ここで、削除頻度よりも低い場合はステップS1104へ進み、当該外部リソースを記憶装置304から削除し、続くステップS1105でリソース管理テーブル800から当該外部リソースのエントリ(ID801、URI802、タイムスタンプ803、参照頻度カウンタ804)を削除する。
【0064】
次に、ステップS1109において、リソース管理テーブル800に項目があるか否かをチェックし、項目が残っている場合にはステップS1102へ戻り、上述の処理を継続する。また、項目が残っていない場合には処理を終了する。
【0065】
一方、上述のステップS1103において、当該外部リソースが削除すべき削除頻度よりも多く参照されていればステップS1106へ進み、当該外部リソースの参照頻度カウンタ804のカウント値が、更新するか否かを判断するために設定された更新頻度よりも高いか否かをチェックする。ここで、更新頻度よりも高い場合はステップS1107へ進み、当該外部リソースを再度取得し、リソース管理テーブル800の当該外部リソースのタイムスタンプ803も更新する。また、ステップS1106でカウント値が更新頻度未満の場合、ステップS1107で当該外部リソースを取得した場合もステップS1108へ進み、リソース管理テーブル800の当該外部リソースの参照頻度カウンタ804をクリアする。
【0066】
次に、ステップS1109において、リソース管理テーブル800に項目があるか否かをチェックし、項目が残っている場合にはステップS1102へ戻り、上述の処理を継続する。また、項目が残っていない場合には処理を終了する。
【0067】
第3の実施形態によれば、ネットワーク上のリソースを取り込んで画像処理を行う際に、通常のデータ解析を行うメイントランスレータ(インタプリタ)と、リソース参照のみを行うサブトランスレータ(簡易インタプリタ)を有し、一方でデータ解析を行うのと同時にもう一方でリソースの取り込みを行い、ローカルに取り込んだリソースを用いて出力を行うことにより、実際にリソースが必要な時にローカルに取り込んだリソースを用いることができ、通常時間のかかる外部リソースの取り込み時間を短縮させ、トータルのスループットを向上させることができる。
【0068】
また、取り込んだリソースの参照頻度に応じて、リソースの削除、更新を行うことにより、リソースを有効に活用することができると共に、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0069】
[第4の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第4の実施形態を詳細に説明する。
【0070】
第3の実施形態では、全ての外部リソースを事前にサブトランスレータ302が取得しておき、メイントランスレータ301では記憶装置304に記憶されているリソースを必ず使うこととし、取得した外部リソースはその参照頻度に応じて自動的に削除又は更新を行うとしていたが、頻度に関係なく取得した外部リソースを削除したくない場合、またある特定のリソースは頻繁にオリジナルデータが更新されるような場合、できるだけ新しいリソースを利用したいような場合もある。
【0071】
そこで、第4の実施形態では、自動削除又は更新の抑制及び特定のリソースに対して、強制的にリソース取得を行わせることにより、できるだけ最新の状態に近いリソースを得るよう処理を行うものである。
【0072】
尚、第4の実施形態による画像処理装置100の構成は第3の実施形態と同様であり、ここでは第3の実施形態との相違点のみを説明する。
【0073】
まず、第4の実施形態では強制的にリソース取得を行わせたい特定のリソースをホストコンピュータ120から、或いは画像処理装置100の操作部から指示しておく。そして、第3の実施形態と同様に、メイントランスレータ301及びサブトランスレータ302によるコマンド処理を行う。
【0074】
図12は、外部リソース処理の設定を行う画面を示す図である。同図において、1201は自動削除の設定であり、参照頻度の低い外部リソースを削除するか否かの設定を行う。1202は自動更新の設定であり、参照頻度の高い外部リソースを更新するか否かの設定を行う。1203はキャッシュデータの設定であり、取得済みの外部リソースを利用するか否かの設定を行う。それぞれの設定の初期値は、図12に示す例では、[自動削除]1201は[する]1204、[自動更新]1202は[する]1205、[キャッシュデータ]1203は[使う]1206である。
【0075】
ここで、[自動削除]1201を[しない]1207に設定することにより、外部リソースの参照頻度に関わらず、外部データの削除を行わないようになる。また、[自動更新]1202を[しない]1208に設定することにより、外部リソースの更新を自動で行わないようになる。外部リソースの自動更新を行わない場合、利用しようとする外部データが頻繁に更新されるような場合、実際に出力しようとするデータが古いものになる可能性がある。その場合、[キャッシュデータ]1203を[使わない]1209に設定し、常に外部リソースを取得し直すよう設定することが望ましい。それぞれ設定を変えた場合、[OK]1210を押下することによって変更が有効となる。また、[Cancel]1211を押下した場合、それまでの変更は破棄される。
【0076】
次に、外部参照データの先読みを行う際に、図12に示す[キャッシュデータ]1203を[使わない]1209に設定し、強制的に外部リソースの取得を行わせる処理について説明する。
【0077】
図13は、メイントランスレータによるリソース強制取得処理のフローチャートである。まず、ステップS1301において、入力された印刷データのコマンドの解析を行い、ステップS1302において、当該コマンドが外部リソース参照のコマンドであるか否かをチェックする。ここで、当該コマンドが外部リソース参照のコマンドでなければステップS1303へ進み、当該コマンドの処理を行う。そして、ステップS1304において、当該コマンドが最終コマンドか否かをチェックし、最終コマンドでなければステップS1301に戻り、次のコマンドの解析を行う。また、ステップS1304において、最終コマンドであれば、この処理を終了する。
【0078】
一方、上述のステップS1302において、当該コマンドが外部リソース参照のコマンドであればステップS1305へ進み、当該外部リソース参照に対して強制的に取得を行うよう指示されているか否かをチェックする。ここで、強制取得の指示がなされていればステップS1309へ進み、強制外部リソースの処理を行い、上述したステップS1304へ進む。また、強制取得の指示がなされていなければステップS1306へ進み、リソース管理テーブル800の参照を行う。そして、ステップS1307において、要求されているリソースが未取得であれば、サブトランスレータ302によって取得されるのを待つ。また、要求されているリソースが取得済みであればステップS1308へ進み、外部リソース処理を行い、上述したステップS1304へ進む。
【0079】
第4の実施形態によれば、第3の実施形態での効果に加え、特定のリソースを強制取得することにより、頻繁にオリジナルデータが更新されるようなリソースも、最新のものを利用することが可能となる。
【0080】
尚、第4の実施形態では、特定のリソースを選択して強制取得を行わせているが、全てのリソースに対して強制取得を行わせるようにしても良い。その場合、全てのリソースにおいて強制取得を行わせるが、同一の文書内での外部リソース参照は改めてリソースの取得を行わないので、トータルのスループットの向上が期待できる。
【0081】
[第5の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第5の実施形態を詳細に説明する。
【0082】
第3及び第4の実施形態では、外部リソースを参照した頻度や予め設定されたタイミングに応じて、外部リソースの削除又は更新を行っているが、第5の実施形態では、任意のタイミングで、取得済みの外部リソースの削除又は更新を行うものである。
【0083】
図14は、外部リソースの削除又は更新を行う画面を示す図である。図示するように、現在取得済みの外部リソースのリストが表示される。ここで、ユーザが削除又は更新したい外部リソースを選択すると、図14に示す1401のように、選択された外部リソースが反転表示される。そして、このリストより外部リソースを選択した後、削除したい場合は[削除]1402ボタンを押下する。また、更新したい場合は[更新]1403ボタンを押下する。ここで何れかのボタンを押下すると、図15に示すような確認の画面がポップアップ表示される。
【0084】
図15は、[削除]1402ボタンを押下した場合の確認画面を示す図である。図示していないが、[更新]1403ボタンを押下した場合も同様の確認画面が表示される。ここで、[はい]1501のボタンを押下すれば、選択された外部リソースを削除(或いは更新)することができる。また、[いいえ]1502のボタンを押下すれば、処理はキャンセルされ、図14に示す画面に戻り、改めて外部リソースの選択が可能となる。尚、図14に示す[Cancel]1404ボタンを押下することにより、外部リソース選択画面から抜けることができる。
【0085】
第5の実施形態によれば、任意のタイミングで取得済みの外部リソースの削除又は更新を行えることにより、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0086】
[第6の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第6の実施形態を詳細に説明する。
【0087】
尚、第6の実施形態による画像処理システムの構成は、図1〜図15を参照して説明した第1乃至第5の実施形態と同様であり、その説明は省略する。
【0088】
第6の実施形態では、外部リソースを必要とするページにおいて、通信の遅延等で外部リソースの取得に時間がかかるような場合、当該ページの印刷データを一旦記憶装置304に退避させ、次ページの処理を行うことにより、全体の処理効率を向上させるものである。
【0089】
図16は、第6の実施形態における退避動作を示す概略図である。図16において、<svg>〜</svg>で囲まれた部分が一つのジョブデータ(ドキュメントデータ)である。そして、その中で <page>〜</page>で囲まれた複数の部分が印刷すべき各々のページである。また、図16に示す例では、1ページ目において外部リソース参照のコマンドの一種であるイメージ取得コマンド(<image xlink:href="http://…/"/>)が実行されているが、サブトランスレータ302が、例えばネットワークの遅延等で設定されたタイムアウト時間までにイメージデータを取得できなかった場合、メイントランスレータ301はこれまでに生成した1ページ分の画像データを一旦記憶装置304に退避させ、後述するページ状態管理テーブルに退避した旨記録し、次ページの処理を開始する。
【0090】
図17は、第6の実施形態におけるページ状態管理テーブルを示す図である。図示するように、ページ状態管理テーブル1700には、ページ番号1701のページが退避されているか、処理が完了しているかのページ状態1702が保持される。図17に示す例では、1ページ目及び3ページ目がイメージを取得時にタイムアウトが発生したため退避され、2ページ目のページ処理が先に完了していることを示している。また、新しいページの処理が開始された時点で、ページ処理中の状態となる。
【0091】
ここで、図3に示すメイントランスレータ301がホストコンピュータ120から入力した印刷データに基づき、1ページの印刷コマンドを処理中に外部リソースを必要とする場合、サブトランスレータ302がネットワークを介して外部リソースの取り込みを行うが、通信の遅延等で外部リソースの取得に時間がかかるようなとき、メイントランスレータ301が当該ページの画像データを一旦記憶装置304に退避させ、次ページの処理を行う動作について説明する。
【0092】
図18は、第6の実施形態によるページ退避処理を示すフローチャートである。まず、ステップS1801において、メイントランスレータ301がページ状態管理テーブル1700のページ状態1702を参照し、当該ページがメイントランスレータ301によってトランスレート済みであるか否かを確認する。ここで、トランスレート済みであればステップS1802へ進み、次ページに処理を移し、ステップS1801に戻る。また、ステップS1801で当該ページがイメージ取得待ち又は新規のページであればステップS1803へ進み、当該ページのコマンドを解析して、現在のコマンドがイメージ取得コマンドであるか否かを確認する。ここで、イメージ取得コマンドでなければステップS1805へ進み、ステップS503と同様に、当該コマンドに対応する処理を行う。
【0093】
また、現在のコマンドがイメージ取得コマンドであればステップS1804へ進み、サブトランスレータ302によってイメージ取得が問題なく行えた場合にはステップS1805へ進み、コマンド処理を継続する。また、正常にイメージ取得が行えなかった場合にはステップS1806へ進み、その原因をチェックする。ここで、イメージデータの取得ができなかった原因がタイムアウト以外(例えば、該当イメージデータなし、イメージデータのフォーマット不正など)であればステップS1807へ進み、それぞれのエラーに応じた処理を行う。ここではそれぞれのエラー処理の詳細については規定しない。
【0094】
一方、ステップS1806において、イメージデータの取得できなかった原因がタイムアウトであればステップS1808へ進み、作成済みの1ページ分の画像データを記憶装置304に退避させる。そして、ステップS1809において、ページ状態管理テーブル1700の当該ページ1701におけるページ状態1702を「イメージ取得待ち」に変更し、ステップS1810において、次ページへ移行し、ステップS1801に戻り、上述の処理を継続する。
【0095】
次に、ステップS1811において、現在のコマンドがページの最終コマンドであるか否かを確認する。ここで、ページの最後に達していなければステップS1801に戻り、上述の処理を継続する。また、現在のコマンドがページの最終コマンドであればステップS1812へ進み、ページ状態管理テーブル1700の当該ページのページ状態を「トランスレート完了」に変更する。そして、ステップS1813において、ページ状態管理テーブル1700のページ状態1702を参照し、イメージ取得待ち状態のページがあるか否かを確認する。ここで、イメージ取得待ち状態のページがあればステップS1814へ進み、記憶装置304に退避しておいた該当するページの画像データを復帰し、ステップS1801に戻り、上述の処理を継続する。
【0096】
また、ステップS1813において、イメージ処理待ち状態のページがなければステップS1815へ進み、当該ページがジョブの最終ページであるか否かを確認する。ここで、当該ページが最終ページでなければステップS1816へ進み、次ページへ移行し、この処理を継続する。また、当該ページがジョブの最終ページであれば、この処理を終了する。
【0097】
尚、第6の実施形態では、イメージ取得待ちページの復帰を次ページの処理完了で行っているが、一旦全てのページの処理を行ってから引き続き残っているイメージ取得待ちページを処理することにしても構わない。
【0098】
第6の実施形態によれば、同一ジョブ中でイメージデータの取得遅延が発生した場合、それ以降のページのトランスレートを開始し、イメージを取得する必要のないページであれば先にページの処理を完了させることができ、全体のスループットを向上させることができる。
【0099】
[第7の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第7の実施形態を詳細に説明する。
【0100】
第7の実施形態では、第6の実施形態による処理に加え、ジョブ中でイメージデータの取得遅延が発生した場合、ジョブの追い越しが可能であると設定されていたときに、現在処理中のジョブ情報を退避し、次ジョブの処理を開始し、ジョブの処理が終了した時点で退避したジョブの処理を再開するというものである。
【0101】
図19は、第7の実施形態におけるジョブ追い越し動作を示す概略図である。図19に示すように、現在処理中のジョブにおいてイメージ取得コマンドがあり、その取得に遅延が発生した場合、それまでに生成した画像データ及びこのジョブのドキュメントデータを退避させ、次ジョブの処理を開始する。続いて次ジョブの処理が終了した後に、退避しておいた画像データ及びドキュメントデータを復帰させ、イメージ取得コマンドから処理を再開する。
【0102】
図20は、第7の実施形態によるジョブ追い越し処理を示すフローチャートである。まず、ステップS2001において、ジョブの追い越しを許可に設定する。次に、ステップS2002において、現在のコマンドがイメージ取得であるか否かを確認する。ここで、イメージ取得コマンドでなければステップS2004へ進み、当該コマンドに対応する処理を行う。また、イメージ取得コマンドであればステップS2003へ進み、サブトランスレータ302によってイメージ取得が問題なく行えた場合にはステップS2004へ進み、コマンド処理を継続する。また、正常にイメージ取得が行えなかった場合にはステップS2005へ進み、その原因をチェックする。ここで、イメージ取得できなかった原因がタイムアウト以外(例えば、該当イメージなし、イメージフォーマット不正など)であればステップS2006へ進み、それぞれのエラーに応じた処理を行う。ここではそれぞれのエラー処理の詳細については規定しない。
【0103】
一方、ステップS2005において、イメージ取得できなかった原因がタイムアウトであればステップS2007へ進み、ジョブの追い越しが許可されているか否かをチェックする。ここで、ジョブの追い越しが許可されていなければステップS2002に戻り、再度イメージの取得を試みる。また、ステップS2007において、ジョブの追い越しが許可されていればステップS2008へ進み、作成済みの画像データ及びジョブデータを記憶装置304に退避する。そして、ステップS2009において、ジョブの追い越しを不許可に設定し、ステップS2010において、次ジョブへ移行し、処理を継続する。
【0104】
次に、ステップS2011において、現在のコマンドがページの最終コマンドであるか否かを確認する。ここで、ページの最後に達していなければステップS2002に戻り、上述の処理を継続する。また、現在のコマンドがページの最終コマンドであればステップS2012へ進み、当該ページがジョブの最終ページであるか否かを確認する。ここで、当該ページが最終ページでなければステップS2002に戻り、上述の処理を継続する。また、当該ページがジョブの最終ページであればステップS2013へ進み、退避されているジョブがあるか否かをチェックする。ここで、退避されているジョブが存在していればステップS2014へ進み、ジョブの復帰を行い、ステップS2001に戻り、この処理を継続する。また、退避されているジョブが存在していなければ、この処理を終了する。
【0105】
尚、ジョブの追い越し設定は、例えばホストコンピュータのプリンタドライバにより提供されるユーザインタフェースからジョブ毎に設定しても良く、また、画像処理装置の操作パネルからその都度、設定するようにしても良い。
【0106】
第7の実施形態によれば、イメージデータを必要とするジョブ中でイメージ取得遅延が発生した場合、そのジョブのドキュメントデータを退避させ、次のジョブを実行することにより、全体のスループットを向上させることができる。
【0107】
尚、本発明は複数の機器(例えば、ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0108】
また、本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0109】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0110】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えばフロッピーディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
【0111】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0112】
更に、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0113】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、入力された印刷データのあるページ又はジョブおけるリンクデータの取得遅延が発生した場合に、そのページ又はジョブにおいて、これまでに生成した画像データを退避させ、それ以降のページ又はジョブの解析を開始することで、全体のスループットを向上させることができると共に、あるページ又はジョブにおいて途中まで生成した画像データを無駄にすることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態による画像処理システムの構成を示す図である。
【図2】第1の実施形態による画像形成装置の構造を示す図である。
【図3】第1の実施形態による外部リソース処理を説明するための図である。
【図4】第1の実施形態によるリソース管理テーブルの構成を示す図である。
【図5】第1の実施形態のメイントランスレータ301によるコマンド処理を示すフローチャートである。
【図6】第1の実施形態のサブトランスレータ302によるコマンド処理を示すフローチャートである。
【図7】第2の実施形態のメイントランスレータによるリソース強制取得処理を示すフローチャートである。
【図8】第3の実施形態によるリソース管理テーブルの構成を示す図である。
【図9】第3の実施形態のメイントランスレータ301によるコマンド処理を示すフローチャートである。
【図10】第3の実施形態のサブトランスレータ302によるコマンド処理を示すフローチャートである。
【図11】取得済み外部リソースを更新する処理を示すフローチャートである。
【図12】外部リソース処理の設定を行う画面を示す図である。
【図13】第4の実施形態のメイントランスレータ301によるリソース強制取得処理のフローチャートである。
【図14】外部リソースの削除又は更新を行う画面を示す図である。
【図15】[削除]1402ボタンを押下した場合の確認画面を示す図である。
【図16】第6の実施形態における退避動作を示す概略図である。
【図17】第6の実施形態におけるページ状態管理テーブルを示す図である。
【図18】第6の実施形態によるページ退避処理を示すフローチャートである。
【図19】第7の実施形態におけるジョブ追い越し動作を示す概略図である。
【図20】第7の実施形態によるジョブ追い越し処理を示すフローチャートである。
Claims (6)
- 印刷データに基づいて出力データを生成する画像処理装置において、
複数のページに印刷されるべき印刷データを入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された印刷データを解析し、画像形成を行う画像形成手段に出力されるべき出力データの生成を行う第1の処理手段と、
前記入力手段により入力された印刷データからリンクされているデータをネットワークを介して取得する第2の処理手段とを有し、
前記複数のページのうちの一のページに対応する印刷データからリンクされているデータを前記第2の処理手段が取得できない場合、前記第1の処理手段は、前記一のページの処理を中断し、これまでに生成した前記一のページに対応する出力データを記憶部に退避させた後、次のページに対応する印刷データを解析し始めることを特徴とする画像処理装置。 - 前記第1の処理手段は、前記第2の処理手段が前記リンクされているデータを取得した後に、前記記憶部に退避させた出力データを用いて、前記一のページの処理の続きを実行することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 印刷データに基づいて出力データを生成する画像処理装置において、
複数のジョブの印刷データを入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された印刷データを解析し、画像形成を行う画像形成手段に出力されるべき出力データの生成を行う第1の処理手段と、
印刷データからリンクされているデータをネットワークを介して取得する第2の処理手段とを有し、
前記複数のジョブのうちの一のジョブの印刷データからリンクされているデータを前記第2の処理手段が取得できない場合、前記第1の処理手段は前記一のジョブの処理を中断し、これまでに生成した前記一のジョブに対応する出力データを記憶部に退避させた後、次のジョブの印刷データを解析し始めることを特徴とする画像処理装置。 - 印刷データに基づいて出力データを生成する出力データ生成方法であって、
複数のページに印刷されるべき印刷データを入力する入力工程と、
前記入力工程で入力された印刷データを解析し、画像形成を行う画像形成工程に出力されるべき出力データの生成を行う第1の処理工程と、
前記入力工程で入力された印刷データからリンクされているデータをネットワークを介して取得する第2の処理工程とを有し、
前記複数のページのうちの一のページに対応する印刷データからリンクされているデータを前記第2の処理工程で取得できない場合、前記第1の処理工程は、前記一のページの処理を中断し、これまでに生成した前記一のページに対応する出力データを記憶部に退避させた後、次のページに対応する印刷データを解析し始めることを特徴とする出力データ生成方法。 - 印刷データに基づいて出力データを生成する出力データ生成方法であって、
複数のジョブの印刷データを入力する入力工程と、
前記入力工程で入力された印刷データを解析し、画像形成を行う画像形成工程に出力されるべき出力データの生成を行う第1の処理工程と、
印刷データからリンクされているデータをネットワークを介して取得する第2の処理工程とを有し、
前記複数のジョブのうちの一のジョブの印刷データからリンクされているデータを前記第2の処理工程で取得できない場合、前記第1の処理工程は前記一のジョブの処理を中断し、これまでに生成した前記一のジョブに対応する出力データを記憶部に退避させた後、次のジョブの印刷データを解析し始めることを特徴とする出力データ生成方法。 - 請求項4又は5に記載の出力データ生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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