JP3955238B2 - 薄膜ポンプとそれに装着される容器 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、特に化粧品、薬品又は食品分野で使用される、ボトル、チューブ、ポットなどの様々な固形或いは柔軟な容器に適用できる分配装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
フランス特許第2728809号には、分配する製品の入った容器に固定された胴体部上で動かすことができるプッシュボタンを有するポンプが開示されている。該プッシュボタンは、下端部に放射状の開口部を有する軸対称性のシリンダー状中央導管を具備しており、該導管の周りに容積が可変の環状ポンプ室が画定されている。エラストマーからなる薄膜が胴体部に配設されている。この薄膜は、上端部が開口し下端部が閉じたスリーブ形状の、軸対称性の中央部分を有している。プッシュボタンの中央導管は、スリーブの底に達するまで薄膜に挿入される。
【0003】
薄膜は外部環状リップを有し、該リップはポンプ室内部が加圧状態にあることにより、分配中にポンプ室と容器間で液体が完全に遮断されるよう、ポンプ室の周囲壁を押圧する。逆に、分配後、ポンプ室に生じた部分的真空がリップをポンプ室の周囲壁から離し、導管をポンプ室に引き入れる。
【0004】
薄膜はさらに、製品の分配後、プッシュボタンが初期位置に戻ることを可能にする柔軟なリターン部を有している。
【0005】
プッシュボタンが初期位置に戻る間、薄膜が中央部を押圧し、空気が再びポンプ室に入ることが出来ないようポンプ室を放射状の開口部から遮断する。
【0006】
この種のポンプは、必要な部品が少なくてすみ、従って製造費が安いという利点を有する。
【0007】
しかしながら、この従来型のポンプは完全に満足のゆくものではなく、特に封止リップとプッシュボタンのスカート部から形成されるポンプ室の周囲壁間が、軸方向に相対的に動くことについて問題がある。この軸方向の相対的な動きのために、特にプッシュボタンが高い位置に戻るとき、リップが裏返り、その役割を果たさなくなる場合がある。その結果、ポンプは使用不能になる。
【0008】
さらに、この相対的な動きのため、環状リップとポンプ室の周囲壁間の封止は完全でないことがある。
【0009】
米国特許第3527551号には、前記フランス特許第2728809号に記載のポンプとは実質的に異なる構造のポンプが開示されている。この構造においては、選択的に入口通路とポンプ室を連通させる薄膜の部分が中央の固定座部に配設されている。この種の構造によるポンプは製造が複雑で、その使用も非常に不安定である。
【0010】
また、前記よりもやや洗練された設計の装置が、フランス特許出願公開第2796672号に開示されている。多くの面で満足のゆくものではあるが、この種の装置には開発に関する問題があり、製造費が高すぎると考えられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、本発明の目的の1つは、従来のポンプに関して上述した問題の、全て又は一部を解決することである。
【0012】
特に、本発明の目的は、この種のポンプの信頼性及び製造コストを改善することである。
【0013】
本発明の他の目的については、以下の詳細な説明の中で明らかにする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明により、まず、前述の目的を達成するために、胴体部に対して軸X上を動くことができる部材を有し、該胴体部と該可動部材がポンプ室を画定しているポンプで、さらに、ポンプ室を少なくとも1つの入口通路と連通させることができる第1部分と、ポンプ室を少なくとも1つの出口通路と連通させることができる第2部分とを有する柔軟で変形可能な薄膜を備え、該第1部分が、少なくともポンプ室が加圧状態にあることによりポンプ室の周囲壁と接するようなポンプが提供される。本発明によるこのようなポンプの特徴は、第1部分の配設位置が、周囲壁に対し軸X上で固定されていることである。
【0015】
ポンプ室の周囲壁とは、ポンプ室の外部壁のことを言う。
【0016】
第1部分が周囲壁に対して軸X上に固定されていることにより、第1部分と周囲壁間において、軸方向の相対的な動きは存在しない。
【0017】
相対的な動きが存在しないことにより、リップを裏返すような圧力は殆どリップにかからない。また、それにより封止機能が向上する。
【0018】
効果的に、ポンプ室の周囲壁が胴体部の一部を形成している。前記フランス特許出願公開第2728809では、ポンプ室の周囲壁は、外側環状リップに対して可動なプッシュボタンの一部からなっている。
【0019】
出口通路は少なくとも部分的に、可動部材からなる中央導管によって画定されており、該中央導管を取り巻くようにポンプ室が形成され、また薄膜からなる軸に向かってくびれた第2部分は、少なくともポンプ室内部に部分的真空が生じた時に、ポンプ室を出口通路から遮断するように、中央導管の第1端部を受入れる。
【0020】
ポンプ室と出口通路を選択的に連通させることを用意にするために、凹部或いは突起部の形態で、様々な緩衝が例えば中央導管などに設けられる。
【0021】
環状の隆起をくびれ部の壁に設けることにより、少なくともポンプ室に部分的真空が存在する場合に該環状隆起が中央導管を封止するように該導管に接し、封止時のポンプ室の出口からの漏れをさらに防止できる。使用時、圧力が均衡している時も、隆起は中央導管を封止するように作用する。
【0022】
この隆起の存在が効果的に作用するため、薄膜が中央導管と接する領域は小さくてよい。その結果、ポンプ室が低圧でも薄膜と中央導管の封止を破るのに十分になるので、ポンプの呼び水が容易になる。
【0023】
ポンプ室と出口通路の選択的連通は、特に中央導管の第1端部の自由端により形成される1つ以上の裂け目により画定される、1つ以上の開口を介して可能になる。
【0024】
中央導管の、第1端部と反対側にある第2端部は、例えばクランプにより、ポンプを動作させる部材を取り付けられるようにしてもよい。取り付け方法は、特にスナップ係契合など、他の方法でもよい。
【0025】
薄膜の第1部分は、薄膜からなる環状リップから構成されてもよく、該リップは、ポンプ室内部が加圧状態にあるときには周囲壁に密着して製品がポンプ室から入口通路に流れ込まないようにし、ポンプ室に部分的真空が存在するときには周囲壁から離れて入口通路からポンプ室へ製品が流れ込むようにする。
【0026】
好適には、可動部材は、動作要求に応じてポンプ室の容積が最大となる第1位置から、ポンプ室の容積が最少となる第2位置へ動くことができるピストンを有し、該ピストンは薄膜の弾性により生じる回復力により、動作要求が終わると元の第1位置へ戻る。
【0027】
好適には、胴体部は、前記ピンストンが第2位置から第1位置へ戻ったときに、ポンプに装着された容器内部に大気圧を回復するための空気吸入口を規定している。この特徴は、容器が柔軟な壁を有するバッグの形態で提供されているとき、又は製品の分配時に容器内を上昇する追従ピストンを有しているときは、必要ではない。
【0028】
好適には、可動部材は、前記ピストンが第1位置にあるときに空気吸入口を外部から遮断する手段を有する。この特徴は、分配される製品が空気に対して敏感な場合に特に有利である。
【0029】
薄膜は、例えば裂け目を画定するスカートの形態などで、ポンプの入口通路と第1部分の間を永続的に連通させるように胴体部の開口部に取り付けられてもよい。
【0030】
薄膜は、熱可塑材又は架橋エラストマー、好ましくはニトリル又はシリコンエラストマー、からつくることができる。もちろん、薄膜を形成する物質は、物質の性質、特に機械的性質が製品との接触によって変化しないよう、またその逆もないよう、分配する製品により選択される。
【0031】
さらに、及び一般的に、破損又は長く使用した場合の変形の原因となるプレストレスを、薄膜に与えすぎることなく比較的高い回復力を得ることができるよう、比較的堅いエラストマーを使用することが好ましい。
【0032】
薄膜を形成する物質とその構成は、可動部材のへこみが最大となる位置において、薄膜の伸張率が不使用時の300%になることが可能となるように選択される。
【0033】
好適には、胴体部は、例えばスナップ係合やねじ止めなどにより、ポンプを容器に固定する手段を有する。胴体部はまた、容器の開口首内部を封止するように、該首内部と契合することができるスカート部を有してもよい。
【0034】
ポンプは入口通路と連通する浸管を有しても良い。この種の浸管はその自由端が実質的に容器の底に接するように設計される。容積が可変の容器、例えばバッグなどの場合には、浸管の必要はない。
【0035】
胴体部、可動部材及びプッシュボタンは、ポリプロピレン又はポリエチレンなどの熱可塑材を型押し成形することによりつくることができる。
【0036】
次に、本発明により、前記ポンプに装着される容器が提供される。
【0037】
ポンプに装着されるこの種の容器は特に、例えばケア製品、メークアップ製品又は個人用衛生製品などの化粧品、ヘア製品及び有害な太陽光線からの保護を目的としたサンスクリーン製品の包装と分配に適している。
【0038】
前述した特徴の他にも、本発明には多くの特徴があり、それらについて添付の図表を参照しながら非限定的実施例により後述で説明する。
【0039】
【実施例】
図1及び2に示す製品1は、例えばポリプロピレンからなり、首部4で画定される開口部3を有する固形又は準固形の容器2を有している。手動により動作させるポンプ10がスナップ係合により容器の首部4に装着されている。ポンプ10に取り付けられたプッシュボタン5により、ポンプを動作させ、オリフィス6を通して製品を分配することが可能である。取り外し可能なふた7が、プッシュボタン5に取り付けられる。
【0040】
ポンプ10は一般に、容器2の首部4に固定される胴体部11を有しており、該胴体部は、前記容器2の底近くに達する自由端を持つ浸管12と連結している。ポンプ10はさらに、胴体部11に取り付けられる、柔軟で変形可能な薄膜13と、胴体部11に対して動くことが可能な中間部材14を備えている。プッシュボタン5は可動部材14に固定されている。
【0041】
図3Aは、図1及び2の容器に装着されるポンプ10をさらに詳細に示している。
【0042】
ポンプ10はポリプロピレンからなり、容器に固定される胴体部11を有している。胴体部11はスカート状の縁15を有している。該胴体部はまた、スカート状の縁の内部に、ボトルの首部4に設けられたフランジ8とスナップ係合により協働することが可能なフランジ17を自由端に有する、複数のタブ16を有している。胴体部11はさらに、容器2の開口部3を封止するスカート18を有している。
【0043】
さらに、胴体部11には、プッシュボタン5のスカート状の縁49を収容するための環状溝48が設けられており、該溝はプッシュボタン5の動作をガイドする役割を果たしている。
【0044】
軸Xを有する胴体部11は、その高さに渡ってポンプ室21の外部側壁20を形成する軸方向の呼び水じょうご19を有している。軸方向の呼び水じょうご19は、容器の底に向かう方向に、ポンプ室21を越えて、まずはポンプ室21の直径より小さい直径を有する第1部分22まで、その後第1部分22の直径より小さい直径を有し浸管12の一端がはまり込む第2部分まで、突き出している。
【0045】
軸方向の呼び水じょうご19は、第1部分22及び第2部分23とは反対の方向へ、ポンプ室21を通り、ポンプ室21の直径より大きな直径を有するスカート部24まで可動である。軸Xに平行に、空気吸入口25が、ポンプ室21とスカート部24の間に形成されている肩部の位置でスカート19を通っている。空気吸入口25は、スカート部24の内部表面に軸方向に延びる溝26により、その軸方向の高さの約半分に渡って延びている。
【0046】
軸方向の呼び水じょうご19は、スカート部24の下部の高さに軸方向に水平に配設された環状壁39を介して、封止スカート18と繋がっている。
【0047】
スカート部24は、可動部材14の終端上部を形成する小交差部27により、その自由端で終結している。小交差部27については後述でさらに説明する。
【0048】
均等な間隔を空けて肩部28の周囲に配設された複数のタブ29及び30は、ポンプ室21とスカート部22の間に形成された肩部28から軸方向に突き出している。タブ29及び30の延長部には、スカート部22の内部表面上に、溝40がタブ部材の軸方向の高さ全体に渡って設けられている。
【0049】
このように配設されたタブ29及び30は、複数の裂け目を規定している。該裂け目の機能については後述で詳細に述べる。
【0050】
タブ29及び30により形成される裂け目部分は、エラストマー薄膜13によって形成される、ほぼU字型の環状溝31を受け止める。溝31の底はポンプ室21の方向に向いている。薄膜13は、閉塞している底33に向かうに従って直径が少しずつ小さくなる、軸方向に長いハウジング32を形成している。底33と反対側の端部において、ハウジング32はU字型の溝31を介して外部環状スカート34と繋がっており、該スカートの自由端は肩部28の方向に開いている。環状スカート34の軸方向の高さはタブ29及び30の高さよりも小さい。スカート34の反対側には、ポンプ室内部に部分的真空が存在しないときにポンプ室21の周囲壁20の内部表面に接してポンプ室を封止することができる環状リップ35が薄膜13により形成されている。
【0051】
ポリエチレンからなり、軸方向に可動な中間部材14は、軸方向の呼び水じょうご19の内側に取り付けられる。中間部材14は軸方向に延びる管36を構成し、その自由端の1つは薄膜13により形成されるハウジング32の内側に配設され、その底33と係合する。管36の前記自由端は、一群の裂け目37を画定する縁部を有している。薄膜13は軸方向に延びる管36に簡単に留められている。環状フランジ38が薄膜13のハウジング32の内部表面に形成されており、裂け目37の上の位置で軸方向の管36に係合し、該管を封止する。
【0052】
プッシュボタン5に形成される管状部材38には、前記管36の裂け目37の反対側の端部がはまり込む。管状部材38はプッシュボタン5のオリフィス6と連通している。
【0053】
可動部材14はまた、第1ピストン41を形成しており、該ピストンの環状リップ42がポンプ室の周囲壁20表面に接してポンプ室を封止する。このように、薄膜13、周囲壁20及びピストン41によりポンプ室21が画定されており、その容積は可動部材14の軸方向の位置によって変化する。軸方向の管36はポンプの出口通路となり、プッシュボタン5の管状部材38を介してオリフィス6と連通する。軸方向の呼び水じょうご19の一部22は、薄膜13の上側に位置し、浸管12と連通してポンプの入口通路となっている。
【0054】
可動部材14の上端部の近くには別のリップ43があって、可動部材14の高い位置でスカート部24の内部表面に隙間無く接し、外部から空気吸入口25を遮断するようにこの位置で封止している。可動部材14を下方に移動したときには、該リップ43の一部が、空気吸入口25と外部を連通させる、軸方向の溝26に向き合うような位置に来る。
【0055】
図3Aは使用前の状態のポンプ10を示しており、つまりプッシュボタン5は高い位置にある。このとき、可動部材14は軸方向の呼び水じょうご19の上端部27に接し、最も高い位置にある。リップ43は封止により空気吸入口25を外部から遮断している。ポンプ室21の容積は最大となっている。薄膜13の環状リップ35がポンプ室21の周囲壁20の内部表面に隙間無く接していることにより、入口通路22からポンプ室21は遮断されている。ポンプ室21はまた、薄膜13の環状フランジ38の封止により、出口通路36からも遮断されている。
【0056】
図3Bは、プッシュボタン5に垂直な力が働いた(矢印50で示す)ことにより、可動部材14が下降して薄膜13を伸張させた状態を示している。環状リップ35に製品の圧力が加わることにより、該リップ35が周囲壁20を押圧する力が増大し、そのような圧力の増大により、ポンプ室21から入口通路22へ向かう製品の流れはすべて塞がれる。これに対し、薄膜13が伸張すると製品の圧力によりフランジ38は退けられ、製品が裂け目37を通って軸方向の管36に流れ込む。ポンプ室21から出口となるオリフィスに向かう製品の流れは矢印51で示されている。
【0057】
引き続き可動部材14が下降してポンプ室21に達すると、ポンプ室の容積が最少となる(図3C参照)。ポンプ室の容積が最少となるこの状態においては、中身の大部分は既に、軸方向の管36及び導管38を介してプッシュボタン5のオリフィス6から分配されている。可動部材14は最も下にある状態で、可動部材14の環状リップ43が溝26と向き合っていることが重要である。これにより、空気吸入口25が外部と連通する。
【0058】
図3Dが示すように、プッシュボタンにかかっていた力が弱まると、該プッシュボタンはそれに係合されている可動部材14と共に、薄膜13の弾性による回復力によって上方へ戻る(矢印52)。可動部材14の上昇により、ポンプ室21内部に部分的真空が発生する。真空の影響により、環状リップ35が周囲壁20から離れ、製品が入口通路22からタブ29と30の間にできた通路を通ってスカート34の自由端の下方に流れ込む。ポンプ室21への製品の流れは矢印53により示されている。
【0059】
同様に、この可動部材14の上昇の間、ポンプ室21内部の真空と、薄膜が伸張していない状態に戻る力とが組み合わさって、薄膜13が軸方向の管36に接することによる封止が復元し、ポンプ室に空気が入ることと、残りの製品が軸方向の管36からポンプ室21に流れ込むことを妨げる。可動部材14が上昇する間少なくとも部分的に、環状リップ43が溝26と向き合う。その結果、容器内に生じた部分的真空により、空気が空気吸入口25を介して容器内に吸入される。空気が戻る流れは矢印54で示されている。
【0060】
可動部材14は上端部27に達するまで上昇する。この時点で圧力の均衡が回復し、ポンプは新規分配の準備が整った状態となる。
【0061】
上述の詳細な説明において、本発明の好適な実施例を説明した。請求の範囲に規定された本発明の精神から逸脱することなくこれに変形を加えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例によるポンプを備えた包装及び分配用製品の全体図である。
【図2】図1の製品の分解図である。
【図3A】図1及び2の製品に装着されたポンプの動作を図解している。
【図3B】図1及び2の製品に装着されたポンプの動作を図解している。
【図3C】図1及び2の製品に装着されたポンプの動作を図解している。
【図3D】図1及び2の製品に装着されたポンプの動作を図解している。
Claims (12)
- 固定された胴体部(11)に対して軸X上を動くことができる部材(14)と、該胴体部(11)と該部材(14)により画定されるポンプ室(21)と、選択的にポンプ室(21)を少なくとも1つの入口通路(22)と連通させる第1部分(35)及び選択的にポンプ室(21)を少なくとも1つの出口通路(36)と連通させる第2部分(28,32)を有し、該部材(14)が下方に移動したとき、該部材(14)に対して上方への回復力を発生させる柔軟で変形可能な薄膜(13)とを有し、少なくともポンプ室(21)内部が加圧状態にあることによって該第1部分(35)がポンプ室(21)の周囲壁(20)の内部表面に密着するポンプ(10)であって、該第1部分(35)と該周囲壁(20)の位置関係が軸方向において固定であり、該部材(14)によってポンプ室(21)が加圧されることを特徴とするポンプ(10)。
- ポンプ室(21)の周囲壁(20)が胴体部(11)の一部を形成していることを特徴とする請求項1に記載のポンプ(10)。
- 出口通路(36)は、少なくとも部分的に、前記可動部材(14)に形成された中央導管(36)により画定されており、該中央導管(36)を取り巻くようにポンプ室(21)が形成され、前記第2部分(28,32)が薄膜(13)の軸側へのくびれ(32)により形成されており、少なくともポンプ室(21)内部に部分的真空が生じた時に、ポンプ室(21)を出口通路(36)から遮断するように、該中央導管(36)の第1端部を受入れることを特徴とする、請求項1又は2に記載のポンプ(10)。
- 前記薄膜(13)が前記くびれ部(32)の壁に形成された環状の隆起(38)を有し、少なくともポンプ室(21)内部に部分的真空が存在する場合に、該隆起が中央導管(36)を封止するように該導管に接することを特徴とする請求項3に記載のポンプ(10)。
- ポンプ室(21)と出口通路(36)の選択的連通は、前記中央導管(36)の第1端部の自由端が形成する1つ以上の裂け目(37)などにより画定される、少なくとも1つの開口を介して可能になることを特徴とする、請求項3又は4に記載のポンプ(10)。
- 前記中央導管(36)の、前記第1端部と反対側に位置する第2端部には、ポンプ(10)を動作させるための部材(5)がはめ込まれることを特徴とする、請求項3ないし5のいずれかに記載のポンプ(10)。
- 前記第1部分(35)は前記薄膜(13)からなる環状リップ(35)を有しており、該リップ(35)は、ポンプ室内部が加圧状態にあるときには周囲壁(20)に密着して製品がポンプ室から(21)から入口通路(22)に流れ込まないようにし、ポンプ室(21)に部分的真空が存在する時には該周囲壁(20)から離れて入口通路(22)からポンプ室(21)に製品が流れ込むように配設されていることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載のポンプ(10)。
- 前記可動部材(14)は、動作要求に応じてポンプ室(21)の容積が最大となる第1位置から、ポンプ室(21)の容積が最少となる第2位置へ動くことができるピストン(41)を有し、該ピストンは、薄膜の弾性により生じる回復力により、動作要求が終わると元の第1位置へ戻ることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれかに記載のポンプ(10)。
- 前記胴体部(11)は、前記ピストン(41)が第2位置から第1位置へ戻る時に、ポンプ(10)に装着された容器(2)内部に大気圧を回復するための空気吸入口(25)を規定していることを特徴とする、請求項8に記載のポンプ(10)。
- 前記可動部材(14)は、前記ピストン(41)が第1位置にあるときに、空気吸入口(25)を外部から遮断する手段(43)を有することを特徴とする、請求項9に記載のポンプ(10)。
- 前記薄膜(13)は、ポンプの入口通路(22)と前記第1部分(35)を永続的に連通させるよう、ノッチとなる複数のタブ(29,30)などの形態で、胴体部の開口部に取り付けられていることを特徴とする、請求項1ないし10のいずれかに記載のポンプ(10)。
- 前記薄膜(13)は、好ましくはニトリル又はシリコンエラストマーからなる、熱可塑材又は架橋エラストマーからつくられていることを特徴とする、請求項1ないし11のいずれかに記載のポンプ(10)。
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