JP3825940B2 - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は入力画像を圧縮する画像処理装置に関する。特に、画像モード(例えば文字モード/写真モードなど)及び圧縮パラメータを選択可能な画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の画像処理装置としては、例えば、スキャナや複写機といったものがあり、画像モードとして文字モードや写真モード等が選択でき、更に、圧縮パラメータを選択できるものが知られている。
【0003】
このような、文字モードや写真モードなどの画像モードが選べる複写機やスキャナにおいては、画質と圧縮率とを考慮して様々な原稿に対応できる圧縮パラメータ(量子化テーブル)を非常に多く用意していた。そして、ユーザがこれらの圧縮パラメータから自由に選択する構成としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来技術の場合には、操作部に表示されるパラメータの数が多くなりユーザの操作が煩雑になる問題点があった。
【0005】
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、ユーザフレンドリーで操作性に優れた画像処理装置及びその制御方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る装置は、
画像データを入力する画像入力手段と、
前記画像入力手段により入力した画像データに対して、圧縮パラメータに基づいた圧縮を含む各種の処理を施す画像処理手段と、
前記画像処理手段でのパラメータを設定する設定手段と、
を有し、
前記設定手段はユーザが選択可能な項目として、入力した画像の特徴に応じた第1のモード選択項目と第2のモード選択項目を有する複数のモードが割り当てられた複数のモード選択項目と、相対的に異なる画質が割り当てられた複数の画質選択項目と、を有する画像処理装置であって、
前記複数のモード選択項目のいずれの項目を選択するかによって、前記画質選択項目のそれぞれに割り当てられる前記圧縮パラメータが、変化するように制御する設定制御手段と、を更に有し、
該設定制御手段は、
前記複数のモード選択項目のいずれか 1 つのモード選択項目が、前記設定手段を介して、ユーザにより選択された後に、前記複数の画質選択項目の何れか 1 つの画質選択項目を、前記設定手段を介して、ユーザにより選択可能にし、
前記設定手段を介して前記第1のモード選択項目がユーザにより選択された後に該設定手段を介して選択された画質選択項目と、前記設定手段を介して前記第2のモード選択項目がユーザにより選択された後に該設定手段を介して選択された画質選択項目とが同じであっても、前記第1のモード選択項目がユーザにより選択された後に前記画質選択項目が選択されたうえで利用される圧縮パラメータとは異なる圧縮パラメータを、前記第2のモード選択項目がユーザにより選択された後に該画質選択項目が選択されたことに応じて、利用可能とする、ことを特徴とする。
【0007】
前記圧縮パラメータは圧縮率であることを特徴とする。
【0008】
前記設定手段は、
前記モード選択項目と前記画質選択項目とを表示する表示手段を有し、
前記表示手段に表示される前記画質選択項目は、前記モード選択項目のいずれの項目を選択するかによっては変化しないことを特徴とする。
【0009】
前記画像入力手段は原稿上の画像を読取る画像読取手段を含み、
前記設定手段は、前記画像読取手段のパラメータをも設定することを特徴とする。
【0010】
前記画像処理手段はJPEG圧縮を行なう手段であって、
前記圧縮パラメータは量子化テーブルであることを特徴とする。
【0011】
前記複数のモード選択項目は、文字モード、文字/写真モード、及び写真モードが割り当てられた3つのモード選択項目を有し、
前記複数の画質選択項目は、高画質、通常、低画質という画質が割り当てられた3つの画質選択項目を有することを特徴とする。
【0012】
前記設定制御手段は、
文字モードでは画像データのうち高周波のデータについて保存するように前記画質選択項目に割り当てられる前記圧縮パラメータを設定し、
写真モードでは画像データのうち高周波のデータを切り捨てて高い圧縮率となるように前記画質選択項目に割り当てられる前記圧縮パラメータを設定することを特徴とする。
【0013】
上記目的を達成するため、本発明に係る方法は、
圧縮パラメータに基づいて画像データを圧縮する圧縮手段を有し、
画像の特徴に応じた第1のモード選択項目と第2のモード選択項目を有する複数の画像処理モード及び複数の画質項目が、ユーザに選択可能に用意された画像処理装置の制御方法であって、
前記複数のモード選択項目のいずれか1つのモード選択項目が、ユーザにより選択された後に、前記複数の画質選択項目の何れか1つの画質選択項目を、ユーザにより選択可能にし、
前記第1のモード選択項目がユーザにより選択された後にユーザにより選択された画質選択項目と、前記第2のモード選択項目がユーザにより選択された後にユーザにより選択された画質選択項目が同じであっても、前記第1のモード選択項目がユーザにより選択された後に前記画質選択項目が選択されたうえで利用される圧縮パラメータとは異なる圧縮パラメータを、前記第2のモード選択項目がユーザにより選択された後に該画質選択項目が選択されたことに応じて、利用可能とする、ことを特徴とする。
【0014】
上記目的を達成するため、本発明に係るプログラムは、
圧縮パラメータに基づいて画像データを圧縮する圧縮手段を有し、
画像の特徴に応じた第1のモード選択項目と第2のモード選択項目を有する複数の画像処理モード及び複数の画質項目が、ユーザに選択可能に用意された画像処理装置の制御プログラムであって、
前記制御プログラムを実行することにより、画像処理装置は、
前記複数のモード選択項目のいずれか 1 つのモード選択項目が、ユーザにより選択された後に、前記複数の画質選択項目の何れか 1 つの画質選択項目を、ユーザにより選択可能にし、
前記第1のモード選択項目がユーザにより選択された後にユーザにより選択された画質選択項目と、前記第2のモード選択項目がユーザにより選択された後にユーザにより選択された画質選択項目が同じであっても、前記第1のモード選択項目がユーザにより選択された後に前記画質選択項目が選択されたうえで利用される圧縮パラメータとは異なる圧縮パラメータを、前記第2のモード選択項目がユーザにより選択された後に該画質選択項目が選択されたことに応じて、利用可能とする、ことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配置、数値等は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0016】
(第1の実施の形態)
[装置概略]
図1は本発明の第1の実施の形態としての画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【0017】
画像読取部109は、レンズ101、CCDセンサ102、アナログ信号処理部103等により構成され、レンズ101を介しCCDセンサ102に結像された原稿画像100が、CCDセンサ102によりモノクロのアナログ電気信号に変換される。変換された画像情報は、アナログ信号処理部に入力され、サンプル&ホールド、ダークレベルの補正等が行われた後にアナログ・デジタル変換(A/D変換)される。このようにして変換されたデジタル信号は、画像処理部104に入力される。
【0018】
画像処理部104では、シェーディング補正、γ補正等の読み取り系で必要な補正処理や、スムージング処理、エッジ強調、圧縮/伸張処理などが行われ、プリンタ部105に出力される。
【0019】
従来からさまざま圧縮法、MR,MMR,MH,JBIG,JPEGなどが提案されているが、その中でも特にJPEG圧縮法は、写真などのピクトリアルなものに対してよく用いられている手法の一つである。そこで、ここでは画像処理部104においてJPEG圧縮を行なうものとする。JPEG圧縮法には、量子化テーブルというパラメータがあり、このパラメータを変えることにより圧縮率を可変にしている。
【0020】
プリンタ部105は、レーザ等からなる露光制御部(図示せず)、画像形成部(図示せず)、転写紙の搬送制御部(図示せず)等により構成され、入力された画像信号により転写紙上に画像を記録する。
【0021】
また、CPU回路部110は、CPU106、ROM107、RAM108等により構成され、画像読取部109、画像処理部104、プリンタ部105、操作部113等を制御し、本装置のシーケンスを統括的に制御する。
【0022】
操作部113には、RAM111、ROM112が予め用意されており、UI上に文字を表示したり、ユーザが設定した情報を記憶しておくことが可能となっている。
【0023】
ユーザによって操作部113で設定された情報は、CPU回路部110を介して、画像読取部109、画像処理部104、プリンター部105などに送られる構成となっている。
【0024】
[画像処理部]
次に、図2を用いて画像処理部104について説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態としての画像処理装置の画像処理部104の概略構成を示すブロック図である。
【0025】
図1のアナログ信号処理部103より出力されるデジタル画像信号は、シェーディング補正部201に入力される。シェーディング補正部201では、原稿を読みとるセンサのばらつき及び、原稿照明用ランプの配光特性の補正を行っている。
【0026】
補正演算された画像輝度信号は、圧縮するためにJPEG圧縮部202へ入力され、所定の量子化テーブルを用いた圧縮が行われる。この量子化テーブルは、圧縮をおこなう為に重要なパラメータであり、CPU回路部110で設定されている。
【0027】
JPEG圧縮部202で圧縮された信号は、ハードディスク(以降HDDと略する)203に送られ、記憶される構成となっている。また、HDD203に書き込みながら同時に読み出された信号は、JPEG伸張部204へと入力される。
【0028】
JPEG伸張部204は、圧縮された信号を解凍し、輝度/濃度変換部205へ入力する構成となっている。輝度/濃度変換部205では、入力された輝度信号を濃度データにLog変換している。
【0029】
あと、図示していないが、輝度/濃度変換部205から出力された信号は、ガンマ補正やフィルタ処理やディザ処理など様々な処理がなされてプリンターへ出力される構成となっている。
【0030】
[操作部]
図3は、本発明の第1の実施の形態としての画像処理装置の操作部に表示される表示画面の例を示したものである。
【0031】
不図示のコピーボタンを押すことにより、図3で設定された状態で複写する構成となっている。
【0032】
301,302,303は、コピー動作する際に画像モードを切り替える為のボタンである。
【0033】
ここでいう画像モードとは、スキャナで読みとった画像に対しておこなう画像処理パラメータの切り替えのことを指している。
【0034】
例えばボタン301により文字モードを選択した場合、エッジ強調のフィルタを強めにして、階調のハイライトを飛ばし気味にし、かつ、高濃度部を潰し気味にするなどのγ設定を行なう。
【0035】
また、ボタン302により文字/写真モードを選択した場合、エッジ強調を中位の強さにして、階調をリニアにするなどのγ設定を行なう。
【0036】
同様にボタン303により写真モードを選択した場合、エッジ強調を弱めにしてモアレを低減させ、階調をリニアにするγ設定を行なう。
【0037】
次に304,305,306だが、これは、画質を指定する為のものである。圧縮率と画質とは、密接な関係があり、圧縮率を上げると画質が悪くなる傾向がある。そこで、これらの選択項目は、実質的には圧縮率(量子化テーブル)を指定するものであるといえる。
【0038】
高画質ボタン304は、画質を優先にして、圧縮率が低くなるように設定する為のものである。
【0039】
これにより、画像データがHDDやメモリを占有する領域が増えてしまうが、良好な画質でデータを圧縮できることになる。
【0040】
一方、低画質ボタン306は、画質を犠牲にして、圧縮率が高くなるように設定する為のものである。これは、画質が少々悪くともHDDやメモリに多くの画像データを保存したいというユーザの為に用意されている。
【0041】
また、このモードは、画像を小さなサイズまで圧縮できるので、ネットワークやメディアを利用したデータ転送に向いているとされている。
【0042】
305の通常というボタンは、304の高画質と306の低画質との中間の圧縮率に設定する為のものである。
【0043】
これにより、ある程度、画質と圧縮率とのバランスをとった設定ができるようにしてある。これらの圧縮は、前述したようにJPEG圧縮を考えている。
【0044】
しかし、JPEGによる圧縮は、公知の技術であるため、ここでは、量子化テーブルについてのみ説明する。
【0045】
(JPEG圧縮の為の量子化テーブル)
図4、図5は、本実施の形態で使用した量子化テーブルである。輝度情報用のものが図4であり、彩度情報用のものが図5である。
【0046】
縦軸がqファクターと呼ばれているものであり、8×8のブロックで圧縮処理する為、64個の数で構成されている。横軸が量子化テーブルと呼ばれているものであり、数が大きくなるほど高画質に圧縮できる仕組みになっている。しかし、圧縮率は下がることになる。
【0047】
本実施の形態では、網で示した部分の401,402,403,404,405,406,407,408,409,410が実際に使用する量子化テーブルである。
【0048】
圧縮でこれらのテーブルを使用する際には、図4の輝度情報用テーブルと図5の彩度情報用テーブルとを組み合わせて使用する。例えば401と406とを組み合わせて用いる。同様に402,407とのペア、403,408とのペア、404,409とのペア、405,410とのペアになる。
【0049】
図4、5に示した量子化テーブル群は、ROM107に格納され、設定が行なわれると、選択された量子化テーブルのみ読出されてRAM108に格納される。このRAM108に格納された量子化テーブルを用いて画像処理部104にて圧縮を行なう。量子化テーブルの選択はCPU106が、操作部113にて設定されたモードのに基づいて行なう。
【0050】
(画像モードとQテーブルとの関係)
それでは次に、量子化テーブルと画像モードとの関係について説明する。
【0051】
まず、図3の表示画面で、文字モードをボタン301により選択した場合、304,305,306の各画質選択ボタンには、図4,図5で説明した量子化テーブルがそれぞれ異なる組み合わせで割り当てられる。
【0052】
例えば、高画質ボタン304には量子化テーブル405と410とが割り当てられ、通常ボタン305には量子化テーブル404と409とが割り当てられ、低画質ボタン306には量子化テーブル403と408とが割り当てられる。いうまでもなく、306の低画質ボタンを選択したときが、この中ではもっとも圧縮率が高くなることになる。
【0053】
一方、ボタン302により文字/写真モードを選択した場合、上記とは異なる量子化テーブルの組み合わせが高画質、通常、低画質の各ボタンに割り当てられる。
【0054】
つまり、文字/写真モードのときには、高画質ボタン304に量子化テーブル404と409とが割り当てられ、通常ボタン305に量子化テーブル403と408とが割り当てられ、低画質ボタン306に量子化テーブル402と407が割り当てられる。
【0055】
更に、写真モードのときには、高画質ボタン304には量子化テーブル403と408とが割り当てられ、通常ボタン305には量子化テーブル402と407とが割り当てられ、低画質ボタン306には量子化テーブル401と406とが割り当てられる。
【0056】
このように、画像モード毎に、最適な量子化テーブル選択肢を用意しておくことにより、画像に対して、より最適な量子化テーブルを使用した圧縮が可能となる。
【0057】
前述の文字モードと文字/写真モードとでは、写真部がない文字モードの方が画像中にエッジ情報が多い為、高周波の周波数成分まで保存した圧縮ができる量子化テーブルを選択肢に割り当てる構成としてある。
【0058】
同様な考えで写真モードは、写真にはエッジ情報が少ないために、圧縮率が稼ぎやすい量子化テーブルを割り当てる構成としてある。
【0059】
このような構成にすることにより、煩雑にないやすい量子化テーブルの選択を効率よく選べるようにしてある。つまり、操作部上の文字モードや写真モードといった画像モードごとに、予め決めておいた最適な量子化テーブル幾つか選択できるような構成にしておくことにより、すべての圧縮パラメータ(量子化テーブル)を一度に操作部上に表示する必要がなくなり、操作性の向上が図れる効果がある。
【0060】
具体的には、図3に示すように、操作画面上に3つの画質選択項目を用意するのみで、実質的には、図4、図5に示した401〜405(それぞれ406〜410との組み合わせ)の5つの量子化テーブルを選択することができる。そしてユーザは、モードとの関係から画質を選択する必要は無く、どのモードでも3段階のいずれを選ぶかのみ考慮すればよい。
【0061】
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態における基本的な装置構成で上述した第1の実施の形態と同様であるため、同一番号を付け説明を省略する。
【0062】
第1の実施の形態では高画質/通常/低画質のボタンに対して、モードによって異なる圧縮パラメータとしての量子化テーブルを割り当てたが、本実施の形態では、図6の601〜603のようにファイルサイズ大/中/小という選択肢の表現方法を用いている。この場合にも、上記第1の実施の形態と同様の制御を行い、ボタンに割り当てる圧縮パラメータをモード毎に変更することにより、同様の効果をえることができる。更に、モードごとに低速/中速/高速の内の1項目を選択するように表示してもよい。
【0063】
(他の実施の形態)
上記実施の形態では、選択項目の数は3つとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、5つや7つ、或いはそれ以上の複数の選択項目を設定してもよい。この場合にも、量子化テーブルの割り当て数を変えることで、項目数以上の量子化テーブルから、モードに応じた量子化テーブルを選択可能とすることができる。
【0064】
割り当てる量子化テーブルについても、本実施の形態で示したものに限定したものではなく、他のテーブルを割り当てても同様な効果が得られることは言うまでもない。
【0065】
また、これらの処理は、白黒画像のみではなく、カラー画像に対しても同様な効果が得られることも言うまでもない。
【0066】
上記実施の形態では、圧縮方法としてJPEG圧縮を用いているが、本発明はこれに限定するものではなく、他の圧縮方法を用いてもよい。
【0067】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、コンピュータ端末など)に適用してもよい。
【0068】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0069】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0070】
【発明の効果】
本発明によれば、ユーザフレンドリーで操作性に優れた画像処理装置及びその制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態としての画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態としての画像処理装置の画像処理部104の概略構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態としての画像処理装置の操作部に表示される表示画面の例を示す図である。
【図4】JPEGの量子化テーブルである。
【図5】JPEGの量子化テーブルである。
【図6】本発明の第2の実施の形態としての画像処理装置の操作部に表示される表示画面の例を示す図である。
Claims (8)
- 画像データを入力する画像入力手段と、
前記画像入力手段により入力した画像データに対して、圧縮パラメータに基づいた圧縮を含む各種の処理を施す画像処理手段と、
前記画像処理手段でのパラメータを設定する設定手段と、
を有し、
前記設定手段はユーザが選択可能な項目として、入力した画像の特徴に応じた第1のモード選択項目と第2のモード選択項目を有する複数のモードが割り当てられた複数のモード選択項目と、相対的に異なる画質が割り当てられた複数の画質選択項目と、を有する画像処理装置であって、
前記複数のモード選択項目のいずれの項目を選択するかによって、前記画質選択項目のそれぞれに割り当てられる前記圧縮パラメータが、変化するように制御する設定制御手段と、を更に有し、
該設定制御手段は、
前記複数のモード選択項目のいずれか1つのモード選択項目が、前記設定手段を介して、ユーザにより選択された後に、前記複数の画質選択項目の何れか1つの画質選択項目を、前記設定手段を介して、ユーザにより選択可能にし、
前記設定手段を介して前記第1のモード選択項目がユーザにより選択された後に該設定手段を介して選択された画質選択項目と、前記設定手段を介して前記第2のモード選択項目がユーザにより選択された後に該設定手段を介して選択された画質選択項目とが同じであっても、前記第1のモード選択項目がユーザにより選択された後に前記画質選択項目が選択されたうえで利用される圧縮パラメータとは異なる圧縮パラメータを、前記第2のモード選択項目がユーザにより選択された後に該画質選択項目が選択されたことに応じて、利用可能とする、ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記圧縮パラメータは圧縮率であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記設定手段は、
前記モード選択項目と前記画質選択項目とを表示する表示手段を有し、
前記表示手段に表示される前記画質選択項目は、前記モード選択項目のいずれの項目を選択するかによっては変化しないことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記画像入力手段は原稿上の画像を読取る画像読取手段を含み、
前記設定手段は、前記画像読取手段のパラメータをも設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記画像処理手段はJPEG圧縮を行なう手段であって、
前記圧縮パラメータは量子化テーブルであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記複数のモード選択項目は、文字モード、文字/写真モード、及び写真モードが割り当てられた3つのモード選択項目を有し、
前記複数の画質選択項目は、高画質、通常、低画質という画質が割り当てられた3つの画質選択項目を有することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 圧縮パラメータに基づいて画像データを圧縮する圧縮手段を有し、
画像の特徴に応じた第1のモード選択項目と第2のモード選択項目を有する複数の画像処理モード及び複数の画質項目が、ユーザに選択可能に用意された画像処理装置の制御方法であって、
前記複数のモード選択項目のいずれか 1 つのモード選択項目が、ユーザにより選択された後に、前記複数の画質選択項目の何れか 1 つの画質選択項目を、ユーザにより選択可能にし、
前記第1のモード選択項目がユーザにより選択された後にユーザにより選択された画質選択項目と、前記第2のモード選択項目がユーザにより選択された後にユーザにより選択された画質選択項目が同じであっても、前記第1のモード選択項目がユーザにより選択された後に前記画質選択項目が選択されたうえで利用される圧縮パラメータとは異なる圧縮パラメータを、前記第2のモード選択項目がユーザにより選択された後に該画質選択項目が選択されたことに応じて、利用可能とする、ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 圧縮パラメータに基づいて画像データを圧縮する圧縮手段を有し、
画像の特徴に応じた第1のモード選択項目と第2のモード選択項目を有する複数の画像処理モード及び複数の画質項目が、ユーザに選択可能に用意された画像処理装置の制御プログラムであって、
前記制御プログラムを実行することにより、画像処理装置は、
前記複数のモード選択項目のいずれか 1 つのモード選択項目が、ユーザにより選択された後に、前記複数の画質選択項目の何れか 1 つの画質選択項目を、ユーザにより選択可能にし、
前記第1のモード選択項目がユーザにより選択された後にユーザにより選択された画質選択項目と、前記第2のモード選択項目がユーザにより選択された後にユーザにより選択された画質選択項目が同じであっても、前記第1のモード選択項目がユーザにより選択された後に前記画質選択項目が選択されたうえで利用される圧縮パラメータとは異なる圧縮パラメータを、前記第2のモード選択項目がユーザにより選択された後に該画質選択項目が選択されたことに応じて、利用可能とする、ことを特徴とする画像処理装置の制御プログラム。
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